JPH0446381Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0446381Y2 JPH0446381Y2 JP1987190608U JP19060887U JPH0446381Y2 JP H0446381 Y2 JPH0446381 Y2 JP H0446381Y2 JP 1987190608 U JP1987190608 U JP 1987190608U JP 19060887 U JP19060887 U JP 19060887U JP H0446381 Y2 JPH0446381 Y2 JP H0446381Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- board
- printed circuit
- circuit board
- hybrid
- edge
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 229910000679 solder Inorganic materials 0.000 description 27
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 238000005476 soldering Methods 0.000 description 4
- 238000007598 dipping method Methods 0.000 description 3
- 230000002950 deficient Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 2
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 239000004593 Epoxy Substances 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 1
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 238000004904 shortening Methods 0.000 description 1
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Multi-Conductor Connections (AREA)
- Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はハイブリツドIC基板をマザーボード
(親プリント基板)に接続する際に使用されるリ
ード端子及び基板側電極の改良に関し、特にハン
ダによるリード端子間のブリツジ形成を防止した
ハイブリツドIC基板に対するリード端子の取付
け構造に関する。
(親プリント基板)に接続する際に使用されるリ
ード端子及び基板側電極の改良に関し、特にハン
ダによるリード端子間のブリツジ形成を防止した
ハイブリツドIC基板に対するリード端子の取付
け構造に関する。
(従来の技術)
一つのプリント基板上に複数のICやその他の
電子部品を搭載したハイブリツドIC基板として
例えば第2図a,bに示したようなものがある。
電子部品を搭載したハイブリツドIC基板として
例えば第2図a,bに示したようなものがある。
即ち第2図aに示したハイブリツドIC基板1
は、セラミツク、ガラスエポキシ等から成るプリ
ント基板2と、該プリント基板2上に配設された
複数のDIP(Dual In line Package)型ICROM
3或はその他の部品とからなる。このハイブリツ
ドIC基板1は同図bに示すようにリード端子
(リード用電極)4を介してマザーボード5のス
ルーホール6内に接続されるとともにハンダ付け
によつて固定されるが、プリント基板2にリード
端子4を取付ける方法として一般に用いられてい
るのは、第2図cに示したように多数リード端子
4を連接棒7によつて予め櫛状に接続一体化して
おくとともに、各リード端子4先端の二股に分岐
した挟持部8でプリント基板周縁に形成された各
導電パターン電極9を挟圧保持し、この状態で櫛
状のリード端子4全体をプリント基板のリード電
極部分までハンダのデイツプ槽に浸漬してから引
き上げることによつてハンダ付けを完了する。こ
