JP5196985B2 - カメラシステム及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、閃光装置を用いた撮影が可能な撮像装置及び閃光装置と撮像装置を有するカメラシステムに関する。
この種のカメラシステムとして、撮影に際し、露光前にプリ発光を行い、そのプリ発光量を測光センサ等で測光し、撮影時のメイン発光量を制御するものが知られている。また、カメラシステムでは、撮影前に撮像素子で受けた画像を、リアルタイムに表示装置に表示するライブビュー状態から撮影を行うことが行われる。
ライブビュー状態から閃光装置を用いた撮影(ストロボ撮影)を行う場合、撮像素子でプリ発光を測定する方式が存在する。また、主ミラーを撮影状態から観察状態に戻し、レンズを通過してきた光を測光するダイナミックレンジの広い測光センサを用いて、プリ発光量を測光する方式も存在する。以下に、それぞれの動作を説明する。ここで、撮影状態とは、撮像素子に被写体像を受光させるために、主ミラーが撮影レンズと撮像素子の間に位置する光路から退避した状態のことを示す。また、観察状態とは、撮像素子とは別に設けられた測光センサに被写体像を受光させるために、主ミラーが光路に進入した状態のことを示す。撮影状態では光学ファインダで被写体像を確認することはできないが、カメラの背面モニタ等の画像表示部に被写体像をリアルタイムで表示させる設定が可能となる。反対に、観察状態では画像表示部に被写体像をリアルタイムで表示させることはできないが、光学ファインダで被写体像を確認することができる。
図6は撮像素子でプリ発光を測定する方式を用いた場合における、従来のライブビュー中のストロボ撮影動作を表すタイミングチャートである。このタイミングチャートには、閃光装置によるプリ発光波形60A、撮像素子の蓄積と読み出しの制御信号60B、および撮像素子の特定領域あるいは平均の出力60Cが表されている。ここで、制御信号60Bは模式的に表されており、そのHレベルは蓄積を表し、Lレベルは読み出しを表す。また、撮像素子の飽和時の値60C_MAXが示されている。
このカメラシステムでは、ライブビュー中、撮像素子の読み出しは周期的に行われる。従って、制御信号60Bは、HレベルとLレベルを繰り返す(図6のT1〜T2〜T3、T3〜T4〜T5)。そして、プリ発光が実行される(図6のT5〜T6)。このとき、被写体との距離が短かったり、反射率が高かったりした場合、撮像素子の出力が飽和してしまう場合がある(図6のT6〜T7)。このような場合、プリ発光の発光量を小さくして再度、プリ発光が行われる(図6のT8〜T9)。
そして、プリ発光時の撮像素子の出力60C(プリ発光の測光値)が飽和しないレベルである場合、プリ発光量における測光値とする。このプリ発光の測光値を元に、撮影時(画像記録時)のメイン発光量が演算され、撮像素子の蓄積中に閃光装置の本発光が行われる(図6のT11〜T12)。
図7は主ミラーを撮影状態から観察状態に戻し、レンズを通過してきた光を測光するダイナミックレンジの広い測光センサを用いて、プリ発光量を測光する方式を用いた場合における、従来のライブビュー中のストロボ撮影動作を表すタイミングチャートである。
このタイミングチャートには、閃光装置のプリ発光波形70A、撮像素子の蓄積と読み出しの制御信号70B、および撮像素子の特定領域あるいは平均の出力70Cが表されている。ここで、制御信号70Bは模式的に表されており、そのHレベルは蓄積を表し、Lレベルは読み出しを表す。また、撮像素子の飽和時の値70C_MAXが示されている。
また、タイミングチャートには、主ミラーの観察状態において、レンズを通過した光を測光する測光センサの蓄積制御信号70E、および測光センサの出力70Fが表されている。ここで、蓄積制御信号70EのHレベルは蓄積を表し、Lレベルは読み出しを表す。また、測光センサの飽和レベル70F_MAXが示されている。なお、測光装置は、ダイナミックレンジを広くとるために、ログ(LOG)で圧縮された値を出力することが、一般的である。
このカメラシステムでは、ライブビュー中、撮像素子の読み出しが周期的に行われる(図7のT1〜T2〜T3、T3〜T4〜T5)。閃光装置を用いた撮影(ストロボ撮影)を行う場合、主ミラーは撮影状態から観察状態に変更される(図7のT5〜T6)。閃光装置による発光前の周囲の明るさを測光するために、測光センサが蓄積する(図7のT6〜T7)。そして、測光センサの出力が読み込まれる(図7のT7〜T8)。
閃光装置のプリ発光で照射された明るさを測光するために、測光センサの蓄積中、閃光装置によるプリ発光が行われる(図7のT9〜T10)。そして、測光装置の出力が読み込まれる(図7のT10〜T11)。
