JP2698694B2 - 循環式シート搬送装置 - Google Patents

循環式シート搬送装置

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JP2698694B2 JP2236648A JP23664890A JP2698694B2 JP 2698694 B2 JP2698694 B2 JP 2698694B2 JP 2236648 A JP2236648 A JP 2236648A JP 23664890 A JP23664890 A JP 23664890A JP 2698694 B2 JP2698694 B2 JP 2698694B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本発明は、循環式シート搬送装置に係り、詳しくは画
像形成装置に付設され画像形成用の原稿を画像形成装置
の読み取り位置に循環的に給送し、かつ排出する循環式
シート搬送装置における循環する原稿の最終原稿検知装
置に関する。
(ロ) 従来の技術 従来より、画像形成装置と原稿処理装置とを組合せて
使用する場合、その画像形成作業の生産性を最も発揮さ
せるようにすることが重要な条件の1つとなっている。
第11図は循環式ではないが、従来の原稿自動給送装置
100を装着した複写機150を示す。
原稿自動給送装置100は原稿トレイ101上に積載された
原稿102の束から分離部107において原稿101を1枚ずつ
分離し、複写機150のプラテン151上に搬送する。複写機
150は、その内部に転写紙161〜163の収納部160a〜160c
を有し、各収納部160a〜160cから選択的に搬送される転
写紙161〜163に対し、プラテン151上の原稿102の画像を
記録する。
そして、最終原稿の検知手段119のとるべき位置とし
て、第12図(a)に示すように最終原稿102の先端が分
離部107のニップ部にあるとき検知手段119に検知され、
第12図(b)に示すように原稿102の先端がレジストロ
ーラ108に突き当てられてループを形成して待機してい
るときには、原稿102の後端から原稿検知手段119から外
れるように構成され、この原稿検知手段119から最終原
稿101が外れたときに、収納部160a〜160cから新しく転
写紙161〜163の給紙を阻止するようにしている。
即ち、“最終原稿の給送前に最終原稿を検知し、転写
紙を収納部から新しく給紙することを阻止するように制
御する”提案がなされている。
また、第13図に示すように、原稿102の循環検知手段1
20を備えている従来の循環式原稿給送手段100′の場
合、原稿102の循環を検知する手段120が最終原稿検知手
段を兼ね、第14図に示すように、最終原稿検知手段120
は、最小サイズの原稿102をB5型とし最大サイズの原稿1
02をA4としたとき、最終原稿検知領域130内に設けられ
ていた。即ち、トレイ101上にセットしたときのB5型原
稿の後端の下流側で、A4型原稿の先端が分離されてレジ
ストローラ108のニップ部に突き当てられ、ループを形
成したときのこのA4型原稿の後端よりも上流側の領域
が、最終原稿検知領域130である。そして、“最終検知
手段が原稿循環検知手段を兼ねる”提案がなされてい
る。
また、転写紙161〜163の収納部160a〜160cが多段に装
着されている場合、収納部160a〜160cの出口から、タイ
ミングをとるためのレジストローラ168までの間の距離
は、下段のものほど長くなり、最下段の収納部160cの給
紙ローラ165からレジストローラ168までの距離は転写紙
161〜163の1枚分、またはサイズによってはそれ以上に
なる場合がある。
(ハ) 発明が解決しようとする課題 しかしながら、循環検知手段120はリサイクルレバー
と呼ばれ、原稿トレイ101上に載置された原稿102の束の
上面にセットされ、原稿102が下方から1枚ずつ給送さ
れて、全部なくなると、リサイクルレバー120が落下す
るようになっている。
従って、循環する原稿102の1枚目の排出原稿102は
リサイクルレバー120を乗り越える必要がある。
また、最小長さの原稿102の先端が分離部107のニッ
プ部に達したときに、その原稿102の後端がレバー120を
落さないようにしなければならない。
これ等の条件を考えると、リサイクルレバー120は成
る可く下流側に設けることが望ましい。
一方、最終原稿の検知に関しては、小サイズでの最
大原稿102の先端が分離され、レジストローラ108に突き
当てられてループを形成したときに、この原稿102の後
