JP2530911B2 - シ―ト搬送装置 - Google Patents
シ―ト搬送装置Info
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- JP2530911B2 JP2530911B2 JP1126507A JP12650789A JP2530911B2 JP 2530911 B2 JP2530911 B2 JP 2530911B2 JP 1126507 A JP1126507 A JP 1126507A JP 12650789 A JP12650789 A JP 12650789A JP 2530911 B2 JP2530911 B2 JP 2530911B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sheet
- carriage
- carriage unit
- roller
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Counters In Electrophotography And Two-Sided Copying (AREA)
- Paper Feeding For Electrophotography (AREA)
- Controlling Sheets Or Webs (AREA)
- Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)
- Conveyance By Endless Belt Conveyors (AREA)
- Discharge By Other Means (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、シート搬送装置、詳細には、例えば、複写
機等の画像形成装置に装着される両面・多重ユニットの
シート搬送部に関する。
機等の画像形成装置に装着される両面・多重ユニットの
シート搬送部に関する。
(ロ) 従来の技術 従来、複写機又はプリンタ等の記録装置として例えば
静電記録方式による自動両面複写機があり、この複写機
の自動両面を実施する装置の構成は大きくわけて2つに
分類される。
静電記録方式による自動両面複写機があり、この複写機
の自動両面を実施する装置の構成は大きくわけて2つに
分類される。
1つ目の自動両面の構成は、第40図に示す複写機P2に
配設されたS字型パスを基本構成とするものである。同
図において、複写機P2の複写機本体151の上部に配設さ
れたプラテン152上には原稿が載置され、この原稿を複
写機本体151内の光学系156により走査して画像形成部15
7の感光ドラムを露光することにより潜像を形成してい
る。この潜像を現像することにより、画像形成部157に
はトナー像が形成される。複写機本体151には、シート
Sを収納している複数のカセット159、160と手差し用の
カセット161等が配設されており、さらに複写機本体151
が載置されているキャビネット162内の収納部163にも多
数枚のシートSが収納されている。これらのシートS
は、各カセットに設けられたローラ及び分離ローラ等か
らなる給紙部165により給紙される。
配設されたS字型パスを基本構成とするものである。同
図において、複写機P2の複写機本体151の上部に配設さ
れたプラテン152上には原稿が載置され、この原稿を複
写機本体151内の光学系156により走査して画像形成部15
7の感光ドラムを露光することにより潜像を形成してい
る。この潜像を現像することにより、画像形成部157に
はトナー像が形成される。複写機本体151には、シート
Sを収納している複数のカセット159、160と手差し用の
カセット161等が配設されており、さらに複写機本体151
が載置されているキャビネット162内の収納部163にも多
数枚のシートSが収納されている。これらのシートS
は、各カセットに設けられたローラ及び分離ローラ等か
らなる給紙部165により給紙される。
給紙部165等の給紙手段により給紙されたシートS
は、画像形成部157の転写部166においてトナー像が転写
され、さらに搬送ベルト167により定着部169に搬送され
たシートSは、トナー像が加熱・加圧されて定着された
のち、排紙ローラ対170からなる排紙部171から排出トレ
イ172上へ排出される。
は、画像形成部157の転写部166においてトナー像が転写
され、さらに搬送ベルト167により定着部169に搬送され
たシートSは、トナー像が加熱・加圧されて定着された
のち、排紙ローラ対170からなる排紙部171から排出トレ
イ172上へ排出される。
ここで、1枚のシートSの表裏2面に画像を形成する
両面コピーや、1枚のシートSの片面に2つ以上の原稿
画像を重ね合せて画像を形成する多重コピーのときに
は、第1の面にトナー像が形成されたシートSを機外に
排出せずに、フラッパ173を会して分岐パス175へ導く。
まず両面コピーの場合には、シートSはS字パス176を
経過して、最終排出ローラ対177により中間トレイ179に
排出される。また、多重コピー時には、上記S字パス17
6の途中にある偏向部材180,181を介してS字パス176の
途中から中間トレイ179上に排出される。中間トレイ179
上に積載されたシートSは、その下側から分離されて給
紙され、さらに再給紙パス182を経てから転写部166で画
像が再度転写されて、両面コピー又は多重コピーされ
る。
両面コピーや、1枚のシートSの片面に2つ以上の原稿
画像を重ね合せて画像を形成する多重コピーのときに
は、第1の面にトナー像が形成されたシートSを機外に
排出せずに、フラッパ173を会して分岐パス175へ導く。
まず両面コピーの場合には、シートSはS字パス176を
経過して、最終排出ローラ対177により中間トレイ179に
排出される。また、多重コピー時には、上記S字パス17
6の途中にある偏向部材180,181を介してS字パス176の
途中から中間トレイ179上に排出される。中間トレイ179
上に積載されたシートSは、その下側から分離されて給
紙され、さらに再給紙パス182を経てから転写部166で画
像が再度転写されて、両面コピー又は多重コピーされ
る。
2つ目の自動両面の構成は、第41図に示す複写機P3に
配設されたC字型パスを基本構成とするものである。同
図において、このC字型パスの構成をとる装置は、両面
/多重コピーを実施する際は、上述したS字型パスを基
本構成とするものと同様に、第1の面に画像が形成され
たシートSはフラッパ173を介して分岐パス175へ導かれ
る。
配設されたC字型パスを基本構成とするものである。同
図において、このC字型パスの構成をとる装置は、両面
/多重コピーを実施する際は、上述したS字型パスを基
本構成とするものと同様に、第1の面に画像が形成され
たシートSはフラッパ173を介して分岐パス175へ導かれ
る。
両面コピー時には、1回目の転写によって得られた画
像面を上側にして中間トレイ(シート収納手段)183上
に集積する必要があるので、シートSはフラッパ185を
介してスイッチバックパス186に一旦搬送され、ここで
スイッチバックしてから中間トレイ183上方の搬送部187
へ送られる。そして、シートSは搬送部187の所定の偏
向部材189,190又は最先端の排出ローラ191から搬送部18
3上に排出される。多重コピー時には、シートSはフラ
ッパ185からのシートSをスイッチバックパス186へ送ら
ずに、そのまま搬送部187部の所定位置からシートSを
中間トレイ183上に排出する。
像面を上側にして中間トレイ(シート収納手段)183上
に集積する必要があるので、シートSはフラッパ185を
介してスイッチバックパス186に一旦搬送され、ここで
スイッチバックしてから中間トレイ183上方の搬送部187
へ送られる。そして、シートSは搬送部187の所定の偏
向部材189,190又は最先端の排出ローラ191から搬送部18
3上に排出される。多重コピー時には、シートSはフラ
ッパ185からのシートSをスイッチバックパス186へ送ら
ずに、そのまま搬送部187部の所定位置からシートSを
中間トレイ183上に排出する。
両面コピー及び多重コピー共に、シートSのサイズ
(長さ)により適正な排出位置を提供するために、排出
位置を複数箇所に切換えることを可能とする偏向板189,
190が中間トレイ183上方に配設されている。
(長さ)により適正な排出位置を提供するために、排出
位置を複数箇所に切換えることを可能とする偏向板189,
190が中間トレイ183上方に配設されている。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、上述のS字型パスを構成する複写機P2
の場合、定着部169から再給紙パス182までのシートSの
搬送経路が非常に長くなり、そのため、複写機P2の大き
さ、特にその高さ寸法が非常に大きくなってしまう欠点
がある。また、搬送経路が長いことにより、ジャムが発
生した際にジャム処理を行なう箇所が多くなってジャム
処理操作に手間がかかるという問題がある。
の場合、定着部169から再給紙パス182までのシートSの
搬送経路が非常に長くなり、そのため、複写機P2の大き
さ、特にその高さ寸法が非常に大きくなってしまう欠点
がある。また、搬送経路が長いことにより、ジャムが発
生した際にジャム処理を行なう箇所が多くなってジャム
処理操作に手間がかかるという問題がある。
さらに、両面コピーの際、中間トレイ179に排出した
シートSを、中間トレイ179のの傾斜面とシートSの自
重による移動作用をある程度期待してシート送り方向の
整合を実施していたので、シートSを中間トレイ179へ
排出後に再給紙工程に入るまでにロスタイムが生じる。
これは、シートSの両面コピーを行なう枚数が少ないほ
ど顕著となり、特に1枚の両面コピーを作成するときに
複写機P3の生産性を低下させるという欠点があった。
シートSを、中間トレイ179のの傾斜面とシートSの自
重による移動作用をある程度期待してシート送り方向の
