JPH04437A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH04437A
JPH04437A JP2101159A JP10115990A JPH04437A JP H04437 A JPH04437 A JP H04437A JP 2101159 A JP2101159 A JP 2101159A JP 10115990 A JP10115990 A JP 10115990A JP H04437 A JPH04437 A JP H04437A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はハロゲン化銀写真感光材料に関し、特に新規な
造核剤を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感
光材料に関するものである。
(従来の技術) 従来よりハロゲン化銀写真感光材料において、造核剤が
種々の用途で用いられている0例えば造核剤として最も
よく用いられるヒドラジン類は、内部潜像型直接ポジハ
ロゲン化銀乳剤においては造形成剤として使用され、ま
たネガタイプの表面潜像形成性ハロゲン化銀乳剤におい
ては、感度及び/または階調を増大させるのに使用され
てきた。
ハロゲン化銀粒子内部に主に感光核を有し、粒子内部に
主として潜像が形成されるようなハロゲン化銀乳剤は内
部潜像型ハロゲン化銀乳剤といわれており、主として粒
子表面上に潜像を形成するハロゲン化銀粒子とは区別さ
れるものである。
内部潜像型ハロゲン化銀写真乳剤を造核剤の存在下で表
面現像することによって直接ポジ像を得る方法及びその
ような方法に用いられる写真乳剤又は感光材料は例えば
米国特許2,456,953号、同2,497.875
号、同2.497876号、同2,588,982号、
同2,592.250号、同2,675,318号、同
3227.552号、同3,317.322号、英国特
許1,011,062号、同1,151,363号、同
1,269,640号、同2,011゜391号、特公
昭43−29,405号、同4938.164号、特開
昭53−16,623号、同53−137.133号、
同54−37,732号、同54−40,629号、同
54−74゜536号、同54−74,729号、同5
5−52.055号、同55−90,940号などでし
られている。
上記の直接ポジ像を得る方法において造核剤は現像液中
に添加してもよいが、感光材料の写真乳荊層またはその
他の適当な層に添加する方法がより一般的である。
ハロゲン化銀感材中に添加する造核剤としては、ヒドラ
ジン化合物が最も良く知られている。
一般にヒドラジン系造核剤は最大濃度(Dmax)と最
小濃度(Dmin )との差が大きく、ディスクリミネ
ーションの点では最もすぐれているが、処理に高pH(
pH>12)を必要とする欠点を有する。
処理pHが低く (pH≦12)でも作用する造核剤と
しては複素環第四級アンモニウム塩が知られており、例
えば米国特許3,615,615号、同3,719,4
94号、同3,734.738号、同3,759.90
1号、同3,854,956号、同4,094,683
号、同4,306゜016号、英国特許1,283,8
35号、特開昭52−3,426号および同52−69
,613号に記載されている。特に米国特許4.115
122号に記載されているプロパルギルまたはブチニル
置換された複素環第四級アンモニウム塩化合物は、直接
ポジハロゲン化銀乳剤において、ディスクリミネーショ
ンの点ですぐれた造核剤である。このようなアルキニル
基で置換された複素環第四級アンモニウム塩化合物とし
て、例えば米国特許第4,471.044号、同4,8
28,973号、同4,859.579号、特開昭62
210.451号、同63−121.042号、特開平
1−191,132号および米国特許第4゜306.0
16号などに記載されている。
また、低pH処理適性を有し、高活性なものとして、ジ
ヒドロピリジン系化合物が知られており、例えば米国特
許第3.719,494号、特開昭62−291,63
7号および英国特許2,172.710B号に記載され
ている。しかしこれらは経時安定性の点で十分満足でき
るレベルではなかった。
他方、ハロゲン化銀ネガ乳剤系において、四級アンモニ
ウム塩系化合物が現像促進的に作用することが知られて
おり、例えば米国特許4,135931号、特開昭52
−114,328号、同52−121,321号、ドイ
ツ特許2.647940号、ベルキー特許721,56
8号などに記載されている。
(発明が解決しようとする課題) 本発明の目的は第一に、pHの比較的低い処理液でも十
分な反転性(高いDmaxと低いDmin )を示す直
接ポジ感光材料を提供することにある。
本発明の目的は第二に、少量添加する事で分光増感を阻
害することなく、しかも所望の造核効果を与える造核剤
を含有する直接ポジ怒光材料を提供することにある。
本発明の目的は第三に、濃度が均一で色バランスが良好
でしかも疲労したランニング液で処理しても粒状性のよ
い多層カラー直接ポジ感光材料を提供することにある。
本発明の目的は第四に、高温及び/又は高温経時におけ
るDmaxの低下やDminの増大などの写真性の変化
が少ない直接ポジ感光材料を提供することにある。
本発明の目的は第五に、高照度ネガ像が出にくい直接ポ
ジ感光材料を提供することにある。
本発明の目的は第六に、現像初期の現像進行が速い直接
ポジ感光材料を提供することにある。
本発明の目的は第七に、写真感度の増大されたネガ型感
光材料を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 本発明の上記諸口的は、ハロゲン化銀感光材料の少なく
とも一つの親水性コロイド層、好ましくはポジ型の場合
は内部潜像型ハロゲン化銀写真乳剤層、ネガ型の場合は
表面潜像型ハロゲン化銀写真乳剤層、またはそれらに隣
接する親水性コロイド層に下記一般式(1)で表わされ
る化合物を少なくとも一種含有することを特徴とするハ
ロゲン化銀写真感光材料。
一般式(1) 式中、T、 U、  V、 WはCHまたはNを表わし
、R1は置換基、R1ないしR−は水素原子または置換
基を表わす、Xは電荷バランスをとるための対イオンで
あり、nは電荷バランスをとるに必要な数である。
ただしR1ないしRhの少なくとも一つはアルカリ性下
R′″−H(m:2ないし6の整数)が離脱する基を表
わす。またR1ないしR6は隣接するものどうしが結合
して環を形成してもよい。またR1ないしRhはハロゲ
ン化銀への吸着促進基を有してもよい。
更に詳しく説明すると、T、 U、 V、 Wで完成さ
れる含窒素複素環としては、窒素原子の数が1ないし3
個のもので、例えばテトラヒドロピリジニウム、テトラ
ヒドロピリダジニウム、テトラヒドロピリミジニウム、
テトラヒドロピラジニウム及びテトラヒドロトリアジニ
ウムなどがあげられる。
R1ないしR&で表わされる置換基は同しでも異なって
いてもよく、例えばアルキル基(好ましくは炭素数1〜
18個のもので、例えばメチル基、エチル基、シクロヘ
キシル基など)、アルケニル基(好ましくは炭素数2〜
18個のもので、例えばビニル基、アリル(allyl
)基、ブテニル基など)、アルキニル基)好ましくは炭
素数2〜18個のもので、例えばエチニル基、プロパル
ギル基、ブチニル基など)、アラルキル基(好ましくは
炭素数7〜20個のもので、例えばベンジル基など)、
芳香族基(好ましくは炭素数6〜20個のもので、例え
ばフェニル基、ナフチル基など)、ヒドロキシ基、脂肪
族オキシ基(アルコキシ基、アルケニルオキシ基、アル
キニルオキシ基など;好ましくは炭素数1〜18個のも
ので、例えばメトキシ基、エトキシ基、アリールオキシ
基、プロパルギルオキシ基、ブチニルオキシ基など)、
芳香族オキシ基(好ましくは炭素数6〜20個のもので
、例えばフェニルオキシ基など)、ハロゲン原子(例え
ば、フッ素、塩素、臭素、ヨウ素など)、アミノ基、置
換アミノ基(好ましくは炭素数1〜18個のもので、例
えばメチルアミノ基、ジメチルアミノ基、プロパルギル
アミノ基、フェニルアミノ基など)、脂肪族チオ基(好
ましくは炭素数1〜18個のもので、例えばメチルチオ
基、プロパルギルチオ基など)、芳香族チオ基(好まし
くは炭素数6〜20個のもので、例えばフェニルチオ基
など)、アシルオキシ基(好ましくは炭素数1〜18個
のもので、例えばアセトキシ基、ベンゾキシ基など)、
スルホニルオキシ基(好ましくは炭素数1〜18個のも
ので、例えばメタンスルホニルオキシ基、トルエンスル
ホニルオキシ基など)、アシルアミノ基(好ましくは炭
素数1〜18個のもので、例えばアセチルアミノ基、ベ
ンゾイルアミノ基など)、スルホニルアミノ基(好まし
くは炭素数1〜18個のもので、例えばメチルスルホニ
ルアミノ基、フェニルスルホニルアミノ基など)、カル
ボキシル基、脂肪族オキシカルボニル基(好ましくは炭
素数2〜18個のもので、例えばメトキシカルボニル基
、プロパルギルオキシカルボニル基なと)、芳香族オキ
シカルボニル基(好ましくは炭素数7〜20個のもので
、例えばフェノキシカルボニル基など)、アシル基(好
ましくは炭素数1〜20個のもので、例えばホルミル基
、アセチル基、ベンゾイル基など)、カルバモイル基、
N−置換カルバモイル基(好ましくは炭素数2〜20個
のもので、例えばN−メチルカルバモイル基、N−プロ
パルギルカルバモイル基、N−フェニルカルバモイル基
など)、スルファモイル基、N−置換スルファモイル基
(好ましくは炭素数1〜18個のもので、N−メチルス
