JPH0435394B2 - - Google Patents

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JPH0435394B2
JPH0435394B2 JP59232668A JP23266884A JPH0435394B2 JP H0435394 B2 JPH0435394 B2 JP H0435394B2 JP 59232668 A JP59232668 A JP 59232668A JP 23266884 A JP23266884 A JP 23266884A JP H0435394 B2 JPH0435394 B2 JP H0435394B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cylinder block
cylinder
engine
shock absorber
center line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP59232668A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61110687A (ja
Inventor
Kazuo Miki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawasaki Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Kawasaki Heavy Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Kawasaki Heavy Industries Ltd filed Critical Kawasaki Heavy Industries Ltd
Priority to JP59232668A priority Critical patent/JPS61110687A/ja
Publication of JPS61110687A publication Critical patent/JPS61110687A/ja
Publication of JPH0435394B2 publication Critical patent/JPH0435394B2/ja
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  • Automatic Cycles, And Cycles In General (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、1本のリヤーシヨツクアブソーバを
有する1気筒エンジン付自動2輪車に関する。
(従来の技術) 1本のリヤーシヨツクアブソーバの下端部をス
イングアームの基部近傍に取付け、リヤーシヨツ
クアブソーバの上部をエンジン本体とエンジン本
体の後方に設けたエアクリーナ間に配置した1気
筒エンジン付自動2輪車は既に知られている。
しかし従来の構成では第4図に示すように、シ
リンダブロツク11の後面が車輌の前後方向(中
央線A方向)に対して概ね直角に位置しており、
シリンダブロツク11に形成された吸気口12は
車輌の真後ろに向けて開口している。従つてリヤ
ーシヨツクアブソーバ16との干渉を避けるの
に、吸気口12に取付けられるキヤブレタ13と
エアクリーナ14間を連結するエアダクト15を
大きく湾曲させる必要が生じる。そのため、エア
ダクト15内の空気はスムーズに流れることがで
きなくなり、吸気効率を低下させる原因となつて
いる。なおシリンダブロツク11の前面には排気
口17が形成され、排気口17にはエキゾースト
パイプ18の上流側端部が連結固定されている。
(発明が解決しようとする課題) 上記従来の構成によれば、吸気用のエアダクト
を強く湾曲させる必要が生じるため、吸気がスム
ーズに流れなくなる。それが吸気効率を低下させ
る原因となつて、エンジンの性能が充分に発揮で
きなくなるという課題を有している。
本発明は、上記課題を解決しようとするもので
ある。
(課題を解決するための手段) 本発明は、1本のリヤーシヨクアブソーバの下
端部をスイングアームの基部近傍に取付け、リヤ
ーシヨツクアブソーバの上部をエンジン本体とエ
ンジン本体の後方に設けたエアクリーナ間に配置
し、エンジン本体のシリンダブロツクの後面と前
面に、各面に対して直交方向に開口する吸気口と
排気口を設けている1気筒エンジン付自動2輪車
において、シリンダブロツクを、シリンダ中心線
回りに僅かに回動させた状態で車体に取り付ける
ことにより、シリンダ中心線を通り前後方向に延
びる中央線に対して、シリンダブロツク後面の吸
気口を左右方向の一方寄りに偏倚させると同時に
同方向に傾斜させ、シリンダブロツク前面の排気
口を左右方向の他方寄りに偏倚させると同時に同
方向に傾斜させ、吸気口に取付けられるキヤブレ
タと上記エアクリーナとを連結するエアダクトを
概ね直線状とした1気筒エンジン付自動2輪車で
ある。
(実施例) 第2図(矢印Fが前方)において、車体フレー
ム21の前端部にはステアリング部材(図示せ
ず)を回動自在に支持するヘツドチユーブ24が
設けられ、ヘツドチユーブ24から後方へ延びる
メインフレーム25が設けられて、燃料タンク
(図示せず)等が取り付けられるようになつてい
る。又ダウンチユーブ26は後下がりのチユーブ
であり、ダウンチユーブ26の上端がヘツドチユ
ーブ24に溶着されている。メインフレーム25
の後部に上端が溶着される後部チユーブ27は略
下方に延び、後部チユーブ27の下端部及びダウ
