JPH044409A - 車間距離保持装置及び車間距離保持方法 - Google Patents

車間距離保持装置及び車間距離保持方法

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JPH044409A
JPH044409A JP2106121A JP10612190A JPH044409A JP H044409 A JPH044409 A JP H044409A JP 2106121 A JP2106121 A JP 2106121A JP 10612190 A JP10612190 A JP 10612190A JP H044409 A JPH044409 A JP H044409A
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JP
Japan
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vehicle
distance
speed
inter
track
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Pending
Application number
JP2106121A
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English (en)
Inventor
Shinjiro Shibata
柴田 真二郎
Tomiyoshi Oda
織田 富義
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Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
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  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、前方車輌に対し所定距離を保持して後方車輌
を走行させるべく後方車輌を速度制御する車間距離保持
装置及び車間距離保持方法に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば自動車工場の自動車組立工程における足廻りライ
ンでは、製造途中の多数の自動車車体が個々にハンガー
に吊下げられて搬送される。この足廻りラインには、作
業者の作業域と、組立ロホノトの作業域とが混在する。
そして作業者の作業域ではハンガーに吊下げられた自動
車車体が低速度、定ピンチで、しかも定速度で搬送され
る。その搬送経路には搬送している自動車車体の相互の
距離と同距離を保持して作業者が位置しており、夫々の
作業者は作業を受持つ自動車車体に対して、種々の部品
を組付ける作業をしている。一方、組立ロボットの作業
域では、ハンガーに吊下げられて搬送されている自動車
車体の相互の距離と同距離を保持して組立ロボットを設
置している。そして搬送された各自動車車体が各組立ロ
ボットと対応した位置に達すると搬送が停止し、夫々の
組立ロボットが作業を受持つ自動車車体に対して部品の
組付けを行う。そのようにして部品の組付けを終了する
と、各自動車車体を組立ロボノlの相互の距離だけ高速
度でタフ[1送をする。
この自動車車体を吊下げているハンガーは、モータによ
り駆動されるチエインコンヘアとドッグ機構を介して連
結されて、チエインコンヘアにより牽引されるようにな
っている。また、このように搬送される自動車車体は、
組付は作業上の不都合によりその搬送を停止さセる必要
が生じたときには、作業者の近くに設けている停止用押
ボタンスイッチを作業者が操作することにより、チエイ
ンコンヘアを駆動しているモータを停止させて、搬送し
ている自動車車体を一斉に停止させるようにしている。
ところで、作業者がチエインコンヘアを急停止させたと
きは、ハンガーに吊下げている自動車車体がその搬送方
向に沿って揺動し、部品を組イ」けている作業者は船酔
い状態が生して作業能率が低下する虞れがある。また、
自動車車体を低速度で、しかも一定速度で1般送させる
ためのチエインコンヘアと、高速度でタクト搬送させる
ためのチエインコンヘアとを夫々設ける必要があるから
、搬送機構が複雑化し、組立ロボノ1〜の増設又は削減
をして部品組イ」り工程の工程長さを変更する場合には
容易に対応できない。更に、低速度でしかも一定速度で
自動車車体を搬送させるチエインコンヘアと、高速度で
自動車車体をタクト搬送さセるチエインコンヘアとの間
で、自動車車体を吊下げているハンガーを移送する場合
