JPH10155282A - 系統連系インバータ - Google Patents

系統連系インバータ

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JPH10155282A
JPH10155282A JP8310277A JP31027796A JPH10155282A JP H10155282 A JPH10155282 A JP H10155282A JP 8310277 A JP8310277 A JP 8310277A JP 31027796 A JP31027796 A JP 31027796A JP H10155282 A JPH10155282 A JP H10155282A
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JP
Japan
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switching
switching element
inverter
section
chopper
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Application number
JP8310277A
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English (en)
Inventor
Kimihiko Furukawa
公彦 古川
Masaaki Kounofuji
正明 甲野藤
Masaki Yugou
政樹 湯郷
Yasuhiro Makino
康弘 牧野
Masahiro Maekawa
正弘 前川
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 直流電源1から得られる直流の電力を交流に
変換して商用電力系統5へ供給すべき主回路3と、該主
回路3の動作を制御する制御回路4とから構成される系
統連系インバータにおいて、主回路内におけるノイズの
発生を効果的に抑制して、主回路の誤動作を防止する。 【解決手段】 主回路3は、直流電源1の出力電圧をス
イッチング動作によって昇圧するチョッパー部6と、チ
ョッパー部6の出力電圧をスイッチング動作によって交
流に変換するインバータ部7とを具えている。制御回路
4は、チョッパー部6に対するスイッチング制御とイン
バータ部7に対するスイッチング制御の同期を図るべ
く、周波数及び位相について特定の関係を有する複数の
スイッチング信号Q1〜Q6を作成して主回路3へ供給
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、太陽電池等の直流
電源から得られる直流の電力を交流に変換して商用電力
系統へ供給するための系統連系インバータに関し、特
に、直流電源の出力電圧をトランスを用いることなく昇
圧した後、交流に変換するトランスレス方式の系統連系
インバータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、以前に出願人が開発したトラン
スレス方式の系統連系インバータ(特願平7-257068号)の
構成を表わしている。該インバータは図示の如く、太陽
電池等の直流電源(1)から得られる直流の電力を交流に
変換して商用電力系統(5)に供給すべき主回路(3)を具
えており、該主回路(3)は、第1及び第2スイッチング
素子Q1、Q2のスイッチング動作によって直流電源
(1)の出力電圧を昇圧するチョッパー部(6)と、ブリッ
ジ回路を構成する第3乃至第6スイッチング素子Q3〜
Q6のスイッチング動作によってチョッパー部(6)の出
力を直流から交流に変換するインバータ部(7)とを具え
ている。主回路(3)の各スイッチング素子Q1〜Q6に
は、図示省略する制御回路から、パルス幅変調されたス
イッチング信号が供給されて、各スイッチング素子のス
イッチング動作が制御される。
【0003】上記トランスレス方式の系統連系インバー
タによれば、昇圧トランスを用いた系統連系インバータ
よりも高い効率が得られるばかりでなく、装置の小形化
が可能である。特に図3に示すチョッパー部(6)を具え
た系統連系インバータによれば、誘導素子L1に蓄えら
れたエネルギーが交互に第1容量素子C1及び第2容量
素子C2に供給されて、これらの容量素子C1、C2が
充電されるので、誘導素子L1に流れる電流の変化率は
小さく、高い昇圧効率が得られる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
