JPH0258809B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0258809B2
JPH0258809B2 JP1189883A JP18988389A JPH0258809B2 JP H0258809 B2 JPH0258809 B2 JP H0258809B2 JP 1189883 A JP1189883 A JP 1189883A JP 18988389 A JP18988389 A JP 18988389A JP H0258809 B2 JPH0258809 B2 JP H0258809B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
output
control signal
counter
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP1189883A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0242815A (ja
Inventor
Hiroshi Sofue
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanken Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanken Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanken Electric Co Ltd filed Critical Sanken Electric Co Ltd
Priority to JP1189883A priority Critical patent/JPH0242815A/ja
Publication of JPH0242815A publication Critical patent/JPH0242815A/ja
Publication of JPH0258809B2 publication Critical patent/JPH0258809B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、例えば直流−交流変換器(インバー
タ)をパルス幅変調(PWM)制御する際に使用
することが可能なパルス幅変調波形成回路に関す
るものである。
インバータから正弦波交流を得るためには、矩
形波を交互に発生するよりは、矩形波を複数のパ
ルスに分割し、高調波成分が少なくなるようにパ
ルスを配列させることが望ましい。このため、パ
ルスを発生させる時点を示すデータをメモリに予
め記憶させておき、メモリからデータを繰返し読
み出して必要なパルス幅変調波を形成する方式が
提案されている。しかし、精度を上げるために
は、メモリの容量を増大させたり、メモリのアク
セス時間を低減したりしなければならなかつた。
そこで、本発明の目的は、比較的容易且つ正確
に3相のパルス幅変調波を形成することが可能な
回路を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明は、実施例を
示す図面の符号を参照して説明すると、クロツク
パルスを発生するクロツクパルス発生回路1と、
前記クロツクパルスを入力としてアツプカウント
とダウンカウントとを高調波低減パルス幅変調波
の周期の1/6の周期で繰返すアツプダウンカウン
タ2と、前記アツプダウンカウンタ2のアツプ及
びダウンを制御するアツプダウン制御手段と、前
記アツプダウンカウンタ2の出力が3相の高調波
低減パルス幅変調波の反転時点に対応する値にな
つた時に反転制御信号を発生する反転制御信号発
生回路10と、前記反転制御信号発生回路10か
ら得られる反転制御信号を、前記高調波低減パル
ス幅変調波の周期の1/6の時間幅を有してその第
1、第2及び第3の出力端子に分配する反転制御
信号分配回路31と、前記分配回路31の前記第
1、第2及び第3の出力端子に夫々接続され、前
記反転制御信号に応答して出力状態が反転し、高
調波低減パルス幅変調波を発生する第1、第2及
び第3のパルス幅変調波発生用フリツプフロツプ
17a,17b,17cとから成る3相の高調波
低減パルス幅変調波形成回路に係わるものであ
る。
本発明は次の作用効果を有する。
(イ) アツプダウンカウンタ2を1/6周期で動作さ
せることにより、3相のパルス幅変調波を得る
