JP2005117839A - パルス幅変調波形生成方法及び装置 - Google Patents

パルス幅変調波形生成方法及び装置 Download PDF

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Abstract

【課題】上アームと下アームについて個別にデッドタイム値を設定可能であって、かつ、PWMデューティを0%出力から100%出力までリニアに制御可能な3相パルス幅変調波形発生装置を提供すること。
【解決手段】波形の搬送波の周期、第1のデッドタイム値、及び、第2のデッドタイム値を定める。搬送波周期、第1のデッドタイム値及び第2のデッドタイム値に応じて、複数のアップダウンカウンタにてカウントする範囲を定める。複数のアップダウンカウンタが段階2で定めた範囲をカウントし、搬送波周期に応じて定められた値と、複数のアップダウンカウンタの一であるアップダウンカウンタ甲のカウント値甲とを、比較すると共に、搬送波周期に応じて定められた値と、複数のアップダウンカウンタの一であってアップダウンカウンタ甲ではないアップダウンカウンタ乙のカウント値乙とを、比較して、比較結果に応じて、パルス幅変調波形を生成する。
【選択図】図2

Description

本発明は、三相パルス幅変調波形発生装置に関し、特に、交流電動機等を可変速制御するパルス幅変調(Pulse Width Modulation:以下PWMと記す)インバータに用いられる三相PWM波形発生装置に関する。
従来、3相モータを制御するために図9に示すパルス幅変調(Pulse Width Modulation、以下PWMと記す。)インバータが用いられる。先ずAC/DC変換回路302により交流電源301が所望の直流電圧に変換される。次にパワーモジュール303を構成する高電位電源電圧側の上アーム304と低電位電源電圧側の下アーム305とに含まれる6つのパワートランジスタのスイッチングによりこの直流電圧が3相交流電圧に変換されてモータ306のコイルに印加される。
図10に示すように、三角波キャリア信号がPWM変調されて生成されたU相、V相及びW相のPWM電圧によりU相、V相及びW相の3相交流電圧が復元される。6つのパワートランジスタは、マイクロコンピュータ制御の3相パルス幅変調波形発生装置から出力されるU相PWM信号、/U相PWM信号、V相PWM信号、/V相PWM信号、W相PWM信号及び/W相PWM信号により駆動される。
図11に示すように、Uと/U、Vと/V、Wと/Wの関係は相補的(一方がONの時、もう一方はOFF)である必要がある。即ち、/U相PWM信号はU相PWM信号の相補信号であり、/V相PWM信号はV相PWM信号の相補信号であり、/W相PWM信号はW相PWM信号の相補信号である。U相、V相及びW相のそれぞれについて、上下アームにおいて対応する2つのパワートランジスタが相補的にオンオフしてプッシュプル動作を行う。また、図12に示すようにU、V、Wの関係は、それぞれ位相が電気角120度ずれている必要がある。
6つのパワートランジスタによる上アーム304と下アーム305とが同時にオンすると短絡による過電流が流れるので、これを回避するためにU相、V相及びW相のそれぞれについて、U相PWM信号及び/U相PWM信号、V相PWM信号及び/V相PWM信号、W相PWM信号及び/W相PWM信号の各出力波形のオンオフ間、オフオン間に短絡防止時間いわゆるデッドタイムを設ける必要がある。例えば特許文献1には、上アームと下アームとのオンオフ間、オフオン間に遅延回路に設定したデッドタイムを有するPWM波形を生成する技術が記載されている。
その構成を図13に示す。アップダウンカウンタ401をカウントクロック404で動作させる。そして、書き替え可能な比較用レジスタ402の値とアップダウンカウンタ401の値とが一致すると、比較器403から一致検出信号408が出力されて遅延回路405に入力され、遅延回路405が短絡防止用のデッドタイムのカウント動作を開始する。
また、出力極性制御回路413からPWM信号の出力極性切り替え時に制御信号415が出力されて遅延回路405に入力され、遅延回路405がデッドタイムのカウント動作を開始する。デッドタイムのカウント動作が終了すると遅延回路405から遅延信号410が出力される。
波形生成部406にアップダウンカウンタ401からアップカウントとダウンカウントとのカウント方向を示すカウント方向信号409と、一致検出信号408と、遅延信号410と、出力極性制御回路413からのPWM信号の出力極性を示す制御信号414と、が入力される。波形生成部406から出力停止信号407により制御されるトライステートバッファを介してU相PWM信号411と/U相PWM信号412とが出力される。