系統連系インバータにおいては、場合によって主回路内
に大きなノイズが発生することがあり、このノイズによ
って主回路が誤動作する問題があった。そこで発明者ら
は、鋭意研究を重ねた結果、系統連系インバータにおい
ては、次の現象が発生して、ノイズの原因となっている
ことを明らかにした。
【0005】即ち系統連系インバータにおいては、商用
電力系統のO相が接地されており、これによって、U相
の電位とV相の電位は、O相の電位、即ち接地電位を中
心として互いに逆位相の関係で対称に変動する。従っ
て、インバータの系統側の電位は接地電位で代表され
る。一方、直流電源として用いられる太陽電池は、その
接地面積の広さに応じて、図3中に示す如くプラス側出
力部Pとグランドとの間、及びマイナス側出力部Nとグ
ランドとの間に夫々容量成分Cp、Cnを持ち、等価的
に、対地間コンデンサCp、Cnを介して接地されるこ
ととなる。
【0006】即ち、図4に示す如く、インバータ(2)
は、系統側がO相で接地されると共に、太陽電池側が対
地間コンデンサCp、Cnを介して接地されることによ
り、インバータ(2)の系統側と太陽電池側が対地間コン
デンサCp、Cnを介して互いに接続されることとな
る。ここで、インバータ(2)の動作に伴って、インバー
タ(2)の系統側と太陽電池側で電位差が発生すると、こ
の電位差によって、対地間コンデンサCp、Cnが充電
或いは放電され、充放電電流がインバータ(2)内を流れ
ることになる。この充放電電流の変動が激しくなると、
インバータ(2)の内部に大きなノイズが発生し、インバ
ータ(2)の誤動作を引き起こすのである。
【0007】上述の如く、インバータ内に発生するノイ
ズの原因は、インバータの系統側と太陽電池側に発生す
る電位差によるものと考えられるため、次に、どのよう
な条件で大きな電位差が発生するかについて、先ず、チ
ョッパー部とインバータ部に分けて考察する。
【0008】図3に示すチョッパー部(6)の制御におい
ては、第1及び第2スイッチング素子Q1、Q2へ供給
すべき第1及び第2スイッチング信号Q1、Q2を作成
するために、図5に示す如く、各スイッチング信号Q
1、Q2について互いに逆位相を有する一対の三角波信
号を作成し、各三角波信号と昇圧比の指令値とを大小比
較して、三角波信号が指令値を上回る期間だけオンとな
るパルスを作成し、夫々スイッチング信号Q1、Q2と
して出力する。例えば昇圧比が2倍の場合、交互にオン
となるスイッチング信号Q1、Q2が作成される。これ
らのスイッチング信号Q1、Q2の供給を受けて、第1
スイッチング素子Q1及び第2スイッチング素子Q2は
交互にオンとなる。
【0009】第1スイッチング素子Q1がオンで、第2
スイッチング素子Q2がオフのときは、図6の(1)に示
す如く、太陽電池の出力電圧が印加される一対の入力部
(21)(22)は第2容量素子C2に接続される(以下、状態
1という)。これに対し、第1スイッチング素子Q1が
オフで、第2スイッチング素子Q2がオンのときは、図
6の(2)に示す如く、一対の入力部(21)(22)は第1容量
素子C1に接続される(以下、状態2という)。この結
果、一対の入力部(21)(22)の中心電位(以下、PN中心
という)は、両容量素子C1、C2の中心電位(以下、C
中心という)に対して電位差を発生する。例えば太陽電
池の出力電圧が200Vの場合、±100Vの電位差が
発生することになる。尚、図6に示す例は、昇圧比が2
倍の場合であるが、昇圧比が2倍未満或いは2倍を超え
る場合にも、同様の現象が発生して、PN中心とC中心
の間に電位差が発生する。
【0010】一方、図3に示すインバータ部(7)の制御
においては、第3乃至第6スイッチング素子Q3〜Q6
へ供給すべき第3及び第6スイッチング信号Q3〜Q6
を作成するために、図7に示す如く、一対となる第3及
び第4スイッチング素子Q3、Q4と、一対となる第5
及び第5スイッチング素子Q5、Q6について、互いに
逆位相を有する一対の三角波信号を作成し、各三角波信
号と出力電流の指令値とを大小比較して、第3スイッチ
ング素子Q3及び第6スイッチング素子Q6について
は、夫々の三角波信号が指令値を上回る期間だけオンと
なるパルスを作成し、第4スイッチング素子Q4及び第
5スイッチング素子Q5については、三角波信号が指令
値を下回る期間だけオンとなるパルス信号を作成し、夫
々スイッチング信号Q3、Q6、Q4、Q5として出力
するのである。これらのスイッチング信号の供給を受け
て、第3スイッチング素子Q3と第4スイッチング素子
Q4が交互がオンとなり、第5スイッチング素子Q5と
第6スイッチング素子Q6が交互にオンとなる。
【0011】第3スイッチング素子Q3及び第6スイッ
