JPH10112982A - 三相pwm波形発生装置 - Google Patents

三相pwm波形発生装置

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JPH10112982A
JPH10112982A JP8265775A JP26577596A JPH10112982A JP H10112982 A JPH10112982 A JP H10112982A JP 8265775 A JP8265775 A JP 8265775A JP 26577596 A JP26577596 A JP 26577596A JP H10112982 A JPH10112982 A JP H10112982A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイコンの処理能力に対する負担を低減し、
幅広いインバータ用途に対応できる三相PWM波形発生
装置を実現する。 【解決手段】 U相,/U相,V相,/V相,W相,/
W相の三相6出力PWM信号を生成する三相PWM波形
発生装置であって、U相用,V相用,W相用の波形生成
部で生成する各相のPWM信号の極性をある任意のキャ
リア周期中において切替えるための制御信号を、ある任
意のキャリア周期の1つ前のキャリア周期中に各相用の
波形生成部へ出力するU相用,V相用,W相用の出力極
性制御回路を設けたことを特徴とし、さらに、各相用の
出力極性制御回路は、それぞれ各相のPWM信号の極性
の切替え時に、各相用の遅延回路に、各相のPWM信号
のパルス幅を補正するための短絡防止用のデッドタイム
のカウント動作を開始させることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、交流電動機等を
可変速する電圧型PWMインバータ、特にIGBT等の
高速スイッチング素子を使用したインバータに用いられ
る三相PWM波形発生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図5は従来の三相PWM波形発生装置に
おけるU相と/U相のPWM信号生成部分の構成を示す
ブロック図である。図5において、101はアップダウ
ンカウンタ、102はマイコン(図示せず)により書き
込まれるU相のPWM信号生成用データを保持する比較
用レジスタ、103は比較器、104はカウントクロッ
ク、105は短絡防止用の遅延回路、106はU相PW
M信号111,/U相PWM信号112を生成する波形
生成部、107は出力停止信号、108は比較器103
の一致検出信号、109はアップダウンのカウント方向
信号、110は遅延回路105の遅延信号である。な
お、U相,/U相のPWM信号111,112は、それ
ぞれインバータのU相,/U相のパワー素子に対応す
る。また、マイコン(図示せず)により比較用レジスタ
102に書き込まれるPWM信号生成用データは、生成
したいPWM波形の組合せによって決まり、PWM信号
のH(ハイレベル)期間,L(ローレベル)期間を設定
するためのデータである。また、出力停止信号107
は、システム異常時にIGBT等のパワー素子を保護す
るための制御信号である。また、V相と/V相のPWM
信号生成部分の構成およびW相と/W相のPWM信号生
成部分の構成についても同様であり、説明を省略する
が、アップダウンカウンタ101については三相共用で
ある。
【0003】この従来の三相PWM波形発生装置の動作
について説明する。三相PWM波形を発生するには、ま
ず、アップダウンカウンタ101をカウントクロック1
04でカウント動作させる。そして、マイコンにより書
き換え可能な比較用レジスタ102で保持されているU
相のPWM信号生成用データとアップダウンカウンタ1
01の内容とが一致した場合、比較器103から一致検
出信号108が出力され、短絡防止用のデッドタイムを
生成する遅延回路105と波形生成部106へ入力され
る。波形生成部106には、アップダウンカウンタ10
1からアップダウンのカウント方向信号109,比較器
103からの一致検出信号108および遅延回路105
からの遅延信号110が入力され、U相と/U相のPW
M信号111,112を生成し出力する。ここで、三角
波変調方式の場合の波形生成部106の入出力信号を図
6に示しておく。この図6では、カウント方向信号10
9は、アップダウンカウンタ101がアップ方向のとき
L(ローレベル)とし、ダウン方向のときH(ハイレベ
ル)としている。
【0004】また、上記従来の構成において、インバー
タ位相がπ/3で電圧ベクトルの組み合わせが変化する
鋸波変調方式の三相PWM波形の一例を図7に示す。図
