JPH04371933A - 自動調光カメラおよびその交換レンズ - Google Patents

自動調光カメラおよびその交換レンズ

Info

Publication number
JPH04371933A
JPH04371933A JP3176135A JP17613591A JPH04371933A JP H04371933 A JPH04371933 A JP H04371933A JP 3176135 A JP3176135 A JP 3176135A JP 17613591 A JP17613591 A JP 17613591A JP H04371933 A JPH04371933 A JP H04371933A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
area
light
distance
error
light control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP3176135A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3136658B2 (ja
Inventor
Tadao Takagi
忠雄 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nikon Corp filed Critical Nikon Corp
Priority to JP03176135A priority Critical patent/JP3136658B2/ja
Priority to US07/898,324 priority patent/US5231447A/en
Publication of JPH04371933A publication Critical patent/JPH04371933A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3136658B2 publication Critical patent/JP3136658B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B15/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B15/02Illuminating scene
    • G03B15/03Combinations of cameras with lighting apparatus; Flash units
    • G03B15/05Combinations of cameras with electronic flash apparatus; Electronic flash units
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B7/00Control of exposure by setting shutters, diaphragms or filters, separately or conjointly
    • G03B7/08Control effected solely on the basis of the response, to the intensity of the light received by the camera, of a built-in light-sensitive device
    • G03B7/099Arrangement of photoelectric elements in or on the camera
    • G03B7/0993Arrangement of photoelectric elements in or on the camera in the camera
    • G03B7/0997Through the lens [TTL] measuring
    • G03B7/09979Multi-zone light measuring
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03BAPPARATUS OR ARRANGEMENTS FOR TAKING PHOTOGRAPHS OR FOR PROJECTING OR VIEWING THEM; APPARATUS OR ARRANGEMENTS EMPLOYING ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ACCESSORIES THEREFOR
    • G03B2215/00Special procedures for taking photographs; Apparatus therefor
    • G03B2215/05Combinations of cameras with electronic flash units