チング素子Q6がオンのときは、図8の(3)に示す如く
インバータのプラス側の出力部(25)がU相に接続される
と共に、マイナス側の出力部(26)がV相に接続されて、
C中心に対してO相が同電位となる(以下、状態3とい
う)。従って、U相からV相に向かって電流を流そうと
する電圧が印加される。又、第3スイッチング素子Q3
及び第5スイッチング素子Q5がオンのときは、図8の
(4)に示す如くプラス側の出力部(25)がU相及びV相の
両方に接続されて、C中心に対してO相が+200Vの
電位差を生じる(以下、状態4という)。従って、電流を
増加させる電圧は発生せず、誘導素子L2、L3によっ
て電流が流れ続ける。又、第4スイッチング素子Q4及
び第5スイッチング素子Q5がオンのときは、図8の
(5)に示す如くプラス側の出力部(25)がV相に接続され
ると共に、マイナス側の出力部(26)がU相に接続され
て、C中心に対してO相が同電位となる(以下、状態5
という)。従って、V相からU相に向かって電流を流そ
うとする電圧が印加される。更に、第4スイッチング素
子Q4及び第6スイッチング素子Q6がオンのときは、
図8の(6)に示す如くマイナス側の出力部(26)がU相及
びV相の両方に接続されて、C中心に対してO相が−2
00Vの電位差を生じる(以下、状態6という)。従っ
て、電流を増加させる電圧は発生せず、誘導素子L2、
L3によって電流が流れ続ける。以上の4つの状態の推
移による電圧印加状態及び出力電流方向を図7中に表わ
す。
【0012】上述の如く、チョッパー部(6)は、殆どの
期間において入出力の電位が変動するのに対し、インバ
ータ部(7)は、電位が変動する場合と電位が変動しない
場合がある。この結果、チョッパー部(6)の2つの状態
1、2とインバータ部(7)の4つの状態3〜6の組み合
わせから、図9(a)〜(f)に示す電位変動が発生するこ
とになる。尚、これらの組み合わせによる電位変動は、
図6に示すC中心と図8に示すC中心とを一致させて考
えればよい。即ち、図9(a)の如く状態1と状態3の組
み合わせ、或いは状態1と状態5の組み合わせにおいて
は、O相から見たPN中心が100V低くなる。同図
(b)の如く状態1と状態4の組み合わせにおいては、O
相から見たPN中心が300V低くなる。同図(c)の如
く状態1と状態6の組み合わせにおいては、O相から見
たPN中心が100V高くなる。同図(d)の如く状態2
と状態3の組み合わせ、或いは状態2と状態5の組み合
わせにおいては、O相から見たPN中心が100V高く
なる。同図(e)の如く状態2と状態4の組み合わせにお
いては、O相から見たPN中心が100V低くなる。更
に、同図(f)の如く状態2と状態6の組み合わせにおい
ては、O相から見たPN中心が300V高くなる。
【0013】上述の各状態の組み合わせによる電位変動
(O相から見たPN中心の電位変動)は、実際のインバー
タ制御においては、チョッパー部(6)についての一対の
三角波信号とインバータ部(7)についての一対の三角波
信号の間の周波数及び位相の相互関係により、図10乃
至図12に示す3つの基本パターンで発生することにな
る。これらの図においては、電圧波形を挟んで上方にチ
ョッパー部の動作を表わし、下方にインバータ部の動作
を表わしている。
【0014】図10は、上記2組の三角波信号(チョッ
パー部についての一対の三角波信号と、インバータ部に
ついての一対の三角波信号)の間に、周波数及び位相に
ついて特定の関係が存在しない場合であって、第1スイ
ッチング素子Q1がオンの期間内には、第3スイッチン
グ素子Q3及び第5スイッチング素子Q5が共にオンと
なる期間と、第4スイッチング素子Q4及び第6スイッ
チング素子Q6が共にオンとなる期間の両方が含まれて
いる。又、第2スイッチング素子Q2がオンの期間内に
も、第3スイッチング素子Q3及び第5スイッチング素
子Q5が共にオンとなる期間と、第4スイッチング素子
Q4及び第6スイッチング素子Q6が共にオンとなる期
間の両方が含まれている。この場合、図示の如く±30
0Vの大きな電圧変動が発生している。この電圧変動に
伴って、前述の対地間容量が充放電されて、大きな充放
電電流が流れ、ノイズの原因となるのである。
【0015】図11は、上記2組の三角波信号の周波数
は同一であるが、位相については特定の関係が存在しな
い場合(図示する例では180度の位相差)であって、第
1スイッチング素子Q1がオンの期間内に、第3スイッ
チング素子Q3及び第5スイッチング素子Q5が共にオ
ンとなる期間が含まれている。又、第2スイッチング素
子Q2がオンの期間内に、第4スイッチング素子Q4及