ために必要な出力を1つのアツプダウンカウン
タ2で得ることができる。
(ロ) 反転制御信号分配回路31を設けることによ
り、第1〜第3のパルス幅変調波発生用フリツ
プフロツプ17a,17b,17cを制御する
ための3相の反転制御信号を容易に得ることが
できる。
以下、図面を参照して本発明の実施例について
述べる。
本発明の実施例に係わる3相のPWM波形成回
路を示す第1図に於いて、1はクロツクパルス発
生回路であり、更に詳細には、電圧制御発振器
(VCO)によつて周波数可変型に構成されてい
る。
2はアツプダウンカウンタであり、この入力端
子3はクロツクパルス発生回路1に接続されてい
るので、クロツクパルスをアツプカウント又はダ
ウンカウントし、カウント出力端子4にカウント
出力をデジタル信号の形式で出力する。このカウ
ンタ2は、リセツト端子5、桁上げ桁下げ出力端
子6、及びアツプダウン制御端子7を有してい
る。
初期状態設定回路9は、電源投入に同期して初
期状態設定信号を送出するものであり、具体的に
は、正の電源端子(+V)とグランドとの間に抵
抗9aとコンデンサ9bとを接続し、両者の間に
インバータ9cを接続したものである。従つて電
源が投入されてコンデンサ9bが所定電位に充電
されるまでは、インバータ9cから高レベルの初
期状態設定信号が送出される。尚この初期状態設
定回路9はORゲート19を介してJKフリツプフ
ロツプ17a〜17cのプリセツト端子PSに結
合されているので、初期状態には必ずフリツプフ
ロツプ17a〜17cがプリセツトされる。また
カウンタ2はリセツト、Tフリツプフロツプ8は
プリセツトされる。
20は同期化回路であり、カウンタ2の一定カ
ウント値に於いて、フリツプフロツプ17a〜1
7cの出力が予め決められた状態となるようにフ
リツプフロツプ17a〜17cをプリセツトする
ものである。このため、ANDゲート21を含み、
この出力端子はORゲート19を介してフリツプ
フロツプ17a〜17cのプリセツト端子(PS)
に結合され、またこの入力端子にはカウンタ2の
桁上げ桁下げ出力端子6、Tフリツプフロツプ8
のQ出力端子、クロツクパルス発生回路1、及び
360度検出カウンタ22が結合されている。なお、
PWM波の1周期にアツプダウンカウンタ2が6
回の繰返し動作をなすので、360度検出カウンタ
22はアツプダウンカウンタ2の出力の6周期を
検出した時点でパルスを発生し、ANDゲート2
1から第4図eの同期化制御信号を発生する。こ
れにより、フリツプフロツプ17a〜17cは、
強制的にQ出力が高レベルになるようにプリセツ
トされる。従つて、ノイズ等によつてフリツプフ
ロツプ17a〜17cの状態が異常になつていた
としても、360度間隔を補正される。
カウンタ2を更に詳しく説明すると、リセツト
信号を受けてから計数を開始し、10進数で0から
15までと、15から0までの計数を行うものである
ので、20,21,22,23で示す4つの出力端子4を
有する。そして、第5図〜第7図のCに示すよう
にカウンタ2の計数値0と15とに応答して桁上げ
桁下げ出力端子6から出力パルスが発生するの
で、Tフリツプフロツプ8のQ出力は第5図〜第
7図のDに示す如くこれに応答して反転する。従
つて、カウンタ2は、第5図〜第7図のBに10進
数で示すように0から15までアツプカウントし、
次に15から0までダウンカウントすることを繰返
す。第4図aはカウンタ2の出力を説明的にグラ
フとしたものであり、PWM波の周期の1/6の周
期でアツプカウントとダウンカウントとを繰返す
ことを示す。このため、1つのカウンタ2から得
られる1つのカウンタ出力によつて第4図b,
c,dに示すように3相のPWM波を作り出すこ
とが可能になる。即ち、第4図に示す3相の
PWM波の1周期中のt1,t2,t4,t5,t6,t7,t8
t10,t11,t12,t13,t14,t16,t17,t18,t19,t20
t22,t23,t24,t25,t26,t28,t29,t30.t31.t32.t34

t35に於いて夫々反転制御信号を得ることが可能
になる。
第4図から明らかなようにカウンタ2の何れの
周期に於いても、計数値が、0即ち2進数で
(0000)2、及び3即ち2進数で(0011)2、及び12
即ち2進数で(1100)2の時に反転制御信号を送出
しなければならない。このため、第1図に於ける
反転制御信号発生回路10は、(0000)2の時点を