うして、プリント基板2とリード端子4との接続
が完了すると、連接棒7を切離す。
は、セラミツク、ガラスエポキシ等から成るプリ
ント基板2と、該プリント基板2上に配設された
複数のDIP(Dual In line Package)型ICROM
3或はその他の部品とからなる。このハイブリツ
ドIC基板1は同図bに示すようにリード端子
(リード用電極)4を介してマザーボード5のス
ルーホール6内に接続されるとともにハンダ付け
によつて固定されるが、プリント基板2にリード
端子4を取付ける方法として一般に用いられてい
るのは、第2図cに示したように多数リード端子
4を連接棒7によつて予め櫛状に接続一体化して
おくとともに、各リード端子4先端の二股に分岐
した挟持部8でプリント基板周縁に形成された各
導電パターン電極9を挟圧保持し、この状態で櫛
状のリード端子4全体をプリント基板のリード電
極部分までハンダのデイツプ槽に浸漬してから引
き上げることによつてハンダ付けを完了する。こ
うして、プリント基板2とリード端子4との接続
が完了すると、連接棒7を切離す。
しかしながら、このような従来のリード端子を
用いた接続においては、櫛状に接続一体化された
リード端子をデイツプ槽から取出したあと暫時経
過した後で、第2図dに示すごとく、挟持部8に
残留保持された溶融ハンダの一部がリード端子に
沿つて降下して、隣接し合う各リード端子4と連
接棒7との間でブリツジ10を形成した状態で冷
却硬化する現象が多発する。
用いた接続においては、櫛状に接続一体化された
リード端子をデイツプ槽から取出したあと暫時経
過した後で、第2図dに示すごとく、挟持部8に
残留保持された溶融ハンダの一部がリード端子に
沿つて降下して、隣接し合う各リード端子4と連
接棒7との間でブリツジ10を形成した状態で冷
却硬化する現象が多発する。
連接棒7を切離した後においてもこのブリツジ
部10は残留するため、各リード端子4間をシヨ
ートさせて不良品発生の原因となつたり、スルー
ホール6内への挿入を困難にする等の種々の不都
合を生じさせる。
部10は残留するため、各リード端子4間をシヨ
ートさせて不良品発生の原因となつたり、スルー
ホール6内への挿入を困難にする等の種々の不都
合を生じさせる。
また、ハイブリツドIC基板1をマザーボード
5に装着した場合に隣接は合う各リード端子4の
間隔が狭い場合には、プリント基板2とマザーボ
ード5との間における毛管現象によつて各挟持部
8間にハンダが展開してbに示す如きブリツジ1
0を形成することが多い。このようなブリツジ1
0は発見が極めて困難である。ハイブリツドIC
の高集積化に伴つてプリント基板2上に形成され
る導電パターン電極9の配置間隔が狭くなる一方
でこのようなブリツジが発生することは不良品発
生率を高め、ハイブリツドICに対する信頼性を
低下させる原因となつている。換言すれば、ハイ
ブリツドICの高集積化、小型化に対する大きな
障害となつている。
5に装着した場合に隣接は合う各リード端子4の
間隔が狭い場合には、プリント基板2とマザーボ
ード5との間における毛管現象によつて各挟持部
8間にハンダが展開してbに示す如きブリツジ1
0を形成することが多い。このようなブリツジ1
0は発見が極めて困難である。ハイブリツドIC
の高集積化に伴つてプリント基板2上に形成され
る導電パターン電極9の配置間隔が狭くなる一方
でこのようなブリツジが発生することは不良品発
生率を高め、ハイブリツドICに対する信頼性を
低下させる原因となつている。換言すれば、ハイ
ブリツドICの高集積化、小型化に対する大きな
障害となつている。
(考案の目的)
本考案は上記に鑑みてなされたものであり、ハ
イブリツドIC基板をリード端子を用いてマザー
ボードのスルーホールに接続する際に、櫛状に連
接一体化されたリード端子をハンダ槽にデイツプ
する工程及びリード端子をマザーボードのスルー
ホール内にハンダ付けする工程においてハンダの
ブリツジが形成されることを防止することができ
るハイブリツドIC基板に対するリード端子の取
付け構造を提供することを目的としている。
イブリツドIC基板をリード端子を用いてマザー
ボードのスルーホールに接続する際に、櫛状に連
接一体化されたリード端子をハンダ槽にデイツプ
する工程及びリード端子をマザーボードのスルー
ホール内にハンダ付けする工程においてハンダの
ブリツジが形成されることを防止することができ
