JPH0542229B2 - - Google Patents
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- JPH0542229B2 JPH0542229B2 JP57065635A JP6563582A JPH0542229B2 JP H0542229 B2 JPH0542229 B2 JP H0542229B2 JP 57065635 A JP57065635 A JP 57065635A JP 6563582 A JP6563582 A JP 6563582A JP H0542229 B2 JPH0542229 B2 JP H0542229B2
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 2
- 230000004044 response Effects 0.000 description 10
- 238000000034 method Methods 0.000 description 8
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02M—APPARATUS FOR CONVERSION BETWEEN AC AND AC, BETWEEN AC AND DC, OR BETWEEN DC AND DC, AND FOR USE WITH MAINS OR SIMILAR POWER SUPPLY SYSTEMS; CONVERSION OF DC OR AC INPUT POWER INTO SURGE OUTPUT POWER; CONTROL OR REGULATION THEREOF
- H02M7/00—Conversion of ac power input into dc power output; Conversion of dc power input into ac power output
- H02M7/42—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal
- H02M7/44—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters
- H02M7/48—Conversion of dc power input into ac power output without possibility of reversal by static converters using discharge tubes with control electrode or semiconductor devices with control electrode
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Inverter Devices (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、例えば直流−交流変換器(インバー
タ)を高調波低減を目的としてパルス幅変調
(PWM)制御する際に使用することが可能なパ
ルス幅変調波形成回路に関するものである。
タ)を高調波低減を目的としてパルス幅変調
(PWM)制御する際に使用することが可能なパ
ルス幅変調波形成回路に関するものである。
インバータから正弦波に近似した交流を得る際
に、矩形波を複数のパルスに分割し、高調波成分
が少なくなるようにパルスを配列させることが望
ましい。このため、パルスを発生させる時点を示
すデータをメモリに予め記憶させておき、メモリ
からデータを繰返し読み出して必要なパルス幅変
調波を形成する方式が考えられる。しかし、精度
を上げるためには、メモリの容量を増大させた
り、メモリのアクセス時間を低減したりしなけれ
ばならなかつた。
に、矩形波を複数のパルスに分割し、高調波成分
が少なくなるようにパルスを配列させることが望
ましい。このため、パルスを発生させる時点を示
すデータをメモリに予め記憶させておき、メモリ
からデータを繰返し読み出して必要なパルス幅変
調波を形成する方式が考えられる。しかし、精度
を上げるためには、メモリの容量を増大させた
り、メモリのアクセス時間を低減したりしなけれ
ばならなかつた。
ところで、高調波を低減するために第1のパル
ス幅変調を行う他に電圧を制御の目的で第1のパ
ルス幅変調波の一部又は全部を第2のパルス幅変
調波で断続する場合がある。この方式は本件出願
人が特開昭56−150973号公報で提案したものであ
り、これによれば、比較的簡単に高調波の低減と
電圧制御とが可能になる。しかし、この方式で偶
数次高調波成分を確実に除去することはまだ提案
されていない。
ス幅変調を行う他に電圧を制御の目的で第1のパ
ルス幅変調波の一部又は全部を第2のパルス幅変
調波で断続する場合がある。この方式は本件出願
人が特開昭56−150973号公報で提案したものであ
り、これによれば、比較的簡単に高調波の低減と
電圧制御とが可能になる。しかし、この方式で偶
数次高調波成分を確実に除去することはまだ提案
されていない。
即ち、上記方式において第1のパルス幅変調波
を第2のパルス幅変調波で不規則に断続すると、
最終的に得られたパルス幅変調波の0度〜180度
区間においては90度、180度〜360度区間において
は270度を中心に対称なパルス配置になるとは限
らない。もし、非対称になると偶数次高調波成分
が生じる。
を第2のパルス幅変調波で不規則に断続すると、
最終的に得られたパルス幅変調波の0度〜180度
区間においては90度、180度〜360度区間において
は270度を中心に対称なパルス配置になるとは限
らない。もし、非対称になると偶数次高調波成分
が生じる。
そこで、本発明の目的は、偶数次高調波成分を
比較的簡単に除去又は低減することができるイン
バータ用のパルス幅変調波形成回路を提供するこ
とにある。
比較的簡単に除去又は低減することができるイン
バータ用のパルス幅変調波形成回路を提供するこ
とにある。
上記目的を達成するための本発明は、パルス幅
変調波の基本波の位相の0度〜180度区間及び180
度〜360度区間に対応する位置に複数個の第1の
パルスを含み、且つ前記基本波の位相の0度〜
180度区間の前記複数個の第1のパルスは前記基
本波の位相の90度を中心に対称に配置され、前記
180度〜360度の区間の前記複数個の第1のパルス
は前記0度〜180度区間の前記複数個の第1のパ
