JPH04357744A - コードレス電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【産業上の利用分野】本発明は発呼者の電話番号を検出
する機能を有するコードレス電話機に関するものである
。

【０００２】

【従来の技術】従来より、コードレス電話機と留守番電
話装置を組み合わせた装置が使用されている。

【０００３】以下、図面を参照しながら、上述した様な
従来のコードレス電話機について説明をおこなう。

【０００４】図６は従来のコードレス電話機の固定機、
図７はコードレス電話機の移動機を示すブロック図であ
る。図６に於て、１は電話回線、２は電話回線１とのイ
ンターフェイス手段である。３はリング信号検知手段で
電話回線１に接続されている。４は送話信号増幅手段、
５は受話信号増幅手段でそれぞれインターフェース手段
２に接続されている。６はアナログスイッチで構成され
るスイッチ部である。７は高周波信号受信手段、８は高
周波信号送信手段、９は応答メッセージ（以下ＯＧＭと
称する）送出手段、１０は入来メッセージ（以下ＩＣＭ
と称する）録音手段でそれぞれスイッチ部６に接続され
ている。１３はアンテナで高周波信号受信手段７及び高
周波信号送信手段８に接続されている。１４は制御手段
であり、マイクロコンピュータにより構成されている。 １１は記憶手段、１２は操作手段で、それぞれ制御手段
１４に接続されている。

【０００５】図７に於て、２１はアンテナ、２２は高周
波信号受信手段、２３は受話信号増幅手段である。２４
はスピーカーで受話信号増幅手段２３に接続されている
。２５は高周波信号送信手段、２６は送話信号増幅手段
で高周波信号送信手段２５に接続されている。２７はマ
イクで送話信号増幅手段２６に接続されている。３１は
制御手段であり、マイクロコンピューターにより構成さ
れている。２８は操作手段、２９は移動機の状態をオフ
状態、待機状態、通話状態の３状態に切り換える切換ス
イッチ、３０は呼出音発生用発音体であり、それぞれ制
御手段３１に接続されている。

【０００６】以上の様に構成されたコードレス電話機に
ついて、以下その動作を説明する。なお、本コードレス
電話機は操作手段１２を操作することによって入力され
たデータにより、ＯＧＭ送出手段９及びＩＣＭ録音手段
等よりなる留守番電話部が待機状態になっており、移動
機は切換スイッチ２９を操作により待機状態になってい
るものとする。

【０００７】まず、電話回線１からリング信号が入力さ
れると、リング信号検知手段３がこれを検知し、制御手
段１４に出力する。制御手段１４は高周波信号送信手段
８を制御して移動機に呼出信号を送信させる。移動機が
この呼出信号を高周波信号受信手段２２で受信すると、
高周波信号受信手段２２は、その信号を制御手段３１に
出力し、制御手段３１は発音体３０に呼出音を発生させ
る。

【０００８】電話回線１からリング信号が予め定められ
た一定回数入力されると、制御手段１４はインターフェ
イス手段２に電話回線１を閉結させ、スイッチ部６にＯ
ＧＭ送出手段６と送話信号増幅手段４を接続させた状態
でＯＧＭ送出手段９にＯＧＭを送出させる。ＯＧＭの送
出が終了すると、スイッチ部６に制御信号を送りＩＣＭ
録音手段１０と受話信号増幅手段５を接続させ、ＩＣＭ
録音手段１０に電話回線１から入力される発呼者からの
メッセージを録音させる。

【０００９】移動機の使用者が呼出信号の発生により現
在着信中であることを知り、操作手段２８によってモニ
ター移動を指令すると、制御手段３１は高周波信号送信
手段２５からモニター指令信号を固定機に送信させる。 この信号を固定機の高周波信号受信手段７が受信すると
、制御手段１４はスイッチ部６を制御し、受話信号増幅
手段５と高周波信号送信手段８を接続させ、発呼者から
のメッセージは高周波信号送信手段８により移動機にも
送信される。固定機から送信される発呼者のメッセージ
は移動機の受信手段２２で受信され、受話信号増幅手段
２３で増幅された後、スピーカー２４から出力される。