U相PWM信号411は、正極性時はアップカウント時の一致検出信号408により論理1レベルを出力し、ダウンカウント時の一致検出信号408による遅延信号410により論理0レベルを出力する。逆極性時は、アップカウント時の一致信号408による遅延信号410により論理0レベルを出力し、ダウンカウント時の一致検出信号408により論理1レベルを出力する。また、正極性時から逆極性時へ切り替わった時の制御信号415により論理1レベルを出力し、逆極性時から正極性時へ切り替わった時の制御信号415による遅延信号410により論理0レベルを出力する。
/U相PWM信号412は、正極性時はアップカウント時の一致検出信号408による遅延信号410により論理0レベルを出力し、ダウンカウント時の一致検出信号408により論理1レベルを出力する。逆極性時は、アップカウント時の一致検出信号408により論理1レベルを出力し、ダウンカウント時の一致検出信号408による遅延信号410により論理0レベルを出力する。また、正極性時から逆極性時へ切り替わった時の制御信号415による遅延信号410により論理0レベルを出力し、逆極性時から正極性時へ切り替わった時の制御信号415により論理1レベルを出力する。
以上の構成により、上アームのパワートランジスタと下アームのパワートランジスタとが同時にオンしないように短絡防止用のデッドタイムを確保することができる。なお、V相及び/V相のPWM信号生成、W相及び/W相のPWM信号生成についても同様であり説明を省略するが、アップダウンカウンタ401は3相共用である。
特開平10−112982号公報(図1)
ところで、上アームのパワートランジスタと下アームのパワートランジスタとでは駆動能力即ちスイッチング時間が異なるため、上アームのパワートランジスタと下アームのパワートランジスタとが両方オフする時間を減らして最適な相補スイッチング動作を行うためには、上アームのデッドタイムと下アームのデッドタイムとを個別に設定する必要がある。
しかし、図13に示す従来例の3相パルス幅変調波形発生装置ではデッドタイム値を任意に設定できるようになっているが、デッドタイム値を決定する遅延回路を1つしか備えておらず上アームと下アームとで同じ遅延回路を用いる構成となっており、また上アームと下アームとで個別にデッドタイム値を設定可能な制御構成にもなっていないため、上アームと下アームとのデッドタイム値は同じとなる。
したがって、上アームと下アームとのうちスイッチング時間が長い方に合わせて上アームと下アームとの共通のデッドタイムを設定しなければならず、上アームのパワートランジスタと下アームのパワートランジスタとが両方オフする時間が増大し、最適な相補スイッチング動作を行うことができないという問題があった。
近年では、EPS (Electric Power Steering System)やHEV(Hybrid Electric Vehicle)のインバータ制御において、デッドタイムの上アーム、下アームを個別に設定することだけではなく、更に、PWMデューティ(搬送波1周期内のPWMの出力幅)を0%出力から100%出力までリニアに制御することについても、同時に満足するよう要求されている。
図14(a)に要求されている出力信号を示す。また、図14(b)に従来技術で実現可能な出力を示す。図14(a)の点線で囲んだ箇所のように、/U相にはデッドタイム設定以下のPWM信号出力、或いは0%のPWM信号出力が要求されている。しかし、従来技術では、図14(b)の点線で囲んだ箇所のように、デッドタイム設定幅のPWM信号が出力されるか、或いは急激に100%の出力がなされる。
このように、従来の技術ではデッドタイム設定幅〜100%出力、0%出力の範囲における制御ができなかった。そのため、図15(a)のような理想的なインバータ制御を行うことができず、図15(b)のようなインバータ制御となって制御不可能な範囲が発生し、その結果、PWMデューティを0%出力から100%出力までリニアに制御することができなかった。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、本発明が解決しようとする課題は、上アームと下アームについて個別にデッドタイム値を設定可能であって、かつ、PWMデューティを0%出力から100%出力までリニアに制御可能な3相パルス幅変調波形発生装置を提供することである。
