JPH09109484A - テープ印字装置及びテープカセット - Google Patents

テープ印字装置及びテープカセット

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JPH09109484A
JPH09109484A JP26883595A JP26883595A JPH09109484A JP H09109484 A JPH09109484 A JP H09109484A JP 26883595 A JP26883595 A JP 26883595A JP 26883595 A JP26883595 A JP 26883595A JP H09109484 A JPH09109484 A JP H09109484A
Authority
JP
Japan
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tape
printing
heat
guide
guide hole
Prior art date
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Application number
JP26883595A
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English (en)
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Junichi Yasui
淳一 安井
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 厚さの異なる印字テープを使用することがで
きるテープ印字装置及びテープカセットを提供する。 【解決手段】 搬送ローラ14が所定回転方向へ回転
し、これと同期して文字や記号等に対応するドットパタ
ーンデータによりサーマルヘッド13の発熱素子群が通
電され、前記通電された発熱素子が発熱することにより
感熱性孔版原紙50に印字像が加熱穿孔される。このと
き、感熱性孔版原紙50は、搬送ローラ14上に設けら
れた搬送用突起ガイド15が感熱性孔版原紙50の幅方
向の両端に設けられたガイド孔55に係合するため、感
熱性孔版原紙50はすべることなく送り方向、すなわち
感熱性孔版原紙50の長手方向に正確且つ連続的に搬送
される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、テープ印字装置及
びテープカセットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、本願出願人は、特開平5−849
94号公報に記載のように、印字媒体である印字テープ
に文字や記号のキャラクタやマークを印字し、ファイル
の背表紙に貼付するのに適したラベルを作成するのに好
適なテープ印字装置を提案し、実用化した。このテープ
印字装置は、キーボード、ディスプレイ、サーマル印字
方式の印字機構を備え、印字媒体としての印字テープ
(例えば、テープ幅6、9、12、18、24mm)に、
キャラクタやマークを、種々のキャラクタサイズや書体
で印字できるように構成してある。
【0003】また、印字テープとしては、前記のように
ラベルとして使用されるラベル用印字テープ以外に、ス
タンプ用の感熱性孔版原紙を使用することもできる。す
なわち、前記テープ印字装置によれば、スタンプ用の感
熱性孔版原紙上に印字画像を穿孔形成して感熱孔版を作
成することができる。そして、かかる感熱孔版はスタン
プ材に装着して捺印に使用することができるものであ
る。
【0004】そして、前記テープ印字装置は、前記印字
テープを、印字機構に設けた印字テープ搬送のための搬
送ローラと、加熱印字のためのサーマルヘッドとの間に
一定圧力で挟みながら、前記搬送ローラの回転により搬
送していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ラベル用印字テープを作成するためのテープ印字装置に
おいて、前記スタンプ用の感熱性孔版原紙を使用する
と、印字処理における搬送が正常に行えないという問題
点があった。すなわち、感熱性孔版原紙はラベル用印字
