JPH04117115A - 車輌の定位置停止方法 - Google Patents

車輌の定位置停止方法

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Publication number
JPH04117115A
JPH04117115A JP2235255A JP23525590A JPH04117115A JP H04117115 A JPH04117115 A JP H04117115A JP 2235255 A JP2235255 A JP 2235255A JP 23525590 A JP23525590 A JP 23525590A JP H04117115 A JPH04117115 A JP H04117115A
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JP
Japan
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vehicle
fixed position
pulse
striker
track
Prior art date
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Pending
Application number
JP2235255A
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English (en)
Inventor
Shinjiro Shibata
柴田 真二郎
Tomiyoshi Oda
織田 富義
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tsubakimoto Chain Co
Original Assignee
Tsubakimoto Chain Co
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Publication date
Application filed by Tsubakimoto Chain Co filed Critical Tsubakimoto Chain Co
Priority to JP2235255A priority Critical patent/JPH04117115A/ja
Publication of JPH04117115A publication Critical patent/JPH04117115A/ja
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  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Control Of Position, Course, Altitude, Or Attitude Of Moving Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、車輌の定位置停止方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第7図は車輌を定位置に停止させる従来の定位置停止方
法を説明する説明図である。
車輌3を、H型材からなる軌道2に沿って走行可能に設
けている。軌道2の一例側方には短冊状をした遮光材か
らなる変速位置ストライカST、を設けており、この変
速位置ストライカST、の前端縁から距離l、を離隔し
た位置に、幅方向の中心を位置決めした定位置ストライ
カST2を設けている。そして、変速位置ストライカS
T、の前端縁から定位置ストライカSTzの変速位置ス
トライカST。
側の前端縁までの距離を!、とし、定位置ストライカ5
TZO前端縁と、その幅方向の中心までの距離を12と
している。
車輌3は、モータ20の回転が、減速機33を介して伝
達されて軌道2上を転動する駆動輪36と、駆動輪36
から適長離れた位置に、軌道2上を転動する被動輪32
とを備えている。モータ20には、駆動輪36の回転数
、つまり車輌3の走行距離に関連して定ピツチのパルス
を出力するパルスエンコーダ34を内蔵している。減速
機33の下側における前。
