JPH044792A - ディジタル三相pwm波形発生装置 - Google Patents

ディジタル三相pwm波形発生装置

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JPH044792A
JPH044792A JP2101973A JP10197390A JPH044792A JP H044792 A JPH044792 A JP H044792A JP 2101973 A JP2101973 A JP 2101973A JP 10197390 A JP10197390 A JP 10197390A JP H044792 A JPH044792 A JP H044792A
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Kazuyuki Takada
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、インバータやACサーボコントローラ等にお
ける三相電動機PWM制御装置のPWM波形発生装置に
関するものである。
従来の技術 近年、インバータやACサーボコントローラ等の電動機
制御装置のディジタル化が進んでいる。
これにともない三相電動機PWM制御装置のPWM波形
発生装置も、ディジタル化に対応すべ(手段が考案され
ている。
第2図に三相電動機PWM制御装置の一般的構成を示す
。第3図は従来のディジタル三相PWM波形発生装置の
代表例でオンデイレイ回路も含んだ構成となっているも
のである。
以下、その構成について第3図を参照しながら説明する
図に示すように、7本の独立したディジタルワンショッ
トタイマ57・58・59・60・61・62・63と
、その各々にタイマ時間をマイコンから書き込むレジス
タ50・51・52・53・54・55・56を備え、
そのうち1本のディジタルワンショットタイマ57の出
力パルスでディジタルワンショットタイマ57・58・
59・60・61・62・63のすべてを同時に起動し
、かつマイコンに割り込み信号71を出力するよう構成
されている。ディジタルワンショットタイマ57・58
・59・60・61・62・63は、起動されると各々
と対応するレジスタ50・51・52・53・54・5
5・56に設定されたタイマ時間を読み込んで時間計測
を開始し、各々設定されたタイマ時間経過した時点でそ
れぞれパルスを一発出力し停止する。また、ディジタル
ワンショットタイマ57の出力パルスは、パルスを入力
するたびに反転(トグル動作)するフリップフロップ7
0にも接続され、そのフリップフロップ70の出力信号
はディジタルワンショットタイマ58・59・60・6
1・62・63の出力パルスをR−Sフリップフロップ
64・65・66・67・68・69の各々のセット入
力に入力するのかりセット入力に入力するのかを選択す
るのに使用される。
すなわち、フリップフロップ70の出力信号がi 0 
+の時にディジタルワンショットタイマ58・59・6
0・61・62・63がパルスを出力すると、R−Sフ
リップフロップ64・66・68はセットされ65・6
7・69はリセットされる。
フリップフロップ70の出力信号が“1゛の時にディジ
タルワンショットタイマ58・59・60・61・62
・63がパルスを出力するとR−Sフッツブフロップ6
4・66・68はリセットされ、65・67・69はセ
ットされる。さて、三相PWM波形を発生させる動作を
第3図及び第4図を用いて説明する。まず、マイコンに
よりレジスタ50にPWMキャリア周期の半分に相当す
る時間’Tooをセットする。このレジスタ50;こマ
イコンから書き込むのは最初の一回だけで、これにより
PWMキャリア周期が決定される。次にマイコンは出力
したい三相PWM波形に応じてT+o・T2O−T2O
−T2O−T2O−T2Oを計算し、各々対応するレジ
スタ51・52・53・54・55・56に書き込む。
次にディジタルワンショットタイマ57の出力パルスが
出力されたタイミングでレジスタ50・51・52・5
3・54・55・56の内容がディジタルワンショット
タイマ57・58・59・60・61・62・63に各
々読み込まれると同時にマイコンに割り込み信号71が
入力される。
マイコンはこの割り込み信号71により、次のTll・
T 21・T31・T41・Tel ” T61を計算
し、各々に対応するレジスタ51・52・53・54・
55・56に書き込む。以後同様の動作が繰り返えされ
ることにより三相P VJ M波形を成牛ずるしくみで
ある。
ここで、TD(TD=TlOT20=T30  T40
Tso  Teo=T2+  TII=T41  T3