検出する第1のANDゲート23を有する。この
第1のANDゲート23の一方の入力端子はカウ
ンタ2の桁上げ桁下げ出力端子6に結合され、こ
の他方の入力端子はTフリツプフロツプ8のQ出
力端子に結合されているので、第5図〜第7図の
Eに示すようにカウンタ2の出力が10進数で0の
時にANDゲート23から高レベルパルスが発生
する。
またカウンタ2の3の出力即ち(0011)2を検出
するための第2のANDゲート24は4つの入力
端子を有し、下から1番目の入力端子はカウンタ
2の20で示す出力端子に結合され、第2番目の入
力端子はカウンタ2の21で示す出力端子に結合さ
れ、3番目の入力端子はカウンタ2の22で示す出
力端子にインバータ25を介して結合され、4番
目の入力端子はカウンタ2の23で示す出力端子に
インバータ26を介して結合されている。従つて
カウンタ2の4つの出力端子23,22,21,20に10
進数の3を示す2進数(0011)2の出力が発生する
と、第2のANDゲート24の総ての入力が高レ
ベルとなり、第5図〜第7図のFに示す高レベル
パルスが発生する。
またカウンタ2の12の出力即ち(1100)2を検出
するための第3のANDゲート27は4つの入力
端子を有し、その下から1番目の入力端子はカウ
ンタ2の20出力端子にインバータ28を介して結
合され、2番目の入力端子はカウンタ2の21出力
端子にインバータ29を介して結合され、3番目
の入力端子はカウンタ2の22出力端子に結合さ
れ、4番目の入力端子はカウンタ2の23出力端子
に結合されている。従つて、カウンタ2の出力端
子23,22,21,20が10進数12に対応して(1100)2
になると、第3のANDゲート27の全部に入力
が高レベルとなり、第5図〜第7図のGに示す如
く高レベルパルスが発生する。
3つのANDゲート23,24,27の出力は
1つのORゲート30の入力となるので、ORゲ
ート30からは第5図〜第7図のHで示す3相分
の反転制御信号が出力される。
31は反転制御信号分配回路であり、分配ゲー
ト回路32と制御カウンタ33とを含む。分配ゲ
ート回路32は1つのデータ入力端子34と、3
つの出力端子P1,P2,P3と、制御入力端子35,
36とを有し、制御入力端子35,36に供給さ
れる第5図〜第7図のLに示す相選択制御信号に
基づいてデータ入力端子34に供給される第5図
〜第7図のHに示す3相分の反転制御信号を第5
図〜第7図のI,J,Kに示すように3分割して
出力端子P3,P2,P1に送り出す。
第2図は分配ゲート回路32を詳しく示すもの
であり、第1、第2及び第3の相選択ANDゲー
ト37,38,39を有し、夫々のANDゲート
に反転制御信号端子34が結合されている。第1
の相選択ANDゲート37には、20,21で示され
る制御入力端子35,36がインバータ40,4
1を介して接続されているので、制御入力端子3
5,36が共に低レベルの時に、反転制御信号が
ANDゲート37を通過することが可能である。
第2の相選択ANDゲート38は制御入力端子3
5に直接に接続されていると共に、制御入力端子
36にインバータ41を介して接続されている。
従つて、制御入力端子35が高レベルで制御入力
端子36が低レベルの時に反転制御信号が通過可
能になる。また第3の相選択ANDゲート39は
制御入力端子35にインバータ40を介して接続
され且つ制御入力端子36に直接に接続されてい
る。従つて一方の制御入力端子35が低レベル
で、他方の制御入力端子36が高レベルの時に反
転制御信号が通過可能になる。第1〜第3の
ANDゲート37〜39を順次に通過可能に付勢
するための制御カウンタ33は、第1図に示す分
配ゲート回路32の制御入力端子35,36に結
合された出力端子35a,36aと、Tフリツプ
フロツプ8の出力端子に結合されたクロツク入
力端子42と、初期状態設定回路9に結合された
リセツト端子43とを有し、クロツク信号が入力
する毎に出力が反転し、(00)2,(01)2,(10)2
出力を繰返して送出するように構成されている。
Tフリツプフロツプ8の出力は、第5図〜第7図
のDから明らかなように、アツプダウンカウンタ
2のアツプカウントとダウンカウントとの切換に
同期して反転する。そして、3進カウンタに構成
されたこの制御カウンタ33は、Tフリツプフロ
ツプ8の出力パルスの前縁にに周期して動作
し、また起動時は初期状態設定回路9の出力でリ
セツトされているので、その出力端子35a,36