端がリサイクルレバー120を通り抜けていなければなら
ない。
この条件を考えると、リサイクルレバー120は成る可
く上流側に設けることが望ましい。
そして、第14図により説明した最終原稿検知領域130
が、この領域となるのであるが、近年の循環式シート搬
送装置に使用を要求される原稿102のサイズは多岐に亘
っており、具体的にはA5サイズ(148.5×210)やSTMTサ
イズ(139.7×215.9)を扱う装置も増えている。
このように、取り扱うべき最小原稿の長さが短くなる
と、前記の条件により、リサイクルレバー120の許容
領域130が下流側に狭められ、前記の条件との共通領
域が極限まで狭められ、余裕度がなくなったり、場合に
よっては存在しなくなる可能性があると考えられる欠点
がある。
また、複写作業の作業能率を向上するためには、転写
紙161〜163は或る一定の間隔で次々と給送されなければ
ならないので、n枚目の転写がなされているときに、既
にn+1枚目、n+2枚目の転写紙161〜163が収納部16
0a〜160cから送り出されているため、n枚目が最終であ
るという複写機150の判断が遅れると、n+1枚目や、
n+2枚目の転写紙161〜163は給紙パス169内に取り残
されてしまう。
この給紙パス169は多段の収納部163a〜163cからの合
流パスをも含んでいるので、n+1枚目、n+2枚目の
転写紙161〜163がパスを塞ぎ他の段の収納部からの給紙
ができなくなる。または、塞がないまでも、パスの屈曲
部に残ったりして、ループを保ったまま停止している
と、次回の給紙時に画像に影響がでたり、転写紙161〜1
63の補給時に不具合が生じる等の問題が起る。
そこで、本発明は、給送するシートの一時待機位置
を、該一時待機位置に待機しているシートに、所定位置
にセットされたシートが干渉することなく排出されるよ
うに、所定位置にできるだけ近づけて設けることによ
り、給送可能なシートの多様性を向上すると共に、全体
の生産性を向上する循環式シート搬送装置を提供するこ
とを目的とするものである。
(ニ) 課題を解決するための手段 本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであっ
て、シートを積載するシート積載台と、前記シート積載
台に積載されたシートの束のうち最下位のシートから1
枚ずつ分離して所定の給送方向に送り出し、その後端が
前記シート積載台に残った状態となる位置に設置された
一時待機位置に当該シートを一時待機させた後に当該シ
ートを再給送する給送手段と、給送されたシートを所定
位置にセットし、その後、逆転することで前記所定位置
から当該シートを排出する搬送手段と、前記搬送手段に
よって排出された前記シートを、前記シート積載台上に
おける所定の排出方向に排出させることで該シート積載
台へ戻す排出手段と、シートの一循が終了したことを検
知すると共に、前記シート積載台に積載されたシート束
のうち最後のシートであることを検知する検知手段と、
を備え、前記一時待機位置は、該一時待機位置に待機さ
れているシートの先端に前記所定位置から排出されるシ
ートの先端が干渉せず、且つ、該一時待機されているシ
ートの先端を前記所定位置にできるだけ近づけた位置に
設定されており、前記検知手段は、前記排出手段によっ
て前記シート積載台へ戻される第1枚目のシートの先端
が前記シート積載台上のシートの束に着地する位置より
も前記排出方向の上流側で、且つ、最小長さのシートが
シート積載台上にセットされたときその後端位置よりも
前記給送方向の下流側で、且つ、最後のシートが前記一
時待機位置に待機したときの後端の位置よりも前記給送
方向の上流側の位置に設置されていること、を特徴とす
る循環式シート搬送装置が提供される。
前記シート積載台上のシートをさばく、半月ローラお
よび先端ストッパを備えることが好ましい。
(ホ) 作用 給送手段は、シート積載台に積載されたシートを、最
下位のシートから1枚ずつ分離して送り出す。搬送手段
は、これを、一時待機位置で待機させた後、所定位置に
セットする。さらに、その後、搬送手段は、逆転して、
所定位置からシートを排出する。この後、排出手段が、
この所定位置から排出されたシートを、シート積載台に
戻す。連続給紙時には、以上の動作を繰り返す この際、一時待機位置は所定位置にできるだけ接近し
て設定しているが、所定位置から排出されるシートは一
時待機位置に待機しているシートに干渉しない。
また、所定位置から排出された第1枚目のシートの先
端は、検知手段を乗り越えてシート積載台上のシートの