7において、TD,TE,TFはキャリア周期である。
また、この場合のU相と/U相のPWM信号111,1
12を生成する波形生成部106の入出力信号を図8に
示す。鋸波変調方式の場合、カウント方向信号109は
L(ローレベル)またはH(ハイレベル)で一定であ
り、図8では、H(ハイレベル)で一定としている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の三相PWM波形発生装置では、TD,TFのキャリ
ア周期では、キャリア周期の初めにマイコンにより比較
用レジスタ102に一度U相のPWM信号生成用データ
を書き込めば、インバータ位相がπ/3の間は比較器1
03によるアップダウンカウンタ101の内容と比較用
レジスタ102の内容との一致検出によりU相,/U相
のPWM信号111,112が繰り返し出力されている
が、TEのキャリア周期では、U相,/U相のPWM信
号111,112を生成するために比較用レジスタ10
2に頻繁にデータを書き込む必要があり、マイコンの処
理能力に対する負担が大きいという問題がある。すなわ
ち、インバータモータの制御アルゴリズムには、マイコ
ンの出力極性をインバータ位相がπ/3毎に切替える必
要のあるアルゴリズムがあり、TD,TFの期間が正極
性,TEの期間が逆極性に相当し、図7,図8では、P
WM波形はTDのキャリア周期中に1サイクルのみ図示
されているが、実際にはTDのキャリア周期中に同じよ
うな波形が何サイクルも出力される。このようなPWM
波形を生成するために、TEのキャリア周期中に、アッ
プダウンカウンタ101の値をマイコンで監視し、比較
用レジスタ102に頻繁にデータを書き込み、比較器1
03で一致検出信号108を生成してPWM波形を実現
する必要がある。この問題は、V相,/V相,W相,/
W相のPWM信号116〜119の生成においても同様
であることは言うまでもない。
【0006】また、インバータの低騒音化や制御性向上
のため、キャリア周波数を高くしようとすると、マイコ
ンへの負担が増々大きくなるという問題を有していた。
この発明は、上記従来の問題を解決するもので、マイコ
ンの処理能力に対する負担を低減し、幅広いインバータ
用途に対応できる三相PWM波形発生装置を提供するこ
とを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の三相PW
M波形発生装置は、一定の周波数でカウント動作を行い
そのカウント値を出力するとともにカウント動作がアッ
プ方向であるかダウン方向であるかを示すカウント方向
信号を出力するアップダウンカウンタと、マイコンから
入力されるU相のPWM信号生成用データ,V相のPW
M信号生成用データ,W相のPWM信号生成用データを
それぞれ保持するU相用,V相用,W相用のレジスタ
と、アップダウンカウンタのカウント値とU相用,V相
用,W相用のレジスタのそれぞれのPWM信号生成用デ
ータとを比較して一致したときに一致検出信号を出力す
るU相用,V相用,W相用の比較器と、U相用,V相
用,W相用の比較器が出力するそれぞれの一致検出信号
を遅延させたそれぞれの遅延信号を出力するU相用,V
相用,W相用の遅延回路と、カウント方向信号とU相用
の比較器の一致検出信号とU相用の遅延回路の遅延信号
とを入力し、U相と/U相のPWM信号を生成するU相
用の波形生成部と、カウント方向信号とV相用の比較器
の一致検出信号とV相用の遅延回路の遅延信号とを入力
し、V相と/V相のPWM信号を生成するV相用の波形
生成部と、カウント方向信号とW相用の比較器の一致検
出信号とW相用の遅延回路の遅延信号とを入力し、W相
と/W相のPWM信号を生成するW相用の波形生成部と
を備えた三相PWM波形発生装置であって、U相用の波
形生成部で生成するU相および/U相のPWM信号の極
性をある任意のキャリア周期中において切替えるための
制御信号を、ある任意のキャリア周期の1つ前のキャリ
ア周期中にU相用の波形生成部へ出力するU相用の出力
極性制御回路と、V相用の波形生成部で生成するV相お
よび/V相のPWM信号の極性をある任意のキャリア周
期中において切替えるための制御信号を、ある任意のキ
ャリア周期の1つ前のキャリア周期中にV相用の波形生
成部へ出力するV相用の出力極性制御回路と、W相用の
波形生成部で生成するW相および/W相のPWM信号の
極性をある任意のキャリア周期中において切替えるため
の制御信号を、ある任意のキャリア周期の1つ前のキャ
リア周期中にW相用の波形生成部へ出力するW相用の出
力極性制御回路とを設けたことを特徴とする。
【0008】このように、U相用,V相用,W相用の出
力回路制御回路を設けたことにより、ある任意のキャリ
ア周期におけるPWM信号の極性を1つ前のキャリア周