後側の夫々に軌道2の上フランジ2aの先端面を転動し
、軌道2を挟むようにして案内輪53a 、 53a 
(片側のみ図示)を夫々設けている。また被動輪32側
にも被動輪ケース41の下側における前、後側の夫々に
、前記同様に上フランジ2aの先端面を転動する案内輪
53c、53cを夫々設けている。減速機33には、駆
動輪36と反対側(紙面裏側)に軌道2と接触しないよ
うにして軌道2の上、下端部間に跨がり得る口状の図示
しない連結具の上端を取付けており、その連結具の下端
には軌道2の下方に位置させた案内輪取付板53eを取
付けている。この案内輪取付板53eには、軌道2の下
フランジ2bの先端面を転動し、軌道2を挟むようにし
ている案内輪53b、 53b (片側のみ図示)を設
けている。−力抜動輪ケース41には被動輪32と反対
側に駆動輪36側に設けた連結具と同様の連結具(図示
せず)の上端を取付けており、その連結具の下端には軌
道2の下方に位置させた案内輪取付板53fを取付けて
いる。この案内輪取付板53fには軌道2の下フランジ
2bの先端面を転動し、軌道2を挟むようにしている案
内輪53d、 53d (片側のみ図示)を設けている
。これらの案内輪53c 、 53c及び53d 、 
53d と、それと軌道2を挟んで対向している図示し
ない案内輪とにより駆動輪36及び被動輪32が軌道2
から脱輪しないようになっている。駆動輪36側と被動
輪32側とは、案内輪取付板35e、35fに設けられ
下方へ延出している支軸51a、51bに跨がり、その
支軸51a、51bに回転可能に支持させである車輌車
体50により連結されている。車輌車体50の被動輪3
2側には、モータ20及びエンコーダ34が接続されて
いる速度制御部CTRを取付けている。そして車輌車体
50の下側には搬送物たる自動車車体を吊下げるための
ハンガー4を取付けている。案内輪取付板53eの一側
側面、即ち軌道2に前記変速位置ストライカST1及び
定位置ストライカST2を設けている側に、変速位置ス
トライカST、及び定位置ストライカST、が通過し得
る溝を有し断面口状をしたホトセンサPSを、その溝内
に変速位置ストライカST、及び定位置ストライカST
tを非接触で通過し得る位置に選定して取付けている。
このホトセンサpsは、出射光がその溝を横断する構造
となっている。
変速位置ストライカST、及び定位置ストライカST2
を設けていない側の軌道2の側面には、モータ20の駆
動電力を供給する電′a綿PW、速度制御部CTRへ設
定速度信号を伝送する信号線S−及び車輌3の走行、停
止等の指令をする指令信号を伝送する制御線C−を、軌
道2に沿わせて配設している。
これらの電源線P−1信号線S−及び制御線C−は車輌
3に設けた図示しない集電子を介して速度制御部CTR
と接続されている。
この車輌3は、電源線P−を介してモータ20の駆動電
力を供給し、制御IIvAC−を介して速度制御部CT
Rに走行指令信号を与えると、モータ20が駆動して駆
動輪36が回転を始めて、指令された設定速度に基づい
て軌道2に沿って矢符方向へ走行することになる。なお
軌道2が弯曲している区間では、駆動輪36及び被動輪
32側が、軌道2の曲がりに応じて首振り動作し、ボギ
ー台車と同様の動作をして、直線区間と同様に円滑に走
行する。
ところで矢符方向に走行させた車輌3を定位置ストライ
カST、の幅方向の中心を定位置して停止させる場合、
第7図fatに示す如くホトセンサPSが変速位置スト
ライカST、を検出した位置から減速させ、距離i4を
走行する間に高速度v1から低速度vtにする。そして
低速度v2に達した位置から定位置ストライカST2の
前端縁までの距離!。
では低速度v2に保つ。そして、ホトセンサPSが定位
置ストライカSTZの前端縁を検出すると、モータ20
の駆動を停止して賭け距離12を走行した後定位置スト
ライカST2の幅方向の中心位置たる定位置に車輌3を
停止させている。
一方、第7図(b)に示すように、走行速度を減速させ
る距離を14より長いi14′として、低速度v2での
走行距離Z 、 lを1%より短縮して、ホトセンサP
Sが定位置ストライカST2の前端縁を検出したときに
モータ20の駆動を停止して前記同様に定位置ストライ
カST、の定位置に車輌3を停止させている。またそれ