束の上に着地する。最小長さのシートの先端がシート積
載台上にセットされた時にも、該シートの後端部は検知
手段の下方にある。さらに、最後のシートが一時待機位
置に待機したときには、該シートの後端は検知手段を通
過している。
(ヘ) 実施例 以下、本発明の実施例を図面に沿って説明する。
第1図において、1は原稿積載トレイ、2は長いサイ
ズの原稿用サブトレイ、3は半月ローラであり、この半
月ローラ3により原稿Mの先端さばきを行なうと共に、
ウェイト4と協働してシート給送を行なう。
5は原稿Mをセットした時の先端ストッパであり、6
は原稿Mの検知センサである。7は分離規制板であり、
分離部11に進入する原稿Mの規制及びガイドを行なうよ
うになっている。そして、分離部11はローラ9a,9bと、
これ等ローラ9a,9bに張設された分離ベルト10とフィー
ドローラ8とよりなり、原稿Mを最下から1枚ずつ分離
するようになっている。12は分離センサであり、分離後
の紙詰りを速やかに検知するようになっている。13はレ
ジスト前センサであり、分離された原稿Mの先端を検知
して、レジストローラ14、反転ローラ15により形成する
ニップ部に突き当て、ループ形成のタイミングどり等を
行なった後、原稿Mを更に搬送するようになっている。
次に、本発明の要点をなすレジストセンサ16は原稿Mの
先端検知をした後、先出しの所定位置までこの原稿Mを
搬送し、ついで、この原稿Mをプラテン17上に搬送する
ときに、この原稿Mの後端検知によりプラテン17上の停
止制御を行なうようになっている。駆動ローラ18と従動
ローラ19に懸架された全面ベルト20及びベルト20の背面
からの押圧コロ21によりプラテン17上の原稿搬送がなさ
れるようになっている。22はジャンプ台で、排出原稿M
がプラテン17からシート搬送装置に案内され、中ガイド
23、下ガイド24、反転ステイ25等により案内されるよう
になっている。26は反転センサ、27は反転コロで反転ロ
ーラ15に押圧されている。28はフラッパでパスの切換え
を行ない、29は排紙センサで排紙制御のタイミングをと
るようになっており、排紙ローラ対32で原稿Mを排出す
るようになっている。また、トレイ1の奥側には、循環
及び最終原稿検知レバー33(以後リサイクルレバーと呼
ぶ)が配設され、独立モータであるリサイクルモータ34
により回転駆動されるようになっている。
次に、リサイクルレバー33について、第2図を参照し
て説明する。
34はリサイクルモータであり、このモータ34の軸34a
にレバー33が回転自在に取付けられ、軸34aにこのレバ
ー33を回転駆動する回動ピン35が固着されている。ま
た、フラッグ36がレバー33と一体に回転するように支持
されている。更にフラッグ36に臨んでこのフラッグ36の
位置を検知する光路37aを有する光学式のセンサ37が配
設されている。
そして、図示しないコピースタート釦がオンされる
と、リサイクルモータ34が始動し、回動ピン35によりレ
バー33は回転し、原稿Mの束の最上部を押圧する。
また、原稿Mの束の最終原稿Mが分離された後に、レ
バー33が自重により破線表示の位置に落下すると、セン
サ37がレバー33の移動に伴って変位するフラッグ36の端
面36aを検知することにより原稿Mの束が1サイクルを
終了したことと、原稿Mの束の最終原稿であることと、
が検知されるようになっている。
次に、本実施例の作用を説明する。
原稿Mの束が積載トレイ1上に先端をストッパ5に突
き当てて載置すると、原稿検知センサ6により原稿Mの
束が検知され給送可能状態となる。ここでオペレータの
キーON等によりスタート信号を送ると、先ずリサイクル
レバー33がモータ34により駆動され、原稿Mの束の最上
面にのる。半月ローラ3で先端さばきを受け分離し易く
なった原稿Mの束はストッパ5が下がると分離部11に進
入し、フィードローラ8、分離ベルト10により分離さ
れ、最下の原稿Mが1枚のみ下流に送られる。レジスト
ローラ14、反転ローラ15は静止しており、原稿Mの先端
がそのニップに突き当てられた後も分離部11はある程度
回転を続け、分離センサ12上方の空間でループを形成
し、斜行どりを行なう。
次に、反転ローラ15が駆動され、原稿Mをプラテン17
上に送る。プラテン17上では、全面ベルト20により搬送
され、レジストセンサ16の後端検知により、プラテン17
上の所定位置に静止し、原稿Mの画像読み取りを行な
う。その後、全面ベルト20を逆転し、再び反転ローラ15
を駆動し、排出ローラ32でトレイ1上に原稿Mを再積載
する。両面原稿の場合には、フラッパ28が破線の位置に