プリ発光前の周囲の明るさとプリ発光照射時の測光値とから、撮影時における閃光装置のメイン発光量が演算されると共に、主ミラーは撮影状態に変更される(図7のT11〜T12)。そして、撮像装置の蓄積中に閃光装置は本発光を行う(図7のT12〜T13)。
また、ダイナミックレンジの広い測光センサを用いて、プリ発光量を測光する方式のカメラシステムとして、特許文献1に記載の撮像装置が知られている。この撮像装置は、電子的観察状態からのフラッシュ撮像を行う際、フラッシュ撮像の前にシャッタを閉じ動作させ、シャッタでの反射光を受けた受光素子からの出力に基づいてフラッシュユニットの発光量を設定する。
特開2007−020125号公報
しかしながら、上記従来のカメラシステムでは、以下に掲げる問題があった。前述した撮像素子でプリ発光を測光する方式では、通常、撮像素子はログ圧縮を行わない形式で出力するため、そのダイナミックレンジが狭い。プリ発光の受光量が撮像素子のダイナミックレンジから外れてしまうと、プリ発光量を変更して再度測光を行う。このため、複数回のプリ発光が必要となることが多く、レリーズボタンが押されてから撮像動作が開始されるまでのタイムラグ(レリーズタイムラグ)が安定しなかったり、あるいは安定させるためにタイムラグを大きな値にしなければならなかった。
また、主ミラーを撮影状態から観察状態に戻し、レンズを通過してきた光を測光するダイナミックレンジの広い測光センサを用いて、プリ発光量を測光する方式では、次のような問題があった。すなわち、主ミラーを撮影状態から観察状態に移動させる時間(図7のT5〜T6)、および主ミラーを観察状態から撮影状態に戻す時間(図7のT11〜T12)が必要となってしまい、タイムラグが大きくなってしまっていた。
そこで、本発明は、ライブビュー中、閃光装置を用いた撮影時、レリーズボタンが押されてから撮像動作が開始されるまでのタイムラグが安定し、かつ短いタイムラグで撮影が可能であるカメラシステム及び撮像装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るカメラシステムは、閃光装置と撮像装置を有するカメラシステムであって、前記閃光装置の本発光の前に行われる第1のプリ発光時に測光を行う第1の測光手段と、前記第1の測光手段により測光を行う際には測光を行わず、前記第1のプリ発光と前記本発光との間に行われる第2のプリ発光時に測光を行う第2の測光手段と、前記第1の測光手段による前記第1のプリ発光時の測光値に基づいて、前記第2の測光手段の出力が所定の範囲内となるように前記第2のプリ発光時における前記カメラシステムの撮影条件を設定する設定手段と、前記第2の測光手段による前記第2のプリ発光時の測光値に基づいて、前記閃光装置の本発光量を決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
また、本発明に係る撮像装置は、閃光装置を用いた撮影が可能な撮像装置であって、前記閃光装置の本発光の前に行われる第1のプリ発光時に測光を行う第1の測光手段と、前記第1の測光手段により測光を行う際には測光を行わず、前記第1のプリ発光と前記本発光との間に行われる第2のプリ発光時に測光を行う第2の測光手段と、前記第1の測光手段による前記第1のプリ発光時の測光値に基づいて、前記第2の測光手段の出力が所定の範囲内となるように、前記第2のプリ発光時における前記撮像装置および前記閃光装置の少なくとも一方の撮影条件を設定する設定手段と、前記第2の測光手段による前記第2のプリ発光時の測光値に基づいて、前記閃光装置の本発光量を決定する決定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ライブビュー中、閃光装置を用いた撮影時、レリーズボタンが押されてから撮像動作が開始されるまでのタイムラグが安定し、かつ短いタイムラグで撮影が可能である。
本発明のカメラシステム及び撮像装置の実施の形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態のカメラシステムは、閃光装置(ストロボ)を搭載したデジタル一眼レフレックスカメラからなるカメラシステムに適用される。
[第1の実施形態]
図1は第1の実施形態におけるカメラシステム及びその制御方法の構成を示す図である。このカメラシステムは、カメラ100、レンズ部200および閃光装置300から構成される。
(カメラ100の構成)
カメラ100内のマイクロコンピュータ(カメラマイコン)101は、デジタルカメラ100の各部を制御し、演算を行う。撮像素子102は、赤外カットフィルタ、ローパスフィルタ等を含むCCD、CMOS等であり、後述する撮影レンズ202により結像された被写体像を撮像する。また、ライブビュー撮影時、撮像素子102は測光装置(請求項に記載の第2の測光手段に相当)としても動作する。
