JPH0559672B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0559672B2
JPH0559672B2 JP55152660A JP15266080A JPH0559672B2 JP H0559672 B2 JPH0559672 B2 JP H0559672B2 JP 55152660 A JP55152660 A JP 55152660A JP 15266080 A JP15266080 A JP 15266080A JP H0559672 B2 JPH0559672 B2 JP H0559672B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
level
address
frequency
function
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP55152660A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5778369A (en
Inventor
Yukio Aizawa
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Shibaura Electric Co Ltd filed Critical Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
Priority to JP55152660A priority Critical patent/JPS5778369A/ja
Publication of JPS5778369A publication Critical patent/JPS5778369A/ja
Publication of JPH0559672B2 publication Critical patent/JPH0559672B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02MAPPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
    • H02M7/00Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
    • H02M7/42Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
    • H02M7/44Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
    • H02M7/48Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は同期式パルス幅変調を行なうインバー
タに係り、特に低周波域における出力電圧のリツ
プルを低減した電圧形インバータに関する。
従来、同期式パルス幅変調を行なうインバータ
は低周波域で出力電流リツプルが大きくなる欠点
があり、この対策として低周波域で変調周波数を
高くしてリツプルの増加を抑える事が一般に知ら
れている。従来アナログ制御技術を用いて構成さ
れている同期式パルス幅変調インバータにおいて
変調周波数を切換えるタイミングについて各種の
方法が試みられているが、変調周波数切換時に出
力電圧と出力周波数の関係がくずれ、誘導電動機
に過大電流、過大トルクが発生し、異常振動の原
因となつていた。
このために第1図に示すような制御回路により
変調周波数の切換タイミングをデジタル的に制御
するものが考えられている。第1図において1は
所望のインバータ出力の周波数に応じた電圧を設
定する周波数設定器、2は周波数設定器1の出力
電圧を予め設定された時限カーブで出力し始動電
流を抑える加減速制限回路である。そして3は加
減速制限回路2の出力電圧をその値に比例した周
波数に変換する電圧−周波数変換器、4は後述す
る関数メモリのアドレス線に対応するビツト数の
シフトレジスタで上記電圧−周波数変換器3の出
力周波数をカウントし、このカウント値を並列に
出力する。なお5はカウンタ4が所定のカウント
値に達するとその内容をクリヤし、再びカウント
動作を行なうように制御するゲートである。そし
て6,7,8は3相交流U,V,Wの各相の出力
波形に対応する函数を記憶したROM(リードオ
ンリメモリ)からなる関数発生器でこのアドレス
線には上記カウンタ4のカウント出力が並列に与
えられる。そしてこの関数発生器6,7,8では
1サイクル、すなわち電気角360゜あるいは1/2サ
イクル、すなわち電気角180゜をm等分(mは整
数)して各々の分割した関数波形の面積値(時間
積算値)に比例した数値を0番地から(m−1)
番地までに順次にデータとして記憶する。また上
記面積値(時間積算値)の数値は各関数発生器
6,7,8のデータビツトの下位複数ビツトを用
い上位の適宜なビツトをインバータの出力スイツ
チの点弧選択用の指令ビツトとして用いる。一方