には、ハンガーの位置決めをする必要があり、待ち時間
が生じて搬送効率が低下する等の問題がある。
そこで本願発明者は搬送すべき自動車車体を、軌道を走
行する車輌に取付けたハンガーに吊下げて搬送すること
を考えた。このような車輌を用いる場合は、前方車輌と
それに続く後方車輌との間に所定距離を保持するために
、夫々の車輌の前側(進行方向側)に、車輌から前方の
異なる第1゜第2の距離を各別に検出する第1.第2の
センサを夫々設けている。
そして後方車輌が前方車輌に対し第1の距離まで接近す
るとそれを検出する第1のセンサが動作して、後方車輌
を減速させる。その後、後方車輌が減速しつつ走行して
前方車輌に対し第1の距離より短い第2の距離まで接近
するとそれを検出する第2のセンサが動作して、後方車
輌を停止させる。それにより、前方車輌と後方車輌との
間に、第2の距離に相当する車間距離を保持するように
している。
また、これとは別に、特開昭62−140115号公報
には、自走台車の車間距離制御方法が示されている。こ
の車間距離制御方法は、前方台車との車間距離を検出す
る車間距離検出手段を設け、外部から与えられた車間距
離設定値と、車間距離検出手段により検出した車間距離
現在値との比較により速度補正値を演算して、その速度
補正値に基づいて後方台車の走行速度を、車間距離現在
値が車間距離設定値と等しくなるように自動調整するよ
うにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したように、前方車輌に対し所定の車間距離を保持
する前者の方法では、前方車輌に対し後方車輌が第1の
距離に達すると車輌が減速を始めるが、その場合に前方
車輌が加速したとき、あるいは停止していた前方車輌が
走行を開始すると、前方車輌との車間距離が再び増大す
ることになり、後方車輌は減速を中止して指令速度で加
速を始めることになる。したがって、後方車輌は前方車
輌との所定の車間距離を基準にしてギクシャクした走行
をするという問題がある。
また後者の方法では、前方台車との車間距離が車間距離
設定値に達するまでは、車輌を加速し続け、車間距離設
定値に達すると一転して急減速させて所定の車間距離を
保持させることになるから、後方台車は円滑に加減速さ
れない。また高速走行状態から一転して減速状態に切換
えるから、惰力により後方台車が前方台車へより接近す
ることになり、前方台車との車間距離を短くできないと
いう問題がある。
本発明は斯かる問題に鑑み、前方車輌に対して後方車輌
を円滑に加、減速させ得、また短い車間距離を保持でき
る車間距離保持装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
第1発明に係る車間距離保持装置は、前方車輌に対し所
定距離を保持して後方車輌を走行させるべく後方車輌の
速度制御をする車間距離保持装置において、前記前方車
輌と前記後方車輌との車間距離を経時的に計測する手段
及び相対速度を経時的に算出する手段を備え、その測定
結果に関連して後方車輌の速度制御をする構成としてあ
ることを特徴とする。
第2発明に係る車間距離保持方法は、前方車輌と後方車
輌との間に所定距離を保持すべく後方車輌を速度制御す
る車間距離保持方法において、前記前方車輌と前記後方
車輌との車間距離及び相対速度に関連して、後方車輌を
速度制御することを特徴とする。
〔作用〕
第1.第2発明において、前方車輌に続いて後、方車輌
が走行すると、計測する手段は前方車輌に対する車間距
離を計測し、算出する手段は計測した車間距離に基づい
て相対速度を算出する。車間距離が変化すると、計測し
た車間距離及び算出した相対速度に応じて後方車輌が速
度制御される。
よって、前方車輌に対する車間距離を円滑に補正し、所
定の車間距離を保持する。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面により詳述する。
第1図は第1発明に係る車間距離保持装置を備える車輌
を例えば自動車工場における自動車の組立工程に適用す
る場合の車体搬送経路の平面図である。組立工程では前
犠装ラインA、足廻りラインB、後礒装ラインCの順に
組立途中の自動車車体が搬送される。前礒装ラインAは
塗装された車体に最初に部品を組付ける工程であって、
車体は作業床に近い低位置になる。足廻りラインBは自
動車の足廻り部品を組付ける工程であり、自動車車体は
ハンガーに吊下げられて作業者及び組立ロボットが吊下
げた車体の下側から作業できる高位置になる。後礒装ラ
インCでは車体は再び作業床に近い低位置になる。足廻
りラインBの入口側には入口検出用ストライカ12aを
、出口側には追尾不能位置検出用ストライカ12b及び