テープに比べて薄く且つ軟らかいので、前記テープ印字
装置の搬送ローラとサーマルヘッドとの間に挟まれて搬
送ローラが回動することによって搬送される際に、搬送
ローラ圧が低くなるため、摩擦係数が小さくなり、すべ
りやすく、正確に搬送されないという現象が生じた。
【0006】一方、前記感熱性孔版原紙のように薄い印
字テープが、正常に搬送されるように搬送ローラによる
搬送圧を調整すると、前記感熱性孔版原紙よりも厚い前
記ラベル用印字テープを使用した場合には逆に搬送ロー
ラ圧が高すぎるためにラベル用印字テープが正常に搬送
されず、又ラベル用印字テープの表面が傷つくという問
題が発生する。
【0007】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、厚さの異なる印字テープを使用
することができるテープ印字装置及びテープカセットを
提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載のテープ印字装置は、印字
テープに文字や記号等を印字する印字手段と、前記印字
テープを搬送する搬送手段とを備えたものを対象とし
て、特に、前記搬送手段に前記印字テープを搬送するた
めの搬送用突起ガイドを設けているので、前記印字テー
プを正確に搬送することができる。
【0009】また、請求項2に記載のテープ印字装置
は、前記印字テープに、その印字テープの搬送に際して
前記搬送用突起ガイドに係合するガイド孔が設けられて
いるので、前記印字テープを正確に搬送することができ
る。
【0010】また、請求項3に記載のテープ印字装置
は、前記搬送手段が、一軸線の周りに回転可能な搬送ロ
ーラによって構成され、その搬送ローラは、その軸方向
の少なくとも一側の周面上に前記印字テープのガイド孔
に係合する搬送用突起ガイドを備えているので、前記印
字テープを正確且つ連続的に搬送することができる。
【0011】また、請求項4に記載のテープ印字装置
は、前記ガイド孔を有する印字テープとは別に、前記ガ
イド孔を持たず、且つ、前記搬送ローラの周面のみに係
合して搬送される他の印字テープを備え、前記ガイド孔
を有する印字テープと、前記ガイド孔を有しない他の印
字テープとを前記搬送ローラによって択一的に搬送でき
るよう構成されている。したがって、前記ガイド孔を有
する印字テープは前記搬送用突起ガイドにより係合さ
れ、一方、前記ガイド孔を持たない他の印字テープは前
記搬送ローラの周面のみに係合されて、前記印字テープ
を正確且つ連続的に搬送することができる。
【0012】また、請求項5に記載のテープカセット
は、印字テープに文字や記号等を印字する印字手段と、
前記印字テープを搬送する搬送手段とを備え、且つ、前
記搬送手段に前記印字テープを搬送するための搬送用突
起ガイドを設けたテープ印字装置に使用するものを対象
として、特に、前記印字テープの搬送に際して前記搬送
用突起ガイドに係合するガイド孔を設けた印字テープを
収納しているので、前記印字テープを正確に搬送するこ
とができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】本実施の形態は、印字媒体である印字テー
プとしてラベル用印字テープ、及びテープ状に形成され
た感熱性孔版原紙を使用することのできるテープ印字装
置に本発明を適用した場合のものである。
【0015】図5に示すように、テープ印字装置1の本
体フレーム2の前部にはキーボード3が配設され、キー
ボード3の後方で本体フレーム2内には後述するサーマ
ルヘッド13を含む印字機構PMが配設され、またキー
ボード3の後方には文字や記号を表示可能なLCD22
(液晶ディスプレイ)が設けられている。
【0016】キーボード3には、アルファベットやひら
がなやカタカナを入力するための文字キー、数字キー、
記号キー、リターンキー、カーソルを上下左右方向に移
動させるカーソル移動キー、無変換キー、変換キー、印
字を実行する印字キー、印字テープをテープ送りするた
めのテープ送りキー、電源をON・OFFするための電
源キーなどが設けられている。
【0017】次に、テープ状に形成された感熱性孔版原
紙50を収納するテープカセット51について図1を参