期中において設定でき、マイコンによるレジスタへのP
WM信号生成用データの書き込み頻度を低減し、マイコ
ンの処理能力に対する負担を低減し、幅広いインバータ
用途に対応できる三相PWM波形を生成することができ
る。
【0009】請求項2記載の三相PWM波形発生装置
は、請求項1記載の三相PWM波形発生装置において、
U相用,V相用,W相用の出力極性制御回路は、それぞ
れ各相のPWM信号の極性の切替え時に、各相用の遅延
回路に、各相のPWM信号のパルス幅を補正するための
短絡防止用のデッドタイムのカウント動作を開始させる
ことを特徴とする。
【0010】これにより、ある任意のキャリア周期と一
つ前のキャリア周期との間でPWM信号の極性が切り替
わる場合に、短絡防止用のデッドタイムを容易に付加す
ることができ、安定したPWM信号の波形を実現するこ
とができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて、図面を参照しながら説明する。図1はこの発明の
実施の形態の三相PWM波形発生装置におけるU相と/
U相のPWM信号生成部分の構成を示すブロック図であ
る。図1において、1はアップダウンカウンタ、2はマ
イコン(図示せず)により書き込まれるU相のPWM信
号生成用データを保持する比較用レジスタ、3は比較
器、4はカウントクロック、5は短絡防止用の遅延回
路、6はU相PWM信号11,/U相PWM信号12を
生成する波形生成部、7は出力停止信号、8は比較器3
の一致検出信号、9はアップダウンのカウント方向信
号、10は遅延回路5の遅延信号、13は出力極性制御
回路、14,15は出力極性制御回路13の制御信号で
ある。なお、U相,/U相のPWM信号11,12は、
それぞれインバータのU相,/U相のパワー素子に対応
する。また、マイコン(図示せず)により比較用レジス
タ2に書き込まれるPWM信号生成用データは、生成し
たいPWM波形の組合せによって決まり、PWM信号の
H(ハイレベル)期間,L(ローレベル)期間を設定す
るためのデータである。また、出力停止信号7は、シス
テム異常時にIGBT等のパワー素子を保護するための
制御信号である。また、V相と/V相のPWM信号生成
部分の構成およびW相と/W相のPWM信号生成部分の
構成についても同様であり、説明を省略するが、アップ
ダウンカウンタ1については三相共用である。
【0012】この実施の形態は、U相,/U相,V相,
/V相,W相,/W相の三相6出力PWM信号を生成す
る三相PWM波形発生装置であって、U相用,V相用,
W相用の波形生成部で生成する各相のPWM信号の極性
をある任意のキャリア周期中において切替えるための制
御信号を、ある任意のキャリア周期の1つ前のキャリア
周期中に各相用の波形生成部へ出力するU相用,V相
用,W相用の出力極性制御回路を設けたことを特徴と
し、さらに、各相用の出力極性制御回路は、それぞれ各
相のPWM信号の極性の切替え時に、各相用の遅延回路
に、各相のPWM信号のパルス幅を補正するための短絡
防止用のデッドタイムのカウント動作を開始させること
を特徴とする。
【0013】このように構成される三相PWM波形発生
装置の動作について説明する。まず、アップダウンカウ
ンタ1をカウントクロック4でカウント動作させる。そ
して、マイコンにより書き換え可能な比較用レジスタ2
で保持されているU相のPWM信号生成用データとアッ
プダウンカウンタ1の内容とが一致した場合、比較器3
から一致検出信号8が出力され、短絡防止用のデッドタ
イムを生成する遅延回路5と波形生成部6とに入力され
る。
【0014】波形生成部6には、アップダウンカウンタ
1からアップダウンのカウント方向信号9と、比較器3
からの一致検出信号8と、遅延回路5からの遅延信号1
0と、出力極性制御回路13からの制御信号14とが入
力される。出力極性制御回路13は、ある任意のキャリ
ア周期中に、次のキャリア周期中における極性を反転制
御する場合に作動して制御信号14を波形生成部6へ出
力し、波形生成部6でU相と/U相のPWM信号11,
12を生成し出力する。ここで、三角波変調方式の場合
の波形生成部6の入出力信号を図2に示しておく。この
図2では、カウント方向信号9は、アップダウンカウン
タ1がアップ方向のときL(ローレベル)とし、ダウン
方向のときH(ハイレベル)としている。
【0015】また、図3は、この発明の実施の形態にお
いて、インバータ位相がπ/3で電圧ベクトルの組み合
わせが変化する鋸波変調方式の三相PWM波形の一例で
あり、TA,TB,TCはキャリア周期である。また、
この場合のU相と/U相のPWM信号11,12を生成
する波形生成部6の入出力信号を図4に示す。鋸波変調