出口検出用ストライカ12cを夫々設けている。追尾不
能位置検出用ストライカ12bと出口検出用ストライカ
12cとの距離は、定ピツチで走行している車輌のピン
チより長い距離となっている。
第2図は足廻りラインBにおける搬送状態を示す側面図
である。作業床1の上方高所には搬送経路に沿って軌道
2が設置されており、軌道2には地上側からの走行指令
信号により走行する複数の車輌3,3・・・が走行可能
に設けられている。
各車輌3.3・・・の下側には自動車車体を吊下げ得る
ハンガー4を取付けており、夫々のハンガー4.4・・
・には自動車車体5,5・・・が吊下げられて矢符方向
に搬送されている。この足廻りラインBでは作業者6,
6・・・が部品を組付ける作業範囲Mと、組立ロボット
7.7が部品を組付ける作業範囲Rとが存在する。そし
て作業範囲Mでは、搬送効率を高めるために車体5,5
・・・の搬送を停止せずに作業者6,6・・・が組付は
作業を行えるように車輌3,3・・・を低速度でしかも
定速、定ピツチで走行させる必要がある。また作業範囲
Rでは組立ロボット7.7による組付は作業を確実にな
すべく車輌3,3を定位置に停止させる。そして組付は
作業が終了した場合には、搬送効率を高めるために車輌
3を急加速の後、急減速して次の定位置に停止させるタ
クト走行をさせる必要がある。
更に、車輌3は停止精度が高いこと、衝撃が生じないこ
と、暴走しないこと等の条件を満足させる必要がある。
第3図は軌道2に走行可能に設けた本発明に係る車間距
離保持装置を備えた車輌の側面図である。
軌道2は例えばアルミニウムからなる断面形状がH型材
をウェブ2cを垂直方向として作業床の上方に設置して
いる。軌道2はその上端側及び下端側に軌道2の長さ方
向と直交する方向に夫々等長の上フランジ2a及び下フ
ランジ2bが延出している。
車輌3の駆動輪36は軌道2の上面を転動するよう゛に
配置されており、駆動輪36を取付けている回転軸36
aは減速機33を介して、減速a33に取付ているモー
タ20の回転軸と連結されている。モータ20には駆動
輪36の回転に関連して定ピンチのパルスを出力するパ
ルスエンコーダ34を内蔵している。
減速機33の前側(進行方向側)には車輌前方の距離を
検出する距離センサDSをその検出面を走行方向の前方
に向けている。この距離センサDSは光学的三角測距方
式を採用しており、物体の反則率に関らず受光角度を測
定することで距離変化に比例したアナログの電圧を出力
する構造となっている。
減速機33の下側には、後述する案内輪を取付ける上側
案内軸取イ」板54を設けており、その−上側案内輪取
付板54にはその前側及び後側の夫々に、軌道2の上フ
ランジ2aの側端面を転動し、軌道2を挟むようにして
いる案内輪53a 、 53a (片側のみ図示)を夫
々設けている。減速機33には、駆動輪36と反対側(
紙面裏側)に軌道2と接触しないようにして軌道2の上
、下部間に跨がり得る[状の図示しない連結具の上端が
取付けられており、その連結具の下端には軌道2の下方
に位置させて案内輪を取付ける下側案内輪取付板55を
取付けている。下側案内輪取付板55には前記同様に軌
道2の下フランジ2bの側端面を転動し、軌道2を挟む
ようにしている案内輪53b、53b(片側のみ図示)
を設けている。そしてこれらの案内輪53a、53a、
53b、53bと、軌道2を挟んで対向している図示し
ない案内輪とにより駆動輪36が軌道2に沿って案内さ
れて軌道2から脱輪しないようにしている。一方、駆動
輪36から適長離れた位置には、軌道2の上面を転勤す
るように被動輪32が配置されている。この被動輪32
が取付けられている被動輪ケース41の上側には前記距
離センサDSと略同じ高さに反射板Pを、その面を車輌
の走行と直角にして取付けている。
また被動輪ケース41の下側には、駆動輪36側と同様
の上側案内輪取付板54を設けており、その前側及び後
側の夫々に軌道2の上フランジ2aの側端面を転勤し、
軌道2を挟むようにしている案内輪53c、53c(片
側のみ図示)を設けている。被動輪ケ−ス41には、被
動輪32と反対側に駆動輪36側と同様の連結具の上端
を取付けており、その連結具の下端には軌道2の下方に
位置させた下側案内輪取付板55を取付けている。この
下側案内輪取付板55には軌道2の下フランジ2bの側
端面を転動し、軌道2を挟むようにしている案内輪53
d、53d  (片側のみ図示)を設けている。これら
の案内輪53c、 53c。
53d、53dと、軌道2を挟んで対向している図示し
ない案内輪とにより被動輪32が軌道2に沿って案内さ
れて軌1fi2から脱輪しないようになっている。