上述の課題を解決するため、本発明は次のようなパルス幅変調波形生成方法及び装置を提供する。
即ち、本発明は、第1及び第2の端子の間にパルス幅変調波形を生成する方法において、波形の搬送波の周期、第1のデッドタイム値、及び、第2のデッドタイム値を定める段階1と、搬送波周期、第1のデッドタイム値及び第2のデッドタイム値に応じて、複数のアップダウンカウンタにてカウントする範囲を定める段階2と、複数のアップダウンカウンタが段階2で定めた範囲をカウントする段階3と、搬送波周期に応じて定められた値と、複数のアップダウンカウンタの一であるアップダウンカウンタ甲のカウント値甲とを、比較する段階4と、搬送波周期に応じて定められた値と、複数のアップダウンカウンタの一であってアップダウンカウンタ甲ではないアップダウンカウンタ乙のカウント値乙とを、比較する段階5と、段階4及び5の比較結果に応じて、パルス幅変調波形を生成する段階6とを含むことを特徴とするパルス幅変調波形生成方法を提供する。
第1のデッドタイム値は第1の端子に対して定められ、第2のデッドタイム値は第2の端子に対して定められ、更に、アップダウンカウンタ甲のカウント値甲を、アップダウンカウンタ乙にロードする段階を含むこととしてもよい。この場合、アップダウンカウンタ甲は、第1のデッドタイム値の1/2を下限値甲とし、第1のデッドタイム値の1/2及び搬送波周期の1/2の和を上限値甲とする範囲でカウントし、アップダウンカウンタ乙は、ゼロを下限値乙とし、第1のデッドタイム値の1/2、第2のデッドタイム値の1/2及び搬送波周期の1/2の和を上限値乙とする範囲でカウントし、カウント値甲が上限値甲及び下限値甲のいずれであるとき、当該カウント値甲をアップダウンカウンタ乙にロードすることとしてもよい。
第1のデッドタイム値は正相のオフから逆相のオンに切り替える際のデッドタイムであり、第2のデッドタイム値は逆相のオフから正相のオンに切り替える際のデッドタイムであり、アップダウンカウンタ丙が搬送波の周期を計測するとき、アップダウンカウンタ甲は、アップダウンカウンタ丙に対して、第1のデッドタイム値の時間差でカウントを行い、アップダウンカウンタ乙は、アップダウンカウンタ丙に対して、第2のデッドタイム値の時間差でカウントを行うこととしてもよい。この場合、アップダウンカウンタ甲は、第1及び第2のデッドタイム値の和を下限値甲とし、下限値甲及び搬送波周期の1/2を上限値甲とする範囲でカウントし、アップダウンカウンタ乙は、ゼロを下限値乙とし、搬送波周期の1/2を上限値乙とする範囲でカウントすることとしてもよい。
また、本発明は、第1及び第2の端子の間にパルス幅変調波形を生成する装置において、予め定められた搬送波周期、第1のデッドタイム値及び第2のデッドタイム値に応じて定められた範囲でカウントする複数のアップダウンカウンタと、搬送波周期に応じて定められた値と、複数のアップダウンカウンタの一であるアップダウンカウンタ甲のカウント値甲とを比較する比較器甲と、搬送波周期に応じて定められた値と、複数のアップダウンカウンタの一であってアップダウンカウンタ甲ではないアップダウンカウンタ乙のカウント値乙とを比較する比較器乙と、比較器甲及び乙の出力に応じて、パルス幅変調波形を生成する波形生成手段とを備えることを特徴とするパルス幅変調波形生成装置を提供する。
第1のデッドタイム値は第1の端子に対して定められ、第2のデッドタイム値は第2の端子に対して定められ、更に、アップダウンカウンタ甲のカウント値甲を、アップダウンカウンタ乙にロードする手段を備えることとしてもよい。この場合、アップダウンカウンタ甲は、第1のデッドタイム値の1/2を下限値甲とし、第1のデッドタイム値の1/2及び搬送波周期の1/2の和を上限値甲とする範囲でカウントし、アップダウンカウンタ乙は、ゼロを下限値乙とし、第1のデッドタイム値の1/2、第2のデッドタイム値の1/2及び搬送波周期の1/2の和を上限値乙とする範囲でカウントし、ロード手段は、カウント値甲が上限値甲及び下限値甲のいずれであるとき、当該カウント値甲をアップダウンカウンタ乙にロードすることとしてもよい。
第1のデッドタイム値は正相のオフから逆相のオンに切り替える際のデッドタイムであり、第2のデッドタイム値は逆相のオフから正相のオンに切り替える際のデッドタイムであり、複数のアップダウンカウンタの一として、搬送波の周期を計測するアップダウンカウンタ丙を備え、アップダウンカウンタ甲は、アップダウンカウンタ丙に対して、第1のデッドタイム値の時間差でカウントを行い、アップダウンカウンタ乙は、アップダウンカウンタ丙に対して、第2のデッドタイム値の時間差でカウントを行うこととしてもよい。この場合、アップダウンカウンタ甲は、第1及び第2のデッドタイム値の和を下限値甲とし、下限値甲及び搬送波周期の1/2を上限値甲とする範囲でカウントし、アップダウンカウンタ乙は、ゼロを下限値乙とし、搬送波周期の1/2を上限値乙とする範囲でカウントすることとしてもよい。