ルスの位相反転したものに対して180度を中心に
対称になるように配置され、且つ前記複数個の第
1のパルスが高調波を低減するように配置された
パルス幅変調波を形成するパルス幅変調波形成回
路と、前記パルス幅変調波の基本波が所定位相に
あることを示す同期信号を得るための同期検出回
路と、前記同期検出回路から得られた前記同期信
号に基づいて、前記基本波の位相の少なくとも0
度、90度、180度、及び270度でアツプカウントと
ダウンカウントとを切換えてクロツクパルスを計
数することによつて、0度〜180度の区間におい
ては90度を中心に対称的なカウント出力を発生
し、180度〜360度区間においては270度を中心に
して対称的なカウント出力を発生するアツプダウ
ンカウンタと、前記アツプダウンカウンタのカウ
ント出力が変化する範囲に含まれ且つ互いに異な
るレベルを有し且つレベルを変えることができる
複数のデジタル信号を発生するデジタル信号発生
手段と、前記アツプダウンカウンタから得られた
デジタル出力と前記デジタル信号発生手段から発
生した複数のデジタル信号とが一致したか否かを
判定し、一致を示す信号を出力する一致判定手段
と、前記アツプダウンカウンタと前記デジタル信
号発生手段と前記一致判定手段とを有し、前記一
致判定手段から得られた一致を示す信号に応答し
て第2のパルスを発生し、前記デジタル信号発生
手段から発生するデジタル信号の数は前記第1の
パルスの発生時間に前記第2のパルスが複数個発
生するように決定されているパルス発生回路と、
前記パルス幅変調波形成回路から得られた前記パ
ルス幅変調波と前記パル発生回路から得られた前
記複数の第2のパルスとの論理積出力を形成し、
この論理積出を直流−交流変換のためのインバー
タのパルス幅変調制御信号として送出する論理積
回路とを備えたインバータのためのパルス幅変調
波形成回に係わるものである。
変調波の基本波の位相の0度〜180度区間及び180
度〜360度区間に対応する位置に複数個の第1の
パルスを含み、且つ前記基本波の位相の0度〜
180度区間の前記複数個の第1のパルスは前記基
本波の位相の90度を中心に対称に配置され、前記
180度〜360度の区間の前記複数個の第1のパルス
は前記0度〜180度区間の前記複数個の第1のパ
ルスの位相反転したものに対して180度を中心に
対称になるように配置され、且つ前記複数個の第
1のパルスが高調波を低減するように配置された
パルス幅変調波を形成するパルス幅変調波形成回
路と、前記パルス幅変調波の基本波が所定位相に
あることを示す同期信号を得るための同期検出回
路と、前記同期検出回路から得られた前記同期信
号に基づいて、前記基本波の位相の少なくとも0
度、90度、180度、及び270度でアツプカウントと
ダウンカウントとを切換えてクロツクパルスを計
数することによつて、0度〜180度の区間におい
ては90度を中心に対称的なカウント出力を発生
し、180度〜360度区間においては270度を中心に
して対称的なカウント出力を発生するアツプダウ
ンカウンタと、前記アツプダウンカウンタのカウ
ント出力が変化する範囲に含まれ且つ互いに異な
るレベルを有し且つレベルを変えることができる
複数のデジタル信号を発生するデジタル信号発生
手段と、前記アツプダウンカウンタから得られた
デジタル出力と前記デジタル信号発生手段から発
生した複数のデジタル信号とが一致したか否かを
判定し、一致を示す信号を出力する一致判定手段
と、前記アツプダウンカウンタと前記デジタル信
号発生手段と前記一致判定手段とを有し、前記一
致判定手段から得られた一致を示す信号に応答し
て第2のパルスを発生し、前記デジタル信号発生
手段から発生するデジタル信号の数は前記第1の
パルスの発生時間に前記第2のパルスが複数個発
生するように決定されているパルス発生回路と、
前記パルス幅変調波形成回路から得られた前記パ
ルス幅変調波と前記パル発生回路から得られた前
記複数の第2のパルスとの論理積出力を形成し、
この論理積出を直流−交流変換のためのインバー
タのパルス幅変調制御信号として送出する論理積
回路とを備えたインバータのためのパルス幅変調
波形成回に係わるものである。
なお、本願では、前記論理積回路から送出され
る前記パルス幅変調制御信号を二重パルス幅変調
波と呼ぶことにする。
る前記パルス幅変調制御信号を二重パルス幅変調
波と呼ぶことにする。
本発明によれば、第1のパルスから成るパルス
幅変調波のみでなく、第1のパルスとの論理積を
とるための第2のパルスも0度〜180度区間では
90度を中心に対称に配置するので、論理積回路か
ら得られる二重パルス幅変調波も90度を中心に対
称になり偶数次高調波の発生が抑制される。要す
るに、第1のパルスから成るパルス幅変調波の特
定された角度を基準にして第2のパルスを形成す
るためのアツプダウンカウンタを駆動し、第2の
パルスを特定された状態に発生させるので、偶数
次高調波の抑制を確実且つ容易に達成することが
できる。
幅変調波のみでなく、第1のパルスとの論理積を
とるための第2のパルスも0度〜180度区間では
90度を中心に対称に配置するので、論理積回路か
ら得られる二重パルス幅変調波も90度を中心に対
称になり偶数次高調波の発生が抑制される。要す
るに、第1のパルスから成るパルス幅変調波の特
定された角度を基準にして第2のパルスを形成す
るためのアツプダウンカウンタを駆動し、第2の
パルスを特定された状態に発生させるので、偶数
次高調波の抑制を確実且つ容易に達成することが
できる。
次に、図面を参照して誘導電動機駆動用の3相
ブリツジ型インバータのパルス幅変調制御方式に
ついて述べる。
ブリツジ型インバータのパルス幅変調制御方式に
ついて述べる。
第1図はインバータを高調波低減PWM方式で
駆動するためのPWM波形成回路を示し、第2図
は第1図のPWM波形成回路の出力に結合される
ブリツジ型インバータ回路を示す。また、第3図
〜第5図は第1図の一部を詳しく示し、第6図及
び第7図は第1図〜第5図のA〜Z点の状態を示
し、第第8図は第2のPWM波と二重パルス幅変
調波とを示し、第9図は1相分の第1のPWM波
を示し、第10図はインバータの出力電圧を説明
的に示す。
駆動するためのPWM波形成回路を示し、第2図
は第1図のPWM波形成回路の出力に結合される
ブリツジ型インバータ回路を示す。また、第3図
〜第5図は第1図の一部を詳しく示し、第6図及
び第7図は第1図〜第5図のA〜Z点の状態を示
し、第第8図は第2のPWM波と二重パルス幅変
調波とを示し、第9図は1相分の第1のPWM波