整合を実施していたので、シートSを中間トレイ179へ
排出後に再給紙工程に入るまでにロスタイムが生じる。
これは、シートSの両面コピーを行なう枚数が少ないほ
ど顕著となり、特に1枚の両面コピーを作成するときに
複写機P3の生産性を低下させるという欠点があった。
また、C字型パスを利用して両面コピーを可能とする
複写機P3の場合には、特にラージサイズ(A3,B4等)の
シートSを中間トレイ179に排出する際、シートSの排
出位置が必然的に再給紙時の先端ストッパ位置から離れ
る傾向にある。このため、排出シートSの腰の強弱又は
シートS先端のカール等により、シート排出の際に排出
途中でのシートSの腰砕けや先端が丸まったりして、中
間トレイ183上でのシートSの積載性の面で非常に不安
定な要因を含んでいた。
複写機P3の場合には、特にラージサイズ(A3,B4等)の
シートSを中間トレイ179に排出する際、シートSの排
出位置が必然的に再給紙時の先端ストッパ位置から離れ
る傾向にある。このため、排出シートSの腰の強弱又は
シートS先端のカール等により、シート排出の際に排出
途中でのシートSの腰砕けや先端が丸まったりして、中
間トレイ183上でのシートSの積載性の面で非常に不安
定な要因を含んでいた。
また、中間トレイ183の上方には、スモールサイズ(A
4,B5等)のに対応した排出パス用の偏向板189,190等が
突出しているので、排出パスと中間トレイ183との間隔
が装置構成上、排出パスでの搬送不良又は中間トレイ18
3内での搬送不良が発生した場合には、ジャム処理性が
著しく悪くなるという問題があった。
4,B5等)のに対応した排出パス用の偏向板189,190等が
突出しているので、排出パスと中間トレイ183との間隔
が装置構成上、排出パスでの搬送不良又は中間トレイ18
3内での搬送不良が発生した場合には、ジャム処理性が
著しく悪くなるという問題があった。
そこで、本発明は、シートの先端を挟持及び排出自在
のキャリッジローラ対を有するキャリッジユニットを、
上記中間トレイに沿って往復動自在に設け、かつキャリ
ッジユニットの位置を検知する複数のセンサをキャリッ
ジユニットの移動経路に沿って設けることにより、中間
トレイに対するシートの排出をシートサイズの大小に係
ることなく円滑に行ない得るようにすると共に、紙詰り
の発生時には紙詰りの発生場所に応じてキャリッジユニ
ットを対応した所定位置に退避させることにより、ジャ
ム処理が容易となるシート搬送装置を提供することを目
的とするものである。
のキャリッジローラ対を有するキャリッジユニットを、
上記中間トレイに沿って往復動自在に設け、かつキャリ
ッジユニットの位置を検知する複数のセンサをキャリッ
ジユニットの移動経路に沿って設けることにより、中間
トレイに対するシートの排出をシートサイズの大小に係
ることなく円滑に行ない得るようにすると共に、紙詰り
の発生時には紙詰りの発生場所に応じてキャリッジユニ
ットを対応した所定位置に退避させることにより、ジャ
ム処理が容易となるシート搬送装置を提供することを目
的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、上述事情に鑑みなされたものであって、例
えば第1図〜第5図を参照して示すと、シート搬送路の
途中に設けられていてシート(S)を一時的に収納する
シート収納手段(183)と、該シート収納手段(183)の
上流側の所定位置に設けられたシートを排出する排出ロ
ーラ(3)と、該排出ローラ(3)から排出されるシー
ト(S)を挟持/搬送するキャリッジローラ対(20,2
3)を備えていて、シート収納手段(183)に沿って往復
動可能なキャリッジユニット(1)と、を有し、前記シ
ート収納手段(183)へのシート搬送時における紙詰り
が紙詰り検知手段(4,43,46)により検知されたときに
前記キャリッジユニット(1)を所定位置(51)に移動
して停止させることを特徴とする。
えば第1図〜第5図を参照して示すと、シート搬送路の
途中に設けられていてシート(S)を一時的に収納する
シート収納手段(183)と、該シート収納手段(183)の
上流側の所定位置に設けられたシートを排出する排出ロ
ーラ(3)と、該排出ローラ(3)から排出されるシー
ト(S)を挟持/搬送するキャリッジローラ対(20,2
3)を備えていて、シート収納手段(183)に沿って往復
動可能なキャリッジユニット(1)と、を有し、前記シ
ート収納手段(183)へのシート搬送時における紙詰り
が紙詰り検知手段(4,43,46)により検知されたときに
前記キャリッジユニット(1)を所定位置(51)に移動
して停止させることを特徴とする。
(ホ) 作用 以上構成に基づき、排出ローラ(3)から排出される
シート(S)を、キャリッジユニット(1)のキャリッ
ジローラ(20,23)が挟持し、この状態でキャリッジユ
ニット(1)は中間トレイ(シート収納手段183)先端
の再給紙位置に移動して停止する。キャリッジユニット
1は、再給紙位置からシートSを排出しながら排出ロー
ラ3の方向へ移動してシートSを中間トレイ183上に排
出する。
シート(S)を、キャリッジユニット(1)のキャリッ
ジローラ(20,23)が挟持し、この状態でキャリッジユ
ニット(1)は中間トレイ(シート収納手段183)先端
の再給紙位置に移動して停止する。キャリッジユニット
1は、再給紙位置からシートSを排出しながら排出ロー
ラ3の方向へ移動してシートSを中間トレイ183上に排
出する。
キャリッジユニット1による搬送・排出経路において
紙詰りが発生した場合は、センサ(4,46,47)等のON−O
FFによるジャム位置の検知手段によりキャリッジユニッ
ト(1)は停止され、更にキャリッジユニット1は所定
位置(センサ51の位置)に移動して停止する。これによ
り中間トレイ(183)上方のスペースは開放されてジャ
ム処理を容易に行うことができる。
紙詰りが発生した場合は、センサ(4,46,47)等のON−O
FFによるジャム位置の検知手段によりキャリッジユニッ
ト(1)は停止され、更にキャリッジユニット1は所定
位置(センサ51の位置)に移動して停止する。これによ
り中間トレイ(183)上方のスペースは開放されてジャ
ム処理を容易に行うことができる。
なお、上述カッコ内の符号は、図面を参照のために示
すものであって、本発明の構成を何等限定するものでは
ない。
すものであって、本発明の構成を何等限定するものでは
ない。
(ヘ) 実施例 以下、本発明の第1の実施例を第1図〜第14図に基づ
いて説明する。なお、第40図及び第41図に示すものと同
じものは同一符号で表わしてその説明は省略する。
いて説明する。なお、第40図及び第41図に示すものと同
じものは同一符号で表わしてその説明は省略する。
第1図は本発明の第1の実施例が適用された複写機P1
の縦断側面図である。第1図〜第4図において、フラッ
パ185の下流側にはシートSを検知する中間トレイ排出
センサ4及び排出ローラ対3等がそれぞれ配設されてお
り、上記排出ローラ3の下流側近傍には、後述するよう
にしてシートSの先端を挟持して搬送するキャリッジユ
ニット1が配設されている。このキャリッジユニット1
は、上板5aとその両側に一体的に設けられた側板5b,5c
からなる枠体5を有しており、上記側板5b,5cの外面上
部には回転自在のコロ対6がそれぞれ配設されている。
の縦断側面図である。第1図〜第4図において、フラッ
パ185の下流側にはシートSを検知する中間トレイ排出
センサ4及び排出ローラ対3等がそれぞれ配設されてお
り、上記排出ローラ3の下流側近傍には、後述するよう
にしてシートSの先端を挟持して搬送するキャリッジユ
ニット1が配設されている。このキャリッジユニット1
は、上板5aとその両側に一体的に設けられた側板5b,5c
からなる枠体5を有しており、上記側板5b,5cの外面上
部には回転自在のコロ対6がそれぞれ配設されている。
キャリッジユニット1は、複写機本体151内の両側板
にそれぞれ固設された1対のガイドレール7,8に上記コ
ロ対6を遊嵌することにより複写機P1の前後方向(図に
おいて左右方向)に移動自在となっている。上記両側板
5b,5cに両端を接続されている1対のベルト9は、軸1
1、12にそれぞ固着されプーリ対13,15に巻回されてお
り、上記軸11の端部には正逆回転可能のモータ16が結合
されていて、これにより上記キャリッジユニット1は、
矢印17方向又はその逆向きの矢印19方向に移動される。
にそれぞれ固設された1対のガイドレール7,8に上記コ
ロ対6を遊嵌することにより複写機P1の前後方向(図に
おいて左右方向)に移動自在となっている。上記両側板
5b,5cに両端を接続されている1対のベルト9は、軸1
1、12にそれぞ固着されプーリ対13,15に巻回されてお
り、上記軸11の端部には正逆回転可能のモータ16が結合
されていて、これにより上記キャリッジユニット1は、
矢印17方向又はその逆向きの矢印19方向に移動される。
複数のキャリッジローラ20が固着されている軸21の両
端は、上記枠体5の側板5b,5cに回転自在に装着されて
おり、側板5b,5cから延出している上記軸21の両端には
1対の支持レバー22の基部が回転自在に装着されてい
る。上記キャリッジローラ20と対をなす複数のキャリッ
ジローラ23と、このキャリッジローラ23間に位置してい
て上記キャリッジローラ23の外径よりも長寸の外径を有
する複数の腰つけローラ25は軸26にそれぞれ固着されて
いる。この軸26の両端は側板5b,5cにそれぞれ形成され
た長孔27を貫通して、上記支持レバー22の自由端に形成
された不図示の長孔に装着され、かつ不図示のばねによ
り軸21側に、すなわちキャリッジローラ23がキャリッジ
ローラ20に圧接する向きに付勢されている。
端は、上記枠体5の側板5b,5cに回転自在に装着されて
おり、側板5b,5cから延出している上記軸21の両端には
1対の支持レバー22の基部が回転自在に装着されてい
る。上記キャリッジローラ20と対をなす複数のキャリッ
ジローラ23と、このキャリッジローラ23間に位置してい
