JPH096772A - 文字処理装置 - Google Patents

文字処理装置

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JPH096772A
JPH096772A JP7181145A JP18114595A JPH096772A JP H096772 A JPH096772 A JP H096772A JP 7181145 A JP7181145 A JP 7181145A JP 18114595 A JP18114595 A JP 18114595A JP H096772 A JPH096772 A JP H096772A
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variable
word
character
reading
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JP7181145A
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Kazunobu Sugitani
和宣 杉谷
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者に負担を掛けることなく、任意に候補
単語に置き換えられるような可変文字部分と共通した固
定文字部分とからなる複数の可変単語を同一の読みで管
理することができるとともに、可変単語の可変文字部分
を所定の候補単語に簡単な操作で変換することができる
文字処理装置を提供する。 【構成】 文字処理装置は、ROM5に記憶されている
文書処理プログラム基づき文書処理を実行するCPU1
を備える。文書処理プログラムは、固定文字部分と複数
の候補単語に変換可能な可変文字部分とからなる可変単
語を登録するための可変単語登録処理と、固定文字部分
に対する読みの入力によって固定文字部分への変換を行
うとともに、可変文字部分の候補単語の読みの入力によ
って可変文字部分の候補単語への変換を行う登録可変単
語変換処理とを含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、単語登録辞書に登録す
る単語とそれに任意に付けられている読みとを対応付け
て登録するための単語登録機能を有し、前記読みの入力
によってそれに対応付けられている単語への変換が可能
なように設定されているワードプロセッサなどの文字処
理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、ワードプロセッサなどの文字処
理装置には、使用頻度が高い単語を正確に変換するため
に、または長い語句を単純な読みで変換するために、単
語登録機能が設けられている。この単語登録機能では、
登録対象として選択された単語とそれに任意に付けられ
た読みとを対応付けてメモリ内の単語登録辞書に登録す
るための処理が行われ、前記読みの入力によってそれに
対応付けられている単語への変換が可能なように設定さ
れている。
【0003】例えば、登録対象として単語「国道28号
線」が選択されると、その単語に対し「こく」という読
みが付けられ、単語「国道28号線」とそれに任意に付
けられた読み「こく」とが対応付けられて単語登録辞書
に登録される。
【0004】この「こく」という読みを入力すると、こ
の読み「こく」に対する変換処理によってその読みに対
応付けられている単語「国道28号線」が登録辞書から
読み出され、読み「こく」が「国道28号線」へ変換さ
れる。
【0005】また、接頭語、接尾語などの読みを登録単
語に対する読みとともにその前後に入力することによっ
て、一連の変換は可能である。
【0006】さらに、上述の単語登録機能を用いて、
「国道28号線」と「国道34号線」とに対し読み「こ
く」をそれぞれ付けることによって、入力された読み
「こく」を「国道28号線」または「国道34号線」の
いずれかの単語に変換することは可能である。すなわ
ち、「こく」という読みは、例えば、最初に「国道28
号線」に変換されるが、次候補キー操作によって「国道
28号線」を「国道34号線」に変更することができ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかし、同じ読みで登
録可能な単語の数は単語登録辞書のメモリ容量の関係か
ら制限されているから、上述した単語例「国道28号
線」、「国道34号線」のように、数字部分「28」ま
たは「34」に変化するような可変文字部分と「国道