更に、本発明は、上述のパルス幅変調波形生成装置を備える多相交流パルス幅変調波形生成装置や、こうした多相交流パルス幅変調波形生成装置を備える多相交流電動機を提供する。
本発明によれば、上アームと下アームのデッドタイム値を個別に設定可能にすることができる。また、同時に、PWMデューティの0%出力〜100%出力まで制御することができる。
これにより、パワーモジュールのスイッチング能力に合わせたデッドタイム時間の適正な設定が可能となり、効率的なパワーモジュールのON時間の制御が可能となる。また図15(a)に示すように、PWMで制御する擬似的な正弦波を理想となる正弦波に近づけることができる。これにより、パワーモジュールのOFF時間(無駄な時間=ドライブ出来てない時間)が短縮され、トータルトルクが向上し、省エネ効果を得ることができる。従って、本発明は家電製品を含む全ての分野に有効である。
更に、デッドタイム時においてモータは慣性で回転する為、デッドタイム期間が小さいほど、三相交流波形は滑らかなSin波となる。本発明によればデッドタイム時間を最小限に抑えることができるので、モータの振動が減少し、騒音が防止される。また、騒音発生により生じるエネルギーのロスを抑制することができる。
更に、動作開始前に1回デッドタイム値を設定することにより、自動でデッドタイムをもったPWM波形を実現することができる。これにより、ソフトウェアの処理負担が軽減されるので、特に、CPUの処理時間が遅いマイクロコンピュータにおいては、他のソフトウェア処理に対する影響を抑制することができる。
従来技術では、比較用レジスタの値が(1)から(0)に変化する際に、/U相の出力が、(遅延回路205に設定されたデッドタイム値)から(0)に急激に変化する。これを回避するため、図1(b)に示すように、アップダウンカウンタの動作に対して、遅延回路の1/2のオフセットを加えて動作させ、比較用レジスタに設定可能な範囲を拡張する。オフセットを加えた範囲に関しては、別のアップダウンカウントを動作させてデューティ制御を行う。
このように、アップダウンカウンタにオフセットを追加すること、及び、制御できなかった範囲に対して別のアップダウンカウンタを追加して、追加したアップダウンカウンタと比較用レジスタの一致信号を発生させることにより、本発明では、従来技術では制御不可能なデューティ範囲におけるPWM制御を可能とする。
本発明により、上アーム、下アームのそれぞれに対して個別にデッドタイムを設定することが可能となり、更に、0%出力から100%出力まで、PWMデューティをリニアに設定することが可能となる。
本発明の実施例1である三相PWM波形発生装置100について図2を参照して説明する。三相PWM波形発生装置100は、アップダウンカウンタ1、比較用レジスタ2、比較器3、正相用遅延回路5、波形生成部6、出力極性制御回路13、逆相用遅延回路16、選択回路18、アップダウンカウンタ20、比較器21及び判別回路25からなる。
アップダウンカウンタ1は、カウントクロック4にて動作して、(正相用遅延回路5の設定値/2)〜(搬送波周期/2+正相用遅延回路5の設定値/2)の範囲で図3のようなアップダウンカウント動作を行う。アップダウンカウンタ1は搬送波周期毎に上向きに凸の三角波と下向きに凸の三角波を繰り返して出力する。上下どちらの向きに凸であるかは制御信号14が示すPWM信号の出力極性によって決まり、具体的には制御信号14及び15のいずれか或いは両方を参照して決定する。また、アップダウンカウンタ1はカウントの方向を示すカウント方向信号9を波形生成部6及び判別回路25に対して出力する。アップカウント時、即ち、カウント範囲の下限値(正相用遅延回路5の設定値/2)からカウント範囲の上限値(搬送波周期/2+正相用遅延回路5の設定値/2)にカウントが上昇する間は、カウント方向信号9はゼロである。逆に、ダウンカウント時、即ち、上限値から下限値にカウントが降下する間は、カウント方向信号9は1である。
比較用レジスタ2は書き替え可能なレジスタであり、PWM波形のデューティ幅を格納する。