て上記キャリッジローラ23の外径よりも長寸の外径を有
する複数の腰つけローラ25は軸26にそれぞれ固着されて
いる。この軸26の両端は側板5b,5cにそれぞれ形成され
た長孔27を貫通して、上記支持レバー22の自由端に形成
された不図示の長孔に装着され、かつ不図示のばねによ
り軸21側に、すなわちキャリッジローラ23がキャリッジ
ローラ20に圧接する向きに付勢されている。
なお、上記支持レバー22は、両端を側板5bと支持レバ
ー22に係止された引っ張りばね29により図において反時
計方向に付勢されていて、軸26が長孔27の後端(図にお
いて左端)に当接した状態で静止している。この状態で
は、キャリッジローラ23は、第5図に示すようにキャリ
ッジローラ20の鉛直をなす位置に圧接した状態にある。
ー22に係止された引っ張りばね29により図において反時
計方向に付勢されていて、軸26が長孔27の後端(図にお
いて左端)に当接した状態で静止している。この状態で
は、キャリッジローラ23は、第5図に示すようにキャリ
ッジローラ20の鉛直をなす位置に圧接した状態にある。
支持レバー22の上記ばね29と反対側の側縁には、偏向
ソレノイド30の作動レバー30aが接続されており、上記
偏向ソレノイド30が後述するタイミングで作動すると、
支持レバー22は軸21を中心として矢印31で示す時計方向
に回動し、軸26が長孔27の前端(図において右端)に当
接した状態で静止する。この状態では、キャリッジロー
ラ23は、第7図に示すようにキャリッジローラ20に圧接
したまま給紙方向側(図において右側)に若干公転す
る。このキャリッジローラ23の公転により、キャリッジ
ローラ20,23の接触部の接線方向、すなわちシートSの
排出方向はやや下向きとなる。
ソレノイド30の作動レバー30aが接続されており、上記
偏向ソレノイド30が後述するタイミングで作動すると、
支持レバー22は軸21を中心として矢印31で示す時計方向
に回動し、軸26が長孔27の前端(図において右端)に当
接した状態で静止する。この状態では、キャリッジロー
ラ23は、第7図に示すようにキャリッジローラ20に圧接
したまま給紙方向側(図において右側)に若干公転す
る。このキャリッジローラ23の公転により、キャリッジ
ローラ20,23の接触部の接線方向、すなわちシートSの
排出方向はやや下向きとなる。
枠体5の側板5bにはキャリッジローラ20,23を駆動す
るためのモータ32が固設されており、その出力軸に固着
されたギヤ33は、軸21の端部に不図示のワンウェイクラ
ッチを介して装着されたギヤ35に噛合している。上記ギ
ヤ35に噛合しているアイドルギヤ36は、側板5bに回転自
在に取りつけられた軸37にクラッチ39(第2図参照)を
介して装着されており、上記軸37には偏心カム40が固着
されている。この偏心カム40は、前記軸26の端部に固着
された偏心カム41の周面に当接している。
るためのモータ32が固設されており、その出力軸に固着
されたギヤ33は、軸21の端部に不図示のワンウェイクラ
ッチを介して装着されたギヤ35に噛合している。上記ギ
ヤ35に噛合しているアイドルギヤ36は、側板5bに回転自
在に取りつけられた軸37にクラッチ39(第2図参照)を
介して装着されており、上記軸37には偏心カム40が固着
されている。この偏心カム40は、前記軸26の端部に固着
された偏心カム41の周面に当接している。
なお、枠体5の上板5a裏面側には作動部材42の基部が
取りつけられていて、その自由端は上板5aから上方に延
出しており、この作動部材42はキャリッジユニット1の
移動時に後述するセンサを作動させるものである。ま
た、キャリッジユニット1のキャリッジローラ20,23の
前後にはシートSを検知するローラセンサ43が配設され
ている。
取りつけられていて、その自由端は上板5aから上方に延
出しており、この作動部材42はキャリッジユニット1の
移動時に後述するセンサを作動させるものである。ま
た、キャリッジユニット1のキャリッジローラ20,23の
前後にはシートSを検知するローラセンサ43が配設され
ている。
以上の構成において、まず1枚の原稿に対して両面コ
ピーをn枚(n>1)とる時の動作について、第5図〜
第8図を用いて説明する。第1図において、シートSへ
の片面コピーが終って、シートSがスイッチバックパス
186に入るまでの動作は、第41図の従来例のC字型パス
の動作と同じである。スイッチバックパス186にからス
イッチバックローラ45により搬送されるシートSは、フ
ラッパ185に偏向されて排出ローラ3に送られる。排出
ローラ3の近傍にはHP(ホームホジション)中間トレイ
排出センサ46が、その下流側には中間トレイ排出センサ
47がそれぞれ配設されている。
ピーをn枚(n>1)とる時の動作について、第5図〜
第8図を用いて説明する。第1図において、シートSへ
の片面コピーが終って、シートSがスイッチバックパス
186に入るまでの動作は、第41図の従来例のC字型パス
の動作と同じである。スイッチバックパス186にからス
イッチバックローラ45により搬送されるシートSは、フ
ラッパ185に偏向されて排出ローラ3に送られる。排出
ローラ3の近傍にはHP(ホームホジション)中間トレイ
排出センサ46が、その下流側には中間トレイ排出センサ
47がそれぞれ配設されている。
キャリッジユニット1が第5図に示すHPの位置にあっ
て、作動部材42が上記HP中間トレイ排出センサ46をONし
た状態でシートSにより中間トレイ排出センサ4がONさ
れると、キャリッジユニット1のキャリッジローラ20及
びキャリッジローラ23が矢印49,50の方向にそれぞれ回
転してシートSをくわえる。この時、キャリッジユニッ
ト1内のローラセンサ43がシートSを検知するとキャリ
ッジローラ20,23は回転を止めると共に、キャリッジユ
ニット1は第6図に示すように矢印17のシート排出方向
に移動する。
て、作動部材42が上記HP中間トレイ排出センサ46をONし
た状態でシートSにより中間トレイ排出センサ4がONさ
れると、キャリッジユニット1のキャリッジローラ20及
びキャリッジローラ23が矢印49,50の方向にそれぞれ回
転してシートSをくわえる。この時、キャリッジユニッ
ト1内のローラセンサ43がシートSを検知するとキャリ
ッジローラ20,23は回転を止めると共に、キャリッジユ
ニット1は第6図に示すように矢印17のシート排出方向
に移動する。
キャリッジユニット1が中間トレイ排出センサ47の下
方に到達して作動部材42が排紙中間トレイ排出センサ47
をONすると、第4図に示すキャリッジユニット1の偏向
ソレノイド30がONして支持レバー22を矢印31方向に回動
させる。これによりキャリッジローラ20,23は、第7図
に示ようにシートSの排出方向がやや下向きになった状
態でそれぞれ回転を始めてシートSを排出しながら、キ
ャリッジユニット1は第7図に示すようにHP側の矢印19
方向に移動しはじめる。キャリッジユニット1には、第
2図及び第4図に示すようにキャリッジローラ23と同軸
上に腰つけローラ25が設けられているので、第8図に示
すようにキャリッジユニット1のみでシートSを搬送す
る際でもシートSの後端がだれることはない。キャリッ
ジユニット1は、第9図に示すように作動部材42がHPセ
ンサ46をONして時に図示のHPで停止する。
方に到達して作動部材42が排紙中間トレイ排出センサ47
をONすると、第4図に示すキャリッジユニット1の偏向
ソレノイド30がONして支持レバー22を矢印31方向に回動
させる。これによりキャリッジローラ20,23は、第7図
に示ようにシートSの排出方向がやや下向きになった状
態でそれぞれ回転を始めてシートSを排出しながら、キ
ャリッジユニット1は第7図に示すようにHP側の矢印19
方向に移動しはじめる。キャリッジユニット1には、第
2図及び第4図に示すようにキャリッジローラ23と同軸
上に腰つけローラ25が設けられているので、第8図に示
すようにキャリッジユニット1のみでシートSを搬送す
る際でもシートSの後端がだれることはない。キャリッ
ジユニット1は、第9図に示すように作動部材42がHPセ
ンサ46をONして時に図示のHPで停止する。
いま、キャリッジユニット1の戻り速度をV,シートS
の排出速度をvとすると、キャリッジローラ20,23は周
速(V+v)で回転する。シートSを中間トレイ183へ
排出し終ると、キャリッジユニット1はHP中間トレイ排
出センサ46の位置で次のシートSをスイッチバックロー
ラ45から受け取って、上述した第6図〜第9図の動作を
繰り返して順次シートSを中間トレイ183上に積載して
いく。
の排出速度をvとすると、キャリッジローラ20,23は周
速(V+v)で回転する。シートSを中間トレイ183へ
排出し終ると、キャリッジユニット1はHP中間トレイ排
出センサ46の位置で次のシートSをスイッチバックロー
ラ45から受け取って、上述した第6図〜第9図の動作を
繰り返して順次シートSを中間トレイ183上に積載して
いく。
次に、紙詰り時の処理動作について説明する。
第10図はキャリッジユニット1へのシートSの受渡し
部でジャムが発生している状態を示している。この状態
では、排出ローラ3がONしていてキャリッジユニット1
内のローラセンサ43はOFFしている。この場合、キャリ
ッジユニット1のキャリッジローラ20,23のニップ部に
はシートSはくわえられていないので、キャリッジユニ
ット1は第11図に示すように中間トレイ排出センサ47の
下流側に配設されているスルーパスセンサ51の方へその
まま移動し、作動部材42がスルーパスセンサ51をONした
時点でキャリッジユニット1は停止する。
部でジャムが発生している状態を示している。この状態
では、排出ローラ3がONしていてキャリッジユニット1
内のローラセンサ43はOFFしている。この場合、キャリ
ッジユニット1のキャリッジローラ20,23のニップ部に
はシートSはくわえられていないので、キャリッジユニ
ット1は第11図に示すように中間トレイ排出センサ47の