AD変換部103は、撮像素子102の信号に対してアナログデジタル(AD)変換を行う。タイミングジェネレータ(TG)104は、撮像素子102およびAD変換部103の駆動タイミングを発生する。デジタル信号処理回路105は、AD変換部103でデジタル信号に変換された画像データに対し、画像処理パラメータに従った画像処理を行う。画像表示部106は、撮像素子102で撮像された画像や設定等を表示する。画像記録部107は、撮影された画像を記録する。
一眼レフレックスカメラの光学的な構成を示す。主ミラー150は、カメラマイコン101からの制御信号により制御されるモータ等で駆動され、ファインダ160での観察状態150Aのときに撮影光路に斜設され、撮影状態150Bのときに撮影光路から退避する。
ピント板151は撮影レンズ202の予定結像面に配置される。ペンタダハプリズム152は、撮影レンズ202からの光路をファインダ160側に変更する。ファインダ160は、撮影者がピント板151を観察するための窓である。撮影者はファインダ160を通して撮影画面を観察する。
結像レンズ153および測光センサ154は観察画面内の被写体輝度を測定するために設けられる。測光センサ154は請求項に記載の第1の測光手段に相当する。結像レンズ153は、ペンタダハプリズム152内の反射光路を介して、ピント板151と測光センサ154とを共役に関係付けている。
測光センサ154は、カメラマイコン101のAD端子に接続され、測光値を読み取る。測光センサ154によって読み取られる測光値に対し、通常、LOG圧縮が行われるので、測光センサ154は、撮像素子102に比べ、ダイナミックレンジの広いものとして使用される。
シャッタ155は、撮像素子102を遮光し、先幕と後幕の走行間隔で露光を行う。シャッタ155の動作は、カメラマイコン101によって制御される。なお、撮像素子102は、シャッタ155を必要としない電子シャッタの構成を有してもよい。
カメラ100と閃光装置300とのインターフェース(接続端子)130は、X端子、GND、SCLK_S端子およびMOSI_S端子で構成され、カメラマイコン101および閃光装置マイコン313間の通信を可能にする。X端子は発光開始信号を伝達する。SCLK_S端子は、閃光装置マイコン313との通信クロックを伝達する。MOSI_S端子は、SCLK_S端子の通信クロックに同期してカメラマイコン101から閃光装置マイコン313にデータを送信する。また、MISO_S端子は、SCLK_S端子の通信クロックに同期して閃光装置マイコン313からカメラマイコン101にデータを送信する。
カメラ100とレンズ部200とのインターフェース(接続端子)120は、GND、SCLK_L端子、MOSI_L端子およびMISO_L端子で構成され、カメラマイコン101とレンズマイコン201間の通信を可能にする。SCLK_L端子は、レンズマイコン201との通信クロックを伝達する。MOSI_L端子は、SCLK_L端子の通信クロックに同期してカメラマイコン101からレンズマイコン201にデータを送信する。MISO_L端子は、SCLK_L端子の通信クロックに同期してレンズマイコン201からカメラマイコン101にデータを送信する。
(レンズ部200の構成)
レンズ部200内のレンズマイコン201は、レンズ部内の各部の動作を制御する。撮影レンズ202は複数枚で構成される。レンズ駆動部203は、撮影レンズ202内の焦点位置合わせ用の光学系レンズを移動させる。レンズの駆動量は、カメラ100内の自動焦点検出部(図示せず)の出力から、カメラマイコン101によって演算される。この駆動量は、カメラマイコン101からレンズマイコン201に送信される。レンズマイコン201は、レンズ駆動部203を制御し、送信された駆動量分だけ光学系レンズを移動させる。
エンコーダ204は、撮影レンズ202の焦点位置を検出する。絞り205は、絞り制御部206により制御される。なお、撮影レンズ202の焦点距離は、単焦点のものであってもよいし、可変であっても構わない。
(閃光装置300の構成)
閃光装置300内の閃光装置マイコン313は、閃光装置内の各部の動作を制御する。電池301は電源である。昇圧回路302は、電池301の電圧を数百vに昇圧する。コンデンサ303は、昇圧回路302の出力を充電する。抵抗304、305は、コンデンサ303に充電された電圧を分圧し、その分圧点は、閃光装置マイコン313のA/D変換端子MCV_ADに接続される。
放電管307は、コンデンサ303に充電されたエネルギーを光に変換し、被写体に照射する。トリガ部306は、放電管307の発光開始時に数kvの電圧を印加させる。発光制御回路308は、放電管307の発光の開始および停止を制御する。発光時、コンデンサ303の高圧側から、放電管307、発光制御回路308、コンデンサ303の低圧側(GND)へと放電ループが形成される。
