JP2575633B2 - 多重化pwmインバ−タ - Google Patents

多重化pwmインバ−タ

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JP2575633B2
JP2575633B2 JP60235038A JP23503885A JP2575633B2 JP 2575633 B2 JP2575633 B2 JP 2575633B2 JP 60235038 A JP60235038 A JP 60235038A JP 23503885 A JP23503885 A JP 23503885A JP 2575633 B2 JP2575633 B2 JP 2575633B2
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pwm
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pwm inverter
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吉秀 鎌仲
正明 小野
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Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 A.産業上の利用分野 本発明は、多重化PWMインバータに関する。
B.発明の概要 本発明は、2台のPWMインバータ出力を位相差30゜を
持たせてトランス結合する多重化PWMインバータにおい
て、 各PWMインバータのPWM波形の中心位相を夫々67.5゜,11
2.5゜,247.5゜及び292.5゜に固定した5パルスPWM波
形、又は該中心位相の近傍にした5パルスPWM波形とす
ることにより、 制御回路を簡単にしながらトランス出力に第11次,第
13次高調波を減少できるようにしたものである。
C.従来の技術 従来から、インバータ出力の高調波低減方式としてイ
ンバータの多重化が知られ、PWMインバータによる場合
にもその多重化によつて一層の高調波低減を図るように
している。
第4図は従来の多重化PWMインバータを示す。PWMイン
バータ1,2は直流電3からの直流電力をPWM波形の交流電
力に変換し、両出力は位相差30゜を持たせて出力トラン
ス4による合成をし、さらに高次高調波フイルタ5を介
して正弦波交流出力を得る。
こうした2台のPWMインバータ1,2のPWM波形は、第5
図に各相ゲート信号を示すように、電気角90゜及び270
゜を中心として90゜±30゜,270゜±30゜を制御区間とし
て3パルスを得、0゜〜60゜,120゜〜180゜はオン固
定、180゜〜240゜,300゜〜360゜はオフ固定にしてい
る。このPWM波形を持つ両インバータ出力を位相差30゜
とすることにより、出力トランスを経た合成電圧の高調
波には第5次及び第7次成分を零にすることができる。
D.発明が解決しようとする問題点 従来の2台のPWMインバータによる多重化方式では、
その合成出力に第11次及び第13次の高調波が主として含
まれ、高調波除去フイルタ5には第11次以上の高調波を
除去する周波数特性を得るようにしている。このため、
フイルタ5としてはその容量がかなり大きくなり、装置
の大型化,コストアツプの一因となる問題があつた。
E.問題点を解決するための手段と作用 本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、2台の
PWMインバータの出力を位相差30゜を持たせてトランス
結合した多重化PWMインバータにおいて、各PWMインバー
タのPWM波形の各相の0゜〜60゜、120゜〜180゜期間を
オン固定、180゜〜240゜、300゜〜360゜期間をオフ固定
とし、かつ、中心位相を夫々電気角でほぼ67.5゜,112.5
゜,247.5゜及び292.5゜に固定して5パルスのPWM波形に
し、各PWMインバータの制御率に従って前記各中心位相
の前後の前記5パルスの立上がり及び立下がりの位相を
1つの制御角で制御する制御回路を備え、中心位相に対
して1つの制御角による簡単な制御回路構成にしながら
3パルスにより発生する第11次,第13次高調波成分を最
も小さくする。
F.実施例 第1図は本発明の一実施例を示す回路図であり、第4
図におけるPWMインバータ1又は2の要部制御回路を示
す。
クロツク発生回路11は水晶発振回路111とPLL回路112
と該PLL回路112の閉ループ内に設けられる2段の分周回
路113,114によつて第1クロツクCLK1とこれを1/n2で分
周した第2クロツクCLK2を発生する。アツプダウンカウ
ンタ12は第1クロツクCLK1を計数入力とし、第2クロツ
クCLK2をプリセツト入力とする。
第2クロツクCLK2の周期は、インバータ出力基本波周
期の電気角60゜になるよう分周器113で設定され、第1
クロツクCLK1の周期はカウンタ12の桁数とインバータ出
力周波数制御信号fcによつて分周器112で自動設定され
る。
カウンタ12は、第1クロツクCLK1の計数を第2クロツ
クCLK2によるプリセツト値からアツプダウン信号U/Dに
従つて続けることで、PWMインバータの搬送波(三角
波)になる計数出力を得るが、第2図に示すように三角
波の周期が45゜で頂点が第2クロツクCLK2の周期60゜の
範囲で7.5゜,30゜,52.5゜になるようにプリセツト値と
アツプダウンが切換えられる。このアツプダウン切換信
号U/Dは、カウンタ12の出力からアツプダウン切換ロジ
ツク13によつて発生される。
カウンタ12の計数出力はD/A変換器14によつて対応す
るアナログ信号に変換され、このアナログ信号はコンパ
レータ15においてPWMインバータの出力電圧制御信号VC
とレベル比較されることでPWM波形に変換される。このP
WM波形はゲートロジツク回路16によつて各相120゜の位
相差を持つて分配され、各相U,V,W,X,Y,Zのゲート信号
