JPH0445455Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0445455Y2 JPH0445455Y2 JP1986040516U JP4051686U JPH0445455Y2 JP H0445455 Y2 JPH0445455 Y2 JP H0445455Y2 JP 1986040516 U JP1986040516 U JP 1986040516U JP 4051686 U JP4051686 U JP 4051686U JP H0445455 Y2 JPH0445455 Y2 JP H0445455Y2
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- JP
- Japan
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- continuously variable
- variable transmission
- traveling
- seedling
- hydraulic pump
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 56
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 claims description 45
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 claims description 8
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 claims description 8
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 claims 1
- 241000209094 Oryza Species 0.000 description 7
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Transplanting Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、乗用型田植機における走行速度の変
更操作と苗植装置等に使用する油圧ポンプ回転数
の増減操作とを一挙に操作することができる装置
の構造に関するものである。
更操作と苗植装置等に使用する油圧ポンプ回転数
の増減操作とを一挙に操作することができる装置
の構造に関するものである。
一般に、乗用型田植機の圃場における畦際での
方向旋回は、田植機における苗植装置への駆動を
停止すると共に、苗植装置を圃場面から上昇した
状態で且つ旋回時の安全性を保つために走行速度
を減速して行われる。
方向旋回は、田植機における苗植装置への駆動を
停止すると共に、苗植装置を圃場面から上昇した
状態で且つ旋回時の安全性を保つために走行速度
を減速して行われる。
このような従来の先行技術として、実開昭58−
78016号公報では、乗用型田植機における苗植ク
ラツチレバーにて、苗植装置への動力伝達機構に
おける苗植クラツチをOFFにすると共に、前記
苗植クラツチレバーに連動させて走行ミツシヨン
を減速側に切換える構成が開示されている。
78016号公報では、乗用型田植機における苗植ク
ラツチレバーにて、苗植装置への動力伝達機構に
おける苗植クラツチをOFFにすると共に、前記
苗植クラツチレバーに連動させて走行ミツシヨン
を減速側に切換える構成が開示されている。
また、前記苗植装置を昇降するのに、油圧ポン
プからの油圧にて作動する油圧シリンダによつて
行うのが一般的であり、その油圧ポンプの駆動
は、実開昭58−108920号公報に開示されているよ
うに、エンジンからの出力側にプーリ及びベルト
を介して油圧ポンプを回転駆動するのが普通であ
る。
プからの油圧にて作動する油圧シリンダによつて
行うのが一般的であり、その油圧ポンプの駆動
は、実開昭58−108920号公報に開示されているよ
