JPH025052B2 - - Google Patents

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JPH025052B2
JPH025052B2 JP56050566A JP5056681A JPH025052B2 JP H025052 B2 JPH025052 B2 JP H025052B2 JP 56050566 A JP56050566 A JP 56050566A JP 5056681 A JP5056681 A JP 5056681A JP H025052 B2 JPH025052 B2 JP H025052B2
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terminal
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circuit
flip
flop
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JP56050566A
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JPS57166729A (en
Inventor
Hiroshi Sofue
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Sanken Electric Co Ltd
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Sanken Electric Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS57166729A publication Critical patent/JPS57166729A/ja
Publication of JPH025052B2 publication Critical patent/JPH025052B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03KPULSE TECHNIQUE
    • H03K7/00Modulating pulses with a continuously-variable modulating signal
    • H03K7/08Duration or width modulation ; Duty cycle modulation

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  • Inverter Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば直流―交流変換器(インバー
タ)をパルス幅変調(PWM)制御する際に使用
することが可能なパルス幅変調波形成回路に関す
るものである。
インバータから正弦波交流を得るためには、矩
形波を交互に発生するよりは、矩形波を複数のパ
ルスに分割し、高調波成分が少なくなるようにパ
ルスを配列させることが望ましい。このため、パ
ルスを発生させる時点を示すデータをメモリに予
め記憶させておき、メモリからデータを繰返し続
み出して必要なパルス幅変調波を形成する方式が
提案されている。しかし、精度を上げるために
は、メモリの容量を増大させたり、メモリのアク
セス時間を低減したりしなければならなかつた。
そこで、本発明の目的は、比較的容易且つ正確
にパルス幅変調波を形成することが可能な回路を
提供することにある。
上記目的を達成するための本願の発明は、実施
側を示す第1図の符号を参照にして説明すると、
クロツクパルスを発生するクロツクパルス発生回
路1と、前記クロツクパルス発生回路1に接続さ
れたクロツク入力端子3とアツプダウン制御信号
を受け入れるアツプダウン制御端子7とリセツト
端子5と計数出力端子4と桁上げ桁下げ出力端子
6とを備えたアツプダウンカウンタ2と、前記桁
上げ桁下げ出力端子6に接続されたトリガ入力端
子Tと前記アツプダウン制御端子7に接続された
出力端子Qとプリセツト入力端子PSとを備えた
Tフリツプフロツプ8と、前記アツプダウンカウ
ンタ2の出力が高調波低減パルス幅変調波の反転
時点に対応する値になつた時に反転制御信号を発
生する反転制御信号発生回路10と、前記反転制
御信号発生回路10から得られる前記反転制御信
号に対応して出力状態が反転し、高調波低減パル
ス幅変調波を発生するパルス幅変調波発生用フリ
ツプフロツプ17と、前記アツプダウンカウンタ