るハイブリツドIC基板に対するリード端子の取
付け構造を提供することを目的としている。
(考案の概要)
上記目的を達成するため、本考案のハイブリツ
ドIC基板に対するリード端子の取付け構造にあ
つては、ハイブリツドIC基板を構成するプリン
ト基板の端縁に沿つて配置した導電パターン電極
を、先端部に二股の挟持部を有したリード端子に
より該プリント基板端縁と共に挟持することによ
つて、該プリント基板にリード端子を取り付けて
成るハイブリツドIC基板において、前記挟持部
の基端部には先端へ向かう程拡開するテーパー部
が形成され、該挟持部により前記導電パターン電
極を含むプリント基板端縁を密着挟持した時に該
テーパー部は該プリント基板の板面上に位置し、
前記導電パターン電極は該プリント基板端縁より
も所定距離だけ板面内側に位置していることを特
徴とする。
ドIC基板に対するリード端子の取付け構造にあ
つては、ハイブリツドIC基板を構成するプリン
ト基板の端縁に沿つて配置した導電パターン電極
を、先端部に二股の挟持部を有したリード端子に
より該プリント基板端縁と共に挟持することによ
つて、該プリント基板にリード端子を取り付けて
成るハイブリツドIC基板において、前記挟持部
の基端部には先端へ向かう程拡開するテーパー部
が形成され、該挟持部により前記導電パターン電
極を含むプリント基板端縁を密着挟持した時に該
テーパー部は該プリント基板の板面上に位置し、
前記導電パターン電極は該プリント基板端縁より
も所定距離だけ板面内側に位置していることを特
徴とする。
(実施例)
以下、添付図面に基いて本考案のハイブリツド
IC基板に対するリード端子の取付け構造を詳細
に説明する。なお、前記第2図a,bと同一の分
は同一の符号で表し、重複した説明は省略する。
IC基板に対するリード端子の取付け構造を詳細
に説明する。なお、前記第2図a,bと同一の分
は同一の符号で表し、重複した説明は省略する。
第1図a,bは本考案の一実施例を示し、この
リード端子(リード用電極)20は、挟持部21
の下端部(基端部)21aがテーパー状(基端部
から先端部へ向けて拡開した形状)に形成されて
いる構成において前記従来のリード端子と相違し
ている。
リード端子(リード用電極)20は、挟持部21
の下端部(基端部)21aがテーパー状(基端部
から先端部へ向けて拡開した形状)に形成されて
いる構成において前記従来のリード端子と相違し
ている。
また、プリント基板2側の導電パターン電極9
は、プリント基板2の下端面よりも所定長さ内側
(上方)寄りにおいて終端するように構成される。
は、プリント基板2の下端面よりも所定長さ内側
(上方)寄りにおいて終端するように構成される。
そして、挟持部21によつて導電パターン電極
9を含むプリント基板2の下端縁を密着挟持(挟
持部21の二股部とプリント基板の端縁との間に
間隙がない程度の嵌合状態を意味する)したとき
に、図示するように挟持部のテーパー部21aが
プリント基板の板面上に位置する(乗り上げる)
ように寸法設定する。換言すれば、テーパー部2
1aがプリント基板の下端縁から下方へ突出しな
いよう挟持部21の二股の分岐部の深さを寸法設
定する。
9を含むプリント基板2の下端縁を密着挟持(挟
持部21の二股部とプリント基板の端縁との間に
間隙がない程度の嵌合状態を意味する)したとき
に、図示するように挟持部のテーパー部21aが
プリント基板の板面上に位置する(乗り上げる)
ように寸法設定する。換言すれば、テーパー部2
1aがプリント基板の下端縁から下方へ突出しな
いよう挟持部21の二股の分岐部の深さを寸法設
定する。
以上の構成において、櫛状に接続一体化された
リード端子20をハンダ槽にデイツプして取出し
たときに、このテーパー部21aが存することに
よつて挟持部21が残留保持し得る溶融ハンダの
量が必要最低限に極限されるため、ハンダ槽から
取出した後に挟持部に余分な溶融ハンダが保持さ
れることがなくなる。つまり、ハンダ槽から引き
出す過程においてリード端子20に付着していた
溶融ハンダは、挟持部21に保持された必要最低
限の量を除き、全てリード端子を伝わつて降下
し、連接棒7付近で冷却してブリツジを形成する
ことが無くなる。
リード端子20をハンダ槽にデイツプして取出し
たときに、このテーパー部21aが存することに
よつて挟持部21が残留保持し得る溶融ハンダの
量が必要最低限に極限されるため、ハンダ槽から
