JP4389546B2 - カメラシステム - Google Patents
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Description
このようなカメラの閃光制御装置として、特許文献1には、予備発光時の反射光測光結果と被写体距離情報及び被写体距離情報検出誤差とを用いて、調光に用いる領域を決定するカメラが提案されている。また、特許文献2には、予備発光時の反射光測光結果と被写体距離情報及び被写体距離検出精度から本発光量を補正するカメラが提案されている。
しかし、いずれの方法であっても、距離を直接測定するものではなく、得られた被写体距離情報には比較的大きな誤差が含まれている。特に焦点距離の短い撮影レンズを使用した場合には、長焦点距離の撮影レンズに比べて被写界深度が深くなり、撮影距離(被写体距離)の変化に対する距離環の回転角が小さくなるため、距離環回転位置から得る被写体距離情報に含まれる誤差が大きくなる。
しかし、ワイドレンズを使用する場合、前述したようにオートフォーカスを使用したとき被写界深度が深いため、同じデフォーカス量を許容したときに入る距離範囲が広く、レンズ距離環もある範囲でばらついた位置で停止する。また、前述したように背景に明るいものがある場合、そちらに引張られて背景に合焦する可能性も高い。このため閃光調光レベルもばらつきが生じるという問題があった。
また、特許文献2では、比較的近距離側の距離環の位置でレンズが停止した場合、被写体距離情報は短い距離に相当した値となり、像倍率も比較的大きいので調光量補正がかかりやすい。上述の場合と同じ被写体を同じ距離だけ離れた位置から撮影したとしても、上述の場合とは逆に、比較的遠距離側の位置でレンズが停止した場合、像倍率が小さくなるので調光量補正がかかりにくくなる。
このように、特許文献1,2いずれの場合であっても、距離環(レンズ)の停止位置のばらつきによって閃光発光量が変化してしまうという問題があった。
しかし、前述したようにワイドレンズ使用時には、オートフォーカスによりレンズの停止する位置が大きくばらつき、得られる被写体距離情報も大きくばらつき、適正に撮れる場合もあれば、領域カットと自動調光補正が適切に働かずオーバ露出になる場合も生じる。このように、ワイドレンズ使用時には、調光量にばらつきが生じてしまい、不安定な制御となってしまうという問題があった。
請求項1の発明は、撮影時の本発光に先立ち予備発光を行うことができる閃光発光部(15)と、前記予備発光時に撮影領域を複数に分割した測光領域毎に被写体からの反射光を測光可能な測光部(13)と、撮影レンズ(1)の焦点距離に応じた焦点距離情報を検出する焦点距離情報検出部(25,100)と、被写体までの距離に応じた情報を検出する被写体距離情報検出部(33)と、撮影時の本発光量を少なくとも前記測光部と前記焦点距離情報検出部と前記被写体距離情報検出部とから得た情報に基づいて演算する本発光量演算部(100)と、を備え、前記本発光量演算部は、前記焦点距離情報が、第3の焦点距離よりも短い焦点距離を示す情報であるときには、前記測光部と前記被写体距離情報検出部とから得た情報に基づいて推定した被写体の反射率が最大となる測光領域の寄与率を高くして本発光量の演算を行う広角側測光領域軽重演算を行うこと、を特徴とするカメラシステムである。
(1)本発光量演算部は、焦点距離情報が、第3の焦点距離よりも短い焦点距離を示す情報であるときには、測光部と被写体距離情報検出部とから得た情報に基づいて推定した被写体の反射率が最大となる測光領域の寄与率を高くして本発光量の演算を行う広角側測光領域軽重演算を行うので、焦点距離の短い撮影レンズを使用したときにも安定して常に正確な閃光発光制御を行うことができる。