を示し、第10図はインバータの出力電圧を説明
的に示す。
第1図に於いて、1はクロツクパルス発生回路
であり、更に詳細には、可変分周器を含んで周波
数可変型に構成され、第7図Aのパルスを発生す
るものである。2はフリツプフロツプで形成され
た波形整形回路であり、第7図Bのパルスを発生
する。3はアツプダウンカウンタであり、この入
力端子は波形整形回路2に接続されているので、
波形整形されたクロツクパルスをアツプカウント
又はダウンカウントし、カウント出力端子からデ
ジタル信号の形式の出力を発生する。尚このカウ
ンタ3は、リセツト端子及びアツプダウン制御端
子等も有している。そして、リセツト端子にリセ
ツト信号を受けてから計数を開始し、一定カウン
ト値即ち本実施例では0カウント及び20カウント
までアツプカウントした後に20から0カウントま
でダウンカウントすることを繰返して第6図及び
第7図Cに説明的に示すようなカウント出力Cを
発生する。
であり、更に詳細には、可変分周器を含んで周波
数可変型に構成され、第7図Aのパルスを発生す
るものである。2はフリツプフロツプで形成され
た波形整形回路であり、第7図Bのパルスを発生
する。3はアツプダウンカウンタであり、この入
力端子は波形整形回路2に接続されているので、
波形整形されたクロツクパルスをアツプカウント
又はダウンカウントし、カウント出力端子からデ
ジタル信号の形式の出力を発生する。尚このカウ
ンタ3は、リセツト端子及びアツプダウン制御端
子等も有している。そして、リセツト端子にリセ
ツト信号を受けてから計数を開始し、一定カウン
ト値即ち本実施例では0カウント及び20カウント
までアツプカウントした後に20から0カウントま
でダウンカウントすることを繰返して第6図及び
第7図Cに説明的に示すようなカウント出力Cを
発生する。
4,5,6,7,8,9,10,11は、アツ
プダウンカウンタ3の出力に基づいてPWM波の
角度を設定する角度設定回路であり、回路4はカ
ウントC=0に基づいて0度でパルスを送出し、
回路5はカウントC=3及びC=19に基づいて±
4.5度及び±28.5度でパルスを送出し、回路6は
カウントC=5に基づいて±7.5度でパルスを発
生し、回路7はカウントC=8に基づいて±12度
でパルスを発生し、回路8はカウントC=10に基
づいて±15度でパルスを発生し、回路9はカウン
トC=14に基づいて±21度でパルスを発生し、回
路10はカウントC=15に基づいて±22.5度でパ
ルスを発生し、回路11はカウントC=20に基づ
いて±30度でパルスを発生する。尚、カウンタ3
は60度を1周期として動作するので、30〜90度、
90〜150度、150〜210度、210〜270度、270〜330
度の区間でも全く同様な動作となる。
プダウンカウンタ3の出力に基づいてPWM波の
角度を設定する角度設定回路であり、回路4はカ
ウントC=0に基づいて0度でパルスを送出し、
回路5はカウントC=3及びC=19に基づいて±
4.5度及び±28.5度でパルスを送出し、回路6は
カウントC=5に基づいて±7.5度でパルスを発
生し、回路7はカウントC=8に基づいて±12度
でパルスを発生し、回路8はカウントC=10に基
づいて±15度でパルスを発生し、回路9はカウン
トC=14に基づいて±21度でパルスを発生し、回
路10はカウントC=15に基づいて±22.5度でパ
ルスを発生し、回路11はカウントC=20に基づ
いて±30度でパルスを発生する。尚、カウンタ3
は60度を1周期として動作するので、30〜90度、
90〜150度、150〜210度、210〜270度、270〜330
度の区間でも全く同様な動作となる。
12は角度合成回路であり、各角度設定回路4
〜11で検出した角度(カウント)検出パルスを
第7図Gに示す一連のパルス列として出力するも
のである。尚この一連のパルス列の周期は60度で
ある。13は分配回路であり、第7図Gに示すパ
ルス列を第7図N,O,Pに示すように3つに分
配するものである。尚次段の回路との関係で一部
が重複分配されている。14,15,16はラツ
チ回路であり、分配回路13の出力とクロツク信
号とに基づいて第5図及び第7図でR,S,Tで
示す3相PWM波を形成する回路である。
〜11で検出した角度(カウント)検出パルスを
第7図Gに示す一連のパルス列として出力するも
のである。尚この一連のパルス列の周期は60度で
ある。13は分配回路であり、第7図Gに示すパ
ルス列を第7図N,O,Pに示すように3つに分
配するものである。尚次段の回路との関係で一部
が重複分配されている。14,15,16はラツ
チ回路であり、分配回路13の出力とクロツク信
号とに基づいて第5図及び第7図でR,S,Tで
示す3相PWM波を形成する回路である。
17は桁上げ検出回路であつて、カウントC=
0に応答して第7図Dに示す桁上げ(ボロー)検
出パルスを発生するものである。18は桁下げ検
出回路であつてカウントC=20に応答して第7図
Eに示す桁下げ(キヤリー)検出パルスを発生す
るものである。19は制御回路であつて、クロツ
クパルス、桁上げ検出パルス、桁下げ検出パルス
等に応答して、カウンタ3に第7図Fに示すよう
なアツプダウン制御信号を送り、また分配回路1
3の分配を制御するものである。尚カウンタ3は
第7図Fの高レベル信号でアツプ動作となり、低
レベル信号でダウン動作となる。
0に応答して第7図Dに示す桁上げ(ボロー)検
出パルスを発生するものである。18は桁下げ検
出回路であつてカウントC=20に応答して第7図
Eに示す桁下げ(キヤリー)検出パルスを発生す
るものである。19は制御回路であつて、クロツ
クパルス、桁上げ検出パルス、桁下げ検出パルス
等に応答して、カウンタ3に第7図Fに示すよう
なアツプダウン制御信号を送り、また分配回路1
3の分配を制御するものである。尚カウンタ3は
第7図Fの高レベル信号でアツプ動作となり、低
レベル信号でダウン動作となる。
20は補正回路であつて、桁上げ検出回路17
の出力と、ラツチ回路14の入力と、クロツクパ
ルスとに応答して、ラツチ回路14の出力の角度
位相が零となる時点を検出し、残りのラツチ回路
15,16をクリアするための第7図Uのパルス
を発生するものである。この補正パルスが周期的
に発生すれば、ノイズ等で誤まつた出力状態が例
え生じても修正される。尚、ラツチ回路14,1
5,16及び補正回路20のための第7図Qに示
すクロツクパルスは、波形整形回路2の反転出力
とクロツクパルス発生回路1をインバータ21で
