JPH043739A - 給紙装置 - Google Patents
給紙装置Info
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- JPH043739A JPH043739A JP2102734A JP10273490A JPH043739A JP H043739 A JPH043739 A JP H043739A JP 2102734 A JP2102734 A JP 2102734A JP 10273490 A JP10273490 A JP 10273490A JP H043739 A JPH043739 A JP H043739A
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Landscapes
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Exposure Or Original Feeding In Electrophotography (AREA)
- Sheets, Magazines, And Separation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は用紙載置台上に積層状に載置した用紙束の最
下層から一枚ずつ分離して順次給送する底部用紙分離給
送式の給紙装置に関し、例えば原稿載置台上の原稿束か
ら分離・給送した原稿台ガラス面上の露光位置に給送す
るため、電子複写機や原稿画像読取機において使用され
る原稿搬送装置等の給紙装置の改良に関するものである
。
下層から一枚ずつ分離して順次給送する底部用紙分離給
送式の給紙装置に関し、例えば原稿載置台上の原稿束か
ら分離・給送した原稿台ガラス面上の露光位置に給送す
るため、電子複写機や原稿画像読取機において使用され
る原稿搬送装置等の給紙装置の改良に関するものである
。
用紙載置台(原稿スタッカ)上に複数枚の原稿を積層状
に載置して、複写機の原稿載置台(プラテンガラス)上
に自動給紙する給紙装置としては、循環式原稿搬送装置
(RDH)や自動原稿搬送装置(ADF)等が使用され
る。記録紙の両面に複写画像を形成する両面複写装置(
ADO)においては、片面複写済みの記録紙を中間スタ
ッカに一時収納したのち、給紙部から再給紙して画像形
成部へ送り込む。これらの装置では、給紙部での分離性
能が極めて重要となる。
に載置して、複写機の原稿載置台(プラテンガラス)上
に自動給紙する給紙装置としては、循環式原稿搬送装置
(RDH)や自動原稿搬送装置(ADF)等が使用され
る。記録紙の両面に複写画像を形成する両面複写装置(
ADO)においては、片面複写済みの記録紙を中間スタ
ッカに一時収納したのち、給紙部から再給紙して画像形
成部へ送り込む。これらの装置では、給紙部での分離性
能が極めて重要となる。
この分離性能に優れI;給紙方式として従来から採用さ
れているものに底送り方式がある。これは用紙スタッカ
上に積層した原稿を最下層のものから一枚ずつ処理部へ
向けて分離搬送し、露光処理後の原稿を用紙スタッカあ
るいは排紙スタッカへ戻すものである。
れているものに底送り方式がある。これは用紙スタッカ
上に積層した原稿を最下層のものから一枚ずつ処理部へ
向けて分離搬送し、露光処理後の原稿を用紙スタッカあ
るいは排紙スタッカへ戻すものである。
これを実現する代表的な循環式原稿搬送装置(RDH)
の給紙装置としては、給紙装置の用紙載置台の下端部に
給紙口を設け、該給紙口付近の第1給紙部から送り出し
た一枚の原稿を第2給紙部から給紙経路を通して複写機
のプラテンガラスの上面を導き、該原稿をプラテンガラ
ス上に設けた搬送ベルトの回動により露光位置まで移動
させ、その位置において露光光学系を往復動させて露光
処理した後、該処理済み原稿を搬送ベルトの回動で再給
送し、循環経路を通して前記用紙載置台上の原稿束の最
上位置に上積みする底送り上積み方式5式% 前記従来の給紙装置においては、第1の給紙部は、給紙
位置にある原稿束の最下層にある原稿から送出す給紙ベ
ルトと、該給紙ベルトに圧接して原稿の重送を防止する
ストップローラとからなる。
の給紙装置としては、給紙装置の用紙載置台の下端部に
給紙口を設け、該給紙口付近の第1給紙部から送り出し
た一枚の原稿を第2給紙部から給紙経路を通して複写機
のプラテンガラスの上面を導き、該原稿をプラテンガラ
ス上に設けた搬送ベルトの回動により露光位置まで移動
させ、その位置において露光光学系を往復動させて露光
処理した後、該処理済み原稿を搬送ベルトの回動で再給
送し、循環経路を通して前記用紙載置台上の原稿束の最
上位置に上積みする底送り上積み方式5式% 前記従来の給紙装置においては、第1の給紙部は、給紙
位置にある原稿束の最下層にある原稿から送出す給紙ベ
ルトと、該給紙ベルトに圧接して原稿の重送を防止する
ストップローラとからなる。
しかしなから、上記装置の場合には、用紙スタッカ上に
おいて定位値にある原稿を給紙位置まで押出ベルトによ
り押し出すと、−度に複数枚の原稿が給紙ベルトとスト
ップローラとにより形成される楔状部分に押し込まれ、
更にニップ部分の食い込むことになる。
おいて定位値にある原稿を給紙位置まで押出ベルトによ
り押し出すと、−度に複数枚の原稿が給紙ベルトとスト
ップローラとにより形成される楔状部分に押し込まれ、
更にニップ部分の食い込むことになる。
しかも、前記ストップローラが前記給紙ベルトに圧接さ
れるので原稿同士の表裏面摩擦によって生じる原稿表裏
面の汚れ、擦れ等による画像乱れ等を生じる不安がある
なとの各種の問題があった。
れるので原稿同士の表裏面摩擦によって生じる原稿表裏
面の汚れ、擦れ等による画像乱れ等を生じる不安がある
なとの各種の問題があった。
特に、近年複写機には原稿や記録紙の高速搬送と、より
高い給送安定性が要求されており、かつ、あらゆる紙質
や斤量の用紙が搬送可能な給紙装置が必要とされている
。
高い給送安定性が要求されており、かつ、あらゆる紙質
や斤量の用紙が搬送可能な給紙装置が必要とされている
。
米国特許第4,345,751号に開示されている給紙
装置は、原稿載置台からプラテンガラスに給送する給紙
装置の無端ベルトに複数個の貫通開口を設け、該ベルト
の開口を介して負圧を作用させる手段と揺動可能な偏芯
吸引ドラムとを備えたものである。この提案は、原稿搬
送装置の可動原稿ストッパを使用することなく、原稿載
置台から複写機のプラテンガラスと反対側の原稿停止位
置に向かって書類を給送して整合するものである。
装置は、原稿載置台からプラテンガラスに給送する給紙
装置の無端ベルトに複数個の貫通開口を設け、該ベルト
の開口を介して負圧を作用させる手段と揺動可能な偏芯
吸引ドラムとを備えたものである。この提案は、原稿搬
送装置の可動原稿ストッパを使用することなく、原稿載
置台から複写機のプラテンガラスと反対側の原稿停止位
置に向かって書類を給送して整合するものである。
このような複数本の無端ベルトは、回動時の相互に速度
むらを生じ易く、その結果、給送された用紙に歪みを生
じることがある。複写に先立ってこのような歪みを除去
しなければ、原稿画像は記録紙上に正確に複写画像が形
成されない。また、この給紙装置は構造および動作が複
雑で、特に吸引ドラムの揺動機構は複雑で装置が大型化
する欠点かある。
むらを生じ易く、その結果、給送された用紙に歪みを生
じることがある。複写に先立ってこのような歪みを除去
しなければ、原稿画像は記録紙上に正確に複写画像が形
成されない。また、この給紙装置は構造および動作が複
雑で、特に吸引ドラムの揺動機構は複雑で装置が大型化
する欠点かある。
また、他の従来技術としては、原稿載置台上面に突条を