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Stroboscope Apparatuses (AREA)
  • Exposure Control For Cameras (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、閃光発光時に被写界を
複数の領域に分割して測光し、その測光結果に応じて調
光を行う自動調光カメラ、およびこのカメラに装着可能
な交換レンズに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のカメラとして、例えば本出願人
による特願平2−312487号明細書中に示されるも
のがある。このカメラは、予備発光と本発光とが可能な
電子閃光装置を有し、予備発光時における被写界からの
反射光を複数の測光領域に分割して測光し、この測光出
力と撮影距離に基づいて本発光時の調光に寄与させる測
光領域(有効領域)と、寄与させない測光領域(カット
領域)を決定する。そして本発光時、上記有効領域の測
光信号に基づいて調光を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記カ
メラにおいては、撮影距離の検出精度が悪い場合に本来
カットすべきでない主要被写体が存在する領域をカット
してしまうおそれがあり、この場合には適正露出が得ら
れないという問題がある。特に撮影距離が遠い場合や撮
影レンズの焦点距離が短い場合に、撮影距離の検出精度
が低下してこのような問題が起こり易い。
【0004】本発明の目的は、撮影距離の検出精度が悪
い場合でも、有効領域とカット領域を正確に識別可能な
自動調光カメラおよびその交換レンズを提供することに
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】クレーム対応図である図
1により説明すると、請求項1の発明に係る自動調光カ
メラは、予備発光と本発光とが可能な閃光手段101と
、閃光手段101から発光され被写界で反射された光束
を複数の測光領域に分割して測光して各測光値を出力す
る測光手段102と、予備発光時の測光値と撮影距離と
撮影距離の検出誤差とを用いて、本発光時の調光に寄与
させる測光領域を決定する調光領域決定手段103と、
調光領域決定手段によって決定された調光領域を用いて
本発光時の調光を行う調光手段104とを具備し、これ
により上記問題点を解決する。また請求項11の発明は
、請求項1のカメラに装着される撮影用交換レンズに適
用され、撮影距離を検出する検出手段と、撮影距離に応
じた検出誤差が予め記憶された記憶手段とを具備するも
のである。
【0006】
【作用】
(1)請求項1の発明 調光領域決定手段103は、予備発光時における測光手
段102の測光値と、例えば撮影レンズから入力される
撮影距離と、撮影距離の検出誤差とを用いて本発光時の
調光に寄与させる測光領域を決定する。調光手段104
は、調光領域決定手段103によって決定された調光領
域を用いて本発光時の調光を行う。このように撮影距離
の検出誤差をも加味して本発光時の調光に寄与する領域
が決定されるので、撮影距離の検出精度が悪い場合でも
、有効領域とカット領域を正確に判別することが可能と
なる。 (2)請求項11の発明 検出された撮影距離と、記憶された撮影距離検出誤差を
上記カメラ内に入力することにより、カメラ内で上述し
た制御が行える。
【0007】
【実施例】図2〜図24により本発明の一実施例を説明
する。図2はTTL自動調光カメラの構成を示す図であ
る。ファインダー観察時は撮影レンズ2を通過した光束
(定常光)は、破線で示すミラ−ダウン状態のミラ−3
で反射され、スクリ−ン4,ペンタプリズム5を通過し
て、一部は接眼レンズ6に導かれ、他の一部は集光レン
ズ7を通過して露出演算用測光素子8に導かれる。また
撮影時には、図4に示すレリーズ釦32がレリーズ操作
されると、ミラ−3が実線で示すアップ位置に駆動され
た後、絞り9が絞り込まれ、シャッタ10が開閉され、
これにより撮影レンズ2を通過した被写体光はフィルム
FIに導かれてフィルムFIが露光される。
【0008】また閃光撮影時には、シャッタ10の開後
に電子閃光装置11が本発光して被写体を照明し、被写
体からの反射光は撮影レンズ2を介してフィルム面に至
り、このフィルム面で反射された光束が集光レンズアレ
イ12を介して調光用の受光素子13に受光される。さ
らに本実施例のカメラは、上記本発光の前に被写界の状
態を調べるための予備発光が可能であり、この予備発光
による被写界からの反射光は、シャッタ10が開く前に
その幕面で反射されて受光素子13に受光される。
【0009】受光素子13は、図3に示すように、被写
界中央部の円形の測光領域に対応する分割受光素子13
aと、被写界周辺部の矩形を円弧で切り欠いた形状の測
光領域に対応する分割受光素子13b〜13eとが同一
平面上に配置されて成る。すなわち、本実施例では被写
界を5つの測光領域に分割して分割測光を行う。また集
光レンズアレイ12は、上記受光素子13a〜13eの
左、中間、右の3ブロックに対応する3つのレンズ部分
12a〜12cを有する光学部材である。
【0010】図3に示すように、フィルム面の1駒分の
露光領域20を被写界と同様に中央の円形部20aと周
辺を4分割した20b〜20eの5領域に分割すると、
受光素子13a〜13eの上記左、中間、右の3ブロッ
クは、それぞれ破線で示されるように、集光レンズアレ
イ12の3つのレンズ部分12a〜12cを経由してフ
ィルム露光領域20の左半分、中央、右半分と対峙して
いる。さらに受光素子13とフィルム露光領域とはほぼ
共役関係にあるので、5つの領域20a〜20eの明る
さを概略同形状に分割して測光する。
【0011】図4は制御系のブロック図を示し、カメラ
全体のシ−ケンスを制御するCPU31には、レリーズ
釦32,シャッタ10が接続されるとともに、撮影レン
ズ2内の絞り9およびレンズ情報出力回路33が接続さ
れている。レンズ情報出力回路33からは、公知のレン
ズ内距離エンコーダ34にて検出される撮影距離X、レ
ンズROM35内に格納された開放絞り値F0、射出瞳
距離POおよびエンコーダ34の分解能等による撮影距
離の誤差ΔX等がCPU31に入力される。
【0012】さらにCPU31には、露出制御用測光素
子8からの出力に基づいて測光動作を行う測光回路36
と、受光素子13、すなわち分割受光素子13a〜13
eからの出力に基づいて調光動作を行う調光回路50と
、装着されたフィルムFIのISO感度をDXコ−ドか
ら読み取るISO感度検出回路37と、上記電子閃光装
置11の発光制御回路38とが接続されている。ここで
、露出制御用測光素子8も受光素子13と同様に、被写
界の各測光領域に対応する5つの分割測光素子8a〜8
eから成る。また、公知の焦点検出光学系41は画面の
中央部付近を測距するもので、その出力は焦点検出回路
39でピントズレ量ΔYに変換され、CPU31に入力
される。
【0013】また焦点整合モード設定スイッチ40は、
フォ−カシング開始後に撮影レンズが被写体にいったん
合焦するとそのレンズ位置でロックするS−AF(シン
グルAFモード)、レリーズ釦が半押し操作されている
間は連続してフォ−カシングを行うC−AF(コンティ
ニュアスAFモード)、およびM(マニュアルフォーカ
ス)の3モードを選択するための操作部材である。
【0014】図5は上記調光回路50の詳細を示し、こ
の調光回路50は、各分割受光素子13a〜13eの出
力を増幅する増幅器51a〜51eと、CPU31から
の指令に応答して各増幅器51a〜51eの増幅率をそ
れぞれ設定するゲイン設定器52a〜52eとを有し、
ゲイン設定器52a〜52eは、CPU31からのデジ
タル信号をアナログ信号に変換するD/A変換器を含ん
でいる。
【0015】またCPU31からの指令に応答して上記
予備発光時の各増幅器51a〜51eの出力をそれぞれ
時間で積分する積分回路53a〜53eと、本発光時の
各増幅器51a〜51eの出力を加算する加算回路54
と、CPU31からの指令に応答して加算回路54の加
算結果を時間で積分する積分回路55と、CPU31内
に予め格納されたアナログ信号としての調光レベル(後
で詳述する)をデジタル信号に変換する変換回路56と
、この変換された調光レベルと上記積分回路55の出力
とを比較し、積分回路55の出力が上記調光レベルに達
した時に発光停止信号を出力する比較器57とを有する
【0016】次に、図6〜図22のフローチャートによ
りCPU31による閃光撮影制御の手順を説明する。図
6,図7はメインのフローチャートであり、レリーズ釦
32(図4)が半押し操作に引続いて全押し(レリーズ
)操作されるとステップS1以下の処理が開始される。 まずステップS1でISO感度検出回路37から装填さ
れたフィルムFIのISO感度SVを読み込む。次いで
ステップS2で撮影レンズ2のレンズ情報出力回路33
から開放絞り値F0を、ステップS3で射出瞳距離PO
をそれぞれ読み込む。
【0017】ステップS4では、距離検出が可能か否か
を判別する。例えば撮影レンズ2が図4の如く距離エン
コーダ34を内蔵していれば距離検出可能であり、この
場合にはステップS5でフラグFL_Dに1を代入する
。また撮影レンズ2が距離エンコーダを内蔵していなけ
れば距離検出不可能であり、この場合にはステップS7
でフラグFL_Dに0を代入する。ステップS5の後は
ステップS6において、エンコーダ34の検出結果であ
る撮影距離Xをレンズ情報出力回路33を介して読み込
み、次いでステップS8に進む。またステップS7の後
は直接ステップS8に進む。
【0018】ステップS8では、後述するHi、Loカ
ットの候補を抽出する際に用いる誤差の演算を行う。こ
の誤差は、撮影距離の検出誤差および閃光装置の予備発
光に起因する誤差に大別され、撮影距離の検出誤差は更
に、 (1)撮影距離検出の際のレンズ鏡筒に起因する誤差(
2)撮影距離検出の際のボディのフォ−カシングに起因
する誤差に分けられる。この処理の詳細は図8,図9を
用いて後述する。
【0019】ステップS9では定常光での測光を行う。 すなわち上述した5分割の測光素子8a〜8e(図4)
の出力を測光回路36に取り込み、この測光回路36で
対数圧縮された各測光領域に対応する輝度値BV(n)
(n=1〜5)を読み込む。ここで、本実施例における
nの値1〜5は、5つの測光素子8a〜8eまたは分割
受光素子13a〜13eにそれぞれ対応しているものと
する。次いでステップS10では、読み込んだ各輝度値
BV(n)およびISO感度SVから定常光露出BVa
nsを演算する。この演算方式は、例えば本出願人によ
る特開平1−285925号公報の第7図に開示されて
いるような方式を用いる。その後、ステップS11に進
み、演算された定常光露出BVansから、公知のプロ
グラム線図により、シャッタ速度TVおよび絞り値AV
を決定し、ステップS12に進む。
【0020】ステップS12では、焦点整合に関する情