駆動輪36側と被動輪32側とは、駆動輪36側及び被
動輪32例の下側案内輪取付板55.55に設けられ夫
々から下方へ延出させている支軸51.51に跨がり、
その支軸5L51に回転可能に支持させである車輌車体
50により連結されている。車輌車体50の被動輪32
側には、モータ20を駆動する後述の駆動制御部60を
内蔵している後述の速度制御部CTRを取付けている。
車輌車体50の下側には自動車車体を吊下げるためのハ
ンガー4を取付けている。駆動輪36側の下側案内輪取
付板55の一例側面には、溝を有し断面形状がl状をし
ているホトセンサPSを、軌道2の上フランジ2aから
適長離れた位置として、その溝を上向きとしその溝を軌
道2の長さ方向に沿って取付けている。ホトセンサPS
はその溝を横断するように一側内面から他側内面へ出射
光を投射する構造となっている。
軌道2のウェブ2cには、車輌3に設けたホトセンサP
Sの取付側と同側にL状のストライカ12を、その先端
を下向きにし、その先端が前記ホトセンサpsの溝内を
非接触で通過し得る位置を選定して取付けている。また
、軌道2のウェブ2cには、ストライカ12を取付けて
いない側(紙面裏側)にモータ20の駆動電力を供給す
る電源線pw、速度制御部CTRへ速度信号を伝送する
信号線sty及び車輌3の走行、停止を指令する指令信
号を伝送する制御線CWを、夫々軌道2の長さ方向に沿
わせて配設している。これらの電源線PL信号線SW及
び制御線いは車輌3に設けている図示しない集電子を介
して前記速度制御部CTR及び後述する駆動制御部60
と接続されている。
この車輌3は、電源線画を介して駆動電力を供給し、制
御線CWTこより走行指令信号を与えると、モータ20
が駆動して駆動輪36が回転を始めて、指令された目標
速度に基づいて軌道2に沿って走行することになる。な
お、軌道2が弯曲している区間では、駆動輪36及び被
動輪32側が、軌道2の曲がりに応して首振り動作し、
つまり駆動輪36側及び被動輪32側はボギー台車と同
様の動作をして直線区間と同様に円滑に走行する。
第4図は軌道2に取(=jける入口検出用ストライカ1
2aの斜視図である。この入口検出用ストライカ12a
は短冊状の例えば金属である遮光板をL型に折曲げたも
のからなっており、その先端を下向きにしてその幅方向
を軌道2の長さ方向に沿わせて軌道2のウェブ2cに取
付けられている。そして、入口検出用ストライカ12a
に前述したホトセンサpsが矢符方向から接近して、ホ
トセンサpsの溝PSSに入口検出用ストライカ12a
が進入した状態になると、入口検出用ストライカ12a
の端縁でホトセンサPSの出射光(図示せず)が遮光さ
れてホトセンサPSはオン動作するようになっている。
また、ホトセンサPSが入口検出用ストライカ12aか
ら離反すると遮光状態が解消してホトセンサPSはオフ
動作するようになっている。
そのため入口検出用ストライカ12a及びホI・センサ
PSにより、車輌3が足廻りラインBの入口に達したこ
とを検出できる。なお、追尾不能位置検出用ストライカ
12b及び出口検出用ストライカ12cも同様に構成さ
れている。
第5図は速度制御部CTR及びその周辺のブロック図で
ある。電源線画はモータ20を駆動制御する駆動制御部
60と接続され、信号線S―及び制御線いは計数部及び
記憶部を内蔵する制御部61、多重通信部62と接続さ
れる。多重通信部62は計数部、演算部及び記憶部を内
蔵している制御部61と接続される。車輌3に取付けた
ホトセンサPSのオン、オー フ信号及びパルスエンコ
ーダ34が出力するパルスは制御部61へ与えられる。
制御部61の出力信号は駆動制御部60へ与えられる。
次にこのように構成した車輌の速度を制御する状態を、
制御部61の制御内容を第6図に示しているフローチャ
ート及び車輌の追尾状態を示す第7図の模式図とともに
説明する。
いま、制御線体を介して速度制御部CTRに走行指令信
号及び速度信号が与えられると制御部61はそれに関連
して駆動制御部60を制御しモータ20が駆動されて車
輌3は走行する。車輌3が走行するとパルスエンコーダ
34は車輌3の走行距離に応じり数のパルスを出力する
。このパルスを制fil 部61の計数部が計数し、計
数したパルス数に基づいて車輌3の走行位置を検出し、
検出した走行位置に関連して車輌3は高速走行ラインを
高速走行する。
そして車輌3は定速、定ピンチ走行させる足廻りライン
Bの入口に達する。
車輌3の走行とともに制御部61はホトセンサPSがオ
ンしたか否かを調べ(Sl)、車輌3が定速、定ピンチ
走行を行うべき足廻りラインBの入口側に達して、そこ
に設けている入口検出用ストライカ12aを検出してオ