aは第5図〜第7図のLに示すようにアツプダウ
ンカウンタ2の周期に応じて変化し、(00)2
(01)2,(10)2の出力を順次に送出する。
制御カウンタ33は、更に詳細には、第3図に
示す如く、2つのJKフリツプフロツプ44,4
5によつて構成されている。このフリツプフロツ
プ44,45のクロツク端子CKはクロツク入力
端子42に夫々接続され、夫々のリセツト端子R
は初期状態設定回路9に接続されるリセツト端子
43に結合され、前段のフリツプフロツプ44の
K端子は高レベル電源+Vに接続され、そのJ端
子は後段のフリツプフロツプ45の出力端子に
結合され、後段のフリツプフロツプ45のJ端子
は前段のフリツプフロツプ44のQ端子及びその
K端子は端子に接続され、後段のフリツプフロ
ツプ45のQ出力端子が20出力端子35aとさ
れ、前段のフリツプフロツプ44のQ出力端子が
21出力端子36aとされている。従つて、アツプ
ダウンカウンタ2がアツプからダウンに切換わる
毎に出力状態が反転し、起動後に於いては、
PWM波の60度間隔で(00)2,(01)2,(10)2の出
力が得られる。
第2図に示す分配ゲート回路33が第5図〜第
7図のLの信号で制御されると、第5図〜第7図
のHで示す3相分の反転制御信号が第5図〜第7
図のI,J,Kで示すように分配され、出力端子
P3,P2,P1から送出される。
3相交流の第1相に対応して設けられた第1の
JKフリツプフロツプ17aのJ及びK端子は分
配ゲート回路32の出力端子P1に接続され、ク
ロツク端子CKはクロツクパルス発生回路1に結
合され、プリセツト端子PSは初期状態設定回路
9と同期化回路20とに結合されているので、起
動時に第5図のPに示す初期状態設定信号でプリ
セツトされた後に、第5図〜第7図のKに示す反
転制御信号が入力すると、第5図〜第7図のAに
示すクロツクパルスの立下りに同期して状態が反
転し、第1相出力ライン18aに第5図〜第7図
のOに示すPWM波が得られる。即ち、第4図d
に示すPWM波が得られる。
3相交流の第2相に対応して設けられた第2の
JKフリツプフロツプ17bのJ及びK端子は分
配ゲート回路32の出力端子P2に接続され、ク
ロツク端子CKはクロツクパルス発生回路1に結
合され、リセツト端子Rは初期状態設定回路9と
同期化回路20とに結合されているので、起動時
に第5図のPに示す初期状態設定信号でリセツト
された後に、第5図〜第7図のJに示す反転制御
信号が入力すると、第5図〜第7図のAに示すク
ロツクパルスの立下りに同期して状態が反転し、
第2相出力ライン18bに第5図〜第7図のNに
示すPWM波が得られる。即ち、第4図Cに示す
PWM波が得られる。
3相交流の第3相に対応して設けられた第3の
JKフリツプフロツプ17cのJ及びK端子は分
配ゲート回路32の出力端子P3の接続され、ク
ロツク端子CKはクロツクパルス発生回路1に結
合され、プリセツト端子PSは初期状態設定回路
9と同期化回路20とに結合されているので、起
動時に第5図のPに示す初期状態設定信号でプリ
セツトされた後に、第5図〜第7図のIに示す反
転制御信号が入力すると、第5図〜第7図のAに
示すクロツクパルスの立下りに同期して状態が反
転し、第3相出力ライン18cに第5図〜第7図
のMに示すPWM波が得られる。即ち、第4図b
に示すPWM波が得られる。
上述から明らかなように、本実施例には次の利
点がある。
(イ) PWM制御時間領域を60度間隔に分割し、第
1、第2及び第3相で互いに重複しないように
したので、1つのアツプダウンカウンタ2で、
3相を制御することが可能になり、回路構成を
簡略化することができる。
(ロ) 実質的に実時間を発生するアツプダウンカウ
ンタの出力が所定値になつた時点に応答してフ
リツプフロツプ17a〜17cの出力を反転さ
せ、PWM波を作つているので、実時間制御が
可能になる。従つて回路構成の簡略化及び精度
の向上が可能になる。
(ハ) 初期状態設定回路9を設けたので、正確な動
作が可能になる。
(ニ) 同期化回路20を設けたので、ノイズ等でフ
リツプフロツプ17a〜17cが誤まつて設定
状態となつても、一定周期で補正することがで
きる。
(ホ) クロツクパルス発生回路1のクロツク周波数
を変えることによつて出力PWM波の周波数を
変えることが可能である。
(ヘ) クロツクパルス発生回路1のクロツク周波数
を変えても、PWM波に於ける反転角度位置が
変化しないので、PWM波の周波数変化に無関