取出した後に挟持部に余分な溶融ハンダが保持さ
れることがなくなる。つまり、ハンダ槽から引き
出す過程においてリード端子20に付着していた
溶融ハンダは、挟持部21に保持された必要最低
限の量を除き、全てリード端子を伝わつて降下
し、連接棒7付近で冷却してブリツジを形成する
ことが無くなる。
これは、テーパー部21aが無ければ挟持部2
1によつて一時的に保持されるはずの余分なハン
ダがテーパー部21aの存在によつて保持するこ
とが不可能になるために、ハンダ槽から取出した
ときに挟持部に付着して引き上げられることがな
いためである。また、ハンダ槽からの引出し時に
リード端子に付着しようとする溶融ハンダは槽内
のハンダと同じ高温状態を保持しており、十分な
流動性を有しているために、隣接し合う各リード
端子20と連接棒7との間にも残留することが無
く、槽内にいち早く戻り第2図aに示した如きブ
リツジ10を形成することもない。
1によつて一時的に保持されるはずの余分なハン
ダがテーパー部21aの存在によつて保持するこ
とが不可能になるために、ハンダ槽から取出した
ときに挟持部に付着して引き上げられることがな
いためである。また、ハンダ槽からの引出し時に
リード端子に付着しようとする溶融ハンダは槽内
のハンダと同じ高温状態を保持しており、十分な
流動性を有しているために、隣接し合う各リード
端子20と連接棒7との間にも残留することが無
く、槽内にいち早く戻り第2図aに示した如きブ
リツジ10を形成することもない。
これに対して上記従来例においては、二股の挟
持部により保持された状態で引き上げられた余分
な溶融ハンダは、引き上げて暫く経過した後にリ
ード端子を伝わつて降下してゆくため、リード端
子と連接棒の分岐部に達した時には既に冷却によ
り粘度が高まつており、該分岐部に残留して図2
dに示した如き上記ブリツジ10が形成され易い
状態となつている。
持部により保持された状態で引き上げられた余分
な溶融ハンダは、引き上げて暫く経過した後にリ
ード端子を伝わつて降下してゆくため、リード端
子と連接棒の分岐部に達した時には既に冷却によ
り粘度が高まつており、該分岐部に残留して図2
dに示した如き上記ブリツジ10が形成され易い
状態となつている。
また、第1図aに点線で示したマザーボード5
にハイブリツドIC基板1を実装する場合におい
ても、隣接し合う各リード端子20の挟持部21
間の間隔はテーパー部21aの存在によつて挟持
部21下方においては拡大されているため、プリ
ント基板2とマザーボード5との間の間隙におけ
る毛管現象を考慮しても溶融ハンダが図2bに示
した如きブリツジを形成する可能性は著しく低減
される。
にハイブリツドIC基板1を実装する場合におい
ても、隣接し合う各リード端子20の挟持部21
間の間隔はテーパー部21aの存在によつて挟持
部21下方においては拡大されているため、プリ
ント基板2とマザーボード5との間の間隙におけ
る毛管現象を考慮しても溶融ハンダが図2bに示
した如きブリツジを形成する可能性は著しく低減
される。
更に、導電パターン電極9がプリント基板2の
端縁と接しておらず、該端縁よりも所定距離引つ
込んだ位置にあるためプリント基板2端縁とマザ
ーボード5との間の間隙におけるブリツジが発生
する確率は大幅に低減する。
端縁と接しておらず、該端縁よりも所定距離引つ
込んだ位置にあるためプリント基板2端縁とマザ
ーボード5との間の間隙におけるブリツジが発生
する確率は大幅に低減する。
本考案者による実験においては、本考案のリー
ド端子もしくはリード用電極を使用することによ
つて上記2種類のブリツジ発生をほぼ完全に防止
することができた。
ド端子もしくはリード用電極を使用することによ
つて上記2種類のブリツジ発生をほぼ完全に防止
することができた。
このように本実施例においては、リード端子2
0の先端の挟持部21に設けたテーパー部21a
がデイツプ槽から引き上げた時における余分なハ
ンダの一時的な残留を防ぐ役割を果たすため、引
き上げ後暫く経過してから残留ハンダがリード端
子と連接棒との分岐部に降下して冷却固化するこ
とがない。また、挟持部21により導電パターン
電極9を含むプリント基板の下端縁を挟持したと
きに、該テーパー部はプリント基板2の板面上に
位置し、下端縁から突出していないので、ハイブ
リツドIC1をマザーボード5上に設置したとき
に、両者を密着させることができ、無用の空隙が
