JPH04336278A - スタンプ装置 - Google Patents

スタンプ装置

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JPH04336278A
JPH04336278A JP10732791A JP10732791A JPH04336278A JP H04336278 A JPH04336278 A JP H04336278A JP 10732791 A JP10732791 A JP 10732791A JP 10732791 A JP10732791 A JP 10732791A JP H04336278 A JPH04336278 A JP H04336278A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
temperature
ink
high temperature
low temperature
control part
Prior art date
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Pending
Application number
JP10732791A
Other languages
English (en)
Inventor
Tetsuji Fuwa
鉄治 不破
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Publication of JPH04336278A publication Critical patent/JPH04336278A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線照射やサーマル
ヘッドにより穿孔される感熱性孔版原紙を用いたスタン
プ装置に関し、さらに詳しくは小型携帯用のスタンプ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、鉄筆やボールペンで文字、図形等
を描いて穿孔した謄写原紙を用いた小型携帯用のスタン
プ装置が知られている。このような装置の一例として、
特公昭54−9523号公報に示されるスタンプ装置を
図1に示す。これは、テーブル100と、インク着けユ
ニット102とを具備し、インク着けユニット102は
それに往復可能に支持される謄写原紙104を受けて、
実質的に1つの極限状態において謄写印刷を行い、そし
て他の極限状態において収納または休止することができ
るようになっている。
【0003】また従来、赤外線照射またはサーマルヘッ
ドによって穿孔できる感熱性孔版原紙も知られている。 この代表的なものは熱可塑性フィルムと多孔性薄葉紙を
接着剤を用いて貼合わせたものである。このような感熱
性孔版原紙を用いた小型携帯用のスタンプ装置の一例と
して、特開昭63−17074号公報に示される装置を
図2に示す。これは、枠体108に穿孔された感熱性孔
版原紙110とインク不通過性のカバーシート112と
が互いに重なり合う状態にて装着された孔版印刷用原板
106に、感熱性孔版原紙110とカバーシート112
との間にインクを貯容し、さらにインクを貯容された孔
版印刷用原板106をクッション層116と粘着層11
8とを有するグリップ部材120を備えた台座114に
粘着させ、印刷用紙に対して押圧する事により孔版印刷
を行なうようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図3に
示すように感熱性孔版原紙の穿孔部分にインクを透過さ
せて印刷を行った場合に環境温度によって前記インクの
粘度が変化するため同じ文字を印刷したときにも温度が
高いときにはインクの粘度が低下して図8に示すような
太い文字、温度が低いときには粘度が上昇して図7に示
すような細い文字の印刷となってしまう。
【0005】本発明は、上述したような環境温度によっ
て文字の太さが変化してしまうといった問題点を解決す
るためになされたものであり、環境温度が異なる条件下
でも、印刷結果において文字の太さを一定に保つことが
出来るスタンプ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の熱可塑性フィルムと多孔性支持体とを接着剤
で貼合わせてなる感熱性孔版原紙と、前記感熱性孔版原
紙を搬送する搬送手段と、前記感熱性孔版原紙に画像を
穿孔するサーマルヘッドと、前記感熱性孔版原紙の多孔
性支持体側に配置され、インクを含浸したインクパッド
と、環境温度を検出する検出手段と、を備えたスタンプ
装置であって、前記環境温度に応じてキャラクタジェネ
レータから出力される文字パターンを切り換えて前記サ
ーマルヘッドに加えるエネルギーのパターンを変更した
【0007】
【作用】上記の構成を有する本発明のスタンプ装置では
、環境温度によるインクの粘度変化に応じて感熱性孔版
原紙をサーマルヘッドで穿孔するパターンを変えること
によってインクの拡大量を補正するので、印刷後の文字
の太さを一定に保つことが出来る。
【0008】
【実施例】以下、本発明を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0009】図3は本発明のスタンプ装置の斜視図であ
り、図4は本実施例のスタンプ装置の断面図である。図
5において感熱性孔版原紙(以下、原紙と略す)1は両
端をそれぞれ元巻ロール3と巻取りロール5に巻回され
ている。
【0010】そして元巻ロール3から引き出された原紙
1は、元巻ロール3の右側に配置された画像形成用サー
マルヘッド7とプラテン9との間を搬送され、更に元巻
側ガイドロール15、巻取り側ガイドロール19を経由
して巻取りロール5にて巻取られる。
【0011】元巻側ガイドローラ15及び巻取り側ガイ
ドローラ19は共に原紙1の幅に応じたつばが両端に形
成されており、原紙1が搬送により蛇行しないように案
内している。また元巻側ガイドロール15と巻取り側ガ
イドロール19の間にはインク塗布面が接するようにイ
ンクパッド32が配置されている。
【0012】原紙1は、図5に示すように、熱可塑性フ
ィルム21と、接着剤層23と、多孔性支持体25とで
構成されており、熱可塑性フィルム21と多孔性支持体
25とは接着剤層23により接着されている。本実施例
では熱可塑性フィルム21は、厚さ2μのポリエチレン
テレフタレートフィルム(以下、PETフィルムと略す
)であるが、他には例えばポリプロピレン、塩化ビニリ
デン−塩化ビニル共重合体等のフィルムが挙げられる。
【0013】PETフィルムの厚みとしては1μ〜4μ
が好ましい。1μ未満は製造コストが高く、また強度も
弱く実用的ではない。また、4μ以上では定格が、1m
J/dot程度の一般のサーマルヘッド7では厚すぎて
穿孔できない。
【0014】本実施例の多孔性支持体25は、例えばマ
ニラ麻、こうぞ、みつまた等の天然繊維、ポリエチレン
テレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリアクリロ
ニトリル等の合成繊維、レーヨン等の半合成繊維を主原
料とした多孔性薄葉紙が用いられる。以上の如く構成さ
れた原紙1は、図3において、熱可塑性フィルム21面
が外側になるように巻回されている。
【0015】次に作用について図3、図4を参照して説
明する。