9はパルス発信器、10は時間積算カウンタでこ
のカウント値を比較器11,12,13の一方の
比較入力に並列に与える。またこの比較器11,
12,13の他方の比較入力には各関数発生器
6,7,8の出力を与える。
そして関数発生器6,7,8では出力データ>
時間積算カウンタの値の場合は“1”レベルと
し、出力データ≦時間積算カウンタの値の場合は
比較出力は“0”レベルとしている。そして各比
較出力をそれぞれ排他的論理和(EXCLUSIVE
−OR)ゲート14,15,16の一方の入力へ
与える。またこの排他的論理和ゲート(以下EX
−ORと略称する)14,15,16の他方の入
力には各々対応する関数発生器6,7,8のイン
バータの出力スイツチの点弧選択用指令ビツトの
信号が入力される。そしてこのEX−OR14,
15,16の各出力はインバータ17,18,1
9を介してNANDゲート20,21,22の各
一方の入力へ、また直接NANDゲート23,2
4,25の各一方の入力へ与える。
一方、電圧−周波数変換器3の出力信号をワン
シヨツト回路26を介してその立上りで1〜数
μsecの“0”レベルのパルス信号を得、これを時
間積算カウンタ10へクリヤ信号として与え、ま
た上記各ゲート20,21,22,23,24,
25の他方の入力へ与える。そして各ゲート2
0,21,22,23,24,25の出力をイン
バータ27,28,29,30,31,32を介
してベースドライブ回路33,34,35,3
6,37,38へ与え、この出力により3相交流
の各相U,V,Wに対応するトランジスタ39,
40,41,42,43,44を順次にスイツチ
ング制御するようにしている。なお、45,4
6,47,48,49,50は各トランジスタ3
9,40,41,42,43,44のコレクタ、
エミツタ間に介挿した保護ダイオード、51は直
流電源、52は3相負荷、すなわち3相誘導電動
機である。
このような構成であれば周波数設定器1の設定
電圧に応じた周波数のパルスが電圧−周波数変換
器3から出力される。そしてこの出力パルスはシ
フトレジスタ4でカウントされ、関数発生器6,
7,8のアドレスを若番地から老番地へ順次にア
クセスする。そして関数発生器6,7,8からは
予め記憶した関数波形のデータが出力される。こ
のデータは比較器11,12,13の一方の入力
へ与えられこの他方の入力へ与えられる時間積算
カウンタ10のカウント値と比較して一方の入力
が他方の入力より大なる条件でのみ関数発生器
6,7,8の出力を有効にするようにゲート1
4,15,16を制御する。しかしてこのゲート
14,15,16の出力によつて、各トランジス
タ39,40,41,42,43,44をスイツ
チング制御して負荷52を駆動する。
しかしながらこのようなものではデイジタル的
な制御を行なうものの、低周波域で出力電圧リツ
プルが大きくなる欠点がある。
本発明は上記の事情に鑑みてなされたものでデ
イジタル的に変調周波数の切換を行なうことによ
り変調周波数切換タイミングの問題を解決し、誘
導電動機に大きな振動を発生させることなく、滑
らかな運転を行なえ、かつ低周波域において変調
周波数を高くしてリツプルの増加を抑えることが
できる電圧形インバータを提供することを目的と
するものである。
以下本発明の一実施例を第2図に示す制御回路
のブロツク図を参照して詳細に説明する。なお第
1図と同一部分には同一符号を付与してその説明
を省略する。すなわち第2図の制御回路は第1図
に示す制御回路に加えて変調周波数の切換機能を
有するものである。したがつて第2図において、
53は跳躍増幅器で周波数設定、すなわちインバ
ータ出力周波数に対して変調周波数の選択を判別
し、かつ周波数設定に対してヒステリシスを有
し、境界におけるバタツキを防止している。そし
て54はJ−Kフリツプフロツプでイニシヤルリ
セツト回路54AによつてQ出力は“0”レベ
ル、出力は“1”レベルにセツトされる。そし
て上記跳躍増幅器53の出力はフリツプフロツプ
54のJ入力へ直接、K入力へインバータ55を
介して与えられる。なお、、54Aはフリツプフ
ロツプ54をクリアするためのクリア信号発生回
路である。また56は電圧−周波数変換器3の出
力をm/n比に分周する分周回路でこの入力およ
び出力をナンドゲート57,58の各一方の入力
へ与える。またこのナンドゲート57,58の他
方の入力にはフリツプフロツプ54の出力およ
びQ出力がそれぞれ与えられ各出力をナンドゲー
ト59を介してアドレス用カウンタ4のCP入力
およびワンシヨツト回路26へ与える。またフリ
ツプフロツプ54のQ出力および出力を3入力
のナンドゲート60,61の一方の入力へ与えこ
の他方の入力へはアドレス用カウンタ4の所定ビ
ツトの出力を与えこのナンドゲート60,61の
出力をナンドゲート62およびインバータ63を
介して該アドレス用カウンタ4のクリヤ入力へ与
える。また上記ナンドゲート62の出力をフリツ
プフロツプ54のCP入力へ与える。また64,
65,66は3相交流出力の波形を所定電気角に
分割して記憶する関数発生器で1サイクル(電気
