JPH048428A - 車輌の定ピッチ停止制御装置 - Google Patents

車輌の定ピッチ停止制御装置

Info

Publication number
JPH048428A
JPH048428A JP2106123A JP10612390A JPH048428A JP H048428 A JPH048428 A JP H048428A JP 2106123 A JP2106123 A JP 2106123A JP 10612390 A JP10612390 A JP 10612390A JP H048428 A JPH048428 A JP H048428A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
stop
signal
striker
running
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2106123A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0761578B2 (ja
Inventor
Masaru Goto
優 後藤
Tomiyoshi Oda
織田 富義
Shinjiro Shibata
柴田 真二郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP2106123A priority Critical patent/JPH0761578B2/ja
Publication of JPH048428A publication Critical patent/JPH048428A/ja
Publication of JPH0761578B2 publication Critical patent/JPH0761578B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/60Other road transportation technologies with climate change mitigation effect
    • Y02T10/72Electric energy management in electromobility

Landscapes

  • Control Of Conveyors (AREA)
  • Intermediate Stations On Conveyors (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)
  • Control Of Position Or Direction (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、所定距離を保持して同方向へ走行する複数台
の車輌を、定ピッチで停止させる車輌の定ピッチ停止制
御装置に関するものである。
〔従来の技術〕
例えば自動車工場の自動車組立工程における足廻りライ
ンでは、製造途中の多数の自動車車体が個々にハンガー
に吊下げられて搬送される。この足廻りラインには、作
業者の作業域と、組立ロボットの作業域とが混在する。
そして作業者の作業域ではハンガーに吊下げられた自動
車車体が低速度、定ピッチで、しかも定速度で搬送され
る。その搬送経路には搬送している自動車車体の相互の
距離と同距離を保持して作業者が位置しており、夫々の
作業者は作業を受持つ自動車車体に対して、種々の部品
を組付ける作業をしている。一方、組立ロボットの作業
域では、ハンガーに吊下げられて搬送されている自動車
車体の相互の距離と同距離を保持して組立ロボットを設
置している。そして搬送された各自動車車体が各組立ロ
ボットと対応した位置に達すると搬送が停止し、夫々の
組立ロボットが作業を受持つ自動車車体に対して部品の
組付けを行う。そのようにして部品の組付けを終了する
と、各自動車車体を組立ロボ・ノドの相互の距離だけ高
速度でタクト搬送をする。
この自動車車体を吊下げているハンガーは、モータによ
り駆動されるチエインコンベアとド・ノブ機構を介して
連結されて、チエインコンベアにより牽引されるように
なっている。また、このように搬送される自動車車体は
、組付は作業上の不都合によりその搬送を停止させる必
要が生じたときには、作業者の近くに設けている停止用
押ボタンスイッチを作業者が操作することにより、チエ