、下面にサクションボックスを、原稿載置台の原稿搬送
下流前方にブロワ−をそれぞれ設け、該原稿載置台上に
積載した原稿束の中央付近を、突条により波状になし、
この波状原稿の先端部にブロワ−により送風して原稿間
に通風させるとともに、前記サクションボックスの吸気
により最下層の原稿を一枚ずつ分離して送り出する給紙
装置か実用されている(米国特許第4.284.270
号、第4.324.395号、第4,411,417号
)。
、下面にサクションボックスを、原稿載置台の原稿搬送
下流前方にブロワ−をそれぞれ設け、該原稿載置台上に
積載した原稿束の中央付近を、突条により波状になし、
この波状原稿の先端部にブロワ−により送風して原稿間
に通風させるとともに、前記サクションボックスの吸気
により最下層の原稿を一枚ずつ分離して送り出する給紙
装置か実用されている(米国特許第4.284.270
号、第4.324.395号、第4,411,417号
)。
しかし、このエアナイフさばき方式の給紙装置では、■
原稿載置台の面形状が異形でサクションボックスの形状
が多種サイズの原稿に対応しにくい、■ニアギャップI
こよる吸引のため、リードタイムか必要となり、給紙の
高速化に不適である、■特殊のブロワ−が必要となり、
制御も複雑となりコスト高となる、■サクションボック
ス内の負圧をバルブによりオン・オフする必要があるた
め、どうしても予備吸引時間(例えば数百ミリ秒)が生
じるため、高速化にはある程度限界がある等の問題があ
る。
原稿載置台の面形状が異形でサクションボックスの形状
が多種サイズの原稿に対応しにくい、■ニアギャップI
こよる吸引のため、リードタイムか必要となり、給紙の
高速化に不適である、■特殊のブロワ−が必要となり、
制御も複雑となりコスト高となる、■サクションボック
ス内の負圧をバルブによりオン・オフする必要があるた
め、どうしても予備吸引時間(例えば数百ミリ秒)が生
じるため、高速化にはある程度限界がある等の問題があ
る。
また、上記サクションを用いた底送り給紙装置では、用
紙サイズや紙質や紙斤量(紙厚)や用紙載置台上に積載
された用紙枚数等の変化に対応させて、常に安定した給
紙を行うことは困難である。
紙サイズや紙質や紙斤量(紙厚)や用紙載置台上に積載
された用紙枚数等の変化に対応させて、常に安定した給
紙を行うことは困難である。
それは真空吸引装置の吸引圧を上記のような各用紙特性
等に応じて生ずる要因に対して制御することが困難なた
めである。
等に応じて生ずる要因に対して制御することが困難なた
めである。
このため、現状の給紙装置では、単一の用紙サイズまた
はこれに近似する寸法の用紙サイズの用紙給送に限定さ
れているのが一般的である。
はこれに近似する寸法の用紙サイズの用紙給送に限定さ
れているのが一般的である。
また、従来の給紙装置では、厚手の用紙(70〜110
kg紙相当)の給送時は、専用の切替えボタンを設けて
いて、オペレータのボタン操作により、サクションによ
る吸引圧を高く設定し直すことができるようにするしか
なかった。しかし薄手の用紙(40〜45kg紙相当や
トレース紙等)の給送時は、吸引圧を低くできないため
、用紙の耳折れや皺等が生じ易いという問題がある。
kg紙相当)の給送時は、専用の切替えボタンを設けて
いて、オペレータのボタン操作により、サクションによ
る吸引圧を高く設定し直すことができるようにするしか
なかった。しかし薄手の用紙(40〜45kg紙相当や
トレース紙等)の給送時は、吸引圧を低くできないため
、用紙の耳折れや皺等が生じ易いという問題がある。
この発明は上記問題を解消するためのもので、異種サイ
スの用紙や、各種斤量の用紙や、少数枚から多数枚まで
の積層状の用紙束に対して、常に最適な吸引圧を与えて
安定した給紙を可能にする給紙装置を提供することを目
的とするものである。
スの用紙や、各種斤量の用紙や、少数枚から多数枚まで
の積層状の用紙束に対して、常に最適な吸引圧を与えて
安定した給紙を可能にする給紙装置を提供することを目
的とするものである。
また、原稿給紙時に原稿面に生じる汚れ、画像乱れ等を
防止することを目的とする給紙装置を提供することにあ
る。
防止することを目的とする給紙装置を提供することにあ
る。
上記目的を達成するこの発明は、用紙載置台上に積層状
に載置した用紙束の最下層から一枚ずつ用紙を分離して
順次給送する給紙装置において、前記用紙載置台の給送
方向前端近傍の下方に設けられ開口部を有し駆動回転可
能な中空円筒状シリンダ手段と、該シリンダに接続し真
空吸引圧を可変にする真空吸引手段と、該シリンダの更
に給紙下流方向に設けた用紙先端検出センサと、上記シ
リンダから送り出されt;用紙を挟持して次の処理部へ
搬送する搬送手段と、前記シリンダ手段の起動に応答し
て所定時間を設定するタイマー手段と、を備えていて、
前記シリンダ手段による給紙動作開始時に、前記真空吸
引手段は設定内の最も低い真空吸引圧に設定されており
、給紙動作を開始して前記タイマー手段による所定の設
定時間経過後に、前記用紙先端検知センサが用紙先端通
過を検知しないときには、順次、真空吸引手段による真
空吸引圧を少し高く設定し直して給紙動作を繰返し、用
紙先端が前記センサによって検知されたとき、このとき
の真空吸引圧を保持して、前記搬送手段による用紙搬送
動作を行うことを特徴とする給紙装置によって達成され
る。
に載置した用紙束の最下層から一枚ずつ用紙を分離して
順次給送する給紙装置において、前記用紙載置台の給送
方向前端近傍の下方に設けられ開口部を有し駆動回転可
能な中空円筒状シリンダ手段と、該シリンダに接続し真
空吸引圧を可変にする真空吸引手段と、該シリンダの更
に給紙下流方向に設けた用紙先端検出センサと、上記シ
リンダから送り出されt;用紙を挟持して次の処理部へ
搬送する搬送手段と、前記シリンダ手段の起動に応答し
て所定時間を設定するタイマー手段と、を備えていて、
前記シリンダ手段による給紙動作開始時に、前記真空吸
引手段は設定内の最も低い真空吸引圧に設定されており
、給紙動作を開始して前記タイマー手段による所定の設
定時間経過後に、前記用紙先端検知センサが用紙先端通
過を検知しないときには、順次、真空吸引手段による真
空吸引圧を少し高く設定し直して給紙動作を繰返し、用
紙先端が前記センサによって検知されたとき、このとき
の真空吸引圧を保持して、前記搬送手段による用紙搬送
動作を行うことを特徴とする給紙装置によって達成され
る。
以下、本発明による実施例を添付図面に基づいて詳細に
説明する。
説明する。
以下に述べる実施例は原稿を循環式に搬送する循環式原
稿搬送装置(RDH)に適用したものである。
稿搬送装置(RDH)に適用したものである。
なお、本発明の給紙装置はこれら実施例に限定されるも
のではなく、自動原稿搬送装置(ADF)や原稿読取装
置や両面複写装置(ADH)等にも適用可能である。
のではなく、自動原稿搬送装置(ADF)や原稿読取装
置や両面複写装置(ADH)等にも適用可能である。
第1θ図は複写機本体100上に設けられた本発明の給
紙装置を備えた循環式原稿搬送装置200を示す正面断
面図である。
紙装置を備えた循環式原稿搬送装置200を示す正面断
面図である。
循環式原稿搬送装置200は、原稿搬送方向下流側の前
部が削土がり状の原稿スタッカ201(用紙載置台に相
当する。)を備え、該原稿スタッカ201上には原稿り
をセットするときにその後端を突き当てるための後端規
制板202と、原稿りの幅方向を規制するための横幅規
制板203が設けられている。この横幅規制板203は
原稿スタッカ201の下面において、ピニオンギヤ20
4を挟んで互い違いに横摺動できる一対のラックギヤ2
05,205にそれぞれ連繋し、原稿の横幅のセンタラ
インを中心に対称的に可動可能となっているとともに、