報を検出する。この情報は、具体的には焦点整合モード
と合焦状況との2つである。焦点整合モードとは上述し
たコンティニュアスAFモードやシングルAFモード、
また手動で行なうマニュアルフォーカスモードであり、
合焦状態とは、ピントズレの大きさの状態である。その
詳細は図10を用いて後述する。次に、ステップS13
ではミラ−3を図2の破線の状態から実線の状態までア
ップするとともに、絞り9をステップS11で決定され
た絞り値AVまで絞り込んで図7のステップS14に進
む。
【0021】図7のステップS14,S15は、予備発
光を行うか否かの判定処理である。ステップS14にお
いて、上記ステップS11で決定された絞り値AVが所
定値以上暗い絞り(本実施例ではF値が11以上)と判
定された場合には、小光量の予備発光の検出が行えない
確率が高いので、予備発光を行わずにステップS22に
進む。またステップS15において定常光が十分明るい
と判定された場合(ここでBV(1)〜BV(5)が全
て8(EV)を越える場合)には、予備発光が定常光に
埋もれてしまうため、この場合も予備発光を行わずにス
テップS22に進む。その他の場合にはステップS16
に進む。ステップS22では予備発光を行なわないTT
L−BL調光処理を行って処理を終了させる。このTT
L−BL調光処理は、本出願人による特開昭63−83
713号公報に示されているもので、その詳細はここで
は省略する。
【0022】ステップS16では、次式に基づいてシャ
ッタ幕面反射測光に対する各撮影レンズの各測光領域毎
の補正係数Sα(n)の演算を行う。 Sα(1)=1 Sα(2)=1−(1.2×10−3)・POSα(3
)=1−(1.2×10−3)・POSα(4)=1+
(1.7×10−3)・POSα(5)=1+(1.7
×10−3)・POここで、POは撮影レンズ2の射出
瞳距離を示している。すなわち、撮影レンズ2の射出瞳
距離POによって上述の受光素子13a〜13eの受光
条件は異なるので、このステップS16の処理では、全
ての受光素子の測光信号を同一条件で評価するために上
記レンズ補正係数Sα(n)を求めるのである。
【0023】ステップS17では予備発光を行い、シャ
ッタ幕面からの反射光を分割測光し、ステップS18で
はその測光結果に基づいて本発光時の調光に寄与させな
い測光領域(カット領域)の候補の抽出を行う。ステッ
プS19では、ステップS18の処理結果に基づいて本
発光時の調光に寄与させる測光領域(有効領域)を決定
するとともに、調光補正量ΔYを決定する。これらのス
テップS17〜S19の処理の詳細は、図11〜図20
を用いて後述する。ステップS20では、フィルム面反
射測光時の各撮影レンズの各測光領域毎の補正係数Sβ
(n)を算出する。ここでは仮に、Sβ(n)=Sα(
n)とする。そして、ステップS21では、シャッタ1
0を全開して本発光を行うとともに、フィルム面からの
反射光を分割測光し調光動作を行う。この処理の詳細も
図21,図22を用いて後述する。
【0024】図8,図9は上記図6のステップS8の処
理、すなわち誤差演算の詳細を示すフローチャートであ
る。ステップS51でフラグFL_D=1が判定された
場合、すなわち撮影レンズ2に距離エンコ−ダが内蔵さ
れていて、距離検出が可能なときは、ステップS52に
進む。ステップS52では撮影レンズ2のレンズROM
35に記憶されている撮影レンズに関わる距離検出誤差
ΔXをレンズ情報出力回路33を介して読み込む。この
距離検出誤差ΔXは称呼撮影距離Xに対し、それぞれ至
近側誤差ΔXN−Lと無限遠側誤差ΔXI−Lとがあり
、共にレンズROM35内に予め記憶されているものと
する。 単位は[EV]とする。ここで、図23は撮影距離Xと
焦点距離fと距離検出誤差ΔXとの関係を表わす図で、
撮影距離Xが遠くなる程、また画角が広角になる程、距
離検出誤差は大きくなる。図24は撮影レンズ2に保有
されている誤差デ−タの一部で、16段階のエンコ−ダ
・ポジションの称呼の撮影距離Xと焦点距離とに対する
至近側誤差ΔXN−Lと無限遠側誤差ΔXI−Lとの表
である。ここで、図24において、撮影距離が最至近の
場合(エンコーダポジション16)の至近側誤差、およ
び撮影距離が最も遠い場合(エンコーダポジション1)
の無限遠側誤差は、ともに9.9(無限大とみなせる値
)となっているが、この理由については後述する。
【0025】次にステップS53に進み、カメラボディ
のフォ−カシングに関わる距離検出誤差が演算される。 演算式は演算の容易化を考え下記のように近似してある
。至近側誤差ΔXN−Bは、 ΔXN−B=0.17・(X・103)/(f2)無限
遠側誤差ΔXI−Bは、 ΔXI−B=0.11・(X・103)/(f2)とし
た。ここで、焦点距離fの単位は[mm]、撮影距離X
の単位は[m]で、誤差ΔXの単位は[EV]である。 図から分かるように、ボディのフォ−カシングに関わる
距離検出誤差は撮影距離に比例し、焦点距離の自乗に反
比例するように演算される。
【0026】次いで図9のステップS54では、閃光装
置11の予備発光に関わる誤差が設定される。その設定
値は、至近側誤差ΔXN−Sが、 ΔXN−S=1/3 無限遠側誤差ΔXI−Sが、 ΔXI−S=1/3 と一定値となっている。誤差ΔXの単位は[EV]であ
る。
【0027】ステップS55では、上記各誤差のト−タ
ルが演算される。すなわち至近側ト−タル誤差ΔXNは
、 ΔXN=(ΔXN−L+ΔXN−B+ΔXN−S)/1
.5無限遠側ト−タル誤差ΔXIは、 ΔXI=(ΔXI−L+ΔXI−B+ΔXI−S)/1
.5と一定値とした。ト−タル誤差ΔXの単位は[EV
]である。その後、図6の処理にリターンする。
【0028】一方、ステップS51でフラグFL_Dが
1でないと判定された場合、すなわち撮影レンズ2に距
離エンコ−ダが内蔵されておらず、距離検出が不可能な
ときは、ステップS56に進む。ステップS56では、
撮影レンズに関わる距離検出誤差ΔXを設定する。すな
わち至近側誤差ΔXN−Lは、 ΔXN−L=0 無限遠側誤差ΔXI−Lは、 ΔXI−L=0 である。
【0029】ステップS57では、ボディのフォ−カシ
ングに関わる距離検出誤差ΔXを設定する。至近側誤差
ΔXN−Bは、 ΔXN−B=0 無限遠側誤差ΔXI−Bは、 ΔXI−B=0 である。その後、ステップS54に進む。
【0030】図10は上記図6のステップS12の処理
、すなわちAF情報検出の詳細を示すフローチャートで
ある。まずステップS101で焦点整合モードの判別を
行う。焦点整合モードとして上述したC−AFが設定さ
れているときは、主要被写体が画面の焦点検出ゾーン(
画面の中央部)に重複しているものと判断し、ステップ
S102に進んでフラグFA_SCに1を代入する。 またS−AFもしくはMに設定されているときは、主要
被写体が画面の焦点検出ゾーンに重複しているか否かが
不明のため、ステップS103に進み、撮影直前のピン
トズレ量ΔYの絶対値|ΔY|が150μm以下か否か
の判定を行う。そして、|ΔY|が150μm以下の場
合は、主要被写体が画面の焦点検出ゾーンに重複してい
るとみなし、ステップS102に進んでフラグFA_S
Cに1を代入する。また、|ΔY|が150μm以下で
ない場合は、主要被写体が画面の焦点検出ゾーンに重複
していない、もしくは不明とし、ステップS104に進
んでフラグFA_SCに0を代入する。その後、図6の
処理にリターンする。
【0031】図11および図12は上記図7のステップ
S17の処理、すなわち予備発光処理の詳細を示すフロ
ーチャートである。まず図11のステップS201では
、予備発光の1回あたりのガイドナンバ−GNp1を2
とする。すなわち本実施例では、予備発光としてガイド
ナンバ−2のチョップ発光を複数回行うものとする。 ステップS202では、上述したステップS15で得ら
れたレンズ補正係数Sα(n)を用いて、      
Gpre(n)=γ(AV−3+log2(1/5)−
Sα(n))により、上記調光回路50のゲイン設定器
52a〜52e(図5)に与えるゲインGpre(n)
を求める。
【0032】ステップS203では、チョップ発光の回
数Qpreを零リセットし、次いでステップS204で
Qpreを「1」だけ歩進するとともに、予備発光の測
光時間の計時を開始してステップS205に進む。ステ
ップS205では、上記ガイドナンバ−GNp1(GN
p1=2)で1回のチョップ発光を行い、ステップS2
06ではその測光を行う。すなわち、チョップ発光の光
束は被写界で反射され、撮影レンズ2を透過してシャッ
タ10の幕面に1次像として結像する。この1次像は5
つに分割され、その各々は図3の集光レンズアレイ12
を介して5つの分割受光素子13a〜13eにそれぞれ
受光される。各分割受光素子13a〜13eは、それぞ
れの受光量に応じた測光値を逐次上記調光回路50の増
幅器51a〜51eに入力する。
【0033】増幅器51a〜51eは、入力された信号
をゲイン設定器52a〜52eのゲインGpre(n)
(ステップS202で求められたもの)でそれぞれ増幅
して積分回路53a〜53eに入力する。CPU31は
積分回路53a〜53eに作動信号を出力し、積分回路
53a〜53eは、この作動信号に応答して上記増幅さ
れた信号をそれぞれ時間で積分し、IG(n)(n=1
〜5)としてCPU31に入力する。
【0034】次にステップS207では、上記5つの測
光信号IG(n)の総和を求めIGとしてステップS2
08に進む。ステップS208で上記IGが所定量(こ
こでは230)未満と判定されるとステップS209に
進み、ここでチョップ発光の回数Qpreが16未満と
判定されるとステップS204に戻って上述の処理を繰
返す。ステップS208でIGが230に達するか、あ
るいはステップS209でQpreが16に達するかす
るとステップS210に進む。ステップS210では上
記ステップS204での計時開始からの計時時間を予備
発光の測光に要した総測光時間tpreとしてステップ
S211に進む。
【0035】ステップS211では予備発光を測光した
のと同じ光学系で定常光の測光を行う。その際の測光時
間tpstは予備発光の測光に要した総測光時間tpr
eと同じとする。そして、ここで得られる定常光の測光
値をIpst(n)とする。
【0036】次に、図12のステップS212〜S21
8において、n=1〜5の5出力に対して定常光成分の
補正とGNrtnの計算とを行う。まずステップS21
2でnを零とし、次いでステップS213でnを1だけ
歩進する。ステップS214では、予備発光成分と定常
光成分とを含む上記IG(n)から、定常光成分Ips
t(n)を引いて補正し、その値を新たにIG(n)と
置く。そして、ステップS215で、補正したIG(n
)が正と判定された場合にはステップS216に進み、
     GNrtn(n)=(GNP12×Qpre
)1/2×〔{230/IG(n)         
       }×2AV−2×(1/5)〕1/2 
                         