下流側に配設されているスルーパスセンサ51の方へその
まま移動し、作動部材42がスルーパスセンサ51をONした
時点でキャリッジユニット1は停止する。
シートSが第6図に示すように排出ローラ3とキャリ
ッジユニット1のキャリッジローラ20,23とにくわえら
れていて、キャリッジユニット1が矢印17方向に移動し
ている途中で紙詰りになると、この場合には中間トレイ
排出センサ4とローラセンサ43はONの状態であって、複
写機本体151がジャム発生箇所を検知する。このジャム
検知により、第2図に示すクラッチ39がONすると共に、
モータ32が瞬時回転してギヤ35の回転がアイドルギヤ36
を介し偏心カム40に伝達されて、偏心カム40が矢印方向
に回転される。なお、上記クラッチ39がOFFの状態であ
るときには、アイドルギヤ36と偏心カム40とは非結合の
状態であって、アイドルギヤ36は偏心カム40に対して任
意に回転することができる。
ッジユニット1のキャリッジローラ20,23とにくわえら
れていて、キャリッジユニット1が矢印17方向に移動し
ている途中で紙詰りになると、この場合には中間トレイ
排出センサ4とローラセンサ43はONの状態であって、複
写機本体151がジャム発生箇所を検知する。このジャム
検知により、第2図に示すクラッチ39がONすると共に、
モータ32が瞬時回転してギヤ35の回転がアイドルギヤ36
を介し偏心カム40に伝達されて、偏心カム40が矢印方向
に回転される。なお、上記クラッチ39がOFFの状態であ
るときには、アイドルギヤ36と偏心カム40とは非結合の
状態であって、アイドルギヤ36は偏心カム40に対して任
意に回転することができる。
クラッチ39のONにより偏心カム40がアイドルギヤ36と
一体的に矢印方向に回転することにより、偏心カム40の
凸部が偏心カム41の凸部を押圧して軸26を支持レバー22
の自由端側に移動させる。この支持レバー22の移動によ
り、キャリッジローラ20に対するキャリッジローラ23の
押圧作用は解除され、キャリッジユニット1は第12図に
示すようにキャリッジローラ23が解除された状態でスル
ーパスセンサ51に向かって移動する。キャリッジユニッ
ト1がスルーパスセンサ51の位置で停止した状態、即ち
第13図の状態で紙詰りしたシートSのジャム処理が行な
われる。なお、キャリッジユニット1がスルーパスセン
サ51をONした後は、上記キャリッジローラ23をキャリッ
ジローラ20に再び圧接させてもよい。
一体的に矢印方向に回転することにより、偏心カム40の
凸部が偏心カム41の凸部を押圧して軸26を支持レバー22
の自由端側に移動させる。この支持レバー22の移動によ
り、キャリッジローラ20に対するキャリッジローラ23の
押圧作用は解除され、キャリッジユニット1は第12図に
示すようにキャリッジローラ23が解除された状態でスル
ーパスセンサ51に向かって移動する。キャリッジユニッ
ト1がスルーパスセンサ51の位置で停止した状態、即ち
第13図の状態で紙詰りしたシートSのジャム処理が行な
われる。なお、キャリッジユニット1がスルーパスセン
サ51をONした後は、上記キャリッジローラ23をキャリッ
ジローラ20に再び圧接させてもよい。
次に、シートSがキャリッジユニット1のみにくわえ
こまれている途中で紙詰りになった場合、キャリッジユ
ニット1のローラセンサ43のみがONになっていることを
複写機本体151で検知し、この検知によりキャリッジロ
ーラ23のローラ圧を解除して、キャリッジユニット1は
HP中間トレイ排出センサ46側のHPに移動する。
こまれている途中で紙詰りになった場合、キャリッジユ
ニット1のローラセンサ43のみがONになっていることを
複写機本体151で検知し、この検知によりキャリッジロ
ーラ23のローラ圧を解除して、キャリッジユニット1は
HP中間トレイ排出センサ46側のHPに移動する。
以上述べたジャム処理方法は、シートSのサイズによ
って変わるものではなく、種々のサイズのシートSに対
して適用できることは勿論である。上記ジャム処理にお
けるジャム発生箇所とキャリッジユニット1移動箇所及
びキャリッジローラ23のローラ圧の動作との関係を、第
14図にまとめて示す。なお、図中符号aはHP中間トレイ
排出センサ46をONする位置、bはスルーパスセンサ51を
ONする位置である。
って変わるものではなく、種々のサイズのシートSに対
して適用できることは勿論である。上記ジャム処理にお
けるジャム発生箇所とキャリッジユニット1移動箇所及
びキャリッジローラ23のローラ圧の動作との関係を、第
14図にまとめて示す。なお、図中符号aはHP中間トレイ
排出センサ46をONする位置、bはスルーパスセンサ51を
ONする位置である。
第15図は、本発明の第2の実施例としてのシート搬送
装置が搭載されている画像形成装置を示している。
装置が搭載されている画像形成装置を示している。
本実施例では、キャリッジユニットは2個配設されて
いてそれぞれ独立して移動可能であると共に、第1のキ
ャリッジユニット1のキャリッジローラ20,23と第2の
キャリッジユニット2のキャリッジローラ57,59も独立
して回転可能となっている。
いてそれぞれ独立して移動可能であると共に、第1のキ
ャリッジユニット1のキャリッジローラ20,23と第2の
キャリッジユニット2のキャリッジローラ57,59も独立
して回転可能となっている。
第1のキャリッジユニット1は、第16図に示すよう
に、前記実施例のキャリッジユニット1と同様にベルト
9により矢印17で示すシート排出方向及びその逆方向に
移動するようになっている。また第2のキャリッジユニ
ット2も前記キャリッジユニット1と同様に矢印17方向
に往復動可能に支持されていて、ベルト56により駆動さ
れている。上記ベルト56は、不図示のモータにより駆動
されるプーリ対53と従動側のプーリ対55とに巻回されて
いると共に、このベルト56の上流側は第1のキャリッジ
ユニット1用のベルト9の下流側近傍に配されている。
に、前記実施例のキャリッジユニット1と同様にベルト
9により矢印17で示すシート排出方向及びその逆方向に
移動するようになっている。また第2のキャリッジユニ
ット2も前記キャリッジユニット1と同様に矢印17方向
に往復動可能に支持されていて、ベルト56により駆動さ
れている。上記ベルト56は、不図示のモータにより駆動
されるプーリ対53と従動側のプーリ対55とに巻回されて
いると共に、このベルト56の上流側は第1のキャリッジ
ユニット1用のベルト9の下流側近傍に配されている。
上記キャリッジユニット2は、キャリッジローラ57,5
9のニップ側に、キャリッジユニット1からのシートS
が挿入されるガイド口2aと、シートSを検知する1対の
ローラセンサ60を有している。また、キャリッジユニッ
ト1のホームポジション(HP)を検知するHPセンサ46の
下流側には、第1のキャリッジユニット1によりON−OF
Fするセンサ61と、第2のキャリッジユニット2によりO
N−OFFするセンサ62,47,51等がそれぞれ配設されてい
る。
9のニップ側に、キャリッジユニット1からのシートS
が挿入されるガイド口2aと、シートSを検知する1対の
ローラセンサ60を有している。また、キャリッジユニッ
ト1のホームポジション(HP)を検知するHPセンサ46の
下流側には、第1のキャリッジユニット1によりON−OF
Fするセンサ61と、第2のキャリッジユニット2によりO
N−OFFするセンサ62,47,51等がそれぞれ配設されてい
る。
以上の構成において、まず1枚の原稿によりハーフサ
イズの両面コピーをn枚(n>1)取るときの動作につ
いて説する。
イズの両面コピーをn枚(n>1)取るときの動作につ
いて説する。
シートSに対する片面コピーが終ってシートSがスイ
ッチバックパス186に入る時までの動作は、第41図示す
従来例のC字型パスの場合と同じ動作で行なわれるので
その説明は省略する。
ッチバックパス186に入る時までの動作は、第41図示す
従来例のC字型パスの場合と同じ動作で行なわれるので
その説明は省略する。
第16図において、スイッチバックローラ45及び排出ロ
ーラ3がそれぞれ矢印方向に回転してシートSがキャリ
ッジユニット1側に送られ、中間トレイ排出センサ4が
シートSの先端を検知すると、キャリッジユニット1の
キャリッジローラ20,23は、モータ32の回転により矢印
方向にそれぞれ回転してシートSの先端をくわえこむ。
この時、スイッチバックローラ45は、上記キャリッジロ
ーラ20,23と一緒に回転する。
ーラ3がそれぞれ矢印方向に回転してシートSがキャリ
ッジユニット1側に送られ、中間トレイ排出センサ4が
シートSの先端を検知すると、キャリッジユニット1の
キャリッジローラ20,23は、モータ32の回転により矢印
方向にそれぞれ回転してシートSの先端をくわえこむ。
この時、スイッチバックローラ45は、上記キャリッジロ
ーラ20,23と一緒に回転する。
第1のキャリッジユニット1内のキャリッジローラセ
ンサ43が、キャリッジローラ20,23のニップ部にシート
Sの先端がくわえられたことを検知すると、モータ32は
停止してキャリッジローラ20,23の回転は停止する。次
に第2図における移動用のモータ16が回転を始めて、第
1のキャリッジユニット1は、第16図の矢印17の方向に
移動を始めると共に、スイッチバックローラ45の方はキ
ャリッジユニット1の移動速度と同じ速度の周速で回転
する。この時、第2のキャリッジユニット2は、センサ
62をONした状態で静止している。
ンサ43が、キャリッジローラ20,23のニップ部にシート
Sの先端がくわえられたことを検知すると、モータ32は
停止してキャリッジローラ20,23の回転は停止する。次
に第2図における移動用のモータ16が回転を始めて、第
1のキャリッジユニット1は、第16図の矢印17の方向に
移動を始めると共に、スイッチバックローラ45の方はキ
ャリッジユニット1の移動速度と同じ速度の周速で回転
する。この時、第2のキャリッジユニット2は、センサ
62をONした状態で静止している。