図示しないセンサで横幅規制板203の可動位置を検出
することにより、原稿りの横サイズが読み取れるように
なっている。また、前記後端規制板202は、原稿スタ
ッカ201上にセットしI;原稿りの先端を、原稿スト
ッパ208およびスタックセンサ206の検知位置(定
位置)まで押出す機能を備えている。
部が削土がり状の原稿スタッカ201(用紙載置台に相
当する。)を備え、該原稿スタッカ201上には原稿り
をセットするときにその後端を突き当てるための後端規
制板202と、原稿りの幅方向を規制するための横幅規
制板203が設けられている。この横幅規制板203は
原稿スタッカ201の下面において、ピニオンギヤ20
4を挟んで互い違いに横摺動できる一対のラックギヤ2
05,205にそれぞれ連繋し、原稿の横幅のセンタラ
インを中心に対称的に可動可能となっているとともに、
図示しないセンサで横幅規制板203の可動位置を検出
することにより、原稿りの横サイズが読み取れるように
なっている。また、前記後端規制板202は、原稿スタ
ッカ201上にセットしI;原稿りの先端を、原稿スト
ッパ208およびスタックセンサ206の検知位置(定
位置)まで押出す機能を備えている。
208は、前記原稿載置台201の給紙方向の給紙口に
近接させて配置されている原稿ストッパで、給紙部の枠
体に固設されている。
近接させて配置されている原稿ストッパで、給紙部の枠
体に固設されている。
該原稿ストッパ208の背面には、送風手段270が設
けられ、下方の送風口271からエアを噴出して原稿の
分離に補助的役割をなす。
けられ、下方の送風口271からエアを噴出して原稿の
分離に補助的役割をなす。
207は原稿載置台201上に原稿りがセットされてい
るかどうかを検知する原稿セット検知センサである。該
検知センサ207は前記後端規制板202の前方上部の
上段移動体209に載置され、該規制板202と一体的
に移動できるようになっている。
るかどうかを検知する原稿セット検知センサである。該
検知センサ207は前記後端規制板202の前方上部の
上段移動体209に載置され、該規制板202と一体的
に移動できるようになっている。
該検知センサ207は、原稿りが原稿スタッカ201上
の当初位置に停止しているとき、また原稿りがその後端
を押圧されて原稿スタッカ201上を摺動しているとき
、更に原稿りがその先端を給紙關始位置に到達させたと
きのいずれの場合にも、原稿スタッカ201上に原稿り
がセットされているかどうかを常時光学的に検知できる
ようにして、原稿りが原稿載置台201上にセットされ
ていないのにコピー動作に入るというような無駄コピー
を防止できるようになっている。
の当初位置に停止しているとき、また原稿りがその後端
を押圧されて原稿スタッカ201上を摺動しているとき
、更に原稿りがその先端を給紙關始位置に到達させたと
きのいずれの場合にも、原稿スタッカ201上に原稿り
がセットされているかどうかを常時光学的に検知できる
ようにして、原稿りが原稿載置台201上にセットされ
ていないのにコピー動作に入るというような無駄コピー
を防止できるようになっている。
前記原稿セット検知センサ207は上段移動体209排
紙ロカイド板上に前部を前方に突出させた状態で固設さ
れる。該検知センサ207を取り付ける枠体の前部下面
には透孔が穿設されていて、該検知センサ207の枠体
内からの投射光および該検知センサへの反射光が上記枠
体透孔を通過するようになっている。上記検知センサ2
07は、発光LEDとフォトトランジスタとによって構
成される投光部および受光部か同一枠体内に設けられた
検知センサである。投光部(発光LED)から投射され
た投射光は枠体透孔を通過して、後端規制板202の下
縁部から前方に一体的に突出させた反射板202aに到
達する。該反射板202aによって反射された反射光は
、枠体透孔を再び通過して受光部(7オトトランジスタ
)に達する。
紙ロカイド板上に前部を前方に突出させた状態で固設さ
れる。該検知センサ207を取り付ける枠体の前部下面
には透孔が穿設されていて、該検知センサ207の枠体
内からの投射光および該検知センサへの反射光が上記枠
体透孔を通過するようになっている。上記検知センサ2
07は、発光LEDとフォトトランジスタとによって構
成される投光部および受光部か同一枠体内に設けられた
検知センサである。投光部(発光LED)から投射され
た投射光は枠体透孔を通過して、後端規制板202の下
縁部から前方に一体的に突出させた反射板202aに到
達する。該反射板202aによって反射された反射光は
、枠体透孔を再び通過して受光部(7オトトランジスタ
)に達する。
前記上段移動体209には、後端規制板202と、原稿
セット検知センサ207が装着されているが、この他に
原稿区分は装置(セットセパレータ)210がその中央
付近に懸装されて一体をなしている。
セット検知センサ207が装着されているが、この他に
原稿区分は装置(セットセパレータ)210がその中央
付近に懸装されて一体をなしている。
上述の循環式原稿搬送装置にあっては、原稿の循環を検
知する必要がある。このため前記原稿区分は装置210
は、原稿スタッカ201台上に積載されt;原稿束の最
上層にあらかじめ仕切りアーム(セパレータ) 211
を置き、−循しI;原稿束は順次この仕切りアーム21
1の上部に順次積載されていき、この仕切りアーム21
1に圧接された最後の原稿が露光位置に給送された時点
で、該仕切りアーム211を原稿載置位置から退避させ
、最後の頁が原稿載置台上に戻って原稿束の最上層に載
置されたとき、前記仕切りアーム211がこの原稿束の
最上層を圧接するようになっている。
知する必要がある。このため前記原稿区分は装置210
は、原稿スタッカ201台上に積載されt;原稿束の最
上層にあらかじめ仕切りアーム(セパレータ) 211
を置き、−循しI;原稿束は順次この仕切りアーム21
1の上部に順次積載されていき、この仕切りアーム21
1に圧接された最後の原稿が露光位置に給送された時点
で、該仕切りアーム211を原稿載置位置から退避させ
、最後の頁が原稿載置台上に戻って原稿束の最上層に載
置されたとき、前記仕切りアーム211がこの原稿束の
最上層を圧接するようになっている。
また、この上段移動体209には、排紙ベルト212に
よって回動される上側の端部ローラ213と、該ローラ
に圧接して従動回転する従動ローラ214とが軸支され
ている。排紙ベルト212は、一方向制御機構を介して
メインモータに連繋した駆動ローラ215と、原稿スタ
ッカ201の上下面に沿って水平方向に移動できるよう
に軸支された上側の端部ローラ213と下側の端部ロー
ラ216および補助ローラ217.218,219のロ
ーラ群により原稿スタッカ201の後部側をC型状に巻
き込むように張設され、前記駆動ローラ215の一定方
向の回転により搬送ベルトから送り出された原稿りを排
紙方向に搬送できるようになっている。
よって回動される上側の端部ローラ213と、該ローラ
に圧接して従動回転する従動ローラ214とが軸支され
ている。排紙ベルト212は、一方向制御機構を介して
メインモータに連繋した駆動ローラ215と、原稿スタ
ッカ201の上下面に沿って水平方向に移動できるよう
に軸支された上側の端部ローラ213と下側の端部ロー
ラ216および補助ローラ217.218,219のロ
ーラ群により原稿スタッカ201の後部側をC型状に巻
き込むように張設され、前記駆動ローラ215の一定方
向の回転により搬送ベルトから送り出された原稿りを排
紙方向に搬送できるようになっている。
220はプラテンガラス102の上面において原稿りを
順行方向および逆方向に搬送するための搬送ベルトであ