    によりGNrtn(n)を求める。
【0037】上式によればGNrtn(n)は、各領域
の被写体が標準反射率を有する場合には絞り値Fに撮影
距離Xを乗じた値となる。換言すれば、F・X=GNr
tn(n)の領域は距離Xの位置に標準反射率の被写体
があると考えられ、F・X>GNrtn(n)の領域は
Xの位置に標準反射率よりも高い反射率の物体が存在す
ると考えられ、またF・X<GNrtn(n)の領域は
Xの位置に標準反射率よりも低い反射率の物体が存在す
ると考えられる。すなわち、物体の反射率が高いほどG
Nrtn(n)は小さくなる。
【0038】一方、ステップS215でIG(n)が正
でないと判定された場合にはステップS217に進み、
GNrtn(n)に無限大と見なせるに非常に大きな数
(ここでは999)を代入してステップS218に進む
。ステップS218でn=5と判定されると図7の処理
にリターンし、そうでなければステップS213に戻っ
て上述の処理を繰り返す。
【0039】図13,図14はステップS18(図7)
のHi,Loカット候補抽出処理の詳細を示している。 まずステップS301で有効領域数Mvalを零リセッ
トする。ステップS302では、後述するHiカットお
よびLoカットで用いる係数KhiとKloに、上記ス
テップS55で求めたト−タル誤差を用いてそれぞれ、
Khi=2DH(ただし、DH=−(1+ΔXN)/2
)Klo=2DL(ただし、DL=+(4+ΔXI)/
2)を代入する。すなわち至近側の誤差ΔXNを用いて
HiカットKhiの係数が、無限遠側の誤差ΔXIを用
いてLoカットの係数Kloがそれぞれ演算される。そ
して上式によれば、誤差ΔXNが大きいほどKhiは小
さくなり、また誤差ΔXIが大きいほどKloは大きく
なる。これは、誤差が大きいほど後述するHiカット、
Loカットの候補になりにくい方向に、すなわち有効領
域となり易いようにカットの係数KhiとKloとを決
定し、撮影距離等の検出誤差が大きい場合に、主要被写
体を含む領域がカットされてしまう不都合を回避するた
めである。例えば、ト−タル誤差ΔXNとΔXIとが共
に0のときは、Khi=0.71、Klo=4となり、
またト−タル誤差ΔXNとΔXIとが共に1[EV]の
ときは、Khi=0.5、Klo=5.66となる。
【0040】次いでステップS303でnを零リセット
するとともに、ステップS304でnを「1」だけ歩進
し、ステップS305でフラグFL_Dが1か否かを判
定する。ここで、フラグFL_Dが1でないということ
は、撮影距離Xが検出されていないことを示している。 ステップS305が肯定されると、すなわち撮影距離X
が検出されていればステップS309に進み、否定され
るとステップS306に進む。ステップS306でn=
1と判定されると、すなわち中央部分の演算のときには
ステップS307に進み、撮影距離Xを、X=30・(
50・f)1/2・10−3としてステップS309に
進む。ここで、fは撮影レンズの焦点距離である。
【0041】またnが1でないとき、すなわち周辺部分
の演算のときにはステップS308に進み、撮影距離X
を、 X=60・(50・f)1/2・10−3としてステッ
プS309に進む。
【0042】ステップS309では、上記ステップS2
16(図12)で演算されたGNrtn(n)が、GN
rtn(n)<Khi・X・F であるか否かを判定する。これが否定されると図14の
ステップS310に進み、肯定されると、その領域に金
屏風や鏡などの高反射率の物体が存在する、あるいは撮
影距離Xよりも至近側に被写体(主要被写体ではない)
が存在すると判断して図14のステップS318に進み
、その領域をHiカット領域候補としてステップS31
9に進む。
【0043】なお、撮影距離Xが検出できない場合でも
、ステップS307やS308で求めけられる値をステ
ップ309で用いることにより、GNrtnの値が明ら
かに非常に小さい場合に限り高反射物と判断し、その領
域をHiカット領域候補とする。ここで、ステップS3
07とS308では、ステップ307の方が値が小さく
なるように工夫してある。これは、中央部分には主要被
写体が位置する可能性が高いため、周辺部分に比べ中央
部分がHiカット領域候補と判断されにくくして、中央
部で主要被写体がカットされてしまう危険性を減らして
いる。
【0044】図14のステップS310ではフラグFL
_Dが1か否かを再び判定し、肯定されるとステップS
314に進み、否定されるとステップS311に進む。 ステップS311でn=1が判定されると、すなわち中
央部分の演算のときにはステップS312に進み、撮影
距離Xを、 X=100・(50・f)1/2・10−3としてステ
ップS314に進む。またnが1でないとき、すなわち
周辺部分の演算のときにはステップS313に進み、撮
影距離Xを、 X=60・(50・f)1/2・10−3としてステッ
プS314に進む。
【0045】ステップS314では、上記ステップS2
16(図12)で演算されたGNrtn(n)が、GN
rtn(n)>Klo・X・F であるか否かを判定する。これが否定されるとステップ
S315に進み、肯定されるとその領域に低反射率の物
体が存在する(例えば背景が抜けている場合など)と判
断してステップS317に進み、その領域をLoカット
領域候補としてステップS319に進む。
【0046】なお、撮影距離Xが検出できない場合でも
、ステップS312やS313で求められる値をステッ
プ314で用いることにより、GNrtnの値が明らか
に非常に大きい場合に限り、低反射物と判断してLoカ
ット領域候補とする。またステップS312とS313
では、ステップ312の方が値が大きくなるように工夫
してある。これは、中央部分には主要被写体が位置する
可能性が高いため、周辺部分に比べ中央部分がLoカッ
ト領域候補と判断されにくくして、中央部で主要被写体
がカットされてしまう危険性を減らしている。
【0047】またステップS309,S314が共に否
定された場合には、その領域を有効領域候補とし、ステ
ップS316で有効領域の個数Mvalを「1」だけ歩
進してステップS319に進む。ステップS319では
n=5か否か、すなわち全ての領域に対して上記処理が
行われたか否かを判定し、否定されるとステップS30
4に戻り、肯定されると図7の処理にリターンする。
【0048】以上の図13,図14の処理によれば、各
領域の予備発光時の測光信号に基づいて演算されたGN
rtn(n)が、 GNrtn(n)<Khi・X・F         
 ・・・(1)の場合にはその領域がHiカット領域候
補となり、GNrtn(n)>Klo・X・F    
      ・・・(2)の場合にはその領域がLoカ
ット領域候補となり、Khi・X・F≦GNrtn(n
)≦Klo・X・Fの場合には有効領域候補となる。す
なわち、予備発光時の測光値が所定範囲内の領域が有効
領域候補となり、所定範囲外の領域がカット領域候補と
なる。
【0049】ここで、検出される撮影距離Xは、実際の
撮影距離よりも上記至近側の誤差分だけ遠い値となるお
それがあり、このため仮にこの誤差を加味しないで上記
式(1)式の判定を行うと、本来Hiカットさせるべき
でない領域(主要被写体が存在する領域)がHiカット
されてしまうおそれがある。しかし本実施例では、上述
したように至近側の誤差ΔXNが大きいほど小さくなる
Hiカットの係数Khiを用いて上記判定を行っている
ので、誤差ΔXNが大きいほどその領域がHiカットさ
れにくくなる。つまり主要被写体が存在する領域がHi
カットされるといった不都合が最小限に抑制される。
【0050】また検出される撮影距離Xは、実際の撮影
距離よりも上記無限遠側の誤差分だけ近い値となるおそ
れがあり、このため仮にこの誤差を加味しないで上記式
(1)式の判定を行うと、本来Loカットさせるべきで
ない領域(主要被写体が存在する領域)がLoカットさ
れてしまうおそれがある。しかし本実施例では、上述し
たように無限遠側の誤差ΔXIが大きいほど大きくなる
Loカットの係数Kloを用いて上記判定を行っている
ので、誤差ΔXIが大きいほどその領域がLoカットさ
れにくくなる。つまり主要被写体が存在する領域がLo
カットされるといった不都合が最小限に抑制される。
【0051】ここで、上述した図24において、撮影距
離が最至近の場合(エンコーダポジション16)の至近
側誤差、および撮影距離が最も遠い場合(エンコーダポ
ジション1)の無限遠側誤差がともに9.9(無限大と
みなせる値)となっているので、この場合にはHiカッ
トの係数Khiが極めて小さい値となるとともに、Lo
カットの係数Kloが極めて大きな値となる。これは、
エンコーダポジションが1および16のときには、撮影