反転したパルスとをANDゲート22に通すこと
によつて形成されている。
の出力と、ラツチ回路14の入力と、クロツクパ
ルスとに応答して、ラツチ回路14の出力の角度
位相が零となる時点を検出し、残りのラツチ回路
15,16をクリアするための第7図Uのパルス
を発生するものである。この補正パルスが周期的
に発生すれば、ノイズ等で誤まつた出力状態が例
え生じても修正される。尚、ラツチ回路14,1
5,16及び補正回路20のための第7図Qに示
すクロツクパルスは、波形整形回路2の反転出力
とクロツクパルス発生回路1をインバータ21で
反転したパルスとをANDゲート22に通すこと
によつて形成されている。
ラツチ回路14,15,16から得られる第1
のPWM波の3相の出力ライン23,24,25
は、二重パルス幅変調波を形成するための第1、
第2、第3のANDゲート26,27,28に接
続されている。
のPWM波の3相の出力ライン23,24,25
は、二重パルス幅変調波を形成するための第1、
第2、第3のANDゲート26,27,28に接
続されている。
ANDゲート26,27,28のもう一方の入
力として第2のPWM波を形成するために、第2
のPWM波形成回路29が設けられている。30
は第2のPWM波形成用のアツプダウンカウンタ
であつて、アナログの三角波に対応したデジタル
出力を周期的に出力するものである。即ち、発振
器31から供給される高い周波数のクロツクパル
スを第6図Yに示すように0からnまでアツプカ
ウントし、しかる後nから0までダウンカウント
する。32は同期検出回路を構成するための入力
反転ORゲートであり、桁上げ検出回路17の出
力(第7図D)と桁下げ検出回路18の出力(第
7図E)との両方に応答して第6図Vに示す同期
信号を送出する。尚この同期信号には、第6図
R,T,Sの第1のPWM波の0度に対応した0
度検出信号及び90度に対応した90度検出信号及び
180度に対応した180度検出信号が含まれている。
33はアツプダウン制御信号形成用のT型フリツ
プフロツプであり、第6図Vに示すORゲート3
2の出力に応答して第6図Wの出力を発生する。
即ち、第6図Vの信号を1/2分周し、第6図R,
T,Sに示す3相の第1のPWM波の30度幅に相
当する矩形波をデユテイ比約50%で送出する。こ
のフリツプフロツプ33のQ出力はタイミングを
とるための微小遅延回路34を介してカウンタ3
0のアツプダウン制御端子U/Dに接続されてい
るので、第6図Wのt0〜t1、t2〜t3等の高レベル
期間にカウンタ30はアツプ動作となり、第6図
Yに示すように0からnまでカウントする。ま
た、この第6図Wの低レベル期間に於いてカウン
タ30はnから0までダウンカウント状態とな
る。35はフリツプフロツプ33から得られる第
6図Wの出力パルスの前縁に応答して第6図Xに
示す微分パルスを送出する微分回路であり、この
出力はカウンタ30のクリア端子CLに結合され
ている。従つて、カウンタ30は第6図Xの微分
パルス即ちクリアパルスが発生する毎に零とな
る。尚、この微分パルスは、第6図R,T,Sの
第1のPWM波の少なくとも0度及び180度で発
生する。即ち各半サイクルのスタート点で必ず発
生する。カウンタ30が第6図W,Xの信号で制
御されると、第1のPWM波の周期の1/6の期間
を有する出力を第6図Yに示す如く発生する。尚
このカウンタ30の出力値は、各相の第1の
PWM波の90度を中心にして対称に配置される。
力として第2のPWM波を形成するために、第2
のPWM波形成回路29が設けられている。30
は第2のPWM波形成用のアツプダウンカウンタ
であつて、アナログの三角波に対応したデジタル
出力を周期的に出力するものである。即ち、発振
器31から供給される高い周波数のクロツクパル
スを第6図Yに示すように0からnまでアツプカ
ウントし、しかる後nから0までダウンカウント
する。32は同期検出回路を構成するための入力
反転ORゲートであり、桁上げ検出回路17の出
力(第7図D)と桁下げ検出回路18の出力(第
7図E)との両方に応答して第6図Vに示す同期
信号を送出する。尚この同期信号には、第6図
R,T,Sの第1のPWM波の0度に対応した0
度検出信号及び90度に対応した90度検出信号及び
180度に対応した180度検出信号が含まれている。
33はアツプダウン制御信号形成用のT型フリツ
プフロツプであり、第6図Vに示すORゲート3
2の出力に応答して第6図Wの出力を発生する。
即ち、第6図Vの信号を1/2分周し、第6図R,
T,Sに示す3相の第1のPWM波の30度幅に相
当する矩形波をデユテイ比約50%で送出する。こ
のフリツプフロツプ33のQ出力はタイミングを
とるための微小遅延回路34を介してカウンタ3
0のアツプダウン制御端子U/Dに接続されてい
るので、第6図Wのt0〜t1、t2〜t3等の高レベル
期間にカウンタ30はアツプ動作となり、第6図
Yに示すように0からnまでカウントする。ま
た、この第6図Wの低レベル期間に於いてカウン
タ30はnから0までダウンカウント状態とな
る。35はフリツプフロツプ33から得られる第
6図Wの出力パルスの前縁に応答して第6図Xに
示す微分パルスを送出する微分回路であり、この
出力はカウンタ30のクリア端子CLに結合され
ている。従つて、カウンタ30は第6図Xの微分
パルス即ちクリアパルスが発生する毎に零とな
る。尚、この微分パルスは、第6図R,T,Sの
第1のPWM波の少なくとも0度及び180度で発
生する。即ち各半サイクルのスタート点で必ず発
生する。カウンタ30が第6図W,Xの信号で制
御されると、第1のPWM波の周期の1/6の期間
を有する出力を第6図Yに示す如く発生する。尚
このカウンタ30の出力値は、各相の第1の
PWM波の90度を中心にして対称に配置される。
第2のPWM波形成回路29は、第5図に示す
如く複数のデジタル値設定回路36a,36b…
…36nを含み、第6図Yに示す複数のデジタル
レベルL1,L2……Lo-1,Loを設定する。また複
数の一致論理回路37a,37b……37nを含
み、カウンタ30の出力とデジタル値設定回路3
6a〜36nの出力との一致を検出する。各一致
論理回路37a〜37nの出力はORゲート38
を介してT型フリツプフロツプ39に入力する。
ORゲート38から各レベルL1〜Loの一致出力が
発生する毎にトリガパルスが発生するので、フリ
ツプフロツプ39の出力がトリガ入力毎に反転
し、第6図Zの第2のPWM波を発生し、これが