インコンヘアを駆動しているモータを停止させて、搬送
している自動車車体を一斉に停止させるようにしている
。ところで、作業者がチエインコンベアを急停止させた
ときは、ハンガーに吊下げている自動車車体がその搬送
方向に沿って揺動し、部品を組付けている作業者は船酔
い状態が生じて作業能率が低下する虞れがある。また、
自動車車体を低速度で、しかも一定速度で搬送させるた
めのチエインコンベアと、高速度でタクト搬送させるた
めのチエインコンベアとを夫々設ける必要があるから、
搬送機構が複雑化し、組立ロボットの増設又は削減をし
て部品組付は工程の工程長さを変更する場合には容品に
対応できない。更に、低速度でしかも一定速度で自動車
車体を搬送させるチエインコンベアと、高速度で自動車
車体をタクト搬送させるチエインコンベアとの間で、自
動車車体を吊下げているハンガーを移送する場合には、
ハンガーの位置決めをする必要があり、待ち時間が生じ
て搬送効率が低下する等の問題がある。
そこで本願発明者は搬送すべき自動車車体を、軌道を走
行する車輌に取付けたハンガーに吊下げて搬送すること
を考えた。この場合、この車輌をモータ駆動により走行
させ、各車輌を定ピッチで同方向へ走行させるように速
度制御して、自動車車体を定ピッチで搬送させるように
しており、また足廻りラインには車軸の停止位置を規定
する停止位置指示体を各作業者の作業域終端側に夫々設
けている。
更に、作業上の不都合により車輌の走行を停止させる必
要が生じたときには、作業者の近くに設けている停止用
押ボタンスイッチを作業者が操作することにより、停止
信号を各車輌に与えて、車輌が停止位置指示体を検出し
た夫々の位置に、車輌を個々に停止させるようにしてい
る。
〔発明が解決しようとする課題〕
ところで、車輌が足廻りラインにおける作業者の作業域
に進入すると、前述したように各車輌は相互に所定距離
を保持するように速度制御され走行するので、停止位置
指示体の手前を走行している車輌に停止信号を与えたと
きには、その停止位置指示体を検出した位置に車輌が停
止することになる。
しかし、車輌が所定距離を保持して走行するように制御
されていても、個々の車輌の走行速度のバラツキ等によ
り、車輌の相互の距離が若干異なる場合が起こり得る。
そうすると、停止信号が与えられたときに、車輌が既に
停止位置指示体を通過していることがあり、そのときに
は、停止せずに走行を続けて前方に停止している車輌に
追突する虞れがある。
本発明は斯かる問題に鑑み、所定距離を保持して走行し
ている各車輌を停止させる場合、所定距離を保持して停
止させ得て、追突を未然に防止できる車輌の定ピッチ停
止制御装置を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る車輌の定ピッチ停止制御装置は、車輌の走
行を停止させる信号を車軸に与える走行停止手段を備え
、所定距離を保って同方向へ走行する複数台の車輌を所
定距離を保持して停止させる車輌の定ピッチ停止制御装
置において、前記車輌の走行を停止すべき指令をする停
止指令手段と、車輌の停止位置を規定する停止位置規定
部材と、該停止位置規定部材を検出する停止位置検出手
段と、前記走行停止手段及び前記停止位置検出手段の間
で信号を伝送する通信手段とを備え、前記停止指令手段
から走行停止手段に信号が与えられた後に、停止位置検
出手段が停止位置規定部材を検出した時点で前記各車輌
の走行を停止させる構成としてあることを特徴とする。
〔作用〕
複数の車輌は定ピッチで同方向へ走行する。車輌の走行
を停止させる場合、停止指令手段から走行停止手段へ信
号を与える。停止指令手段の信号が走行停止手段に与え
られた後に、停止位置検出手段が、停止位置規定部材を
検出した時点で、各車輌の走行が停止する。
これにより各車輌は定ピッチで停止する。
〔実施例〕
以下本発明をその実施例を示す図面により詳述する。
第1図は本発明に係る車輌の定ピッチ停止制御装置を、
例えば自動車工場における自動車の組立工程に適用する
場合の車体搬送経路の平面図である。組立工程では前蟻
装ラインA、足廻りラインB、後蟻装ラインCの順に組
立途中の自動車車体が搬送される。前議装ラインAは塗
装された車体に最初に部品を組付ける工程であって、車
体は作業床に近い低位置になる。足廻りラインBは自動
車の足廻り部品を組付ける工程であり、自動車車体はハ
ンガーに吊下げられて作業者及び組立ロボットが吊下げ