比較器3はアップダウンカウンタ1と比較用レジスタ2の値を比較する。両者が一致する場合、比較器3は、正相用遅延回路5、波形生成部6及び逆相用遅延回路16に対し、一致検出信号8を出力する。
正相用遅延回路5は次の2つの条件、開始条件1及び2のいずれかを満足するときカウント動作を開始する。
(開始条件1):カウント方向信号9が”0”の場合、一致検出信号8が入力したタイミングでカウント動作を開始する。
(開始条件2):制御信号14が”1”→”0”に変化し、制御信号15が入力したタイミングでカウント動作を開始する。
いずれの場合も、設定された上アームのデッドタイム値にカウントが達すると、選択回路18に対して遅延信号10を出力する。
波形生成部6は、一致検出信号8、カウント方向信号9、制御信号14、制御信号15、遅延信号19、一致検出信号22及びカウント方向信号23の入力に応じて、U相11及び/U相12を主力する。波形生成部6の制御論理を表1及び表2に示す。波形生成部6は原則としては表1の制御論理に従って動作し、カウント方向信号9及び23に応じてU相11及び/U相12の出力を決定するが、PWM信号の出力極性が変化するタイミング、即ち、制御信号14が正極性(1)から逆極性(0)に変化するタイミング、及びその逆方向に変化するタイミングでは、表2の制御論理に従って動作する。
Figure 2005117839
Figure 2005117839
出力極性制御回路13は、PWM信号の出力極性を示す制御信号14と、出力極性切り替えタイミングを示す制御信号15とを出力する。制御信号14、15は、波形生成部6、選択回路18、アップダウンカウンタ1、アップダウンカウンタ20に対して出力される。制御信号15はPWM信号の出力極性が変化するタイミングで出力され、正相用遅延回路5、逆相用遅延回路16、アップダウンカウンタ1、アップダウンカウンタ20の動作を制御する。
逆相用遅延回路16は次の2条件、開始条件1及び2のいずれかを満足するときカウント動作を開始する。
(開始条件1):カウント方向信号9が”1”の場合、一致検出信号8が入力したタイミングでカウント動作を開始する。
(開始条件2):制御信号14が”0”→”1”に変化し、制御信号15が入力したタイミングでカウント動作を開始する。
いずれの場合も、設定された下アームのデッドタイム値にカウントが達すると、選択回路18に対して遅延信号17を出力する。
選択回路18は、制御信号14及び判別信号24に応じて、遅延信号10及び17のいずれか一方を選択して、遅延信号19として波形生成部6に対して出力する。制御信号14及び判別信号24の値と、遅延信号19として選択する信号との対応関係を表3に示す。
Figure 2005117839
アップダウンカウンタ20は、カウントクロック4にて動作して、0〜(搬送波周期/2+正相用遅延回路5の設定値/2+逆相遅延回路16の設定値/2)の範囲で動作する。その際、アップダウンカウンタ20は図4に示すようなアップダウンカウント動作を行う。即ち、アップダウンカウンタ1のアップからダウンへの切り替えタイミング、及び、ダウンからアップへの切り替えタイミングにおいて、アップダウンカウンタ20はアップダウンカウンタ1の値をロードする。
これにより、アップダウンカウンタ1のアップからダウンへの切り替えタイミングにおいて、(搬送波周期/2+正相用遅延回路5の設定値/2)の値がアップダウンカウンタ20にロードされる。また、ダウンからアップへの切り替えタイミングにおいて、(正相用遅延回路5の設定値/2)の値がアップダウンカウンタ20にロードされる。
また、アップダウンカウンタ20はカウント方向信号23を出力する。カウント方向信号23は、アップダウンカウンタ20のダウンカウント時、即ち、下限値0から上限値(搬送波周期/2+正相用遅延回路5の設定値/2+逆相遅延回路16の設定値/2)にカウント値が上昇する間は”1”をとる。逆に、アップカウント時、即ち、上限値から下限値にカウント値が降下する間は”0”をとる。
比較器21は、アップダウンカウンタ20と比較用レジスタ2の値を比較する回路である。両者の値が一致した場合に一致検出信号22を出力する。
判別回路25はアップダウンカウンタ1のカウント値に応じて判別信号24を出力する。判別信号は遅延信号10と遅延信号17の選択を制御する信号であり、次の(a)〜(d)に従って図5に示すように出力される。
(a)アップダウンカウンタ1がアップカウント時(カウント方向信号9=0)であって、かつ、そのカウント値が(正相用遅延回路5の設定値/2+逆相遅延回路16の設定値/2)と一致するとき、判別信号24をクリア(1→0)する。