照して説明する。
【0018】テープカセット51は、カセット蓋57
と、カセット枠52と、その内部にテープ状に形成され
た感熱性孔版原紙50が巻装されたテープスプール53
とから構成されている。また、カセット枠52には、開
口部54が設けられ、前記感熱性孔版原紙50が露出す
るよう形成されている。
【0019】感熱性孔版原紙50は、熱可塑性フィルム
と、多孔性支持体とが接着剤により貼合わせられて構成
される。尚、前記テープ印字装置1は、サーマルヘッド
13の発熱により前記熱可塑性フィルムを加熱穿孔して
印字像59を形成するものである。
【0020】熱可塑性フィルムは、厚さ1〜4μm、好
ましくは2μmの熱可塑性合成樹脂材料(例えば、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリプロピレン、塩化ビニリ
デン−塩化ビニル共重合体等)のフィルムで構成されて
いる。
【0021】多孔性支持体は、天然繊維(例えば、マニ
ラ麻、こうぞ、みつまた等)、合成繊維(例えば、ポリ
エチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリ
アクリロニトリル等)、又はレーヨン等の半合成繊維を
主原料とした多孔性薄葉紙で構成されている。
【0022】感熱性孔版原紙50には、幅方向の両端
に、後述する搬送ローラ14の搬送用突起ガイドに係合
するガイド孔55が、前記感熱性孔版原紙50の長手方
向に沿って連続的に設けられたガイド孔部56が設けら
れている。
【0023】尚、感熱性孔版原紙50は、その厚さが約
40μmで形成されているものであり、また、しわが寄
り易いという性質を持つものである。
【0024】次に、ラベル用印字テープ60を収納する
テープカセット61について図2を参照して説明する。
【0025】テープカセット61は、カセット蓋57
と、カセット枠52と、その内部にラベル用印字テープ
60が巻装されたテープスプール53とから構成されて
いる。また、カセット枠52には、開口部54が設けら
れ、前記ラベル用印字テープ60が露出するよう形成さ
れている。
【0026】ラベル用印字テープ60は、樹脂フィルム
基材の一方の表面上に感熱発色層を設け、他方の表面上
には粘着剤層を設けて剥離紙を貼り合わせることにより
形成されている。前記テープ印字装置1は、サーマルヘ
ッド13の発熱により前記感熱発色層を発色させて印字
像69を形成するのである。
【0027】また、前記樹脂フィルム基材としては、強
度面から、ポリエステル、ポリプロピレン、ポリエチレ
ン、ポリカーボネート、ポリスチレン、トリアセチルセ
ルロース、ポリ塩化ビニル、ポリイミド、ポリアミド等
が好ましい。厚みは、加工適性及び取扱いのし易さ等か
ら、一般に12〜200μmの範囲の厚さの物、好まし
くは25〜100μmの厚さの物が多く用いられる。
【0028】また、前記感熱発色層は、ロイコ染料、ロ
イコ染料と熱時発色反応を起こしロイコ染料を発色させ
る顕色剤と、これらのロイコ染料と顕色剤との間の発色
反応を促進する発色促進剤と、ロイコ染料と顕色剤とを
結合するバインダと、助剤等とから構成される。
【0029】ラベル用印字テープ60は前記感熱性孔版
原紙と異なり、幅方向の両端部にガイド孔部56を持た
ないため、ラベル用印字テープ60の幅は前記感熱性孔
版原紙50よりガイド孔部56を除いた分小さくなって
いる。
【0030】尚、ラベル用印字テープ60は、その厚さ
が約100μmで形成されているものである。
【0031】次に、テープカセット51を装着した状態
の印字機構PMについて図1を参照して説明する。
【0032】印字機構PMには、着脱自在の前記テープ
カセット51が装着されており、テープカセット51の
開口部54には、サーマルヘッド13が立設され、感熱
性孔版原紙50をサーマルヘッド13に押圧する搬送ロ
ーラ14は図示しない支持体に回転可能に枢支されてい
る。このサーマルヘッド13には、例えば128個の発
熱素子からなる発熱素子群が上下方向、すなわちテープ
幅方向に列設されている。また、搬送ローラ14周面上
には、搬送用突起ガイド15が設けられている。
【0033】尚、搬送ローラ14は、厚さが約100μ