ンすると、距離センサDSの出力信号を制御部61の記
ta部に経時的に記憶し、前方車輌3の反射板Pと距離
センサDSとの距離である車間距離β7を計測する(S
2)。続いて、計測した車間距離ρ1により、現在の車
間距離β。と時間Δを前の車間距離eh−+ とを読出
して、演算部が前方車輌との相対速度■ゎを、 により算出する(S3)。次に制御部61の記憶部から
、それに予め記憶させている車間距離設定値17を読出
す(S4)。そして算出した車間距離β、と相対速度■
。と車間距離設定値りとに基づいて演算部が速度補正値
K。を、 Kn −K +(6n  L) + K2  ・v、、
・−・(21但し、K、、に2は定数 により算出する(S5)。
また、車輌3に指令されている目標速度■を演算部に取
込み(S6)、速度指令値■、をV、−V−に、   
・・・(3) により算出する(S7)。この速度指令値■ゎに関連す
る信号を駆動制御部60に与えて、その速度指令値■、
に基づいてモータ20を駆動制御し車輌3を速度制御す
る(S8)。これにより車輌3は前方車輌3との車間距
離及び相対速度に関連して、加減速され、前方車輌3と
の車間距離を車間距離設定値に保持することになる。そ
して走行中に車輌3の負荷荷重の変化等に起因して、相
対速度及び車間距離が変化した場合は直ちに前方車輌3
の速度変化に後方車輌3が追従して、走行速度は滑らか
に変化することになる。
また制御部61は、車間距離が所定距離以」二長い異常
状態であるか否かを調べ(S9)、所定距離以上であれ
ば多重通信部62により地上側の多重通信装置63へ異
常である旨の信号を発信する(SIO)。そうすると多
重通信装置63は制御線C−を介して速度Hil+御部
CTRへ停止信号を伝送して前方車輌又はその後方車輌
を停止させる(Sll)。それにより車間距離7!わが
所定距離より大幅に長くなった場合には、後方車輌3が
前方車輌3に急速に接近しようとして暴走することがな
く、その暴走により足廻りラインBで作業をしている作
業者を負傷させる虞れはない。なお、このようにして車
輌3を停止させた場合は点検作業者がその車輌3を点検
した後、人為的に走行させて所定の車間距離を誼保した
後に再び走行を再開させる。そして前述したように速度
制御されて定ピ、チ走行する複数台の車輌3,3・・・
は定ピンチを保って矢符で示すように足廻りラインBの
出口側へ走行していく (第7図参照)。そして車輌3
に設けたホトセンサPSが追尾不能位置検出用スI・ラ
イ力12bを検出してオンすると(S12) 、速度指
令値V、を固定して(S13)、車輌3をいま走行して
いた速度を保持して走行させる。なおステップ(S12
)において追尾不能位置検出用ストライカ12bを検出
するまでステップ(S2)から(S8)までの制御を繰
返す。その後、固定した速度指令値V、により車輌3が
走行し足廻りラインBの出口側に到達して、ホトセンサ
PSが出口検出用ストライカ12cを検出すると(S1
4)、車輌3をこれまで定ピツチで走行させてきた速度
制御を解除する(515)。そして定ピンチ走行を解除
した車輌3は、高速走行ラインDへ進入して、地上側の
多重通信装置63から指令される目標速度により次の作
業工程ラインへ高速で走行していくことになる。このよ
うに前方車輌3が高速走行ラインDへ進入すると、後方
車輌3は前方車輌3を見失って前方車輌3との車間距離
が計測できなくなるが、後方車輌3の走行速度は、ホト
センサPSが出口検出用ストライカ12cを検出するま
で固定されているから前方車輌3を見失っても暴走せず
に足廻りラインBの出口側に達して、それから高速走行
ラインDへ適正な速度で進入していくことになる。
このように、前方車輌3との車間距離lfi及び相対速
度v、、に基づいて速度補正値に、、を算出して、車輌
3を速度制御した場合には、前方車輌3との車間距離が
長い場合でも、所定の車間距離を保持するため前方車輌
3の走行速度に無関係に後方車輌3が前方車輌3に高速
度で接近することがなく、前方車輌3の走行速度に関連
して円滑に速度制御できる。そのため車間距離を短縮し
て走行できる。また停止している前方車輌3に後方車輌
3が所定の車間距離まで接近したときに前方車輌3が走
行を始めて再び車間距離が変化した場合には、前方車輌
3の走行速度の変化に応じて後方車輌3の走行速度が円
滑に変化し、車間距離のみに関連して速度制御を行った
従来のごときギクシャクした速度変化をすることがない
したがって、例えば高速走行ラインから高速で走行して
きた車輌3が、定速、定ピンチで車輌を走行させている
足廻りラインB(第1図、第2図参照)の入口側に達す
ると、前方車輌3との車間距離を検出してその車間距離