【００１０】ここで、移動機の使用者が発呼者と通話し
たいと思った場合、切換スイッチ２９を通話状態に切換
る。これにより制御手段３１は高周波信号送信手段２５
から固定機に通話指示信号を送信させる。固定機がこの
信号を受信すると、制御手段１４はＩＣＭ録音手段１０
に録音動作を止めさせ、スイッチ部６を制御し、ＯＧＭ
送出手段９と送話信号増幅手段４、ＩＣＭ録音手段１０
と受話信号増幅手段５の接続を断ち、送話信号増幅手段
４と高周波信号受信手段７、受話信号増幅手段５と高周
波信号送信手段８を接続させる。これにより電話回線か
ら入力される発呼者の音声はインターフエイス手段２、
受話信号増幅手段５を経て高周波信号送信手段８から移
動機に送信され、移動機は高周波信号受信手段２２でこ
の信号を受信し、受話信号増幅手段２３をを経て、スピ
ーカー２４から出力する。

【００１１】また、マイク２７から入力された使用者の
音声信号は送話信号増幅手段２６で増幅された後、高周
波信号送信手段２５から固定機に送信される。固定機で
はこの信号を高周波信号受信手段７で受信すると、送話
信号増幅手段４、インターフェイス手段２を経て、電話
回線１に送出する。

【００１２】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
様な構成では、発呼者がＩＣＭを録音している時に発呼
者の音声をモニターすることで直ちに応答の必要な重要
な相手であることを確認してから通話ができるものの、
相手を確認する前に留守番電話装置が動作するので、発
呼者がメッセージを録音する意志がない場合、ＯＧＭを
送出している時に直ぐに電話を切ってしまうので発呼者
が誰か確認することができないという問題点を有してい
た。特に発呼者が留守番電話に録音することに不慣れな
場合、ＯＧＭを聞いて直ちに電話を切ってしまうという
問題点があった。

【００１３】本発明は上記従来技術に鑑みてなされたも
ので、現在すでにサービスが開始されている発呼者電話
番号表示を利用することで、リング信号が入力されてい
る時に移動機側で発呼者にとって直ちに応答すべき重要
な相手かどうかを直ちに判別することができ、重要な相
手でない場合は留守番電話装置に応答させることのでき
るコードレス電話機を提供するものである。

【００１４】

【課題を解決するための手段】この目的を達成する為に
本発明のコードレス電話機は、電話番号の入力を行う操
作部から入力される電話番号を記憶する記憶手段と、電
話回線から入力される発呼者の電話番号データを検出す
る発呼者電話番号検出手段と、発呼者電話番号検出手段
が検出する発呼者電話番号データと呼出信号を無線信号
にて送信する送信手段と、発呼者電話番号検出手段が検
出する電話番号と記憶手段に記憶された電話番号が一致
した場合には送信手段に電話番号データと呼出信号を送
信させ、一致しなかった場合には応答メッセージ送出手
段に応答メッセージを送出させ、入来メッセージ録音手
段に電話回線から入力される信号を録音させるよう制御
する制御手段を有える固定機と、送信手段から送信され
た無線信号を受信する受信手段と、受信手段により受信
された電話番号データにより発呼者の電話番号を表示す
る表示手段と、呼出信号により呼出音を発生する呼出音
発生手段を備える移動機とから構成されている。

【００１５】

【作用】この構成によって、電話番号検出手段が電話回
線から入力される電話番号を検出すると、制御手段がこ
の電話番号と記憶手段に記憶されている電話番号とを比
較し、一致した場合には移動機に電話番号データと呼出
信号を送信手段から送信し、一致しなかった場合は応答
メッセージ送出手段に応答メッセージを送出させ、入来
メッセージがある場合には入来メッセージ録音手段に入
来メッセージを録音させることとなる。

【００１６】

【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。

【００１７】図１は本発明の一実施例に於けるコードレ
ス電話機の固定機のブロック図、図２は移動機のブロッ
ク図を示すものである。図３、図４、図５は動作を示す
フローチャートである。なお、本発明の実施例中従来例
と同様のものには同一番号を付し、その説明は省略する
。図１に於て、１５は発呼者電話番号検出手段であり、
電話回線１を介して電話局より送られてくる発呼者の電
話番号を検出するものである。１６は表示手段であり、
制御手段１４に接続されており、発呼者電話番号を検出
手段１５で検出された番号を表示するものである。