ルファモイル基、N、N−ジメチルスルファモイル基、
N−ブチニルスルファモイル基、N−フェニルスルファ
モイル基など)、スルホ基、シアノ基、ウレイド基、置
換ウレイド基(好ましくは炭素数2〜20個のもので、
例えば3−メチルウレイド基、3−プロパルギルウレイ
ド基、3−フェニルウレイド基など、置換ウレタン基(
好ましくは炭素数2〜20個のもので、例えばメトキシ
カルボニルアミノ基、プロパルギルオキシカルボニルア
ミノ基、フェノキシカルボニルアミノ基など)、炭酸エ
ステル基(好ましくは炭素数2〜20個のもので、例え
ばエトキシカルボニルオキシ基、プロパルギルオキシカ
ルボニルオキシ基、フェノキシカルボニルオキシ基など
)または置換もしくは無置換のイミノ基(好ましくは炭
素数18個以下のもので、例えばN−メチルイミノ基、
N−プロパルギルイミノ基など)があげられる。
上記置換基は、これらの置換基でさらに置換されていて
もよい。
RtないしR6の少なくとも一つで示されるアルカリ性
下離脱する基としては、一部すでに示されているが、よ
り詳細に述べると、ハロゲン原子、酸素原子、硫黄原子
、窒素原子、リン原子及び炭素原子で含窒素6員複素環
に結合するものである。
ハロゲン原子としては上記のものがあげられる。
酸素原子としては、すでに記載した脂肪族オキシ基、芳
香族オキシ基、アシルオキシ基、スルホニルオキシ基、
炭酸エステル基の他に例えば、複素環オキシ基(炭素数
20以下のもので、例えば2ピリジルオキシ、テトラゾ
リルオキシ、トリアゾリルオキシ、2−オキサシリルオ
キシ、2−チアゾリルオキシなど)、スルフィニルオキ
シ基(炭素数20以下のもので、例えばメチルスルフィ
ニルオキシ、フェニルスルフィニルオキシなど)、カル
バモイルオキシ基(炭素数20以下のもので、例えばN
−メチルカルバモイルオキシ、N−メチル−N−フェニ
ルカルバモイルオキシなど)、アミノキシ基(炭素数2
0以下のもので、例えばN。
N−ジエチルアミノキシ、N−アセチルアミノキシなど
)及びホスホノキシ基(炭素数20以下のもので、例え
ばジエチルホスホノキシ、ジフェニルホスホノキシなど
)があげられる。硫黄原子としては、上記の脂肪族チオ
基、芳香族チオ基の他に例えば、複素環チオ基(炭素数
20以下のもので、例えば2−ピリジルチオ、テトラゾ
リルチオ、トリアゾリルチオ、2−オキサゾリルチオ、
2−チアゾリルチオ、2−ベンズオキサゾリルチオ、2
−ベンゾチアゾリルチオなど)、スルホニル基(炭素数
20以下のもので、メチルスルホニル、オクチルスルホ
ニル、フェニルスルホニルなど)、スルフィニル基(炭
素数20以下のもので、例えば、メチルスルフィニル、
フェニルスルフィニルなど)、スルホニルチオ基(炭素
数20以下のもので、例えばメチルスルホニルチオ、フ
ェニルスルホニルチオなど)、アシルチオ基(炭素数2
0以下のもので、例えばアセチルチオ、ヘンジイルチオ
など)、カルバモイルチオ基(炭素数20以下のもので
、例えばN、N−ジエチルカルバモイルチオ)、スルホ
ニウム基(炭素数20以下のもので、例えばジメチルス
ルホニウム)及びスルホ基があげられる。
窒素原子としては、上記のアシルアミノ基、スルホニル
アミノ基の他に、例えば複素環アミノ基(炭素数20以
下のもので、例えばテトラゾリルアミノ、トリアゾリル
アミノ、2−オキサシリルアミノ、2−チアゾリルアミ
ノ、4−ピリジルアミノなど)、スルフィニルアミノ基
(炭素数20以下のもので、例えばメチルスルフィニル
アミノ、フェニルスルフィニルアミノなと)、スルファ
モイルアミノ基(炭素数20以下のもので、例えばジメ
チルスルファモイルアミノ、フェニルスルフアモイルア
ミノなど)及びアンモニウム基(炭素数20以下のもの
で、例えばトリメチルアンモニウム、ベンジルジメチル
アンモニウムなど)があげられる。
リン原子としては、例えばホスホノ基(炭素数20以下
のもので例えばジフェニルホスホノ)及びホスホニウム
基(炭素数20以下のもので、例えばトリエチルホスホ
ニウム、トリフェニルホスホニウムなど)があげられる
炭素原子としては、炭素アニオンとして安定なもので、
例えばシアノ基及びcwt w” w3基(ここでWl
 、Wl 、 Wsは水素原子又は電子吸引性基でWl
ないしW3の少なくとも一つは電子吸引性基である。W
lないしW3として例えばシアノ基、スルホニル基、ア
シル基、アルコキシカルボニル基、カルバモイル基、ハ
ロゲン原子カアげられる)である。
R’ないしR1の隣接するものどうしで結合して形成さ
れる環としては、3員ないし12員の芳香族又は非芳香
族の炭素環または複素環であり、好ましくは5員ないし
7員のものであり、更に好ましくは5員または6員のも
のである。
R1とR2とで形成される環としては、例えばピリジニ
ウム、キノリニウム、イソキノリニウム、フェナンスリ
ジニウム、ナフトキノリニウム、チアゾリウム、ベンゾ
チアゾリウム、ナフトチアツリウム、オキサシリウム、
ペンズトキサゾリウム、ナフトオキサシリウム、イミダ
ゾリウム、ベンズイミダゾリウム、ナフトイミダゾリウ
ム、ピロリラム、トリアゾリウム、チアジアゾリウム、
オキサジアゾリウム、テトラゾリウム、キナルジニウム
、ピリダジニウム、ピリミジニウム及びトリアジニウム
と、それぞれの水素付加還元体があげられる。
R1とR3、R3とR’ 、R’とR%、R5とR6及
びR6とR1とで形成される環は非芳香族のものであり
、例えばシクロペンタン、シクロペンテン、シクロヘキ
サン、シクロヘキセン、インダン、テトラリン、ピロリ
ジン、ビロリン、ピペリジン、テトラヒドロフラン、ジ
ヒドロフラン、テトラヒドロビラン、ジヒドロビラン、
モルホリン、ピペラジン、オキサゾリン、オキサソリジ
ン、チアゾリン、チアゾリジン、シクロヘプタン、シク
ロヘプテン、シクロブタン、ブチロラクトン及びピロリ
ドンなどがあげられる。
R−ないしR−の有するハロゲン化銀への吸着促進基と
しては、チオアミド基、メルカプト基または5ないし6
員の含窒素複素環があげられる。
これら吸着促進基はR1ないしR−にどの様な形式で連
結していてもよいが、好ましくは一般式(I[)に示す
ものである。
一般式(It)   Y(L?。
ば米国特許4,030,925号、同4,031゜12
7号、同4,080.207号、同4,245.037
号、同4,255,511号、同4゜266.013号
及び同4,276.364号、ならびにリサーチ・ディ
スクロージャー(Re5earch Disclosu
re )第151L1976年11月、15162項、
及び同第176巻、1978年12月、17626項に
開示されているものから選ぶことができる。特に好まし
いチオアミド基は式(III)で示されるものである。
一般式(II) R’  −E−C−E’ II Yのうちチオアミド吸着促進剤は、−C−アミノ−で表
わされる二価の基であり、環構造の一部であってもよい
が、好ましくは非環式チオアミド基である。有用なチオ
アミド吸着促進基は、例え式(I[[]で表わされるチ
オアミド基としては、チオ尿素、チオウレタン、ジチオ
カルバミン酸エステルなどから誘導される基である。ま
たEまたはE′とR7とが互いに結合して環を形成する
場合の例としては、メロシアニン色素の酸性核としてみ
られるものがあげられ、例えば4−チアゾリン−2−チ
オン、チアゾリジン−2−チオン、4オキサゾリン−2
−チオン、オキサゾリジン−2−チオン、2−ピラゾリ
ン−5−チオン、4イミダシリン−2−チオン、2−チ
オヒダントイン、ローダニン、イソローダニン、2−チ
オ−2゜4−オキサゾリンジンジオン、チオバルビッー
ル酸、テトラゾリン−5−千オン、1,2.4−トリア
ゾリン−3−千オン、1,3.4−チアジアゾリン−2
−チオン、1,3.4−オキサジアゾリン−2−チオン
、ベンズイミダシリン−・2−千オン、ベンズオキサゾ
リン−2−チオン及びベンゾチアゾリン−2−チオンな
どであり、これらはさらに置換されていてもよい。
Yで表わされるメルカプト吸着促進基としては、脂肪族
メルカプト基、芳香族メルカプト基、または複素環メル
カプト基(SH基が結合する炭素の隣りが窒素原子の場
合は、互変異性体である環形成チオアミド基としてすで
に述べた)があげられる、脂肪族メルカプト基としては
、例えばメルカプトアルキル基(例えばメルカプトエチ
ル基やメルカプトプロピル基など)、メルカプトアルケ
ニル基(例えばメルカプトプロペニル基など)及びメル
カプトアルキニル基(例えばメルカプトブチニル基など
)があげられる、芳香族メルカプト基としては、例えば
メルカプトフェニル基やメルカプトナフチル基があげら
れる。
複素環メルカプト基の例としては、環形成チオアミド基
で述べたものに加え、例えば4−メルカプトピリジル基
、5−メルカプトキノリニル基、6メルカブトベンゾチ
アゾリル基などがあげられる。
Yで表わされる5ないし6員の含窒素複素環吸着促進基
としては、窒素、酸素、硫黄及び炭素の組合せからなる
5員ないし6員の含窒素複素環があげられる。これらの
うち、好ましいものとしては、ベンゾトリアゾール、ト
リアゾール、テトラゾール、インダゾール、ベンズイミ
ダゾール、イミダゾール、ベンゾチアゾール、チアゾー
ル、ベンゾオキサゾール、オキサゾール、チアジアゾー
ル、オキサジアゾール、トリアジンなどがあげられる。
これらはさらに適当な置換基を有してもよい。置換基と
しては、R1の置換基として述べたものがあげられる。
含窒素複素環として更に好ましくはベンゾトリアゾール
、トリアゾール、テトラゾール、インダゾールであり、
最も好ましくはベンゾトリアゾールである。
含窒素複素環の好ましい具体例をあげると、例えばベン