うに、エンジンからの出力側にプーリ及びベルト
を介して油圧ポンプを回転駆動するのが普通であ
る。
前記油圧ポンプの駆動方式では、エンジンの回
転数の増減に比例して油圧ポンプの回転数も増減
することになる。
転数の増減に比例して油圧ポンプの回転数も増減
することになる。
しかし、旋回始め時においては、走行速度を減
速させる関係上、エンジンの回転数を低下させる
傾向にあり、これにつれて油圧ポンプの回転数が
減少し、苗植装置の上昇速度も低下するから、畦
際での苗植クラツチのOFF操作、苗植装置の上
昇操作及び走行減速操作の一連の作業を迅速に行
えないと云う問題があつた。
速させる関係上、エンジンの回転数を低下させる
傾向にあり、これにつれて油圧ポンプの回転数が
減少し、苗植装置の上昇速度も低下するから、畦
際での苗植クラツチのOFF操作、苗植装置の上
昇操作及び走行減速操作の一連の作業を迅速に行
えないと云う問題があつた。
本考案は、この問題を、構造の複雑化及びコス
トのアツプ並びに大型化等を招来することなく、
解決することを目的とするものである。
トのアツプ並びに大型化等を招来することなく、
解決することを目的とするものである。
その目的を達成するため本考案は、苗植装置を
昇降動自在に装着して成る走行機体におけるエン
ジンの出力軸に、移動円錐車と固定円錐車とから
成る一方の無段変速機構と、同じく移動円錐車と
固定円錐車とから成る他方の無段変速機構とを、
これら両無段変速機構における移動円錐車が互い
に隣接するようにして設け、前記一方の無段変速
機構から走行ミツシヨンに動力伝達し、他方の無
段変速機構から苗植装置昇降駆動用等の油圧ポン
プに動力伝達する一方、前記両無段変速機構にお
ける移動円錐車を同時に移動するシフトレバーを
設け、該シフトレバーを、前記苗植装置への動力
伝達をON・OFFする苗植クラツチの操作レバー
に、当該操作レバーを苗植クラツチOFFに操作
したとき前記走行ミツシヨンの回転数を減速させ
る一方油圧ポンプの回転数を増速させ、操作レバ
ーを苗植クラツチONに操作したとき前記走行ミ
ツシヨンの回転数を増速させる一方油圧ポンプの
回転数を減速させるように関連させたものであ
る。
昇降動自在に装着して成る走行機体におけるエン
ジンの出力軸に、移動円錐車と固定円錐車とから
成る一方の無段変速機構と、同じく移動円錐車と
固定円錐車とから成る他方の無段変速機構とを、
これら両無段変速機構における移動円錐車が互い
に隣接するようにして設け、前記一方の無段変速
機構から走行ミツシヨンに動力伝達し、他方の無
段変速機構から苗植装置昇降駆動用等の油圧ポン
プに動力伝達する一方、前記両無段変速機構にお
ける移動円錐車を同時に移動するシフトレバーを
設け、該シフトレバーを、前記苗植装置への動力
伝達をON・OFFする苗植クラツチの操作レバー
に、当該操作レバーを苗植クラツチOFFに操作
したとき前記走行ミツシヨンの回転数を減速させ
る一方油圧ポンプの回転数を増速させ、操作レバ
ーを苗植クラツチONに操作したとき前記走行ミ
ツシヨンの回転数を増速させる一方油圧ポンプの
回転数を減速させるように関連させたものであ
る。
この構成によれば、畦際等における田植機旋回
作業にあたつて、苗植クラツチをON・OFF操作
する操作レバーにより、当該苗植クラツチを
OFFにする操作に連動して、エンジン出力軸に
おける一対の無段変速機構が操作され、その一方
の無段変速機構から走行ミツシヨンへの伝達回転
数を減少するのに反比例して他方の無段変速機構
から油圧ポンプへの伝達回転数が増大することに
なる。
作業にあたつて、苗植クラツチをON・OFF操作
する操作レバーにより、当該苗植クラツチを
OFFにする操作に連動して、エンジン出力軸に
おける一対の無段変速機構が操作され、その一方
の無段変速機構から走行ミツシヨンへの伝達回転
数を減少するのに反比例して他方の無段変速機構
から油圧ポンプへの伝達回転数が増大することに
なる。
従つて、この旋回開始操作時には、エンジンの
回転数を低下させないで、走行速度を減少させて
安定した旋回作業を可能にできるものでありなが
ら、油圧ポンプの回転数を増大させることができ