た車体の下側から作業できる高位置になる。後蟻装ライ
ンCでは車体は再び作業床に近い低位置になる。足廻り
ラインBにおける後述の各作業者の作業域の例えば終端
側には車輌の停止位置を規定する部材である後述のスト
ライカ12゜12、12・・・を設けている。
第2図は足廻りラインBにおける搬送状態を示す側面図
である。作業床1の上方高所には搬送経路に沿って軌道
2が設置されており、軌道2には地上側からの走行指令
信号により走行する複数の車輌3,3・・・が走行可能
に設けられている。
各車輌3,3・・・の下側には自動車車体を吊下げ得る
ハンガー4を取付けており、夫々のハンガー4.4・・
・には自動車車体5.5・・・が吊下げられている。こ
の足廻りラインBでは作業者6,6・・・が部品を組付
ける作業範囲Mと、組立ロボット7゜7が部品を組付け
る作業範囲Rとが存在する。そして作業範囲Mでは、搬
送効率を高めるために車体5,5・・・の搬送を停止せ
ずに作業者6,6・・・が組付は作業を行えるように車
輌3.3・・・を低速度でしかも定速、定ピッチで走行
させる。
また作業範囲Rでは組立ロボット7.7による組付は作
業を確実になすべく車輌3.3を定位置に停止させる。
そして組付は作業が終了した場合には、搬送効率を高め
るために車輌3を急加速の後、急減速して次の定位置に
停止させるタクト走行をさせる。
更に、車輌3は停止精度が高いこと、衝撃が生じないこ
と、暴走しないこと等の条件を満足させる。
第3図は軌道2に走行可能に設けた車輌の側面図である
。軌道2は例えばアルミニウムからなる断面形状がH型
材をウェブ2cを垂直方向として作業床の上方に設置し
ている。軌道2はその上端側及び下端側に軌道2の長さ
方向と直交する方向に夫々等長の上フランジ2a及び下
フランジ2bが延出している。車輌3の駆動輪36は軌
道2の上面を転動するように配置されており、駆動輪3
6を取付けている回転軸36aは減速機33を介して、
減速機33に取付ているモータ20の回転軸と連結され
ている。
モータ20には車輌3の走行距離に相応した数の定ピッ
チのパルスヲ出力するパルスエンコータ34ヲ内蔵して
いる。
減速機33の下側には、後述する案内輪を取付ける上側
案内輪取付板54を設けており、その上側案内輪取付板
54にはその前側及び後側の夫々に、軌道2の上フラン
ジ2aの側面を転勤し、軌道2を挾むようにしている案
内輪53a 、 53a (片側のみ図示)を夫々設け
ている。減速機33には、駆動輪36と反対側(紙面裏
側)に軌道2と接触しないようにして軌道2の上、下部
間に跨がり得る[状の図示しない連結具の上端が取付け
られており、その連結具の下端には軌道2の下方に位置
させて案内輪を取付ける下側案内輪取付板55を取付け
ている。下側案内輪取付板55には前記同様に軌道2の
下フランジ2bの側面を転動し、軌道2を挟むようにし
ている案内輪53b、53b(片側のみ図示)を設けて
いる。
そしてこれらの案内輪53a 、 53a 、 53b
 、 53bと、軌道2を挟んで対向している図示しな
い案内輪とにより駆動輪36が軌道2に沿って案内され
て軌道2から脱輪しないようにしている。一方、駆動輪
36から適長離れた位置には、軌道2の上面を転勤する
ように被動輪32が配置されている。この被動輪32が
取付けられている被動輪ケース41の下側には、駆動輪
36側と同様の上側案内輪取付板54を設けており、そ
の前側及び後側の夫々に軌道2の上フランジ2aの側面
を転動し、軌道2を挟むようにしている案内輪53c、
53c(片側のみ図示)を設けている。
被動輪ケース41には、被動輪32と反対側に駆動輪3
6側と同様の連結具の上端を取付けており、その連結具
の下端には軌道2の下方に位置させた下側案内輪取付板
55を取付けている。この下側案内輪取付板55には軌
道2の下フランジ2bの側面を転勤し、軌道2を挟むよ
うにしている案内輪53d、53c+(片側のみ図示)
を設けている。これらの案内輪53c 、 53c 、
 53d 、 53dと、軌道2を挟んで対向しティる
図示しない案内輪とにより被動輪32が軌道2に沿って
案内されて軌道2から脱輪しないようになっている。駆
動輪36側と被動輪32側とは、駆動輪36側及び被動
輪32側の下側案内輪取付板55.55に設けられ夫々
から下方へ延出させている支軸51a。
51bに跨がり、その支軸52a、 51bに回転可能
に支持させである車輌車体50により連結されている。