(b)アップダウンカウンタ1がダウンカウント時(カウント方向信号9=1)であって、かつ、そのカウント値が(搬送波周期/2)と一致するとき、判別信号24をセット(0→1)する。
(c)制御信号14が示す出力極性が正極性(1)から逆極性(0)に変化したとき、判別信号24をクリア(1→0)する。
(d)制御信号14が示す出力極性が逆極性(0)から正極性(1)に変化したとき、判別信号24をセット(0→1)する。
このような構成を有する三相PWM波形発生装置100の出力制御図は、図6のようになる。このような出力制御によれば、上アーム、下アームに異なるデッドタイムを設定することが可能であり、かつ、0−100%の範囲でリニアにPWM出力を制御することができる。尚、ここではU相及び/U相を出力するものとして説明したが、V相及び/V相を出力する場合、並びに、W相及び/W相を出力する場合も同様である。
本発明の実施例2である三相PWM波形発生装置200について図7を参照して説明する。三相PWM波形発生装置200は、周期レジスタ31、デッドタイムレジスタ32、33、アップダウンカウンタ34、35、36、カウンタ制御回路37、デューティレジスタ38、比較器39、40、波形生成部41からなる。
周期レジスタ31には、搬送波周期/2の値を設定する。
デッドタイムレジスタ32(またはデッドタイムレジスタ0とも記す)に、正相OFFから逆相ONに切り替える際のデッドタイム(d0)を設定する。
デッドタイムレジスタ33(またはデッドタイムレジスタ1とも記す)に逆相OFFから正相ONに切り替える際のデッドタイム(d1)を設定する。
アップダウンカウンタ34(またはカウンタ0とも記す)は基本カウンタであり、搬送波の周期を計測する。カウンタ0は、d0/2を初期値としてアップカウントを行い、(搬送波周期/2+d0/2)と一致した時点でダウンカウントに切り替わる。その後、d0/2と一致した時点でアップカウントに切り替わり、この動作を繰り返す。
アップダウンカウンタ35(またはカウンタ1とも記す)は、アップダウンカウンタ34に対して、デッドタイムレジスタ32に設定したデッドタイム値(d0)相当の時間差を有するカウンタである。カウンタ1は(d0/2+d1/2)の値を初期値として設定されアップカウントを行い、(搬送波周期/2+d0/2+d1/2)と一致した時点でダウンカウントに切り替わる。その後、(d0/2+d1/2)と一致した時点でアップカウントに切り替わり、この動作を繰り返す。カウンタ1は比較器39に対してカウント値を出力する。また、カウンタ1は波形生成部41に対して自身のカウント動作の上昇・降下の別を示すカウンタ1方向信号42を出力する。
アップダウンカウンタ36(またはカウンタ2とも記す)は、アップダウンカウンタ34に対して、デッドタイムレジスタ33に設定したデッドタイム値(d1)相当の時間差を有するカウンタである。カウンタ2は(d0/2×d1/2)の値を初期値として設定され、ダウンカウントを開始する。その後0と一致した時点でアップカウントに切り替わる。その後は周期レジスタの設定値(搬送波周期/2)に一致した時点でダウンカウントに切り替わり、この動作を繰り返す。カウンタ2は比較器40に対してカウント値を出力する。また、カウンタ2は波形生成部41に対して自身のカウント動作の上昇・降下の別を示すカウンタ2方向信号43を出力する。
カウンタ制御回路37は、周期レジスタ31、デッドタイムレジスタ32及び33を参照して、アップダウンカウンタ34、35及び36のそれぞれに対して初期値を設定する。また、アップダウンカウンタ34を基準としてアップダウンカウンタ35及び36にカウント動作をさせる。
デューティレジスタ38はデューティ幅を格納する。
比較器39は、デューティレジスタ38に設定されたデューティ幅とアップダウンカウンタ35のカウント値42とを比較し、両者が一致するとき、波形生成部41に対して一致信号44を出力する。
比較器40は、デューティレジスタ38に設定されたデューティ幅とアップダウンカウンタ36のカウント値43とを比較し、両者が一致するとき、波形生成部41に対して一致信号45を出力する。
波形生成部41は、カウンタ1方向信号42、カウンタ2方向信号43、一致信号44及び45に応じてU相46及び/U相47を出力する。U相のPWM波形は、カウンタ1がアップカウント時にデューティレジスタ38と一致すると“1”を出力し、ダウンカウント時にデューティレジスタ38と一致すると“0”を出力する。また、/U相のPWM波形は、カウンタ2がアップカウント時にデューティレジスタ38と一致すると“0”を出力し、ダウンカウント時にデューティレジスタ38と一致すると“1”を出力する。