ンチユーブ26の下端部はそれぞれ対向するよう
に湾曲して一体に形成されている。
後部チューブ27は左右(紙面と直角方向)に
一対並置されており、各後部チユーブ27にはス
イングアーム28の前端部を支持するためのブラ
ケツト29がそれぞれ溶着されている。ブラケツ
ト29の下端部は後部チユーブ27の内側を後方
に延長され、その延長部分には左右方向の支軸3
0が支持されている。支軸30の中央部には、前
後方向に延在する1本のベルクランク31の前端
が支持されている。ベルクランク31の後端部に
は支軸30と平行の支軸32を介してリヤーシヨ
ツクアブソーバ33(例えばシヨツクアブソーバ
とコイルスプリングの結合体)の下端部が回動自
在に支持されている。リヤーシヨツクアブソーバ
33の上端部は後部チユーブ27の上部に形成さ
れたブラケツトに左右方向の支軸34を介して回
動自在に支持されており、これによつてリヤーシ
ヨツクアブソーバ33は僅かに前方に傾斜した姿
勢に保持されている。
後車輪36を後車輪37を介して回動自在に支
持するスイングアーム28の前端部は左右方向の
ピボツト軸38に回動自在に支持されており、ピ
ボツト軸38は上記ブラケツト29に固定されて
いる。スイングアーム28の下面に溶着されたブ
ラケツト39には、ベルクランク31を両側から
挟む2本のテンシヨンロツド40(左側のみ図
示)の後端部が支軸を介して回動自在に支持され
ており、テンシヨンロツド40の前端部は支軸を
介してベルクランク31の中間部に回動自在に支
持されている。一方車体フレーム21の後部には
後車輪36の上方に配置されるバツクフレームパ
イプ43が設けられ、バツクフレームパイプ43
に図示しないシート等が取付けられるようになつ
ている。バツクフレームパイプ43の前端部はメ
インフレーム25の後端部に支軸を介して固定さ
れており、又バツクフレームパイプ43の中間部
下面には前下がりの姿勢に配置されるバツクステ
イ46の後部上端が溶着されている。バツクステ
イ46の前端部は後部チユーブ27に設けられた
ブラケツト47に支軸を介して固定されている。
メインフレーム25、ダウンチユーブ26及び
後部チユーブ27で囲まれる空間内にはエンジン
50が配置されている。エンジン50の上部に設
けられたシリンダブロツク51の後面には吸気口
52が形成され、吸気口52にはキヤブレタ53
のエアー供給側が固定されている。キヤブレタ5
3のエアー吸入側にはエアダクト54の前端が固
定され、エアダクト54はリヤーシヨツクアブソ
ーバ33の上部左側方を迂回しつつ概ね後方に延
在し、その後端がリヤーシヨツクアブソーバ33
よりも後方に配置されたエアクリーナ55に連結
されている。エアダクト54はゴム製のチユーブ
状部材であり、又エアクリーナ55は後部チユー
ブ27、バツクフレームパイプ43及びバツクス
テイ46で囲まれる空間内に配置され、図示しな
いブラケツトを介してバツクフレームパイプ43
に固定されている。
第1図に示すようにシリンダブロツク51は、
シリンダ中心線Oを中心に通常の姿勢である吸気
口52が真後ろに開口する姿勢から、僅かに矢印
R方向に回動した姿勢で取付けられている。即ち
第3図に詳細に示すように、前後方向の中央線A
とそれに直角に交わる左右方向のクランク軸中心
線Bに対して、角度θ(例えば10°)だけR方向に
回動した姿勢でシリンダブロツク51は固定され
ている。なお第3図において、シリンダブロツク
51の外周部の4角には上下方向(紙面と直角方
向)のスタツドボルト用孔56が4本設けられて
おり、シリンダブロツク51の中心部には同心の
シリンダライナ57が設けられている。
シリンダブロツク51のこの回動姿勢によつ
て、第1図に示すように、シリンダブロツク51
の後面はB方向に対し傾くと同時に中央線Aに対
して左側に偏倚する。従つてシリンダブロツク5
1の後面に形成された吸気口52はリヤーシヨツ
クアブソーバ33に対して左側に避けた方向に開
口することになり、これによつて吸気口52に固
定されるキヤブレタ53も同様に中央線Aに対し
て左方に偏倚する。エアダクト54はキヤブレタ
53とエアクリーナ55の左部前面との間に介在
し、エアダクト54はリヤーシヨツクアブソーバ
33を避けながら、概ね直線状にキヤブレタ53
とエアクリーナ55とを連結している。一方シリ
ンダブロツク51の前面には排気口58が形成さ
れており、シリンダブロツク51の回動姿勢に基
づいて排気口58の開口方向は中心線Oを中心に
上記所定角度θ(第3図)だけ右方に向いており、
同時に排気口58は中央線Aよりも右側に配置さ
れている。排気口58にはエキゾーストパイプ5
9の上流側端部が連結固定されており、エキゾー
ストパイプ59は排気口58から下流間に行くに
つれて大きく湾曲し、図示しない下流側部分はエ
ンジン50の左側を前方から後方へと延在すると
ともに、下流部にマフラー(図示せず)が取付け
られている。
次に作動を説明する。第2図において、リヤー
シヨツクアブソーバ33はベルクランク31の後
端部を下方に付勢しており、その結果テンシヨン
ロツド40介してスイングアーム28は常時矢印
X方向に付勢されている。ここで後車輪36が上
向きの力を受け、スイングアーム28が逆X方向
に回動したとすると、テンシヨンロツド40、ベ
ルクランク31を介してリヤーシヨツクアブソー
バ33が圧縮され、後車輪36が受けた力はリヤ
ーシヨツクアブソーバ33によつて吸収される。
一方エンジンが作動すると、エアーはエアクリ
ーナ55から吸込まれ、エアダクト54、キヤブ
レタ53を介して吸気口53からシリンダブロツ
ク51内に供給される。この場合にはエアダクト