センサ310は、放電管307の発光を受光するフォトダイオード等からなる。積分回路309は、センサ310の受光量を積分する。積分回路309の出力は、コンパレータ312の反転入力と、閃光装置マイコン313のA/Dコンバータ端子INT_AD端子に接続されている。コンパレータ312の非反転入力は、閃光装置マイコン313に内蔵されたD/Aコンバータの出力であるINT_DAC端子に接続される。コンパレータ312の出力は、ANDゲート311の入力に接続される。ANDゲート311のもう一方の入力は、閃光装置マイコン313のFL_START端子に接続される。ANDゲート311の出力は、発光制御回路308に接続される。
(閃光装置の発光動作)
閃光装置マイコン313は、CHG_ON端子をHレベルにして、昇圧回路302を動作させ、コンデンサ303を充電する。閃光装置マイコン313は、MCV_AD端子から検出された充電電圧(MCV)をA/D変換し、充電電圧が所定電圧以上となるまで、充電を続ける。
カメラマイコン101により設定された発光量が、カメラマイコン101との通信により閃光装置マイコン313に設定されると、閃光装置マイコン313は、設定された発光量に応じた電圧をINT_DAC端子から出力する。カメラマイコン101からX端子を介して発光開始信号が閃光装置マイコン313に入力されると、閃光装置マイコン313は、FL_START端子にHレベルを出力し、TRIG端子に所定時間Hレベルを出力する。これにより、放電管307は発光を開始する。同時に、閃光装置マイコン313は、INT_ST端子をHレベルにし、積分回路309の動作を開始させる。
積分回路309は、センサ310で受光した光を積分し、その積分出力がINT_DA端子で設定した値より高くなると、コンパレータ312の出力はHレベルからLレベルとなる。発光制御回路308は、この信号をANDゲート311介して受けると、放電ループを遮断し、放電を停止させる。
発光停止後、閃光装置マイコン313は、INT_AD端子で積分回路309の出力をA/D変換し、放電管307の発光量(INT)を検出する。
(カメラのライブビュー動作とプリ発光)
上記構成を有するカメラシステムのストロボ撮影動作を示す。ここで、カメラ100に設けられたライブビューの開始操作部材(図示せず)が操作されると、ライブビュー動作が行われる。
図2はライブビュー動作およびプリ発光時の信号の変化を示すタイミングチャートである。このタイミングチャートには、閃光装置300の発光波形12A、撮像素子102の蓄積/読み出し制御信号12B、撮像素子102の出力12C、測光センサ154の蓄積制御信号12Eおよび測光センサ154の出力12Fが示されている。
蓄積/読み出し制御信号12Bは、模式的な信号であり、そのHレベルで蓄積を表し、Lレベルで読み出しを表す。撮像素子102の出力12Cは、特定領域の出力あるいは平均の出力を表し、その飽和時の出力値を飽和レベル12C_MAXで表す。測光センサ154の蓄積制御信号12Eは、主ミラー150が観察状態150Aに位置するとき、レンズを通過した光を測光する際の制御信号であり、そのHレベルで蓄積を表し、Lレベルで読み出しを表す。測光センサ154の出力12Fの飽和時の出力値は、飽和レベル12F_MAXで表される。
図3はライブビュー中のストロボ撮像動作手順を示すフローチャートである。この処理はカメラマイコン101によって実行される。即ち、カメラマイコン101は、ライブビューの開始操作部材(図示せず)が操作されたことにより、本処理を実行し、ライブビュー(LV)の動作への移行を開始する。
まず、カメラマイコン101は、測光センサ154により、撮影レンズ202を通過し観察状態150Aの位置にある主ミラー150で反射された周辺光の測光値EVAを読み込む(ステップS1、図2のT1〜T2〜T3)。
カメラマイコン101は、閃光装置300にプリ発光を行わせるために、閃光装置300とのインターフェース130の端子を使用し、プリ発光量FP_STDを閃光装置マイコン313に送信する(ステップS2)。
カメラマイコン101は、X端子をオンにし、閃光装置マイコン313にプリ発光を実行させる。さらに、カメラマイコン101は、測光センサ154で受光したプリ発光時の被写体からの反射光+周辺光の測光値EVFAを測光する(ステップS3、図2のT4〜T5〜T6)。
カメラマイコン101は、S3の測光値EVFAおよびS2の測光値EVAから、次のような数値を演算やテーブルにより算出する(ステップS4)。算出される数値としては、プリ発光成分のみの被写体からの反射光量EVDF、適正となる露光量EVT、カメラの設定に応じた撮影時の絞り値AV_M、シャッタ速度(蓄積時間)TV_Mおよび撮像素子102のゲイン(感度)SV_Mである。