る。この搬送ベルト220は正逆切り換え手段を介して
メインモータに連繋した給紙側の第一ローラ221と、
排紙側の第二ローラ222との間に張設されている。第
一ローラ221寄りの上側ベルト面にはテンションロー
ラ223か圧接し、下側ベルト面は複数の押さえローラ
224,224.224によりプラテンガラス102に
摺接するようになっている。
順行方向および逆方向に搬送するための搬送ベルトであ
る。この搬送ベルト220は正逆切り換え手段を介して
メインモータに連繋した給紙側の第一ローラ221と、
排紙側の第二ローラ222との間に張設されている。第
一ローラ221寄りの上側ベルト面にはテンションロー
ラ223か圧接し、下側ベルト面は複数の押さえローラ
224,224.224によりプラテンガラス102に
摺接するようになっている。
前記第一ローラ221と第二ローラ222は不図示のタ
イミングベルトにより互いに連繋している。搬送ベルト
220は順行方向(第1O図の時計方向)に回動すると
きは第一ローラ221からの駆動力で走行し、下側ベル
ト面が弛み側となっている。この場合、第二ローラ22
2は一方向クラッチとの間で滑るようになっている。ま
た、前記搬送ベルト220を前記どは逆方向(反時計廻
り方向)に廻す場合には一方向クラッチかロックされ、
第二ローラ222か搬送ベルト220の駆動側となる。
イミングベルトにより互いに連繋している。搬送ベルト
220は順行方向(第1O図の時計方向)に回動すると
きは第一ローラ221からの駆動力で走行し、下側ベル
ト面が弛み側となっている。この場合、第二ローラ22
2は一方向クラッチとの間で滑るようになっている。ま
た、前記搬送ベルト220を前記どは逆方向(反時計廻
り方向)に廻す場合には一方向クラッチかロックされ、
第二ローラ222か搬送ベルト220の駆動側となる。
即ち、搬送ベルL220は第一ローラ221か駆動側と
なって走行する場合と、第二ローラ222が駆動側とな
って走行する場合とがある。これは原稿りをプラテンガ
ラス102上で送りながら同期露光を行わせる場合に特
に有効となる。
なって走行する場合と、第二ローラ222が駆動側とな
って走行する場合とがある。これは原稿りをプラテンガ
ラス102上で送りながら同期露光を行わせる場合に特
に有効となる。
103は前記プラテンガラス102の排紙側端部に設け
た原稿ストッパーで、プラテンガラス102に対して出
没できるようになっている。この原稿ストソバ−103
は、原稿循環複写モードのように原稿を搬送ベルト22
0でプラテンガラス102上を同期露光速度で搬送しな
から、プラテンガラス102の直下に設けた定位置固定
と移動とかモード選択できる露光光学系110を固定し
た状態で露光して感光体ドラム上に像を作成する場合に
は、プラテンガラス102より没し、ADFやSDFモ
ードのときのように原稿をプラテンガラス102上の露
光位置で停止させ、前記光学系110を移動させながら
露光してドラム上に像を作成する場合にはプラテンガラ
ス102より上に突出するように作動する。
た原稿ストッパーで、プラテンガラス102に対して出
没できるようになっている。この原稿ストソバ−103
は、原稿循環複写モードのように原稿を搬送ベルト22
0でプラテンガラス102上を同期露光速度で搬送しな
から、プラテンガラス102の直下に設けた定位置固定
と移動とかモード選択できる露光光学系110を固定し
た状態で露光して感光体ドラム上に像を作成する場合に
は、プラテンガラス102より没し、ADFやSDFモ
ードのときのように原稿をプラテンガラス102上の露
光位置で停止させ、前記光学系110を移動させながら
露光してドラム上に像を作成する場合にはプラテンガラ
ス102より上に突出するように作動する。
225は前記プラテンガラス102の出口側に連続した
排紙ガイド板、226は前記排紙ガイド板225の途中
に設けた処理後の原稿を原稿スタッカ201に向かう循
環排紙経路Bと機外の排紙皿227に向かう機外排紙経
路Cとを切り換える切換爪で、前記後端規制板202が
ホームポジションに復帰したときには機外排紙経路Cを
開けるように可動し、後端規制板202かホームポジシ
ョンにないときは循環排紙経路Bを開けるように可動す
るようになっている。
排紙ガイド板、226は前記排紙ガイド板225の途中
に設けた処理後の原稿を原稿スタッカ201に向かう循
環排紙経路Bと機外の排紙皿227に向かう機外排紙経
路Cとを切り換える切換爪で、前記後端規制板202が
ホームポジションに復帰したときには機外排紙経路Cを
開けるように可動し、後端規制板202かホームポジシ
ョンにないときは循環排紙経路Bを開けるように可動す
るようになっている。
なお、Eは両面原稿をコピーする際の原稿反転経路で、
原稿りはこの経路Eで宙返り状に反転されて、再びプラ
テンガラス102上に搬送される。
原稿りはこの経路Eで宙返り状に反転されて、再びプラ
テンガラス102上に搬送される。
300は前記したような定位置にある原稿束から一枚ず
つ分離して前記プラテンガラス102上に給送する吸引
ノリンダ装置である。
つ分離して前記プラテンガラス102上に給送する吸引
ノリンダ装置である。
第1図はこの発明による吸引/リンダ装置を有する給紙
装置の一実施例を示す正面断面図、第2図は上記吸引シ
リンダ装置300の部分断面平面図である。第3図は該
シリンダ装置の最外管部材の斜視図、第4図は中間管部
材の斜視図、第5図は最内管部材の斜視図である。
装置の一実施例を示す正面断面図、第2図は上記吸引シ
リンダ装置300の部分断面平面図である。第3図は該
シリンダ装置の最外管部材の斜視図、第4図は中間管部
材の斜視図、第5図は最内管部材の斜視図である。
上記シリンダ装置300は、最外管部材(第1ンリンダ
)311と、中間管部材(第2シリンダ)321と、最
内管部材(第3シリンダ)331、およびこれら管部材
を駆動回転する駆動手段とから構成されている。
)311と、中間管部材(第2シリンダ)321と、最
内管部材(第3シリンダ)331、およびこれら管部材
を駆動回転する駆動手段とから構成されている。
最外管部材(第1シリンダ)311は、アルミニウム合
金製の円筒形薄肉型パイプで形成され、その外周面に、
多数個の小径貫通孔311Aを穿設しt;もので、その
外周面には合成ゴムが被覆されている。
金製の円筒形薄肉型パイプで形成され、その外周面に、
多数個の小径貫通孔311Aを穿設しt;もので、その
外周面には合成ゴムが被覆されている。
上記小径貫通孔311Aの直径は3〜10mmで、折目
状または千鳥状に配列されている。また、上記中間管部
材311は、ニッケル電鋳加工またはステンレス鋼薄板
エンチング加工等により成形された小關口多孔性薄肉円
筒体である。
状または千鳥状に配列されている。また、上記中間管部
材311は、ニッケル電鋳加工またはステンレス鋼薄板
エンチング加工等により成形された小關口多孔性薄肉円
筒体である。
上記最外管部材311の両側面の開口部内径には、7ラ
ンジ312,313か嵌着されて一体となっている。
ンジ312,313か嵌着されて一体となっている。
上記7ランジ312の内径部には軸受BRIが嵌着され
、該軸受BRIは、側板301の取り付けられた吸引管
314に結合する。吸引接続管315の外壁部に嵌着し
回転自在に支持する。
、該軸受BRIは、側板301の取り付けられた吸引管
314に結合する。吸引接続管315の外壁部に嵌着し
回転自在に支持する。
上記吸引管314は吸引チューブ343を介して吸引手
段(例えば吸引サタンヨンファン)340に接続して、
前記吸引シリンダ装置300の三重管311,321.
。
段(例えば吸引サタンヨンファン)340に接続して、
前記吸引シリンダ装置300の三重管311,321.