撮影レンズ1を通過した光束は、クイックリターンミラー2によって折り曲げられ、拡散スクリーン3上に一旦結像する。その後に、コンデンサレンズ4、ペンタプリズム5、接眼レンズ6を通って撮影者の目に到達する。一方、拡散スクリーン3によって拡散された光束の一部は、コンデンサレンズ4、ペンタプリズム5、測光用プリズム7、測光用レンズ8を通して定常光測光部9上へ再結像される。
測光素子9は、例えばSPD(シリコン・フォト・ダイオード)等の受光素子が用いられており、図2に示すように、被写界をB1〜B5の5領域に分割して測光し、それぞれの測光値を出力可能な構造になっている。
撮影時には、絞り10が所定値まで絞られると同時に、クイックリターンミラー2が跳ね上げられる。その後に、閃光発光部15による予備発光時には、シャッタ11上に略結像され反射された一部の光束を、調光用レンズ12を通して閃光測光部13上へ再結像させる。閃光発光部15による本発光時は、シャッタ11を開き、例えばCCD等によって構成される撮像素子14の受光面上に光束を結像させる。
閃光測光部13は、SPDと、SPDからの光電流を蓄積するコンデンサと、増幅アンプ等とによって構成された測光部であり、図3に示すように、定常光用の測光素子9と略同一の分割形状をしており、領域S1〜S5は、それぞれ図2のB1〜B5へ対応している。閃光測光部13では、SPDで生じた光電流にエリア毎に異なるアンプ・ゲインを掛けて、増幅された電流を積分用コンデンサに蓄積する。読み出し時には、各エリアに対応するコンデンサに蓄積された電荷を電圧値として読み出し、ボディ側マイコン100に内蔵されているA/D変換器によってデジタルデータとして、マイコン内部に取り込まれる。
図4は、本実施例における本発光量演算動作の流れを示すフローチャートである。
なお、以下の図4に示す動作は、ボディ側マイコン100によって行われるので、ボディ側マイコン100は、本発光量演算部としての機能も有している。
ステップ(以下、S)10では、予備発光測光前に閃光測光部15に測光領域毎にゲインGain[ch]を設定する。
S20では、閃光発光部15に予備発光指示を送る。閃光発光部15が予備発光を行うと同時に閃光測光部13を駆動して、被写体からの反射光を光電変換した電荷をコンデンサに蓄積することにより予備発光測光値IGpre[ch]を得る。十分な測光信号が蓄積されたら閃光発光部15に予備発光停止信号を送り、予備発光は停止する。この後、閃光発光部15から電気接点を通じて通信により、予備発光で放射された予備発光ガイドナンバGNpreをボディ側マイコン100上に得る。
S40では、正味の予備発光測光値を以下の数1により求める。
S50では、IG[ch]とゲインから各測光領域に対して、本発光としてどれだけのガイドナンバの発光を行うと適正露光量が得られるかを計算する。これをGNrtn[ch]と呼ぶこととする。GNrtn[ch]は、次の式により求める。
数2により求めたGNrtn[ch]は、ガイドナンバの単位で表されており、5分割に分けた領域の一つずつを見たときに、一つの領域が基準の像面露光量に達するために光らなければいけないガイドナンバ、すなわち、個々の領域を最適に写すためのガイドナンバを示している。よって、このGNrtn[ch]が大きければ反射光が少ない被写体であり、小さければ反射光が多い被写体である。
S60では、 このGNrtn[ch]とレンズ距離エンコーダから得た距離情報Xm、絞り制御値のAPEX値Avから、次の数3により各領域の被写体反射率の底2の対数値RefEv[ch]を推定する。
S70では、この値から各領域を本調光に寄与させる重みWt[ch]を求める。
図5は、S70における重みWt[ch]を求める演算動作をより詳細に示したフローチャートである。
S510では、RefEv[ch]が1.0よりも大きいか否かを判断する。RefEv[ch]が1.0よりも大きいときには、S520へ進み、RefEv[ch]が1.0よりも大きくないときには、S530へ進む。
S520では、以下の数4によりGrade[ch]を演算し、S560へ進む。