なお、撮影時の絞り値AV_M、シャッタ速度TV_Mおよび撮像素子のゲインSV_Mは、それぞれ数式(1)、(2)、(3)で定義される段数表示となる。
AV = 2log2(N) ……(1)
TV = −log2(t) ……(2)
SV = log2(ISO/100) ……(3)
また、メイン発光量(本発光量)FM_STDは、プリ発光を測光してメイン発光量を決定する際の既知の制御演算を用いて算出される。例えば、メイン発光量FM_STDは、数式(4)に従って、プリ発光量FP_STDの何段違いの発光量であるか演算される。
(EVT−EVA)/EVDF ……(4)
また、ライブビュー中の適正露出はEVTと同じである。ライブビュー動作に伴う、絞り値AV_LV、蓄積時間TV_LVおよび撮像素子102のゲインSV_LVは、既知の演算を用いて演算かつ設定される。
さらに、ライブビュー中の閃光装置300のプリ発光量FP_LVの演算、およびライブビュー中のプリ発光時のゲインSV_LVPの演算について説明する。プリ発光量FP_LVの演算は、発光が閃光発光である場合、通常、蓄積時間TV_LV > プリ発光閃光時間となるので、蓄積時間TV_LVによって影響されない。
周辺光で適正露光中に閃光装置のプリ発光を印加すると、適正よりオーバー側に露光されるので、周辺光による撮像素子の感度が−1Fとなるように調整する。ゲインSV_LVP = SV_LV−1となるように制御すると、プリ発光量FP_LVは、数式(5)に従って演算される。
FP_LV = FM_STD + (AV_LV − AV_M) − ((SV_LV−1) − SV_M) ……(5)
これにより、ライブビュー中のプリ発光量FP_LVは、撮像素子102が飽和しないレベルに設定される(図2のT6〜T7)。
そして、カメラマイコン101は、TG104を駆動してLV撮影を開始する(ステップS5、図2のT7)。LV撮影の開始に際し、カメラマイコン101は、主ミラー150をアップし、撮影状態150Bの位置に移動させる。カメラマイコン101は、レンズ部200内のレンズマイコン201と接続端子120を介して通信を行い、S4で演算したライブビュー中の絞り値AV_LVをレンズマイコン201に設定する。さらに、カメラマイコン101は、シャッタ155を開け、撮影レンズ202を通過した光を撮像素子102に結像させるとともに、TG104にライブビュー中の蓄積時間LV_TVおよびゲインLV_SVを設定する。
カメラマイコン101は、TG104の駆動信号に従って、撮像素子102の蓄積(図2の制御信号12BのT7〜T8、T9〜T10)および読み込み(図2の制御信号12BのT8〜T9、T10〜T11)を繰り返す動作を行わせる。そして、カメラマイコン101は、連続撮像を行って読み込んだ画像をリアルタイムの動画として画像表示部106に随時表示させるライブビュー動作を行う(ステップS6)。
ライブビュー動作中、カメラマイコン101は、レリーズボタンSW2(図示せず)が押されたか否かを検出する(ステップS7)。押されていない場合、カメラマイコン101は、ライブビュー撮影が一定周期で行われるように、時間調整を行う(ステップS8)。
カメラマイコン101は、ライブビューの終了操作部材(図示せず)が操作され、ライブビュー撮影を終了するか否かを判別する(ステップS9)。ライブビュー撮影を終了する場合、カメラマイコン101は、シャッタ155を閉じ、主ミラー150を観察状態150Aの観測位置に移動させ、ライブビュー撮影を終了し、本処理を終える。一方、ライブビュー撮影を終了しない場合、カメラマイコン101は、ステップS6の処理に戻る。
また、S7でレリーズボタンSW2が押された場合、カメラマイコン101は、撮影を開始するために、接続端子130の通信ラインを介して、S4で演算されたプリ発光量FP_LVを閃光装置300内の閃光装置マイコン313に送信する(ステップS10)。カメラマイコン101は、S4で演算されたライブビュー(LV)中におけるプリ発光時の撮像素子のゲインSV_LVPをTG104を介して撮像素子102に設定する。
カメラマイコン101は、X端子をオンにし、閃光装置マイコン313にプリ発光開始を指示し、プリ発光を開始させる(ステップS11)。これと同時に、カメラマイコン101は、プリ発光時の撮像素子102を読み出し、プリ発光量を得る。
カメラマイコン101は、S11で読み出して得られたプリ発光量から、既知の演算方法でメイン発光量FM_STDを演算し、接続端子130を介してその演算結果を閃光装置マイコン313に通信する(ステップS12)。また、カメラマイコン101は、S4で演算された絞り値AV_Mを、接続端子120を介してレンズマイコン201に送信する。さらに、カメラマイコン101は、S4で演算されたシャッタ速度(蓄積時間)TV_Mおよび撮像素子102のゲインSV_Mを、TG104を介して撮像素子102に設定する。