ゾトリアゾール−5−イル、6−クロロベンゾトリアゾ
ール−5−イル、ベンゾトリアゾール−5−カルボニル
、5−フェニル−1,34−トリアゾール−2−イル、
4−(5−メチル1.3.4−1−リアゾール−2−イ
ル)ベンゾイル、IH−テトラゾール−5−イル及び3
−シアノインダゾール−5−イル、1,2,3.4チア
トリアゾール−5−イルなどがあげられる。
一般式(I[)のしで表わされる連結基としては、C,
N、  S、 Oのうち少なくとも1種を含む原子又は
原子団である。Lとして具体的には、例えばアルキレン
基、アルケニレン基、アルキニレン基、アリーレン基、
−0−−3−−NH− −N=  −CO−−3o、−(これらの基は置換基を
もっていてもよい)等の単独またはこれらの組合せから
なるものである。Lとして更に具体的には、例えば、(
1)アルキレン基(好ましくは炭素数1〜12のもので
、例えばメチレン基、エチレン基、トリメチレン基など
) 、(2)アルケニレン基(好ましくは炭素数2〜1
2のもので、例えばビニレン基、ブチニレン基なと) 
、(3)アルキニレン基(好ましくは炭素数2〜12の
もので、例えばエチニレン基、ブチニレン基など) 、
(4)アリーレン基(好ましくは炭素数6〜10個のも
ので、例えばフェニレン基、ナフチレン基など)、(5
)−〇−1(6) −S−1(7) −N H−1(8
)−N =、(9)−CO−1OIII)−5O! −
などで、更にこれらの組Q!1il−NHCNH−50
6)−NH5O寞NH−1および、(1)〜(4)と(
5)〜Oeの適当な組合せ(例えば、=(アルキレン)
−CNH−−(アリーレン)So! NH−−(アリー
レン)−NHCNH−などがあげられる。
電荷バランスのための対イオンXは、複素環中の四級ア
ンモニウム塩で生じた正電荷を相殺することができる任
意の陰イオンであり、−価の陰イオンとしては例えば臭
素イオン、塩素イオン、沃素イオン、p−トルエンスル
ホン酸イオン、エチルスルホン酸イオン、過塩素酸イオ
ン、トリフルオロメタンスルホン酸イオン、チオシアン
イオン、ピクリン酸イオン、BF、−、PF6−などで
ある。
この場合nは1である。二価の陰イオンとしては例えば
硫酸イオン、シュウ酸イオン、ベンゼンジスルホン酸イ
オンなどであり、この場合nはl/2である。複素環四
級アンモニウム塩がさらにスルホアルキル置換基のよう
な陰イオン置換基を含む場合は、塩はベタインの形をと
ることができ、その場合には対イオンは必要なく、nは
0である。
複素環四級アンモニウム塩が2個の陰イオン置換基、た
とえば2個のスルホアルキル基を有する場合には、Xは
陽イオン性対イオンであり、例えばアルカリ金属イオン
(ナトリウムイオン、カリウムイオンなど)やアンモニ
ウム塩(トリエチルアンモニウムなど)があげられる。
一般式(1)で示される化合物の中で好ましくは以下の
場合である。
(1)T、U、■、WがいずれもCHの場合(2)  
R’又はRSがアルカリ性下離脱する基を有する場合 (3)R’ とR1とが結合し、5ないし7員の含窒素
複素環を形成する場合 (41R’ないしR4の少なくとも一つがハロゲン化銀
への吸着促進基を有する場合 本発明において有用な化合物の具体例を以下に示すが、
これらに限定されるわけではない。
兇 本発明の化合物の合成について以下化合物(2)及び(
9)を例にとり、 具体的に述べるが、 他の化合物 も類似の方法で合成できる。
Js 妃 = (1−2)  化合物(C)の合成 N、雰囲気下、キナルジン4.3gの テトラヒドロフラン30Id溶液に、−78℃にてn−
ブチルリチウムのn−ヘキサン溶液(1,57mo I
/jり19゜1mを滴下した。さらに20分攪拌した後
、−40℃にてl−クロロ−2,3 エポキシプロパン2.8gを滴下した。
さらに2時間反応させ10″Cまで昇温させた後、塩化
アンモニウム水を加え、酢酸エチル20(ldで抽出し
、3回水洗分液した。酢酸エチル溶液を10時間加熱還
流した後、析出した結晶を濾取して化合物(C)を5.
2g (73%)を得た。
化合物(2)の合成 化合物(C)2.4gを30%臭化水 素酸酢酸溶液50mに溶解し、100℃にて2時間攪拌
した。減圧上過剰の酸を留去し、残留結晶を酢酸エチル
で取り出し濾取して、目的物(2)を3.2g (93%)得た。
本発明において、一般式(1)で表わされる化合物を写
真感光材料中に含有させるときは、アルコールIt(例
えばメタノール、エタノール)、エステルIt(例えば
酢酸エチル)、ケトン類(例えばアセトン)などの水に
混和しうる有機溶媒の溶液とするか、水溶性の場合には
水溶液として、親水性コロイド溶液に添加すればよい。
写真乳剤中に添加する場合、その添加は化学熟成の開始
から塗布前までの任意の時期に行ってよいが、化学熟成
終了後に行うのが好ましい。
本発明において一般式(1)で表わされる造核剤はハロ
ゲン化銀乳剤層に溶接する親水性コロイド層中に含有し
てもよいが、ハロゲン化銀乳剤層中に含有されるのが好
ましい、その添加量は、実際上用いられるハロゲン化銀
乳剤の特性、造核剤の化学構造及び現像条件によって異
なるので、広い範囲にわたって変化し得るが、ハロゲン
化銀乳剤中の銀1モル当り約lXl0−”モルから約1
×104モルの範囲が実際上有用で、好ましいのは銀1
モル当り約lXl0−’がら約lXl0−’モルである
本発明に用いられる写真感光材料の写真乳剤層には、臭
化銀、沃臭化銀、沃塩臭化銀、塩臭化銀および塩化銀の
いずれのハロゲン化銀を用いてもよい。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は立方対、八面体、十四
面体のような規則的な結晶体を有するいわゆるレギュラ
ー粒子でもよく、また球状などのような変則的な結晶形
を持つもの、双晶面などの結晶欠陥を持つものあるいは
それらの複合形でもよい、また種々の結晶形の混合物を
用いてもよい。
ハロゲン化銀の粒径は、約0.1ミクロン以下の微粒子
でも投影面積直径が約10ミクロンに至る迄の大サイズ
粒子でもよく、狭い分布を有する単分散乳剤でも、ある
いは広い分布を有する多分散乳剤でもよい0階調調整及
び画質制御の点で単分散乳剤を用いることが好ましい。
本発明に使用するハロゲン化銀写真乳剤は、公知の方法
で製造でき、例えばリサーチ・ディスクロージャー、1
76巻、NcL17643 (1978年12月)、2
2〜23頁、“1.乳剤製造(Emulsion Pr
eparation and Types)”および同
、187巻、N1118716 (1979年11月)
、648真に記載の方法に従うことができる。
本発明に用いられる写真乳剤は、グラフキデ著「写真の
物理と化学」、ボールモンテル社刊(P、 Glafk
ides、 Chisie et PhysiqueP
hotographique Paul Montel
、  1967 ) 、ダフィン著「写真乳剤化学」、
フォーカルプレス社刊(G、F、 Duffin、 P
hotographic Emulsion Chem
istry(Focal Press、  1966 
) ) 、ゼリクマンら著「写真乳剤の製造と塗布」、
フォーカルプレス社刊(V、L、 Zelikman 
et al、、 Making and Coatin
gPhotographic Emulsion、 F
ocal Press+  1964 )などに記載さ
れた方法を用いて調製することができる。すなわち、酸
性法、中性法、アンモニア法等のいずれでもよく、また
可溶性銀塩と可溶性ハロゲン塩を反応させる形式として
は片側混合法、同時混合法、それらの組合わせなどのい
ずれを用いてもよい0粒子を銀イオン過剰の下において
形成させる方法(いわゆる逆混合法)を用いることもで
きる。同時混合法の一つの形式としてハロゲン化銀の生
成する液相中のp、Agを一定に保つ方法、すなわちい
わゆるコンドロールド・ダブルジェット法を用いること
もできる。この方法によると、結晶形が規則的で粒子サ
イズが均一に近いハロゲン化銀乳剤が得られる。
また公知のハロゲン化銀溶剤(例えば、アンモニア、ロ
ダンカリまたは米国特許第3,271゜157号、特開
昭51−12360号、特開昭53−82408号、特
開昭53−144319号、特開昭54−100717
号もしくは特開昭54−155828号等に記載のチオ
エーテル類およびチオン化合物)の存在下で物理熟成を
行うこともできる。この方法によっても、結晶形が規則
的で、粒子サイズ分布が均一に近いハロゲン化銀乳剤が
得られる。
前記のレギュラー粒子からなるハロゲン化銀乳剤は、粒
子形成中のPAgとpHを制御することにより得られる
。詳しくは、例えばフォトグラフィック・サイエンス・
アンド・エンジニアリング(Pbtographic 
5cience and Engineering)第
6巻p159〜165頁(1962);ジャーナル・オ
プ・フォトグラフィック・サイエンス(Journa 
1of Photographic 5cience)
、12巻、242〜251頁(1964)、米国特許第
3,655.394号および英国特許第1,413.7
48号に記載されている。
本発明に好ましく用いることのできる単分散乳剤として
は、平均粒子直径が約0.05ミクロンより大きいハロ
ゲン化銀粒子で、その少なくとも95重量%が平均粒子
直径の±40%以内にあるような乳剤が代表的である。
更に平均粒子直径が0.15〜2ミクロンであり、少な
くとも95重量%または粒子数で少なくとも95%のハ
ロゲン化銀粒子を平均粒子直径土20%の範囲内とした
ような乳剤を使用できる。このような乳剤の製造方法は