ここで、Grade[ch]とは、各領域が他の領域に比して相対的に何段重みをもっているかという変数である。Grade[ch]は、反射率対数値RefEv[ch]が、所定の値よりも大きいか、あるいは小さい場合に、RefEv[ch]に所定の値を超えた分に傾きをかけてGrade[ch]を下げるようにするものであり、本実施例では、所定の値として、1.0と−1.0(S530参照)を設定している。
S540では、以下の数5によりGrade[ch]を演算し、S560へ進む。
S560では、以下の数6に示すようにグレードを真数に直し正規化することにより、各領域の重みWt[ch]を求める。
この重みWt[ch]に従い本発光時の発光量演算に寄与させることで、反射率の異常な領域の影響を排除することができる。
このRefMainが+のときは、主要被写体の反射率が高く、−のときは、主要被写体の反射率が低いと考えられる。
レンズ側マイコン25からは、使用しているレンズ固有の値として、焦点距離、距離エンコーダポジションに対応した距離検出誤差情報(無限側と至近側2つの情報)がカメラボディ側マイコンに送られる。これよりボディ側マイコン100は、距離検出誤差情報を含んだ反射率演算に含まれる可能性のあるトータルの誤差情報を計算する。
レンズ側マイコン25から通信された無限側の距離検出誤差情報をdXiL、至近側の距離検出誤差をdXnLとし、これらの単位は、APEX値の段数で表す。
また、以下の数8により無限側のピント検出誤差dXiB、至近側のピント検出誤差dXnBを演算する。これは、オートフォーカスにより合焦した場合に、像面のデフォーカス量許容値を一定値としたときにレンズの距離情報がどの程度の誤差を持ち得るかを、レンズの焦点距離、及び、撮影距離を考慮して推定した近似式である。
また、予備発光の精度の項、dXmonを考慮する。dXmonは、固定値で1/3段とする。
これら諸誤差要因を考慮した総合の至近側誤差をdXn、無限側誤差をdXiと呼ぶこととし、以下の式で演算する。
広角側において、近距離撮影でなく、人物の背景に奥行きがある場合には、前述したように調光補正を行わないと調光レベルはオーバ目になるので、一定量だけ調光量を少なくすることでより適切な露出が得られる。
また、広角側において、平面的な被写体を撮影した場合には、閃光発光部から被写体までの距離が画面中心と画面周辺とでは異なってくる。すなわち画面中心では閃光発光部からの距離が近く、周辺では距離が遠くなる。このようなシーンでは、調光領域の重み付けは平均的になるので、適正露調光補正を行わないと、画面全体のレベルを適正にすべく制御が行われ、結果として画面中央は若干オーバになってしまう。このため、広角側では、調光補正量として一定値だけ調光量を少なくすることでオーバになることを避け、好ましい写真を得ることができる。
図6は、調光補正量deltaYTを求める演算動作をより詳細に示したフローチャートである。
S610では、RefMainがdXnよりも大きいか否かを判断する。RefMainがdXnよりも大きい場合には、S620へ進み、RefMainがdXnよりも大きくない場合には、S630へ進む。
S620では、調光補正量deltaYTを以下の数10により求め望遠用プラス調光補正とし、リターンする。
S640では、調光補正量deltaYTを以下の数11により求め望遠用マイナス調光補正とし、リターンする。
S650では、調光補正量deltaYTをゼロ、すなわち調光補正を行わないように設定し、リターンする。
以上説明した調光補正量deltaYTの演算では、RefMainがdXnより大きいとき、上回った部分に比例して調光補正量deltaYTをプラスにし、−dxiより小さいとき下回った部分に比例して調光補正量をマイナスにしている。また、調光補正量を上回った、あるいは下まわった分に比例させて求める際にdXn,dXiが大きい場合には比例する係数Kl,Khを小さくするようにする。具体的には、Klに関してはdXi、また、Khに関してはdXnの値が0.3段以下のとき、すなわち誤差が小さい場合、Kl、Khは1.0とする。2段以上の場合はKl、Khは0とする。0.3段から2.0段の間は、以下の数12のようにして滑らかに変化するよう演算して求める。こうすることにより、誤差情報が大きい場合には、補正を過剰に行わないようにしている。