カメラマイコン101は、S12で設定された条件に従って撮影を行い、撮影された画像を画像記録部107に保存する(ステップS13)。撮影終了後、カメラマイコン101は、本処理を終える。
このように、第1の実施形態のカメラシステムによれば、ライブビュー撮影前、ダイナミックレンジの広い測光センサでプリ発光を測光し、その測光結果を基にカメラシステムの調整を行った後、撮像素子でプリ発光を測光してメイン発光量を決定する。これにより、ライブビュー中、閃光装置を用いた撮影時、レリーズボタンが押されてから撮像動作が開始されるまでのタイムラグが安定し、かつ短いタイムラグで撮影が可能である。
また、種々の方法でプリ発光量を調整することができる。また、連続撮像で得られた画像を表示するライブビュー前、ダイナミックレンジの広い測光センサでプリ発光を測光し、ライブビュー中、撮像素子でプリ発光を測光する。これにより、ライブビュー開始後、即座に撮像素子でプリ発光を測光することができ、タイムラグを短くできる。
また、測光センサとして、ログ圧縮を行う測光センサを用いることができる。また、レンズを通り、主ミラーで反射されたプリ発光を測光するので、撮像素子と同じ条件でプリ発光を測光することができる。また、プリ発光の測光中、画像表示部に表示される画像を間引くもしくは前画像で補間するようにしてもよく、この場合、表示処理の負荷を軽減することができる。
なお、上記実施形態では、S4でライブビュー中のプリ発光時のゲインSV_LVPを変更することにより周辺光を減らしたが、絞り値AV_LVを+1段にして周辺光を減らしても構わない。また、段数は+1以外の値でも構わない。
また、プリ発光として、閃光発光の場合を示したが、プリ発光がフラット発光である場合、S4のライブビュー中のプリ発光量FP_LVの演算は、シャッタ速度(TV)を加味して行われる。
さらに、撮影時のシャッタ速度(蓄積時間)の制御は、電子シャッタ方式、メカシャッタ方式などで行われてもよい。
そして、上記実施形態では、カメラ100に着脱可能な閃光装置300を例にあげて説明を行ったが、閃光装置がカメラに内蔵されているタイプのカメラシステムでも上記実施形態を達成することは可能である。また、上記実施形態では、カメラ100に着脱可能なレンズ部200を例にあげて説明を行ったが、レンズ部がカメラに固定されているタイプのカメラシステムでも上記実施形態を達成することが可能であることは言うまでもない。
[第2の実施形態]
第2の実施形態のカメラシステムにおけるデジタルカメラ、レンズ部および閃光装置の構成は、前記第1の実施の形態と同じであるので、それらの説明を省略する。図4は第2の実施形態におけるライブビュー中のストロボ撮像動作手順を示すフローチャートである。この処理はカメラマイコン101によって実行される。即ち、カメラマイコン101は、ライブビューの開始操作部材(図示せず)が操作されたことにより、本処理を実行し、ライブビュー(LV)の動作への移行を開始する。なお、前記第1の実施形態と同一のステップ処理については同一のステップ番号が付されている。ここでは、主に前記第1の実施形態とは異なるステップ処理について説明する。
まず、カメラマイコン101は、測光センサ154により、撮影レンズ202を通過して観察状態150Aの位置にある主ミラー150で反射された周辺光の測光値EVAを読み込む(ステップS1A、図2のT1〜T2〜T3)。また、このとき、カメラマイコン101は、ライブビュー前の距離情報DV_STDを、接続端子120を介してレンズマイコン201から受信する。
この距離情報DV_STDは、既知の自動焦点検出部(図示せず)で演算された駆動量を元に、レンズ駆動部203によって駆動された撮影レンズ202の位置をエンコーダ204の位置情報として、レンズマイコン201によって取り込まれたものである。なお、手動で撮影レンズ202が動かされた位置をエンコーダ204の位置情報として取り込まれるようにしてもよい。この距離情報DV_STDを求める処理は、請求項に記載の距離検出手段に相当する。距離情報DV_STDは、数式(6)に従って段数表示となる。
DV=2log2(D) ……(6)
また、ステップS7でレリーズボタンSW2が押されていない場合、カメラマイコン101は、ライブビュー撮影が一定周期で行われるように、時間調整を行うとともに、プリ発光量FP_LVを再演算する(ステップS8A)。このとき、カメラマイコン101は、レンズマイコン201からの距離情報を、ライブビュー(LV)中の距離情報DV_LVとして読み込む。S4で演算されたプリ発光量FP_LVを、S1Aの距離情報DV_STDとLV中の距離情報DV_LVとから、数式(7)に従って再演算し、プリ発光量FP_LV’とする。
FP_LV’ = FP_LV +(DV_STD − DV_LV) ……(7)