米国特許第3,574,628号、同3655.394
号および英国特許第1,413゜748号に記載されて
いる。また特開昭48−8600号、同51−3902
7号、同51−83097号、同53−137133号
、同54−48521号、同54−99419号、同5
8−37635号、同58−49938号などに記載さ
れたような単分散乳剤も好ましく使用できる。
また、アスペクト比が5以上であるような平板状粒子も
本発明に使用できる。平板状粒子は、ガツト著、フォト
グラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリング
(Cutoff、 PhotographicScie
nce and Engineering)、第14巻
、248〜257頁(1970年):米国特許第4.4
34゜226号、同4,414,310号、同4,43
3.048号、同4,439,520号および英国特許
第2,112,157号などに記載の方法により容易に
調整することができる。平板状粒子を用いた場合、被覆
力が上がること、増感色素による色増感効率が上がるこ
となどの利点があり、先に引用した米国特許第4,43
4,226号に詳しく述べられている。
粒子形成過程において、増感色素やある種の添加剤を用
いて、結晶の形をコントロールした粒子を用いることも
できる。
結晶構造は−様なものでも、内部と外部とが異質なハロ
ゲン組成からなる物でもよく、層状構造をなしていても
よい、これらの乳剤粒子は、英国特許第1,027,1
46号、米国特許第3,505.068号、同4,44
4.877号および特願昭58−248469号等に開
示されている。
また、エピタキシャル結合によって組成の異なるハロゲ
ン化銀が接合されていてもよく、また例えばロダン銀、
酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合されてい
てもよい、これらの乳剤粒子は、米国特許第4,094
,684号、同4,142.900号、同4,459,
353号、英国特許第2.038,792号、米国特許
第4,349.622号、同4,395,478号、同
4゜433.501号、同4,463,087号、同3
,656,962号、同3,852,067号、特開昭
59−162540号等に開示されている。
更に、結晶表面に化学熟成し、感光核としてAgzS、
  Agn、  Auなど)を形成した後、更に周囲に
ハロゲン化銀を成長させたいわゆる内潜型粒子構造をし
ているものを用いることもできる。
ハロゲン化銀粒子形成または物理熟成の過程において、
カドミウム塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム
塩またはその錯塩、ロジウム塩またはその錯塩、鉄塩ま
たは鉄錯塩などを共存させてもよい。
本発明においては予めかぶらされていない内部潜像型乳
剤を使用し、処理前もしくは処理中に造核剤を使用して
直接ポジカラー感光材料を得ることが好ましい。
本発明に用いる予めかぶらされてない内部潜像型ハロゲ
ン化銀乳剤はハロゲン化銀粒子の表面が予めかぶらされ
てなく、しかも潜像を主として粒子内部に形成するハロ
ゲン化銀を含有する乳剤であるが、更に具体的には、ハ
ロゲン化銀乳剤を透明支持体上に一定塗布し、これに0
.01ないし10秒の固定された時間で露光を与え下記
現像液A(内部型現像液)中で、20℃で6分間現像し
たとき通常の写真濃度測定方法によって測られる最大濃
度が、上記と同量塗布して同様にして露光したハロゲン
化銀乳剤を下記現像液B(表面型現像液)中で18℃で
5分間現像した場合に得られる最大濃度の、少なくとも
5倍大きい濃度を育するものが好ましく、より好ましく
は少なくとも10倍大きい濃度を有するものである。
表面現像液B メトール           2.5g1−アスコル
ビン酸       logNaBoz  ・4H* 
O35g KBr                1g水を加え
て            11内部現像液A メトール            2g亜硫酸ソーダ(
無水)      90gハイドロキノン      
     8g炭酸ソーダ(−水塩)     52.
5゜KBr               5gKI 
             O,5g水を加えて   
         1!内部潜像型乳割の具体例として
は例えば、英国特許第1011062号、米国特許第2
,592゜250号、および、同2,456,943号
明細書に記載されているコンバージョン型ハロゲン化銀
乳剤やコア/シェル型ハロゲン化銀乳剤を挙げる事がで
き、該コア/シェル型ハロゲン化銀乳剤としては、特開
昭47−32813号、同47−32814号、同52
−134721号、同52−156614号、同53−
60222号、同53−66218号、同53−667
27号、同55−127549号、同57−13664
1号、同5B−70221号、同59−208540号
、同59−216136号、同60−107641号、
同60−247237号、同61−2148号、同61
−3137号、特公昭56−18939号、同58−1
412号、同5B−1415号、同5B−6935号、
同5B−108528号、特願昭61−36424号、
米国特許3206313号、同3317322号、同3
761266号、同3761276号、同385063
7号、同3923513号、同4035185号、同4
395478号、同4504570号、ヨーロッパ特許
0017148号、リサーチディスクロージャー誌16
345 (1977年11月)などに記載の乳剤が挙げ
られる。
物理熟成前後の乳剤から可溶性銀塩を除去するためには
、ヌーデル水洗、フロキュレーション沈降法または限外
濃過法などに従う。
本発明で使用される乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成
および分光増感を行ったものが使用される。このような
工程で使用される添加剤は前述のリサーチ・ディスクロ
ージャーN117643 (1978年12月)および
同量18716 (1979年11月)に記載されてお
り、その該当個所を後掲の表にまとめた。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、後掲
の表に記載個所を示した。
添加側種類    RD17643    RD187
161 化学増感剤     23頁   648頁右
欄2 感度上昇側           同上3 分光
増感剤    23〜24頁  648頁右欄〜強色増
感剤          649頁右欄4増白剤  2
4頁 5 かふり防止剤   24〜25頁 および安定剤 6 光吸収剤、 フィルター染料 紫外線吸収剤 7 スティン防止剤 8 色素画像安定側 9硬膜剤 10  バインダー 11  可塑剤、潤滑剤 649頁右欄 649頁右欄〜 650頁左欄 25頁右欄 650頁左〜右欄 25頁 26頁 26頁 27頁 651頁左欄 同上 650頁右欄 25〜26頁 12  !!布助剤、    26〜27頁    同
上表面活性剤 13  スタチック     27頁     同上防
止側 本発明には −′ 種々のカ ラーカプラーを使用することができる。カラーカプラー
は、芳香族第一級アミン系発色現像薬の酸化体とカップ
リング反応して実質的に非拡散性の色素を生成または放
出する化合物であって、それ自身実質的に非拡散性の化
合物であることが好ましい、有用なカラーカプラーの典
型例には、ナフトールもしくはフェノール系化合物、ピ
ラゾロンもしくはピラゾロアゾール系化合物および開鎖
もしくは複素環のケトメチレン化合物がある0本発明で
使用しうるこれらのシアン、マゼンタおよびイエローカ
プラーの具体例は「リサーチ・ディスクロージャー」誌
Nα17643 (1978年12月発行)P25■−
D項、同N1118717 (1979年11月発行)
および特願昭61−32462号に記載の化合物および
それらに引用された特許に記載されている。
なかでも本発明に使用できるイエローカプラーは、 ト曇;酸素原子離脱型や窒素原子離脱型のイエロ二当量
カプラーをその代表例として挙げることができる。特に
α−ピバロイルアセトアニリド系カプラーは発色色素の
堅牢性、特に光堅牢性が優れており、一方、α−ベンゾ
イルアセトアニリド系カプラーは高い発色濃度が得られ
るので好ましい。
また本発明に好ましく使用できる5−ピラゾロン系マゼ
ンタカプラーとしては、3位がアリールアミノ基又はア
シルアミノ基で置換された5−ピラゾロン系カプラー(
なかでも硫黄原子離脱型の二当量カプラー)である。
更に好ましいのはピラゾロアゾール系カプラーであって
、なかでも米国特許第3.725,067号に記載のピ
ラゾロ(5,1−c)(1,2゜4〕トリアゾール類等
が好ましいが、発色色素のイエロー副吸収の少なさおよ
び光堅牢性の点て米国特許第4,500,630号に記
載のイミダゾ(1,2−b)ピラゾール類はいっそう好
ましく、米国特許第4,540,654号に記載のピラ
ゾロ(1,5−b)(1,2,4))リアゾールは特に
好ましい。
本発明に好ましく使用できるシアンカプラーとしては、
米国特許第2,474,293号、同4052.212
号等に記載されたナフトール系およびフェノール系のカ
プラー、米国特許3,772.002号に記載されたフ
ェノール核のメタ位にエチル基以上のアルキル基を有す
るフェノール系シアンカプラーであり、その他2.5−
ジアシルアミノ置換フェノール系カプラーも色像堅牢性
の点で好ましい。