角360゜)あるいは1/2サイクル(電気角180゜)を
m等分(mは整数)して各々の分割した関数波形
の面積値(時間積算値)に比例した数値を0番地
から(m−1)番地までに順次データとして記憶
する。またこの関数発生器64,65,66では
1サイクル(電気角360゜)あるいは1/2サイクル
(電気角180゜)をn等分し、かつnは上記mの整
数倍とし、各各の分割した関数波形の面積値(時
間積算値)に比例した数値を空領域の適宜なA番
地から(A+n−1)番地までに記憶する。この
場合、nをmの整数倍としているのは出力電圧の
高調波成分の変化が少なく、また切換回路が簡単
な構造にできるためである。
すなわち、nをmの整数倍にすることにより、
より正弦波に近い波形を得ようとしている。
例えば、極端に言うと、4個のパルスを基に正
弦波形を生成するよりは、16個のパルスを基に正
弦波形を生成した方がより正弦波に近い波形が生
成されるということである。
従つて、正弦波に近い波形が生成されれば、当
然高調波成分は少なくなり、スイツチング切換時
の電流リツプルが低減できる。なお、このA番地
は、たとえばm番地以降の最初の桁上げの番地と
する。さらに関数発生器64の内容に対して関数
発生器65,66の内容はそれぞれ電気的な位相
を120゜および240゜ずらして記憶している。また上
記面積値(時間積算値)の数値は各関数発生器6
4,65,66のデータビツトの下位複数ビツト
を用い上位の適宜なビツトをインバータの出力ス
イツチの点弧選択用の指令ビツトとして用いる。
このような構成において低周波域では跳躍増幅
器53の出力は“0”レベルでフリツプフロツプ
54のJ入力は“0”レベル、K入力は“1”レ
ベルで、Q出力は“0”レベル、は“1”レベ
ルで、この場合にはNANDゲート60の出力は
常に“1”レベルになつている為、NANDゲー
ト61,62、インバータ63を介して与えられ
るクリヤ信号によりアドレス用カウンタ4はn進
カウンタ、たとえば第2図図示の例では48進カウ
ンタとして動作する。また、この場合NANDゲ
ート58の出力も常に“1”レベルになるため、
電圧−周波数変換器3の出力パルスはNANDゲ
ート57を介して、アドレス用カウンタ4のCP
入力へクロツクパルスとして入る。そして、アド
レス用カウンタ4はゼロから(n−1)の計数値
を順次に出力し、たとえば第2図図示の例ではゼ
ロから47を計数し、n番目すなわち48番目のクロ
ツクパルスで該カウンタ4をクリヤーし、計数出
力をゼロにし、以下同様の計数サイクルをくり返
す。そしてフリツプフロツプ54の反転出力が
“1”レベルであるから関数発生器64,65,
66の指定番地はA番地すなわち64番地から(A
+n−1)番地すなわち111番地となり、これら
の番地の内容が関数波形として使用される。
次に、低い周波数域から高い周波数域に周波数
設定を変化した場合について第3図に示す各部の
波形のタイムチヤートを参照して説明する。
周波数設定器1の設定値を第3図イの様に変化
させたとすると加減速制限回路2の出力は第3図
ロの様に変化し、同図のa点のレベルが跳躍増幅
器53の動作レベルとすれば、跳躍増幅器53の
出力は第3図ヘに示すように“0”レベルから
“1”レベルに変化する。しかし、この時点では
フリツプ・フロツプ54の出力パルスの立上りま
では変化がない。従つて高い周波数域に入つて
も、フリツプ・フロツプ54の出力が反転するま
では、アドレス用カウンタはn進カウンタすなわ
ち48進カウンタとして動作し、そのクロツク・パ
ルスはV/F変換器3→NANDゲート57→
NANDゲート59を介して与えられる。第3図
ホのbで示した領域がこの部分に相当する。そし
て、アドレス用カウンタ4がカウントアツプし、
NANDゲート62の出力に“1”レベルのパル
スを出力するとこのパルスはフリツプ・フロツプ
54にクロツクパルスとして入り、その出力が変
化し、第3図リ,ヌのようにQ出力は“1”レベ
ルに、出力は“0”レベルとなる。NANDゲ
ート57の出力は“1”レベルとなり、V/F変
換器3の出力パルスは分周回路56→NANDゲ
ート58→NANDゲート59を介して、第3図
ホに示すパルス出力によりm/n比に分周されす
なわち1/2に分周され、アドレス用カウンタ4に
クロツクパルスとして入る。そして、NANDゲ
ート62の“1”レベルのパルスはインバータ・
ゲート63を介してアドレス用カウンタ4の計数
出力をゼロにクリヤーし、且つアドレス用カウン
タ4はフリツプ・フロツプ54の出力が“0”
レベルでNANDゲート61の出力が常に“1”
レベルになつている為、NANDゲート60,6
2、インバータ・ゲート63を介して与えられる
信号によりm進カウンタとして動作し、第3図ホ
c部分のようにゼロから(m−1)すなわちゼロ
から23の計数を出力し、m番目すなわち24番目の
クロツクパルスでアドレス用カウンタ4をクリヤ
ーし、計測出力をゼロにし、以下、同様のサイク
ルをくり返す。
そしてフリツプ・フロツプ54の出力が
“0”レベルとなり、アドレス用カウンタ4の計