。
331内のエアを吸引する。
上記吸引手段340は制御手段341によって吸引圧か
可変となっている。例えば最低200mmHgから40
0mmHgの範囲で段階的または連続に可変である。
可変となっている。例えば最低200mmHgから40
0mmHgの範囲で段階的または連続に可変である。
上記制御手段341はまたタイマー手段342に接続し
て、所定設定時間に応動して吸引圧の上昇・下降する。
て、所定設定時間に応動して吸引圧の上昇・下降する。
前記7ランジ312の外径部の一部には歯車312Gが
一体に形成されている。モータM1によるピニオン歯車
Gllの駆動回転は、第1中間軸302上の歯*G12
および歯付プーリpHを回転させ、更に歯付ベルトB】
を介して第2中間軸303上のクラッチにと接続した歯
付プーリP12および歯車G13を回転させ、該歯車G
13と歯合する前記最外管部材311の一端に固定され
た歯車312Gを回転させる。
一体に形成されている。モータM1によるピニオン歯車
Gllの駆動回転は、第1中間軸302上の歯*G12
および歯付プーリpHを回転させ、更に歯付ベルトB】
を介して第2中間軸303上のクラッチにと接続した歯
付プーリP12および歯車G13を回転させ、該歯車G
13と歯合する前記最外管部材311の一端に固定され
た歯車312Gを回転させる。
同時に、上記歯付ベル1−Blは、図示しない第3中間
軸(第2中間軸と同形状)を介して中間搬送ローラ26
1,262を回転させる(第1図参照)。263はガイ
ド板、264は原稿先端検知センサである。
軸(第2中間軸と同形状)を介して中間搬送ローラ26
1,262を回転させる(第1図参照)。263はガイ
ド板、264は原稿先端検知センサである。
最外管部材311の他端の7ランジ313のボス部外径
には軸受BR2が嵌着されていて、該軸受BR2は側板
304に取り付けられた支持部材316に嵌着・支持さ
れている。従って最外管部材311の両端は、側板30
1.304に回転自在に支持される。そして該最外管部
材311ハ前記小径貫通孔311Aから管内にサクシジ
ンすることにより原稿を1枚ずつその円筒面に吸引密接
して搬送する役割をなし、駆動回転と停止制御される。
には軸受BR2が嵌着されていて、該軸受BR2は側板
304に取り付けられた支持部材316に嵌着・支持さ
れている。従って最外管部材311の両端は、側板30
1.304に回転自在に支持される。そして該最外管部
材311ハ前記小径貫通孔311Aから管内にサクシジ
ンすることにより原稿を1枚ずつその円筒面に吸引密接
して搬送する役割をなし、駆動回転と停止制御される。
次に、中間管部材(第2シリンダ)321は、例えばア
ルミニウム合金製の円筒形薄肉パイプで形成され、その
外周面の一部に、大口径面積を有する2個の長方形状の
主吸引開口部321Aと、小口径面積を有する6個の長
方形状の副吸引開口部321Bとを穿設したものである
。上記主吸引開口部321Aの開口角度は15°〜30
°に設定されてQ゛る。また、副吸引開口部321Bの
開口角度は5°〜15’に設定されている。
ルミニウム合金製の円筒形薄肉パイプで形成され、その
外周面の一部に、大口径面積を有する2個の長方形状の
主吸引開口部321Aと、小口径面積を有する6個の長
方形状の副吸引開口部321Bとを穿設したものである
。上記主吸引開口部321Aの開口角度は15°〜30
°に設定されてQ゛る。また、副吸引開口部321Bの
開口角度は5°〜15’に設定されている。
上記中間管部材321の両端面の開口部内径には、7ラ
ンジ322,323が嵌着されて一体になっている。
ンジ322,323が嵌着されて一体になっている。
上記7ランジ322の内径部には軸受BR3が嵌着され
、該軸受BR3は、前記吸引接続管315の外周面に嵌
着され、回転自在に支持される。
、該軸受BR3は、前記吸引接続管315の外周面に嵌
着され、回転自在に支持される。
他方のフランジ323のボス部外径には、軸受BR4が
嵌着され、該軸受BR4を介して前記7ランジ313に
嵌合することによって、7ランジ323は7ランジ31
3に回転自在に支持される。
嵌着され、該軸受BR4を介して前記7ランジ313に
嵌合することによって、7ランジ323は7ランジ31
3に回転自在に支持される。
上記フランジ323のボス部先端付近には、歯付プーリ
P22およびカム板324が固定されている。モータM
2によるビニオン歯車G21の駆動回転は、第1中間軸
305に遊嵌する歯車G22を経て、第2中間軸306
に遊嵌する歯車G238よび歯車プーリP21を回転さ
せ、歯付ベル)B2を介して前記歯付ベルトP22を回
転させる。
P22およびカム板324が固定されている。モータM
2によるビニオン歯車G21の駆動回転は、第1中間軸
305に遊嵌する歯車G22を経て、第2中間軸306
に遊嵌する歯車G238よび歯車プーリP21を回転さ
せ、歯付ベル)B2を介して前記歯付ベルトP22を回
転させる。
また、前記カム板324は、フォトインタラプタ(透過
型光結合素子)325の光路を開閉して、中間管部材3
21の回転を制御する。
型光結合素子)325の光路を開閉して、中間管部材3
21の回転を制御する。
中間管部材321は、その主吸引開口部321Aと、副
吸引開口部321Bからのサクションにより、原稿の吸
引と分離を行うシャッタの働きをし、駆動回転と停止を
行い、1枚の原稿を送るごとに一回転停止する。
吸引開口部321Bからのサクションにより、原稿の吸
引と分離を行うシャッタの働きをし、駆動回転と停止を
行い、1枚の原稿を送るごとに一回転停止する。
次に、最内管部材(第3シリンダ)331は、例えばア
ルミニウム合金製の円形薄肉パイプで形成され、その外
周面の一部に長方形状の開口部331A。
ルミニウム合金製の円形薄肉パイプで形成され、その外
周面の一部に長方形状の開口部331A。
331Aを穿設したものである。これら開口部331A
の開口角度は30’〜60°に設定されている。
の開口角度は30’〜60°に設定されている。
上記最内管部材331の両端面の開口部内径には7ラン
ジ332,333が嵌着されて一体になっている。
ジ332,333が嵌着されて一体になっている。
上記一方の7ランジ332は、前記7ランジ322と同
様に軸受BR5を介して吸引接続管336の外周面に回
転自在に支持されている。
様に軸受BR5を介して吸引接続管336の外周面に回
転自在に支持されている。
他方のフランジ333のボス部は、軸受BR6を介して
前記フランジ323に嵌合して、回転自在に支持してい
る。該7ランジ333のボス部には固定軸334が固定
されている。該固定軸334は前記7ランジ323のボ
ス部内を遊貫し、その突出した右端部は、前記側板30
4に固定された保持板335に固定されている。
前記フランジ323に嵌合して、回転自在に支持してい
る。該7ランジ333のボス部には固定軸334が固定
されている。該固定軸334は前記7ランジ323のボ
ス部内を遊貫し、その突出した右端部は、前記側板30
4に固定された保持板335に固定されている。
次に、本発明による給紙装置を備えた循環式原稿搬送装
置(RDH)の動作を、第1図の給紙装置断面図、第6
図(A)〜(D)の吸引シリンダ装置の断面図、第7図
(A )、(B )の構成図、第8図のタイムチャート
および第9図のフローチャートに基づいて説明する。
置(RDH)の動作を、第1図の給紙装置断面図、第6
図(A)〜(D)の吸引シリンダ装置の断面図、第7図
(A )、(B )の構成図、第8図のタイムチャート
および第9図のフローチャートに基づいて説明する。
■原稿を積層した状態でコピー面を上にし、上からペー
ジ順に揃えてホームポジションにある後端規制板202
に後端を突当てて原稿スタッカ201上にセットする。
ジ順に揃えてホームポジションにある後端規制板202
に後端を突当てて原稿スタッカ201上にセットする。
■原稿の幅方向を横幅規制板203で規制して整える。
これによって原稿サイズが検出され、入力記憶される(
原稿サイズ判定手段228)。
原稿サイズ判定手段228)。
■複写作成部数を入力し、コピーボタンをONする。
■これにより、原稿セット検知センサ207が原稿の有
無を検出・確認し、原稿区分は装置(セットセパレータ
)21Oが回転作動し、給紙待機状態となる。
無を検出・確認し、原稿区分は装置(セットセパレータ
)21Oが回転作動し、給紙待機状態となる。
第1図はこの吸引開示直前の状態を示す。この状態では
、中間管部材321の主吸引開口部321Aと副吸引開
口部321Bは何れも、原稿束と最外管部材311との
接触位置より給紙上流側に停止状態にあり、最内管部材
331の開口部331Aは上記接触位置より給紙下流側