1=T61−Ts+)がオンデイレイ時間に相当する。
発明が解決しようとする課題 この様な従来のディジタル三相PWM波形発生装置では
、まず回路を構成する素子数が非常に多くなり高価であ
る。又、マイコンは、PWM制御のキャリア周期の半分
の時間ごとに割り込み処理を行なわねばならない。さら
に、毎回異なるデータを6個のレジスタに書き込まなく
てはならず、またそのデータを演算により算出しなけれ
ばならないためマイコンの処理能力に対する負担が大き
い。
インバータの低騒音化やACサーボコントローラの制御
性向上のためPWMキャリア周波数を上げていこうとす
ると、このマイコンへの負担が増々大きくなる。他に重
大な欠点として、マイコンがノイズによる暴走やプログ
ラムのミス等によってレジスタ51・52・53・54
・55・56に誤ったデータを書き込んだ場合に、第2
図における主回路パワー素子のQ、とQ2又はQ3とQ
又はQ5とQ6のどれか一組以上同時に導通し、短絡す
るケースがあり得るため危険である。
本発明は、上記課題を解決するもので、回路を構成する
素子数を最小限にするとともに、マイコンの処理能力に
対する負担も最小限にした、インバータからACサーボ
コントローラまで幅広い用途に対応でき、かつ安全性を
向上したディジタル:相PWM波形発生装置を提供する
ことを目的としている。
課題を解決するための手段妾→嘴 本発明は上記目的を達成するた・めに、一定の周波数で
発振するソースクロック26をカウントし、カウントア
ツプ動作とカウントダウン動作をカウント方向切換信号
27にて切換可能なるアップダウンカウンタ1と、マイ
コンにより書き換え可能なレジスタでカウントアツプの
最大値を保持するレジスタ2と、マイコンにより書き換
え可能なレジスタてU相のしきい値、■相のしきい値及
びW相のしきい値をそれぞれ保持するレジスタ3.レジ
スタ4及びレジスタ5と前記アップダウンカウンタ1の
内容が0と一致したことを検出するディジタルコンパレ
ータ6と、前記アップダウンカウンタ1の内容が前記レ
ジスタ2と一致したことを検出するディジタルコンパレ
ータ7と、前記カウント方向切換信号27を前記ディジ
タルコンパレータ6の一致信号にてカウントアツプ動作
に、また前記ディジタルコンパレータ7の一致信号にて
カウントダウン動作に切換動作するカウント方向切換手
段14と、前記レジスタ3.レジスタ4及びレジスタ5
の内容を前記ディジタルコンパレータ6及びディジタル
コンパレータ7の一致信号でそれぞれに転送し保持する
レジスタ8.レジスタ9及びレジスタ10と、前記レジ
スタ8.レジスタ9及びレジスタ10の内容が前記アッ
プダウンカウンタ1の内容より大きいか否かの比較をそ
れぞれ行い、その結果として三相PWM信号28・29
・30を得るディジタルコンパレータ11.ディジタル
コンパレータ12及びディジタルコンパレータ13とを
具備してなるものである。これにより、マイコンがデー
タをひんばんに書き込むレジスタは3個と少なく、また
PWM制御のキャリア周期の半分の時間ごとにレジスタ
にデータを書き込む必要がな(レジスタのデータを変更
したい場合にのみ書き込めば良いため、マイコンの処理
能力に対する負担を最小限にすることができる。また、
高性能なディジタル三相PWM波形発生装置として必要
な機能を実現する回路として素子数が最も少なく、最も
効率的な構成といえる。
また、マイコンにより書き換え可能なレジスタでクロッ
クの分周数を保持するレジスタ15と、前記レジスタ1
5に保持された分周数でクロック31を分周し出力する
分周手段16を備え、分周手段16の分周出力信号をソ
ースクロック26とすることにより、PWMキャリア周
波数及びパルス幅の分解能を非常に広範囲に可変できる
様になり主回路パワー素子のスイッチング速度に応して
幅広い用途に対応できるものとなる。
また、マイコンにより書き換え可能なるレジスタで遅延
数を保持するレジスタ17と、ソースクロック26をカ
ウントし前記レジスタ17に保持された遅延数だけ三相
PWM信号28・29・30をそれぞれ独立して遅延さ
せ三相PWM信号の遅延信号32・33・34を出力す
る遅延回路18゜遅延回路19及び遅延回路20を備え
、前記三相PWM信号28とその遅延信号32.三相P
WM信号29とその遅延信号33及び三相PWM信号3
0とその遅延信号34をそれぞれ論理積と論理和の反転
をとることにより、ディジタルオンディレィ回路21を
構成し付加することにより、マイコンの処理能力に負担
をかけずしてディジタルオンディレィ回路材のディジタ
ル三相PWM発生装置を実現できかつ、ひんばんに書き
込まれるレジスタ3.レジスタ4及びレジスタ5に誤っ
てどの様な値を書き込んでも第2図における主回路パワ