第1図のANDゲート26,27,28の入力と
なる。第6図Y及びZでは図示の都合上、大きな
レベル差及び大きなパルス幅となつているが、実
際には数kHzの周波数となるように第6図Zの第
2のPWM波が発生する。尚、第1のPWM波の
周波数は数Hz〜100Hz程度である。第2のPWM
波形成回路29は、第5図に示す如く設定値変更
回路40を含んでいるので、検出又は設定に基づ
いてデジタル値設定回路36a〜36nの設定値
を変更することが可能である。設定値即ち第6図
YのレベルL1〜Loを変えれば、第6図Zの第2
のPWM波のデユテイ比が変化し、最終的にイン
バータの出力電圧を調整することが可能になる。
如く複数のデジタル値設定回路36a,36b…
…36nを含み、第6図Yに示す複数のデジタル
レベルL1,L2……Lo-1,Loを設定する。また複
数の一致論理回路37a,37b……37nを含
み、カウンタ30の出力とデジタル値設定回路3
6a〜36nの出力との一致を検出する。各一致
論理回路37a〜37nの出力はORゲート38
を介してT型フリツプフロツプ39に入力する。
ORゲート38から各レベルL1〜Loの一致出力が
発生する毎にトリガパルスが発生するので、フリ
ツプフロツプ39の出力がトリガ入力毎に反転
し、第6図Zの第2のPWM波を発生し、これが
第1図のANDゲート26,27,28の入力と
なる。第6図Y及びZでは図示の都合上、大きな
レベル差及び大きなパルス幅となつているが、実
際には数kHzの周波数となるように第6図Zの第
2のPWM波が発生する。尚、第1のPWM波の
周波数は数Hz〜100Hz程度である。第2のPWM
波形成回路29は、第5図に示す如く設定値変更
回路40を含んでいるので、検出又は設定に基づ
いてデジタル値設定回路36a〜36nの設定値
を変更することが可能である。設定値即ち第6図
YのレベルL1〜Loを変えれば、第6図Zの第2
のPWM波のデユテイ比が変化し、最終的にイン
バータの出力電圧を調整することが可能になる。
第1図のANDゲート26,27,28には第
6図R,T,Sで示す第1のPWM波と第6図Z
及び第8図Aに示す第2のPWM波とが入力し、
第1のPWM波が高周波の第2のPWM波で断続
された形態の第8図Bに示すような二重パルス幅
変調波が出力される。
6図R,T,Sで示す第1のPWM波と第6図Z
及び第8図Aに示す第2のPWM波とが入力し、
第1のPWM波が高周波の第2のPWM波で断続
された形態の第8図Bに示すような二重パルス幅
変調波が出力される。
即ち、第8図Aには第6図Zに示したものと同
一の第2のPWM波が示され、第8図Bには第1
図の例えばANDゲート26から得られる二重パ
ルス幅変調波が示され、第8図Cには例えば第7
図Rに示す第1のPWM波が示されている。
ANDゲート26は第8図Aのパルスと第8図C
のパルスとが同時に発生している時に高レベル出
力を発生し、その他は低レベル出力を発生する。
換言すれば、第8図Cの第1のPWMパルスが発
生している期間のみ第8図Aの第2のPWMパル
スがANDゲート26を通過し、第8図Bの出力
が得られる。ANDゲート27,28においても
ANDゲート26と全く同一の動作が生じる。第
8図Bのパルス列(二重パルス幅変調波)はパル
ス群を間欠的に配置したものに等しい。即ち、幅
T1の中に幅T2のパルスを複数個配置したもの
である。なお、幅T1は第8図Cに示す第1の
PWM波に従い、幅T2は第8図Aの第2の
PWM波に従う。第8図のパルス列は第8図Cの
第1のPWMパルスを第8図Aの第2のパルスで
更に変調したものであるので、二重パルス幅変調
波と呼ぶことができる。インバータの出力の低次
高調波成分の抑制は第8図Cのパルスの配置即ち
第7図R,S,Tに示すパルスの配置に大きく依
存し、第8図Aの第2のPWM波のパルス幅T2
の変化にはあまり依存しない。従つて、第8図A
の第2のPWM波の幅T2を変えてインバータか
ら負荷に供給する電力を制御しても低次高調波成
分の変化は少ない。要するに第8図Bに示すパル
ス群の幅T1及び位置をほとんど変化させない
で、このパルス群の中の個々のパルス幅T2を変
化させてインバータ出力を制御するので、低次高
調波成分を抑制しつつインバータ出力を制御する
ことが可能になる。本発明では更に、第2の
PWM波が90度及び270度を中心に対称に配置さ
れているので、偶数次高調波成分が極めて少なく
なる。
一の第2のPWM波が示され、第8図Bには第1
図の例えばANDゲート26から得られる二重パ
ルス幅変調波が示され、第8図Cには例えば第7
図Rに示す第1のPWM波が示されている。
ANDゲート26は第8図Aのパルスと第8図C
のパルスとが同時に発生している時に高レベル出
力を発生し、その他は低レベル出力を発生する。
換言すれば、第8図Cの第1のPWMパルスが発
生している期間のみ第8図Aの第2のPWMパル
スがANDゲート26を通過し、第8図Bの出力
が得られる。ANDゲート27,28においても
ANDゲート26と全く同一の動作が生じる。第
8図Bのパルス列(二重パルス幅変調波)はパル
ス群を間欠的に配置したものに等しい。即ち、幅
T1の中に幅T2のパルスを複数個配置したもの
である。なお、幅T1は第8図Cに示す第1の
PWM波に従い、幅T2は第8図Aの第2の
PWM波に従う。第8図のパルス列は第8図Cの
第1のPWMパルスを第8図Aの第2のパルスで
更に変調したものであるので、二重パルス幅変調
波と呼ぶことができる。インバータの出力の低次
高調波成分の抑制は第8図Cのパルスの配置即ち
第7図R,S,Tに示すパルスの配置に大きく依
存し、第8図Aの第2のPWM波のパルス幅T2
の変化にはあまり依存しない。従つて、第8図A
の第2のPWM波の幅T2を変えてインバータか
ら負荷に供給する電力を制御しても低次高調波成
分の変化は少ない。要するに第8図Bに示すパル
ス群の幅T1及び位置をほとんど変化させない
で、このパルス群の中の個々のパルス幅T2を変
化させてインバータ出力を制御するので、低次高
調波成分を抑制しつつインバータ出力を制御する
ことが可能になる。本発明では更に、第2の
PWM波が90度及び270度を中心に対称に配置さ
れているので、偶数次高調波成分が極めて少なく
なる。
第1図に於いて、41,42,43は位相反転
用NOT回路であり、ANDゲート26,27,2
8から得られる二重パルス幅変調波の反転信号を
形成する。
用NOT回路であり、ANDゲート26,27,2
8から得られる二重パルス幅変調波の反転信号を