号線」のような共通した固定文字部分とからなる単語
を同一の読みで変換することには制限が加えられる。す
なわち、同じ読みで、任意の文字に置き換えられるよう
な可変文字部分を含む単語の登録数は制限され、その制
限された登録数の中で単語をグループ化して各グループ
毎に読みを付ける必要がある。よって、各グループ毎に
付けられた読みを使用者が区別して管理する必要があ
り、使用者にとって、各グループ毎に付けられた読みの
管理に対し使用者に負担が掛かる。
【0008】例えば、「国道28号線」、「国道34号
線」、…などの単語に同一の読み「こく」が付けられ、
「国道128号線」、「国道134号線」、…などの単
語に対し「こくどう」と読みが付けられると、使用者
は、読み「こく」に対応付けられた単語と読み「こくど
う」に対応付けられた単語とを区別して管理する必要が
あり、登録単語に対する読みの管理に使用者の負担が掛
かる。
【0009】これに対し、登録単語に対する読みの管理
に掛かる使用者の負担を軽減するために、単語登録辞書
のメモリ容量を増大する方法が考えられるが、この方法
では、使用者が使用すると考えられる範囲内で予め可変
文字部分に候補単語を挿入した単語を登録することがで
きるが、次候補キーの操作を繰り返すことによって登録
単語の中から使用する単語を選択する必要がある。ま
た、ある作成文書の中で使用する単語が既に登録されて
いるか否かの判定を事前に行うことは困難であり、使用
する単語が未登録であるときには、改めてその単語を入
力する必要がある。よって、登録単語の管理に対する使
用者の負担が掛かる。
【0010】本発明の目的は、使用者に負担を掛けるこ
となく、任意に候補単語に置き換えられるような可変文
字部分と共通した固定文字部分とからなる複数の可変単
語を同一の読みで管理することができるとともに、可変
単語の可変文字部分を所定の候補単語に簡単な操作で変
換することができる文字処理装置を提供することにあ
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
単語登録辞書に登録する単語とそれに任意に付けられて
いる読みとを対応付けて登録するための登録処理と、前
記読みの入力によってその読みを対応付けられている単
語へ変換するための登録単語変換処理とを行う文字処理
装置において、前記登録処理には、固定文字部分と複数
の候補単語に変換可能な可変文字部分とからなる可変単
語を登録するための可変単語登録処理が含まれ、前記可
変単語登録処理は、前記固定文字部分と、前記固定文字
部分に任意に付けられている読みと、前記可変文字部分
に任意に付けられている識別子とをそれぞれ対応付けて
前記可変単語を前記単語登録辞書に登録し、前記登録単
語変換処理には、前記可変単語への変換を行うための登
録可変単語変換処理が含まれ、前記登録可変単語変換処
理は、前記固定文字部分に対する読みの入力によって前
記固定文字部分への変換を行うとともに、前記可変文字
部分の候補単語の読みの入力によって前記可変文字部分
の前記候補単語への変換を行うことを特徴とする。
【0012】請求項2記載の発明は、請求項1記載の文
字処理装置において、前記可変文字部分は、前記可変登
録単語の任意の位置に設定可能であることを特徴とす
る。
【0013】請求項3記載の発明は、請求項2記載の文
字処理装置において、前記可変文字部分に付けられてい
る識別子は、前記可変単語を構成する文字列に対し位置
決めされていることを特徴とする。
【0014】請求項4記載の発明は、請求項1記載の文
字処理装置において、前記登録可変単語変換処理時に前
記固定文字部分の読みと前記可変文字部分の候補単語の
読みとが連続的に入力されると、前記固定文字部分への
変換と、前記可変文字部分の前記候補単語への変換とが
同時に行われることを特徴とする。
【0015】請求項5記載の発明は、請求項1記載の文
字処理装置において、前記登録可変単語変換処理時に前
記固定文字部分の読みが入力されると、前記固定文字部
分への変換が行われ、その固定文字部分の変換後、前記
固定文字部分の構成文字列に対する前記可変文字部分の
候補単語の読み入力位置を表示することを特徴とする。
【0016】
【作用】請求項1記載の文字処理装置では、登録処理
に、固定文字部分と複数の候補単語に変換可能な可変文
字部分とからなる可変単語を登録するための可変単語登
録処理が含まれ、可変単語登録処理で、固定文字部分
と、固定文字部分に任意に付けられている読みと、可変
文字部分に任意に付けられている識別子とをそれぞれ対
応付けて可変単語を単語登録辞書に登録し、登録単語変