ー素子のQ、とQ2又はQ3とQ4又はQ5とQ6の同
時導通は起こり得ないため安全である。
また、モータの電流をサンプルアンドホールド回路を通
して検出するモータ電流検出手段を備え、ディジタルコ
ンパレータ6及びディジタルコンパレータ7の一致信号
を前記サンプルアンドホールド回路のサンプリングタイ
ミングとすることにより、ACサーボコントローラ等の
モータ電流フィードバック信号を必要とする電流フィー
ドバックループを有する三相電動機PWM制御装置に最
適なディジタル三相PWM波形発生装置となる。
また、マイコンにより書き換え可能なるレジスタで分周
数を保持するレジスタ22と、前記レジスタ22に保持
された分局数でディジタルコンパレータ6及びディジタ
ルコンパレータ7の一致信号をカウントし分周する分周
手段23を付加した構成とすることにより、PWMキャ
リア周波数を高くしたい場合に前記レジスタ22に保持
された回数(分周数)毎に、マイコンに割り込み信号4
9を与えることができ、マイコンの処理能力に対する負
担を最小限にてきる。
また、セット及びリセットが可能なるデータ保持手段2
4と、主回路パワー素子をすべてオフさせることが可能
な様に構成された信号マスク手段25を有し、前記デー
タ保持手段24の出力信号でアップダウンカウンタ1の
クリアと信号マスク手段25の信号マスクするよう構成
し付加することにより、電源投入後の起動時及び停止後
の再起動時に、異常な信号が出力しない働きをするイン
タロック手段を最も簡単に実現できる。
また、アップダウンカウンタ1と、ディジタルコンパレ
ータ11と、ディジタルコンパレータ12とディジタル
コンパレータ13が8bit幅とするこよにより、三相
電動機PWM制御装置として必要な分解能を満足し、か
つマイコンとの接続上最適なディジタル三相PWM波形
発生装置を実現これによりマイコンの処理能力に対する
負担が最小限で、PWMキャリア周波数が高い三相電動
機PWM制御装置や電流フィードバック制御を有する三
相電動機PWM制御装置等、幅広い用途に最適に対応で
き、かつ安全で、安価なディジタル−相PWM波形発生
装置を提供できるものである。
実施例 以下本発明の一実施例について第1図と第5図を参照し
ながら説明する。
第1図は本発明の一実施例におけるディジタル三相PW
M波形発生装置の構成を示す図で、マイコンlこより書
き換え可能なレジスタでクロックの分周数を保持するレ
ジスタ15と、レジスタ15に保持された分局数でクロ
ック31を分周し、ソースクロック26を出力する分周
手段16と、ソースクロック26をカウントし、カウン
トアツプ動作とカウントダウン動作をカウント方向切換
信号27にて切換可能なアップダウンカウンタ1と、マ
イコンにより書き換え可能なレジスタでカウントアツプ
の最大値を保持するレジスタ2と、マイコンにより書き
換え可能なレジスタでU相のしきい値、■相のしきい値
及びW相のしきい値をそれぞれ保持するレジスタ3.レ
ジスタ4及びレジスタ5と、アップダウンカウンタ1の
内容がOと一致したことを検出するディジタルコンパレ
ータ6と、アップダウンカウンタ1の内容がレジスタ2
と一致したことを検出するディジタルコンパレータ7と
、カウント方向切換信号27をディジタルコンパレータ
6の一致信号にてカウントアツプ動作に、またディジタ
ルコンパレータ7の一致信号にてカウントダウン動作に
切換動作するカウント方向切換手段14と、レジスタ3
.レジスタ4及びレジスタ5の内容をディジタルコンパ
レータ6及びディジタルコンパレータ7の一致信号でそ
れぞれに転送し保持するレジスタ8.レジスタ9及びレ
ジスタ10と、レジスタ8.レジスタ9及びレジスタ1
0の内容がアップダウンカウンタ1の内容より大きいか
否かの比較をそれぞれ行い、その結果として三相PWM
信号28・29・30を得るディジタルコンパレータ1
1.ディジタルコンパレータ12及びディジタルコンパ
レータ13と、マイコンにより書き換え可能なレジスタ
で遅延数を保持するレジスタ17と、ソースクロック2
6をカウントしレジスタ17に保持された遅延数だけ三
相PWM信号28・29・30をそれぞれ独立して遅延
させ三相PWM信号の遅延信号32・33・34を出力
する遅延回路18.遅延回路19及び遅延回路20と、
前記28と32゜29と33及び30と34をそれぞれ
論理積と論理和の反転をとる回路と、その6本の出力信
号35・36・37・38・39・40を強制的に0′
にする信号マスク手段25と、マイコンにより書き換え
可能なレジスタで分周数を保持するレジスタ22と、レ
ジスタ22;こ保持された分周数でディジタルコンパレ
ータ6及びディジタルコンパレータ7の一致信号をカウ
ントし分周する分周手段23を備えている。