形成する。
第2図は、第1図のANDゲート26,27,
28の出力及びNOT回路41,42,43の出
力で制御されるトランジスタS1,S2,S3,S4,
S5,S6と直流電源44とから成る3相ブリツジ型
インバータである。このインバータのトランジス
タS1,S2,S5のベースは第1図のANDゲート2
6,27,28に夫々結合され、トランジスタ
S3,S4,S6のベースは第1図のNOT回路41,
42,43に夫々結合される。これにより、出力
ラインに第10図に説明的に示す出力電圧VRS,
VST,VTRを得ることが出来る。尚、第10図で
は第2のPWM波による断続が省略されている。
28の出力及びNOT回路41,42,43の出
力で制御されるトランジスタS1,S2,S3,S4,
S5,S6と直流電源44とから成る3相ブリツジ型
インバータである。このインバータのトランジス
タS1,S2,S5のベースは第1図のANDゲート2
6,27,28に夫々結合され、トランジスタ
S3,S4,S6のベースは第1図のNOT回路41,
42,43に夫々結合される。これにより、出力
ラインに第10図に説明的に示す出力電圧VRS,
VST,VTRを得ることが出来る。尚、第10図で
は第2のPWM波による断続が省略されている。
この省略されている断続動作は第8図に従つて
行われる。即ち、インバータが第8図Bのパルス
列によつて制御されるので、インバータの出力電
圧も第8図Bに対応して断続し、第10図A〜C
に示すインバータの出力パルスの1つずつが第8
図Bのように断続される。この種の動作は前述の
特開昭56−150973号公報で周知である。
行われる。即ち、インバータが第8図Bのパルス
列によつて制御されるので、インバータの出力電
圧も第8図Bに対応して断続し、第10図A〜C
に示すインバータの出力パルスの1つずつが第8
図Bのように断続される。この種の動作は前述の
特開昭56−150973号公報で周知である。
第3図は第1図の角度設定回路4〜11及び角
度合成回路12を詳しく示すものである。この図
に於いて、20,21,22,23,24で示すライン
は、第1図のカウンタ3の出力ラインであり、4
5,46,47,48,49はカウンタ3の出力
を反転するNOT回路であり、NANDゲート5
0,51,52,53,54,55,56,57
は第1図の角度設定回路4〜11に夫々対応する
ものである。尚、58,59はANDゲートであ
る。角度合成回路12は、NANDゲート50〜
57の出力を合成する入力反転ORゲート60で
構成されている。ライン61は第4図の桁上げ検
出回路17に接続されるものであり、ライン62
は桁下げ検出回路18に接続されるものである。
度合成回路12を詳しく示すものである。この図
に於いて、20,21,22,23,24で示すライン
は、第1図のカウンタ3の出力ラインであり、4
5,46,47,48,49はカウンタ3の出力
を反転するNOT回路であり、NANDゲート5
0,51,52,53,54,55,56,57
は第1図の角度設定回路4〜11に夫々対応する
ものである。尚、58,59はANDゲートであ
る。角度合成回路12は、NANDゲート50〜
57の出力を合成する入力反転ORゲート60で
構成されている。ライン61は第4図の桁上げ検
出回路17に接続されるものであり、ライン62
は桁下げ検出回路18に接続されるものである。
第4図は第1図の桁上げ検出回路17、桁下げ
検出回路18、分配回路13、ラツチ回路14〜
16、制御回路19、補正回路20を詳しく示す
ものである。この図から明らかなように、桁上げ
及び桁下げ検出回路17,18は夫々NOT回路
で構成されている。また、第3図のORゲート6
0の出力端子に接続されるライン63は、分配用
ANDゲート64,65,66に接続されている。
ラツチ回路14,15,16は、ANDゲート6
4〜66の出力を入力とするJKフリツプフロツ
プによつて形成されている。制御回路19は、3
つのJKフリツプフロツプ67,68,69と、
3つのDタイプフリツプフロツプ70,71,7
2と、3つのORゲート73,74,75と、1
つのANDゲート76とによつて構成されている。
そして、JKフリツプフロツプ67のJ端子には
桁上げ検出回路17が接続され、K端子には桁下
げ検出回路が接続されている。従つて、第7図の
DとEとに応答してFの出力を発生する。またこ
のプリセツト端子PRには電源投入時の誤動作防
止のためのアツプダウン修正パルスを印加するラ
インが接続されている。更にこのフリツプフロツ
プ67のクロツク入力端子CPにはNOT回路77
を介して第1図に示した波形整形回路2のQ出力
が結合されている。JKフリツプフロツプ67の
Q出力端子は次段のJKフリツプフロツプ68,
69のクロツク端子CPに接続されている。従つ
て、3つのDタイプフリツプフロツプ70,7
1,72のD入力端子には、第7図のI,J,H
の波形が入力し、3つのORゲート73,74,
75から第7図のL,M,Kの波形が得られ、分
配ANDゲート64,65,66からは第7図の
O,P,Nの波形が得られる。補正回路20は4
つのANDゲート78,79,80,81から成
り、周期的にPWM波を補正するパルスを発生す
る。
検出回路18、分配回路13、ラツチ回路14〜
16、制御回路19、補正回路20を詳しく示す
ものである。この図から明らかなように、桁上げ
及び桁下げ検出回路17,18は夫々NOT回路
で構成されている。また、第3図のORゲート6
0の出力端子に接続されるライン63は、分配用
ANDゲート64,65,66に接続されている。
ラツチ回路14,15,16は、ANDゲート6
4〜66の出力を入力とするJKフリツプフロツ
プによつて形成されている。制御回路19は、3
つのJKフリツプフロツプ67,68,69と、
3つのDタイプフリツプフロツプ70,71,7
2と、3つのORゲート73,74,75と、1
つのANDゲート76とによつて構成されている。
そして、JKフリツプフロツプ67のJ端子には
桁上げ検出回路17が接続され、K端子には桁下
げ検出回路が接続されている。従つて、第7図の
DとEとに応答してFの出力を発生する。またこ
のプリセツト端子PRには電源投入時の誤動作防
止のためのアツプダウン修正パルスを印加するラ
インが接続されている。更にこのフリツプフロツ
プ67のクロツク入力端子CPにはNOT回路77
を介して第1図に示した波形整形回路2のQ出力
が結合されている。JKフリツプフロツプ67の