矢印17の方向へ移動するキャリッジユニット1の作動
部材42(第3図参照)がセンサ61をONすると、上記モー
タ16に不図示のブレーキが作用してキャリッジユニット
1は第17図に示すように静止する。この状態で第1のキ
ャリッジユニット1のキャリッジローラ20,23及び第2
のキャリッジユニット2のキャリッジローラ57,59がそ
れぞれ回転を始めて、シートSをキャリッジユニット2
に挿入する。
部材42(第3図参照)がセンサ61をONすると、上記モー
タ16に不図示のブレーキが作用してキャリッジユニット
1は第17図に示すように静止する。この状態で第1のキ
ャリッジユニット1のキャリッジローラ20,23及び第2
のキャリッジユニット2のキャリッジローラ57,59がそ
れぞれ回転を始めて、シートSをキャリッジユニット2
に挿入する。
シートSの先端がキャリッジユニット2のキャリッジ
ローラ57,59のニップ部にくわえこまれたことがセンサ6
0により検知されると、第18図に示すようにキャリッジ
ユニット1は矢印19の方向に、そしてキャリッジユニッ
ト2は矢印17の方向にそれぞれ速度Vで移動する。ま
た、キャリッジユニット2保持されているシートSも速
度Vで矢印17方向に移動する。
ローラ57,59のニップ部にくわえこまれたことがセンサ6
0により検知されると、第18図に示すようにキャリッジ
ユニット1は矢印19の方向に、そしてキャリッジユニッ
ト2は矢印17の方向にそれぞれ速度Vで移動する。ま
た、キャリッジユニット2保持されているシートSも速
度Vで矢印17方向に移動する。
キャリッジユニット2の上記移動時に、キャリッジユ
ニット2のキャリッジローラ57,59は静止してシートS
をくわえているが、キャリッジユニット1のキャリッジ
ローラ20,23は周速2Vの速度で回転する。この時、キャ
リッジユニット1のキャリッジローラ20と一体のギヤ35
には不図示のワンウェイクラッチが介装されているので
若干のスピード差があるが、キャリッジローラ20,23の
回転速度がシートSの移動速度に追い付かなくても、上
記ワンウェイクラッチの作用によりシートSが破損する
ことはない。
ニット2のキャリッジローラ57,59は静止してシートS
をくわえているが、キャリッジユニット1のキャリッジ
ローラ20,23は周速2Vの速度で回転する。この時、キャ
リッジユニット1のキャリッジローラ20と一体のギヤ35
には不図示のワンウェイクラッチが介装されているので
若干のスピード差があるが、キャリッジローラ20,23の
回転速度がシートSの移動速度に追い付かなくても、上
記ワンウェイクラッチの作用によりシートSが破損する
ことはない。
キャリッジユニット2の移動により、キャリッジユニ
ット2の作動部材63が第10図に示すように排紙センサ47
を検知するとキャリッジユニット2は停止する。また、
キャリッジユニット2の不図示の偏向ソレノイド(キャ
リッジユニット1の偏向ソレノイド30に相当)が作用し
てキャリッジローラ57が第19図に示すようにシート排出
側に公転して排出口はやや下方を向き、この状態でキャ
リッジローラ57,59が矢印方向にそれぞれ回転してシー
トSを排出する。キャリッジユニット2は、シートSの
排出作用を行ないながら第20図に示すように矢印19方向
に速度Vで戻っていく。
ット2の作動部材63が第10図に示すように排紙センサ47
を検知するとキャリッジユニット2は停止する。また、
キャリッジユニット2の不図示の偏向ソレノイド(キャ
リッジユニット1の偏向ソレノイド30に相当)が作用し
てキャリッジローラ57が第19図に示すようにシート排出
側に公転して排出口はやや下方を向き、この状態でキャ
リッジローラ57,59が矢印方向にそれぞれ回転してシー
トSを排出する。キャリッジユニット2は、シートSの
排出作用を行ないながら第20図に示すように矢印19方向
に速度Vで戻っていく。
また、シートSの排出速度はVであって、シートSは
中間トレイ183に対しては相対的には静止した状態であ
って中間トレイ183上に落下するのみである。上記排出
作用が行なわれるとき、キャリッジユニット2のキャリ
ッジローラ57,59は周速2Vでそれぞれ回転している。キ
ャリッジユニット2によるシートSの排出が行なわれて
いるとき、キャリッジユニット1は次のシートSをくわ
えこんで、矢印17方向へ移動する。中間トレイ183上へ
のシートSの排出が終了すると、不図示のソレノイドが
ONして給送ローラ65が下降してシートS上に当接する。
次に、キャリッジユニット2の偏向ソレノイドがOFFし
て、キャリッジローラ59は元の位置に復帰する。
中間トレイ183に対しては相対的には静止した状態であ
って中間トレイ183上に落下するのみである。上記排出
作用が行なわれるとき、キャリッジユニット2のキャリ
ッジローラ57,59は周速2Vでそれぞれ回転している。キ
ャリッジユニット2によるシートSの排出が行なわれて
いるとき、キャリッジユニット1は次のシートSをくわ
えこんで、矢印17方向へ移動する。中間トレイ183上へ
のシートSの排出が終了すると、不図示のソレノイドが
ONして給送ローラ65が下降してシートS上に当接する。
次に、キャリッジユニット2の偏向ソレノイドがOFFし
て、キャリッジローラ59は元の位置に復帰する。
第1,第2のキャリッジユニット1,2は第17図の状態に
戻ってキャリッジユニット2へのシートSの受渡しが再
び行なわれると共に、給送ローラ65は中間トレイ183上
のシートSから離れて、シートSが中間トレイ183上に
積載される。中間トレイ183上へのシートSの積載が終
了すると、不図示の幅寄せモータにより積載シートの横
方向の整合が行なわれる。中間トレイ183からの再給紙
に関しては、第41図の従来装置と同様であって、給送ロ
ーラ65が不図示のソレノイドによりシートS上に下降し
てきてシートSを送り、その下流側の分離ローラ66によ
りシートSを1枚ずつ分離して搬送し、さらに第2レジ
ストローラ70と分離ローラ66間、及び第1レジストロー
ラ69と分離ローラ66間でループを作りながら搬送してシ
ートSの斜行を修整する。
戻ってキャリッジユニット2へのシートSの受渡しが再
び行なわれると共に、給送ローラ65は中間トレイ183上
のシートSから離れて、シートSが中間トレイ183上に
積載される。中間トレイ183上へのシートSの積載が終
了すると、不図示の幅寄せモータにより積載シートの横
方向の整合が行なわれる。中間トレイ183からの再給紙
に関しては、第41図の従来装置と同様であって、給送ロ
ーラ65が不図示のソレノイドによりシートS上に下降し
てきてシートSを送り、その下流側の分離ローラ66によ
りシートSを1枚ずつ分離して搬送し、さらに第2レジ
ストローラ70と分離ローラ66間、及び第1レジストロー
ラ69と分離ローラ66間でループを作りながら搬送してシ
ートSの斜行を修整する。
次に、以上説明した動作中に紙詰りが発生した場合の
処理作用について説明する。
処理作用について説明する。
第1,第2のキャリッジユニット1,2が、第16図又は第1
7図の状態(センサ4,43がON、センサ60がOFFの状態)の
場合は、第1の実施例で述べた方法で第1のキャリッジ
ユニット1のキャリッジローラ23が圧解除されると共
に、キャリッジユニット1は中間トレイ排出センサ4を
ONする位置に、そしてキャリッジユニット2はスルーパ
スセンサ51をONする位置にそれぞれ移動される。
7図の状態(センサ4,43がON、センサ60がOFFの状態)の
場合は、第1の実施例で述べた方法で第1のキャリッジ
ユニット1のキャリッジローラ23が圧解除されると共
に、キャリッジユニット1は中間トレイ排出センサ4を
ONする位置に、そしてキャリッジユニット2はスルーパ
スセンサ51をONする位置にそれぞれ移動される。
また、第22図に示すように、シートSを第1キャリッ
ジユニット1に受渡すときに、シートSがキャリッジロ
ーラ20,23のニップ部にかみ込まれずに紙詰りを生じた
とき(センサ79がON、センサ80,60がOFFのとき)には、
第23図に示すようにキャリッジユニット1はセンサ61を
ONする位置に、そしてキャリッジユニット2はセンサ62
をONする位置にそれぞれ移動させて紙詰りしたシートS
の取りだしが行なわれる。
ジユニット1に受渡すときに、シートSがキャリッジロ
ーラ20,23のニップ部にかみ込まれずに紙詰りを生じた
とき(センサ79がON、センサ80,60がOFFのとき)には、
第23図に示すようにキャリッジユニット1はセンサ61を
ONする位置に、そしてキャリッジユニット2はセンサ62
をONする位置にそれぞれ移動させて紙詰りしたシートS
の取りだしが行なわれる。
更に、第18図の状態(センサ4がON、センサ43,60がO
FFの状態)で紙詰りが発生したときは、第1,第2キャリ
ッジユニット1,2ともにキャリッジローラ23,59のローラ
圧を解除して、キャリッジユニット1はHPセンサ46の方
へ、キャリッジユニット2はスルーパスセンサ51の方へ
それぞれ移動される。これらの紙詰り発生時における各
センサのON−OFF状態及び両キャリッジユニット1,2の位
置関係を第24図にまとめて示す。図中、符号AはHPセン
サ46をONする位置、Bはセンサ61をONする位置、Cはセ
ンサ62をONする位置、Dはセンサ51をONする位置をそれ
ぞれ示している。
FFの状態)で紙詰りが発生したときは、第1,第2キャリ
ッジユニット1,2ともにキャリッジローラ23,59のローラ
圧を解除して、キャリッジユニット1はHPセンサ46の方
へ、キャリッジユニット2はスルーパスセンサ51の方へ
それぞれ移動される。これらの紙詰り発生時における各
センサのON−OFF状態及び両キャリッジユニット1,2の位
置関係を第24図にまとめて示す。図中、符号AはHPセン
サ46をONする位置、Bはセンサ61をONする位置、Cはセ
ンサ62をONする位置、Dはセンサ51をONする位置をそれ
ぞれ示している。
次に、ラージサイズのシートSを1枚の原稿に対して