らとは別に、変速位置ストライ力ST、の前端縁から定
位置ストライカST2を検出して定位置に停止するまで
の距It i 3を走行スル間にパルスエンコーダ34
が出力するパルス数D+  +Dzを予め求めておいて
変速位置ストライカST+を検出した時点からパルス数
がDlに達するまで第7図(C)に示す如く走行速度を
徐々に減速させて、パルス数がり、に達したときに、モ
ータ20の駆動を停止させて、その後のパルス数D2を
検出した定位置に車輌3を停止させている。
また、それらとは別に、特開昭63−167613号公
報に移動装置の走行制御方式が示されている。この走行
制御方式は、移動装置の走行経路側に適当間隔おきに番
地設定部材を設置し、移動装置側には、この番地設定部
材の番地読取手段を設けて、移動装置の現在位置をその
直前の番地設定部材からの距離で検出させるようにし、
更に各番地設定部材間の距離データを予め作成して移動
装置側に持たせ、移動装置の行き先は、番地と当該番地
に対応する番地設定部材からの距離値とで入力し、この
入力データと前記距離データ及び現在位置に基づいて行
き先までの総走行距離を演算し、移動装置の走行開始と
同時にパルスエンコーダの発信パルスで前記総走行距離
を減算し、走行途中で番地設定部材を通過する度に当該
番地設定部材から行き先までの総走行距離を演算し、こ
の演算結果をそのときの、残走行距離と置換し、残走行
距離がゼロとなったところで移動装置を自動停止させる
ように制御するようにしている。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述したようにホトセンサが変速位置ストライカを検出
した位置から車輌速度を低速度に減速させ、低速度で所
定距離を走行させた後に停止させる停止方法によれば、
変速位置ストライカから車輌の停止位置を定める定位置
ストライカまでの距離が必然的に長くなる。そのため、
所定距離で車輌の走行、停止を繰り返すタクト走行を行
う場合は、タクト走行する距離を短縮できずタクト走行
区間が必然的に長くなる。
そのため、減速に必要な距離を短くすることが考えられ
るが、そうすると単位距離当たりの減速量が大きくなっ
て、駆動輪と軌道との間で滑りが生じて、車輌は定位置
ストライカの位置をオーバランし、定位置に停止しない
という問題がある。
そして、このようなオーバランする距離は、車輌の負荷
荷重または、経年変化による駆動輪の転がり抵抗係数の
変化等に関連して一定しない。
一方、特開昭63−167613号公報に示されている
走行制御方式は、演算した総走行距離をそのときの残走
行距離と置換し、残走行距離がゼロとなったところで自
動停止させるものであり、車輪と軌道との間で滑りが生
じた場合には、定位置を外れて停止するという問題があ
る。
このように、いずれの停止方法においても、車輌が定位
置をオーバランして停止した場合には、人為的に車輌を
定位置まで移動させなければならないという問題がある
本発明は斯かる問題に鑑み、車輌が定位置をオーバラン
して停止した場合は、自動的に後進して定位置に停止す
る車輌の定位置停止方法を提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
本発明に係る車輌の定位置停止方法は、走行の車輌の第
1の走行位置を検出する位置検出器が、これを検出した
場合に車輌を停止させる車輌の定位置停止方法において
、車輌の走行距離に関連してパルスを出力するパルス発
生器と、前記位置検出器が第1の走行位置を検出した時
点から前記パルスを計数するパルス計数手段と、車輌の
停止位置が第1の走行位置より車輌進行方向にある第2
の走行位置か否かを判断する手段とを備え、車輌が第2
の走行位置を越えて停止した場合は、前記パルス計数手
段が計数したパルス数に関連する距離に応じて車輌を後
進させることを特徴とする。
〔作用〕
車輌が走行するとパルス発生器は走行距離に関連して一
連のパルスを出力する。位置検出器が第1の走行位置を
検出するとモータの駆動が停止する。第1の走行位置を
検出するとパルス計数手段はパルスを計数する。車輌の
停止位置が第1の走行位置より進行方向にある第2の走
行位置を越えた場合は、計数したパルス数に関連する距
離に応じて車輌が後進する。
これにより車輌は第2の走行位置をオーバランして停止