車輌車体50の被動輪32側には、モータ20を駆動す
る後述の駆動制御部60を内蔵している後述の速度制御
部CTRを取付けている。車輌車体50の下側には自動
車車体を吊下げるためのハンガー4を取付けている。駆
動輪36側の上側案内輪取付板54の一側側面には、溝
を有し断面形状が口状をしている停止位置検出手段たる
ホトセンサpsを、軌道2の上フランジ2aから適長離
れた位置として、その溝を下向きとし軌道2の長さ方向
に沿って取付けている。ホトセンサPSはその溝を横断
するように一側内面から他側内面へ出射光を投射する構
造となっている。
軌道2のウェブ2cにはL状のストライカ12を、その
先端を上向きにし、その先端が前記ホトセンサpsの溝
内を非接触で通過し得る位置を選定して取付けている。
また、軌道2のウェブ2cには、ストライカ12を取付
けていない側(紙面裏側)にモータ20の駆動電力を供
給する電源線PW、速度制御部CTRへ速度信号等を伝
送する通信手段たる信号線S智及び車輌3の走行、停止
等を指令する指令信号を伝送する制御線C−を、夫々軌
道2の長さ方向に沿わせて配設している。これらの電源
線PW、信号線針及び制御線C−は車輌3に設けている
図示しない集電子を介して前記速度制御部CTR及び後
述する駆動制御部60と接続されている。
この車輌3は、電源線P−を介して駆動電力を供給し、
制御線C−により走行指令信号を与えると、モータ20
が駆動して駆動輪36が回転を始めて、指令された目標
速度に基づいて軌道2に沿って走行することになる。な
お、軌道2が弯曲している区間では、駆動輪36及び被
動輪32側が、軌道2の曲がりに応じて首振り動作し、
つまり駆動輪36側及び被動輪32側はボギー台車と同
様の動作をして直線区間と同様に円滑に走行する。
第4図は軌道2に取付けた停止位置を規定するストライ
カ12の斜視図である。ストライカ12は短冊状の例え
ば金属である遮光板をL型に折曲げたものからなってい
る。このストライカ12は先端を上向きにしてその幅方
向を軌道2の長さ方向に沿わせて軌道2のウェブ2cに
取付けられている。そして、ストライカ12に前述した
ホトセンサPSが矢符方向から接近して、ホトセンサP
Sの溝PS、にストライカ12が進入した状態になると
、ストライカ12の端縁でホトセンサPSの出射光(図
示せず)が遮光されてホトセンサPSはオン動作するよ
うになっている。また、ホトセンサPSがストライカ1
2から離反すると遮光状態が解消してホトセンサpsは
オフ動作するようになっている。
そのためストライカ12及びホトセンサPSにより、車
輌3が軌道2上の停止位置に達したことを検出できる。
第5図は中央制御装置及び速度制御部CTR要部のブロ
ック図である。
電源線P−はモータ20を駆動制御する駆動制御部60
と接続され、信号線SW及び制御線CIIJは多重通信
部61と接続される。多重通信部61と制御部62との
間では相互に信号が伝送されるようになっている。
車輌3に取付けたホトセンサPSのオン、オフ信号は制
御部62へ与えられる。制御部62の出力信号は駆動制
御部60へ与えられる。パルスエンコーダ34が出力す
るパルスは前記制御部62へ与えられる。
車輌の走行停止手段たる中央制御装置CCTRは、車@
3例の速度制御部CTRと多重通信を行うための多重通
信装置G及び多重通信部61と相互に信号が伝送できる
ようになっており、速度指令信号、走行指令信号等を出
力する制御装置Hを備えている。そして制御装置Hには
、作業者が車輌を停止させたいときに操作する例えば押
ボタンからなる停止指令手段たる停止指令操作部Jの停
止指令信号が与えられる。
次にこのように構成した車輌の定ピッチ停止制御装置に
より、定ピッチで走行している車輌を定ピッチで停止さ
せる動作を、中央制御装置における制御装置の制御内容
を示す第6図のフローチャート及び定ピッチで走行する
ように制御されている各車輌の走行状態を示す第7図の
模式的平面図とともに説明する。
いま、中央制御装置CCTRから走行指令信号及び速度
信号が制?II線cIIN及び信号線舖を介して速度制
御部CTRに与えられると、制御部62はそれに関連し
て駆動制御部60を制御する。それによりモータ20が
駆動されて各車輌3A、3B、3C,3Dは走行する。
そして足廻りラインBへ進入すると、速度制御部CTR
による速度制御によって、車輌3A 、 3B、 3C