形成されることがない。
0の先端の挟持部21に設けたテーパー部21a
がデイツプ槽から引き上げた時における余分なハ
ンダの一時的な残留を防ぐ役割を果たすため、引
き上げ後暫く経過してから残留ハンダがリード端
子と連接棒との分岐部に降下して冷却固化するこ
とがない。また、挟持部21により導電パターン
電極9を含むプリント基板の下端縁を挟持したと
きに、該テーパー部はプリント基板2の板面上に
位置し、下端縁から突出していないので、ハイブ
リツドIC1をマザーボード5上に設置したとき
に、両者を密着させることができ、無用の空隙が
形成されることがない。
なお、実開昭62−167374号公報には、リード端
子先端部に広幅部を有すると共に、該広幅部先端
部に直角に屈曲した突起を設け、この突起を基板
上の電極に設けた孔に嵌着した状態で該広幅部を
該電極に固定するようにした構成が開示されてお
り、該広幅部はその基端部が先端へ向かう程拡開
したテーパー状になつている。この広幅部は本願
のように二股になつていないので、基板の端縁か
ら突出させたとしても溶融ハンダが幅広部にたま
る虞が少ないとも考えられるが、テーパー部が突
出している場合には、リード端子をマザーボード
のスルーホールに挿着した時にテーパー部が障害
となつて基板端縁がマザーボード面に密着できな
くなり、両者の間隙にハンダが展開してブリツジ
を形成したり、基板の突出長が増大する等の不具
合を招来する。
子先端部に広幅部を有すると共に、該広幅部先端
部に直角に屈曲した突起を設け、この突起を基板
上の電極に設けた孔に嵌着した状態で該広幅部を
該電極に固定するようにした構成が開示されてお
り、該広幅部はその基端部が先端へ向かう程拡開
したテーパー状になつている。この広幅部は本願
のように二股になつていないので、基板の端縁か
ら突出させたとしても溶融ハンダが幅広部にたま
る虞が少ないとも考えられるが、テーパー部が突
出している場合には、リード端子をマザーボード
のスルーホールに挿着した時にテーパー部が障害
となつて基板端縁がマザーボード面に密着できな
くなり、両者の間隙にハンダが展開してブリツジ
を形成したり、基板の突出長が増大する等の不具
合を招来する。
(考案の効果)
以上のように本考案のハイブリツドIC基板の
リード端子によれば、ハイブリツドIC基板をリ
ード端子を用いてマザーボードのスルーホールに
接続する際に、櫛状に連接一体化されたリード端
子をハンダ槽にデイツプする工程及びリード端子
をマザーボードのスルーホール内にハンダ付けす
る工程においてハンダのブリツジが形成されるこ
とを防止することができる。
リード端子によれば、ハイブリツドIC基板をリ
ード端子を用いてマザーボードのスルーホールに
接続する際に、櫛状に連接一体化されたリード端
子をハンダ槽にデイツプする工程及びリード端子
をマザーボードのスルーホール内にハンダ付けす
る工程においてハンダのブリツジが形成されるこ
とを防止することができる。
第1図a,bは本考案の一実施例の構成説明
図、第2図a乃至dは従来例の説明図である。 1……ハイブリツドIC基板、2……プリント
基板、3……DIP型ICROM、4……リード端子
(リード用電極)、5……マザーボード、6……ス
ルーホール、9……導電パターン電極、10……
ブリツジ、20……リード端子(リード用電極)、
21……挟持部、21a……テーパー部。
図、第2図a乃至dは従来例の説明図である。 1……ハイブリツドIC基板、2……プリント
基板、3……DIP型ICROM、4……リード端子
(リード用電極)、5……マザーボード、6……ス
ルーホール、9……導電パターン電極、10……
ブリツジ、20……リード端子(リード用電極)、
21……挟持部、21a……テーパー部。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 ハイブリツドIC基板を構成するプリント基板
の端縁に沿つて配置した導電パターン電極を、先
端部に二股の挟持部を有したリード端子により該
プリント基板端縁と共に挟持することによつて、
該プリント基板端縁にリード端子を取り付けて成
るハイブリツドIC基板において、 前記挟持部の基端部には先端へ向かう程拡開す
るテーパー部が形成され、該挟持部により前記導
電パターン電極を含むプリント基板端縁を密着挟
持した時に該テーパー部は該プリント基板の板面