先にも課題として説明したように広角側では、被写界深度が深いためレンズ距離環の位置が比較的広い距離範囲にばらついて停止し、その結果、距離エンコーダから得られる被写体距離情報と、付随する被写体距離検出誤差情報もばらつく。そのため、望遠時と同様にして調光補正量を演算したとしても、その値がばらついてしまう。そこで、本実施例では、広角側では、調光補正量を距離データ及び距離誤差データによらず一定値となるように演算している。
S140では、調光補正量deltaYを以下の数13により求める。
数13におけるKWddYは、この焦点距離に応じた軽重を与えた混合をする度合いを示す変数である。
図7は、KWddYの変化を示す図である。
KWddYは、図7に示すように広角側(本実施例では、焦点距離24mm未満)で0、望遠側(本実施例では、焦点距離40mmを超える範囲)で1となり、これらの中間焦点距離では、0〜1の値の間で変化するようにする。
なお、これらの演算は、各変数の対数をとって等価な演算を行ってもよい。
また、この演算は、ISO100換算での計算を行い、撮像感度を変化させたときに関しては考慮していない例を示した。この場合、撮像感度に関しては、別途閃光発光部側に通信により送っておき、閃光発光部側で撮像感度がISO100より1段高かったら発光量を1段小さくするように制御する。もちろん撮像感度の考慮をボディ内の演算中で行ってもよい。
図8は、実施例2における重みWt[ch]を求める演算動作をより詳細に示したフローチャートである。
以下、図8に従い、上述の動作を説明する。S700では、反射率対数値RefEv[ch]が1.0よりも大きいか否かの判断を行う。反射率対数値RefEv[ch]が1.0(第4の反射率)よりも大きい場合には、S710へ進み、反射率対数値RefEv[ch]が1.0よりも大きくない場合には、S720へ進む。
S710では、GradeT[ch]を以下の数16により演算する。
S720では、反射率対数値RefEv[ch]が−1.0(第3の反射率)よりも小さいか否かの判断を行う。反射率対数値RefEv[ch]が−1.0よりも小さい場合には、S730へ進み、反射率対数値RefEv[ch]が−1.0よりも小さくない場合には、S740へ進む。
S730では、GradeT[ch]を以下の数17により演算する。
GradeT[ch]は、各領域間の相対的な重みを段数で表すものであるが、後の演算に備え、S750では、最大の値が0になるように以下の数18により正規化しておく。
ここで、GradeW[ch]=−20とするのは、対数で20段分重みを下げると言う意味であり、真数領域では、実質上重み0になる。したがって、−20段という数字に大きな意味はなく、この値は、マイナスの大きな数字であればよい。
S780では、撮影レンズ1の焦点距離が40mm(第4の焦点距離)以下であるか否かを判断する。焦点距離が40mm以下である場合には、S810へ進み、焦点距離が40mm以下でない場合には、S800へ進み、Grade[ch]=GradeT[ch]とし、S820へ進む。
なお、S770,S780において閾値として用いる第3の焦点距離,第4の焦点距離は、それぞれS120,S130において閾値として用いる第1の焦点距離,第2の焦点距離と等しくしてあるが、これらを異なるようにしてもよい。
S810では、Grade[ch]を以下の数19により求める。
S820では、以下の数20のように、Grade[ch]を真数に直し正規化することで、各領域の重みWt[ch]を求める。