換処理に、可変単語への変換を行うための登録可変単語
変換処理が含まれ、登録可変単語変換処理で、固定文字
部分に対する読みの入力によって固定文字部分への変換
を行うとともに、可変文字部分の候補単語の読みの入力
によって可変文字部分の候補単語への変換を行う。
【0017】請求項2記載の文字処理装置では、可変文
字部分が、可変登録単語の任意の位置に設定可能であ
る。
【0018】請求項3記載の文字処理装置では、可変文
字部分に付けられている識別子が、可変単語を構成する
文字列に対し位置決めされている。
【0019】請求項4記載の文字処理装置では、登録可
変単語変換処理時に固定文字部分の読みと可変文字部分
の候補単語の読みとが連続的に入力されると、固定文字
部分への変換と、可変文字部分の候補単語への変換とが
同時に行われる。
【0020】請求項5記載の文字処理装置では、登録可
変単語変換処理時に固定文字部分の読みが入力される
と、固定文字部分への変換が行われ、その固定文字部分
の変換後、固定文字部分の構成文字列に対する可変文字
部分の候補単語の読み入力位置を表示する。
【0021】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図を参照し
ながら説明する。
【0022】図1は本発明の文字処理装置の一実施例の
構成を示すブロック図、図2は図1の文字処理装置のR
AMの単語登録辞書の構成を示す図である。
【0023】文字処理装置は、図1に示すように、RO
M5に記憶されている文書処理プログラム、各種データ
などに基づき図形、イメージ、文字、表(表計算などを
含む)などが混在した文書処理を実行するCPU1を備
え、CPU1はシステムバス7に接続されている各デバ
イスを総括的に制御する。
【0024】上述の文書処理プログラムには、RAM6
内の単語登録辞書に登録する単語とそれに任意に付けら
れている読みとを対応付けて登録するための登録処理プ
ログラムと、前記読みの入力によってその読みを対応付
けられている単語へ変換するための登録単語変換処理プ
ログラムとが含まれている。
【0025】登録処理プログラムには、固定文字部分と
複数の候補単語に変換可能な可変文字部分とからなる可
変単語を登録するための可変単語登録処理が含まれ、そ
の可変単語登録処理では、固定文字部分と、固定文字部
分に任意に付けられている読みと、可変文字部分に任意
に付けられている識別子とをそれぞれ対応付けて可変単
語をRAM6内の単語登録辞書に登録する。可変文字部
分は、可変登録単語の任意の位置に設定可能であり、可
変文字部分に付けられている識別子が、可変単語を構成
する文字列に対し位置決めされている。なお、本実施例
では、例えば、交響曲第5番などのように、数字部分を
可変文字分として単語登録するとき、図2に示すよう
に、任意の数字候補が挿入される可変文字部分を「*」
で示し、固定文字部分である「交響曲第 番」に対し
「きょく」という読みが付けられる。この付けられた読
み「きょく」と「交響曲第*番」とは対応付けられてR
AM6の単語登録辞書に登録される。また、他の可変単
語の登録例として、「国道*号線」に対し「こく」とい
う読みが対応付けられてRAM6の単語登録辞書に登録
されている。
【0026】登録単語変換処理には、可変単語への変換
を行うための登録可変単語変換処理が含まれ、登録可変
単語変換処理では、固定文字部分に対する読みの入力に
よって固定文字部分への変換を行うとともに、可変文字
部分の候補単語の読みの入力によって可変文字部分の候
補単語への変換を行う。登録可変単語変換処理時に固定
文字部分の読みと可変文字部分の候補単語の読みとが連
続的に入力されると、固定文字部分への変換と、可変文
字部分の候補単語への変換とが同時に行われる。これに
対し、登録可変単語変換処理時に固定文字部分の読みが
入力されると、固定文字部分への変換が行われ、その固
定文字部分の変換後、固定文字部分の構成文字列に対す
る可変文字部分の候補単語の読み入力位置が表示され
る。
【0027】CPU1によってROM5に記憶されてい
る制御プログラムが実行されるとき、RAM6がCPU
1の演算、論理判断における各種データを一時的に記憶
するワークエリアとして用いられる。RAM6には、上
述の単語登録辞書、ワークエリアとともに、テキストを
格納するテキストエリア、文字の入力位置を示すカーソ
ル位置を格納するエリア、最初の入力文字を記憶する入
力バッファ、登録単語の読みを記憶する読みバッファ、
可変文字部分の候補単語を記憶する可変部バッファ、変
換結果を格納する変換バッファの各領域が確保されてい