距離の検出誤差がかなり大きくその検出値の信頼性が極
めて低いので、安全を見込んでいずれの領域もカットさ
れないようにするためである。
【0052】図15〜図20は図7のステップS19の
処理の詳細を示している。この処理は、最終的な調光領
域の決定と、調光補正量ΔYとを求める処理である。調
光補正量ΔYとは、後述する図21のステップS504
に示すように本発光時に上記調光回路50のゲイン設定
器52a〜52eに与えるゲインを求める際に用いられ
るものであり、ΔY>0の場合には、その値が大きいほ
ど本発光の発光停止時期が遅くなり発光量が多くなる。 またΔY<0の場合には、|ΔY|が大きいほど本発光
の発光停止時期が速くなり発光量が少なくなる。
【0053】図15において、ステップS401では上
述したフラグFA_SCが1であるか否かの判定を行う
。1のとき、つまり主要被写体が画面中央部に存在する
と考えられる場合にはステップS402に進み、調光領
域を中央部分に最終決定しステップS403に進む。 ステップS403で図13,図14の判定結果が5個と
も有効領域候補と判定されたときには図18のステップ
S431に進み、そうでないときはステップS404に
進む。ステップS404で中央がHiカット領域候補と
判定されたときには図18のステップS430に進み、
そうでないときはステップS405に進む。ステップS
405で中央がLoカット領域候補と判定されたときに
は図18のステップS429に進み、そうでないときは
図17のステップS420に進む。
【0054】一方、ステップS401でFA_SC≠1
と判定された場合、すなわち中央部に主要被写体が存在
しないと考えられる場合にはステップS406に進む。 ステップS406〜S409の処理は、上記図13,図
14の処理の結果、(1)5領域共有効領域候補だった
か、(2)5領域の全てがHiカット領域候補であった
か、(3)5領域の全てがLoカット領域候補であった
か、(4)5領域の全てがカット領域候補でありかつH
iカット領域候補とLoカット領域候補が混在している
か、(5)カット領域候補と有効領域候補が混在してい
るかを判定する処理である。そして、これらの判定結果
により以下に示す処理が行われる。
【0055】(1)5領域共有効領域候補だった場合:
この場合はステップS406が肯定されて図16のステ
ップS418に進み、有効領域の数Mvalを5とする
とともに、調光領域として5領域全てを最終決定して図
18のステップS431に進む。ステップS431では
、Qgnr=Σ(1/GNrtn(n))2によりQg
nr(5領域の予備発光時の測光値の総和)を演算する
。ここで、Σはn=1〜5の総和演算を表す。 次いでステップS432で、 R(n)=(1/GNrtn(n))2/Qgnrただ
し(n=1〜5) により5領域の測光値の総和を1とした場合の各領域の
測光信号の分布R(n)を求める。
【0056】ステップS433ではnを零とし、ステッ
プS434〜S438では、5領域に対する分布R(n
)(n=1〜5)に基づいてTRを求める処理を行う。 すなわち、R(n)が1/5以上であれば前回のTRに
1/5を加えて新たなTRとし、R(n)が1/5未満
であれば、 TR+(1/5)×R(n)/ MAX(R(n))を
前回のTRに加えて新たなTRとする。ここで、MAX
((R(n))はR(n)の最大値である。ステップS
439では、上記最終的に求められたTRを用い、ΔY
=log2(TR/1) により調光補正量ΔYの値を求める。以上のように、各
領域の測光信号の分布に基づいて調光補正量ΔYが求め
られるので、後述する図21,図22の本発光処理にお
いて、本発光の停止時期を的確に制御することが可能と
なる。
【0057】(2)全ての領域がHiカット領域候補の
場合:この場合には、図15のステップS407が肯定
されて図16のステップS416に進み、Mvalを1
とするとともに、ステップS417でGNrtn(n)
が最大の領域を新たに調光対象領域と最終決定する。G
Nrtn(n)が最大ということは予備発光時の測光信
号が最小ということ、すなわちHiカット領域か否かの
判断を行う上記所定範囲に最も近いということであり、
この領域は、高反射率の物体による影響が最も少ないと
予想される領域である。ただし、該当する領域が複数あ
る場合には、領域番号が小さい領域を優先する。次いで
図18のステップS430に進み、調光補正量ΔYを「
+1.5」とする。つまり全ての領域がHiカット領域
の場合には、露出アンダ−を防止するために調光停止時
期を通常よりも遅らせる。
【0058】(3)全ての領域がLoカット領域候補の
場合:この場合には、図15のステップS408が肯定
されて図16のステップS414に進み、Mvalを1
とするとともに、ステップS415でGNrtn(n)
が最小の領域を新たに調光対象領域とする。GNrtn
(n)が最小ということは予備発光時の測光信号が最大
ということ、すなわちカット領域か否かの判断を行う上
記所定範囲に最も近いということであり、この領域は、
閃光の反射光が戻ってこないことによる影響が最も少な
いと予想される領域である。ただし、該当する領域が複
数ある場合には、領域番号の小さい領域を優先する。次
いで図18のステップS429に進み、調光補正量ΔY
を「−1」とする。つまり全ての領域がLoカット領域
候補の場合には、露出オ−バを防止するために調光停止
時期を通常よりも早くする。
【0059】(4)全ての領域がカット領域候補であり
、かつHiカット領域候補とLoカット領域候補が混在
している場合:この場合には、図15のステップS40
9が肯定されて図16のステップS412に進み、Mv
alを1とするとともに、ステップS413において、
上記(1)の場合と同様にGNrtn(n)が最小の領
域を新たに調光対象領域とし、さらにステップS428
で調光補正量ΔYを「+1」とする。すなわち、Loカ
ット領域候補は、後方に抜けていてその位置に物体が存
在せず、これに対してHiカット領域候補には必ず高反
射率の物体(例えば金屏風や鏡)が存在しているはずで
あるから、主要被写体はこのHiカット領域候補に埋も
れていると考えられる。したがって高反射率の物体の影
響と低反射率の物体の影響とを共になくすためにΔYを
「+1」とするのである。
【0060】(5)カット領域候補と有効領域候補が混
在している場合:この場合には、図15のステップS4
09が否定されてステップS410に進み、Mvalを
上記ステップS316(図14)で得られたMvalに
設定するとともに、ステップS411で有効領域候補を
調光対象領域と最終決定する。次いで図17のステップ
S420に進み、Hiカット領域候補があるか否かを判
定する。Hiカット領域候補が1つでもあればステップ
S422で調光補正量ΔYを「+1/3」とし、Hiカ
ット領域がなければステップS421でΔYを零として
ステップS423に進む。ステップS423ではLoカ
ット領域候補があるか否かを判定し、Loカット領域候
補があればステップS425で、 ΔY=ΔY−(1/3)×(Mval−1)とし、S4
26,S427でΔYに−2/3のリミットを付ける。 Loカット領域候補がなければステップS424でその
ときのΔYを新たにΔYとする。
【0061】すなわち、Hiカット領域候補が存在する
場合には、上述したようにそこに高反射率の物体が存在
する場合であり、たとえ隣接する領域がHiカット領域
にならなくても、その物体の影響を浮けている場合が多
いので、ΔYを「+1/3」とする。
【0062】一方、Loカット領域候補が存在する場合
について以下に説明する。今、主要被写体の背後になに
も存在しない場合を考える。この場合、同一倍率の被写
体であってもその被写体が画面の端に存在する場合と、
画面の中央寄りに存在する場合とでは有効領域の数が異
なる。つまり画面の端に存在する場合にはその被写体が
含まれる領域は少なくなり、有効領域(Loカットされ
ない領域)は少なくなる。また被写体が画面の中央寄り
に位置している場合には、その被写体が含まれる領域が
多くなり有効領域の数は多くなる。そして、被写体の倍
率が同一であれば、有効領域、すなわち被写体の含まれ
る領域が多いほど個々の領域に占める被写体の面積は小
さなものとなり、予備発光時の測光信号も小さくなる。 したがって本実施例では、上記ステップS425の式に
示されるように、有効領域の数Mvalが多いほどΔY
を−側に大きくしている。
【0063】ステップS424,S427,S428の
後は図19のステップS440に進み、フラグFL_D
が1か否かを判定する。1のときは図20のステップS
445に進み、1でないときは撮影距離Xが検出できな