2の前記リセツト端子Rと前記Tフリツプフロツ
プ8の前記プリセツト端子PSと前記パルス幅変
調波発生用フリツプフロツプ17のプリセツト端
子PSに接続され、電源投入に応答して前記アツ
プダウンカウンタ2と前記Tフリツプフロツプ8
と前記パルス幅変調波発生用フリツプフロツプ1
7を予め決められた初期状態に設定する初期状態
設定回路9と、から成る高調波低減パルス幅変調
波形成回路に係わるものである。
上記発明は次の作用効果を有する。
(イ) クロツクパルス発生回路1とアツプダウンカ
ウンタ2とTフリツプフロツプ8との組み合わ
せによつてアツプカウントとダウンカウントと
を一定周期で繰返す信号を容易に得ることがで
きる。
(ロ) 電源投入に基づいてアツプダウンカウンタ2
とTフリツプフロツプ8とパルス幅変調波発生
用フリツプフロツプ17が予め決められた初期
状態に設定されるので、正確に動作を開始させ
ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
述べる。
本発明の実施例に係わる単相のPWM波形成回
路を示す第1図に於いて、1はクロツクパルス発
生回路であり、更に詳細には、電圧制御発振器
(VCO)によつて周波数可変型に構成されてい
る。
2はアツプダウンカウンタであり、この入力端
子3はクロツクパルス発生回路1に接続されてい
るので、クロツクパルスをアツプカウント又はダ
ウンカウントし、カウント出力端子4にカウント
出力をデジタル信号の形式で出力する。このカウ
ンタ2はは、リセツト端子5、桁上げ桁下げ出力
端子6、及びアツプダウン制御端子7を有してい
る。そして、リセツト端子5にリセツト信号を受
けてから計数を開始し、一定カウント値即ち本実
施例では0カウント及び45カウントで桁上げ桁下
げ出力端子6から0カウント検出パルス及び45カ
ウント検出パルスを第3図Bに示すように発生す
る。
8はアツプダウン制御用Tフリツプフロツプで
あり、T入力端子は桁上げ桁下げ端子6に結合さ
れ、Q出力端子はアツプダウンカウンタ2のアツ
プダウン制御端子7に接続され、プリセツト端子
PSは初期状態設定回路9に接続されている。従
つて、Tフリツプフロツプ8のT入力端子に第3
図Bに示す如く高レベルパルスが入力する毎にそ
の前縁でトリガされ、そのQ出力は第3図Cに示
す如く反転する。
カウント2は、制御端子7に第3図Cに示す高
レベルの信号を受けている間はアツプカウント動
作となり、クロツクパルスを順次に計数し、出力
端子4の計数値は第3図Aに説明的に示すように
増大する。しかし、t3時点で所定の45カウントと
なると、第3図Bのパルスが発生し、Tフリツプ
フロツプ8のQ出力が低レベルになり、カウント
2はダウンカウント動作となる。従つて、出力端
子4の値は第3図Aに示す如く順次に減少する。
しかる後に、t6時点で0カウントとなると、この
0カウントが検出され、第3図Bのパルスが発生
し、Tフリツプフロツプ8のQ出力が高レベルと
なるためカウンタ2は再びアツプ動作となる。t9
時点及びt12時点でもカウンタ折れ点制御がなさ
れることにより、t1〜t12のPWM波の周期の1/2
の繰返し周期のカウンタ出力を得ることが出来
る。
10は反転制御信号発生回路であつて、反転デ
ータ供給回路11と比較回路12とから成る。反
転データ供給回路11はPMW波の反転時点を識
別するための反転時点データを比較回路12に供
給し、比較回路12はカウンタ2から供給される
カウンタ出力と反転時点データとを比較し、一致
出力を発生する。
次に第2図を参照して反転制御信号発生回路1
0を更に詳しく述べる。第1図の実施例では、第
3図GのPWM波から明らかなように、カウンタ
2の1周期即ちπ期間に於けるt0及びt6時点(カ
ウント値0)と、t1及びt5時点(カウント値3)
と、t2及びt4時点(カウント値12)とに於いて反
転制御信号を発生させなければならない。従つ
て、カウンタ2の出力10進数で0即ち2進数で
(000000)2になつたこと、及び10進数で3即ち2
進数で(000011)2になつたこと、及び10進数で12
即ち2進数で(001100)2になつたことを検出しな
ければならない。そこで、第2図の例では、
(000000)2を検出するために6個の一致論理回路
A1〜A6を設け、夫々の一方の入力端子を第1図
のカウンタ2の出力端子4に接続している。また
夫々の他方の入力端子は夫々低レベルLに設定さ
れている。即ち他方の入力端子にはデータ
(000000)2が入力されている。従つてカウンタ2
の出力が(000000)2になる毎に全ての一致論理回
路A1〜A6の出力が高レベルHとなり、ANDゲー