数出力が関数発生器64,65,66のアドレス
指定となり、0番地から(m−1)番地、すなわ
ち0番地から23番地の内容が関数波形として使用
される。
また、フリツプ・フロツプ54の反転出力が
“1”レベルから“0”レベルに変化した瞬間に
関数発生器64,65,66に対する指定番地は
第3図オのd部分に示すようにA+n−1番地す
なわち111番地からゼロ番地に移るが、変化前と
変化後の関数波形即ちインバータ出力波形の位相
関係には変化がなく、波形の分割数がn(48)か
らm(24)に変るのみで出力電圧と出力周波数と
の関係は変化しない。そして第3図ワに示す様に
インバータの出力波形U−V間、V−W間、W−
U間は変調周波数すなわちアドレス用カウンタの
クロツクパルスはこの切換時においてもスムーズ
に変化し、誘導電動機52に過大電流、過大トル
クを発生することがないようにしている。ここ
で、インバータ出力周波数を低い周波数域から高
い周波数域に周波数設定値を切換えた時にV/F
変換器出力のクロツクパルスが高周波となり、各
トランジスタを制御するパルス間隔が第3図ホの
bに示すように短くなつても、これらのトランジ
スタに与えられる信号は第2図に示すようにEX
−ORゲート14の出力信号であり、例えばトラ
ンジスタ40側は反転ゲート17にて逆極性の信
号に必ず変換されるので、トランジスタ39,4
0に与えられる信号は全く反転した極性の信号で
あり、同時に導通することはない。
次に高い周波数域から低い周波数域に切替えた
場合について第4図に示す各部の波形のタイムチ
ヤートを参照して説明する。周波数設定器1の設
定が第4図イの様に変化し、加減速制限回路2の
出力が第4図ロの様に変化し、同図のa′点のレベ
ルが跳躍増幅器53の動作点をすれば、跳躍増幅
器53の出力は第4図ヘに示すように“1”レベ
ルから“0”レベルに変化する。しかし、この時
点ではフリツプ・フロツプ54の入力内容は反転
するが、その出力Q及の内容は、NANDゲー
ト62の出力パルスが立ち上るまで変化がない。
従つて低い周波数域になつても、フリツプ・フロ
ツプ54の出力が反転するまでは、アドレス用カ
ウンタ4はm進カウンタすなわち24進カウンタと
して動作し、そのクロツクパルスはV/F変換器
3→分周回路56→NANDゲート58→NAND
ゲート59を介してm/n比すなわち1/2分周に
分周して与えられる。そしてアドレス用カウンタ
4がカウントアツプし、NANDゲート62の出
力に“1”レベルのパルスを出力するとフリツ
プ・フロツプ54にクロツクパルスとして入り、
その出力が第4図リ,ヌに示すように変化し、Q
出力は“0”レベルに、出力は“1”レベルと
なる。そしてNAND用ゲート58の出力は“1”
レベルとなり、V/F変換器3の出力パルスは
NANDゲート57→NANDゲート59を介し
て、アドレス用カウンタ4にクロツクパルスとし
て入る。そしてNANDゲート62の“1”レベ
ルのパルスはインバータゲート63を介して、ア
ドレス用カウンタ4の計数出力をゼロにクリヤー
する。そしてアドレス用カウンタ4はフリツプ・
フロツプ54のQ出力が“0”レベルでNAND
ゲート60の出力が常に“1”レベルになつてい
る為、NANDゲート61,62を介して、イン
バータゲート63から与えられるクリヤー信号に
よりn進カウンタとして動作し、第4図ホc′部分
のようにゼロから(n−1)すなわちゼロから47
の計数を出力し、n番目すなわち48番目のクロツ
クパルスでアドレス用カウンタ4をクリヤーし、
計数出力をゼロにし、以下同様のサイクルをくり
返す。
そしてフリツプ・フロツプ54の出力は
“1”レベルとなり、アドレス用カウンタ4の計
数出力により関数発生器64,65,66のアド
レス番地指定がなされ、A番地すなわち64番地か
ら(A+n−1)番地すなわち111番地の内容が、
関数波形として使用される。
またフリツプ・フロツプ54の出力が“0”
レベルから“1”レベルに変化した瞬間には関数
発生器64,65,66指定番地は第4図オの
d′部分に示すように(m−1)番地すなわち23番
地からA番地すなわち64番地に移るが、変化前と
変化後の関数波形即ちインバータの出力波形の位
相関係には変化がなく、波形の分割数がm(24)
からn(48)に変るのみで出力電圧と出力周波数
との関係は変化ない。したがつて第4図ワに示す
様にインバータの出力波形U−V間、V−W間、
W−U間はアドレス用カウンタ4のクロツクパル
ス、すなわち切換時においても、スムーズに変化
し誘導電動機52に過大電流、過大トルクを発生
するような事は生じない。
次に関数発生器64,65,66の出力以降の
説明をする。
今ROMの出力データ>時間積算カウンタの計
数出力値の条件では、比較器の出力は“1”レベ
ルでありROMの出力データ≦時間積算カウンタ
の計数出力値の条件では、比較器の出力は“0”
レベルとなる。
14,15,16は排他的論理和
(EXCLUSIVE−OR)ゲートで比較器11,1
2,13の出力信号と関数発生器64,65,6
6に記憶されたデータのうちインバータに対する