いときで、ステップS441に進む。撮影距離Xが検出
できない場合は、ΔYを大きな値に設定するのが危険な
ため、ステップS441〜S444において、上記演算
されたΔYに−1〜+1の範囲のリミットをかける。
【0064】図20のステップS445では、カメラが
算出した定常光の理想の露出値、すなわちAE指示値か
ら、実際に制御されるAE制御値を減じ、その値をΔD
Cとする。ΔDCが0でない場合とは、マニュアル露出
で撮影した場合や、ストロボ同調秒時が限界値になり連
動範囲外になった場合等である。ステップS446〜S
450では、ΔDCの値に応じΔYの再補正を行う。
【0065】ステップS446でΔDCが−1未満と判
定されたとき、すなわち定常光の制御が1EVよりアン
ダ−に制御されるときは、再補正は行わずステップS4
47でΔYをそのままの値にする。また、ΔDCが−1
≦ΔDC≦0のときは、      ΔY=ΔY−((19−AVE)/24)×
(ΔDC+1)の式に従い、定常光が主要被写体を照明
している分、ストロボ光を少なめにして補正を行う。こ
こでAVEは定常光の分割測光手段8で得られた5個の
輝度値(BV)の平均を表わす。従って暗くなるほど、
またΔDCが大きくなるほどΔYを−方向に大きく補正
している。さらにΔDCが0<ΔDCのときは、 ΔY=ΔY−((19−AVE)/24)の式に従い、
同様に補正を行う。
【0066】図21,図22は、図7のステップS20
の本発光処理の詳細を示している。図21において、ス
テップS501ではnを零リセットし、次いでステップ
S502でnを「1」だけ歩進し、ステップS503で
nが示す領域が調光対象領域であるか否かを判定する。 ステップS503が否定されるとステップS505に進
み、調光回路50のゲイン設定器52a〜52eに与え
るゲインGhon(n)を十分小さな値(例えば、−1
0)としてステップS506に進む。一方、ステップS
503が肯定された場合には、ステップS504におい
て、上述の処理で求めた調光補正量ΔYを用いてゲイン
Ghon(n)を、       Ghon(n)=γ(SV+log2(1
/Mval)−Sβ−ΔY)により求めてステップS5
06に進む。ここで、SVはフィルムISO感度、Sβ
はステップS19で得られたレンズ補正係数、ΔYは調
光補正量、γは定数である。 ステップS506では、n=5か否かを判定し、否定さ
れるとステップS502に戻って上述の処理を繰返し、
肯定されると図22のステップS507に進む。ここま
での処理によりゲイン設定器52a〜52eにゲインG
hon(1)〜Ghon(5)がそれぞれ与えられた。
【0067】ステップS507では、電子閃光装置11
の本発光を開始させ、ステップS508で測光を行う。 すなわち、本発光による照明光は被写体で反射され撮影
レンズ2を透過しフィルム面で反射された後、5つの受
光素子13a〜13eに受光され、受光素子13a〜1
3eの測光信号IG(1)〜IG(5)は、調光回路5
0の増幅器51a〜51eにそれぞれ入力される。
【0068】増幅器51a〜51eは、ゲイン設定器5
2a〜52eで設定されたゲインGhon(1)〜Gh
on(5)により測光信号IG(1)〜IG(5)を増
幅して加算回路54に入力し、加算回路44は入力され
た増幅信号を加算する。積分回路55は加算回路54の
加算結果、すなわち、増幅された測光信号IG(1)〜
IG(5)の総和を時間で積分し、その値をIGとする
(ステップS509)。
【0069】一方、予め設定された調光レベルLVは変
換回路56に出力され、変換回路46はこれをアナログ
信号に変換する。この変換された調光レベルおよび上記
積分回路45の出力IGは比較器57に入力され、比較
器57は、IGが上記調光レベルLVに達したか否かを
判定する(ステップS510)。これが否定されるとス
テップS508に戻り、肯定されるとステップS511
でで電子閃光装置11の発光制御回路38を制御して上
記本発光を停止させ、その後、処理を終了させる。
【0070】この図21,図22の手順によれば、調光
補正量ΔYに基づいてゲインGhon(n)が求められ
、ΔY>0の場合には、その値が大きいほど本発光の発
光停止時期が遅くなり発光量が多くなる。またΔY<0
の場合には、|ΔY|が大きいほど本発光の発光停止時
期が速くなり発光量が少なくなる。
【0071】以上がCPU31による閃光撮影時の制御
手順である。この手順によれば、予備発光時における測
光値と、撮影レンズ2から入力される撮影距離Xと、撮
影距離の検出誤差ΔXとを用いて本発光時の調光に寄与
させる測光領域(有効領域)が決定され、本発明時にこ
の有効領域の測光値を用いて調光が行われる。このよう
に撮影距離の検出誤差をも加味して本発光時の調光に寄
与する領域が決定されるので、撮影距離の検出精度が悪
い場合でも、有効領域とカット領域を正確に判別するこ
とが可能となる。
【0072】以上の実施例の構成において、電子閃光装
置11が閃光手段101を、受光素子素子13および調
光回路50が測光手段102を、CPU31が調光領域
決定手段103を、CPU31および調光回路50が調
光手段104をそれぞれ構成する。
【0073】なお以上では、被写界を中央領域とその周
辺部の4領域の合計5領域に分割するようにしたが、そ
の分割の仕方および分割数はこれに限定されない。また
撮影距離の検出誤差の数値も図24に示したものに限定
されない。さらに上記検出誤差として撮影レンズ側の検
出誤差、およびカメラボディ側の検出誤差の双方を用い
た例を示したが、いずれか一方でもよい。
【0074】
【発明の効果】請求項1の発明に係るカメラによれば、
予備発光時の測光値と撮影距離に加えて、撮影距離の検
出誤差をも加味して本発光時の調光に寄与させる測光領
域を決定するようにしたので、特に撮影距離が遠い場合
や撮影レンズの焦点距離が短い場合などのように撮影距
離の検出精度が悪い場合に本来カットすべきでない領域
(主要被写体が存在する領域)がカットされることが最
小限に抑制され、適正露出が得られる可能性を高めるこ
とができる。また請求項11の発明に係る交換レンズは
、撮影距離を検出する検出手段と、撮影距離に応じた検
出誤差が記憶された記憶手段を有しているので、上記撮
影距離と撮影距離検出誤差を上記カメラ内に入力するこ
とにより、カメラ内上述した制御が行える。
【図面の簡単な説明】
【図1】クレーム対応図である。
【図2】本発明に係る自動調光カメラの構成を示す図で
ある。
【図3】集光レンズアレイ分割測光素子およびフィルム
の位置関係を示す斜視図である。
【図4】カメラの自動調光装置の構成を示すブロック図
である。
【図5】調光回路の詳細を示す図である。
【図6】閃光撮影制御の手順を説明するメインのフロー
チャートである。
【図7】図6に続くフローチャートである。
【図8】誤差演算の詳細を示すサブル−チンフローチャ
ートである。
【図9】図8に続くフローチャートである。
【図10】AF情報検出処理の詳細を示すサブル−チン
フローチャートである。
【図11】予備発光時の測光処理の詳細を示すサブル−
チンフローチャートである。
【図12】図11に続くフローチャートである。
【図13】カット領域候補抽出処理の詳細を示すサブル
−チンフローチャートである。
【図14】図13に続くフローチャートである。
【図15】調光領域決定および調光補正量演算処理の詳
細を示すサブル−チンフローチャートである。
【図16】図15に続くフローチャートである。
【図17】図15,図16に続くフローチャートである
【図18】図15,図16に続くフローチャートである
【図19】図17に続くフローチャートである。
【図20】図19に続くフローチャートである。
【図21】本発光時の調光処理の詳細を示すサブル−チ
ンフローチャートである。
【図22】図21に続くフローチャートである。
【図23】撮影距離と焦点距離と撮影距離検出誤差との
関係を示す図である。
【図24】称呼距離に対する至近側および無限遠側誤差
を焦点距離ごとに示す図である。
【符号の説明】
7  集光レンズ 8  露出演算用測光素子 11  電子閃光装置 12  集光レンズアレイ 13  調光用受光素子 13a〜13e  分割受光素子 31  CPU 33  レンズ情報出力回路 34  エンコーダ 35  レンズROM 36  測光回路 37  ISO感度検出回路 38  発光制御回路 39  焦点検出回路 40  焦点整合モード設定スイッチ 50  調光回路 51a〜51e  増幅器 52a〜52e  ゲイン設定器 53a〜53e,55  積分回路 54  加算回路 56  変換回路 57  比較器 101  閃光手段 102  測光手段 103  調光領域決定手段 104  調光手段