,3Dは所定距離を保持するように制御されて低速でし
かも一定の速度で矢符方向へ走行する。それにより作業
者夫々は作業を受持つ範囲に車輌3A、3B、3C。
3Dが走行してくると、夫々の車輌3八、3B、3C,
3Dによって搬送されてきた自動車車体に所要の足廻り
部品を組付けていくことになる。
ところで、そのような組付は作業において、部品の取付
けに手間取る等して、取付けるべき全ての部品が取付け
られなかった場合には、作業者は作業域に設けている停
止指令操作部Jを操作すると、停止を指令する信号が中
央制御装置CCTRの制御装置Hへ与えられる(Sl)
。続いて制御装置Hは、速度制御部CTRから信号Is
―を介して伝送されてくるホトセンサPSの信号を受信
して、ホトセンサPSがストライカ12を検出したか否
かを調べる(S2)。
ストライカ12を検出していなければリターンし、各車
輌は走行を続ける。ところで、第7図に示すように\各
車軸3^、 3B、 3C,3Dの走行速度誤差により
所定距離が僅かに異なっている場合には、最初に車輌3
BのホトセンサPSがストライカ12を検出する。その
検出信号が制御装置Hへ伝送されて、制御装置Hには停
止指令信号及び検出信号が与えられたことにより、制御
装置Hは制御線CWを介して各車輌3A、3B、3G、
3Dの速度制御部CTRへ伝送していた走行指令信号を
遮断する(S3)。そうすると各車輌3A、 3B、 
3C,3Dは一斉に走行を停止する(S4)。
そして車輌3A、3B、3C,3Dは走行していたとき
の所定距離を保持したまま停止して、各車輌3A、3B
、3C3Dの停止位置は、作業者夫々の作業域の終端側
付近になる。
したがって、車輌3A、3B、3C,3Dが他の作業者
の作業域に進入することがなく、また前方車輌に追突す
る虞れは全くない。なお、その後に取付けが遅れていた
部品を組付けた後、停止指令信号を解除して走行指令信
号を伝送することにより各車輌3A、3B、3C,3D
を再び定ピッチで一斉に走行させることになる。
第8図及び第9図夫々は、車輌の走行を停止させる指令
方法が異なる場合の車輌の走行状態の模式的側面図であ
る。
第8図においては、各車@3A、3B、3C,3Dにリ
ミットスイッチ駆動部材LSへを取付けている。一方、
足廻りラインBの終端側には、各車輌3A、 3B、 
3C,3Dに設けたリミソトスインチ駆動部材LSAで
駆動されるリミットスイッチを設置している。
このリミットスイッチLSのオン、オフ信号及び停止指
令操作部Jの信号を中央制御装置CCTRへ与えている
。中央制御装置ccTRは走行指令信号を制TI5線C
Wヲ介り、 テ各車M3A、3B、3C,3D (7)
速111ii1部(図示せず)へ伝送するようになって
いる。
この場合、停止指令操作部Jから中央制御装置CCTR
に信号が与えられた後に、リミットスイッチLSがオン
するとその信号により中央制御装WccTRが走行指令
信号を遮断して、各車輌を一斉に停止させることになる
。そのため、規定した停止位置に車輌が到達したことを
検出した信号を車輌側から中央制御装置CCTRへ与え
る必要がな(、制御が簡単になる。
また、それとは別に車輌3A、 3B、 3C,3Dを
停止させる場合、中央制御装置ccTRから各車輌3A
、3B、3C3Dへ電波で停止指令信号を与えて、各車
輌を一斉に停止させてもよい。但し、その場合は各車輌
3^3B、3C,3Dに受信用アンテナ(図示せず)を
設けておく必要がある。
更にそれとは別に停止制御を各車輌に認識させて、停止
指令信号を中央制御装置から車輌側の速度制御部に与え
るようにし、停止指令信号が各車輌に与えられた後にホ
トセンサがストライカを検出した場合に、その車輌を先
ず停止させ、車輌が停止したことを検出した信号を制御
装置へ伝送して、その伝送された信号に基づいて制御装
置が、時分割した停止信号を順次残りの各車輌の速度制
御部へ伝送して車輌を順次停止させるようにしてもよい
このようにすると、車輌側において走行の停止制御がで
き、制御が簡単になる。また各車輌が停止するタイミン
グが僅かづつ遅れることになり、車輌間の所定距離が短
縮している状態にある場合は、その所定距離を伸長した
状態に補正して車輌を各作業域の終端側により近く停止
させることができる。また、別に、ホトセンサがストラ
イカを最初に検出した車輌を先ず停止させた後に、残り
の各車輌を一斉に停止させてもよい。
またそれらとは別に、ストライカを通過している車輌及