生成する色素が有する短波長域の不要吸収を補正するた
めのカラードカプラー、発色色素が適度の拡散性を有す
るカプラー、無呈色カプラー、カップリング反応に伴っ
て現像抑制剤を放出するDIRカプラーやポリマー化さ
れたカプラーも又使用できる。
カラーカプラーの標準的な使用量は、感光性ハロゲン化
銀1モルあたりo、ooiないし1モルの範囲であり、
好ましくイエローカプラーでは0.01ないし0.5モ
ル、マゼンタカプラーでは、0.03モルないし0,3
モル、またシアンカプラーでは0.002ないし0.3
モルである。
本発明にはカプラーの発色性を向上させる目的で発色増
強側を用いることができる。化合物の代表例は特願昭6
1−32462号374〜391頁に記載のものがあげ
られる。
本発明のカプラーは高沸点および/または低沸点の有機
溶媒に溶解し、ゼラチンまたはその他親水性コロイド水
溶液中に、ホモジナイザー等高速攪拌により、コロイド
ミル等の機械的な微細化によりあるいは超音波を利用し
た技術により乳化分散せしめ、これを乳荊層中に添加せ
しめる。この場合、高沸点有機溶媒は必ずしも用いる必
要はないが、頁に記載の化合物を用いるのが好ましい。
本発明のカプラーはに記載の方法で親水性コロイド中に
分散することができる。
本発明の感光材料にはたとえば下記に示すごときホルム
アルデヒドガスと反応してこれを固定させることのでき
る化合物を1種以上含有することが好ましい。
本発明で用いられるホルムアルデヒドガスと反応してこ
れを固定する化合物(以下ホルマリンスカベンジ中−と
称す)とは次の一般式(Sl)、(31)で表わされる
化合物で、以下で定義される活性水素1単位当りの相当
分子量が300以下のものである。
一般式(31)     H %式% ここで、R,およびR1は水素、アルキル基、置換アル
キル基、了り−ル基、置換了り−ル基、アシル基、アル
コキシカルボニル基、カルバモイル基、またはアミノ基
を表わし、R1とRtは環を形成していてもよく、R1
、R1の少なくとも一方はアシル基、アルコキシカルボ
ニル基、カルバモイル基またはアミノ基である。Xは−
CH−または−N−を表わすaRffは水素、アルキル
基、置換アルキル基、アリール基、置換アリール基を表
わし、フェニル基と双環を形成していてもよい。
nは2以上の整数を表わす。
本発明で用いられるホルマリンスカベンジャ−は、2種
以上組合わせて使用してもよい。
本発明のホルマリンスカベンジャ−は、ハロゲン化銀カ
ラー写真感光材料のハロゲン化銀乳剤層、下塗層、保護
層、中間層、フィルター層、アンチハレーション層、そ
の他の補助層の少なくとも1層に含有させるが、ホルム
アルデヒドガスと接触して写真性能が劣化するマゼンタ
ポリマーカプラー含有のハロゲン化銀乳剤層、核層より
も支持体に近い層または遠い層いずれに添加しても本発
明の目的は達成される。
本発明で用いられるホルマリンスカベンジ中−をこれら
層中に添加するには、層を形成するための塗布液中に、
ホルマリンスカベンジ中−をそのままの状態、あるいは
ハロゲン化銀カラー写真感光材料に悪影響を与えない溶
媒、例えば、水、アルコール等に適当な濃度に溶解して
添加することができる。また、ホルマリンスカベンジ中
−を高沸点有機溶媒および/または低沸点有機溶媒に溶
解し、水溶液中に乳化分散して、添加することもできる
。ホルマリンスカベンジ中−の添加時期は、製造工程中
のいかなる時期を選んでもよいが、−般には塗布する直
前が好ましい、またその添加量はハロゲン化銀写真カラ
ー感光材料1イについて0.01gないし10gが適当
であるが、好ましくは0.05ないし5gである。
本発明の感光材料には、それがカラー感光材料である場
合種々の退色防止剤を用いることができる、育機退色防
止剤としてはハイドロキノン類、6−ヒドロキシクロマ
ン類、5−ヒドロキシクマラン類、スピロクロマン類、
p−アルコキシフェノール類、ビスフェノール類を中心
としたヒンダードフェノール類、没食子酸誘導体、メチ
レンジオキシベンゼン類、アミノフェノール類、ヒンダ
ードアミン類およびこれら各化合物のフェノール性水酸
基をシリル化、アルキル化したエーテルもしくはエステ
ル誘導体が代表例として挙げられる。
また、(ビスサリチルアルドキシマド)ニッケル錯体お
よび(ビスーN、N−ジアルキルジチオカルバマド)ニ
ッケル錯体に代表される金属錯体なども使用できる。
イエロー色素像の熱、湿度および光による劣化防止に、
米国特許第4,268,593号に記載されたような、
ヒンダードアミンとヒンダードフェノールの画部分構造
を同一分子中に有する化合物は良い結果を与える。また
マゼンタ色素像の劣化、特に光による劣化を防止するた
めには、特開昭56−159644号に記載のスピロイ
ンダン類、および特開昭55−09835号に記載のハ
イドロキノンジエーテルもしくはモノエーテルの置換し
たクロマン類が好ましい結果を与える。これらの化合物
は、それぞれ対応するカラーカプラーに対し通常5ない
し100重量%をカプラーと共乳化して感光層に添加す
ることにより、目的を達することができる。シアン色素
像の熱および特に光による劣化を防止するためには、シ
アン発色層に隣接する両側の層に紫外線吸収剤を導入す
ることが有効である。また保護層などの親水性コロイド
層中にも紫外線吸収剤を添加することができる。
本発明の感光材料には、イラジェーションやハレーショ
ンを防止する東側、帯電防止剤やスベリ性改良剤等を添
加する事ができる。
これらの添加剤の代表例は、リサーチ・ディスクロージ
ャー誌N[L17643 (1970年12月発行)お
よび同18716 (1979年11月発行)に記載さ
れている。
本発明は支持体上に少なくとも2つの異なる分光感度を
有する多層多色写真材料にも適用できる。
多層天然色写真材料は、通常支持体上に赤感性乳剤層、
緑感性乳剤層、および青感性乳剤層を各々少なくとも一
つ有する。これらの層の順序は必要に応じて任意にえら
べる。好ましい層配列の順序は支持体側から赤感性、緑
感性、青怒性;支持体側から青感性、緑感性、赤感性;
支持体側から青間、赤感性、緑感性;又は支持体側から
緑感性、赤感性、青感性である。また前記の各乳剤層は
感度の異なる2つ以上の乳剤層からできていてもよく、
また同一感性をもつ2つ以上の乳剤層の間に非感光性層
が存在していてもよい、赤感性乳剤層にシアン形成カプ
ラーを、緑感性乳剤層にマゼンタ形成カプラーを、青感
性乳剤層にイエロー形成カプラーをそれぞれ含むのが通
常である。
本発明に係る感光材料は、ハロゲン化銀乳剤層の他に、
保護層、中間層、フィルター層、ハレーション防止層、
白色反射層などの補助層を適宜設けることが好ましい。
本発明の感光材料のうち、前記予めかぶらされていない
内層型乳剤を使用した場合には、像様露光の後、造核剤
によるかぶり処理を施した後又は施しながら、p−フェ
ニレンジアミン系発色現像薬を含む表面現像液で現像、
漂白・定着処理することにより直接ポジカラー画像を形
成することができる。
特にpH11,5以下の低pH発色現像液を用いても良
好な直接ポジカラー画像が得られる点で本発明の上記感
光材料は有利である。
本発明に用いることのできる前記造核剤の作用を促進す
るための造核促進剤としては、任意にアルカリ金属原子
またはアンモニウム基で置換されていてもよいメルカプ
ト基を少なくとも1つ有する、テトラザインデン類、ト
リアザインデン類及びペンタザインデン類および特開昭
63−106656号第5頁〜16頁に記載の化合物を
挙げることができる。
造核促進剤の具体例を以下にあげるが、これらに限定さ
れるものではない。
(A−1)   3−メルカプト−1,2,4−トリア
ゾロ(4,5−a)ピリジン 3−メルカプト−1,2,4−トリ アゾロ(4,5−a)ピリミジン 3−メルカプト−7−メチル−1゜ 2.4−)リアゾロ(4,5−a)ピ リミジン 2−メルカプト−5−メチルチオ− 1,3,4−チアジアゾール 3−メルカプト−4−メチル−1゜ 2.4−トリアゾール 2−(3−ジメチルアミノプロピル チオ)−5−メルカプト−1,3,4 −チアジアゾール塩酸塩 2−メルカプト−5−メチルチオメ チルチオ−1,3,4−チアジアゾー ルナトリウム塩 4−(2−モルホリノエチル)−3 −メルカプト−1,2,4−)リアシ ーlし くA−9)  2−(2−(2−ジメチルアミノエ(A
−2) (A−3) (A−4) (A−5) (A−6) (A−7) (A−8) チルチオ)エチルチオ〕−5−メルカ プト−1,3,4−チアジアゾール塩 酸塩 (A−10)  2− (6−シメチルアミノへキシル
チオ)−5−メルカプト−1,3,4 −チアジアゾール塩酸塩 造核促進剤は、感光材料中或いは処理液中に含有させる
ことができるが、感光材料中なかでも内部潜像型ハロゲ
ン化銀乳剤やその他の親水性コロイド層(中間層や保護
層など)中に含有させるのが好ましい、特に好ましいの
はハロゲン化銀乳剤中又はその隣接層である。
造核促進剤の添加査はハロゲン化銀1モル当り10−6
〜10−”モルが好ましく、更に好ましくは10−s〜
10−!モルである。
また、造核促進剤を処理液、即ち現像液あるいはその前
浴に添加する場合にはその11当り101〜104モル
が好ましく、更に好ましくは1O−7〜10−4モルで
ある。
また二種以上の造核促進剤を併用することもできる。
本発明の写真感光材料において写真乳剤層その他の層は
写真感光材料に通常用いられているプラスチックフィル
ム、紙、布などの可撓性支持体またはガラス、陶器、金
属などの剛性の支持体に塗布される。可撓性支持体とし
て有用なものは、硝酸セルロース、酢酸セルロース、酢