に位置していて、中間管部材321と最内管部材331
とは、各開口部が相互に閉止された形状をなして停止し
ている。
、中間管部材321の主吸引開口部321Aと副吸引開
口部321Bは何れも、原稿束と最外管部材311との
接触位置より給紙上流側に停止状態にあり、最内管部材
331の開口部331Aは上記接触位置より給紙下流側
に位置していて、中間管部材321と最内管部材331
とは、各開口部が相互に閉止された形状をなして停止し
ている。
0次に、排紙ベルト212の駆動源M4が始動し、上段
移動体209に軸架された上側の端部ローラ213を給
紙方向前方へ、下段移動体に軸架された下側の端部ロー
ラ216を給紙方向後方へ向けて移動させる。この上段
移動体209に取り付けられた後端規制板202は原稿
りの後端を押しつつ前進し、原稿りの先端側が原稿スト
・/パ208に突き当たったことをスタ/クセンサ20
6が検知されると、制御手段219の作用で駆動源M4
が停止する。(第7図参照)。このとき原稿束の先端付
近は最外管部材331との接触位置によりオーバー/・
ングして、何ら支持されず紙の腰(スティック不ス)に
よって張り出した状態に保たれている。(第1図参照)
。
移動体209に軸架された上側の端部ローラ213を給
紙方向前方へ、下段移動体に軸架された下側の端部ロー
ラ216を給紙方向後方へ向けて移動させる。この上段
移動体209に取り付けられた後端規制板202は原稿
りの後端を押しつつ前進し、原稿りの先端側が原稿スト
・/パ208に突き当たったことをスタ/クセンサ20
6が検知されると、制御手段219の作用で駆動源M4
が停止する。(第7図参照)。このとき原稿束の先端付
近は最外管部材331との接触位置によりオーバー/・
ングして、何ら支持されず紙の腰(スティック不ス)に
よって張り出した状態に保たれている。(第1図参照)
。
■次いで吸引シリンダ装置300の吸引手段340かO
Nになり、吸引源からの負圧吸気は、チューブを経て吸
引管314、吸引接続管315から最内管部材331の
内部を負圧にする。同時に送風手段270もONとなり
加圧エアは送風口271から噴出されて吸引シリンダ装
置300の最外管部材311の外周面に吹き付ける。し
かし、最外管部材311、中間管部材3211最内管部
材331は何れも停止し、開口部321A、321B。
Nになり、吸引源からの負圧吸気は、チューブを経て吸
引管314、吸引接続管315から最内管部材331の
内部を負圧にする。同時に送風手段270もONとなり
加圧エアは送風口271から噴出されて吸引シリンダ装
置300の最外管部材311の外周面に吹き付ける。し
かし、最外管部材311、中間管部材3211最内管部
材331は何れも停止し、開口部321A、321B。
331Aは第1図に示すように不一致状態にあるから、
貫通開口とならず、原稿りは吸引不可となっている(第
8図(A))。
貫通開口とならず、原稿りは吸引不可となっている(第
8図(A))。
■引続き、中間管部材321がモータM2により駆動回
転され、先ず、副吸引開口部321Bは時計方向に回動
移動し、固設された最内管部材331の開口部331A
とにより形成される相対開口角は次第に広げられ、開口
率が増大していく(第6図(A)参照)。
転され、先ず、副吸引開口部321Bは時計方向に回動
移動し、固設された最内管部材331の開口部331A
とにより形成される相対開口角は次第に広げられ、開口
率が増大していく(第6図(A)参照)。
なお、このとき最外管部材311は停止している。
この開口率増大に伴い、吸引手段340の負圧吸気は、
原稿束のうち最下層の原稿D1の付根部を、副吸引開ロ
部321B、開口部331Aおよび小径貫通孔311A
を通過して吸引して、最外管部材311の周面と最下層
原稿DIとの接触位置より吸着剤剥離し、最外管部材3
11の周面に吸着させる。
原稿束のうち最下層の原稿D1の付根部を、副吸引開ロ
部321B、開口部331Aおよび小径貫通孔311A
を通過して吸引して、最外管部材311の周面と最下層
原稿DIとの接触位置より吸着剤剥離し、最外管部材3
11の周面に吸着させる。
上記吸着剥離時および給紙時の吸引手段340による吸
引圧は、薄手の用紙(トレース紙や40〜45kg紙相
当)を痛めることなく給送できる程度の真空圧に設定し
ておく。この真空圧は例えば実験値として200 m
m Hg程度である。
引圧は、薄手の用紙(トレース紙や40〜45kg紙相
当)を痛めることなく給送できる程度の真空圧に設定し
ておく。この真空圧は例えば実験値として200 m
m Hg程度である。
■中間管部材321か更に駆動回転して、主吸引開口部
321Aと副吸引開口部321Bとが開口部331Aに
一致した全開状態(第6図(B)、開口率100%)に
達したことをフォトインタラプタ325が検知すると、
中間管部材321の駆動回転が停止される。このとき前
記原稿Diは開口部321A、321B、331Aおよ
び小径貫通孔311Aを通過する負圧吸気によって吸引
され、最外管部材311の外周面に密着される。
321Aと副吸引開口部321Bとが開口部331Aに
一致した全開状態(第6図(B)、開口率100%)に
達したことをフォトインタラプタ325が検知すると、
中間管部材321の駆動回転が停止される。このとき前
記原稿Diは開口部321A、321B、331Aおよ
び小径貫通孔311Aを通過する負圧吸気によって吸引
され、最外管部材311の外周面に密着される。
この密着状態においては、原稿D1は中間管部材321
の主吸引開口部321Aを覆って密封するとともに、原
稿Diの先端部は副吸引開口部321Bを半ば覆う位置
に在るから、原稿Dlの先端部付近の副吸引開口部32
1Bの密閉性か落ちるため、ここより負圧が逃げて、該
原稿Diの吸引力は剥離し始めたときより一旦低下する
。このとき、密閉された開口部による強い吸引力により
、最下層の原稿Dlと一緒に吸着されていた2枚目、3
枚目の原稿は、上記副吸引開口部321Bにより生じる
負圧低下によって分離され、自身の紙強度により復元し
、最下層の1枚の原稿Diのみが最外管部材311の表
面に密着される。このとき、送風装置270による加圧
エアは送風口271から噴出されて、用紙先端部に吹き
付けられ、用紙の分離を補助するとともに、その上方の
用紙との間での擦過量を軽減させる。
の主吸引開口部321Aを覆って密封するとともに、原
稿Diの先端部は副吸引開口部321Bを半ば覆う位置
に在るから、原稿Dlの先端部付近の副吸引開口部32
1Bの密閉性か落ちるため、ここより負圧が逃げて、該
原稿Diの吸引力は剥離し始めたときより一旦低下する
。このとき、密閉された開口部による強い吸引力により
、最下層の原稿Dlと一緒に吸着されていた2枚目、3
枚目の原稿は、上記副吸引開口部321Bにより生じる
負圧低下によって分離され、自身の紙強度により復元し
、最下層の1枚の原稿Diのみが最外管部材311の表
面に密着される。このとき、送風装置270による加圧
エアは送風口271から噴出されて、用紙先端部に吹き
付けられ、用紙の分離を補助するとともに、その上方の
用紙との間での擦過量を軽減させる。
→この原稿D1の吸引状態のまま、クラッチKをONに
してモータMlの駆動力により最外管部材311を回転
させる。このとき、中間管部材321と最内管部材33
1とは固定された状態のままであるから、給送され始め
た原稿DIは、全開状態の吸引開口部321A、321
B、331Aを完全に密閉するので、原稿給送に必要な
吸着力は、直ちに回復して安定して給紙が行われる。該
最外管部材311の外周面に吸着された原稿D1は、最
外管部材311の回転により吸着されながら移動し、原
稿束底部から引き出されて搬送される。
してモータMlの駆動力により最外管部材311を回転
させる。このとき、中間管部材321と最内管部材33
1とは固定された状態のままであるから、給送され始め
た原稿DIは、全開状態の吸引開口部321A、321
B、331Aを完全に密閉するので、原稿給送に必要な
吸着力は、直ちに回復して安定して給紙が行われる。該
最外管部材311の外周面に吸着された原稿D1は、最
外管部材311の回転により吸着されながら移動し、原
稿束底部から引き出されて搬送される。
■
0原稿D1の先端部がガイド板263の内面に沿って進
行し、原稿先端検知センサ264が原稿先端通過を検知
し、中間搬送ローラ261.262のニップ位置に原稿
先端が挟持されたのちに、クラッチKをOFFとなし、
中間搬送ローラ261.262の回転を一旦停止して複
写機本体100内の給紙装置のレジストローラによる転
写紙とのタイミングをとるため待機する。第6図(C)
はこの待機状態を示す給紙装置の部分断面図である。