ここで三相PWM波形を発生させる動作を第1図及び第
5図を用いて説明する。
初期状態として、セット及びリセットが可能なデータ保
持手段24はリセット状態にあり、アップダウンカウン
タ1はクリア状態、信号マスク手段25はマスク状態で
主回路パワー素子をすべてオフ状態する様な状態にある
とする。まずクロック31に一定周期で発振するクロッ
クを入力し、マイコンにより、レジスタ15にクロック
の分周数、レジスタ2にカウントアツプの最大値、レジ
スタ17に遅延数、レジスタ22に分周数を書き込む。
次に、レジスタ3にU相のしきい値、レジスタ4(:v
相のしきい値、レジスタ5にW相のしきい値を書き込む
と、アップダウンカウンタ1はデータ保持手段26の出
力信号にてクリア状態となっているため、ディジタルコ
ンパレータ6の一致信号は出力されており、レジスタ3
.レジスタ4及びレジスタ5の内容がレジスタ8.レジ
スタ9及びレジスタ10に即刻転送される。ここでセッ
ト及びリセットが可能なデータ保持手段24をセット状
態とすることにより、第5図の様に三相PWM波形を発
生させることができる。以上の操作が初期設定で基本的
に電源投入時に一度だけ行えば良く、後はレジスタ3.
レジスタ4及びレジスタ5のみを必要に応じて書き換え
る操作を行う。ここでもう少し内部の動作について説明
する。
マイコンによりレジスタ15にクロックの分周数、レジ
スタ2にカウントアツプの最大値を書き込み、一定周波
数のクロック31を入力することにより、アップダウン
カウンタ1の内容はOからレジスタ2に書き込まれた最
大値まで増加し、その後減少していってOまで達する。
○に達するとまた増加を始め、結果的にアップダウンカ
ウンタ1の内容74は、第5図のような三角波的に変化
し続ける。ここで、TooがPWMキャリア周期の半分
に相当する。従って、PWMキャリア周期は、クロック
31の周波数と、レジスタ15に書き込まれたクロック
の分周数と、レジスタ2に書き込まれたカウントアツプ
の最大値の3つにより決定されることになる。
次にディジタルコンパレータ8.ディジタルコンパレー
タ9及びディジタルコンパレータ10の出力信号28・
29・30はそれぞれレジスタ8゜レジスタ9及びレジ
スタ10の内容とアップダウンカウンタ1の内容74の
比較結果によって得られる。
次に、三相PWM信号の遅延信号32・33・34は遅
延回路18.遅延回路19及び遅延回路20によりそれ
ぞれ出力されるが、この遅延時間Toは、ソースクロッ
ク26と遅延数を保持するレジスタ17の内容により決
定される。
以上が基本的な動作の説明である。
第1図において、ディジタルコンパレータ1]とディジ
タルコンパレータ12とディジタルコンパレータ13の
出力がP>Qとし、P≧Qとしていない理由は、第6図
に示す様に、レジスタ8又はレジスタ9及びレジスタ1
0に○又はレジスタ2よりも大きな値を書き込むことに
よって主回路パワー素子をスイッチングさせないモード
を実現でき、これによってパルス幅制御のダイナミック
レンジが最大限広くとれるという効果がある。
また、第1図において、レジスタ3.レジスタ4及びレ
ジスタ5よりレジスタ8.レジスタ9及びレジスタ10
へのデータ転送のタイミングを、ディジタルコンパレー
タ6及びディジタルコンパレータ7の一致信号が出力し
たタイミングとしている理由は、3つのデータが同時に
転送され制御に反映されるため、データが変化する際の
悪影響が出ないというメリットがある。
また、遅延回路18.遅延回路19及び遅延回路20に
入力するソースクロック26が、アップダウンカウンタ
1に入力するソースクロック26と同一信号を使用して
いる理由は、一般的にPWMキャリア周期(TOOX2
)とオンデイレイ時間T。
との比率が主回路パワー素子のスイッチング速度が代わ
っても太き(変化しないという点に着目したもので、こ
れによりレジスタ17に書き込んだ値によるオンデイレ
イ幅の調整範囲の分解能を大きくとれるという効果があ
る。参考までに、主回路パワー素子がバイポーラトラン
ジスタの場合、キャリア周期が約500マイクロ秒程度
でオンデイレイ時間Toが15マイクロ秒程度が一般的
である。
一方、主回路パワー素子がMOS−FETの場合、キャ
リア周期が約50マイクロ秒程度、オンデイレイ時間が
1.5マイクロ秒程度である。以上の場合、ソースクロ
ック26を10倍することのみて対応できることがわか
る。
また、セット反びリセットが可能なデータ保持手段24
の出力信号にてアップダウンカウンタ1のクリア及び信
号マスク手段25のデータマスクをさせている理由は、
電源投入直後等の初期状態において誤って主回路パワー
素子をオンさせないようにてきることと、レジスタ3.