移動し、反転ローラ15の回りを回って再びプラテン17上
に送られ、画像読み取りを行なった後、前記のようにト
レイ1に原稿Mを再積載する。
かくして、原稿Mの循環が進み、最終原稿Mが分離部
11により搬送され、レジストローラ14と反転ローラ15と
のニップ部に、最終原稿Mの先端を突き当て、所定のル
ープを形成した後、更に、レジストローラ14と反転ロー
ラ15とが原稿Mの先端を駆動ローラ18の直前まで、レジ
ストセンサ16の信号を受けた図示しない制御部の指示に
より、搬送する。
この駆動ローラ18の直前とは、先出し位置であり、プ
ラテン17から排出される原稿Mに干渉しなくて、駆動ロ
ーラ18に最も近い位置である。
また、最終原稿Mには長短各種あり、短い最終原稿M
ほど早く、リサイクルレバー33を下降させ、フラッグ36
の回転によりフラッグ36の端面36aを回転センサ37が検
知したときに、センサ37が信号を受けた図示しない制御
部が原稿Mの1サイクルの枚数に対応する以外の転写紙
の給紙を制止する。
更に、本発明の要点を分り易いように、小サイズ最大
長さであるA4型原稿Mの束がM1,M2,M3の3枚(分り易い
ためであり、3枚に限定するものではない)の場合につ
いて説明する。
第3図において、1枚目の原稿M1はプラテン17上に搬
送セットされている。2枚目の原稿M2は分離され、ルー
プ形成された後、反転ローラ15とレジストローラ14とに
より、更に搬送されて、全面ベルト20の駆動ローラ18の
直前である前記した先出しの所定位置に、レジストセン
サ16の信号を受けた図示しない制御部が原稿M2の先端を
止める。
この時点では、3枚目の原稿M3の先端は分離部11のニ
ップ部の直前にあり、リサイクルレバー33は原稿M3上に
載置されていて、最終原稿検知されていない。
ついで、原稿M1の画像読み取りが終了すると、原稿M1
とM2との交換が行なわれる。先ず、全面ベルト20が逆転
し、原稿M1が左方に移動し、反転コロ27と反転ローラ15
とのニップ部に突き当たる。ついで、全面ベルト20を停
止し、反転ローラ15を回転させ、直後に全面ベルト20を
再び正転させることにより、第4図に示すように、原稿
M1とM2とが交換される。
ついで、原稿M3の分離が行なわれ、その先端を先出し
所定位置に搬送することにより、この原稿M3の後端がリ
サイクルレバー33から抜け、第5図に示すように、原稿
M3が最終原稿であると検知される。
この時点では、まだ、原稿M2の読み取りが始まった程
度のタイミングであるので、この信号を複写機側に送れ
ば、仮りに原稿M3に対応する3枚目の転写紙が搬送され
ていたとしても、4枚目の転写紙の搬送を停止させるこ
とは充分に可能である。
次に、リサイクルレバー33の設置位置の条件について
説明する。最小長さ原稿(例えばA5型、STMT型)の先端
を、第6図に示すように、ストッパ5に突き当ててトレ
イ1上に載置し、スタート信号を送られると、ストッパ
5が下降し、原稿Mの束全体が下流側に移動し、分離部
11のニップ部で、第7図に示すように、先端が制止され
る。
リサイクルレバー33が循環検知手段として機能するた
めには、この時点で原稿Mの束の後端がレバー33を抜け
ていないことが条件となる。この時点における原稿Mの
後端は原稿Mの枚数や、種類やカール等の状況や、装置
側の分離部の状況等によりバラツキが大きく、充分な余
裕度を有するリサイクルレバー33の設定が必要となる。
また、排出される原稿Mについて、その先端の着地位
置に対して、排出方向の上流側にリサイクルレバー33が
位置することが第8図に示すように、条件となり、この
場合も、原稿Mのカール状況等の不確定要因が多いた
め、充分な余裕が必要となる。
即ち、リサイクルレバー33の位置を原稿載置位置にお
いて、下流側に充分余裕を持たせることが必要であり、
原稿Mのプラテン17への給紙のための待機位置の後端よ
りは上流にある位置にせしめねばならないので、この待
機位置はできるだけ、原稿Mの給送方向の下流側に設定
する必要がある。
次に、リサイクルレバー33の位置設定に有効な一例を
第9図及び第10図を参照して説明する。
リサイクルレバー33の位置をAとし、これに対して、
排出原稿Mの先端着地位置をBとし、最小長さ原稿Mの
分離時の後端位置をCとし、小サイズ最大長さ原稿のル
ープ形成時後端位置(従来例のレジストローラに対して
ループ形成して、プラテンへ搬送待機位置)をDとし、
本発明の先出し位置Fに原稿Mが待機しているときの後
端位置をEとする(第10図参照)。
かくすると、リサイクルレバー33の設置領域Sは、第