n枚(n>1)コピーするときの動作を、第27図〜第30
図に基づいて説明する。
n枚(n>1)コピーするときの動作を、第27図〜第30
図に基づいて説明する。
上記コピーをする場合は、第2のキャリッジユニット
2は、スルーパスセンサ51をONする位置に退避してい
る。第1のキャリッジユニット1は、ハーフサイズのシ
ートSのコピー時と同様に中間トレイ排出センサ4の位
置でシートSの先端をくわえこみ、キャリッジローラ2
0,23の回転が停止した状態でキャリッジユニット1は矢
印17方向へ移動する。キャリッジユニット1はセンサ61
をONした状態で止り、第4図のソレノイド30の作動によ
りキャリッジローラ20,23の排出口はやや下向きにな
る。この状態でキャリッジローラ20,23が矢印方向にそ
れぞれ回転してシートSを中間トレイ183上に排出す
る。
2は、スルーパスセンサ51をONする位置に退避してい
る。第1のキャリッジユニット1は、ハーフサイズのシ
ートSのコピー時と同様に中間トレイ排出センサ4の位
置でシートSの先端をくわえこみ、キャリッジローラ2
0,23の回転が停止した状態でキャリッジユニット1は矢
印17方向へ移動する。キャリッジユニット1はセンサ61
をONした状態で止り、第4図のソレノイド30の作動によ
りキャリッジローラ20,23の排出口はやや下向きにな
る。この状態でキャリッジローラ20,23が矢印方向にそ
れぞれ回転してシートSを中間トレイ183上に排出す
る。
キャリッジユニット1は、シートSを排出しながら第
29図に示すように矢印19方向に移動する。キャリッジユ
ニット1がシートSを速度Vで排出するためには、キャ
リッジユニット1が移動する速度をVとすると、キャリ
ッジローラ20,23は2Vの速度で回転する。このとき次の
シートSは、スイッチバックパス186に入ってスイッチ
バックローラ45にくわえこまれる。キャリッジユニット
1がホームポジションに戻ってセンサ79をONすると、次
のシートSはキャリッジローラ20,23にくわえこまれ
る。
29図に示すように矢印19方向に移動する。キャリッジユ
ニット1がシートSを速度Vで排出するためには、キャ
リッジユニット1が移動する速度をVとすると、キャリ
ッジローラ20,23は2Vの速度で回転する。このとき次の
シートSは、スイッチバックパス186に入ってスイッチ
バックローラ45にくわえこまれる。キャリッジユニット
1がホームポジションに戻ってセンサ79をONすると、次
のシートSはキャリッジローラ20,23にくわえこまれ
る。
キャリッジユニット1の上記動作において、紙詰りを
生じたときについて説明する。
生じたときについて説明する。
第25図に示すように、シートSの先端がキャリッジユ
ニット1に受渡されずに紙詰りを起こしたときは、第26
図に示すようにキャリッジユニット1はセンサ62をONす
る位置に移動する。第27図,第28図に示す状態(センサ
79,80がON状態)で紙詰りを生じると、キャリッジユニ
ット1のキャリッジローラ23のローラ圧は解除され、キ
ャリッジユニット1は第28図に示すようにセンサ62の方
へ移動する。第29図に示す状態(センサ79がOFF、セン
サ80がONの状態)で紙詰りを起こすと、キャリッジユニ
ット1のローラ圧は解除されると共に、キャリッジユニ
ット1はセンサ79の方へ移動する。上述のキャリッジユ
ニット1,2及びセンサ79,80の動作を第35図にまとめて示
す。
ニット1に受渡されずに紙詰りを起こしたときは、第26
図に示すようにキャリッジユニット1はセンサ62をONす
る位置に移動する。第27図,第28図に示す状態(センサ
79,80がON状態)で紙詰りを生じると、キャリッジユニ
ット1のキャリッジローラ23のローラ圧は解除され、キ
ャリッジユニット1は第28図に示すようにセンサ62の方
へ移動する。第29図に示す状態(センサ79がOFF、セン
サ80がONの状態)で紙詰りを起こすと、キャリッジユニ
ット1のローラ圧は解除されると共に、キャリッジユニ
ット1はセンサ79の方へ移動する。上述のキャリッジユ
ニット1,2及びセンサ79,80の動作を第35図にまとめて示
す。
次に、ハーフサイズ及びラージサイズのシートSとも
に、1枚の両面原稿から1枚の両面コピーをとる場合
と、2枚の片面原稿から1枚の両面コピーをとる場合に
ついて、第31図,第32図及び第39図に基づいて説明す
る。
に、1枚の両面原稿から1枚の両面コピーをとる場合
と、2枚の片面原稿から1枚の両面コピーをとる場合に
ついて、第31図,第32図及び第39図に基づいて説明す
る。
シートSが、スイッチバックパス186を経てキャリッ
ジユニット1のキャリッジローラ20,23及びキャリッジ
ユニット2のキャリッジローラ57,59にくわえられるこ
とは、第16図〜第18図の場合と同様にして行なわれる。
キャリッジユニット2は、第31図に示すようにスルーパ
スセンサ51をONする場所に移動し、その間キャリッジユ
ニット1は、矢印17方向に移動する。キャリッジユニッ
ト2のキャリッジローラ57,59の回転により、シートS
はスルーパス部71(第15図参照)にある搬送ローラ72の
間に送り込まれる。
ジユニット1のキャリッジローラ20,23及びキャリッジ
ユニット2のキャリッジローラ57,59にくわえられるこ
とは、第16図〜第18図の場合と同様にして行なわれる。
キャリッジユニット2は、第31図に示すようにスルーパ
スセンサ51をONする場所に移動し、その間キャリッジユ
ニット1は、矢印17方向に移動する。キャリッジユニッ
ト2のキャリッジローラ57,59の回転により、シートS
はスルーパス部71(第15図参照)にある搬送ローラ72の
間に送り込まれる。
シートSの先端がセンサ73によって検知されると、第
23図に示すように、キャリッジユニット2は矢印19方向
に戻り、キャリッジユニット1の方は次のシートSをく
わえ込んで矢印17方向に移動し、両キャリッジユニット
1,2がともにシート受渡し部に到達したらキャリッジユ
ニット1からキャリッジユニット2にシートSを受渡
す。キャリッジユニット2から排出されるシートSは、
対をなす搬送ローラ72と第1レジストローラ69との間で
ループを作りながら搬送される。中間トレイ183へのシ
ートSの積載時は、シートSが一時自由状態になるのに
対し、ガイドレール7内を通る場合は、シートSは絶え
ず拘束されているので、シートSんループを作るのは1
回だけで充分である。
23図に示すように、キャリッジユニット2は矢印19方向
に戻り、キャリッジユニット1の方は次のシートSをく
わえ込んで矢印17方向に移動し、両キャリッジユニット
1,2がともにシート受渡し部に到達したらキャリッジユ
ニット1からキャリッジユニット2にシートSを受渡
す。キャリッジユニット2から排出されるシートSは、
対をなす搬送ローラ72と第1レジストローラ69との間で
ループを作りながら搬送される。中間トレイ183へのシ
ートSの積載時は、シートSが一時自由状態になるのに
対し、ガイドレール7内を通る場合は、シートSは絶え
ず拘束されているので、シートSんループを作るのは1
回だけで充分である。
第31図、第32図及び第39図の動作は、ラージサイズの
シートSの場合であるが、ハーフサイズの場合は、ラー
ジサイズにおける第31図の動作はなく、第33図に示すよ
うにキャリッジユニット2のみでシートSを支持すると
きがあるが、第1の実施例で述べたように、腰つけロー
ラ25によるシートSへの腰つけ作用により、シートSの
後端がだれることは殆どない。
シートSの場合であるが、ハーフサイズの場合は、ラー
ジサイズにおける第31図の動作はなく、第33図に示すよ
うにキャリッジユニット2のみでシートSを支持すると
きがあるが、第1の実施例で述べたように、腰つけロー
ラ25によるシートSへの腰つけ作用により、シートSの
後端がだれることは殆どない。
次に、シートSがスルーパス部71を通る場合の動作中
に紙詰りが発生した場合について説明する。
に紙詰りが発生した場合について説明する。
第34図に示すように、シートSをキャリッジユニット
1に受渡すときと、第30図に示すように、キャリッジユ
ニット1がシートSを搬送するときは、中間トレイ183
上にシートSを積載する動作と同様であるので、シート
Sのジャム処理も同じ処理で行なわれる。
1に受渡すときと、第30図に示すように、キャリッジユ
ニット1がシートSを搬送するときは、中間トレイ183
上にシートSを積載する動作と同様であるので、シート
Sのジャム処理も同じ処理で行なわれる。
両キャリッジユニット1,2が、第31図の状態(ラージ
サイズ搬送であってセンサ80,81がON、センサ79,82がOF
Fである状態)の場合は、キャリッジユニット2はロー
ラ圧を解除してスルーパスセンサ51をONした位置で停止
し、キャリッジユニット1はローラ圧を解除してHPセン
サ46をONする位置に移動する。このように、様々なジャ
ム発生位置と、それに対応したキャリッジユニット1,2
の移動場所について、ラージサイズの場合を第36図に、
スモールサイズの場合を第37図にそれぞれまとめて示
す。
サイズ搬送であってセンサ80,81がON、センサ79,82がOF
Fである状態)の場合は、キャリッジユニット2はロー
ラ圧を解除してスルーパスセンサ51をONした位置で停止
し、キャリッジユニット1はローラ圧を解除してHPセン
サ46をONする位置に移動する。このように、様々なジャ
ム発生位置と、それに対応したキャリッジユニット1,2
の移動場所について、ラージサイズの場合を第36図に、
スモールサイズの場合を第37図にそれぞれまとめて示
す。
前述した実施例では、複写機本体151の中間トレイ183
に本発明を適用した場合について述べたが、本発明を、
循環式原稿搬送装置に適用した場合にも同様の効果が得
られる。
に本発明を適用した場合について述べたが、本発明を、
循環式原稿搬送装置に適用した場合にも同様の効果が得
られる。
ここで、循環式原稿搬送装置(以下RDFという)に本
発明を適用した場合について説明する。