び第6スイッチング素子Q6が共にオンとなる期間が含
まれている。この場合、図示の如く±300Vの大きな
電圧変動が発生している。この電圧変動に伴って、前述
の対地間容量が充放電されて、大きな充放電電流が流
れ、ノイズの原因となるのである。特に出力電流の指令
値が負の値から正の値に変化するゼロクロス点の近傍で
は、−300Vから+300Vまで急激に電圧が変化し
ているため、充放電電流が瞬間的に増大し、大きなノイ
ズの原因となる。
【0016】一方、図12は、上記2組の三角波信号の
間に、周波数及び位相の両方について特定の関係が存在
し、周波数及び位相が一致している場合であって、第1
スイッチング素子Q1がオンの期間内に、第3スイッチ
ング素子Q3と第5スイッチング素子Q5の両方がオン
となる期間は含まれず、第2スイッチング素子Q2がオ
ンとなる期間内に、第4スイッチング素子Q4及び第6
スイッチング素子Q6の両方がオンとなる期間は含まれ
ていない。この場合、状態1と状態3、5或いは6との
組み合わせと、状態2と状態3、4及び5との組み合わ
せが発生するに過ぎず、状態1と状態4の組み合わせ
や、状態2と状態6の組み合わせは発生しないから、図
示の如く電圧変動は±100Vに抑制されている。従っ
て、大きな充放電電流は流れず、ノイズの発生が抑制さ
れる。
【0017】上述の考察から、主回路(3)のチョッパー
部(6)及びインバータ部(7)の制御においては、チョッ
パー部(6)の昇圧比に拘わらず、第1スイッチング素子
Q1がオンの期間内に、第3スイッチング素子Q3及び
第5スイッチング素子Q5の両方がオンとなることがな
く、且つ第2スイッチング素子Q2がオンの期間内に、
第4スイッチング素子Q4及び第6スイッチング素子Q
6の両方がオンとなることがない様、各スイッチング素
子のスイッチングを制御すれば、主回路内におけるノイ
ズの発生を抑制して、主回路の誤動作を防止することが
出来ると言える。
【0018】
【課題を解決する為の手段】そこで、本発明に係る系統
連系インバータでは、主回路(3)のチョッパー部(6)及
びインバータ部(7)の制御において、制御回路(4)は、
第1スイッチング素子Q1がオンの期間内に、第3スイ
ッチング素子Q3及び第5スイッチング素子Q5の両方
がオンとなることがなく、且つ第2スイッチング素子Q
2がオンの期間内に、第4スイッチング素子Q4及び第
6スイッチング素子Q6の両方がオンとなることがない
様、各スイッチング素子のスイッチングを制御する。
【0019】尚、チョッパー部(6)は、直流電源(1)の
出力電圧が供給されるべき一対の入力部(21)(22)と、互
いに直列に接続された第1及び第2スイッチング素子Q
1、Q2とを具え、プラス側の入力部(21)に第1スイッ
チング素子Q1が繋がると共に、マイナス側の入力部(2
2)に第2スイッチング素子Q2が繋がり、第1スイッチ
ング素子Q1と第2スイッチング素子Q2との相互に位
相のずれたスイッチングによって、直流電源(1)の出力
電圧を昇圧するものである。一方、インバータ部(7)
は、チョッパー部(6)の出力電圧が供給されるべき一対
の入力部(27)(28)と、互いにブリッジ接続された第3乃
至第6スイッチング素子Q3〜Q6とを具え、プラス側
の入力部(27)に第3及び第5スイッチング素子Q3、Q
5が接続されると共に、マイナス側の入力部(28)に第4
及び第6スイッチング素子Q4、Q6が接続され、第3
及び第5スイッチング素子Q3、Q5と、第4及び第6
スイッチング素子Q4、Q6のとの相互に位相のずれた
スイッチングによって、チョッパー部(6)の出力電圧を
交流に変換し、一対の出力部(31)(32)から出力するもの
である。
【0020】上記本発明の系統連系インバータによれ
ば、前述の考察から明らかな様に、主回路内におけるノ
イズの発生を抑制して、主回路の誤動作を防止すること
が出来る。
【0021】具体的には、制御回路(4)は、前記チョッ
パー部(6)へ供給すべき第1及び第2のスイッチング信
号を作成するチョッパー制御部(9)と、前記インバータ
部(7)へ供給すべき第3乃至第6のスイッチング信号を
作成するインバータ制御部(10)と、単一の発振回路(11)
から供給される基準パルスに基づいて周波数が同一であ
って且つ位相差が180°の一対の三角波信号を作成
し、両三角波信号をチョッパー制御部(9)及びインバー
タ制御部(10)へ同時に供給する三角波発生部(8)とを具
えている。
【0022】上記具体的構成によれば、チョッパー部
(6)及びインバータ部(7)へ夫々供給すべき一対の三角
波信号が、共通の発振回路(11)から供給される基準パル
スに基づいて作成されるので、周波数及び位相を正確に