る。
回転数を低下させないで、走行速度を減少させて
安定した旋回作業を可能にできるものでありなが
ら、油圧ポンプの回転数を増大させることができ
る。
従つてこの油圧ポンプからの増大した単位時間
当たりの油量をもつて苗植装置の上昇速度を迅速
にしたり、走行機体の操縦ハンドルにおけるパワ
ーステアリングの駆動を軽く且つ迅速に行うこと
ができる効果を奏する。
当たりの油量をもつて苗植装置の上昇速度を迅速
にしたり、走行機体の操縦ハンドルにおけるパワ
ーステアリングの駆動を軽く且つ迅速に行うこと
ができる効果を奏する。
しかも、本考案は、エンジンから走行ミツシヨ
ンケースへの一方の無段変速機構及びエンジンか
ら油圧ポンプへの他方の無段変速機構における移
動円錐車を同時に移動するシフトレバーを設け、
該シフトレバーを、前記苗植装置への動力伝達を
ON・OFFする苗植クラツチの操作レバーに関連
したことにより、二つの無段変速機構を、苗植ク
ラツチの操作レバーに連動して変速操作すること
を、一つのシフトレバーにて行うことができ、両
無段変速機構における移動円錐車を、苗植クラツ
チの操作レバーに連動して各々別々に移動作動す
る場合に比べて構造を簡単化できると共に、部品
点数を低減できるから、コストの低減と、小型・
軽量化できる効果をも有する。
ンケースへの一方の無段変速機構及びエンジンか
ら油圧ポンプへの他方の無段変速機構における移
動円錐車を同時に移動するシフトレバーを設け、
該シフトレバーを、前記苗植装置への動力伝達を
ON・OFFする苗植クラツチの操作レバーに関連
したことにより、二つの無段変速機構を、苗植ク
ラツチの操作レバーに連動して変速操作すること
を、一つのシフトレバーにて行うことができ、両
無段変速機構における移動円錐車を、苗植クラツ
チの操作レバーに連動して各々別々に移動作動す
る場合に比べて構造を簡単化できると共に、部品
点数を低減できるから、コストの低減と、小型・
軽量化できる効果をも有する。
次に、本考案の実施例を説明すると、図におい
て符号1は走行機体を示し、該走行機体1の車体
フレーム2の前部下面に一対の前輪3が装着さ
れ、後輪4はアーム5を介して装着されている。
て符号1は走行機体を示し、該走行機体1の車体
フレーム2の前部下面に一対の前輪3が装着さ
れ、後輪4はアーム5を介して装着されている。
車体フレーム2の上面には前部にエンジン6を
搭載し、後部に操縦座席7を、その中間に前輪3
を動かして操行するための操縦ハンドル8を各々
備える。
搭載し、後部に操縦座席7を、その中間に前輪3
を動かして操行するための操縦ハンドル8を各々
備える。
符号9は前記走行機体1の後部に平行リンク機
構10を介して上下動自在に取付く苗植装置を示
し、該苗植装置9はで苗植付ケース11、苗載台
12、苗植機構13及びフロート14を備え、走
行機体1と平行リンク機構10との間に設けた油
圧シリンダ15をその油圧切換弁の切換え作動に
より昇降されるように構成する。
構10を介して上下動自在に取付く苗植装置を示
し、該苗植装置9はで苗植付ケース11、苗載台
12、苗植機構13及びフロート14を備え、走
行機体1と平行リンク機構10との間に設けた油
圧シリンダ15をその油圧切換弁の切換え作動に
より昇降されるように構成する。
前記車体フレーム2には、前記油圧シリンダ1
5や前記操縦ハンドル8におけるパワーステアリ
ング機構に油圧を送る油圧ポンプ30と、前記ア
ーム5内の伝動機構を経て後輪4を駆動するため
の走行ミツシヨンケース16を設け、これらには
後述の一対の無段変速機構20を介して前記エン
ジン6から動力を伝動する。
5や前記操縦ハンドル8におけるパワーステアリ
ング機構に油圧を送る油圧ポンプ30と、前記ア
ーム5内の伝動機構を経て後輪4を駆動するため
の走行ミツシヨンケース16を設け、これらには
後述の一対の無段変速機構20を介して前記エン
ジン6から動力を伝動する。
また、該走行ミツシヨンケース16から屈曲及
び伸縮自在なPTO軸を介して前記苗植装置9に
おける伝動ケース17内の苗植クラツチ付き動力
伝達機構(図示せず)に動力伝達する。このと