上述の三相PWM波形生成装置200は図8に示すようにU相46及び/U相47を出力する。V相と/V相のPWM信号生成、W相と/W相のPWM信号生成も同様であり、説明を省略する。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、当業者の通常の知識の範囲内でその変更や改良が可能であることは勿論である。
本発明によるデューティ設定範囲の拡張を説明するための図である。 本発明の実施例1である三相PWM波形発生装置100について説明するための機能ブロック図である。 アップダウンカウンタ1の動作を説明するための図である。 アップダウンカウンタ20の動作を説明するための図である。 判別回路25の動作を説明するための図である。 三相PWM波形発生装置100の動作について説明するための図である。 本発明の実施例2である三相PWM波形発生装置200について説明するための機能ブロック図である。 三相PWM波形発生装置200の動作について説明するための図である。 三相モータ306を駆動するためのPWMインバータの機能ブロック図である。 三角波キャリア信号がPWM変調されて生成されたU相、V相及びW相のPWM電圧と、PWM電圧から復元されたU相、V相及びW相の3相交流電圧を示すグラフである。 U相と/U相、V相と/V相、W相と/W相の間の相補的な関係について説明するための図である。 U相、V相、W相の間における位相のずれについて説明するための図である。 従来のPWM波形生成装置の機能ブロック図である。 (a)はPWM波形生成装置に求められている出力信号の波形を説明するための図である。(b)は従来のPWM波形生成装置が出力する信号波形を説明するための図である。 (a)はPWM波形生成装置に求められている信号の出力範囲を説明するための図である。(b)は従来のPWM波形生成装置の信号の出力範囲を説明するための図である。
符号の説明
1、20 アップダウンカウンタ
2 比較用レジスタ
3、21 比較器
5 正相用遅延回路
6 波形生成部
13 出力極性制御回路
16 逆相用遅延回路
18 選択回路
25 判別回路
100、200 三相PWM波形発生装置

Claims (12)

  1. 第1及び第2の端子の間にパルス幅変調波形を生成する方法において、
    前記波形の搬送波の周期、第1のデッドタイム値、及び、第2のデッドタイム値を定める段階1と、
    前記搬送波周期、第1のデッドタイム値及び第2のデッドタイム値に応じて、複数のアップダウンカウンタにてカウントする範囲を定める段階2と、
    前記複数のアップダウンカウンタが前記段階2で定めた範囲をカウントする段階3と、
    前記搬送波周期に応じて定められた値と、前記複数のアップダウンカウンタの一であるアップダウンカウンタ甲のカウント値甲とを、比較する段階4と、
    前記搬送波周期に応じて定められた値と、前記複数のアップダウンカウンタの一であって前記アップダウンカウンタ甲ではないアップダウンカウンタ乙のカウント値乙とを、比較する段階5と、
    前記段階4及び5の比較結果に応じて、パルス幅変調波形を生成する段階6と
    を含むことを特徴とするパルス幅変調波形生成方法。
  2. 請求項1に記載のパルス幅変調波形生成方法において、
    前記第1のデッドタイム値は前記第1の端子に対して定められ、
    前記第2のデッドタイム値は前記第2の端子に対して定められ、
    更に、前記アップダウンカウンタ甲のカウント値甲を、前記アップダウンカウンタ乙にロードする段階を含む
    ことを特徴とするパルス幅変調波形生成方法。
  3. 請求項2に記載のパルス幅変調波形生成方法において、
    前記アップダウンカウンタ甲は、前記第1のデッドタイム値の1/2を下限値甲とし、前記第1のデッドタイム値の1/2及び前記搬送波周期の1/2の和を上限値甲とする範囲でカウントし、
    前記アップダウンカウンタ乙は、ゼロを下限値乙とし、前記第1のデッドタイム値の1/2、前記第2のデッドタイム値の1/2及び前記搬送波周期の1/2の和を上限値乙とする範囲でカウントし、
    前記カウント値甲が前記上限値甲及び下限値甲のいずれであるとき、当該カウント値甲を前記アップダウンカウンタ乙にロードする
    ことを特徴とするパルス幅変調波形生成方法。
  4. 請求項1に記載のパルス幅変調波形生成方法において、