酸錯酸セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポ
リエチレンテレフタレート、ポリカーボネート等の半合
成または合成高分子から成るフィルム、バライタ層また
はα−オレフィンポリマー(例えばポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン/ブテン共重合体)等を塗布また
はラミネートした紙等である。
支持体は染料や顔料を用いて着色されてもよい。
ハロゲン化銀写真乳剤層やその他の親水性コロイド層の
塗布には、例えばデイツプ塗布法、ローラー塗布法、カ
ーテン塗布法、押し出し塗布法などの公知の種々の方法
を使用することができる。
また、必要に応じて、米国特許第2681294号、同
第2761791号、同第3526528号、同第35
08947号等に記載の方法により、多層を同時に塗布
してもよい。
また、本発明の感材がカラー拡散転写法用に使用される
場合、色材として色素現像薬を使用する事ができるが、
色材自身としてはアルカリ性(現像液中)で非拡散性(
非移動性)であるが、現像の結果、拡散性色素(又はそ
の前駆体)を放出する型の色材を使用する方が有利であ
る。この拡散性色素放出型色材(DRR化合物)として
は、拡散性色素を放出するカプラーやレドックス化合物
等があり、これらはカラー拡散転写法(ウェット方式)
用のみならず、例えば特開昭58−58543号に記載
されているような熱現像型感材用(ドライ方式)色材と
しても有用である。
本発明の感材がカラー拡散転写法に用いられる場合、写
真乳材は受像層が塗布されている支持体と同一の支持体
上に一体として塗布されていてもよいし、又別の支持体
上に塗布されていてもよい。
またハロゲン化銀写真乳剤層(感光要素)と受像層(受
像要素)とはフィルムユニットとして組合わされた形態
で提供されてもよいし、又分離独立した写真材料として
提供されてもよい、また、フィルムユニットとしての形
態は、露光、現像、転写画像の鑑賞を通じて終始一体化
されたものでもよいし、或いは現像後、剥離するタイプ
のものでもよいが、本発明にとっては後者のタイプの方
がより効果的である。
本発明は種々の写真怒光材料に適用することができる。
例えば、スライド用もしくはテレビ用のカラー反転フィ
ルム、カラー反転ペーパー、インスタントカラーフィル
ムなどを代表例として挙げることができる。また、フル
カラー複写機やCRT画像を保存するためのカラーハー
ドコピーなどにも適用できる0本発明はまた、「リサー
チ・ディスクロージャー」誌阻17123 (1978
年7月発行)などに記載の三色カプラー混合を利用した
白黒感光材料にも適用できる。
本発明の感光材料の現像処理に用いる発色現像液は、好
ましくは芳香族第一級アミン系発色現像生薬を主成分と
するアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬として
は、アミノフェノール系化合物も有用であるが、p−フ
ェニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その代
表例としては3−メチル−4−アミノ−N、N−ジエチ
ルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N
−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−ア
ミノ−N−エチル−N−β−メタンスルホンアミドエチ
ルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N
−β−メトキシエチルアニリシ及びこれらの硫酸塩、塩
酸塩もしくはP−)ルエンスルホン酸塩が挙げられる。
これらの化合物は目的に応じ2種以上併用することもで
きる。
発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしく
はリン酸塩のようなpH緩衝剤、臭化物塩、沃化物塩、
ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類もしくはメ
ルカプト化合物のような現像抑制剤またはカブリ防止剤
などを含むのが一般的である。また必要に応じて、ヒド
ロキシルアミン、ジエチルヒドロキシルアミン、亜硫酸
塩、ヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、トリエ
タノールアミン、カテコールスルホン酸類、トリエチレ
ンジアミン(1,4−ジアザビシクロ〔2゜2.2〕オ
クタン)類の如き各種保恒剤、エチレングリコール、ジ
エチレングリコールのような有機溶剤、ベンジルアルコ
ール、ポリエチレングリコール、四級アンモニウム塩、
アミン類のような現像促進剤、色素形成カプラー、競争
カプラーナトリウムポロンハイドライドのようなカブラ
セ剤、1−フェニル−3ピラゾリドンのような補助現像
主薬、粘性付与剤、アミノポリカルボン酸、アミノポリ
ホスホン酸、アルキルホスホン酸、ホスホノカルボン酸
に代表されるような各種キレート剤、例えば、エチレン
ジアミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキシ
エチルイミノジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,
1−ジホスホン酸、ニトリロ−N、N、N−)リメチレ
ンホスホン酸、エチレンジアミン−N、N、N’N′−
テトラメチレンホスホン酸、エチレングリコ−ル(0−
ヒドロキシフェニル酢酸)及びそれらの塩を代表例とし
て上げることができる。
これらの発色現像液のpHは9〜12であることが一般
的であり、9.5〜11.5が好ましい。
またこれらの現像液の補充量は、処理するカラー写真感
光材料にもよるが、一般に感光材料1平方メートル当た
りIf以下であり、補充液中の臭化物イオン濃度を低減
させておくことにより300d以下にすることもできる
。補充量を低減する場合には処理槽の空気との接触面積
を小さくすることによって液の蒸発、空気酸化を防止す
ることが好ましい、また現像液中の臭化物イオンの蓄積
を抑える手段を用いることにより補充量を低減すること
もできる。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいしく漂白
定着処理)、個別に行なわれてもよい、更に処理の迅速
化を図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法で
もよい、さらに二種の連続した漂白定着浴で処理するこ
と、漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定
着処理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施でき
る。潔白剤としては、例えば鉄(■)、コバルト(II
I)、クロム(Vl)、5R(I[)などの多価金属の
化合物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用いられ
る。
代表的漂白側としてはフェリシアン化物:重クロム酸塩
;鉄(III)もしくはコバル) (II[)の有機錯
塩、例えばエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリア
ミン五酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、メチルイ
ミノニ酢酸、1.3−ジアミノプロパン四酢酸、グリコ
ールエーテルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボ
ン酸類もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩
;過硫酸塩;臭素酸塩;過マンガン酸塩;ニトロベンゼ
ン類などを用いることができる。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応じ
て漂白促進剤を使用することができる。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱銀処理
後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一般的である。
水洗工程の水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプラ
ー等使用素材による)、用途、更に水洗水温、水洗タン
クの数(段数)、向流、順流等の補充方式、その他種々
の条件によって広範囲に設定し得る。このうち、多段向
流方式における水洗タンク数と水量の関係は、Jour
nalof the 5ociety of Moti
on Picture andTelevision 
Engineers第64巻、P、248−253 (
1955年5月号)に記載の方法で、求めることができ
る。
本発明の感光材料の処理における水洗水のpHは、4〜
9であり、好ましくは5〜8である。水洗水温、水洗時
間も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一
般には、15〜45℃で20秒〜10分、好ましくは2
5〜40°Cで30秒〜5分の範囲が選択される。更に
、本発明の感光材料は、上記水洗に代り、直接安定液に
よって処理することもできる。このような安定化処理に
おいては、特開昭57−8,543号、同58−14.