しても、第2の走行位置に戻って停止する。
〔実施例] 以下本発明をその実施例を示す図面により詳述する。
第1図は本発明に係る車輌の定位置停止方法を例えば自
動車工場における自動車の組立工程に適用する場合の車
体搬送経路の平面図である。組立工程では前蟻装ライン
A、足廻りラインB、後蟻装ラインCの順に組立途中の
自動車車体が搬送される。前議装ラインAは塗装された
車体に最初に部品を組付ける工程であって、車体は作業
床に近い低位置になる。足廻りラインBは自動車の足廻
り部品を組付ける工程であり、自動車車体はハンガーに
吊下げられて作業者及び組立ロボットが吊下げた車体の
下側から作業できる高位置になる。
後礒装ラインCでは車体は再び作業床に近い低位置にな
る。
第2図は足廻りラインBにおける搬送状態を示す側面図
である。作業床1の上方高所には搬送経路に沿って軌道
2が設置されており、軌道2には地上側からの走行指令
信号により走行する複数の車輌3,3・・・が走行可能
に設けられている。
各車輌3.3・・・の下側には自動車車体を吊下げ得る
ハンガー4を取付けており、夫々のハンガー4.4・・
・には自動車車体5.5・・・が吊下げられている。こ
の足廻りラインBでは作業者6.6・・・が部品を組付
ける作業範囲Mと、組立ロボフト7゜7が部品を組付け
る作業範囲Rとが存在する。そして作業範囲Mでは、搬
送効率を高めるために車体5,5・・・の搬送を停止せ
ずに作業者6.6・・・が組付は作業を行えるように車
輌3,3・・・を低速度でしかも定速、定ピツチで走行
させる必要がある。
また作業範囲Rでは組立ロボット7.7による組付は作
業を確実になすべく車輌3.3を定位置に停止させる。
そして組付は作業が終了した場合には、搬送効率を高め
るために車輌3を急加速の後、急減速して次の定位置に
停止させるタクト走行をさせる必要がある。そして、こ
の作業範囲には後述する変速位置ストライカST、及び
定位置ストライカ5TZ(いずれも図示せず)を所定距
離離隔して、組立ロボット7.7の夫々の近くに設けて
おり、車輌3は組立ロボ・7トと対応する定位置に停止
させるようになっている。
更に、車輌3は停止精度が高いこと、衝撃が生じないこ
と、暴走しないこと等の条件を満足させる必要がある。
第3図は本発明に係る車輌の定位置停止方法を、軌道2
に走行可能に設けた車輌とともに説明する説明図である
。軌道2は例えばアルミニウムからなる断面形状がH型
材をウェブ2cを垂直方向として設置している。そのた
め軌道2はその上端側及び下端側に軌道2の長さ方向と
直交する方向に夫々等長の上フランジ2a及び下フラン
ジ2bが延出している。車輌3の駆動輪36は軌道2の
上面を転動するように配置されており、駆動輪36を取
付けている回転軸36aは減速機33を介して、減速機
33に取付ているモータ20の回転軸と連結されている
モータ20の先端側には、駆動輪36の回転に関連して
定ピ、チのパルスを出力するパルス発生器たるパルスエ
ンコーダ34が内蔵されている。減速機33の下側には
その前側及び後側の夫々に、軌道2の上フランジ2aの
先端面を転動し、軌道2を挟むようにしている案内輪5
3a 、 53a (片側のみ図示)を夫々設けている
。減速機33には、駆動輪36と反対側(紙面裏側)に
軌道2と接触しないようにして軌道2の上、下部間に跨
がり得る[状の図示しない連結具の上端が取付けられて
おり、その連結具の下端には軌道2の下側に位置させた
案内輪取付板53eを取付けている。案内輪取付板53
eには前記同様に軌道2の下フランジ2bの先端面を転
動し、軌道2を挟むようにしている案内輪53b、53
b(片側のみ図示)を設けている。そしてこれらの案内
輪53a、53a、53b、53bと、それと軌道2を
挟んで対向している図示しない同様の案内輪とにより駆
動輪36が軌道2に沿って案内されて軌道2から脱輪し
ないようにしている。一方、駆動輪36から通長離れた
位置には、軌道2の上面を転動するように被動輪32が
配置されている。この被動輪32が取付けられている被
動輪ケース41の下側には、その前側及び後側の夫々に
軌道2の上フランジ2aの先端面を転動し、軌道2を挟
むようにしている案内輪53c。
53c(片側のみ図示)を設けている。被動輪ケース4
1には、被動輪32と反対側に駆動輪36側と同様の連