出力スイツチの点弧選択用指令ビツトの信号が入
力される。点弧選択指令ビツトが“0”レベルの
とき、インバータの出力スイツチの上側のトラン
ジスタ39,41,43が指定され、“1”レベ
ルのときは下側のトランジスタ40,42,44
が指定されるようにしている。
ここでU相のトランジスタ39,40について
動作を説明すると比較器11の出力が“1”レベ
ルで関数発生器64の点弧選択指令ビツトが
“1”レベルであるとすれば、排他的論理和14
の出力は“0”レベルでNANDゲート23の出
力は“1”レベル、インバータゲート28の出力
は“0”レベルとなり、ベースドライブ回路34
は作動せず、従つてトランジスタ39はOFFの
ままである。一方インバータゲート17の出力は
“1”レベルになるのでNANDゲート20の出力
は“0”レベル、インバータゲート27の出力は
“1”レベルとなり、ベースドライブ回路33は
作動し、下側のトランジスタ40すなわち該スイ
ツチはONする。そして時間積算カウンタ24が
逐時積算され比較器11の出力が“1”レベルか
ら“0”レベルに変化するとトランジスタ39は
ONし、トランジスタ40はOFFする。
次に比較器11の出力が“1”レベルで関数発
生器64の点弧選択指令ビツトが“0”レベルで
あるとすれば、排他的論理和ゲート14の出力は
“1”レベルでNANDゲート23の出力は“0”
レベル、インバータゲート28の出力は“1”レ
ベルとなり、ベースドライブ回路34が作動し、
上側のトランジスタ39をONさせる。一方イン
バータゲート17の出力は“0”レベルとなり、
NANDゲート28の出力は“1”レベル、イン
バータゲート27は“0”レベルとなり、ベース
ドライブ回路33は作動せず、下側のトランジス
タ40はOFFしている。時間積算カウンタ10
が逐時積算し、比較器11の出力が“1”レベル
から“0”レベルに変化するとトランジスタ39
はOFFし、トランジスタ40はONする。
以上はU相のみについて説明したが、同様なこ
とがV相、W相においても行われる。
アドレス用カウンタ4は低い周波数域ではn回
すなわち48回、高い周波数域ではm回すなわち24
回、それぞれ関数発生器64,65,66に記入
した関数波形の分割数だけカウントすると自動的
にクリヤーされ、再度はじめのアドレスから指定
するように動作する。そして、低い周波数域から
高い周波数域に、あるいは高い周波数域から低い
周波数域に移行する際には移行直前まで使用して
いた一方の関数波形の最後のデータ番地の処理が
完了してから、他方の関数波形の最初のデータ番
地に移ることにより、変調周波数の切換をスムー
ズに行なうことができる。
したがつて第1図に示す制御回路では第5図a
に示すように出力電流波形の電流リツプルが大き
いのに比して第2図に示す制御回路では第5図b
に示すように大幅に電流リツプルを低減すること
ができる。
なお本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、分周器56の分周比、アドレス用カウンタ
4の出力桁数等を適宜に設定し、あるいは関数発
生器64,65,66の記憶容量に応じて関数波
形の分割数m,nを適宜に設定することができる
ことは勿論である。
たとえば第6図はm=24、n=72に設定したも
の、第7図はm=36、n=72に設定したもの、第
8図はm=36、n=108に設定したものである。
また変調周波数の切換も2種類だけでなく、3種
類あるいはそれ以上に切換えるようにしてもよ
い。
以上詳述したように本発明によれば制御回路を
デイジタル化した事により簡単な回路構成で出力
電圧と出力周波数の関係に変化を与えずに変調周
波数を切換える事が可能となり、インバータの出
力電流リツプルを低減し、誘導電動機の過大電
流、過大トルクによる異常振動を防止すると共
に、インバータの主回路素子の過大電流による破
壊防止に効果を発揮することができる電圧形イン
バータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来考えられた電圧形インバータの一
例を示すブロツク図、第2図は本発明の一実施例
の電圧形インバータのブロツク図、第3図、第4
図は上記実施例の動作を説明する波形図、第5図
a,bは第1図、第2図に示す電圧形インバータ
の出力電流波形を比較して示す図。第6図乃至第
8図は本発明の各別の他の実施例を示すブロツク
図である。 4……アドレス用カウンタ、10……時間積算
カウンタ、11,12,13……比較器、39,
40,41,42,43,44……トランジスタ
(スイツチ)、54……フリツプ・フロツプ、6
4,65,66……関数発生器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スイツチをON,OFF制御して直流電源から
    交流電圧を得る電圧形インバータにおいて、 出力したい交流電圧の波形を一定幅の電気角に
    m分割およびn分割し、それぞれの電気角毎にそ
    の間の出力電圧波形の時間積算値に比例した信号