行し、原稿先端検知センサ264が原稿先端通過を検知
し、中間搬送ローラ261.262のニップ位置に原稿
先端が挟持されたのちに、クラッチKをOFFとなし、
中間搬送ローラ261.262の回転を一旦停止して複
写機本体100内の給紙装置のレジストローラによる転
写紙とのタイミングをとるため待機する。第6図(C)
はこの待機状態を示す給紙装置の部分断面図である。
前記最外管部材311を一定時間回転させても先端検知
上ンサ264に用紙先端が到達したことを検知しないと
、該最外管部材311の外周面と用紙DIとの間で吸引
圧(負圧)が不足して滑りを生じていて搬送不良となっ
ていることになる。
上ンサ264に用紙先端が到達したことを検知しないと
、該最外管部材311の外周面と用紙DIとの間で吸引
圧(負圧)が不足して滑りを生じていて搬送不良となっ
ていることになる。
次に上記搬送不良対策について述べる。
■−(a)第9図のフローチャートおよび第8図のタイ
ミングチャートに示すように、前記第1ンリンダ311
の回転開始に連動してタイマー手段342がオンとなり
計時を開始する。該タイマー手段342による所定の設
定時間を経過しても用紙の先端が到達したことをセンサ
264が検知しないと、第27リンタ321を駆動回転
して開口部321A、321Bをずらせることにより、
第3シリンダ331との相対開口を閉じ、次いで第1シ
リンダ311の回転も停止する。
ミングチャートに示すように、前記第1ンリンダ311
の回転開始に連動してタイマー手段342がオンとなり
計時を開始する。該タイマー手段342による所定の設
定時間を経過しても用紙の先端が到達したことをセンサ
264が検知しないと、第27リンタ321を駆動回転
して開口部321A、321Bをずらせることにより、
第3シリンダ331との相対開口を閉じ、次いで第1シ
リンダ311の回転も停止する。
■−(b)次に、制御手段341により吸引手段340
の吸引圧の設定を、以前より高く設定する。例えば、吸
引手段340の駆動回転数を増大して、吸引圧を200
mmHgから300mmHgに上昇させる。
の吸引圧の設定を、以前より高く設定する。例えば、吸
引手段340の駆動回転数を増大して、吸引圧を200
mmHgから300mmHgに上昇させる。
■−(C)このやや高圧に設定した吸引状態において、
第2シリンダ321を回転させて、開口部321A。
第2シリンダ321を回転させて、開口部321A。
321Bを前述のように第3シリンダ331の開口部3
31Aに合致させ、給紙動作を再度開始する。
31Aに合致させ、給紙動作を再度開始する。
■−(d)このサイクルを繰り返し行い、センサ264
に用紙が到達したときの吸引圧の設定を保ったまま、次
の給紙サイクルの移り、処理部へ用紙を搬送する。
に用紙が到達したときの吸引圧の設定を保ったまま、次
の給紙サイクルの移り、処理部へ用紙を搬送する。
以上のように吸引圧の設定を、その時の積層された用紙
の各種条件に合わせて、自動的に設定をコントロールす
ることで、どのような種類の用紙・(原稿)を使われて
も、常に安定した給送性能を得ることができる。
の各種条件に合わせて、自動的に設定をコントロールす
ることで、どのような種類の用紙・(原稿)を使われて
も、常に安定した給送性能を得ることができる。
■転写紙のタイミング給紙開始信号によって、中間搬送
ローラ261,262が再び回転し始め、原稿Dlの先
端を搬送ベルト220とプラテンガラス102の圧接位
置へ搬送する。(第6図(D)参照)この搬送時には最
外管部材311は原稿りによって従動回転する。また中
間管部材321は矢示の時計方向に駆動回転されて初期
位置(第6図(A))に達して停止する。
ローラ261,262が再び回転し始め、原稿Dlの先
端を搬送ベルト220とプラテンガラス102の圧接位
置へ搬送する。(第6図(D)参照)この搬送時には最
外管部材311は原稿りによって従動回転する。また中
間管部材321は矢示の時計方向に駆動回転されて初期
位置(第6図(A))に達して停止する。
◎かくして、吸引シリンタ装置300により送り出され
た1枚の原稿DIは順行経路Aに入り、その途中に設け
た中間搬送ローラ261,262にニップされてプラテ
ンガラス102と搬送ベルト220へ向けて同期露光速
度で搬送される。原稿DIの後端が吸引シリンダ装置2
30を通過したことを原稿先端検知センサ264か検出
すると、再び次の原稿の給紙可能状態となり本体よりの
給紙信号を待っている状態となる。
た1枚の原稿DIは順行経路Aに入り、その途中に設け
た中間搬送ローラ261,262にニップされてプラテ
ンガラス102と搬送ベルト220へ向けて同期露光速
度で搬送される。原稿DIの後端が吸引シリンダ装置2
30を通過したことを原稿先端検知センサ264か検出
すると、再び次の原稿の給紙可能状態となり本体よりの
給紙信号を待っている状態となる。
■前記中間搬送ローラ261.262で搬送された原稿
Dlは搬送ベルト220でプラテンガラス102上を同
期露光速度で搬送しながら、固定した光学系110で露
光して感光体ドラム上に像を形成する。露光処理された
後の原稿DIは排紙ガイド板225に沿って上動し、排
紙ベルト212により原稿スタッカ201へ向けて排出
されることとなる。
Dlは搬送ベルト220でプラテンガラス102上を同
期露光速度で搬送しながら、固定した光学系110で露
光して感光体ドラム上に像を形成する。露光処理された
後の原稿DIは排紙ガイド板225に沿って上動し、排
紙ベルト212により原稿スタッカ201へ向けて排出
されることとなる。
また、原稿スタッカ201上に排紙された原稿Dlは、
原稿ストッパ208と後端規制板202とにより前後端
か揃えられ、横幅規制板203,203で横幅が揃えら
れた状態で再スタックされる。また、先に載置された原
稿束りと、循環後の原稿Dlとは、下積区分は装置21
0によって仕分けされる。前記送り出し動作を原稿スタ
ッカ201上に原稿わがなくなるまで繰り返す。そして
原稿りがなくなったことをスタックセンサ206で検出
し、最後の原稿りが排紙センサで排出されたことを検出
すると、後端規制板202でスタック原稿を送り出して
設定部数が完了するまで上記の動作を繰り返す。しかし
て設定部数が完了し、それが前記排紙センサで検出され
、スタック原稿がオペレータにより、取り除かれこれが
前記原稿セット検知センサにて検出されると、後端規制
板202はそのホームポジションに戻り、次の作動に備
える。上記作動はRDHモードで片面原稿を片面コピー
する場合である。またRDHモードで両面原稿を片面コ
ピーする場合や、両面原稿を両面コピーする場合には、
原稿を反転経路Eに導入する。
原稿ストッパ208と後端規制板202とにより前後端
か揃えられ、横幅規制板203,203で横幅が揃えら
れた状態で再スタックされる。また、先に載置された原
稿束りと、循環後の原稿Dlとは、下積区分は装置21
0によって仕分けされる。前記送り出し動作を原稿スタ
ッカ201上に原稿わがなくなるまで繰り返す。そして
原稿りがなくなったことをスタックセンサ206で検出
し、最後の原稿りが排紙センサで排出されたことを検出
すると、後端規制板202でスタック原稿を送り出して
設定部数が完了するまで上記の動作を繰り返す。しかし
て設定部数が完了し、それが前記排紙センサで検出され
、スタック原稿がオペレータにより、取り除かれこれが
前記原稿セット検知センサにて検出されると、後端規制
板202はそのホームポジションに戻り、次の作動に備
える。上記作動はRDHモードで片面原稿を片面コピー
する場合である。またRDHモードで両面原稿を片面コ
ピーする場合や、両面原稿を両面コピーする場合には、
原稿を反転経路Eに導入する。
なお、上記実施例では、最内管部材331を固定し中間
管部材321を駆動回転させたが、本発明はこの実施例
に限定されるものではなく、中間管部材321を固定し
、最内管部材331を駆動回転させて、両管部材の各ス
リット状開口により形成される相対開口を閉鎖状態から
順次開放状態に移行させながら、最底部用紙を吸引分離
してもよい。
管部材321を駆動回転させたが、本発明はこの実施例
に限定されるものではなく、中間管部材321を固定し
、最内管部材331を駆動回転させて、両管部材の各ス
リット状開口により形成される相対開口を閉鎖状態から
順次開放状態に移行させながら、最底部用紙を吸引分離
してもよい。
また、本発明の給紙装置は、原稿底送り方式の原稿搬送
装置に適用して有効であるが、この他に用紙を底送りす
る給紙装置にも適用可能である。
装置に適用して有効であるが、この他に用紙を底送りす
る給紙装置にも適用可能である。
以上説明したように、本発明の給紙装置は原稿スタッカ