結具の上端を取付けており、その連結具の下端には軌道
2の下側に位置させた案内輪取付板53fを取付けてい
る。この案内輪取付板53fには軌道2の下フランジ2
bの先端面を転動し、軌道2を挟むようにしている案内
輪53d、53d  (片側のみ図示)を設けている。
これらの案内輪53c、53c、53d、53dと、そ
れと軌道2を挟んで対向している図示しない案内輪とに
より被動輪32が軌道2に沿って案内されて軌道2から
脱輪しないようになっている。
駆動輪36側と被動輪32側とは、案内輪取付板53e
53fに設けられ夫々から下方へ延出させている支軸5
1a、  51bに跨がり、その支軸51a、51bに
回転可能に支持させである車輌車体50により連結され
ている。車輌車体50の被動輪32側にはモータ20及
びエンコーダ34と接続されている後述する速度制御部
CTRを取付けている。車輌車体50の下側には自動車
車体を吊下げるためのハンガー4を取付けている。駆動
輪36側の案内輪取付板53eの一例側面には、溝を有
し断面が目状をしているホトセンサPSをその溝を上向
きとして取付けている。ホトセンサPSはその溝を横断
するように一側から他側へ出射光を投射する構造となっ
ている。軌道2のウェブ2Cには、短冊状をした遮光材
をL字状に折曲げられ先端を下方に向けている変速位置
ストライカST、及び定位置ストライカST、を、その
先端が前記ホトセンサpsの溝部内を非接触で通過し得
る位置を選定して取付けている。また、軌道2の・ウェ
ブ2Cには、変速位置ストライカST、 、定位置スト
ライカST2を取付けていない側(紙面裏側)にモータ
20の駆動電力を供給する電源線P−1速度制御部CT
Rへ設定速度信号を伝送する信号線S−及び車輌3の走
行、停止を指令する指令信号を伝送する制mvAc−を
、夫々軌道2の長さ方向に沿わせて配設している。これ
らの電源線P−1信号線S智及び制御線C−は車輌3に
設けている図示しない集電子を介して前記速度制御部C
TR及び後述する駆動回路60と接続されている。
この車輌3は、電a線pwを介して駆動電力を供給し、
制御′IIAcwにより走行指令信号を与えると、モー
タ20が駆動して駆動輪36が回転を始めて、設定速度
に基づいて軌道2に沿って走行することになる。なお、
軌道2が弯曲している区間では、駆動輪36及び被動輪
32側が、軌道2の曲がりに応して首振り動作し、つま
り駆動輪36側及び被動輪32側はボギー台車と同様の
動作をして直線区間と同様に走行する。
第4図は軌道2に取付けた変速位置ストライカST、及
び定位置ストライカST、の斜視図である。
変速位置ストライカSTIは短冊状の例えば金属である
遮光板をL字状に折曲げて構成されており、先端を下向
きとした状態で先端が軌道2の下フランジ2bから若干
下方に延出させて軌道2に取付けられている。また変速
位置ストライカST、から軌道2の長さ方向に適長離隔
して定位置ストライカST2が配設されている。定位置
ストライカST、は先端の幅寸法が変速位置ストライカ
ST、の先端の幅寸法より狭(形成されている以外は、
変速位置ストライカST、  と同様に構成されている
。これらのストライカSTY、STzに、ホトセンサP
Sを取付けた前述の車輌(図示せず)が接近して、ホト
センサPSの溝部PSSにストライカST、、ST2が
進入した状態になると、変速位置ストライカST+ の
前端縁でホトセンサPSはオン動作する。その後ストラ
イカST+ の後端縁でホトセンサPSはオフ動作にな
り、次の定位置ストライカST2の前端縁でホトセンサ
PSはオン動作になり、また後端縁でオフ動作になる。
したがって、変速位置ストライカST、を検出すること
により、車輌3の減速を開始させることができ、次の定
位置ストライカST、を検出することにより、モータの
駆動を停止させることができるようになっている。
第5図は車輌の速度制御部CTRの要部ブロック図であ
る。電源線P−は集電子を介してモータ20を駆動制御
する駆動回路60と接続され、駆動回路60を介してモ
ータ20と接続される。信号線S−及び制御線C−は集
電子を介して多重通信部61と接続される。多重通信部
61と制御部62との間で信号を転送できるようになっ
ている。ホトセンサPSのオン。
オフ信号は制御部62へ与えられる。パルスエンコーダ