    および点弧すべきスイツチを指示する信号が記憶
    された関数発生手段と、 点弧を指示されたスイツチがONの期間、その
    時間を積算する時間積算値手段と、 前記各電気角時間毎に前記関数発生手段の出力
    信号を前記時間積算手段との内容を比較して、指
    示されたスイツチのONまたはOFFを決定する比
    較手段と、 前記関数発生手段から予め記憶したデータを順
    次に読み出すようにn進カウンタあるいはm進カ
    ウンタとして動作し関数発生手段に対する指定ア
    ドレスを制御するアドレス指定手段と、 前記交流電圧の周波数を設定する周波数設定手
    段の設定周波数が予め定められた低周波数領域で
    は前記関数発生手段からn分割したデータを読み
    出し、予め定められた高周波数領域ではm分割し
    たデータを読みだすようにアドレス指定手段のフ
    ルカウント値を制御するとともに、この切換動作
    をカウント値がフルカウントに達して行なわれる
    クリア動作とともに行なう切換手段とを具備する
    ことを特徴とする電圧形インバータ。
JP55152660A 1980-10-30 1980-10-30 Voltage type inverter Granted JPS5778369A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55152660A JPS5778369A (en) 1980-10-30 1980-10-30 Voltage type inverter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP55152660A JPS5778369A (en) 1980-10-30 1980-10-30 Voltage type inverter

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5778369A JPS5778369A (en) 1982-05-17
JPH0559672B2 true JPH0559672B2 (ja) 1993-08-31

Family

ID=15545290

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP55152660A Granted JPS5778369A (en) 1980-10-30 1980-10-30 Voltage type inverter

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5778369A (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0642781B2 (ja) * 1982-09-13 1994-06-01 株式会社東芝 電圧形インバータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5778369A (en) 1982-05-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4727468A (en) Digital PWM control circuit
US4223261A (en) Multi-phase synchronous machine system
KR920004905B1 (ko) Pwm 제어장치
JPS60152270A (ja) インバータ装置及びその制御方法
US4466070A (en) Control unit with digital addressing memory for a DC-to-AC inverter
JPH07112360B2 (ja) Pwmインバ−タの制御方法および装置
JPH0634587B2 (ja) 電圧形インバータ装置
US5309079A (en) Digital three-phase PWM signal
JPH0559672B2 (ja)
JPH0758892B2 (ja) ディジタルパルス幅変調回路
JP2527880Y2 (ja) 点弧制御回路
JPS6332034B2 (ja)
JPH0145275Y2 (ja)
JP3404230B2 (ja) 三相pwm波形発生装置
JPS6126316B2 (ja)
JPS61240859A (ja) 単相ブリツジインバ−タのpwm制御方式
US5387856A (en) Speed control arrangements for electric motors
JP3115160B2 (ja) 電力変換装置
JPH0681509B2 (ja) 同期式pwmインバータの基準信号作成回路
JPH0447553B2 (ja)
JPH025052B2 (ja)
JPH0348753B2 (ja)
JPH0642781B2 (ja) 電圧形インバータ
JPH0522408B2 (ja)
JPS6268077A (ja) Pwm制御回路