ト13から高レベルHの出力が得られ、これが反
転制御信号としてORゲート14から送出され
る。また(000011)2を検出するために、6個の一
致論理回路B1〜B6が設けられ、この一方の入力
端子がカウンタ出力端子4に結合され、この他方
の入力端子が反転データ供給回路11に結合され
ている。反転データ供給回路11からは
(000011)2のデータが付与されているので、カウ
ンタ2の出力が(000011)2になると全ての一致論
理回路B1〜B6の出力が高レベルHとなり、AND
ゲート15が出力が高レベルとなり、ORゲート
から反転制御信号が送出される。また(001100)2
を検出するために6個の一致論理回路C1〜C6
設けられ、この一方の入力端子はカウンタ出力端
子4に結合され、この他力の入力端子は反転デー
タ供給回路11に結合されている。このため、カ
ウンタ2の出力が(001100)2になると、全ての一
致論理回路C1〜C6の出力が高レベルとなり、
ANDゲート16から高レベル出力が得られ、OR
ゲート14から反転制御信号が送出される。従つ
て、第1図の比較回路12の出力端子即ち第2図
のORゲート14の出力端子から、第3図Fに示
す如くt0,t1,t2,t4,t5,t6,t7,t8,t10,t11
t12,t13で反転制御信号が送出される。
第1図に於ける17は入力に応答して交互に反
転するJKフリツプフロツプであり、J及びK端
子が共に比較回路12の出力に結合され、クロツ
ク端子CKがクロツクパルス発生回路1に結合さ
れている。この結果、J及びK端子に第3図Fに
示す高レベルの反転制御信号が入力する毎にQ出
力は反転し、Q出力端子に結合された出力ライン
18に第3図Gに示すPWM波が得られる。この
PWM波はフイルタを通すことによつて比較的容
易に正弦波に変換される。しかし、実際には、こ
のPWM波を例えばトランジスタインバータのベ
ース制御信号として使用する。
初期状態設定回路9は、前述したように、電源
投入して同期して第3図Dに示すように初期状態
設定信号を送出するものであり、具体的には、正
の電源端子(+V)と接地との間に抵抗9aとコ
ンデンサ9bとを接続し、両者の間にインバータ
9cを接続したものである。従つて電源が投入さ
れてコンデンサ9bが所定電位に充電されるまで
は、インバータ9cから高レベルの初期状態設定
信号が送出される。尚この初期状態設定回路9は
ORゲート19を介してJKフリツプフロツプ17
のプリセツト端子PSに結合されているので、初
期状態には必ず第3図Gに示す如くフリツプフロ
ツプ17がプリセツトされる。またカウンタ2は
リセツト、Tフリツプフロツプ8はプリセツトさ
れる。
20は同期化回路であり、カウンタ2の一定カ
ウント値に於いて、フリツプフロツプ17の出力
が予め決められた状態となるようフリツプフロツ
プ17をプリセツトするものである。このため、
ANDゲート21を含み、この出力端子はORゲー
ト19を介してフリツプフロツプ17のプリセツ
ト端子(PS)に結合され、またこの入力端子に
はカウンタ2の桁上げ桁下げ出力端子6、Tフリ
ツプフロツプ8のQ出力端子、クロツクパルス発
生回路1、及び360度検出カウンタ22が結合さ
れている。尚360度検出カウンタ22はTフリツ
プフロツプ8のQ出力の立上りに応答して2カウ
ントした時点で出力パルスを発生し、しかる後、
リセツトされて再びTフリツプフロツプ8のQ出
力の立上りを数える。このため、第3図Eに示す
如く360度のt12時点で同期化パルスが発生し、フ
リツプフロツプ17が強制的にQ出力が高レベル
になるようにプリセツトされる。従つて、ノイズ
等によつてフリツプフロツプ17の状態が異常に
なつていたとしても、360度間隔で補正される。
上述から明らかなように、本実施例には次の利
点がある。
(イ) 実質的に実時間を発生するアツプダウンカウ
ンタの出力が所定値になつた時点に応答してフ
リツプフロツプ17の出力を反転させ、PWM
波を作つているので、実時間制御が可能にな
る。従つて回路構成の簡略化及び精度の向上が
可能になる。
(ロ) 初期状態設定回路9を設けたので、正確な動
作が可能になる。
(ハ) 同期化回路20を設けたので、ノイズ等でフ
リツプフロツプ17が誤まつた設定状態となつ
ても、一定周期で補正することが出来る。
(ニ) クロツクパルス発生回路1のクロツク周波数
を変えることによつて出力PWM波の周波数を
変えることが可能である。
(ホ) クロツクパルス発生回路1のクロツク周波数
を変えても、PWM波に於ける反転角度位置が
変化しないので、PWM波の周波数変化に無関