    前記第1のデッドタイム値は正相のオフから逆相のオンに切り替える際のデッドタイムであり、
    前記第2のデッドタイム値は逆相のオフから正相のオンに切り替える際のデッドタイムであり、
    アップダウンカウンタ丙が前記搬送波の周期を計測するとき、
    前記アップダウンカウンタ甲は、前記アップダウンカウンタ丙に対して、前記第1のデッドタイム値の時間差でカウントを行い、
    前記アップダウンカウンタ乙は、前記アップダウンカウンタ丙に対して、前記第2のデッドタイム値の時間差でカウントを行う
    ことを特徴とするパルス幅変調波形生成方法。
  5. 請求項4に記載のパルス幅変調波形生成方法において、
    前記アップダウンカウンタ甲は、前記第1及び第2のデッドタイム値の和を下限値甲とし、前記下限値甲及び前記搬送波周期の1/2を上限値甲とする範囲でカウントし、
    前記アップダウンカウンタ乙は、ゼロを下限値乙とし、前記搬送波周期の1/2を上限値乙とする範囲でカウントする
    ことを特徴とするパルス幅変調波形生成方法。
  6. 第1及び第2の端子の間にパルス幅変調波形を生成する装置において、
    予め定められた搬送波周期、第1のデッドタイム値及び第2のデッドタイム値に応じて定められた範囲でカウントする複数のアップダウンカウンタと、
    前記搬送波周期に応じて定められた値と、前記複数のアップダウンカウンタの一であるアップダウンカウンタ甲のカウント値甲とを比較する比較器甲と、
    前記搬送波周期に応じて定められた値と、前記複数のアップダウンカウンタの一であって前記アップダウンカウンタ甲ではないアップダウンカウンタ乙のカウント値乙とを比較する比較器乙と、
    前記比較器甲及び乙の出力に応じて、パルス幅変調波形を生成する波形生成手段と
    を備えることを特徴とするパルス幅変調波形生成装置。
  7. 請求項6に記載のパルス幅変調波形生成装置において、
    前記第1のデッドタイム値は前記第1の端子に対して定められ、
    前記第2のデッドタイム値は前記第2の端子に対して定められ、
    更に、前記アップダウンカウンタ甲のカウント値甲を、前記アップダウンカウンタ乙にロードする手段を備える
    ことを特徴とするパルス幅変調波形生成装置。
  8. 請求項7に記載のパルス幅変調波形生成装置において、
    前記アップダウンカウンタ甲は、前記第1のデッドタイム値の1/2を下限値甲とし、前記第1のデッドタイム値の1/2及び前記搬送波周期の1/2の和を上限値甲とする範囲でカウントし、
    前記アップダウンカウンタ乙は、ゼロを下限値乙とし、前記第1のデッドタイム値の1/2、前記第2のデッドタイム値の1/2及び前記搬送波周期の1/2の和を上限値乙とする範囲でカウントし、
    前記ロード手段は、前記カウント値甲が前記上限値甲及び下限値甲のいずれであるとき、当該カウント値甲を前記アップダウンカウンタ乙にロードする
    ことを特徴とするパルス幅変調波形生成装置。
  9. 請求項6に記載のパルス幅変調波形生成装置において、
    前記第1のデッドタイム値は正相のオフから逆相のオンに切り替える際のデッドタイムであり、
    前記第2のデッドタイム値は逆相のオフから正相のオンに切り替える際のデッドタイムであり、
    前記複数のアップダウンカウンタの一として、前記搬送波の周期を計測するアップダウンカウンタ丙を備え、
    前記アップダウンカウンタ甲は、前記アップダウンカウンタ丙に対して、前記第1のデッドタイム値の時間差でカウントを行い、
    前記アップダウンカウンタ乙は、前記アップダウンカウンタ丙に対して、前記第2のデッドタイム値の時間差でカウントを行う
    ことを特徴とするパルス幅変調波形生成装置。
  10. 請求項9に記載のパルス幅変調波形生成装置において、
    前記アップダウンカウンタ甲は、前記第1及び第2のデッドタイム値の和を下限値甲とし、前記下限値甲及び前記搬送波周期の1/2を上限値甲とする範囲でカウントし、
    前記アップダウンカウンタ乙は、ゼロを下限値乙とし、前記搬送波周期の1/2を上限値乙とする範囲でカウントする
    ことを特徴とするパルス幅変調波形生成装置。
  11. 請求項6乃至10のいずれかに記載のパルス幅変調波形生成装置を備える多相交流パルス幅変調波形生成装置。
  12. 請求項11に記載の多相交流パルス幅変調波形生成装置を備える多相交流電動機。

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