及び相対速度に関連して減速されて、相対速度が低下し
、それにともない走行速度が更に徐々に低下して円滑に
前方車輌に接近し、予め設定している車間距離を保持す
ることになる。それ故、高速走行してきた車輌が、足廻
りラインBを走行している前方車輌に急接近して衝突す
ることがなく、高速走行の車輌を円滑に足廻りラインB
へ進入させることができる。そして足廻りラインBでは
、前方車輌3に対し所定の車間距離を保持して、後方車
輌3は前方車輌3と同し速度て前方車輌3を追尾するこ
とになる。
したがって搬送される自動車車体に対して部品の組付は
作業を円滑になし得る定速、定ピンチ走行をさせること
ができる。
本実施例では距離センサDSを用いたが、それ以外にポ
テンショメーク又はリニアスケールを用いることができ
る。その場合、車輌には、前方車輌に当接すると走行方
向へ移動するセンサアームを設りて、そのセンサアーム
の基端部によりボテンソヨメータ又はリニアスケールを
駆動する構造にする。なお、制御部61の記憶部に車間
距離設定値I−を予め記4Ql、たが、この車間距離設
定値りを適宜設定することにより、前方車輌3との車間
距離を各車輌単位に異ならせ得るのは勿論である。
〔発明の効果〕
以上詳述したように第1発明及び第2発明は夫々、前方
車輌との車間距即を及び相対速度に基づいて車輌を速度
制御するから、前方車輌の速度に応して追尾する車輌の
速度を円滑に補正でき、しかも所定の車間距離を常に保
持できる。また車間距離を保持するために車輌が急激に
加速されることがないから、前方車輌との車間距離を短
縮することが可能になる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の組立工程における車体搬送経路の平面
図、第2図は足廻りラインにおける車体の搬送状態を示
す側面図、第3図は軌道に走行可能に設けられ本発明に
係る車間距離保持装置を侃えた車輌の側面図、第4図は
ストライカの取(=I状態を示す側面図、第5図は速度
制御部及びその周辺のブロック図、第6図は制御部の制
御内容を示すフローチャート、第7図は車輌の追尾状態
を示す模式的平面図である。 2・・・軌道 3・・・車輌 12b・・・追尾不能位
置検出用ストライカ 12c・・・出口検出用ストライ
カ20・・・モータ 60・・・駆動制御部 61・・
・制御部62・・・多重通信部 DS・・・距離センサ
 ps・・・ボI・センサ 特 許 出願人  株式会社 椿木チエイン代理人 弁
理士  河  野  登  夫〈       m  
     ○ r−人一) r−人一コ r−人一コ 手続補正書(自発) 平成3年3月12日 平成2年特許願第106121号 2、発明の名称 車間距離保持装置及び車間距離保持方法3、補正をする
者 事件との関係 特許出願人 所在地 大阪市鶴見区鶴見4丁目17番96号名 称 
(335)株式会社 椿本チエイン代表者 野 口 宙
 夫 4、代理人 住 所 ■543大阪市天王寺区四天王寺1丁目14番
22号 日進ビル207号 河野特許事務所(電話06−779−3088)明細書
の「発明の詳細な説明」の欄及び図面6、補正の内容 
   ・ 6−1明細書の「発明の詳細な説明」の欄(1)明細書
の第5頁8行目に「第2の距離」とあるのを「第1の距
離」と訂正する。 (2)  明細書の第13頁13行目及び14行目に「
支軸51゜51」とあるのを[支軸5L 52Jと訂正
する。 6−2図面 第3図を別紙のとおり訂正する。 7、添付書類の目録 (1)訂正図面             1通第  
 3

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、前方車輌に対し所定距離を保持して後方車輌を走行
    させるべく後方車輌の速度制御をする車間距離保持装置
    において、 前記前方車輌と前記後方車輌との車間距離 を経時的に計測する手段及び相対速度を経時的に算出す
    る手段を備え、その測定結果に関連して後方車輌の速度
    制御をする構成としてあることを特徴とする車間距離保
    持装置。 2、前方車輌と後方車輌との間に所定距離を保持すべく
    後方車輌を速度制御する車間距離保持方法において、 前記前方車輌と前記後方車輌との車間距離 及び相対速度に関連して、後方車輌を速度制御すること
    を特徴とする車間距離保持方法。
JP2106121A 1990-04-20 1990-04-20 車間距離保持装置及び車間距離保持方法 Pending JPH044409A (ja)

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