係に高調波成分を制限することが出来る。
(ヘ) 反転制御信号発生回路10に於ける反転デー
タ供給回路11からのデータの変更によつて
PWM波の反転時点を容易に変更することが出
来る。
次に本発明の実施例に係わる3相のPWM波形
成回路を第4図〜第8C図を参照して説明する。
但し、第4図で符号1〜10,19〜22で示すもの
は、第1図で同一符号で示したものと実質的に同
一であるので、共通事項の説明を省略する。尚第
8A図、第8B図、第8C図は紙面の都合上、
PWM波の半周期の波形を3分割して示すもので
ある。
第4図のカウンタ2は10進数で0から15まで
と、15から0までの計数を行うものであるので、
20,21,22,23で示す4つの出力端子4を有す
る。そして第8A図〜第8C図のCに示すように
カウンタ2の計数値0と15とに応答して桁上げ桁
下げ出力端子6から出力パルスが発生するので、
Tフリツプフロツプ8のQ出力は第8A図〜第8
C図のDに示す如くこれに応答して反転する。従
つてカウンタ2は、第8A図〜第8C図のBに10
進数で示すように0から15までアツプカウント
し、次に15か0までダウンカウントすることを繰
返す。第7図aはカウンタ2の出力を説明的にグ
ラフとしたものであり、PWM波の周期の1/6
の周期でアツプカウントとダウンカウントとを繰
返すことを示す。このため、1つのカウンタ2か
ら得られる1つのカウンタ出力によつて第7図
b,c,dに示すように3相のPWM波を作り出
すことが可能になる。即ち、第7図に示す3相の
PWM波の1周期中のt1,t2,t4,t5,t6,t7,t8
t10,t11,t12,t13,t14,t16,t17,t18,t19,t20
t22,t23,t24,t25,t26,t28,t29,t30,t31,t32
t34,t35、に於いて夫々反転制御信号を得ること
が可能になる。
第7図から明らかなようにカウンタ2の何れの
周期に於いても、計数値が、0即ち2進数で
(0000)2、及び3即ち2進数で(0011)2、及び12
即ち2進数で(1100)2の時に反転制御信号を送出
しなければならない。このため、第4図に於ける
反転制御信号発生回路10は、(0000)2の時点を
検出する第1のANDゲート23を有する。この
第1のANDゲート23の一方の入力端子はカウ
ンタ2の桁上げ桁下げ出力端子6に結合され、こ
の他方の入力端子はTフリツプフロツプ8のQ出
力端子に結合されるので、第8A図〜第8C図の
Eに示すようにカウンタ2の出力が10進数で0の
時にANDゲート23から高レベルパルスが発生
する。
またカウンタ2の3の出力即ち(0011)2を検出
するための第2のANDゲート24は4つの入力
端子を有し、下から1番目の入力端子はカウンタ
2の2°で示す出力端子に結合され、第2番目の入
力端子はカウンタ2の21で示す出力端子に結合
され、3番目の入力端子はカウンタ2の22で示
す出力端子にインバータ25を介して結合され、
4番目の入力端子はカウンタ2の23で示す出力
端子にインバータ26を介して結合されている。
従つてカウンタ2の4つの出力端子23,22,2
,20に10進数の3を示す2進数(0011)2の出力
が発生すると、第2のANDゲート24の総ての
入力が高レベルとなり、第8A図〜第8C図のF
に示す高レベルパルスが発生する。
またカウンタ2の12の出力即ち(1100)2を検出
するための第3のANDゲート27は4つの入力
端子を有し、その下から1番目の入力端子はカウ
ンタ2の20出力端子にインバータ28を介して
結合され、2番目の入力端子はカウンタ2の21
出力端子にインバータ29を介して結合され、3
番目の入力端子はカウンタ2の22出力端子に結
合され、4番目の入力端子はカウンタ2の23
力端子に結合されている。従つて、カウンタ2の
出力端子23,22,21,20が10進数12に対応し
て(1100)2になると、第3のANDゲート27の
全部の入力が高レベルとなり、第8A図〜第8C
図のGに示す如く高レベルパルスが発生する。
3つのANDゲート23,24,27の出力は
1つのORゲート30の入力となるので、ORゲ
ート30からは第8A図〜第8C図のHで示す3
相分の反転制御信号が出力される。
31は反転制御信号分配回路であり、分配ゲー
ト回路32と制御カウンタ33とを含む。分配ゲ
ート回路32は1つのデータ入力端子34と、3
つの出力端子P1,P2,P3と、制御入力端子35,
36とを有し、制御入力端子35,36に供給さ
れる第8A図〜第8C図のLに示す相選択制御信
号に基づいてデータ入力端子34に供給される第8
A図〜第8C図のHに示す3相分の反転制御信号