き、前記操縦座席7近傍位置の操作レバー18の
回動操作により、前記苗植クラツチを操作ワイヤ
等の適宜手段を介してON・OFFできる構成であ
る。
び伸縮自在なPTO軸を介して前記苗植装置9に
おける伝動ケース17内の苗植クラツチ付き動力
伝達機構(図示せず)に動力伝達する。このと
き、前記操縦座席7近傍位置の操作レバー18の
回動操作により、前記苗植クラツチを操作ワイヤ
等の適宜手段を介してON・OFFできる構成であ
る。
第1図に示す一対の無段変速機構20は、エン
ジン6の出力軸21にスプライン係合して一体的
に摺動自在な移動円錐車22,23と、該両移動
円錐車22,23に対して各々対面するように配
置され且つ、出力軸21に対して固着した左右両
外側の固定円錐車24,25とからなる、いわゆ
る無段変速プーリ機構であり、前記一方の無段変
速機構である移動円錐車22と固定円錐車24と
の間に巻掛けられたベルト26は走行ミツシヨン
ケー16への伝動軸27上に固定のプーリ28に
巻掛け伝動し、他方の無段変速機構である移動円
錐車23と固定円錐車25との間に巻掛けられた
ベルト29は油圧ポンプ30軸に固定のプーリ3
1に巻掛け伝動する。なお、符号32,33はテ
ンシヨンプーリである。
ジン6の出力軸21にスプライン係合して一体的
に摺動自在な移動円錐車22,23と、該両移動
円錐車22,23に対して各々対面するように配
置され且つ、出力軸21に対して固着した左右両
外側の固定円錐車24,25とからなる、いわゆ
る無段変速プーリ機構であり、前記一方の無段変
速機構である移動円錐車22と固定円錐車24と
の間に巻掛けられたベルト26は走行ミツシヨン
ケー16への伝動軸27上に固定のプーリ28に
巻掛け伝動し、他方の無段変速機構である移動円
錐車23と固定円錐車25との間に巻掛けられた
ベルト29は油圧ポンプ30軸に固定のプーリ3
1に巻掛け伝動する。なお、符号32,33はテ
ンシヨンプーリである。
従つて、前記一方の移動円錐車22が固定円錐
車24に近付くとその両円錐車22,24間のベ
ルト26巻掛け半径が大きくなり走行ミツシヨン
ケース16への伝達回転数が小さくなる一方、移
動円錐車23が固定円錐車25から離れてその両
円錐車23,25間のベルト29巻掛け半径が小
さくなつて、油圧ポンプ30への伝達回転数が大
きくなるのである。
車24に近付くとその両円錐車22,24間のベ
ルト26巻掛け半径が大きくなり走行ミツシヨン
ケース16への伝達回転数が小さくなる一方、移
動円錐車23が固定円錐車25から離れてその両
円錐車23,25間のベルト29巻掛け半径が小
さくなつて、油圧ポンプ30への伝達回転数が大
きくなるのである。
そして、前記一対の無段変速機構20の操作機
構34と、前記苗植クラツチをON・OFF操作す
る操作レバー18とを、当該操作レバー18の苗
植クラツチOFF時に前記走行ミツシヨンケース
16内における走行ミツシヨンの回転数を減少さ
せると共に油圧ポンプ30の回転数を増大させる
ように関連させるものである。
構34と、前記苗植クラツチをON・OFF操作す
る操作レバー18とを、当該操作レバー18の苗
植クラツチOFF時に前記走行ミツシヨンケース
16内における走行ミツシヨンの回転数を減少さ
せると共に油圧ポンプ30の回転数を増大させる
ように関連させるものである。
即ち、前記無段変速機構20における一対の移
動円錐車22,23を出力軸21に対して摺動さ
せるシフトレバー35を、電源36、メインスイ
ツチSに結線されたリミツトスイツチ37のON
により駆動されるソレノイド38に連結し、操作
レバー18を苗植クラツチのON方向に回動すれ
ば、リミツトスイツチ37がOFFとなり、ソレ
ノイド38が非励磁状態になつて、シフトレバー
35等の箇所に関連させたばね力(図示せず)に
より、移動円錐車対22,23が固定円錐車25
方向に摺動し、前述のごとく走行ミツシヨンへの
伝達回転数を大きくする一方、油圧ポンプ30へ
の伝達回転数を小さくする。
動円錐車22,23を出力軸21に対して摺動さ
せるシフトレバー35を、電源36、メインスイ