また、ステップS7でレリーズボタンSW2が押されている場合、カメラマイコン101は、撮影を開始するために、S8Aで演算されたプリ発光量FP_LV‘を、接続端子130を介して閃光装置マイコン313に送信する(ステップS10A)。さらに、このとき、カメラマイコン101は、S10Aで演算されたライブビュー(LV)中におけるプリ発光時の撮像素子のゲインSV_LVPを、TG104を介して撮像素子102に設定する。
このように、第2の実施形態のカメラシステムによれば、ライブビュー前の被写体までの距離情報DV_STDと、プリ発光直前に検出した距離情報DV_LVとの差を加味して、ライブビュー中のプリ発光量FP_LV‘を決定する。従って、LV中に被写体までの距離が変化しても、ライブビュー中のプリ発光を撮像素子で測光する際、撮像素子のダイナミックレンジを越えることがなくなる。
[第3の実施形態]
第3の実施形態のカメラシステムにおけるデジタルカメラ、レンズ部および閃光装置の構成は、前記第1の実施の形態と同じであるので、それらの説明を省略する。図5は第3の実施形態におけるライブビュー中のストロボ撮像動作手順を示すフローチャートである。この処理はカメラマイコン101によって実行される。即ち、カメラマイコン101は、ライブビューの開始操作部材(図示せず)が操作されたことにより、本処理を実行し、ライブビュー(LV)の動作への移行を開始する。なお、前記第1の実施形態と同一のステップ処理については同一のステップ番号が付されている。ここでは、主に前記第1の実施形態とは異なるステップ処理について説明する。
ステップS7でレリーズボタンSW2が押されていない場合、カメラマイコン101は、ライブビュー撮影が一定周期で行われるように、時間調整を行うとともに、主被写体の画像認識を既知の演算で行う(ステップS8B)。カメラマイコン101は、この画像認識の演算によって得られた主被写体の大きさをMOBJ_LVとして記憶する。特に、ライブビュー開始から最初の演算で得られた主被写体の大きさをMOBJ_LV1として記憶する。
カメラマイコン101は、S4で演算されたプリ発光量FP_LVを、数式(8)に従って、S8Bで得られた主被写体の大きさMOBJ_LV1とMOBJ_LVとから演算し、ライブビュー中のプリ発光量FP_LV’を再演算する。
FP_LV’= FP_LV + ΔMOJ_LV
ΔMOJ_LV = 2log2(MOBJ_LV1/MOBJ_LV) ……(8)
なお、主被写体の画像の変化量に相当する主被写体の大きさの差分ΔMOJ_LVが所定値より大きい場合だけ、ライブビュー中のプリ発光量FP_LV’を再演算するようにしてもよい。
また、S7でレリーズボタンSW2が押されている場合、カメラマイコン101は、撮影を開始するために、S8Bで演算されたライブビュー中のプリ発光量FP_LV‘を、接続端子130を介して閃光装置マイコン313に送信する(ステップS10B)。さらに、このとき、カメラマイコン101は、S10Bで演算されたライブビュー(LV)中におけるプリ発光時の撮像素子のゲインSV_LVPを、TG104を介して撮像素子102に設定する。
このように、第3の実施形態のカメラシステムによれば、ライブビュー開始直後の主被写体の大きさMOBJ_LV1と、プリ発光直前に検出した主被写体の大きさMOBJ_LVとの差を加味して、ライブビュー中のプリ発光量FP_LV‘を決定する。例えば、主被写体の大きさの差分が所定値を超えるか否かによって、ライブビュー中のプリ発光量の再演算を行うか否かが決定される。これにより、ライブビュー前の被写体までの距離が変り、主被写体の大きさが変化しても、つまり、LV中に被写体との距離が変化しても、ライブビュー中のプリ発光を撮像素子で測光する際、撮像素子のダイナミックレンジを越えることがなくなる。
なお、本発明は、上記実施形態の構成に限られるものではなく、特許請求の範囲で示した機能、または本実施形態の構成が持つ機能が達成できる構成であればどのようなものであっても適用可能である。
例えば、上記第3の実施形態では、認識された被写体が大きい場合、ライブビュー中のプリ発光量を再演算することが行われた。この代わりに、被写体が大きい場合、前記第2の実施形態の手法と同様の手法で、被写体までの距離情報を検出し、その距離情報に応じてライブビュー中のプリ発光量を再演算するようにしてもよい。
第1の実施形態におけるカメラシステムの構成を示す図である。 ライブビュー動作およびプリ発光時の信号の変化を示すタイミングチャートである。 ライブビュー中のストロボ撮像動作手順を示すフローチャートである。 第2の実施形態におけるライブビュー中のストロボ撮像動作手順を示すフローチャートである。 第3の実施形態におけるライブビュー中のストロボ撮像動作手順を示すフローチャートである。 撮像素子でプリ発光を測定する方式を用いた場合における、従来のライブビュー中のストロボ撮影動作を表すタイミングチャートである。 主ミラーを撮影状態から観察状態に戻し、レンズを通過してきた光を測光するダイナミックレンジの広い測光センサを用いて、プリ発光量を測光する方式を用いた場合における、従来のライブビュー中のストロボ撮影動作を表すタイミングチャートである。