34が出力するパルスは、制御部62へ与えられる。制
御部62は刷a線(Jを介して与えられる走行。
停止の指令信号により駆動回路60をオン、オフ制御し
て、モータ20を駆動制御するようになっている。
次にこのように構成した車輌を定位置に停止させる方法
を、速度制御部CTRにおける制御部62の制御内容を
示す第6図のフローチャートと共に説明する。
ここでホトセンサPSが第1の走行位置たる定位置スト
ライカSTzを検出してモータ20を停止させた後、車
輌3が第2の走行位置たる定位置に停止するまで距離l
zの間におけるパルスエンコーダ34が出力する基準パ
ルス数D2を例えば100とする。つまりこの基準パル
ス数D!で停止した場合、車輌3は定位置に停止したこ
ととする。
いま、制御線C−から走行指令信号を多重通信部61を
介して制御部62に与えると、制御部62は駆動回路6
0をオンさせる。それによりモータ20が駆動されて駆
動輪36が回転して車輌3は矢符方向へ走行し、変速位
置ストライカST、に接近していく。
そして車輌3の走行距離に関連してパルスエンコーダ3
4は一連のパルスを出力し制御部62へ与える。
1#J?11部62はホトセンサpsの出力を調べ、変
速位置ストライカST+を検出したか否かを判断する(
Sl)。
変速位置ストライカST、を検出すると、制御部62は
駆動回路60を制御してモータ20の回転数を低下させ
て車輌3を減速し、第3図(alに示す如く高速度■1
から徐々に低下し、定位置ストライカSTzの位置で低
速度vzになるよう定位置ストライカSTzに接近して
いく。続いて制御部62は、ホトセンサPSの出力を調
べて、定位置ストライカST2を検出したか否かを判断
する(S3)。定位置ストライカST2を検出すると駆
動回路60をオフさせてモータ20の駆動を停止する(
S4)。それにより車輌3は距離12に等しい距離ら。
を賭けして停止する。
一方、ホトセンサPSが定位置ストライカSTzヲ検出
した時点から制御部62は、パルスエンコーダ34のパ
ルスを計数し始める(S5)。そして基準パルス数D2
であるか否かを判断する(S6)。ここで基準パルス数
D2であれば車輌3は定位置に停止したことになり停止
制御動作を終了する。例えば第3図(a>に示す如く定
位置ストライカST2を検出した時点の車輌3の走行速
度が低速度v2である場合は、基準パルス数D2で車輌
3が停止し、それによって車輌3は定位置に停止する。
ところで第3図(blに示すように変速位置ストライカ
ST+を検出した後の車輌3の減速が不十分であって、
ホトセンサPSが定位置ストライカST2を検出したと
きに、車輌3が低速度vtより大きい低速度■、である
と、モータ20の駆動を停止した後に車輌3は距離l1
i1を賭けすることになり、基準パルス数Dtを超えて
例えばパルス数120を計数することになる。つまり距
離/II  12に相当するパルス数20だけ基準パル
ス数D2より増加する。そして車輌3は、そのパルス数
20に相当する距離、定位置よりオーバランした位置に
停止する。
そのため制御部62が、基準パルス数D2以上と判断し
た場合は(S6)、異常動作を報知する(S7)。
この異常動作の報知は、例えば車輌3の見やすい位置に
取付けた異常表示ランプを点滅させて行う。
続いて、制御部62は基準パルス数D2と計数したパル
ス数とを大小比較して停止位置が定位置を超過している
か否かを判断する(S8)。ここで基準パルス数D2以
上であり、定位置を超過している場合は駆動回路60を
制御してモータ20を逆回転させて車輌3を後進させ(
S9)、後進させた距離に相当するパルス数を計数して
いたパルス数から減じさせて基準パルス数D2になった
とき車輌3を停止させる。これにより定位置をオーバラ
ンして停止した車輌3を、定位置に停止させることがで
きる。
また、第3図(C)に示す如く変速位置ストライカST
、を検出したときの車輌3の走行速度が高速度v1より
大きい高速度v4である場合は、前述したと同様に減速
させても、定位置ストライカST2を検出したとき車輌
3の走行速度は低速度v3より大きい低速度v5となり
、車輌3は距離11.より長い距離7!1□だけ賭けし
て停止する。その距離11□で計数したパルス数を13
0とすると距離II□−/2において計数したパルス数