特定の関係に設定することが出来る。
【0023】更に具体的には、前記チョッパー部(6)
は、プラス側の入力部(21)とマイナス側の入力部(22)か
ら伸びる一対の直列線路(19)(20)の少なくとも一方に介
在する誘導素子L1と、第1及び第2スイッチング素子
Q1、Q2に対して並列に接続された一対の容量素子C
1、C2とを具え、第1及び第2スイッチング素子Q
1、Q2の中間点と一対の容量素子C1、C2の中間点
とは互いに連結され、両スイッチング素子のスイッチン
グ動作によって、一対の容量素子C1、C2が相互に位
相のずれた周期で充電される。
【0024】上記具体的構成においては、一方のスイッ
チング素子をオンとすると、入力された電圧によって誘
導素子にエネルギーが蓄えられると共に、他方のスイッ
チング素子に対して並列に接続されている一方の容量素
子が充電される。これに対し、前記一方のスイッチング
素子をオフとすると、他方若しくは両方の容量素子が充
電されることになる。誘導素子に蓄えられたエネルギー
は互いに位相のずれた周期で第1及び第2容量素子に供
給されるので、誘導素子に流れる電流の変化率は小さく
なり、この結果、効率が改善されると共に、ノイズが低
減される。
【0025】
【発明の効果】本発明に係る系統連系インバータによれ
ば、主回路を構成するチョッパー部及びインバータ部の
各スイッチング素子を適切なタイミングでオン/オフ制
御するだけの簡易な構成により、主回路内におけるノイ
ズの発生を効果的に抑制して、主回路の誤動作を防止す
ることが出来る。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につ
き、図面に沿って具体的に説明する。図1に示す如く、
本発明の系統連系インバータ(2)は、図1に示す如く太
陽電池から構成される直流電源(1)と商用電力系統(5)
の間に介在する主回路(3)と、主回路(3)の動作を制御
するパルス幅変調(PWM)制御方式の制御回路(4)とか
ら構成される。
【0027】主回路(3)は、直流電源(1)のプラス側出
力部P及びマイナス側出力部Nから伸びる一対の直列線
路(19)(20)に接続されて直流電源(1)の出力電圧を昇圧
するチョッパー部(6)と、チョッパー部(6)の出力電圧
を交流に変換して、商用電力系統(5)へ供給するインバ
ータ部(7)とから構成される。
【0028】チョッパー部(6)は、一対の直列線路(19)
(20)に夫々プラス側入力部(21)及びマイナス側入力部(2
2)と、プラス側出力部(25)及びマイナス側出力部(26)と
を具えている。プラス側入力部(21)からプラス側出力部
(25)へ伸びる直列線路(19)には誘導素子L1が介在して
いる。又、一対の直列線路(19)(20)の間には、プラス側
入力部(21)及びマイナス側入力部(22)に対して並列に、
第1及び第2スイッチング素子Q1、Q2が接続され、
プラス側の接続点(23)に第1スイッチング素子Q1の一
端が連結されると共に、マイナス側の接続点(24)に第2
スイッチング素子Q2の一端が連結されている。更に、
プラス側出力部(25)及びマイナス側出力部(26)の間に
は、第1及び第2スイッチング素子Q1、Q2に対して
並列に、第1容量素子C1及び第2容量素子C2が接続
され、プラス側の出力部(25)に第1容量素子C1の一端
が連結されると共に、マイナス側の出力部(26)に第2容
量素子C2の一端が連結されている。両スイッチング素
子Q1、Q2の中間点と両容量素子C1、C2の中間点
とは、互いに連結されている。
【0029】インバータ部(7)は、チョッパー部(6)の
一対の出力部(25)(26)に夫々接続された一対の入力部(2
7)(28)と、商用電力系統(5)のU相及びV相へ夫々接続
された一対の出力部(31)(32)とを具えている。一対の入
力部(27)(28)と一対の出力部(31)(32)の間には、互いに
ブリッジ接続された第3乃至第6スイッチング素子Q3
〜Q6が介在しており、プラス側の入力部(27)に第3及
び第5スイッチング素子Q3、Q5が接続されると共
に、マイナス側の入力部(28)に第4及び第6スイッチン
グ素子Q4、Q6が接続されている。又、第3スイッチ
ング素子Q3と第4スイッチング素子Q4の接続点(29)
は、第2誘導素子L2を介してU相側の出力部(31)と繋
がり、第5スイッチング素子Q5と第6スイッチング素
子Q6の接続点(30)は、第3誘導素子L3を介してV相
側の出力部(32)と繋がっている。更に、両出力部(31)(3
2)の間には、第3容量素子C3が介在している。
【0030】一方、制御回路(4)は、チョッパー部(6)