ツチSに結線されたリミツトスイツチ37のON
により駆動されるソレノイド38に連結し、操作
レバー18を苗植クラツチのON方向に回動すれ
ば、リミツトスイツチ37がOFFとなり、ソレ
ノイド38が非励磁状態になつて、シフトレバー
35等の箇所に関連させたばね力(図示せず)に
より、移動円錐車対22,23が固定円錐車25
方向に摺動し、前述のごとく走行ミツシヨンへの
伝達回転数を大きくする一方、油圧ポンプ30へ
の伝達回転数を小さくする。
反対に、操作レバー18を苗植クラツチの
OFF方向に回動すれば、リミツトスイツチ37
がONとなり、ソレノイド38を励磁して、前記
と反対にシフトレバー35を介して移動円錐車対
22,23を固定円錐車24方向に摺動し、走行
ミツシヨンへの伝達回転数を小さくする一方、油
圧ポンプ30への伝達回転数を大きくするもので
ある。
OFF方向に回動すれば、リミツトスイツチ37
がONとなり、ソレノイド38を励磁して、前記
と反対にシフトレバー35を介して移動円錐車対
22,23を固定円錐車24方向に摺動し、走行
ミツシヨンへの伝達回転数を小さくする一方、油
圧ポンプ30への伝達回転数を大きくするもので
ある。
この構成によれば、畦際等における田植機旋回
作業にあたつて、苗植クラツチをON・OFF操作
する操作レバー18の操作により、当該苗植クラ
ツチをOFFにする操作に連動して、エンジン6
の出力軸21における一対の無段変速機構20が
操作され、その一方の無段変速機構から走行ミツ
シヨンへの伝達回転数を減少するのに反比例して
他方の無段変速機構から油圧ポンプへの伝達回転
数が増大することになる。
作業にあたつて、苗植クラツチをON・OFF操作
する操作レバー18の操作により、当該苗植クラ
ツチをOFFにする操作に連動して、エンジン6
の出力軸21における一対の無段変速機構20が
操作され、その一方の無段変速機構から走行ミツ
シヨンへの伝達回転数を減少するのに反比例して
他方の無段変速機構から油圧ポンプへの伝達回転
数が増大することになる。
従つて、この状態においては、エンジン6の回
転数を落さずに通常の苗植付け作業の速度にて走
行する走行機体1は、前記走行ミツシヨンへの伝
達回転数が減少するので、自動的に速度が遅くな
り、安全な旋回操作ができると同時に、油圧ポン
プ30の回転数が増大するので、苗植装置9の上
昇に必要な油圧シリンダ15への油送り量が増加
し、迅速な上昇操作を可能にならしめるし、前記
油圧ポンプ30の油圧を操縦ハンドル8のパワー
ステアリングに利用してある場合には、当該操縦
ハンドル8の旋回操作を軽く且つ迅速に行なえ
て、走行速度の減少と相俟つて一層旋回操作を安
定して行うことができるのである。
転数を落さずに通常の苗植付け作業の速度にて走
行する走行機体1は、前記走行ミツシヨンへの伝
達回転数が減少するので、自動的に速度が遅くな
り、安全な旋回操作ができると同時に、油圧ポン
プ30の回転数が増大するので、苗植装置9の上
昇に必要な油圧シリンダ15への油送り量が増加
し、迅速な上昇操作を可能にならしめるし、前記
油圧ポンプ30の油圧を操縦ハンドル8のパワー
ステアリングに利用してある場合には、当該操縦
ハンドル8の旋回操作を軽く且つ迅速に行なえ
て、走行速度の減少と相俟つて一層旋回操作を安
定して行うことができるのである。
そして前記の旋回作業が終了して再度苗植付け
作業に入るため、苗植装置9を下降させるときに
も油圧シリンダ15の作動が迅速にでき、これら
油圧ポンプ30からの油圧作業の必要が無くなつ
た後、操作レバー18により苗植クラツチのON
操作に切換え作業にて、はじめて走行ミツシヨン
ケース16への回転数が増大するように回復でき
るので、苗植付け作業時の走行速度変更作業を旋
回作業の前後において一々行う煩わしさが無くな
るのである。
作業に入るため、苗植装置9を下降させるときに
も油圧シリンダ15の作動が迅速にでき、これら
油圧ポンプ30からの油圧作業の必要が無くなつ
た後、操作レバー18により苗植クラツチのON
操作に切換え作業にて、はじめて走行ミツシヨン
ケース16への回転数が増大するように回復でき