9図に示す従来例のものと、第10図に示す本発明のもの
との間に、余裕αが生じる。
即ち、原稿Mにループを形成するときの長さ方向寸法
をβとし、レジストローラ14のニップ部から先出し位置
Fまでの距離γとすれば、α=γ−βとなる。
このように、プラテン17へ搬送待機する原稿Mの先端
を先出し位置Fにすることにより、リサイクルレバー33
の設置位置の許容範囲に余裕αができると共に、最終原
稿をリサイクルレバー33で早く検知し、複写機等と共用
する場合、その信号を早く複写機等に伝達できるので、
搬送する原稿Mのサイズ(長さ)の多様性を向上できる
と共に、複写機等の画像形成装置と組合せて使用する場
合に、循環する原稿に対応する転写紙の給紙し過ぎを防
止できる。従って、複写機等の側における給紙し過ぎた
転写紙のカールを防止できることにより、この原因によ
る転写紙の斜行や、ジャムや転写抜けを防止できる。
(ト) 発明の効果 以上説明したように、本発明によれば、所定位置の搬
送すべく一時待機位置に待機しているシートが所定位置
から排出するシートに干渉しないように、所定位置にで
きるだけ近づけて一時待機位置を設けたので、最終シー
トを検知する検知手段の設置範囲を広くできるため、使
用できるシートのサイズ(長さ)の多様性を向上でき
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した循環式シート搬送装置の縦断
側面図、第2図は循環検知及び最終シート検知手段の縦
断側面図、第3図、第4図、第5図は小サイズ最大長シ
ート搬送時の各段階を示す縦断側面図、第6図、第7図
は最小長さシートを搬送する状態を示す縦断側面図、第
8図はシート排出時の状態を示す縦断側面図、第9図、
第10図は最終シート検知手段の設置領域を示す縦断側面
図、第11図は従来のシート搬送装置と複写機とを組合せ
た装置の縦断側面図、第12図(a),(b)はそのシー
ト給送状態を示す縦断側面図、第13図は従来の循環式シ
ート搬送装置の縦断側面図、第14図はその循環検知及び
最終シート検知手段の設定領域を示す平面図である。 1……シート載置台(原稿積載トレイ)、 11……分離部、17……所定位置(プラテン)、33……検
知手段(リサイクルレバー)、F……一時待機位置、M
……シート(原稿)。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シートを積載するシート積載台と、 前記シート積載台に積載されたシートの束のうち最下位
    のシートから1枚ずつ分離して所定の給送方向に送り出
    し、その後端が前記シート積載台に残った状態となる位
    置に設置された一時待機位置に当該シートを一時待機さ
    せた後に当該シートを再給送する給送手段と、 給送されたシートを所定位置にセットし、その後、逆転
    することで前記所定位置から当該シートを排出する搬送
    手段と、 前記搬送手段によって排出された前記シートを、前記シ
    ート積載台上における所定の排出方向に排出させること
    で該シート積載台へ戻す排出手段と、 シートの一循が終了したことを検知すると共に、前記シ
    ート積載台に積載されたシート束のうち最後のシートで
    あることを検知する検知手段と、を備え、 前記一時待機位置は、該一時待機位置に待機されている
    シートの先端に前記所定位置から排出されるシートの先
    端が干渉せず、且つ、該一時待機されているシートの先
    端を前記所定位置にできるだけ近づけた位置に設定され
    ており、 前記検知手段は、前記排出手段によって前記シート積載
    台へ戻される第1枚目のシートの先端が前記シート積載
    台上のシートの束に着地する位置よりも前記排出方向の
    上流側で、且つ、最小長さのシートがシート積載台上に
    セットされたときその後端位置よりも前記給送方向の下
    流側で、且つ、最後のシートが前記一時待機位置に待機
    したときの後端の位置よりも前記給送方向の上流側の位
    置に設置されていること、 を特徴とする循環式シート搬送装置。
  2. 【請求項2】前記シート積載台上のシートをさばく、半
    月ローラおよび先端ストッパを備えること、 を特徴とする請求項1記載の循環式シート搬送装置。
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JPH04116068A (ja) 1992-04-16

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