の第1及び第2スイッチング素子Q1、Q2へ供給すべ
き第1及び第2のPWMスイッチング信号Q1、Q2を
作成するチョッパー制御部(9)と、インバータ部(7)の
第3乃至第6スイッチング素子Q3〜Q6へ供給すべき
第3乃至第6のPWMスイッチング信号Q3〜Q6を作
成するインバータ制御部(10)と、チョッパー制御部(9)
及びインバータ制御部(10)へ夫々一対の三角波信号を供
給する三角波発生部(8)とから構成されている。
【0031】具体的には、三角波発生部(8)は図2に示
す如く、単一の発振回路(11)と、発振回路(11)から供給
される基準パルスに基づいて周波数が同一であって且つ
位相差が180°の一対の三角波信号を作成し、両三角
波信号をチョッパー制御部(9)及びインバータ制御部(1
0)へ同時に供給する三角波発生部(8)とを具えている。
【0032】又、チョッパー制御部(9)は、三角波発生
回路(12)から供給される一方の三角波信号とチョッパ制
御量(昇圧比指令値)とを大小比較して、三角波が制御量
よりも小さいときオンとなる第1スイッチング信号Q1
を作成する第1比較器(13)と、三角波発生回路(12)から
供給される他方の三角波信号とチョッパ制御量(昇圧比
指令値)とを大小比較して、三角波が制御量よりも小さ
いときオンとなる第2スイッチング信号Q2を作成する
第2比較器(14)とを具えている。
【0033】例えば昇圧比が2倍の場合、上記第1及び
第2スイッチング信号Q1、Q2がチョッパー制御部
(9)へ供給されることによって、図12に示す如く第1
スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子Q2が交
互にオンとなり、図6に示す状態1と状態2が交互に設
定される。尚、昇圧比が2倍未満、或いは2倍を超える
場合においても、同様に第1スイッチング素子Q1と第
2スイッチング素子Q2が互いに位相のずれた周期でオ
ン/オフすることになる。
【0034】一方、インバータ制御部(10)は、三角波発
生回路(12)から供給される一方の三角波信号とインバー
タ制御量(出力電流指令値)とを大小比較して、三角波が
制御量よりも大きいときオンとなる第3スイッチング信
号Q3を作成する第3比較器(15)と、第3比較器(15)の
出力信号を反転して第4スイッチング信号Q4を作成す
る第1反転器(16)と、三角波発生回路(12)から供給され
る他方の三角波信号とインバータ制御量(出力電流指令
値)とを大小比較して、三角波が制御量よりも大きいと
きオンとなる第5スイッチング信号Q5を作成する第4
比較器(17)と、第4比較器(17)の出力信号を反転して第
6スイッチング信号Q6を作成する第2反転器(18)とを
具えている。
【0035】上記第3乃至第6スイッチング信号Q3〜
Q6がインバータ部(7)へ供給されることによって、図
12に示す如く第3スイッチング素子Q3と第4スイッ
チング素子Q4が交互にオンとなり、第5スイッチング
素子Q5と第6スイッチング素子Q6とが交互にオンと
なる。又、第1スイッチング素子Q1のオン期間内にの
み、第4スイッチング素子Q4と第6スイッチング素子
Q6の両方が共にオンとなり、第2スイッチング素子Q
2のオン期間内にのみ、第3スイッチング素子Q3と第
5スイッチング素子Q5の両方が共にオンとなる。ここ
で、第1スイッチング素子Q1のオン期間内に、第3ス
イッチング素子Q3と第5スイッチング素子Q5の両方
が共にオンとなることはなく、且つ第2スイッチング素
子Q2のオン期間内に、第4スイッチング素子Q4と第
6スイッチング素子Q6の両方が共にオンとなることは
ない。
【0036】チョッパー部(6)において、第1スイッチ
ング素子Q1がオンとなると、直流電源(1)の出力電圧
によって誘導素子L1にエネルギーが蓄えられると共
に、第2容量素子C2が充電される。又、第2スイッチ
ング素子Q2がオンとなると、直流電源(1)の出力電圧
によって誘導素子L1にエネルギーが蓄えられると共
に、第1容量素子C1が充電される。これによって、一
対の出力部(25)(26)間に、昇圧された直流電圧が得られ
るのである。上記チョッパー部(6)の動作において、誘
導素子L1に蓄えられたエネルギーは互いに位相のずれ
た周期で第1及び第2容量素子C1、C2に供給される
ので、誘導素子L1に流れる電流の変化率は小さく、こ
の結果、チョッパー部(6)の効率が改善されると共に、
ノイズが低減されることになる。
【0037】又、インバータ部(7)においては、前述の
第3乃至第6スイッチング素子Q3〜Q6のスイッチン
グ動作によって、チョッパー部(6)の出力電圧が交流に