るので、苗植付け作業時の走行速度変更作業を旋
回作業の前後において一々行う煩わしさが無くな
るのである。
図面は本考案の実施例を示し、第1図は要部説
明図、第2図は田植機の側面図である。 1……走行機体、3……前輪、4……後輪、5
……アーム、6……エンジン、8……操縦ハンド
ル、9……苗植装置、15……油圧シリンダ、1
6……走行ミツシヨンケース、18……操作レバ
ー、20……無段変速機構、21……出力軸、2
2,23……移動円錐車、24,25……固定円
錐車、26,29……ベルト、30……油圧ポン
プ、34……操作機構、35……シフトレバー、
37……リミツトスイツチ、38……ソレノイ
ド。
明図、第2図は田植機の側面図である。 1……走行機体、3……前輪、4……後輪、5
……アーム、6……エンジン、8……操縦ハンド
ル、9……苗植装置、15……油圧シリンダ、1
6……走行ミツシヨンケース、18……操作レバ
ー、20……無段変速機構、21……出力軸、2
2,23……移動円錐車、24,25……固定円
錐車、26,29……ベルト、30……油圧ポン
プ、34……操作機構、35……シフトレバー、
37……リミツトスイツチ、38……ソレノイ
ド。
Claims (1)
- 苗植装置を昇降動自在に装着して成る走行機体
におけるエンジンの出力軸に、移動円錐車と固定
円錐車とから成る一方の無段変速機構と、同じく
移動円錐車と固定円錐車とから成る他方の無段変
速機構とを、これら両無段変速機構における移動
円錐車が互いに隣接するようにして設け、前記一
方の無段変速機構から走行ミツシヨンに動力伝達
し、他方の無段変速機構から苗植装置昇降駆動用
等の油圧ポンプに動力伝達する一方、前記両無段
変速機構における移動円錐車を同時に移動するシ
フトレバーを設け、該シフトレバーを、前記苗植
装置への動力伝達をON・OFFする苗植クラツチ
の操作レバーに、当該操作レバーを苗植クラツチ
OFFに操作したとき前記走行ミツシヨンの回転
数を減速させる一方油圧ポンプの回転数を増速さ
せ、操作レバーを苗植クラツチONに操作したと
き前記走行ミツシヨンの回転数を増速させる一方
油圧ポンプの回転数を減速させるように関連させ
たことを特徴とする乗用型田植機における操作装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986040516U JPH0445455Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986040516U JPH0445455Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62149911U JPS62149911U (ja) | 1987-09-22 |
JPH0445455Y2 true JPH0445455Y2 (ja) | 1992-10-26 |
Family
ID=30854671
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986040516U Expired JPH0445455Y2 (ja) | 1986-03-18 | 1986-03-18 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0445455Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6115688Y2 (ja) * | 1980-01-14 | 1986-05-15 | ||
JPS5767516U (ja) * | 1980-10-08 | 1982-04-22 |
-
1986
- 1986-03-18 JP JP1986040516U patent/JPH0445455Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62149911U (ja) | 1987-09-22 |
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