レジスタ4泣びレジスタ5の内容を即刻レジスタ8.レ
ジスタ9及びレジスタ10に転送し、初期化時間を最短
にできる効果がある。
また、ACサーボコントローラの様に電流フィードバッ
ク制御を行う三相電動機PWM制御装置において、ディ
ジタルコンパレータ6及びディジタルコンパレータ7の
一致信号48を使って電動機の電流値をサンプルアンド
ホールドし検出することにより、モータ電流を常に同じ
タイミングで検出でき、かつ、そのタイミングが電動機
の電流検出に最も適したものであるという効果がある。
また、マイコンにより書き換え可能なレジスタで分周数
を保持するレジスタ22と、レジスタ22に保持された
分周数でディジタルコンパレータ6及びディジタルコン
パレータ7の一致信号をカウントして分周し、マイコン
への割込信号49を出力する分周手段23を備えること
により、特にPWMキャリア周波数を高くした場合にP
WMキャリア周期の何倍かに一度マイコンに割り込みを
発生させる様にてきるため、マイコンの処理能力に対す
る負担を軽減できる効果がある。
また、根本的に本発明によるディジタル三相PWM波形
発生装置は、キャリア周期の半分の時間ごとに必ずしも
マイコンがレジスタにデータを書き込む必要がな(、レ
ジスタのデータを変更したい場合にのみ書き込めば良い
ため、マイコンの処理能力に対する負担を最小限にする
ことがてきる。
発明の効果 この様に、本発明の実施例のディジタル三相PWM波形
発生装置によれば、マイコンの処理能力に対する負担が
最小限で、P W Mキサ9フ周波数が高い三相電動機
PWM制御装置や電流フィードバック制御を有する三相
電動機PWM制御装置等の幅広い用途に最適に対応でき
、かつ安全で安価なディジタル三相PWM波形発生装置
を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例のディジタル三相PWM波
形発生装置の構成を示す図、第2図は一般的な三相電動
機PWM制御装置の構成を示す図、第3図は従来のディ
ジタル三相PWM波形発生装置の構成を示す図、第4図
は従来のディジタル三相PWM波形発生装置の信号波形
を示す図、第5図及び第6図は本発明による一実施例の
ディジタル三相PWM波形発生装置の信号波形を示す図
である。 1・・・・・・アップダウンカウンタ、2・3・4・5
・8・9・10・15・17・22・・・・・・レジス
タ、6・7・11・12・13・・・・・・ディジタル
コンパレータ、16・23・・・・・・分周手段、14
・・・・・・カウント方向切換手段、18・19・20
・・・・・・遅延回路、21・・・・・・ディジタルオ
ンディレィ回路、24・・・・・・データ保持手段、2
5・・・・・・信号マスク手段、50・51・52・5
3・54・55・56・・・・・・レジスタ、57・5
8・59・60・61・62・63・・・・・・ディジ
タルワンショットタイマ、70・・・・・・トグルフリ
ップフロップ、64・65・66・67・68・69・
・・・・・R−Sフリップフロップ、72・・・・・・
三相PWM信号発生装置、73・・・・・・マイコン。 第2図 代理人の氏名 弁理士 粟野重孝 はか1名73−−−
−フイコン

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一定の周波数で発振するソースクロック26をカ
    ウントし、カウントアップ動作とカウントダウン動作を
    カウント方向切換信号27にて切換可能なるアップダウ
    ンカウンタ1と、マイコンにより書き換え可能なレジス
    タでカウントアップの最大値を保持するレジスタ2と、
    マイコンにより書き換え可能なレジスタでU相のしきい
    値、V相のしきい値及びW相のしきい値をそれぞれ保持
    するレジスタ3、レジスタ4及びレジスタ5と、前記ア
    ップダウンカウンタ1の内容が0と一致したことを検出
    するディジタルコンパレータ6と、前記アップダウンカ