変換され、更に第2及び第3誘導素子L2、L3と第3
容量素子C3から構成されるLC回路を経て、一対の出
力部(31)(32)に、正弦波の交流出力が得られるのであ
る。
【0038】上述の系統連系インバータにおいては、図
12に示す如く、チョッパー部(6)の状態1と、インバ
ータ部(7)の状態3、5或いは6との組み合わせ、及び
チョッパー部(6)の状態2とインバータ部(7)の状態
3、4或いは5との組み合わせが発生するに過ぎず、状
態1と状態4の組み合わせや、状態2と状態6の組み合
わせは発生しないため、図示の如く電圧変動は±100
V以下に抑制される。従って、図10及び図11に示す
従来のインバータで発生していた大きな充放電電流は流
れず、ノイズの発生が効果的に抑制される。この結果、
インバータ(2)には安定した動作が実現される。
【0039】上記実施の形態の説明は、本発明を説明す
るためのものであって、特許請求の範囲に記載の発明を
限定し、或は範囲を減縮する様に解すべきではない。
又、本発明の各部構成は上記実施の形態に限らず、特許
請求の範囲に記載の技術的範囲内で種々の変形が可能で
ある。例えば、図1に示す第1乃至第6スイッチング素
子Q1〜Q6へ夫々供給すべきスイッチング信号は、ソ
フトウエア処理によって作成することも可能であるのは
言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る系統連系インバータの回路構成を
表わす図である。
【図2】制御回路の構成を表わすブロック図である。
【図3】系統連系インバータにおける従来の不具合を説
明する回路図である。
【図4】インバータを含んで形成される閉ループを表わ
す図である。
【図5】チョッパー部に対する制御動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図6】チョッパー部において形成される2つの電位状
態を表わす図である。
【図7】インバータ部に対する制御動作を説明するタイ
ムチャートである。
【図8】インバータ部において形成される4つの電位状
態を表わす図である。
【図9】チョッパー部とインバータ部の電位状態の6つ
の組み合わせを表わす図である。
【図10】チョッパー部についての三角波信号とインバ
ータ部についての三角波信号の間に、周波数及び位相に
ついて特定の関係が存在しない場合のインバータの動作
及びインバータ内に発生する電圧変動を表わすタイムチ
ャートである。
【図11】両三角波信号の間に、位相について特定の関
係が存在しない場合の同上のタイムチャートである。
【図12】両三角波信号の間に、周波数及び位相につい
て特定の関係が存在する場合の同上のタイムチャートで
ある。
【符号の説明】
(1) 直流電源 (2) インバータ (3) 主回路 (4) 制御回路 (5) 商用電力系統 (6) チョッパー部 (7) インバータ部 (8) 三角波発生部 (9) チョッパー制御部 (10) インバータ制御部 Q1 第1スイッチング素子 Q2 第2スイッチング素子 Q3 第3スイッチング素子 Q4 第4スイッチング素子 Q5 第5スイッチング素子 Q6 第6スイッチング素子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 康弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 (72)発明者 前川 正弘 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電源(1)から得られる直流の電力を
    交流に変換して商用電力系統(5)へ供給すべき主回路
    (3)と、該主回路(3)の動作を制御する制御回路(4)と
    から構成され、主回路(3)は、直流電源(1)の出力電圧
    をスイッチング動作によって昇圧するチョッパー部(6)
    と、チョッパー部(6)の出力電圧をスイッチング動作に
    よって交流に変換するインバータ部(7)とを具えている
    系統連系インバータにおいて、制御回路(4)は、チョッ
    パー部(6)に対するスイッチング制御とインバータ部
    (7)に対するスイッチング制御の同期を図るべく、周波
    数及び位相について特定の関係を有する複数のスイッチ
    ング信号を作成して主回路(3)へ供給することを特徴と
    する系統連系インバータ。
  2. 【請求項2】 直流電源(1)から得られる直流の電力を
    交流に変換して商用電力系統(5)へ供給すべき主回路
    (3)と、該主回路(3)の動作を制御する制御回路(4)と
    から構成される系統連系インバータにおいて、主回路