【００１８】図２に於て、３２は表示手段であり、制御
手段３１に接続されており、固定機より送られた電話番
号を表示するものである。

【００１９】以上の様に構成されたコードレス電話機に
ついて、以下その動作を説明する。まず、ＯＧＭ送出手
段９、ＩＣＭ録音手段１０等よりなる留守番電話部がオ
フ状態、移動機が待ち受け状態になっている場合につい
て説明する。

【００２０】電話回線１からリング信号とともに発呼者
電話番号データが入力されると（ステップ１）、リング
信号検知手段３がリング信号を検出し、発呼者電話番号
検出手段１５が発呼者の電話番号を検出して制御手段１
４に出力する（ステップ２）。制御手段１４は高周波信
号送信手段８に入力された電話番号データと呼出信号を
送信させる（ステップ３）。この信号を移動機の高周波
信号受信手段２２で受信すると（ステップ４）、制御手
段３１は表示手段３２にこの電話番号を表示させる（ス
テップ５）とともに発音体３０に呼出信号を発生させる
（ステップ６）。

【００２１】次に留守番電話装置が待機状態、移動機が
待ち受け状態になっている場合について説明する。ここ
で記憶手段１１には操作手段１２を用いて、使用者にと
って重要な相手の電話番号が入力され記憶されているも
のとする。

【００２２】電話回線１からリング信号とともに発呼者
電話番号データが入力されると、リング信号検知手段３
がリング信号を検出し、発呼者電話番号検出手段１５が
発呼者の電話番号を検出して制御手段１４に出力する（
ステップ１１）。制御手段１４は検出された電話番号と
記憶手段１１に記憶されている電話番号を比較し（ステ
ップ１２）、一致しなかった場合、高周波信号送信手段
８に入力された電話番号データを送信させる（ステップ
１３）。この信号を移動機の高周波信号受信手段２２で
受信すると、制御手段３１は表示手段３２にこの電話番
号を表示させる。

【００２３】電話回線１からリング信号が予め定められ
た一定回数入力されると（ステップ１４）、制御手段１
４は従来の例と同様インターフェイス手段２に電話回線
１を閉結させ（ステップ１５）、ＯＧＭ送出手段９にＯ
ＧＭを送出させた後（ステップ１６）、電話回線１から
入力される発呼者の音声信号をＩＣＭ録音手段１０に録
音させる（ステップ１７）。ここで移動機からの操作に
より従来の例同様移動機によって発呼者の音声をモニタ
ーし、直ちに通話すべきと判断した場合は切換スイッチ
２９を通話状態に切換ることにより発呼者と通話するこ
とができる。

【００２４】次にステップ２で入力された電話番号と記
憶手段１１に記憶されている電話番号が一致した場合に
は制御手段１４は高周波信号送信手段８を制御し、呼出
信号（ステップ２０）と発呼者電話番号データを送信さ
せる（ステップ２１）。

【００２５】固定機から送信された呼出信号と電話番号
データは移動機の受信手段２２で受信され（ステップ３
１）、制御手段３１に出力される。制御手段３１はこれ
らの信号により発音体３０から呼出音を発生させるとと
もに（ステップ３２）、表示手段３２に電話番号を表示
させる（ステップ３３）。

【００２６】移動機の使用者は呼出音が発生したことに
より予め登録した重要な発呼者からの電話であることを
知り、表示手段に表示された電話番号によりそれが誰で
あるか確認することができる。使用者が発呼者を確認し
た上で切換スイッチ２９を通話状態に切換ると（ステッ
プ３４）、従来の実施例で説明した制御動作により発呼
者との通話状態になる（ステップ３５）。

【００２７】以上の様に本実施例によれば、予め登録し
た重要な相手から着信があった場合、移動機で呼出音を
発生させるとともに発呼者の電話番号を表示し、それ以
外の相手からの着信であった場合留守番電話装置が応答
するので、重要な相手からのみにしかも直ちに応答する
ことができる。