Q出力端子は次段のJKフリツプフロツプ68,
69のクロツク端子CPに接続されている。従つ
て、3つのDタイプフリツプフロツプ70,7
1,72のD入力端子には、第7図のI,J,H
の波形が入力し、3つのORゲート73,74,
75から第7図のL,M,Kの波形が得られ、分
配ANDゲート64,65,66からは第7図の
O,P,Nの波形が得られる。補正回路20は4
つのANDゲート78,79,80,81から成
り、周期的にPWM波を補正するパルスを発生す
る。
第9図は1相分の第1のPWM波の360度のパ
ルス列を示すものであり、1つの基本パルスP
と、16個の変調パルスP1〜P16とから成る。そし
て、本実施例では、a1が0度、a2が4.5度、a3が
7.5度、a4が12度、a5が15度、a6が21度、a7が22.5
度、a8が28.5度、a9が30度、a10が150度、a11が
151.5度、a12が157.5度、a13が159度、a14が165度、
a15が168度、a16が172.5度、A17が175.5度、a18が
180度、a19が184.5度、a20が187.5度、a21が192度、
a22が195度、a23が201度、a24が202.5度、a25が
208.5度、a26が210度、a27が330度、a28が331.5度、
a29が337.5度、a30が339度、a31が345度、a32が
448度、a33が352.5度、a34が355.5度、a35が360度
にほぼ設定されている。
ルス列を示すものであり、1つの基本パルスP
と、16個の変調パルスP1〜P16とから成る。そし
て、本実施例では、a1が0度、a2が4.5度、a3が
7.5度、a4が12度、a5が15度、a6が21度、a7が22.5
度、a8が28.5度、a9が30度、a10が150度、a11が
151.5度、a12が157.5度、a13が159度、a14が165度、
a15が168度、a16が172.5度、A17が175.5度、a18が
180度、a19が184.5度、a20が187.5度、a21が192度、
a22が195度、a23が201度、a24が202.5度、a25が
208.5度、a26が210度、a27が330度、a28が331.5度、
a29が337.5度、a30が339度、a31が345度、a32が
448度、a33が352.5度、a34が355.5度、a35が360度
にほぼ設定されている。
上述から明らかなように、第1図〜第10図に
示す実施例では、第2のPWM波をカウンタ30
を利用して形成し、第1のPWM波の90度でアツ
プカウントからダウンカウントに反転させるよう
に第1のPWM波に同期させているので、第2の
PWM波も90度を中心にして対称な波形となる。
従つて、偶数次高調波を除去することが可能にな
る。また第1のPWM波と出力変調波とのうなり
周波数成分も除去することが可能になる。尚低次
の奇数次高調波成分も勿論低減される。
示す実施例では、第2のPWM波をカウンタ30
を利用して形成し、第1のPWM波の90度でアツ
プカウントからダウンカウントに反転させるよう
に第1のPWM波に同期させているので、第2の
PWM波も90度を中心にして対称な波形となる。
従つて、偶数次高調波を除去することが可能にな
る。また第1のPWM波と出力変調波とのうなり
周波数成分も除去することが可能になる。尚低次
の奇数次高調波成分も勿論低減される。
またカウンタ3及び30を第1のPWM波の周
期の1/6の周期で動作させるので、3相分の第1
及び第2のPWM波を共通のカウンタで形成する
ことが可能になる。
期の1/6の周期で動作させるので、3相分の第1
及び第2のPWM波を共通のカウンタで形成する
ことが可能になる。
以上、本発明の実施例について述べたが、本発
明はこれに限定されるものではなく、更に変形可
能なものであり、例えば、単相インバータにも勿
論適用可能である。第11図は単相の場合の制御
方式を示し、第11図Aの第1のPWM波の0度
と90度と180度を検出して第11図Bのアツプダ
ウン制御信号を形成し、第1図のカウンタ30に
相当するものに入力させる。また第11図Bの微
分パルスを第11図Cに示す如く形成し、0度と
180度で第1図のカウンタ30に相当するものを
クリアする。これにより、アツプダウンカウンタ
から第第11図Dに示す出力を得ることが出来
る。そこで、第5図と同様な回路でデジタル設定
レベルL1〜Loとカウンタ出力とを比較し、第1
1図Eに示す第2のPWM波を形成する。
明はこれに限定されるものではなく、更に変形可
能なものであり、例えば、単相インバータにも勿
論適用可能である。第11図は単相の場合の制御
方式を示し、第11図Aの第1のPWM波の0度
と90度と180度を検出して第11図Bのアツプダ
ウン制御信号を形成し、第1図のカウンタ30に
相当するものに入力させる。また第11図Bの微
分パルスを第11図Cに示す如く形成し、0度と
180度で第1図のカウンタ30に相当するものを
クリアする。これにより、アツプダウンカウンタ
から第第11図Dに示す出力を得ることが出来
る。そこで、第5図と同様な回路でデジタル設定
レベルL1〜Loとカウンタ出力とを比較し、第1
1図Eに示す第2のPWM波を形成する。
また、第6図Y、第第11図Dに示すようなカ
ウンタ出力をD−A変換器でアナログ信号に変換
し、アナログ三角波と設定レベルとの比較で第2
のPWM波を形成してもよい。
ウンタ出力をD−A変換器でアナログ信号に変換
し、アナログ三角波と設定レベルとの比較で第2
のPWM波を形成してもよい。
また、ANDゲート26,27,28によつて
第2PのPWM波を第1のPWM波の全区間に付加
せずに、特開昭56−150973号公報に開示されてい
るような断続期間指定信号形成回路(小数決=重
変調回路)を設け、指定された期間のみを断続波
形としてもよい。
第2PのPWM波を第1のPWM波の全区間に付加
せずに、特開昭56−150973号公報に開示されてい
るような断続期間指定信号形成回路(小数決=重
変調回路)を設け、指定された期間のみを断続波
形としてもよい。
第1図は本発明の実施例に係わる3相ブリツジ
型インバータ装置のPWM波形成回路を示すブロ
ツク図、第2図は第1図の回路の出力で駆動され
る3相ブリツジ型インバータを示す回路図、第3
図、第4図、及び第5図は第1図の一部を詳しく
示すブロツク図、第6図は第1図〜第4図に於け
るC,R,T,S,V,W,X,Y,Z点の状態
を示す波形図、第7図は第1図〜第4図のA〜U