びいまストライカを検出している車輌は即時停止させ、
ストライカの手前を走行している車輌はストライカを検
出したときに停止させるように、各車輌の速度制御部で
車輌を停止制御して、中央制御装置からの指令によらず
に車輌を停止させてもよい。
第9図においては、各車輌3A、 3B、3C,3Dに
ホトセンサPSを取付けている。一方足廻りラインBの
終端側には、ストライカ12を設けている。ホトセンサ
psの出力信号は車輌の図示しない速度制御部へ与えら
れる。各車輌3A、3B、3C,3Dの前側及び後側に
は、光信号を送受信するホトカプラpcを設けている。
この場合は、停止指令操作部Jから停止指令の信号が中
央制御装置CCTRに与えられると、その信号が中央制
御装置CCTRから制御線C−を介して車輌側の速度制
御部(図示せず)へ与えられる。
その後に車輌3へのホトセンサPSがストライカ12を
検出すると、ストライカ12を検出した車輌3Aを先ず
停止させる。そして、その車輌3Aのホトカプラpcが
光信号を送信し、車輌3^の後方にある車輌3Bのホト
カプラpcが光信号を受信して車輌を停止させる。更に
その車輌3BのホトカプラPCが光信号を送信しその後
方の車輌3Cに光信号を送信して車輌3Cを停止させる
。このようにして足廻りラインBの終端側に位置してい
る車輌録から順次足廻りラインBの入口側の車輌3B、
3G、3Dの順序で停止させてもよい。この場合は、車
輌の走行停止信号を中央制御装置CCTR側から与える
必要がな(、制御が簡単になる。
なお本実施例では、足廻りラインにおいて車輌を定ピッ
チで停止させる動作を説明したが、足廻りラインは例示
であり足廻りラインに限定するものではない。また停止
位置規定部材はストライカに限るものではなく、長寸の
ゲージ又は他の標識マークであってもよい。
〔発明の効果〕
以上詳述したように本発明によれば、車輌を定ピッチで
走行させている場合に、停止指令信号を、走行停止手段
に与えると、その後に停止位置検出手段が停止位置規定
部材を検出した時点で各車輌が停止し、走行時の所定距
離に略近い距離を保って各車輌を停止させることができ
る。また走行中における所定距離に若干のバラツキが生
じている状態で、しかも車輌が規定している停止位置を
過ぎた直後に停止指令の信号が与えられた場合でも各車
輌は確実に停止して、前方車輌への追突を未然に防止で
きる等の優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の組立工程における車体搬送経路の平面
図、第2図は足廻りラインにおける車体の搬送状態を示
す側面図、第3図は軌道に走行可能に設けた車輌の側面
図、第4図はストライカの取付状態を示す斜視図、第5
図は中央制御装置及び速度制御部の要部のブロック図、
第6図は中央制御装置における制御装置の制御内容を示
すフローチャート、第7図は各車輌の走行状態を示す模
式的平面図、第8図及び第9図は夫々、車輌の走行を停
止させる指令方法が異なる場合の車輌走行状態の模式的
側面図である。 2・・・軌道 3,3八〜3D・・・車輌 12・・・
ストライカ20・・・モータ 36・・・駆動輪 60
・・・駆動制御部61・・・多重通信部 62・・・制
御部 ps・・・ホトセンサH・・・制御装置 pc・
・・ホトカブラ 四・・・電源線SW・・・信号線 C
W・・・制御線 CTR・・・速度制御部CCTR・・
・中央制御装置 LS・・・リミットスイッチSA ・・・リミッ トスインチ駆動部材 特 許 出願人  株式会社椿本チエイン代理人 弁理
士  河  野  登  夫第 図 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、車輌の走行を停止させる信号を車輌に与える走行停
    止手段を備え、所定距離を保って同方向へ走行する複数
    台の車輌を所定距離を保持して停止させる車輌の定ピッ
    チ停止制御装置において、 前記車輌の走行を停止すべき指令をする停止指令手段と
    、車輌の停止位置を規定する停止位置規定部材と、該停
    止位置規定部材を検出する停止位置検出手段と、前記走
    行停止手段及び前記停止位置検出手段の間で信号を伝送
    する通信手段とを備え、前記停止指令手段から走行停止
    手段に信号が与えられた後に、停止位置検出手段が停止
    位置規定部材を検出した時点で前記各車輌の走行を停止