は30となり、この場合は低速度■3の場合より長い距
離で定位1よりオーバランする。そしてこの場合も、前
述したように車輌3を後進させて計数したパルス数が基
準パルス数D2になったときに車輌3を停止させて、車
輌3を定位置に停止させることができる。
なお、ステップ(S8)において、車輌3が定位置の直
前に停止していると判断した場合は、車輌3を前進させ
て(S10)、基準パルス数D2になったときに車輌3
を停止させれば、この場合も車輌を定位置に停止させる
ことができる。
このように定位置ストライカST2を検出したときの車
輌30走行速度が適正速度でなく、車輌3が定位置を外
れて停止しても、車輌3は定位置から外れた距離だけ後
進又は前進して定位置に停止させることができる。それ
故、タクト走行させる場合に低速走行させる距離を設け
る必要がなく、タクト走行させる区間の距離を可及的に
短縮できる。また減速時に駆動輪36と軌道2との間で
滑りが生しても、車輌3を定位置に停止させることがで
きる。したがって、定位置からオーバランした場合に人
為的に車輌を移動させる煩わしさを解消できる。
なお、本実施例は、自動車の組立ラインについて説明し
たが、それは単なる例示であり、この用途に限定される
ものではない。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明によれば停止位置を指示す
る第1の走行位置に到達したときの車輌の走行速度が不
適正で定位置を外れて車輌が停止しても、その外れた距
離だけ車輌3が後進して常に定位置に停止させることが
できる。そのため、タクト走行させる場合に車輌を低速
度に減じた後に所定距離を走行させる必要がなく、タク
ト走行させる区間を可及的に短縮することが可能になる
また定位置を外れて停止した車輌を人為的に移動させる
必要がなく、その煩わしさを解消できる等の優れた効果
を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は自動車の組立工程における車体搬送経路の平面
図、第2図は足廻りラインにおける車体の搬送状態を示
す側面図、第3図は本発明に係る車輌の定位置停止方法
を車輌とともに説明する説明図、第4図は変速位置スト
ライカ及び定位置ストライカの取付状態を示す斜視図、
第5図は速度制御部及びその周辺のブロンク図、第6図
は制御部の制御内容を示すフローチャート、第7図は従
来の車輌の定位置停止方法を車輌とともに説明する説明
図である。 2・・・軌道 3・・・車輌 20・・・モータ 32
・・・被動輪34・・・パルスエンコーダ 36・・・
駆動輪 5o・・・車輌車体 ps・・・ホトセンサ 
CTR・・・速度制御部ST、・・・変速位置ストライ
カ Sr1・・・定位置ストライカ 代理人 弁理士  河  野  登  夫第 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、走行する車輌の第1の走行位置を検出する位置検出
    器が、これを検出した場合に車輌を停止させる車輌の定
    位置停止方法において、車輌の走行距離に関連してパル
    スを出力す るパルス発生器と、前記位置検出器が第1の走行位置を
    検出した時点から前記パルスを計数するパルス計数手段
    と、車輌の停止位置が第1の走行位置より車輌進行方向
    にある第2の走行位置か否かを判断する手段とを備え、
    車輌が第2の走行位置を越えて停止した場合は、前記パ
    ルス計数手段が計数したパルス数に関連する距離に応じ
    て車輌を後進させることを特徴とする車輌の定位置停止
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002032124A (ja) * 2000-07-19 2002-01-31 Murata Mach Ltd 有軌道台車システム及び該システムでの有軌道台車の停止制御方法
JP2008126874A (ja) * 2006-11-22 2008-06-05 Shin Kobe Electric Mach Co Ltd 電磁誘導式自動走行車の停止制御方式

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