発明を適用した場合について説明する。
第38図は、RDFの縦断側面図を示している。同図にお
いて、原稿トレイ102上には、原稿101が原稿面上向きで
載置されており、この原稿101は、半月ローラ103とウェ
イト105により最下部の方から分離部Bに送り込まれ
る。上記分離部Bは、分離ベルト106と給送ローラ107に
より構成されていて、これにより最下部の1枚を分離す
る。
いて、原稿トレイ102上には、原稿101が原稿面上向きで
載置されており、この原稿101は、半月ローラ103とウェ
イト105により最下部の方から分離部Bに送り込まれ
る。上記分離部Bは、分離ベルト106と給送ローラ107に
より構成されていて、これにより最下部の1枚を分離す
る。
分離された原稿101は、パス110に入ってレジストロー
ラ対109に突き当たり、所定ループを作った後レジスト
ローラ対109により本体側のプラテン117に搬送される。
駆動ローラ113及び従動ローラ112に巻回されたベルト11
1は上記プラテン117に対向して配設されており、このベ
ルト111は複数のプレスローラ115によりプラテン117に
押圧されている。プラテン117とベルト111との間に送ら
れた原稿101は、ベルト111の移動によりプラテン117の
端部(第38図において左端部)の所定位置まで搬送され
て停止する。
ラ対109に突き当たり、所定ループを作った後レジスト
ローラ対109により本体側のプラテン117に搬送される。
駆動ローラ113及び従動ローラ112に巻回されたベルト11
1は上記プラテン117に対向して配設されており、このベ
ルト111は複数のプレスローラ115によりプラテン117に
押圧されている。プラテン117とベルト111との間に送ら
れた原稿101は、ベルト111の移動によりプラテン117の
端部(第38図において左端部)の所定位置まで搬送され
て停止する。
ここで、不図示の複写機本体の光学系等の読取り手段
により、原稿101の読取りが行なわれる。原稿101の所定
読取りが完了すると、ベルト111が再移動して原稿101を
パス119内に送り込む。そして、原稿101は大ローラ120
にくわえ込まれて反転され、第1のキャリッジユニット
121から第2のキャリッジユニット122へ受渡され、その
積載された原稿101の最上部に原稿面を下向きしてセッ
トされる。以下、上記動作と同じ動作を残りに原稿101
に対しても行なって、複数の原稿101による1部のコピ
ーが完了する。
により、原稿101の読取りが行なわれる。原稿101の所定
読取りが完了すると、ベルト111が再移動して原稿101を
パス119内に送り込む。そして、原稿101は大ローラ120
にくわえ込まれて反転され、第1のキャリッジユニット
121から第2のキャリッジユニット122へ受渡され、その
積載された原稿101の最上部に原稿面を下向きしてセッ
トされる。以下、上記動作と同じ動作を残りに原稿101
に対しても行なって、複数の原稿101による1部のコピ
ーが完了する。
なお、パス123は両面原稿原稿を反転するパスであ
り、符号125はその切換フラッパであって、これは本発
明に直接関係するものではない。
り、符号125はその切換フラッパであって、これは本発
明に直接関係するものではない。
上記第1のキャリッジユニット121及び第2のキャリ
ッジユニット122は、前従したキャリッジユニット1,2と
同様のローラ対を有していて、ローラ対間の原稿101を
搬送することができると同時に、RDFの側板に形成され
た長孔126にガイドされて矢印で示す正逆方向に移動可
能となっている。この第1のキャリッジユニット121及
び第2のキャリッジユニット122により、原稿101を挟持
した状態で原稿101を搬送及び排出することが可能とな
る。
ッジユニット122は、前従したキャリッジユニット1,2と
同様のローラ対を有していて、ローラ対間の原稿101を
搬送することができると同時に、RDFの側板に形成され
た長孔126にガイドされて矢印で示す正逆方向に移動可
能となっている。この第1のキャリッジユニット121及
び第2のキャリッジユニット122により、原稿101を挟持
した状態で原稿101を搬送及び排出することが可能とな
る。
なお、これらキャリッジユニット121、122の詳細な動
作は、前述した実施例の中間トレイ183部の動作と同一
であり、これによりRDFのジャム処理性を、前記複写機P
1と同様に向上することができる。
作は、前述した実施例の中間トレイ183部の動作と同一
であり、これによりRDFのジャム処理性を、前記複写機P
1と同様に向上することができる。
以上説明したように、上述した実施例によれば、シー
トを搬送する機構が中間トレイ183上方を往復動可能な
キャリッジユニット1(2)によって構成されているの
で、中間トレイ183部でシートSのジャムが発生した場
合、複写機本体151のジャム信号と、センサ4,46,47等に
よるジャム位置の認識によりシートSのジャム状態を類
推し、これに対応した位置(例えば、センサ46又は51の
位置)にキャリッジユニット1を移動させて待機するよ
うに構成することによって、中間トレイ183上方は開放
されて、ユーザがジャムシートを簡単に処理することが
可能になる。
トを搬送する機構が中間トレイ183上方を往復動可能な
キャリッジユニット1(2)によって構成されているの
で、中間トレイ183部でシートSのジャムが発生した場
合、複写機本体151のジャム信号と、センサ4,46,47等に
よるジャム位置の認識によりシートSのジャム状態を類
推し、これに対応した位置(例えば、センサ46又は51の
位置)にキャリッジユニット1を移動させて待機するよ
うに構成することによって、中間トレイ183上方は開放
されて、ユーザがジャムシートを簡単に処理することが
可能になる。
また、キャリッジユニット1が中間トレイ183上の任
意の位置に位置決め可能な構成となっているので、例え
ばシートSのサイズ等の変化に対し、キャリッジユニッ
ト1から中間トレイ183への排出位置を、複数の偏向手
段を設けることなく実施できて装置の簡素化を図ること
ができる。
意の位置に位置決め可能な構成となっているので、例え
ばシートSのサイズ等の変化に対し、キャリッジユニッ
ト1から中間トレイ183への排出位置を、複数の偏向手
段を設けることなく実施できて装置の簡素化を図ること
ができる。
さらに、シートの積載性の面では、例えばキャリッジ
ユニット1内のキャリッジローラ20,23の排出スピード
を制御することによって、シートS排出中にキャリッジ
ユニット1を逆方向に移送させることが可能となる。こ
れにより、シートSのサイズ(長さ)に関係なくキャリ
ッジユニット1から中間トレイ183への排出位置を限り
なく再給紙入り口部に近づけることが可能となる。よっ
て、シートの先端が再給紙入り口部に到達する間のシー
ト先端の自由度を押えることが可能となり、特にラージ
サイズ(腰の弱い)シートSの積載時の腰くだけによる
積載不良が防止されると共に、両面コピー時において、
既積載シートの画像面のトナー状況によって次に積載さ
れるシートSの先端との間でのシートの引っ掛かり現象
を防止することができる。
ユニット1内のキャリッジローラ20,23の排出スピード
を制御することによって、シートS排出中にキャリッジ
ユニット1を逆方向に移送させることが可能となる。こ
れにより、シートSのサイズ(長さ)に関係なくキャリ
ッジユニット1から中間トレイ183への排出位置を限り
なく再給紙入り口部に近づけることが可能となる。よっ
て、シートの先端が再給紙入り口部に到達する間のシー
ト先端の自由度を押えることが可能となり、特にラージ
サイズ(腰の弱い)シートSの積載時の腰くだけによる
積載不良が防止されると共に、両面コピー時において、
既積載シートの画像面のトナー状況によって次に積載さ
れるシートSの先端との間でのシートの引っ掛かり現象
を防止することができる。
さらに、従来の定置型排出パスにおいては、中間トレ
イ183へ排出されたシートSの枚数情報に対応してシー
ト排出作用を変化させることはできなかった。このた
め、多数枚の両面コピーを実施する際、既積載シートの
シート最上積載面のレベル変化に伴ってシートSの排出
条件が異なり、少数枚から多数枚まで安定した積載を得
ることが困難となっていたが、本実施例の構成において
はキャリッジユニット1の排出位置をシート枚数情報
(シートの物理特性)に対応して微少量ずつ移動が可能
となること、及びキャリッジユニット1内のキャリッジ
ローラ20,23の角度を枚数情報(シートの物理特性)に
対応して可変することが可能となり、シートSが中間ト
レイ183内に常に適正な排出位置,排出角度から安定的
に供給することが可能のとなる。これによりシートSの
中間トレイ183上への積載性が向上する。
イ183へ排出されたシートSの枚数情報に対応してシー
ト排出作用を変化させることはできなかった。このた
め、多数枚の両面コピーを実施する際、既積載シートの
シート最上積載面のレベル変化に伴ってシートSの排出
条件が異なり、少数枚から多数枚まで安定した積載を得
ることが困難となっていたが、本実施例の構成において
はキャリッジユニット1の排出位置をシート枚数情報
(シートの物理特性)に対応して微少量ずつ移動が可能
となること、及びキャリッジユニット1内のキャリッジ
ローラ20,23の角度を枚数情報(シートの物理特性)に
対応して可変することが可能となり、シートSが中間ト
レイ183内に常に適正な排出位置,排出角度から安定的
に供給することが可能のとなる。これによりシートSの
中間トレイ183上への積載性が向上する。
さらに、従来の定置型排出パスにおけるシート搬送・
積載構成の装置における機械的な突発音や、ガイド板と
シート先端との摺擦音等の騒音は、本実施例のキャリッ
ジユニット搬送・積載機構を採用することによって飛躍
的に低減される。
積載構成の装置における機械的な突発音や、ガイド板と
シート先端との摺擦音等の騒音は、本実施例のキャリッ
ジユニット搬送・積載機構を採用することによって飛躍