    ウンタ1の内容が前記レジスタ2と一致したことを検出
    するディジタルコンパレータ7と、前記カウント方向切
    換信号27を前記ディジタルコンパレータ6の一致信号
    にてカウントアップ動作に、また前記ディジタルコンパ
    レータ7の一致信号にてカウントダウン動作に切換動作
    するカウント方向切換手段14と、前記レジスタ3、レ
    ジスタ4及びレジスタ5の内容を前記ディジタルコンパ
    レータ6及びディジタルコンパレータ7の一致信号でそ
    れぞれに転送し保持するレジスタ8、レジスタ9及びレ
    ジスタ10と、前記レジスタ8、レジスタ9及びレジス
    タ10の内容が前記アップダウンカウンタ1の内容より
    大きいか否かの比較をそれぞれ行い、その結果として三
    相PWM信号28・29・30を得るディジタルコンパ
    レータ11、ディジタルコンパレータ12及びディジタ
    ルコンパレータ13とを具備してなるディジタル三相P
    WM波形発生装置。
  2. (2)マイコンにより書き換え可能なレジスタでクロッ
    クの分周数を保持するレジスタ15と、このレジスタ1
    5に保持された分周数でクロック31を分周し出力する
    分周手段16を備え、分周手段16の分周出力信号をソ
    ースクロック26とする請求項1記載のディジタル三相
    PWM波形発生装置。
  3. (3)マイコンにより書き換え可能なレジスタで遅延数
    を保持するレジスタ17と、ソースクロック26をカウ
    ントし前記レジスタ17に保持された遅延数だけ三相P
    WM信号28・29・30をそれぞれ独立して遅延させ
    三相PWM信号の遅延信号32・33・34を出力する
    遅延回路18、遅延回路19及び遅延回路20を備え、
    前記三相PWM信号28とその遅延信号32、三相PW
    M信号29とその遅延信号33及び三相PWM信号30
    とその遅延信号34とをそれぞれ論理積と論理和の反転
    をとることによりディジタルオンディレィ回路21を構
    成し付加した請求項1記載のディジタル三相PWM波形
    発生装置。
  4. (4)電動機の電流をサンプルアンドホールド回路を通
    して検出するモータ電流検出手段を備え、ディジタルコ
    ンパレータ6及びディジタルコンパレータ7の一致信号
    を前記サンプルアンドホールド回路のサンプリングタイ
    ミングとする請求項1記載のディジタル三相PWM波形
    発生装置。
  5. (5)マイコンにより書き換え可能なレジスタで分周数
    を保持するレジスタ22と、前記レジスタ22に保持さ
    れた分周数でディジタルコンパレータ6及びディジタル
    コンパレータ7の一致信号をカウントし分周する分周手
    段23を備えた請求項1記載のディジタル三相PWM波
    形発生装置。
  6. (6)セット及びリセットが可能なデータ保持手段24
    と、主回路パワー素子をすべてオフさせることが可能な
    様に構成された信号マスク手段25を有し、前記データ
    保持手段24の出力信号でアップダウンカウンタ1のク
    リアと信号マスク手段25の信号マスクをするよう構成
    した請求項1及び請求項3記載のディジタル三相PWM
    波形発生装置。
  7. (7)アップダウンカウンタ1と、ディジタルコンパレ
    ータ11と、ディジタルコンパレータ12とディジタル
    コンパレータ13が8bit幅である請求項1記載のデ
    ィジタル三相PWM波形発生装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR100832011B1 (ko) * 2002-09-02 2008-05-23 오알티 조인트-스톡 컴퍼니 변형식 가구

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