このようにして得られた重みWt[ch]に従い本発光時の発光量演算に寄与させることで、焦点距離が短いレンズ使用時には反射光が最大の領域に重みを持たせ本発光量を演算する広角側測光領域軽重演算を実行し、オーバになるのを防ぐことができる。一方、焦点距離が長いレンズにおいては、反射率推定値に基づき反射光が異常に少ない領域、及び、鏡のように反射光が異常に多い領域の重みを下げる望遠側測光領域軽重演算を実行し、適切な露光量を得ることができる。また、中間の焦点距離においても広角側と望遠側との制御の中間の制御を行うことにより、安定した露光量を得ることができる。
上述の重みWt[ch]を求めた後の動作は、実施例1と同一である。
焦点距離が短い場合には、予備発光の反射光の大きい領域を重視してその他の領域の重みを最大の反射率を下回る分に係数をかけて下げる。
例えば、Ch=1〜5のなかで最も大きいRefEv[ch]をmaxRefEv[ch]とし、GradeW[ch]を以下の数21により求める。
(変形例)
例えば、各実施例において、閃光測光用の専用センサを搭載し、予備発光測光を主ミラーが上がった状態でシャッタ幕面での拡散光を測光することで行う方法を説明した。しかし、予備発光測光を定常光測光用のセンサを閃光測光部として共用して行う方法で、ミラーダウン状態で行う方法も知られている。この場合でも前述した、レンズ焦点距離と被写体の関係から生ずる現象は全く同じであるため、本発明を適用することができる。
2 クイックリターンミラー
3 拡散スクリーン
4 コンデンサレンズ
5 ペンタプリズム
6 接眼レンズ
7 測光用プリズム
8 測光用レンズ
9 定常光測光部
10 絞り
11 シャッタ
12 調光用レンズ
13 光測光部
14 撮像素子
15 閃光発光部
16 サブミラー
17 焦点検出部
24 レンズ駆動部
25 レンズ側マイコン
33 距離エンコーダ
100 ボディ側マイコン
Claims (3)
- 撮影時の本発光に先立ち予備発光を行うことができる閃光発光部と、
前記予備発光時に撮影領域を複数に分割した測光領域毎に被写体からの反射光を測光可能な測光部と、
撮影レンズの焦点距離に応じた焦点距離情報を検出する焦点距離情報検出部と、
被写体までの距離に応じた情報を検出する被写体距離情報検出部と、
撮影時の本発光量を少なくとも前記測光部と前記焦点距離情報検出部と前記被写体距離情報検出部とから得た情報に基づいて演算する本発光量演算部と、
を備え、
前記本発光量演算部は、前記焦点距離情報が、第3の焦点距離よりも短い焦点距離を示す情報であるときには、前記測光部と前記被写体距離情報検出部とから得た情報に基づいて推定した被写体の反射率が最大となる測光領域の寄与率を高くして本発光量の演算を行う広角側測光領域軽重演算を行うこと、
を特徴とするカメラシステム。 - 請求項1に記載のカメラシステムにおいて、
前記本発光量演算部は、前記焦点距離情報が、前記第3の焦点距離よりも長い焦点距離である第4の焦点距離よりも長い焦点距離を示す情報である場合、前記測光部と前記被写体距離情報検出部とから得た情報に基づいて推定した被写体の反射率が第3の反射率よりも下回った低反射領域、及び、推定した前記反射率が第3の反射率より高い第4の反射率よりも上回った高反射領域の寄与率を低くして本発光量の演算を行う望遠側測光領域軽重演算を行うこと、
を特徴とするカメラシステム。 - 請求項2に記載のカメラシステムにおいて、
前記本発光量演算部は、前記焦点距離情報が、前記第3の焦点距離と前記第4の焦点距離との間の焦点距離を示す情報である場合、前記広角側測光領域軽重演算の演算結果と前記望遠側測光領域軽重演算の演算結果とに対して前記焦点距離情報に応じた軽重を与えた混合をして得られる値に相当する本発光量を演算すること、
を特徴とするカメラシステム。
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