を第8A図〜第8C図のI,J,Kに示すように
3分割して出力端子P3,P2,P1に送り出す。
第5図は分配ゲート回路32を詳しく示すもの
であり、第1、第2、及び第3の相選択ANDゲ
ート37,38,39を有し、夫々のANDゲー
トに反転制御信号端子34が結合されている。第
1の相選択ANDゲート37には、20,21で示
される制御入力端子35,36がインバータ4
0,41を介して接続されているので、制御入力
端子35,36が共に低レベルの時に、反転制御
信号がANDゲート37を通過することが可能で
ある。第2の相選択ANDゲート38は制御入力
端子35に直接に接続されていると共に、制御入
力端子36にインバータ41を介して接続されて
いる。従つて、制御入力端子35が高レベルで制
御入力端子36が低レベルの時に反転制御信号が
通過可能になる。また第3の相選択ANDゲート
39は制御入力端子35にインバータ40を介し
て接続され且つ制御入力端子36に直接に接続さ
れている。従つて一方の制御入力端子35が低レ
ベルで、他方の制御入力端子36が高レベルの時
に反転制御信号が通過可能になる。第1〜第3の
ANDゲート37〜39を順次に通過可能に付勢
するための制御カウンタ33は、第4図に示す分
配ゲート回路32の制御入力端子35,36に結
合された出力端子35a,36aと、Tフリツプ
フロツプ8の出力端子に結合されたクロツク入
力端子42と、初期状態設定回路9に結合された
リセツト端子43とを有し、クロツク信号が入力
する毎に出力が反転し、(00)2,(01)2,(10)2
出力を繰返して送出するように構成されている。
Tフリツプフロツプ8の出力は、第8A図〜第8
C図のDから明らかなように、アツプダウンカウ
ンタ2のアツプカウントとダウンカウントとの切
換に同期して反転する。そして、3進カウンタに
構成されたこの制御カウンタ33は、Tフリツプ
フロツプ8の出力パルスの前縁に同期して動作
し、また起動時は初期状態設定回路9の出力でリ
セツトされているので、その出力端子35a,3
6aは第8A図〜第8C図のLに示すようにアツ
プダウンカウンタ2の周期に応じて変化し、
(00)2,(01)2,(10)2の出力を順次に送出する。
制御カウンタ33は、更に詳細には、第6図に
示す如く、2つのJKフリツプフロツプ44,4
5によつて構成されている。このフリツプフロツ
プ44,45のクロツク端子CKはクロツク入力
端子42に夫々接続され、夫々のリセツト端子R
は初期状態設定回路9に接続されるリセツト端子
43に結合され、前段のフリツプフロツプ44の
K端子は高レベル電源+Vに接続され、そのJ端
子は後段のフリツプフロツプ45の出力端子に
結合され、後段のフリツプフロツプ45のJ端子
は前段のフリツプフロツプ44のQ端子及びその
K端子は端子に接続され、後段のフリツプフロ
ツプ45のQ出力端子が20出力端子35aとさ
れれ、前段のフリツプフロツプ44のQ出力端子
が21出力端子36aとされている。従つて、ア
ツプダウンカウンタ2がアツプからダウンに切換
わる毎に出力状態が反転し、起動時に於いては、
PWM波の60度間隔で(00)2,(01)2,(10)2の出
力が得られる。
第5図に示す分配ゲート回路33が第8A図〜
第8C図のLの信号で制御されると、第8A図〜
第8C図のHで示す3相分の反転制御信号が第8
A図〜第8C図のI,J,Kで示すように分配さ
れ、出力端子P3,P2,P1から送出される。
3相交流の第1相に対応して設けられた第1の
JKフリツプフロツプ17aのJ及びK端子は分
配ゲート回路32の出力端子P1に接続され、ク
ロツク端子CKはクロツクパルス発生回路1に結
合され、プリセツト端子PSは初期状態設定回路
9と同期化回路20とに結合されているので、起
動時に第8A図のPに示す初期状態設定信号でプ
リセツトされた後に、第8A図〜第8C図のKに
示す反転制御信号が入力すると、第8A図〜第8
C図のAに示すクロツクパルスの立下りに同期し
て状態が反転し、第1相出力ライン18aに第8
A図〜第8C図のOに示すPWMが得られる。即
ち、第7図dに示すPWM波が得られる。
3相交流の第2相に対応して設けられた第2の
JKフリツプフロツプ17bのJ及びK端子は分
配ゲート回路32の出力端子P2に接続され、ク
ロツク端子CKはクロツクパルス発生回1に結合
され、リセツト端子Rは初期状態設定回路9と同
期化回路20とに結合されるので、起動時に第8
A図のPに示す初期状態設定信号でリセツトされ
た後に、第8A図〜第8C図のJに示す反転制御
信号が入力すると、第8A図〜第8C図のAに示