係に高周波成分を制御することができる。
第8図は、第1図に示すPWM波形成回路を使
用したモータ制御用インバータ回路を示すもので
ある。この方式では直流−交流変換するためのト
ランジスタインバータ50の制御信号をPWM波
形成回路51と断続パルス発生回路52とに基づ
いて形成している。即ち、制御基準電圧VRによ
つて電圧制御発振器即ちVCO53を駆動し、
VCO53を第1図のクロツクパルス発生回路1
として使用している。VCO53からクロツクパ
ルスが発生すると、PWM波形成回路51は、第
1図で説明したようにPWM波を発生している。
一方、インバータ50の出力電圧が検出され、
帰還回路54を介して比較増幅回路55に入力す
る。比較増幅回路55に於いては検出電圧と基準
電圧VRとが比較され、差の電圧に対応した出力
が得られる。断続パルス発生回路52はトランジ
スタチヨツパ回路から成り、直流電圧をトランジ
スタによつて第9図Aに示すように断続した出力
を発生する。尚比較増幅回路55の出力は、イン
バータ50の出力電圧が低い時には第9図Aのデ
ユテイ比を大とし、出力電圧が高い時にデユテイ
比を小とするように作用する。断続パルス発生回
路52の出力とPWM波形成回路51の出力とは
ANDゲート56を介してインバータ50の制御
端子に供給されるので、第9図Aの断続パルスと
第9図BのPWM波との両方が同時に発生してい
る期間に、第9図Cの出力が得られ、これがイン
バータ50のトランジスタのベース制御信号とな
る。尚インバータ50は3相の場合には第10図
に示すように6個のトランジスタQ1〜Q6と、6
個のダイオードD1〜D6とによつて構成され、ト
ランジスタQ1〜Q6を選択的に制御することによ
つて出力端U,V,Wから3相交流を発生する。
尚この第8図の方式に於いて、VCO53から得
られるクロツクパルスの周波数を変えることによ
つて、インバータ50の出力周波数を変えること
ができる。このように出力周波数を変えても、
PWM波の反転角度位置は一定に保たれるので、
高調波成分は実質的に変化しない。
以上、本発明の実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、変形可能な
ものである。例えば、PWM波を180度期間で3
パルスとせずに、例えば5パルスとしてもよい。
また同期化信号を360度間隔で供給せずに、例え
ば720度間隔又は180度間隔等で供給するようにし
てもよい。またフリツプフロツプ17a〜17c
をJKタイプ以外のフリツプフロツプで構成して
もよい。また第1図の反転制御信号発生回路10
を種々変形することができる。また制御カウンタ
33を3段のリングカウンタとしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例に係わる3相のPWM
波形成回路を示すブロツク図、第2図は第1図の
分配ゲート回路を示すブロツク図、第3図は第1
図の制御カウンタを示すブロツク図、第4図は第
1図のa〜e点の状態を示す波形図、第5図、第
6図及び第7図は第1図のA〜P点の状態を半周
期(180度)のみ3分割して示す波形図、第8図
はPWM波形成回路を使用したインバータ回路を
示すブロツク図、第9図は第8図のA〜C点の状
態を示す波形図、第10図は3相ブリツジ型トラ
ンジスタインバータを示す回路図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、1はク
ロツクパルス発生回路、2はアツプダウンカウン
タ、9は初期状態設定回路、10は反転制御信号
発生回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 クロツクパルスを発生するクロツクパルス発
    生回路1と、 前記クロツクパルスを入力としてアツプカウン
    トとダウンカウントとを高調波低減パルス幅変調
    波の周期の1/6の周期で繰返すアツプダウンカウ
    ンタ2と、 前記アツプダウンカウンタ2のアツプ及びダウ
    ンを制御するアツプダウン制御手段と、 前記アツプダウンカウンタ2の出力が3相の高
    調波低減パルス幅変調波の反転時点に対応する値
    になつた時に反転制御信号を発生する反転制御信
    号発生回路10と、 前記反転制御信号発生回路10から得られる反
    転制御信号を、前記高調波低減パルス幅変調波の
    周期の1/6の時間幅を有してその第1、第2及び