方式の場合、カウント方向信号9はL(ローレベル)ま
たはH(ハイレベル)で一定であり、図4では、H(ハ
イレベル)で一定としている。
【0016】図3および図4を参照しながら図1の出力
極性制御回路13の動作をより詳しく説明する。図3,
図4において、TAのキャリア周期中では、TAのキャ
リア周期の初めでマイコンにより比較用レジスタ2にU
相のPWM信号生成用データを書き込めば、インバータ
位相がπ/3の間は、比較器3によるアップダウンカウ
ンタ1の内容と比較用レジスタ2の内容との一致検出に
よりU相と/U相のPWM信号11,12の波形が繰り
返し出力される。なお、TAのキャリア周期中におい
て、PWM信号11,12の波形はL(ローレベル)と
H(ハイレベル)の変化をしているが、極性は変わって
いない。また、PWM波形はTAのキャリア周期中に1
サイクルのみ図示されているが、実際にはTAのキャリ
ア周期中に同じような波形が何サイクルも出力される。
【0017】次に、TBのキャリア周期における極性を
反転させ、TBのキャリア周期のU相と/U相のPWM
信号11,12の波形を得たい場合は、TAのキャリア
周期中に、出力極性制御回路13から波形生成部6へ出
力される制御信号14となる極性ビットのデータと、比
較用レジスタ2に保持されるU相のPWM信号生成用デ
ータとを、マイコンにより一度書き換えれば、つぎのT
Bのキャリア周期において所望のU相と/U相のPWM
信号11,12の波形を極めて容易に生成することがで
きる。また、次のTCのキャリア周期における極性を切
り替える場合においても、TBのキャリア周期の場合と
同様の手順で極めて容易に所望のU相と/U相のPWM
信号11,12の波形を実現することができる。
【0018】このように、出力回路制御回路13の制御
信号14により、ある任意のキャリア周期におけるPW
M信号の極性を1つ前のキャリア周期中において設定で
き、マイコンによる比較用レジスタ2へのPWM信号生
成用データの書き込み頻度を低減し、マイコンの処理能
力に対する負担を低減し、幅広いインバータ用途に対応
できる三相PWM波形を生成することができる。
【0019】また、出力極性制御回路13から遅延回路
5へ出力される制御信号15は、PWM信号11,12
の極性の切り替え時に、遅延回路5にPWM信号11,
12のパルス幅を補正するための短絡防止用のデッドタ
イムのカウント動作を開始させる信号である。図4にお
いて、TAのキャリア周期とTBのキャリア周期との間
で極性を反転させた場合でも、極性の切り替え時に、制
御信号15により遅延回路5は短絡防止用のデッドタイ
ムのカウント動作を開始する。そのため、比較用レジス
タ2に誤ってどのような値を書き込んだとしても、U相
と/U相のPWM信号11,12に対応するインバータ
のスイッチング素子の短絡は起こりえず、安全であり、
安定したU相と/U相のPWM信号11,12の波形を
実現することができる。なお、従来例におけるデッドタ
イムは、出力極性が一定でPWM波形がL(ローレベ
ル)からH(ハイレベル)、H(ハイレベル)からL
(ローレベル)に変化したときに短絡防止用として設け
ていたが、出力極性が変化した場合にカウント動作する
デッドタイムは設けていなかった。制御信号15に示す
出力極性切替え時のデッドタイムを設けることにより、
様々なインバータ制御アルゴリズムに極めて容易に対応
することができる。
【0020】なお、上記実施の形態では、U相波形につ
いて説明したが、V相およびW相波形についてもU相波
形と同様に実現できることは言うまでもない。また、三
角波変調方式についても同様に実現できることは言うま
でもない。
【0021】
【発明の効果】以上のようにこの発明の三相PWM波形
発生装置は、U相用,V相用,W相用の出力回路制御回
路を設けたことにより、ある任意のキャリア周期におけ
るPWM信号の極性を1つ前のキャリア周期中において
設定でき、マイコンによるレジスタへのPWM信号生成
用データの書き込み頻度を低減し、マイコンの処理能力
に対する負担を低減し、幅広いインバータ用途に対応で
きる三相PWM波形を生成することができる。
【0022】さらに、U相用,V相用,W相用の出力極
性制御回路が、それぞれ各相のPWM信号の極性の切替
え時に、各相用の遅延回路に、各相のPWM信号のパル
ス幅を補正するための短絡防止用のデッドタイムのカウ
ント動作を開始させることにより、ある任意のキャリア
周期と一つ前のキャリア周期との間でPWM信号の極性
が切り替わる場合に、短絡防止用のデッドタイムを容易
に付加することができ、安定したPWM信号の波形を実
現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態の三相PWM波形発生装
