JPH04361354A - 文書作成装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

〔発明の目的〕

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は新語登録機能を有する文
書作成装置に係わり、特に登録した新語の削除方式に関
する。

【０００２】

【従来の技術】従来この種の文書作成装置では、入力し
た読みに対してカナ漢字変換処理を行わせても所望の漢
字に変換されないような場合、単漢字変換等を用いて前
記読みに対する漢字を作成した後、この漢字を新語辞書
に登録して、次回からは前記読みに対するカナ漢字変換
処理にて所望の漢字を入力し得るようにする新語登録機
能又は語句登録機能が備えられている。このようにして
、新語辞書に登録した新語を削除する場合、（１）ユ−
ザに削除する新語の読みを指定させて削除する方法と、
（２）登録されている新語を全て表示した後、ユ−ザに
削除する新語を選択させて削除する方法等がある。

【０００３】ところが、上記（１）の方法にて新語を削
除する場合、ユ−ザが削除したい新語の読みが分からな
いような場合、新語の削除を行うことができない。特に
、新語辞書が一杯になった時に新たに新語を登録したい
場合、通常使用していない新語を削除して新たな新語を
登録するのが合理的であるが、（１）の方法だとこのよ
うな時に削除したい新語の読みをユ−ザが思い出せず、
結局一番最初に登録した無作為の新語が削除されてしま
う等の不都合があった。一方、上記した（２）の方法を
用いた場合で、特に新語辞書に多数の新語が登録されて
いるような場合、表示された登録新語の一覧表をユ−ザ
が目を通すだけでも手間が掛かってしまい、特に上記の
ように新語辞書が一杯になった時に新たに新語を登録し
たい場合、前記一覧表のどの新語が最も使用していない
ものであるかをユ−ザがその場で判断して削除すること
は実際的に無理であり、この場合も無作為な新語が削除
されてしまうという欠点があった。

【０００４】

【発明が解決しようとする課題】上記の如く従来の文書
作成装置において、登録した新語を削除する場合に、（
１）ユ−ザに削除する新語の読みを指定させる方法では
、ユ−ザが削除した新語の読みがわからない場合が通常
であり、この方法では使用していない新語から削除した
い時には実用にならないという欠点があった。一方、（
２）に示した登録されている新語を全て表示した後に、
ユ−ザに削除する新語を選択させるという方法では、新
語辞書に多くの新語が登録されているような場合、その
一覧表から最も使用していない新語を探すのは実際上不
可能であり、この方法もあまり使用していない特定の新
語を削除する場合には実用にならないという欠点があっ
た。このため、従来新語辞書が一杯になった時に新たに
新語を登録したい場合、最も使用していない新語から削
除するのが合理的であるが、上記したいずれの新語削除
方法においてもこのようなことが実際上できないという
欠点があった。

【０００５】そこで本発明は上記の欠点を除去するもの
で、新語削除時に登録されている新語の使用回数をユ−
ザに分かるように表示して、使用していない新語の削除
を容易に行うことができる文書作成装置を提供すること
を目的としている。 〔発明の構成〕

【０００６】

【課題を解決するための手段】本発明は入力された読み
の変換時に使用するためにユ−ザが選択した新語を辞書
に登録すると共に、前記登録した任意の新語を前記辞書
から削除する機能を備えた文書作成装置において、前記
辞書に登録された新語の使用頻度情報を収集する頻度情
報収集手段と、この頻度情報収集手段が収集した頻度情
報に基づいて前記辞書内の新語を所定の順番に並び替え
て登録新語の一覧表を作成する表作成手段と、前記辞書
内の登録新語を削除する際に、前記表作成手段によって
作成された登録新語の一覧表を表示する表示手段とを具
備した構成を有する。前記構成に付加した構成として、
表示手段は別途ユ−ザにより指定された分の登録新語の
みを一覧表にして表示する構成を有する。