【００２８】なお、本実施例では移動機に電話番号が表
示されるとしたが、これは電話番号と名前を対で記憶手
段１１に記憶させておき、電話回線１から入力された電
話番号と記憶手段１１に記憶されている電話番号が一致
した場合、この電話番号と対で記憶されている名前を移
動機で表示するようにすれば発呼者が誰かさらに判りや
すくなる。

【００２９】

【発明の効果】以上の様に本発明は、電話番号の入力を
行う操作部と、操作部から入力される電話番号を記憶す
る記憶手段と、電話回線から入力される発呼者の電話番
号データを検出する発呼者電話番号検出手段と、応答メ
ッセージを送出する応答メッセージ送出手段と、電話回
線から入来する発呼者の音声を録音する入来メッセージ
録音手段と、発呼者電話番号検出手段が検出する発呼者
電話番号データと呼出信号を無線信号にて送信する送信
手段と、前記発呼者電話番号検出手段が検出する電話番
号と前記記憶手段に記憶された電話番号が一致した場合
には送信手段に電話番号データと呼出信号を送信させ、
一致しなかった場合にはインターフェイス手段に電話回
線を閉結させるとともに応答メッセージ送出手段に応答
メッセージを送出させ、かつ入来メッセージ録音手段に
電話回線から入力される信号を録音させるよう制御する
制御手段を備える固定機と、固定機の送信手段から送信
された無線信号を受信する受信手段と、受信手段により
受信された電話番号データに応じた発呼者の電話番号を
表示する表示手段と、呼出信号により呼出音を発生する
呼出音発生手段を備えた移動機によりなるために、リン
グ信号が入力されている時に移動機側で発呼者が重要な
相手かどうかを直ちに判別することができ、この場合は
直ちに応答を行うことができ、また重要な相手でない場
合は留守番電話装置に応答させることが出来、相手に応
じて対応をすることができるものである。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の一実施例に於けるコードレス電話機の
固定機のブロック図

【図２】同移動機のブロック図

【図３】同動作を示すフローチャート

【図４】同動作を示すフローチャート

【図５】同動作を示すフローチャート

【図６】従来のコードレス電話機の固定機のブロック図

【図７】同コードレス電話機の移動機のブロック図

【符合の説明】

１　　電話回線 ３　　リング信号検知手段 ７　　高周波信号受信手段 ８　　高周波信号送信手段 ９　　応答メッセージ送出手段 １０　　入来メッセージ録音手段 １１　　記憶手段 １４　　制御手段 １５　　発呼者電話番号検出手段 １６　　表示手段 ２２　　高周波信号受信手段 ２５　　高周波信号送信手段 ３０　　呼出音発生用発音体 ３１　　制御手段 ３２　　表示手段

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 【請求項１】電話番号データの入力を行う操作部と、前
   記操作部から入力される電話番号データを記憶する記憶
   手段と、電話回線から入力された発呼者の電話番号デー
   タを検出する発呼者電話番号検出手段と、電話回線を閉
   結するインターフェイス手段と、応答メッセージを送出
   する応答メッセージ送出手段と、電話回線から入来する
   発呼者の音声を録音する入来メッセージ録音手段と、前
   記発呼者電話番号検出手段が検出する発呼者電話番号デ
   ータと呼出信号を無線信号にて送信する送信手段と、前
   記発呼者電話番号検出手段が検出した電話番号と前記記
   憶手段に記憶された電話番号が一致した場合には前記送
   信手段に電話番号データと呼出信号を送信させ、一致し
   なかった場合には前記応答メッセージ送出手段に応答メ
   ッセージを送出させ、前記入来メッセージ録音手段に電
   話回線から入力される信号を録音させるよう制御する制
   御手段を備えた固定機と、前記送信手段から送信された
   無線信号を受信する受信手段と、前記受信手段により受
   信された電話番号データに応じた発呼者の電話番号を表
   示する表示手段と、呼出信号により呼出音を発生する呼
   出音発生手段を備えた移動機を有することを特徴とする
   コードレス電話機。