上に位置し、 前記導電パターン電極は該プリント基板端縁よ
りも所定距離だけ板面内側に位置していることを
特徴とするハイブリツドIC基板に対するリード
端子の取付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987190608U JPH0446381Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987190608U JPH0446381Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0195071U JPH0195071U (ja) | 1989-06-22 |
JPH0446381Y2 true JPH0446381Y2 (ja) | 1992-10-30 |
Family
ID=31481563
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987190608U Expired JPH0446381Y2 (ja) | 1987-12-15 | 1987-12-15 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0446381Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5450855B2 (ja) * | 2013-02-25 | 2014-03-26 | 日本特殊陶業株式会社 | 配線基板、ic電気特性検査用配線基板、及び配線基板の製造方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0236216Y2 (ja) * | 1985-02-22 | 1990-10-02 | ||
JPS62167374U (ja) * | 1986-04-11 | 1987-10-23 |
-
1987
- 1987-12-15 JP JP1987190608U patent/JPH0446381Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0195071U (ja) | 1989-06-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5406458A (en) | Printed circuit board having tapered contact pads for surface mounted electrical components | |
JPH0365005B2 (ja) | ||
JPH0446381Y2 (ja) | ||
JP3894336B2 (ja) | 電子部品 | |
JP2512529Y2 (ja) | ハイブリッドic基板に対するリ―ド端子の接続構造 | |
JPH06349561A (ja) | リード端子の配線基板への半田付け方法 | |
JPH033972Y2 (ja) | ||
JPH11145608A (ja) | プリント基板およびその製造方法 | |
JPS60218900A (ja) | 印刷配線板 | |
JPH067275U (ja) | プリント基板 | |
JPS61115343A (ja) | 半導体集積回路 | |
JPH04122055A (ja) | 電子部品の予備半田付け治具および保持具 | |
JPS61191095A (ja) | 回路装置およびその製造方法 | |
JPS58197897A (ja) | はんだ接合方法 | |
JPH0353516Y2 (ja) | ||
JP2553989Y2 (ja) | 電子部品 | |
JPH07263848A (ja) | プリント配線板 | |
JPS5916397A (ja) | 電子機器用回路装置 | |
JPH04284379A (ja) | 電子部品搭載用基板の製造方法 | |
JPH05121867A (ja) | プリント配線板へのフラツトパツケージのセツト方法 | |
JPH0410190B2 (ja) | ||
JPS5845199B2 (ja) | リ−ド線接続方法 | |
JPH0569974U (ja) | プリント配線板 | |
JPH0562067U (ja) | 回路基板 | |
JPS6116594A (ja) | 半導体装置 |