置におけるU相と/U相のPWM信号生成部分の構成を
示すブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態における三角波変調方式
の場合のU相の波形生成部の入出力信号を示す図であ
る。
【図3】この発明の実施の形態における鋸波変調方式の
三相PWM波形の図である。
【図4】この発明の実施の形態における鋸波変調方式の
場合のU相の波形生成部の入出力信号を示す図である。
【図5】従来の三相PWM波形発生装置におけるU相と
/U相のPWM信号生成部分の構成を示すブロック図で
ある。
【図6】従来例における三角波変調方式の場合のU相の
波形生成部の入出力信号を示す図である。
【図7】従来例における鋸波変調方式の三相PWM波形
の図である。
【図8】従来例における鋸波変調方式の場合のU相の波
形生成部の入出力信号を示す図である。
【符号の説明】
1 アップダウンカウンタ 2 比較用レジスタ 3 比較器 4 カウントクロック 5 遅延回路 6 波形生成部 7 出力停止信号 8 一致検出信号 9 カウント方向信号 10 遅延信号 11 U相PWM信号 12 /U相PWM信号 13 出力極性制御回路 14 制御信号 15 制御信号 19 V相PWM信号 20 W相PWM信号 21 /V相PWM信号 22 /W相PWM信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の周波数でカウント動作を行いその
    カウント値を出力するとともに前記カウント動作がアッ
    プ方向であるかダウン方向であるかを示すカウント方向
    信号を出力するアップダウンカウンタと、 マイコンから入力されるU相のPWM信号生成用デー
    タ,V相のPWM信号生成用データ,W相のPWM信号
    生成用データをそれぞれ保持するU相用,V相用,W相
    用のレジスタと、 前記アップダウンカウンタのカウント値と前記U相用,
    V相用,W相用のレジスタのそれぞれのPWM信号生成
    用データとを比較して一致したときに一致検出信号を出
    力するU相用,V相用,W相用の比較器と、 前記U相用,V相用,W相用の比較器が出力するそれぞ
    れの一致検出信号を遅延させたそれぞれの遅延信号を出
    力するU相用,V相用,W相用の遅延回路と、 前記カウント方向信号と前記U相用の比較器の一致検出
    信号と前記U相用の遅延回路の遅延信号とを入力し、U
    相と/U相のPWM信号を生成するU相用の波形生成部
    と、 前記カウント方向信号と前記V相用の比較器の一致検出
    信号と前記V相用の遅延回路の遅延信号とを入力し、V
    相と/V相のPWM信号を生成するV相用の波形生成部
    と、 前記カウント方向信号と前記W相用の比較器の一致検出
    信号と前記W相用の遅延回路の遅延信号とを入力し、W
    相と/W相のPWM信号を生成するW相用の波形生成部
    とを備えた三相PWM波形発生装置であって、 前記U相用の波形生成部で生成するU相および/U相の
    PWM信号の極性をある任意のキャリア周期中において
    切替えるための制御信号を、前記ある任意のキャリア周
    期の1つ前のキャリア周期中に前記U相用の波形生成部
    へ出力するU相用の出力極性制御回路と、 前記V相用の波形生成部で生成するV相および/V相の
    PWM信号の極性をある任意のキャリア周期中において
    切替えるための制御信号を、前記ある任意のキャリア周
    期の1つ前のキャリア周期中に前記V相用の波形生成部
    へ出力するV相用の出力極性制御回路と、 前記W相用の波形生成部で生成するW相および/W相の
    PWM信号の極性をある任意のキャリア周期中において
    切替えるための制御信号を、前記ある任意のキャリア周
    期の1つ前のキャリア周期中に前記W相用の波形生成部
    へ出力するW相用の出力極性制御回路とを設けたことを
    特徴とする三相PWM波形発生装置。
  2. 【請求項2】 U相用,V相用,W相用の出力極性制御
    回路は、それぞれ各相のPWM信号の極性の切替え時
    に、各相用の遅延回路に、前記各相のPWM信号のパル
    ス幅を補正するための短絡防止用のデッドタイムのカウ
    ント動作を開始させることを特徴とする請求項1記載の
    三相PWM波形発生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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