834号、60−220.345号に記載の公知の方法
はすべて用いることができる。
二の安定浴にも各種キレート荊や防黴剤を加えることも
できる。上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバ
ーフロー液は脱銀工程等信の工程において再利用するこ
ともできる。
本発明における各種処理液は10℃〜50℃において使
用される0通常は33℃〜38℃の温度が標準的である
が、より高温にして処理を促進し処理時間を短縮したり
、逆により低温にして画質の向上や処理液の安定性の改
良を達成することができる。
各処理工程における補充量は少ない方が好ましい、補充
液量は感光材料の単位面積当りの前浴の持込み量に対し
て、0.1〜50倍が好ましく、さらに好ましく3〜3
0倍である。
本発明の内潜型乳割含有感光材料は、表面現像液を用い
て現像することにより直接ポジ画像を得ることができる
0表面現像液はそれによる現像過程が実質的に、ハロゲ
ン化銀粒子の表面にある潜像又はカブリ核によって誘起
されるものである。
ハロゲン化銀溶解剤を現像液に含まないことが好ましい
けれども、ハロゲン化銀粒子の表面現像中心による現像
が完結するまでに内部潜像が実質的に寄与しない限り、
ハロゲン化銀溶解剤(たとえば亜硫酸塩)を含んでもよ
い。
現像液にはアルカリ剤および緩衝剤として水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、リン酸3ナトリウム、メタホウ酸ナトリウム等を含ん
でよい、これらの薬剤(agents)の含有量は、現
像液のPHを9〜13、好ましくはpH10〜11.2
とするように選ぶ。
現像液にはまた直接ポジ画像の最小濃度をより低くする
ために、たとえばベンズイミダゾール類、たとえば5−
ニトロベンズイミダゾール;ベンゾトリアゾール類、た
とえばベンゾトリアゾール、5−メチル−ベンゾトリア
ゾール類、通常カプリ防止側として用いられる化合物を
含むことが有利である。
本発明の感材が拡散転写法用フィルムユニット用に用い
られる場合には粘性現像液で処理することが好ましい、
この粘性現像液はハロゲン化銀乳剤の現像(と拡散転写
色素像の形式と)に必要な処理成分を含有した液状組成
物であって、溶媒の主体は水であり、他のメタノール、
メチルセロソルブの如き親水性溶媒を含むこともある8
好ましくは処理組成物は高分子量のポリビニルアルコー
ル、ヒドロキシエチルセルローズ、ナトリウムカルボキ
シメチルセルローズの如き親水性ポリマーを含有する。
これらのポリマーは処理組成物に室温で1ポイズ以上、
好ましくは500〜1000ボイズ程度の粘度を与える
ように用いるとよい。
上記の処理組成物は、米国特許2,543.181号、
同2,643,886号、同2,653゜732号、同
2,723,051号、同3,056.491号、同3
,056,492号、同3゜152.515号等に記載
されているような圧力により破裂可能な容器に充填して
使用することが好ましい。
(実施例) 以下に本発明を実施例により詳細に説明するが、本発明
はそれらに限定されるものではない。
実施例1 ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体(厚さ10
0ミクロン)の表側に、次の第−層から菓子四層を、裏
側に策士五層から菓子六層を重層塗布したカラー写真感
光材料を作成した。第−層塗布側のポリエチレンには酸
化チタン(4g/イ)を白色顔料として、また微量0.
003g/ボの群青を青み付は染料として含む(支持体
の表面の色度はLm 、all 、l、*系で88.0
、−〇。
20、−0.75であった。)。
(感光層組成) 以下に成分と塗布量(g/rrr単位)を示す、なおハ
ロゲン化銀については銀換算の塗布量を示す。
各層に用いた乳剤は乳剤EMIの製法に準じて作られた
。但し菓子四層の乳剤は表面化学増感しないリップマン
乳剤を用いた。
第1層(アンチハレーション層) 黒色コロイド銀        ・・・・・・0.10
ゼラチン          ・・・・・・0.70第
2層(中間層) ゼラチン          ・・・・・・0.70第
3層(低感度赤感層) 赤色増感色素(ExS−1,2,3)で分光増感された
臭化銀(平均粒子サイズ0.25μ、サイズ分布[変動
係数〕8%、八面体)・・・・・・0.04 赤色増感色素(ExS−1,2,3)で分光増感された
塩臭化銀(塩化銀5モル%、平均粒子サイズ0.40μ
、サイズ分布10%、八面体)・・・・・・0.08 ゼラチン          ・・・・・・1.00シ
アンカプラー(ExC−1,2,3をl:l:0.2)
          ・・・・・・0.30退色防止剤
(Cpd−1,2,3,4等量)・・・・・・0.18 スティン防止剤(Cpd−5)・・・・・・0.003
力プラー分散媒(Cpd−6)・・・・・・0.03カ
プラー溶媒(Solv−1,2,3等量)・・・・・・
0.12 第4層(高感度赤感層) 赤色増感色素(ExS−1,2,3)で分光増感された
臭化1!(平均粒子サイズ0.60μ、サイズ分布15
%、八面体)   ・・・・・・0.14ゼラチン  
        ・・・・・・1,00シアンカプラー
(ExC−1,2,3を1:11.2)       
  ・・・・・・0.30退色防止剤(Cpd−1,2
,3,4等量)・・・・・・0.18 カプラー分散媒(Cpd−6)・・・・・・0.03カ
プラー溶媒(Solv−1,2,3等量)・・・・・・
0.12 第5層(中間層) ゼラチン          ・・・・・・1.00混
色防止剤(Cpd−7)   ・・・・・・0.08混
色防止剤溶媒(Solv−4,5等量)・・・・・・0
.16 ポリマーラテックス(Cpd−8) ・・・・・・0.10 第6層(低感度緑感層) 緑色増悪色素(ExS−4)で分光増感された臭化銀(
平均粒子サイズ0.25μ、サイズ分布8%、八面体)
      ・・・・・・0.04緑色増悪色素(Ex
S−4)で分光増感された塩臭化II(塩化銀5モル%
、平均粒子サイズ0.40μ、サイズ分布lO%、八面
体)・・・・・・0.06 ゼラチン          ・・・・・・0.80マ
ゼンタカプラー(ExM−1,2,3等量)・・・・・
・0.11 退色防止剤(Cpd−9,26を等量)・・・・・・0
.15 スティン防止剤(Cpd−10,11,12,13を1
0ニア:7:1比で) ・・・・・・0.025力プラ
ー分散媒(Cpd−6)・・・・・・0.05カプラー
溶媒(Solv−4,6等量)・・・・・・0,15 第7層(高感度1&悪層) 緑色増感色素(ExS−4)で分光増感された臭化銀(
平均粒子サイズ0.65μ、サイズ分布16%、八面体
)     ・・・・・・0.10ゼラチン     
     ・・・・・・0.80マゼンタカプラー(E
xM−1,2,3等量)・・・・・・0.11 退色防止剤(Cpd−9,26等量) ・・・・・・0.15 スティン防止剤(Cpd−10,11,12,13を1
0ニア:7:1比で) ・・・・・・0.025力プラ
ー分散媒(Cpd−6)・・・・・・0.05カプラー
溶媒(Solv−4,6等量)・・・・・・0.15 第8層(中間層) 第5層と同じ 第9層(イエローフィルター層) イエローコロイド銀 (粒子サイズ100人) ゼラチン 混色防止剤(Cpd−7) ・・・・・・0.12 ・・・・・・0.70 ・・・・・・0.03 混色防止剤溶媒(Solv4.5等量)・・・・・・0
.10 ポリマーラテックス(Cpd−8) ・・・・・・0,07 第10層(中間層) 第5層と同じ 第11層(低感度青感層) 青色増感色素(ExS−5,6)で分光増感された臭化
銀(平均粒子サイズ0.40μ、サイズ分布8%、八面
体)    ・・・・・・0.07青色増感色素(Ex
S−5,6)で分光増感された塩臭化銀(塩化銀8モル
%、平均粒子サイズ0.60μ、サイズ分布11%、八
面体)・・・・・・0.14 ゼラチン          ・・・・・・0.80イ
エローカプラー(ExY−1,2等量)・・・・・・0
.37 退色防止剤(Cpd−14)  ・・・・・・0.10
ステイン防止剤(Cpd−5,15を1:5比で)  
           ・・・・・・0.007力プラ
ー分散媒(Cpd−6)・・・・・・0.05カプラー
溶媒(S o 1 v−2) −・”0. 10第12
層(高感度青感層) 青色増感色素(EXS−5,6)で分光増感された臭化
銀(平均粒子サイズ0.85μ、サイズ分布18%、八
面体)   ・・・・・・0.15ゼラチン     
     ・・・・・・0.60イエローカプラー(E
xY−1,2等量)・・・・・・0.32 退色防止剤(Cpd−14)  ・・・・・・0.10
ステイン防止剤(Cpd−5,15を1:5比で)  
           ・・・・・・0.007力プラ
ー分散媒(Cpd−6)・・・・・・0.05カプラー
溶媒(S o 1 v−2) −0,10第13層(紫
外線吸収層) ゼラチン          ・・・・・・1.00紫
外線吸収剤(Cpd−2,4,16等量)・・・・・・
0.50 混色防止剤(Cpd−7,17等量) ・・・・・・0.03 分散媒(Cpd−6)     ・・・・・・0.02
紫外線吸収剤溶媒(Solv−2,7等量)・・・・・
・0.08 イラジェーション防止染料(Cpd−18,19,20