【０００７】

【作用】本発明の文書作成装置において、頻度情報収集
手段は前記辞書に登録された新語の使用頻度情報を収集
する。表作成手段は前記頻度情報収集手段が収集した頻
度情報に基づいて前記辞書内の新語を所定の順番に並び
替えて登録新語の一覧表を作成する。表示手段は前記辞
書内の登録新語を削除する際に、前記表作成手段によっ
て作成された登録新語の一覧表を表示する。従って、登
録新語が使用頻度が低い順番に並べ変えて表示された場
合、ユーザは最も使用頻度が低い登録新語を容易に選択
してこれを削除することができる。前記作用に付加した
作用として、表示手段は別途ユ−ザにより指定された分
の登録新語のみを一覧表にして表示する。

【０００８】

【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照して説
明する。図１は本発明の文書作成装置の一実施例を示し
たブロック図である。１は文書作成及び文書作成に係わ
る各種処理を行うＣＰＵ、２はカナ漢字変換制御２−１
、長期学習制御２−２、新語登録／削除制御２−３及び
新語削除ガイド制御２−４などをＣＰＵ１に行わせる各
種プログラムを格納しているメモリ（ＲＯＭ）、３は新
語を登録する新語辞書領域を有する記憶装置、４は登録
された新語の使用頻度情報を格納する記憶装置、５は文
字の入力や各種機能キ−入力等を行うキ−ボ−ド、６は
作成した文書や登録新語の一覧表等を表示するディスプ
レイ、７は作成した文書等を用紙に印字して出力するプ
リンタである。

【０００９】ここで、上記カナ漢字変換制御２−１のプ
ログラムは長期学習制御２−２、新語・登録／削除制御
２−３、新語削除ガイド制御２−４等を含むものとする
。長期学習制御２−２のプログラムは記憶装置３に登録
された新語の使用頻度情報を収集して記憶装置４に保存
するプログラムであり、新語・登録／削除制御２−３の
プログラムは指定語句の記憶装置３への登録及びこの記
憶装置３からの指定語句の削除を制御するプログラムで
、更に、新語削除ガイドプログラム２−４は記憶装置３
から新語を削除する際に使用者を案内するための各種メ
ッセ−ジ等の表示を制御するプログラムである。

【００１０】次に本実施例の動作について説明する。Ｒ
ＯＭ２内のカナ漢字変換制御２−１の実行時に既に記憶
装置３内に登録されている新語が使用される度に、長期
学習制御２−２のプログラムが動作して、使用された新
語の回数を各新語ごとに収集して、これを頻度情報とし
て記憶装置４内に格納する制御が行われる。

【００１１】ユーザが記憶装置３の新語辞書領域３−１
に登録した新語の削除を行うべく、キーボード５を操作
して指示を入力すると、ＣＰＵ１は装置を新語削除モ−
ドにして新語削除ガイド制御２−４の実行を開始する。 その後、ＣＰＵ１は図２に示したフローチャートのステ
ップ２０１にてディスプレイ６に新語の削除を行うか否
かのメッセージを表示し、その結果、ユーザがキーボー
ド５から新語削除指示キーを入力した場合はステップ２
０２に進み、逆に取り消しキー等を入力した場合は新語
削除モードとした以前の状態に装置を戻して処理を終了
する。

【００１２】ステップ２０２へ進んだ場合、ＣＰＵ１は
ＲＯＭ２内の新語削除ガイド制御２−３のプログラムを
起動する。図３はこの前記新語削除ガイド制御２−３の
詳細手順を示したフローチャートである。この新語削除
ガイド機能が起動されると、ＣＰＵ１は図３に示したス
テップ３０１にてディスプレイ６上に長期頻度情報によ
って並び替えられた登録新語の一覧表を表示して新語削
除を行うか否かをユーザに問うメッセージを表示する。 その結果、前記一覧表の表示をユーザが希望することが
キーボード５から入力されると、ステップ３０４へ進み
、前記一覧表の表示を希望していないことがキーボード
５から入力されると、ステップ３０２へ進む。ステップ
３０２に進んだ場合、ＣＰＵ１は長期頻度情報で並び替
えられていない通常の登録新語の一覧表を表示して、新
語削除を行うことを希望しているか否かをユーザに問う
メッセージを表示し、キーボード５から希望していると
いう指示が入力された場合はステップ３０６へ進み、希
望していないという指示がキーボード５から入力される
とステップ３０３へ進む。ステップ３０３へ進んだ場合
、ＣＰＵ１はユーザが読みを指定して新語削除を行うこ
とを希望しているか否かをユーザに問うメッセージをデ
ィスプレイ６に表示し、その結果、希望しているという
指示がキーボード５から入力されるとステップ３０８へ
進み、希望していないという指示がキーボード５から入
力されるとステップ３０１へ戻る。