54の湾曲程度が小さいことから、従来の構成に
比べて吸気の受ける抵抗は小さく、吸気の供給は
スムーズに行なわれる。又エキゾーストパイプ5
9の湾曲程度も従来に比べて緩和されるため、排
気口58から吐出する排気が受ける抵抗は小さ
く、排気の排出もスムーズに行なわれる。
(発明の効果) 1本のリヤーシヨツクアブソーバ33の下端部
をスイングアーム28の基部近傍に取付け、リヤ
ーシヨツクアブソーバ33の上部をエンジン本体
とエンジン本体の後方に設けたエアクリーナ55
間に配置し、エンジン本体のシリンダブロツク5
1の後面と前面に、各面に対して直交方向に開口
する吸気口52と排気口58を設けている1気筒
エンジン付自動2輪車において、シリンダブロツ
ク51を、シリンダ中心線回りに僅かに回動させ
た状態で車体に取り付けることにより、シリンダ
中心線を通り前後方向に延びる中央線Aに対し
て、シリンダブロツク後面の吸気口52を左右方
向の一方寄りに偏倚させると同時に同方向に傾斜
させ、シリンダブロツク前面の排気口58を左右
方向の他方寄りに偏倚させると同時に同方向に傾
斜させ、吸気口に取付けられるキヤブレタ53と
上記エアクリーナ55とを連結するエアダクト5
4を概ね直線状としたので;吸気用のエアダクト
54の湾曲程度が緩和されて略直線状となること
から、吸気がスムーズに流れるようになる。これ
によつて吸気効率が向上し、エンジンの性能が充
分に発揮できるようになる。
また、自動2輪車の本体に対してシリンダブロ
ツク51の取付角度を変更するだけでよいので、
シリンダブロツク自体の内部構造を、従来のもの
から変更する必要はなく、従来のシリンダブロツ
クをそのまま利用でき、製造コストを低く抑える
ことができると共に、部品管理も楽になる。
(別の実施例) 上記実施例では、2サイクルエンジンの場合を
説明したが、4サイクルエンジンの場合にも同様
に採用できる。
もちろんシリンダブロツク51を、逆R方向に
僅かに回動させた姿勢に固定しても良い。ただし
この場合にはエアダクト54の上流側端部をエア
クリーナ55の右部に固定する必要がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による1気筒エンジン付自動2
輪車の平面部分略図、第2図はその左側面部分
図、第3図はシリンダブロツク部分の横断平面部
分図、第4図は従来例の第1図に相当する図であ
る。28……スイングアーム、33……リヤーシ
ヨツクアブソーバ、51……シリンダブロツク、
52……吸気口、53……キヤブレタ、54……
エアダクト、55……エアクリーナ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 1本のリヤーシヨクアブソーバの下端部をス
    イングアームの基部近傍に取付け、リヤーシヨツ
    クアブソーバの上部をエンジン本体とエンジン本
    体の後方に設けたエアクリーナ間に配置し、エン
    ジン本体のシリンダブロツクの後面と前面に、各
    面に対して直交方向に開口する吸気口と排気口を
    設けている1気筒エンジン付自動2輪車におい
    て、シリンダブロツクを、シリンダ中心線回りに
    僅かに回動させた状態で車体に取り付けることに
    より、シリンダ中心線を通り前後方向に延びる中
    央線に対して、シリンダブロツク後面の吸気口を
    左右方向の一方寄りに偏倚させると同時に同方向
    に傾斜させ、シリンダブロツク前面の排気口を左
    右方向の他方寄りに偏倚させると同時に同方向に
    傾斜させ、吸気口に取付けられるキヤブレタと上
    記エアクリーナとを連結するエアダクトを概ね直
    線状としたことを特徴とする1気筒エンジン付自
    動2輪車。
JP59232668A 1984-11-05 1984-11-05 1気筒エンジン付自動2輪車 Granted JPS61110687A (ja)

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JPS61110687A JPS61110687A (ja) 1986-05-28
JPH0435394B2 true JPH0435394B2 (ja) 1992-06-10

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JP59232668A Granted JPS61110687A (ja) 1984-11-05 1984-11-05 1気筒エンジン付自動2輪車

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2964119B2 (ja) * 1993-11-22 1999-10-18 中部助川興業株式会社 シーズヒータ

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JP2564467Y2 (ja) * 1989-05-12 1998-03-09 スズキ株式会社 自動二輪車

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JPS5913652B2 (ja) * 1977-01-19 1984-03-31 松下電器産業株式会社 ガス器具操作装置

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JPS61110687A (ja) 1986-05-28

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