として取出される。
このゲートロジツク回路16は、コンパレータ15の出力
を各相に振分けるに際して、PWM制御信号(ゲート信
号)の制御の中心を各相夫々67.5゜,112.5゜,247.5゜,2
92.5゜となるようにする。また、各相の0゜〜60゜,120
゜〜180゜はオン固定、180゜〜240゜,300゜〜360゜はオ
フ固定となるようにし、インバータ出力電圧が零からス
タートできるようにする。
これら各回路の出力信号は第2図に示すようになり、
三角波信号のプリセツト値はそのピーク値の1/3にな
り、PWM波形としては5パルス波形になる。
このとき、コンパレータ出力のパルス幅は、三角波信
号(ピーク値E:インバータの直流電圧に対応)に対する
信号VCのレベルによって変化する。そして、U〜Z相の
それぞれのパルス幅もコンパレータ出力から生成される
ことでインバータの出力電圧が制御され、PWMインバー
タの制御率は三角波信号のピーク値Eに対する比率VC/E
に相当する。
また、第2図のU相に代表して示すように、PWMイン
バータの制御率に従って各中心位相に対して1つの制御
角θで5パルスの立上がり及び立下がりの位相を制御で
きることになる。
こうしたPWM波形発生によれば、制御の中心を67.5゜,
112.5゜,247.5゜,292.5゜として、三角波周期45゜とな
り、1つのアツプダウンカウンタ12を使用した簡単な構
成にしながらインバータ出力には第11次,第13次の高調
波を減らすことができる。
理論的には、第11次,第13次の高調波が最も小さくな
る角度は上記制御中心角度から若干ずれており、またイ
ンバータの制御率によつても変化するが、実用上は該高
調波を十分小さくできる。
なお、実施例ではアツプダウンカウンタ12と切換ロジ
ツク13によつて所期の三角波を得る場合を示したが、こ
れは第3図に示すように、第2クロツクCLK2の60゜周期
でリセツトされるカウンタ17で所定数値までの計数出力
を得、この計数出力をアドレスデータとするROM18の書
込みデータを第2図に示す三角波信号の0゜〜60゜範囲
の波形に相当する数値とし、この数値をD/A変換器14に
よつて三角波アナログ信号に変換する構成にして同等の
作用効果を得ることができる。
また、制御中心角は高調波含有率の関係から前記の6
7.5゜,112.5゜,247.5゜,292.5゜からプラスマイナス1.5
゜内に収めるのが望ましい。
G.発明の効果 以上のとおり、本発明によれば、各相の制御範囲を90
゜±30゜,270゜±30゜とし、他の区間についてはオン又
はオフ固定する2台の多重化PWMインバータにおいて、P
WM波形の中心位相を4つに固定した5パルスとし、PWM
インバータの制御率に従って各中心位相の前後の5パル
スの立上がり及び立下がりの位相を1つの制御角θで制
御する制御回路とするため、第11次,第13次高調波成分
を最も小さくしながら制御回路構成にはカウンタと切換
ロジツク又はROMという簡単な三角波発生手段で済む効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す回路図、第2図は第1
図の各部波形図、第3図は本発明の他の実施例を示す要
部回路図、第4図は多重化PWMインバータの回路図、第
5図は従来のPWM波形図である。 1,2……PWMインバータ、4……出力トランス、5……高
調波除去フイルタ、11……クロツク発生回路、12……ア
ツプダウンカウンタ、13……アツプダウン切換ロジツ
ク、14……D/A変換器、15……コンパレータ、16……ゲ
ートロジツク回路、17……カウンタ、18……ROM。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−179173(JP,A) 特開 昭58−9576(JP,A) 特開 昭57−28573(JP,A) 特公 昭57−58866(JP,B2) 特公 昭55−27547(JP,B2)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2台のPWMインバータの出力を位相差30゜
    を持たせてトランス結合した多重化PWMインバータにお
    いて、各PWMインバータのPWM波形の各相の0゜〜60゜、
    120゜〜180゜期間をオン固定、180゜〜240゜、300゜〜3
    60゜期間をオフ固定とし、かつ、中心位相を夫々電気角
    でほぼ67.5゜,112.5゜,247.5゜及び292.5゜に固定して
    5パルスのPWM波形にし、各PWMインバータの制御率に従
    って前記各中心位相の前後の前記5パルスの立上がり及
    び立下がりの位相を1つの制御角で制御する制御回路を
    備えたことを特徴とする多重化PWMインバータ。
JP60235038A 1985-10-21 1985-10-21 多重化pwmインバ−タ Expired - Lifetime JP2575633B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP0045158A1 (en) * 1980-07-17 1982-02-03 Merck & Co. Inc. Process for thickening and stabilizing oil in water emulsions containing milk solids and emulsion stabilizer for use therein
JPS589576A (ja) * 1981-07-03 1983-01-19 Meidensha Electric Mfg Co Ltd Pwmインバ−タの制御装置
JPS58179173A (ja) * 1982-04-09 1983-10-20 Mitsubishi Electric Corp 多パルス・パルス幅変調による直流−交流変換装置

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