る。
【0028】CPU1には、キーボード2から指示が与
えられる。キーボード2は、文字、数字、記号などの入
力に用いられる文字キー群と、カーソルの移動、書式設
定処理、起動の実行を指示するための複数の機能キーが
設けられている機能キーとを有する。
【0029】キーボード2からの入力記号に対するキー
コード変換処理(内部コードへの変換)は、キーボード
コントローラ(図示せず)によって実行される。
【0030】キーボード2から入力されたキーコードに
対応する文字、数式、変換結果などは、VRAM4に一
旦格納された後に、液晶表示装置からなる表示部3の画
面に表示される。
【0031】表示部3の画面上に表示された作成文書、
編集ファイル、演算処理結果などは、ハードディスク、
フロッピーディスクなどの外部記憶装置(図示せず)に
記憶される。
【0032】次に、登録可変単語変換処理について図3
ないし図5を参照しながら説明する。図3は図1の文字
処理装置の登録可変単語変換処理の手順を示すフローチ
ャート、図4は登録可変単語変換処理時におけるRAM
の各バッファの格納状態を示す図、図5は登録可変単語
変換処理時における表示部の画面表示例を示す図であ
る。本説明では、「国道*号線」を「こく」という読み
で変換する例について説明する。
【0033】キーボード2から「こく70」という文字
列が入力されると、図3に示すように、この入力された
文字列はCPU1の指示に基づきRAM6の入力バッフ
ァに格納されるとともに、表示部3の画面に表示される
(ステップS1)。入力バッファには、図4(a)に示
すように、入力された文字列「こく70」が格納され、
表示部3の画面には、図5(a)に示すように、入力さ
れた文字列「こく70」が表示される。
【0034】次いで、次に、読みである「こく」と可変
文字部分である「70」とを分離することによって、読
み「こく」はRAM6の読みバッファに格納され(ステ
ップS2)、可変文字部分「70」はRAM6の可変部
バッファに格納される(ステップS3)。RAM6の読
みバッファには、図4(b)に示すように、読み「こ
く」が格納され、可変部バッファには、図4(c)に示
すように、候補単語「70」が格納される。
【0035】読みおよび可変文字部分となる候補単語の
RAM6への格納後、読み「こく」に基づきRAM6内
の単語登録辞書が検索され(ステップS5)、読み「こ
く」に対する変換結果として「国道*号線」がRAM6
の変換バッファに格納される(ステップS5)。RAM
6の変換バッファには、図4(d)に示すように、「国
道*号線」が格納される。
【0036】次いで、RAM6の可変部バッファに候補
単語が格納されているか否かの判定が行われる(ステッ
プS6)。可変部バッファに候補単語(本実施例では、
数字「70」)が格納されていると、RAM6の変換バ
ッファの「*」の位置に可変部バッファの候補単語「7
0」が挿入される(ステップS7)。この候補単語の挿
入によって、変換バッファの「国道*号線」は、図4
(e)に示すように、「国道70号線」に書き換えられ
る。
【0037】候補単語の挿入後、変換バッファに格納さ
れている「国道704号線」は、テキストとしてテキス
トエリアに転送される(ステップS8)。
【0038】次いで、再び可変部バッファに候補単語が
格納されているか否かの判定が行われる(ステップS
9)。可変部バッファに候補単語が格納されていると、
カーソルが変換語の次の桁位置に移動される(ステップ
S11)。このカーソルの移動に伴い変換語のテキスト
データおよびカーソル位置情報はVRAM4に一旦格納
された後に表示部3に送られる。表示部3の画面には、
図5(b)に示すように、変換語「国道70号線」とそ
れに続くカーソルとが表示される。
【0039】次いで、入力バッファ、読みバッファ、可
変部バッファ、変換バッファがクリアされる(ステップ
S12)。
【0040】これに対し、読みが入力され、可変文字部
分の候補単語が入力されないとき、例えば、図5(c)
に示すように、読み「こく」のみが入力されると、RA
M6の可変部バッファに候補単語が格納されていないと
判定され(ステップS6)、変換バッファに格納されて
いる「国道*号線」は、テキストとしてテキストエリア
に転送される(ステップS8)。
【0041】次いで、再び可変部バッファに候補単語が
格納されているか否かの判定が行われる(ステップS
9)。可変部バッファに候補単語が格納されていない
と、カーソルが「*」の位置に移動される(ステップS
10)。このカーソルの移動に伴い「国道*号線」を示