【0016】図4に示すように、プラテン9が図示しな
い駆動装置により矢印A方向に回転駆動され、プラテン
9と原紙1との摩擦力により、原紙1が元巻ロール3か
ら引き出され、サーマルヘッド7との対向位置まで搬送
される。
【0017】そしてサーマルヘッド7は、プラテン9の
回転に同期した画像情報に応じて原紙1の熱可塑性フィ
ルム21面を選択的に加熱溶融することにより、原紙1
に穿孔画像を形成して製版する。
【0018】穿孔画像が形成された原紙1は、穿孔画像
領域がインクパッド32のインク塗布面に全て密着され
るまで搬送される。このように原紙1の穿孔画像領域が
インクパッド32のインク塗布面が密着された状態で、
印刷用紙33に対して原紙1の熱可塑性フィルム21面
が対向するように押圧することにより、インクパッド3
2内部のインク層27より含浸されたインクが原紙1の
多孔性支持体25を通って穿孔部分から滲み出して、印
刷用紙33にインクが転写され穿孔画像に対応した画像
が形成される。
【0019】更に製版済みの原紙1は巻取りロール5の
矢印B方向に付勢された巻取りトルクにより巻取られる
。この巻取りトルクは図示しない周知のすべり装置によ
り巻取りロール5に付勢される。
【0020】このすべり装置は、前述したプラテン9の
駆動装置から駆動力を伝達された回転駆動部と、回転を
摩擦トルクにより伝達するクラッチとから構成される。 このように構成されたすべり装置において、クラッチの
すべりが無い時は、巻取りロール5の周速度が常時プラ
テン9の周速度より大きくなるように設定されている。 また、クラッチの摩擦トルクは、原紙1とプラテン9と
の摩擦力よりも、巻取りロール5の接線力の方が小さく
なるように設定されている。このため巻取りロール5の
周速度とプラテン9の周速度との差だけクラッチがすべ
り、巻取りロール5にクラッチの摩擦トルク、つまり巻
取りトルクが付勢されることになる。
【0021】次に穿孔制御を図6、図7、図8、図9、
図10、図11を参照して説明する。
【0022】図6は穿孔サイズ41に対する環境温度に
よる印刷時のインクの拡大サイズを示している。図6(
a)は低温時のインク拡大サイズ42、図6(b)は常
温時のインク拡大サイズ43、図6(c)は高温時のイ
ンク拡大サイズ44を示している。これを具体的に印刷
結果で示すと課題で説明したように低温時には図7に示
すような細い印刷文字45となり、高温時には図8に示
すような太い印刷文字46となってしまう。このとき原
紙を穿孔するキャラクタジェネレータのパターンは図7
に示す印刷結果に対応したパターン45である。
【0023】本実施例の制御装置ではキャラクタジェネ
レータのパターンとして図7のパターン45と図9に示
すパターン47をそれぞれ高温時穿孔パターン、低温時
穿孔パターンとしてキャラクタジェネレータ内に備えて
いる。
【0024】図10は本実施例の制御部を示すブロック
図である。
【0025】制御部50はCPUを、入力部51はキイ
ボード等の入力装置を示している。プログラムROM5
2は前記CPUの動きを司る命令が書き込まれている。 CGROM53は後に記述する表示部58及び印刷用と
して高温時、低温時各々のキャラクタジェネレータのパ
ターンが書き込まれている。RAM54は入力データの
記憶から表示のデータ編集、印刷時のデータ編集までの
メモリである。環境温度検出部55は装置の置かれてい
る周辺温度を検出して制御部50に検出した温度情報を
送出する。搬送手段56と、サーマルヘッド57は原紙
1を製版する部分である。表示部58は入力されたデー
タの表示及び編集状態の表示等を行う部分である。
【0026】以下に、図11のフローチャートを用いて
制御部の動きを説明する。
【0027】スタート60は装置に電源が投入され新た
に製版するデータの編集を始める状態である。データ入
力61によって入力部51からデータが取り込まれ製版
スタート指示が入力されるまでデータの入力を繰り返す
。製版スタート指示62が入力されると制御部50はま
ず環境温度検出部55から周囲温度の情報を取り込む。 環境温度検出63で得た温度情報を高温か、または低温
か判断処理64をして高温であればCGROM53から
高温用CGを選択する。低温であればCGROM53か
ら低温用CGを選択する。各々の処理はフローチャート
の65、66に示してある。また実際のCGは高温用は
図7に、低温用は図9に示すようなキャラクタパターン
である。温度によるCG選択を終了すると67で原紙1
を穿孔するためのデータ編集を行い編集が終了すると穿
孔動作68で原紙1を穿孔して製版を行い穿孔後の原紙
1をインクパッド32の前面に搬送して製版を終了する
【0028】以上の制御操作によって得られた製版でス
タンプ印刷したときの結果は、高温時に図8に示すよう
な印刷、低温時に図9に示すような印刷となり、低温時
と高温時の印刷文字の文字太さに差がなく温度差から来
るインクの粘度変化による印刷文字の太さの変化を抑え
ることができる。
【0029】以上、本発明はこのような実施例に何等限
定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲
において種々なる態様で実施し得る。
【0030】例えば、高温用CGを基本にして縦、横方
向にパターンを1ドット引き伸ばすような操作によって
低温用CGとして太いパターンを得ることも可能である
【0031】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明のスタンプ装置は、環境温度によるインクの粘度変
化から来る印刷文字太さの変化に対して、孔版原紙の穿
孔に用いるCGを低温用CG、高温用CGを使い分ける
ことによって補正するので、環境温度に影響される事な
く文字太さが一定の印刷が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は従来例のスタンプ装置を示す断面図であ
る。
【図2】図2は従来例のスタンプ装置の斜視図である。
【図3】図3は本発明のスタンプ装置の斜視図である。
【図4】図4は本発明のスタンプ装置の断面図である。
【図5】図5は感熱性孔版原紙の断面図である。
【図6】図6は原紙の穿孔サイズと環境温度に対する印
刷時のインクの拡大サイズの関係を示す図である。
【図7】図7は高温時に原紙の穿孔に用いるキャラクタ
ーのドットパターンの図である。
【図8】図8は高温時に図7のドットパターンで穿孔し
た原紙でスタンプ印刷した印刷例を示す図である。
【図9】図9は低温時に原紙の穿孔に用いるキャラクタ
ーのドットパターンの図である。
【図10】図10は本発明の制御部の構成を示すブロッ
ク図である。
【図11】図11は本発明の制御を示す流れ図である。
【符号の説明】
1    感熱性孔版原紙 3    元巻ロール 5    巻取りロール 7    サーマルヘッド 9    プラテン 21  熱可塑性フィルム 23  接着剤層 25  多孔性支持体 32  インクパッド 41  穿孔サイズ 42  低温時のインク拡大サイズ 43  常温時のインク拡大サイズ 44  高温時のインク拡大サイズ 45  高温時穿孔パターン 47  低温時穿孔パターン 50  制御部 53  CGROM 55  環境温度検出部 63  環境温度検出 64  温度判断 65  高温用CG選択 67  低温用CG選択