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  予備発光と本発光とが可能な閃光手段
    と、該閃光手段から発光され被写界で反射された光束を
    複数の測光領域に分割して測光し、各測光値を出力する
    測光手段と、予備発光時の前記測光値と撮影距離と該撮
    影距離の検出誤差とを用いて、前記本発光時の調光に寄
    与させる測光領域を決定する調光領域決定手段と、該調
    光領域決定手段によって決定された調光領域を用いて前
    記本発光時の調光を行う調光手段とを具備することを特
    徴とする自動調光カメラ。
  2. 【請求項2】  前記調光領域決定手段は、装着された
    撮影レンズ内に設けられた撮影距離検出手段によって検
    出される撮影距離を用いることを特徴とする請求項1に
    記載の自動調光カメラ。
  3. 【請求項3】  前記調光領域決定手段は、装着された
    撮影レンズ内に設けられた記憶手段から撮影距離に応じ
    て出力される検出誤差を用いることを特徴とする請求項
    1または2に記載の自動調光カメラ。
  4. 【請求項4】  前記調光領域決定手段は、装着された
    ズ−ムレンズ内に設けられた記憶手段から撮影距離と焦
    点距離とに応じて出力される検出誤差を用いることを特
    徴とする請求項3に記載の自動調光カメラ。
  5. 【請求項5】  前記調光領域決定手段は、装着された
    撮影レンズ内に設けられた記憶手段から出力される撮影
    距離の称呼値に対しての遠距離側誤差と近距離側誤差の
    双方を用いることを特徴とする請求項3または4に記載
    の自動調光カメラ。
  6. 【請求項6】  前記調光領域決定手段は、前記調光に
    寄与させるか否かを判断するための第1の所定量を前記
    近距離側誤差に基づいて演算するとともに、前記予備発
    光時の測光値が該第1の所定量を越える測光領域を調光
    に寄与させない領域とすることを特徴とする請求項5に
    記載の自動調光カメラ。
  7. 【請求項7】  前記調光領域決定手段は、調光に寄与
    させるか否かを判断するための第2の所定量を前記遠距
    離側誤差に基づいて演算するとともに、前記予備発光時
    の測光値が該第2の所定量未満の測光領域を調光に寄与
    させない領域とすることを特徴とする請求項5または6
    に記載の自動調光カメラ。
  8. 【請求項8】  前記調光領域決定手段は、前記撮影距
    離の検出誤差が大きいほど、各測光領域が前記調光に寄
    与される確率が高くなるように前記決定を行うことを特
    徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の自動調光カメ
    ラ。
  9. 【請求項9】  前記調光領域決定手段は、焦点検出手
    段による焦点検出時の誤差を用いることを特徴とする請
    求項1に記載の自動調光カメラ。
  10. 【請求項10】  前記焦点検出時の誤差は、撮影距離
    と焦点距離に応じて決定されることを特徴とする請求項
    9に記載の自動調光カメラ。
  11. 【請求項11】  請求項1に記載の自動調光カメラに
    装着可能な撮影用交換レンズであって、撮影距離を検出
    する検出手段と、撮影距離に応じた検出誤差が予め記憶
    された記憶手段とを具備することを特徴とする交換レン
    ズ。
  12. 【請求項12】  焦点距離が可変とされ、前記記憶手
    段には、焦点距離と撮影距離とに応じた検出誤差が記憶
    されていることを特徴とする請求項11に記載の交換レ
    ンズ。
  13. 【請求項13】  前記記憶手段には、撮影距離の称呼
    値に対しての遠距離側誤差と近距離側誤差とが記憶され
    ていることを特徴とする請求項11または12に記載の
    交換レンズ。
JP03176135A 1991-06-20 1991-06-20 自動調光カメラおよびその交換レンズ Expired - Lifetime JP3136658B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03176135A JP3136658B2 (ja) 1991-06-20 1991-06-20 自動調光カメラおよびその交換レンズ
US07/898,324 US5231447A (en) 1991-06-20 1992-06-15 Automatic light adjustment camera and exchangable lenses therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP03176135A JP3136658B2 (ja) 1991-06-20 1991-06-20 自動調光カメラおよびその交換レンズ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04371933A true JPH04371933A (ja) 1992-12-24
JP3136658B2 JP3136658B2 (ja) 2001-02-19