的に低減される。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、シート搬送経
路の途中に設けられた中間トレイ(シート収納手段)へ
のシート搬送パス・排出パスに、往復動可能なキャリッ
ジユニットを設け、紙詰り発生時には、紙詰りの発生場
所に対応してジャム処理し易い位置にキャリッジユニッ
トを移動させることにより、ジャム処理性が向上する。
路の途中に設けられた中間トレイ(シート収納手段)へ
のシート搬送パス・排出パスに、往復動可能なキャリッ
ジユニットを設け、紙詰り発生時には、紙詰りの発生場
所に対応してジャム処理し易い位置にキャリッジユニッ
トを移動させることにより、ジャム処理性が向上する。
第1図は本発明のシート搬送装置の第1の実施例が適用
されている画像形成装置の縦断側面図、第2図は本発明
のキャリッジユニットの正面図、第3図は同じく斜視
図、第4図は同じく要部拡大斜視図、第5図〜第9図は
同じくシート搬送時の動作図、第10図〜第13図はシート
のジャム処理の動作図、第14図はジャム発生箇所とキャ
リッジ移動箇所との関係図、第15図は本発明の第2の実
施例を示すシート搬送装置の縦断側面図、第16図〜第20
図はハーフサイズシートの搬送動作図、第21図〜第23
図、第24図はジャム発生位置とキャリッジ移動場所を表
わす関係図、第25図、第26図はハーフサイズシートのジ
ャム処理動作図、第27図〜第30図はラージサイズシート
のジャム処理動作図、第31図〜第33、第39図はシートが
スルーパス通過時の動作図、第34図はジャム動作図、第
35図〜第37図はジャム発生位置とキャリッジ移動場所を
表わす関係図、第38図は本発明適用された循環式原稿搬
送装置の縦断側面図、第39図は同じく動作図、第40図は
S字型シート搬送装置を有する従来の画像形成装置の縦
断側面図、第41図はC字型シート搬送装置を有する従来
の画像形成装置の縦断側面図、第42図は本発明のシート
搬送・排出制限のブロック図である。 S……シート、P3……複写機(画像形成装置)、1……
第1のキャリッジユニット、2……第2のキャリッジユ
ニット、3……排出ローラ、4……中間トレイ排出セン
サ、20,23……キャリッジローラ、39……クラッチ(解
除手段)、40,41……偏心カム(解除手段)、43,60……
キャリッジローラセンサ、46,47,51,61,62……キャリッ
ジ位置の検知センサ、183……中間トレイ(シート収納
手段)。
されている画像形成装置の縦断側面図、第2図は本発明
のキャリッジユニットの正面図、第3図は同じく斜視
図、第4図は同じく要部拡大斜視図、第5図〜第9図は
同じくシート搬送時の動作図、第10図〜第13図はシート
のジャム処理の動作図、第14図はジャム発生箇所とキャ
リッジ移動箇所との関係図、第15図は本発明の第2の実
施例を示すシート搬送装置の縦断側面図、第16図〜第20
図はハーフサイズシートの搬送動作図、第21図〜第23
図、第24図はジャム発生位置とキャリッジ移動場所を表
わす関係図、第25図、第26図はハーフサイズシートのジ
ャム処理動作図、第27図〜第30図はラージサイズシート
のジャム処理動作図、第31図〜第33、第39図はシートが
スルーパス通過時の動作図、第34図はジャム動作図、第
35図〜第37図はジャム発生位置とキャリッジ移動場所を
表わす関係図、第38図は本発明適用された循環式原稿搬
送装置の縦断側面図、第39図は同じく動作図、第40図は
S字型シート搬送装置を有する従来の画像形成装置の縦
断側面図、第41図はC字型シート搬送装置を有する従来
の画像形成装置の縦断側面図、第42図は本発明のシート
搬送・排出制限のブロック図である。 S……シート、P3……複写機(画像形成装置)、1……
第1のキャリッジユニット、2……第2のキャリッジユ
ニット、3……排出ローラ、4……中間トレイ排出セン
サ、20,23……キャリッジローラ、39……クラッチ(解
除手段)、40,41……偏心カム(解除手段)、43,60……
キャリッジローラセンサ、46,47,51,61,62……キャリッ
ジ位置の検知センサ、183……中間トレイ(シート収納
手段)。
Claims (3)
- 【請求項1】シート搬送路の途中に設けられていてシー
トを一時的に収納するシート収納手段と、 該シート収納手段の上流側の所定位置に設けられたシー
トを排出する排出ローラと、 該排出ローラから排出されるシートを挟持/搬送するキ
ャリッジローラ対を備えていて、前記シート収納手段に
沿って往復動可能なキャリッジユニットと、 を有し、前記シート収納手段へのシート搬送時における
紙詰りが紙詰り検知手段により検知されたときに前記キ
ャリッジユニットを所定位置に移動して停止させること
を特徴とするシート搬送装置。 - 【請求項2】前記キャリッジユニットは、紙詰り検知手
段により検知された紙詰りの発生場所に応じて停止する
位置を変えることを特徴とする請求項1記載のシート搬
送装置。 - 【請求項3】前記キャリッジローラは、紙詰りが検知さ
れた時に押圧を解除する解除手段を有することを特徴と
する請求項1記載のシート搬送装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1126507A JP2530911B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | シ―ト搬送装置 |
US07/524,928 US5110104A (en) | 1989-05-19 | 1990-05-18 | Sheet transporting device with carriage unit |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1126507A JP2530911B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | シ―ト搬送装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02305743A JPH02305743A (ja) | 1990-12-19 |
JP2530911B2 true JP2530911B2 (ja) | 1996-09-04 |
Family
ID=14936919
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1126507A Expired - Fee Related JP2530911B2 (ja) | 1989-05-19 | 1989-05-19 | シ―ト搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2530911B2 (ja) |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8265793B2 (en) | 2007-03-20 | 2012-09-11 | Irobot Corporation | Mobile robot for telecommunication |
US8918213B2 (en) | 2010-05-20 | 2014-12-23 | Irobot Corporation | Mobile human interface robot |
US9014848B2 (en) | 2010-05-20 | 2015-04-21 | Irobot Corporation | Mobile robot system |
US8935005B2 (en) | 2010-05-20 | 2015-01-13 | Irobot Corporation | Operating a mobile robot |
US9264664B2 (en) | 2010-12-03 | 2016-02-16 | Intouch Technologies, Inc. | Systems and methods for dynamic bandwidth allocation |
US8930019B2 (en) | 2010-12-30 | 2015-01-06 | Irobot Corporation | Mobile human interface robot |
US12093036B2 (en) | 2011-01-21 | 2024-09-17 | Teladoc Health, Inc. | Telerobotic system with a dual application screen presentation |
EP2668008A4 (en) | 2011-01-28 | 2018-01-24 | Intouch Technologies, Inc. | Interfacing with a mobile telepresence robot |
US10769739B2 (en) | 2011-04-25 | 2020-09-08 | Intouch Technologies, Inc. | Systems and methods for management of information among medical providers and facilities |
US9251313B2 (en) | 2012-04-11 | 2016-02-02 | Intouch Technologies, Inc. | Systems and methods for visualizing and managing telepresence devices in healthcare networks |
-
1989
- 1989-05-19 JP JP1126507A patent/JP2530911B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH02305743A (ja) | 1990-12-19 |
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