,21,27を10 : 10 :13 :15:20
比で)       ・・・・・・0.05第14層(
保護層) 微粒子塩臭化銀(塩化銀97モル%、平均サイズ0.1
μ)         ・・・・・・0.03ポリビニ
ルアルコールのアクリル変性共重合体(分子量50,0
00)    ・・・・・・0.01ポリメチルメタク
リレ一ト粒子(平均粒子サイズ2.4μ)と酸化けい素
(平均粒子サイズ5μ)等量          ・・
・・・・0.05ゼラチン          ・・・
・・・1.80ゼラチン硬化剤(H−1、H−2等量)
・・・・・・0.18 第15層(裏層) ゼラチン          ・・・・・・2.50紫
外線吸収剤(Cpd−2,4,16等量)・・・・・・
0.50 染料(Cpd−18,19,20,21,27を等量)
          ・・・・・・0.06第16層(
裏面保護層) ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒子サイズ2.4
μ)と酸化けい素(平均粒子サイズ5μ)等量    
      ・・・・・・0.05ゼラチン     
     ・・・・・・2.00ゼラチン硬化剤(H−
1、H−2等量)・・・・・・0.14 乳剤EM−1の作り方 臭化カリウムと硝酸銀の水溶液をゼラチン水溶液に激し
く攪拌しながら75℃で15分を要して同時に添加し、
平均粒径が0.40μの八面体臭化銀粒子を得た。この
際銀1モル当たり0.3gの3.4−ジメチル−1,3
−チアゾリン−2−チオンを添加した。この乳剤に銀1
モル当り6■のチオ硫酸ナトリウムと7■の塩化金酸(
4水塩)を順次加え75°Cで80分間加熱することに
より化学増感処理を行なった。こうして得た粒子をコア
として、第1回目と同様な沈澱環境で更に成長させ、最
終的に平均粒径が0.7μの八面体単分散コア/シェル
臭化銀乳剤を得た0粒子サイズの変動係数は約10%で
あった。この乳剤に銀1モル当たり1.5■のチオ硫酸
ナトリウムと1.5■の塩化金酸(4水塩)を加え60
°Cで60分間加熱して化学増感処理を行ない内部潜像
型ハロゲン化銀乳剤を得た。
各感光層には、造核剤として第1表に示す化合物をハロ
ゲン化銀に対し5X10−”重量%、造核促進剤として
Cpd−22を10−”重量%用いた。
更に各層には乳化分散助剤としてアルカノールXC(D
uPont社)及びアルキルベンゼンスルホン酸ナトリ
ウムを、塗布助剤としてコハク酸エステル及びMage
fac  F120(大日本インキ社製)を用いた。ハ
ロゲン化銀及びコロイド銀含有層には安定剤としてcp
 d−23,24,25)を用いた。以下に実施例に用
いた化合物を示す。
xS−1 O3− O3H ・N(CJs)i xS−2 ExS−3 ExS−4 ExS−5 S01・N(CJs)s pd−3 pd−4 pd−5 H υd pd−6 ExS−6 pd−1 pd−2 しaHq (L) p d−7 H υ■ p d−8 云CH2−Cl。
C00C1IIs pd−9 CPd −11 C1llS  。
Cpd−12 CPd −16 Cpd−17 H υh Cpd−18 SO,K 03K Cpd −13 H υH cpa −14 Cpd−15 H Pd−19 Cpd−20 SO,K Cp d −21 SO,K 02K SO,![ Cpd−22 Cpd−23 Cpd −24 XC−1 XC−2 XC−3 B Cpd−25 H Cp d −26 Cpd−27 CHffiCOOK XM−1 XM−2 CH,COOK EXM−3 EXY−2 H3 I EXY−1 Solv−1ジ(2−エチルヘキシル)ゼバケート 5olv−2トリノニルホスフェート 5olv−3ジ(3−メチルヘキシル)フタレート 5olv−4トリクレジルホスフェート5olv−5ジ
ブチルフタレート 5olv−6)リオクチルホスフェート5olv−7ジ
(2−エチルヘキシル)フタレート H−11,2−ビス(ビニルスルホニルアセトアミド)
エタン H−24,6−ジクロロ−2−ヒドロキシ−1,3,5
−1−リアジンNa 塩 以上のようにして作成したハロゲン化銀カラー写真感光
材料を40℃、80%RHの条件下で2日間保存(イン
キュベーション)した後、ウェッジ露光(1/10秒、
100M5.色温度320OK)を与え、さらに自動現
像機を用いて以下に記載の方法で、液の累積補充量がそ
のタンク容量の3倍になるまで連続処理した。
処理工程 時 間 温度 母液タンク容量  補充量発
色現像 135秒 38℃  15 f    300
d/ボ漂白定着 40〃 331  3〃   300
 〃水洗(1)  40〃33〃3〃 水洗(2)40#33#3〃320〃 乾  燥  30〃80〃 水洗水の補充方式は、水洗浴(2)に補充し、水洗浴(
2)のオーバーフロー液を水洗浴(1)に導く、いわゆ
る向流補充方式とした。このとき感光材料による漂白定
着浴から水洗浴(1)への漂白定着液の持ち込み量は3
5d/rrlであり、漂白定着液の持ち込み量に対する
水洗水補充量の倍率は9.1倍であった。
各処理液の組成は、以下の通りであった。
光負里1丘 母 液  補充量 D−ソルビット      0.15 g   0.2
0 gナフタレンスルホン酸   0.15 g   
0.20 gナトリウム・ホルマ リン縮合物 エチレンジアミンテト ラキスメチレンホス ホン酸 ジエチレングリコール ベンジルアルコール 臭化カリウム ベンゾトリアゾール 亜硫酸ナトリウム N、N−ビス(カル ボキシメチル)ヒ ドラジン D−グルコース トリエタノールアミ ン N−エチル−N(β 一メタンスルホン アミドエチル)− 3−メチル−4− 0,15g 12.0d 13.5d 0.85 g 0.003+d 2.4g 6.0g 2.0g 6.0g 6.4g 0.15g 16.0m 18.0m 0.004111 3.2g 8.0g 2.4g 8.0g 8.5g アミノアニリン硫 酸塩 炭酸カリウム 蛍光増白剤(ジアミ ノスチルベン系) 水を加えて pH(25℃) 1n定I丘 エチレンジアミン四 酢酸・2ナトリウ ム・2水塩 エチレンジアミン4 酢酸・Fe (I[[)  ・ アンモニウム・2 水塩 チオ硫酸アンモニウム (700g/jり P−)ルエンスルフィ ン酸ナトリウム 30.0 g 1.0g 25.0g 1.2g 000m 10.25 000ae 10.75 母 液  補充量 4.0g 母液に同じ 70.0g 18(ld 20.0 g 重亜硫酸ナトリウム    20.0g5−メルカプト
−1,0,5g 3.4−トリアゾ ール 硝酸アンモニウム     10.0g水を加えて  
     100M pH(25℃)      6.20 水洗水         母液、補充液とも水道水をH
型強酸性カチオン交換樹脂(ロームアンドハース社製ア
ンバーライトIR−120B)と、OH型アニオン交換
樹脂(同アンバーライトI R−400)を充填した温
床式カラムに通水してカルシウム及びマグネシウムイオ
ン濃度を3■/!以下に処理し、続いて二塩化イソシア
ヌール酸ナトリウム20w/ffiと硫酸ナトリウム1
.5g/11を添加した。この液のPHは6.5〜7゜
5の範囲にあった。
このようにして得られた現像処理された試料のマゼンタ
発色画像の最大画像濃度(Dmax)と最小画像濃度(
Dmin)を測定した。得られた結果を第1表にまとめ
て示した。
第1表より明らかなように本発明の造核剤を含む試料隘
103〜109は、比較例の試料1,2に比べDmin
が低く、かつDmaxが高くて好ましかった。またイン
キュベーションに−よるDmaxの低下が小さく好まし
かった。
またシアンおよびイエロー画像濃度を測定し、同じ結果
を得た。
(発明の効果) 本発明の造核剤を使用するとDmaxが高くかつDmi
nの低い直接ポジ画像が得られる。また本発明の造核剤
を含有する感光材料が高温及び/又は高湿下に保存され
た後に現像処理されても、感材の製造直後に処理された
のと比べてDma xの低下やDminの増大が殆んど
ないという利点がある。
特許出願人 富士写真フィルム株式会社手続補正書 事件の表示 平成2年特願第10 159号 発明の名称 ハロゲン化銀写真感光材料 補正をする者 事件との関係 住所

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 支持体上に少なくとも一層の感光性ハロゲン化銀写真乳
    剤層を有し、その乳剤層またはその他の親水性コロイド
    層の少なくとも一層中に、下記一般式〔 I 〕で表わさ
    れる化合物を少なくとも一種含有することを特徴とする
    ハロゲン化銀写真感光材料。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、T、U、V、WはCHまたはNを表わす。 〔R^1は置換基、R^2ないしR^6は水素原子また
    は置換基を表わす。Xは電荷バランスをとるための対イ
    オンであり、nは電荷バランスをとるに必要な数である
    。ただしR^2ないしR^6の少なくとも一つはアルカ
    リ性下R^m−H(m:2ないし6の整数)が離脱する
    基を表わす。またR^1ないしR^6は隣接するものど
    うしが結合して環を形成してもよい。〕
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