符号の説明
100 カメラ
101 カメラマイコン
102 撮像素子
106 画像表示部
150 主ミラー
154 測光センサ
200 レンズ部
201 レンズマイコン
202 撮影レンズ
300 閃光装置
313 閃光装置マイコン

Claims (11)

  1. 閃光装置と撮像装置を有するカメラシステムであって、
    前記閃光装置の本発光の前に行われる第1のプリ発光時に測光を行う第1の測光手段と、
    前記第1の測光手段により測光を行う際には測光を行わず、前記第1のプリ発光と前記本発光との間に行われる第2のプリ発光時に測光を行う第2の測光手段と、
    前記第1の測光手段による前記第1のプリ発光時の測光値に基づいて、前記第2の測光手段の出力が所定の範囲内となるように前記第2のプリ発光時における前記カメラシステムの撮影条件を設定する設定手段と、
    前記第2の測光手段による前記第2のプリ発光時の測光値に基づいて、前記閃光装置の本発光量を決定する決定手段と、を有することを特徴とするカメラシステム。
  2. 前記所定の範囲は、前記第2の測光手段のダイナミックレンジに基づいて設定される範囲であることを特徴とする請求項1に記載のカメラシステム。
  3. 前記第2の測光手段は、前記第1の測光手段よりもダイナミックレンジが狭いことを特徴とする請求項1または2に記載のカメラシステム。
  4. 前記カメラシステムの撮影条件は、前記第2のプリ発光の発光量、絞り値および前記第2の測光手段のゲインのうち少なくとも1つであることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のカメラシステム。
  5. 前記第2の測光手段は、撮像素子を用いて前記第2のプリ発光時に測光を行うことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載のカメラシステム。
  6. 前記撮像素子から予め設定された周期で出力される画像を逐次表示する表示手段を有し、
    前記表示手段は、前記第1のプリ発光が行われた後に前記撮像素子から予め設定された周期で出力される画像の逐次表示を開始し、前記第2のプリ発光は、前記撮像素子から出力された画像の表示中に行われることを特徴とする請求項に記載のカメラシステム。
  7. 前記設定手段は、前記表示手段による前記撮像素子から出力される画像の逐次表示が開始されてから前記第2のプリ発光が行われるまでの間の、前記表示手段に表示される主被写体の大きさの変化量に応じて、前記第2のプリ発光時の前記カメラシステムの撮影条件を再度設定することを特徴とする請求項に記載のカメラシステム。
  8. 被写体までの距離情報を検出する距離検出手段を有し、
    前記設定手段は、前記撮像素子から出力される画像の逐次表示が開始される前に検出された前記距離情報と前記第2のプリ発光が行われる直前に検出された前記距離情報との差分に応じて、前記第2のプリ発光時の前記カメラシステムの撮影条件を再度設定することを特徴とする請求項またはに記載のカメラシステム。
  9. 前記表示手段は、前記第2のプリ発光が行われた際に前記撮像素子から出力された画像は表示しないことを特徴とする請求項ないしのいずれか1項に記載のカメラシステム。
  10. 前記表示手段は、前記第2のプリ発光が行われた際に、前記第2のプリ発光が行われる直前に前記撮像素子から出力された画像を表示することを特徴とする請求項に記載のカメラシステム。
  11. 閃光装置を用いた撮影が可能な撮像装置であって、
    前記閃光装置の本発光の前に行われる第1のプリ発光時に測光を行う第1の測光手段と、
    前記第1の測光手段により測光を行う際には測光を行わず、前記第1のプリ発光と前記本発光との間に行われる第2のプリ発光時に測光を行う第2の測光手段と、
    前記第1の測光手段による前記第1のプリ発光時の測光値に基づいて、前記第2の測光手段の出力が所定の範囲内となるように、前記第2のプリ発光時における前記撮像装置および前記閃光装置の少なくとも一方の撮影条件を設定する設定手段と、
    前記第2の測光手段による前記第2のプリ発光時の測光値に基づいて、前記閃光装置の本発光量を決定する決定手段と、を有することを特徴とする撮像装置。
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