【００１３】一方、ステップ３０４へ進んだ場合、ＣＰ
Ｕ１は記憶装置３内の新語辞書領域３１内の新語を記憶
装置４内の新語使用頻度情報に基づいて使用頻度順の下
位から並び替えた後、ステップ３０５へ進む。ステップ
３０５にてＣＰＵ１は上記の如く使用頻度順の下位から
並べ替えた登録新語の何％を表示するかをユーザに尋ね
るメッセージをディスプレイ６に表示して、キーボード
５からユーザに表示したい％を入力してもらい、この値
を保持し、ステップ３０６へ進む。

【００１４】ステップ３０６にてＣＰＵ１は記憶装置３
内の新語を読みだして一覧として表示する為の表を作成
する。この時、ステップ３０２の処理からこのステップ
３０６の処理へ進んだ場合、前記一覧表は記憶装置３に
登録されている全ての新語を含むように作成する。一方
、ステップ３０５からステップ３０６の処理に進んだ場
合、キーボード５からユーザに指示された％に対応する
使用頻度の少ない順に並べ替えた登録新語の一覧表を作
成して、ステップ３０７へ進む。ステップ３０７にてＣ
ＰＵ１は作成した削除対象となる登録新語が表示されて
いる一覧表をデイスプレイ６に表示した後、ステップ３
０８へ進み、キーボード５からユーザに削除する新語を
指定させる。尚、ステップ３０８は図２のステップ２０
３に相当する。

【００１５】ステップ２０３にてＣＰＵ１はキーボード
５から削除する新語が指定されると、ステップ２０４へ
進み、ここでＣＰＵ１が前記指定された新語を記憶装置
３内の新語辞書領域３１から削除した後、この新語削除
モードになる前のモードに装置を戻す。

【００１６】本実施例によれば、ユーザが新語削除する
際に、既に登録されている新語の使用頻度の少ない順に
前記登録新語を並べ替えた一覧表が表示されるため、ユ
ーザはいずれの登録新語が最も使われていないかを一目
で知ることができ、該当する登録新語を指定して、この
新語を削除することができる。しかも、前記長期頻度情
報によって並べ替えた新語の一覧表は使用頻度の少ない
ものからユーザが指定した分だけ表示させることができ
るため、上記使用頻度が少ない新語をチェックするのに
ユーザに負担がかからないと共に、新語削除をどのよう
な場合でにも短時間で合理的に行うことができ、文書作
成装置の操作性を向上させることができる。

【００１７】

【発明の効果】以上記述した如く本発明の文書作成装置
によれば、新語削除時に登録されている新語の使用回数
をユ−ザに分かるように表示して、使用していない新語
の削除を容易に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の文書作成装置の一実施例を示したブロ
ック図。

【図２】図１に示した装置における新語削除時の処理手
順を示したフローチャート。

【図３】図２に示した新語削除ガイド制御の詳細手順を
示したフローチャート。

【符号の説明】

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】入力された読みの変換時に使用するために
   ユ−ザが選択した新語を辞書に登録すると共に、前記登
   録した任意の新語を前記辞書から削除する機能を備えた
   文書作成装置において、前記辞書に登録された新語の使
   用頻度情報を収集する頻度情報収集手段と、この頻度情
   報収集手段が収集した頻度情報に基づいて前記辞書内の
   新語を所定の順番に並び替えて登録新語の一覧表を作成
   する表作成手段と、前記辞書内の登録新語を削除する際
   に、前記表作成手段によって作成された登録新語の一覧
   表を表示する表示手段とを具備したことを特徴とする文
   書作成装置。
2. 【請求項２】前記表示手段は別途ユ−ザにより指定され
   た分の登録新語のみを一覧表にして表示することを特徴
   とする請求項１記載の文書作成装置。