    (3)は、 直流電源(1)の出力電圧が供給されるべき一対の入力部
    (21)(22)と、互いに直列に接続された第1及び第2スイ
    ッチング素子Q1、Q2とを具え、プラス側の入力部(2
    1)に第1スイッチング素子Q1が繋がると共に、マイナ
    ス側の入力部(22)に第2スイッチング素子Q2が繋が
    り、第1スイッチング素子Q1と第2スイッチング素子
    Q2との相互に位相のずれたスイッチングによって、直
    流電源(1)の出力電圧を昇圧するチョッパー部(6)と、 チョッパー部(6)の出力電圧が供給されるべき一対の入
    力部(27)(28)と、互いにブリッジ接続された第3乃至第
    6スイッチング素子Q3〜Q6とを具え、プラス側の入
    力部(27)に第3及び第5スイッチング素子Q3、Q5が
    接続されると共に、マイナス側の入力部(28)に第4及び
    第6スイッチング素子Q4、Q6が接続され、第3及び
    第5スイッチング素子Q3、Q5と、第4及び第6スイ
    ッチング素子Q4、Q6のとの相互に位相のずれたスイ
    ッチングによって、チョッパー部(6)の出力電圧を交流
    に変換し、一対の出力部(31)(32)から出力するインバー
    タ部(7)とを具え、制御回路(4)は、第1スイッチング
    素子Q1がオンの期間内に、第3スイッチング素子Q3
    及び第5スイッチング素子Q5の両方が同時にオンとな
    ることがなく、且つ第2スイッチング素子Q2がオンの
    期間内に、第4スイッチング素子Q4及び第6スイッチ
    ング素子Q6の両方がオンとなることがない様、各スイ
    ッチング素子のスイッチングを制御することを特徴とす
    る系統連系インバータ。
  3. 【請求項3】 制御回路(4)は、前記チョッパー部(6)
    へ供給すべき第1及び第2のスイッチング信号を作成す
    るチョッパー制御部(9)と、前記インバータ部(7)へ供
    給すべき第3乃至第6のスイッチング信号を作成するイ
    ンバータ制御部(10)と、単一の発振回路(11)から供給さ
    れる基準パルスに基づいて周波数が同一であって且つ位
    相差が180°の一対の三角波信号を作成し、両三角波
    信号をチョッパー制御部(9)及びインバータ制御部(10)
    へ同時に供給する三角波発生部(8)とを具えている請求
    項2に記載の系統連系インバータ。
  4. 【請求項4】 前記チョッパー部(6)は、プラス側の入
    力部(21)とマイナス側の入力部(22)から伸びる一対の直
    列線路(19)(20)の少なくとも一方に介在する誘導素子L
    1と、第1及び第2スイッチング素子Q1、Q2に対し
    て並列に接続された一対の容量素子C1、C2とを具
    え、第1及び第2スイッチング素子Q1、Q2の中間点
    と一対の容量素子C1、C2の中間点とは互いに連結さ
    れ、両スイッチング素子のスイッチング動作によって、
    一対の容量素子C1、C2が相互に位相のずれた周期で
    充電される請求項2又は請求項3に記載の系統連系イン
    バータ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001103768A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Daihen Corp 太陽光発電用電力変換装置
US9374016B2 (en) 2014-06-24 2016-06-21 Fuji Electric Co., Ltd. AC-DC converter
US9742272B2 (en) 2014-06-24 2017-08-22 Fuji Electric Co., Ltd. AC-DC converter

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001103768A (ja) * 1999-09-28 2001-04-13 Daihen Corp 太陽光発電用電力変換装置
US9374016B2 (en) 2014-06-24 2016-06-21 Fuji Electric Co., Ltd. AC-DC converter
US9742272B2 (en) 2014-06-24 2017-08-22 Fuji Electric Co., Ltd. AC-DC converter

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