    第3の出力端子に分配する反転制御信号分配回路
    31と、 前記分配回路31の前記第1、第2及び第3の
    出力端子に夫々接続され、前記反転制御信号に応
    答して出力状態が反転し、高調波低減パルス幅変
    調波を発生する第1、第2及び第3のパルス幅変
    調波発生用フリツプフロツプ17a,17b,1
    7cとから成る3相の高調波低減パルス幅変調波
    形成回路。
JP1189883A 1989-07-21 1989-07-21 高調波低減パルス幅変調波形成回路 Granted JPH0242815A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1189883A JPH0242815A (ja) 1989-07-21 1989-07-21 高調波低減パルス幅変調波形成回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1189883A JPH0242815A (ja) 1989-07-21 1989-07-21 高調波低減パルス幅変調波形成回路

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP56050566A Division JPS57166729A (en) 1981-04-06 1981-04-06 Forming circuit of pulse width modulating wave being reduced higher harmonics

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0242815A JPH0242815A (ja) 1990-02-13
JPH0258809B2 true JPH0258809B2 (ja) 1990-12-10

Family

ID=16248775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1189883A Granted JPH0242815A (ja) 1989-07-21 1989-07-21 高調波低減パルス幅変調波形成回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0242815A (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0242815A (ja) 1990-02-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4727468A (en) Digital PWM control circuit
JP2877205B2 (ja) 2相ノンオーバラップ信号生成回路
JP3677497B2 (ja) パルス幅変調波形発生装置及び3相パルス幅変調波形発生装置
JPH0634587B2 (ja) 電圧形インバータ装置
JPH0685633B2 (ja) ポール・スイッチ点孤制御回路
JP3576711B2 (ja) 3相ブラシレスモータの駆動回路
JPH0258809B2 (ja)
JPH0758892B2 (ja) ディジタルパルス幅変調回路
JPS6332034B2 (ja)
JP3777242B2 (ja) モータ制御装置
JPH025052B2 (ja)
JP2527880Y2 (ja) 点弧制御回路
US6043619A (en) Method and circuit arrangement for commutation of a multiple winding electric motor
KR0168082B1 (ko) 디지탈 펄스폭변조신호 발생장치
JP3258508B2 (ja) スイッチング電源装置の制御方式
JP3277728B2 (ja) 電動機用速度制御装置
JP2000023481A (ja) Pwm制御回路装置
JP2002186275A (ja) 波形形成回路
JP2754005B2 (ja) 多相パルス発生回路
JPH0145275Y2 (ja)
JPH0542229B2 (ja)
JPH0746094A (ja) パルス幅変調回路
SU1661956A1 (ru) Цифровой электропривод
JPH0555923A (ja) Pwmパルス発生回路
JP2960745B2 (ja) パルス幅変調信号生成回路