    させる構成としてあることを特徴とする車輌の定ピッチ
    停止制御装置。
JP2106123A 1990-04-20 1990-04-20 車輌の定ピッチ停止制御装置 Expired - Lifetime JPH0761578B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2106123A JPH0761578B2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 車輌の定ピッチ停止制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2106123A JPH0761578B2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 車輌の定ピッチ停止制御装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH048428A true JPH048428A (ja) 1992-01-13
JPH0761578B2 JPH0761578B2 (ja) 1995-07-05

Family

ID=14425658

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2106123A Expired - Lifetime JPH0761578B2 (ja) 1990-04-20 1990-04-20 車輌の定ピッチ停止制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0761578B2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6270110A (ja) * 1985-09-19 1987-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd クリ−ンル−ム内原材料移動間隔制御装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6270110A (ja) * 1985-09-19 1987-03-31 Matsushita Electric Ind Co Ltd クリ−ンル−ム内原材料移動間隔制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0761578B2 (ja) 1995-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4182709B2 (ja) 走行体の走行制御方法
JPH0750117B2 (ja) 車輌の速度制御方法及び速度制御装置
JPH048428A (ja) 車輌の定ピッチ停止制御装置
JP4241701B2 (ja) 搬送台車の走行制御方法及び走行制御システム
JP3671798B2 (ja) 荷搬送設備
JPH0755607Y2 (ja) 車輌及び軌道
JP2008102939A (ja) 物品搬送設備および物品搬送方法
JP3052539B2 (ja) 有軌道台車の衝突防止装置
JPH044409A (ja) 車間距離保持装置及び車間距離保持方法
JPH01131907A (ja) 移動車の追突防止装置
JP3366923B2 (ja) 搬送装置の切離しゾーンにおける台車走行速度制御方法
JPS614562A (ja) 自動車用ボデイの床裏塗装システム
JP4055496B2 (ja) 物品搬送設備および物品搬送方法
JP3702738B2 (ja) 荷搬送設備
JPH03251719A (ja) 距離センサの特性補正方法
JP3697995B2 (ja) 荷搬送設備
JP2800449B2 (ja) 荷搬送設備
JPH04117115A (ja) 車輌の定位置停止方法
JPS6017890B2 (ja) ケーブルクレーンのバケツトに対する運搬車の定位置停止制御方式
JPS62274405A (ja) 無人搬送装置
JPH05301640A (ja) ヤード作業機械ブーム間の衝突防止方法
JPS62157913A (ja) 無人搬送システム
JP2000020126A (ja) 無人搬送車の衝突防止装置
JPH03292253A (ja) 車輌の発進指令装置
JPS63113612A (ja) 無人搬送車装置