すクロツクパルスの立下りに同期して状態が反転
し、第2相出力ライン18bに第8A図〜第8C
図のNに示すPWM波が得られる。即ち、第7図
Cに示すPWM波が得られる。
3相交流の第3相に対応して設けられた第3の
JKフリツプフロツプ17cのJ及びK端子は分
配ゲート回路32の出力端子P3に接続され、ク
ロツク端子CKはクロツクパルス発生回路1に結
合され、プリセツト端子PSは初期状態設定回路
9と同期化回路20とに結合されているので、起
動時に第8A図のPに示す初期状態設定信号でプ
リセツトされた後に、第8A図〜第8C図のIに
示す反転制御信号が入力すると、第8A図〜第8
C図のAに示すクロツクパルスの立下りに同期し
て状態が反転し、第3相出力ライン18cに第8
A図〜第8C図のMに示すPWM波が得られる。
即ち、第7図bに示すPWM波が得られる。
第4図の同期化回路20は、第1図と実質的に
同じであるが、この実施例の場合、PWM波の1
周期にアツプダウンカウンタ2が6回の繰返し動
作をなすので、360度検出カウンタ22はアツプ
ダウンカウンタ2の出力の6周期を検出した時点
でパルスを発生し、ANDゲート21から第7図
eの同期化制御信号を発生する。
上述から明らかなように、この3相PWM波形
成回路によつても、第1図の実施例と同様な作用
効果を得ることが出来る。更にまた、PWM波制
御時間領域を60度間隔に分割し、第1、第2、及
び第3相で互いに重複しないようにしたので、1
つのアツプダウンカウンタ2で、3相を制御する
ことが可能になり、回路構成を簡略化することが
出来る。
第9図は、第1図及び第4図に示すPWM波形
成回路を使用したモータ制御用インバータ回路を
示すものである。この方式では直流―交流変換す
るためのトランジスタインバータ50の制御信号
をPWM波形成回路51と断続パルス発生回路5
2とに基づいて形成している。即ち、制御基準電
圧VRによつて電圧制御発振器即ちVCOを駆動し、
VCO53を第1図及び第4図のクロツクパルス
発生回路1として使用している。VCO53から
クロツクパルスが発生すると、PWM波形成回路
51は、第1図及び第4図で説明したように
PWM波を発生する。
一方、インバータ50の出力電圧が検出され、
帰還回路54を介して比較増幅回路55に入力す
る。比較増幅回路に於いては検出電圧と基電圧
VRとが比較され、差の電圧に対応した出力が得
られる。断続パルス発生回路52はトランジスタ
チヨツパ回路から成り、直流電圧をトランジスタ
によつて第10図Aに示すように断続した出力を
発生する。尚比較増幅回路55の出力は、インバ
ータ50の出力電圧が低い時には第10図Aのデ
ユテイ比を大とし、出力電圧が高い時にデユテイ
比を小とするように作用する。断続パルス発生回
路52の出力とPWM波形成回路51の出力とは
ANDゲート56を介してインバータ50の制御
端子に供給されるので、第10図Aの断続パルス
と第10図BのPWM波との両方が同時に発生し
ている期間に、第10図Cの出力が得られ、これ
がインバータ50のトランジスタのベース制御信
号となる。尚インバータ50は3相の場合には第
12図に示すように6個のトランジスタQ1〜Q6
と、6個のダイオードD1〜D6とによつて構成さ
れ、トランジスタQ1〜Q6を選択的に制御するこ
とによつて出力端U,V,Wから三相交流を発生
する。尚この第9図の方式に於いて、VCO53
から得られるクロツクパルスの波数を変えること
によつて、インバータ50の出力周波数を変える
ことが出来る。このように出力周波数を変えて
も、PWM波の反転角度位置は一定に保たれるの
で、高調波成分は実質的に変化しない。
第11図は第1図の回路を使用することが出来
るインバータ回路の別の実施例を示すものであ
る。この実施例では、PWM波形成回路51の比
較回路12を第2図に示す如く形成し、この比較
回路12に供給する反転データを、インターフエ
ース58を介してマイクロプロセツサ57から供
給している。インバータ50の出力電圧はAD変
換回路59によつてデジタル信号に変換されて、
マイクロプロセツサ57の入力となるので、マイ
クロプロセツサ57は、基準電圧VRと検出電圧
との差が等しくなるようなPWM波のパルス幅を
計算し、PWM波の反転位置を示す信号即ち反転
データを第1図の比較回路12に送る。従つて、
第1図の比較回路12は、カウンタ2の出力が反
転データと一致した時点で反転制御信号を送出す
る。第11図のインバータ50は出力電圧が一定
になるようにパルス幅制御されたPWM波によつ
て制御される。
以上、本発明の実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、更に変形可