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱可塑性フィルムと多孔性支持体とを
    接着剤で貼合わせてなる感熱性孔版原紙と、前記感熱性
    孔版原紙を搬送する搬送手段と、前記感熱性孔版原紙に
    画像を穿孔するサーマルヘッドと、前記感熱性孔版原紙
    の多孔性支持体側に配置され、インクを含浸したインク
    パッドと、環境温度を検出する検出手段とを備えたスタ
    ンプ装置において、前記環境温度に応じてキャラクタジ
    ェネレータから出力される文字パターンを切り換えて前
    記サーマルヘッドに加えるエネルギーのパターンを変更
    するようにしたことを特徴とするスタンプ装置。
JP10732791A 1991-05-13 1991-05-13 スタンプ装置 Pending JPH04336278A (ja)

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JP10732791A JPH04336278A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 スタンプ装置

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JP10732791A JPH04336278A (ja) 1991-05-13 1991-05-13 スタンプ装置

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ID=14456247

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JP (1) JPH04336278A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07149034A (ja) * 1993-11-30 1995-06-13 Brother Ind Ltd スタンプ装置
EP0689935A1 (en) * 1994-05-30 1996-01-03 Riso Kagaku Corporation Thermal head control method and device for making a stencil master plate
US5551337A (en) * 1993-10-28 1996-09-03 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Method and apparatus for detecting a type of stencil and controlling thermal perforation energy thereby

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH07149034A (ja) * 1993-11-30 1995-06-13 Brother Ind Ltd スタンプ装置
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