上に積層状に載置された用紙束を給送方向に送りだし分
離手段により用紙束の最下層から一枚ずつ分離して給送
する給送装置において、三重管構造と吸引手段とから成
る吸引シリンダ装置によって、用紙の送り出しと分離給
送とを安定して行うものであるから、積層された用紙を
押圧する必要がなく、用紙同士の表裏摩擦によって生じ
る用紙表裏面の汚れ、擦れ等による画像乱れを防止でき
る。
上に積層状に載置された用紙束を給送方向に送りだし分
離手段により用紙束の最下層から一枚ずつ分離して給送
する給送装置において、三重管構造と吸引手段とから成
る吸引シリンダ装置によって、用紙の送り出しと分離給
送とを安定して行うものであるから、積層された用紙を
押圧する必要がなく、用紙同士の表裏摩擦によって生じ
る用紙表裏面の汚れ、擦れ等による画像乱れを防止でき
る。
また、本発明による三重管構造の吸引シリンダ装置は、
薄手の用紙(トレース紙や通気性のよい用紙や40〜4
5kg紙相当)を吸引搬送できる負圧(約200mmH
g)に一定圧設定しておいて、比較的厚手の用紙(70
〜110kg紙相当)を搬送させても、自動的に吸引圧
が調整されて最適の吸引圧で用紙を給送できるから、用
紙の分離性能が向上し、用紙の種別やサイズに関係なく
確実に分離給送することか可能である。また、穴あき外
筒管による全周吸引であるから、用紙面を均一に吸着し
て給送し、重送やしわ発生や紙折れや斜行も解消され、
安定して給送することが可能である。
薄手の用紙(トレース紙や通気性のよい用紙や40〜4
5kg紙相当)を吸引搬送できる負圧(約200mmH
g)に一定圧設定しておいて、比較的厚手の用紙(70
〜110kg紙相当)を搬送させても、自動的に吸引圧
が調整されて最適の吸引圧で用紙を給送できるから、用
紙の分離性能が向上し、用紙の種別やサイズに関係なく
確実に分離給送することか可能である。また、穴あき外
筒管による全周吸引であるから、用紙面を均一に吸着し
て給送し、重送やしわ発生や紙折れや斜行も解消され、
安定して給送することが可能である。
第1図はこの発明による吸引シリンダ装置を有する給紙
装置の一実施例を示す正面断面図、第2図は上記吸引シ
リンダ装置の部分断面平面図、第3図は該シリンダ装置
の最外管部材の斜視図、第4図は中間管部材の斜視図、
第5図は最内管部材の斜視図、第6図(A)〜(D)は
給紙装置の給紙過程を説明する断面図、第7図(A )
、(B )は循環式原稿搬送装置の構成図、第8図は給
紙過程のタイムチャート、第9図は給紙過程のフローチ
ャート、第1O図は本発明に係る給紙装置を装着したつ
ゆ□エヵ、。工、ユ□いアあ6゜工 100・・・複写機本体 102・・・プラテンカラス(w、積載置台)110・
・・露光光学系 200・・・原稿搬送装置201・
・・原稿スタッカ(用紙載置台)202・・・後端規制
板 203・・・横幅規制板206・・・スタックセ
ンサ 207・・・原稿セット検知センサ 208・・・原稿ストッパ 210・・・原稿区分は装置(セットセパレータ)22
0・・・搬送ベルh 261,262・・・中間
搬送ローラ263・・・ガイド板 264・・・原
稿先端検知センサ270・・・送風手段 271・
・・送風口300・・・吸引シリンダ装置 305・・・吸引接続管 311・・・最外管部材(第1シリンダ)311A・・
・小径貫通孔 314・・・吸引管315・・・吸引
接続管 321・・・中間管部材(第2 321人・・・主吸引開口部 324・・・カム板 331・・・最内管部材(第3 331A・・・開口部 341・・・制御手段 D・・・原稿(用紙) シリンダ) 321B・・・副吸引開口部 325・・・フォトインタラプタ シリンダ) 340・・・吸引手段 342・・・タイマー手段
装置の一実施例を示す正面断面図、第2図は上記吸引シ
リンダ装置の部分断面平面図、第3図は該シリンダ装置
の最外管部材の斜視図、第4図は中間管部材の斜視図、
第5図は最内管部材の斜視図、第6図(A)〜(D)は
給紙装置の給紙過程を説明する断面図、第7図(A )
、(B )は循環式原稿搬送装置の構成図、第8図は給
紙過程のタイムチャート、第9図は給紙過程のフローチ
ャート、第1O図は本発明に係る給紙装置を装着したつ
ゆ□エヵ、。工、ユ□いアあ6゜工 100・・・複写機本体 102・・・プラテンカラス(w、積載置台)110・
・・露光光学系 200・・・原稿搬送装置201・
・・原稿スタッカ(用紙載置台)202・・・後端規制
板 203・・・横幅規制板206・・・スタックセ
ンサ 207・・・原稿セット検知センサ 208・・・原稿ストッパ 210・・・原稿区分は装置(セットセパレータ)22
0・・・搬送ベルh 261,262・・・中間
搬送ローラ263・・・ガイド板 264・・・原
稿先端検知センサ270・・・送風手段 271・
・・送風口300・・・吸引シリンダ装置 305・・・吸引接続管 311・・・最外管部材(第1シリンダ)311A・・
・小径貫通孔 314・・・吸引管315・・・吸引
接続管 321・・・中間管部材(第2 321人・・・主吸引開口部 324・・・カム板 331・・・最内管部材(第3 331A・・・開口部 341・・・制御手段 D・・・原稿(用紙) シリンダ) 321B・・・副吸引開口部 325・・・フォトインタラプタ シリンダ) 340・・・吸引手段 342・・・タイマー手段
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 用紙載置台上に積層状に載置した用紙束の最下層から一
枚ずつ用紙を分離して順次給送する給紙装置において、 前記用紙載置台の給送方向前端近傍の下方に設けられ開
口部を有し駆動回転可能な中空円筒状シリンダ手段と、 該シリンダに接続し真空吸引圧を可変にする真空吸引手
段と、 該シリンダの更に給紙下流方向に設けた用紙先端検出セ
ンサと、 上記シリンダから送り出された用紙を挟持して次の処理
部へ搬送する搬送手段と、 前記シリンダ手段の起動に応答して所定時間を設定する
タイマー手段と、を備えていて、 前記シリンダ手段による給紙動作開始時に、前記真空吸
引手段は設定内の最も低い真空吸引圧に設定されており
、給紙動作を開始して前記タイマー手段による所定の設
定時間経過後に、前記用紙先端検知センサが用紙先端通
過を検知しないときには、順次、真空吸引手段による真
空吸引圧を少し高く設定し直して給紙動作を繰返し、用
紙先端が前記センサによって検知されたとき、このとき
の真空吸引圧を保持して、前記搬送手段による用紙搬送
動作を行うことを特徴とする給紙装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2102734A JP2934976B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 給紙装置 |
US07/686,480 US5213320A (en) | 1990-04-18 | 1991-04-17 | Paper feed device |
EP91106162A EP0452911A1 (en) | 1990-04-18 | 1991-04-17 | Paper feed device |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2102734A JP2934976B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 給紙装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH043739A true JPH043739A (ja) | 1992-01-08 |
JP2934976B2 JP2934976B2 (ja) | 1999-08-16 |
Family
ID=14335478
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2102734A Expired - Lifetime JP2934976B2 (ja) | 1990-04-18 | 1990-04-18 | 給紙装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2934976B2 (ja) |
-
1990
- 1990-04-18 JP JP2102734A patent/JP2934976B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2934976B2 (ja) | 1999-08-16 |
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