能なものである。例えば、第1図の実施例では、
カウンタ2を180度の周期で駆動せずに、第3図
で鎖線で示すように60度の周期で駆動してもよ
い。これによりカウンタ2を小形且つ低コスト化
することが出来る。また3相のPWM波を得る場
合に、第4図に示すように一つのカウンタ2で3
つのPWM波を形成せずに、第1図に示す回路を
3組設け、60度の位相差で駆動してもよい。また
PWM波を180度期間で3パルスとせずに、例え
ば5パルスとしてもよい。また同期化信号を360
度間隔で供給せずに、例えば720度間隔又は180度
間隔で供給するようにしてもよい。またフリツプ
フロツプ17をJKタイプ以外のフリツプフロツ
プで構成してもよい。また第4図の反転制御信号
発生回路10を第2図と同様な回路構成としても
よい。また制御カウンタ33を3段のリングカウ
ンタとしてもよい。またカウンタ2の周期を
PWM波の周期の1/n又はn倍(但しnは整
数)から選択された更に別の周期としてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わるPWM波形成
回路を示すブロツク図、第2図は第1図の反転制
御信号発生回路を示すブロツク図、第3図は第1
図のA〜G点の状態を示す波形図、第4図は本発
明の実施例に係わる3相のPWM波形成回路を示
すブロツク図、第5図は第4図の分配ゲート回路
を示すブロツク図、第6図は第4図の制御カウン
タを示すブロツク図、第7図は第4図のa〜e点
の状態を示す波形図、第8A図、第8B図及び第
8C図は第4図のA〜P点の状態を半周期(180
度)のみ示す波形図、第9図はPWM波形成回路
を使用したインバータ回路を示すブロツク図、第
10図は第9図のA〜C点の状態を示す波形図、
第11図はPWM波形成回路を使用したインバー
タ回路の別の例を示すブロツク図、第12図は3
相ブリツジ型トランジスタインバータを示す回路
図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、1はク
ロツクパルス発生回路、2はアツプダウンカウン
タ、9は初期状態設定回路、10は反転制御信号
発生回路、11は反転データ供給回路、12は比
較回路、17はJKフリツプフロツプ、20は同
期化回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クロツクパルスを発生するクロツクパルス発
    生回路1と、 前記クロツクパルス発生回路1に接続されたク
    ロツク入力端子3とアツプダウン制御信号を受け
    入れるアツプダウン制御端子7とリセツト端子5
    と計数出力端子4と桁上げ桁下げ出力端子6とを
    備えたアツプダウンカウンタ2と、 前記桁上げ桁下げ出力端子6に接続されたトリ
    ガ入力端子Tと前記アツプダウン制御端子7に接
    続された出力端子Qとプリセツト入力端子PSと
    を備えたTフリツプフロツプ8と、 前記アツプダウンカウンタ2の出力が高調波低
    減パルス幅変調波の反転時点に対応する値になつ
    た時に反転制御信号を発生する反転制御信号発生
    回路10と、 前記反転制御信号発生回路10から得られる前
    記反転制御信号に対応して出力状態が反転し、高
    調波低減パルス幅変調波を発生するパルス幅変調
    波発生用フリツプフロツプ17と、 前記アツプダウンカウンタ2の前記リセツト端
    子Rと前記Tフリツプフロツプ8の前記プリセツ
    ト端子PSと前記パルス幅変調波発生用フリツプ
    フロツプ17のプリセツト端子PSに接続され、
    電源投入に応答して前記アツプダウンカウンタ2
    と前記Tフリツプフロツプ8と前記パルス幅変調
    波発生用フリツプフロツプ17を予め決められた
    初期状態に設定する初期状態設定回路9と、 から成る高調波低減パルス幅変調波形成回路。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0346850U (ja) * 1989-09-14 1991-04-30

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53100429A (en) * 1977-02-15 1978-09-01 Mitsubishi Electric Corp Control device of inverter

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