点の状態を示す波形図、第8図は第1図及び第2
のPWM波と二重パルス幅変調波とを説明的に示
す波形図、第9図は第6図の波形を360゜の範囲で
示す波形図、第10図は第2図のインバータの出
力電圧を示す波形図、第11図は単相の実施例を
示す波形図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、3は第
1のPWM波用カウンタ、14,15,16は第
1のPWM波出力用ラツチ回路、26,27,2
8は2重パルス幅変形波形成用ANDゲート、2
9は第2のPWM波形成回路、30は第2の
PWM波用カウンタ、32は同期検出用ORゲー
トである。
型インバータ装置のPWM波形成回路を示すブロ
ツク図、第2図は第1図の回路の出力で駆動され
る3相ブリツジ型インバータを示す回路図、第3
図、第4図、及び第5図は第1図の一部を詳しく
示すブロツク図、第6図は第1図〜第4図に於け
るC,R,T,S,V,W,X,Y,Z点の状態
を示す波形図、第7図は第1図〜第4図のA〜U
点の状態を示す波形図、第8図は第1図及び第2
のPWM波と二重パルス幅変調波とを説明的に示
す波形図、第9図は第6図の波形を360゜の範囲で
示す波形図、第10図は第2図のインバータの出
力電圧を示す波形図、第11図は単相の実施例を
示す波形図である。 尚図面に用いられている符号に於いて、3は第
1のPWM波用カウンタ、14,15,16は第
1のPWM波出力用ラツチ回路、26,27,2
8は2重パルス幅変形波形成用ANDゲート、2
9は第2のPWM波形成回路、30は第2の
PWM波用カウンタ、32は同期検出用ORゲー
トである。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 パルス幅変調波の基本波の位相の0度〜180
度区間及び180度〜360度区間に対応する位置に複
数個の第1のパルスを含み、且つ前記基本波の位
相の0度〜180度区間の前記複数個の第1のパル
スは前記基本波の位相の90度を中心に対称に配置
され、前記180度〜360度の区間の前記複数個の第
1のパルスは前記0度〜180度区間の前記複数個
の第1のパルスの位相反転したものに対して180
度を中心に対称になるように配置され、且つ前記
複数個の第1のパルスが高調波を低減するように
配置されたパルス幅変調波を形成するパルス幅変
調波形成回路と、 前記パルス幅変調波の基本波が所定位相にある
ことを示す同期信号を得るための同期検出回路
と、 前記同期検出回路から得られた前記同期信号に
基づいて、前記基本波の位相の少なくとも0度、
90度、180度、及び270度でアツプカウントとダウ
ンカウントとを切換えてクロツクパルスを計数す
ることによつて、0度〜180度区間においては90
度を中心に対称的なカウント出力を発生し、180
度〜360度区間に置いては270度を中心にして対称
的なカウント出力を発生するアツプダウンカウン
タと、 前記アツプダウンカウンタのカウント出力が変
化する範囲に含まれ且つ互いに異なるレベルを有
し且つレベルを変えることができる複数のデジタ
ル信号を発生するデジタル信号発生手段と、前記
アツプダウンカウンタから得られたデジタル出力
と前記デジタル信号発生手段から発生した複数の
デジタル信号とが一致したか否かを判定し、一致
を示す信号を出力する一致判定手段と、 前記アツプダウンカウンタと前記デジタル信号
発生手段と前記一致判定手段とを有し、前記一致
判定手段から得られた一致を示す信号に応答して
第2のパルスを発生し、前記デジタル信号発生手
段から発生するデジタル信号の数は前記第1のパ
ルスの発生時間に前記第2のパルスが複数個発生
するように決定されているパルス発生回路と、 前記パルス幅変調波形成回路から得られた前記
パルス幅変調波と前記パルス発生回路から得られ
た前記複数の第2のパルスとの論理積出力を形成
し、この論理積出力を直流−交流変換のためのイ
ンバータのパルス幅変調制御信号として送出する
論理積回路と を備えたインバータのためのパルス幅変調波形成
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57065635A JPS58182479A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | パルス幅変調波形成回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57065635A JPS58182479A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | パルス幅変調波形成回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58182479A JPS58182479A (ja) | 1983-10-25 |
JPH0542229B2 true JPH0542229B2 (ja) | 1993-06-25 |
Family
ID=13292674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57065635A Granted JPS58182479A (ja) | 1982-04-19 | 1982-04-19 | パルス幅変調波形成回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58182479A (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5532494A (en) * | 1978-07-06 | 1980-03-07 | Siemens Ag | Converter controller |
-
1982
- 1982-04-19 JP JP57065635A patent/JPS58182479A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5532494A (en) * | 1978-07-06 | 1980-03-07 | Siemens Ag | Converter controller |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58182479A (ja) | 1983-10-25 |
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