すテキストデータおよびカーソル位置情報はVRAM4
に一旦格納された後に表示部3に送られる。表示部3の
画面には、図5(d)に示すように、「国道*号線」と
「*」の位置に移動されたカーソルとが表示される。こ
のカーソルによって可変文字部分に挿入する候補単語の
入力が使用者に促される。
【0042】カーソルの移動後、入力バッファ、読みバ
ッファ、可変部バッファ、変換バッファがクリアされる
(ステップS12)。
【0043】以上により、登録処理プログラムには、固
定文字部分と複数の候補単語に変換可能な可変文字部分
とからなる可変単語を登録するための可変単語登録処理
が含まれ、その可変単語登録処理では、固定文字部分
と、固定文字部分に任意に付けられている読みと、可変
文字部分に任意に付けられている識別子とをそれぞれ対
応付けて可変単語をRAM6内の単語登録辞書に登録す
るから、使用者に負担を掛けることなく、任意に候補単
語に置き換えられるような可変文字部分と共通した固定
文字部分とからなる複数の可変単語を同一の読みで管理
することができる。
【0044】また、可変文字部分は、可変登録単語の任
意の位置に設定可能であり、可変文字部分に付けられて
いる識別子が、可変単語を構成する文字列に対し位置決
めされているから、可変文字部分の位置が限定されない
可変単語を処理することが可能であるとともに、可変文
字部分の位置の識別を容易に行うことができる。
【0045】さらに、登録単語変換処理には、可変単語
への変換を行うための登録可変単語変換処理が含まれ、
登録可変単語変換処理では、固定文字部分に対する読み
の入力によって固定文字部分への変換を行うとともに、
可変文字部分の候補単語の読みの入力によって可変文字
部分の候補単語への変換を行うから、可変単語の可変文
字部分を所定の候補単語に簡単な操作で変換することが
できる。
【0046】さらに、登録可変単語変換処理時に固定文
字部分の読みと可変文字部分の候補単語の読みとが連続
的に入力されると、固定文字部分への変換と、可変文字
部分の候補単語への変換とが同時に行われるから、一度
の入力操作で容易に所望の変換結果を得ることはでき
る。
【0047】さらに、登録可変単語変換処理時に固定文
字部分の読みが入力されると、固定文字部分への変換が
行われ、その固定文字部分の変換後、固定文字部分の構
成文字列に対する可変文字部分の候補単語の読み入力位
置が表示されるから、可変文字部分が入力されていない
ことを使用者に通知することができるとともに、可変文
字部分の入力を促すことができる。
【0048】なお、本実施例では、可変文字部分の候補
単語として数字を例に説明したが、この可変文字部分の
候補単語としては、数字限定されることなく、ひらが
な、カタカナ、英記号などを含む他の文字列とすること
もできる。
【0049】また、本実施例では、識別子に「*」を用
いているが、これに代えて、可変文字部分を示す識別子
として他の記号を用いることもできる。
【0050】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1記載の
文字処理装置によれば、登録処理に、固定文字部分と複
数の候補単語に変換可能な可変文字部分とからなる可変
単語を登録するための可変単語登録処理が含まれ、可変
単語登録処理で、固定文字部分と、固定文字部分に任意
に付けられている読みと、可変文字部分に任意に付けら
れている識別子とをそれぞれ対応付けて可変単語を単語
登録辞書に登録し、登録単語変換処理に、可変単語への
変換を行うための登録可変単語変換処理が含まれ、登録
可変単語変換処理で、固定文字部分に対する読みの入力
によって固定文字部分への変換を行うとともに、可変文
字部分の候補単語の読みの入力によって可変文字部分の
候補単語への変換を行うから、使用者に負担を掛けるこ
となく、任意に候補単語に置き換えられるような可変文
字部分と共通した固定文字部分とからなる複数の可変単
語を同一の読みで管理することができるとともに、可変
単語の可変文字部分を所定の候補単語に簡単な操作で変
換することができる。
【0051】請求項2記載の文字処理装置によれば、可
変文字部分が、可変登録単語の任意の位置に設定可能で
あるから、可変文字部分の位置が限定されない可変単語
を処理することが可能になる。
【0052】請求項3記載の文字処理装置によれば、可
変文字部分に付けられている識別子が、可変単語を構成
する文字列に対し位置決めされているから、可変文字部
分の位置の識別を容易に行うことができる。
【0053】請求項4記載の文字処理装置によれば、登
録可変単語変換処理時に固定文字部分の読みと可変文字