Family

ID=16008277

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP03176135A Expired - Lifetime JP3136658B2 (ja) 1991-06-20 1991-06-20 自動調光カメラおよびその交換レンズ

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5231447A (ja)
JP (1) JP3136658B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173254A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Nikon Corp カメラシステム

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04371935A (ja) * 1991-06-20 1992-12-24 Nikon Corp カメラの自動調光装置
JP3127543B2 (ja) * 1992-01-29 2001-01-29 株式会社ニコン 閃光手段と焦点検出手段とを有するカメラシステム
JPH0688984A (ja) * 1992-07-22 1994-03-29 Nikon Corp カメラの自動調光装置
JPH0667257A (ja) * 1992-08-18 1994-03-11 Nikon Corp Ttl自動調光制御装置
US5418596A (en) * 1992-10-28 1995-05-23 Nikon Corporation Photometry apparatus in a camera
JP3009561B2 (ja) * 1993-04-26 2000-02-14 富士写真フイルム株式会社 スチル・ビデオ・カメラおよびそのストロボ発光量制御データ調整装置
US6009280A (en) * 1993-08-05 1999-12-28 Minolta Co., Ltd. Flash light amount controlling apparatus
JPH0749513A (ja) * 1993-08-05 1995-02-21 Minolta Co Ltd フラッシュ光量制御装置
US6094536A (en) * 1995-07-21 2000-07-25 Canon Kabushiki Kaisha Flash photography system using preliminary emission and controlled main emission
JP3839901B2 (ja) * 1997-05-13 2006-11-01 キヤノン株式会社 カメラシステム
US6035135A (en) * 1997-08-21 2000-03-07 Canon Kabushiki Kaisha Control of flash device included in or connected to image sensing device
JP3744388B2 (ja) * 2001-06-26 2006-02-08 ソニー株式会社 撮像装置および撮像方法
JP2004212431A (ja) * 2002-12-27 2004-07-29 Casio Comput Co Ltd オートフォーカス装置及びオートフォーカス方法
JP4346926B2 (ja) * 2003-02-27 2009-10-21 キヤノン株式会社 ストロボ撮影システムおよび撮像装置
JP4389546B2 (ja) * 2003-10-23 2009-12-24 株式会社ニコン カメラシステム
JP5036418B2 (ja) 2007-06-19 2012-09-26 三星電子株式会社 撮像装置及び撮像方法
JP6416408B2 (ja) * 2015-09-28 2018-11-07 富士フイルム株式会社 測距装置、測距方法、及び測距プログラム

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2590834B2 (ja) * 1986-09-29 1997-03-12 株式会社ニコン カメラの自動日中シンクロシステム
US4905035A (en) * 1986-09-24 1990-02-27 Nikon Corporation Camera
US4809030A (en) * 1986-09-24 1989-02-28 Nikon Corporation Camera
JPH01285925A (ja) * 1988-05-13 1989-11-16 Nikon Corp カメラ
JPH0466922A (ja) * 1990-07-04 1992-03-03 Nikon Corp Ttl自動調光カメラ
US5172157A (en) * 1990-11-17 1992-12-15 Nikon Corporation Automatic light adjustment device for cameras

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005173254A (ja) * 2003-12-11 2005-06-30 Nikon Corp カメラシステム
JP4649836B2 (ja) * 2003-12-11 2011-03-16 株式会社ニコン カメラシステム

Also Published As

Publication number Publication date
US5231447A (en) 1993-07-27
JP3136658B2 (ja) 2001-02-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3136658B2 (ja) 自動調光カメラおよびその交換レンズ
JPH04257830A (ja) カメラの閃光調光制御装置
JP4622211B2 (ja) 閃光制御装置及び閃光制御システム
CN109327688B (zh) 摄像设备及其控制方法和发光控制设备
JPH04355733A (ja) カメラの自動調光装置
JPH04371935A (ja) カメラの自動調光装置
JPH04331935A (ja) 自動調光装置を備えたカメラ
JPH01285925A (ja) カメラ
JP3032829B2 (ja) ズームレンズ付カメラ
JP3044931B2 (ja) カメラの自動調光装置
JP2001091988A (ja) 閃光制御装置
JP3097333B2 (ja) カメラの自動調光装置
JPH04371934A (ja) カメラの自動調光装置
US5576798A (en) Automatic flash amount control apparatus of camera
US5442417A (en) Automatic flash amount control apparatus of camera
JP3123120B2 (ja) カメラの自動調光装置
US5017956A (en) Flash photography system
JP2969923B2 (ja) カメラの自動調光装置
JP3831422B2 (ja) 調光装置を備えたカメラ
JP2000089290A (ja) オートフォーカスカメラ
JP3013400B2 (ja) Ttl自動調光カメラ
JPH03287240A (ja) 自動調光カメラ
JPH04331934A (ja) 閃光調光装置を備えたカメラ
JP2864551B2 (ja) 自動焦点カメラ
JP2000010148A (ja) 閃光制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091208

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 11

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111208

Year of fee payment: 11