部分の候補単語の読みとが連続的に入力されると、固定
文字部分への変換と、可変文字部分の候補単語への変換
とが同時に行われるから、一度の入力操作で容易に所望
の変換結果を得ることはできる。
【0054】請求項5記載の文字処理装置によれば、登
録可変単語変換処理時に固定文字部分の読みが入力され
ると、固定文字部分への変換が行われ、その固定文字部
分の変換後、固定文字部分の構成文字列に対する可変文
字部分の候補単語の読み入力位置を表示するから、可変
文字部分の入力を使用者に促すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の文字処理装置の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
【図2】図1の文字処理装置のRAMの単語登録辞書の
構成を示す図である。
【図3】図1の文字処理装置の登録可変単語変換処理の
手順を示すフローチャートである。
【図4】登録可変単語変換処理時におけるRAMの各バ
ッファの格納状態を示す図である。
【図5】登録可変単語変換処理時における表示部の画面
表示例を示す図である。
【符号の説明】
1 CPU 2 キーボード 3 表示部 4 VRAM 5 ROM 6 RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 単語登録辞書に登録する単語とそれに任
    意に付けられている読みとを対応付けて登録するための
    登録処理と、前記読みの入力によってその読みを対応付
    けられている単語へ変換するための登録単語変換処理と
    を行う文字処理装置において、前記登録処理には、固定
    文字部分と複数の候補単語に変換可能な可変文字部分と
    からなる可変単語を登録するための可変単語登録処理が
    含まれ、前記可変単語登録処理は、前記固定文字部分
    と、前記固定文字部分に任意に付けられている読みと、
    前記可変文字部分に任意に付けられている識別子とをそ
    れぞれ対応付けて前記可変単語を前記単語登録辞書に登
    録し、前記登録単語変換処理には、前記可変単語への変
    換を行うための登録可変単語変換処理が含まれ、前記登
    録可変単語変換処理は、前記固定文字部分に対する読み
    の入力によって前記固定文字部分への変換を行うととも
    に、前記可変文字部分の候補単語の読みの入力によって
    前記可変文字部分の前記候補単語への変換を行うことを
    特徴とする文字処理装置。
  2. 【請求項2】 前記可変文字部分は、前記可変登録単語
    の任意の位置に設定可能であることを特徴とする請求項
    1記載の文字処理装置。
  3. 【請求項3】 前記可変文字部分に付けられている識別
    子は、前記可変単語を構成する文字列に対し位置決めさ
    れていることを特徴とする請求項2記載の文字処理装
    置。
  4. 【請求項4】 前記登録可変単語変換処理時に前記固定
    文字部分の読みと前記可変文字部分の候補単語の読みと
    が連続的に入力されると、前記固定文字部分への変換
    と、前記可変文字部分の前記候補単語への変換とが同時
    に行われることを特徴とする請求項1記載の文字処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記登録可変単語変換処理時に前記固定
    文字部分の読みが入力されると、前記固定文字部分への
    変換が行われ、その固定文字部分の変換後、前記固定文
    字部分の構成文字列に対する前記可変文字部分の候補単
    語の読み入力位置を表示することを特徴とする請求項1
    記載の文字処理装置。
JP7181145A 1995-06-22 1995-06-22 文字処理装置 Pending JPH096772A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010157087A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Fujitsu Ltd 文例データベース構築プログラム、文例表示プログラム、文例データベース構築方法および文例表示方法
JP2012078449A (ja) * 2010-09-30 2012-04-19 Kddi Corp 音声認識装置およびその制御プログラム

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