mのラベル用印字テープ60を使用した場合に搬送に十
分な圧力が得られるように配置してあるため、厚さが約
40μmの感熱性孔版原紙50を使用した場合には搬送
に十分な圧力を得ることができない。
【0034】次に、テープ印字装置1の制御系につい
て、図4のブロック図を参照して説明する。
【0035】キーボード3と、LCD22に表示データ
を出力するための表示用RAMを有するディスプレイコ
ントローラ(LCDC)23と、サーマルヘッド13を
駆動するための駆動回路25と、テープ送りモータ24
を駆動するための駆動回路26とは制御装置Cの入出力
インタフェース27にそれぞれ接続されている。
【0036】制御装置Cは、CPU29と、CPU29
にデータバスなどのバス28を介して接続された入出力
インタフェース27、ROM30、CGROM31及び
RAM32とから構成されている。
【0037】ROM(プログラムメモリ)30には、キ
ーボード3から入力された文字や数字や記号などのキャ
ラクタのコードデータに対応させてディスプレイコント
ローラ23を制御する表示制御プログラム、そのコード
データをRAM32に格納する制御プログラム、前記各
コードデータに対応するドットパターンをCGROM3
1より読みだしてサーマルヘッド13とテープ送りモー
タ24とを駆動制御する駆動制御プログラムなどが格納
されている。
【0038】CGROM(パターンデータメモリ)31
には、多数のキャラクタのそれぞれに対応するドットパ
ターンデータが格納されている。
【0039】次に、テープ印字装置1にテープカセット
51が装着され、テープ印字装置1が感熱性孔版原紙5
0を加熱穿孔しつつ、搬送する処理について、図1、図
2、図5を参照して説明する。
【0040】まず、図5に図示される前記キーボード3
により文字や記号等を入力し、LCD22で印字内容を
確認した後、印字を開始する印字キーを入力する。
【0041】すると、図1に示すように、テープ送りモ
ータ24の駆動力が図示しないギヤを介して搬送ローラ
14に伝達されて、その搬送ローラ14が所定回転方向
へ回転し、これと同期して前記入力した文字や記号等に
対応するドットパターンデータによりサーマルヘッド1
3の発熱素子群が通電され、前記通電された発熱素子が
発熱することにより感熱性孔版原紙50に印字像が加熱
穿孔される。このとき、感熱性孔版原紙50は、搬送ロ
ーラ14より搬送に十分な圧力が得られないのである
が、搬送ローラ14上に設けられた搬送用突起ガイド1
5が感熱性孔版原紙50の幅方向の両端に設けられたガ
イド孔55に係合するため、感熱性孔版原紙50はすべ
ることなく送り方向、すなわち感熱性孔版原紙50の長
手方向に正確且つ連続的に搬送されるものである(図2
参照)。
【0042】一方、テープ印字装置1にテープカセット
61が装着され、テープ印字装置1がラベル用印字テー
プ60に印字像69を形成しつつ、搬送する処理につい
て、図3、図4、図5について説明する。
【0043】まず、図5に図示される前記キーボード3
により文字や記号等を入力し、LCD22で印字内容を
確認した後、印字を開始する印字キーを入力する。
【0044】すると、図3に示すように、テープ送りモ
ータ24の駆動力が図示しないギヤを介して搬送ローラ
14に伝達されて、その搬送ローラ14が所定回転方向
へ回転し、これと同期して前記入力した文字や記号等に
対応するドットパターンデータによりサーマルヘッド1
3の発熱素子群が通電され、前記通電された発熱素子が
発熱することによりラベル用印字テープ60が感熱発色
して印字像69が形成される。このとき、ラベル用印字
テープ60はガイド孔部56を持たないため搬送ローラ
14上に設けられた搬送用突起ガイド15に係合しない
が、搬送ローラ14より搬送に十分な圧力が得られるた
め、搬送ローラ14周面においてのみ係合され、ラベル
用印字テープ60はすべることなく送り方向、すなわち
ラベル用印字テープ60の長手方向に正確且つ連続的に
搬送されるものである(図4参照)。
【0045】尚、サーマルヘッド13は本発明の印字手
段を、搬送ローラ14は搬送手段を、感熱性孔版原紙5
0はガイド孔を有する印字テープを、ラベル用印字テー
プ60はガイド孔を有しない他の印字テープをそれぞれ
構成するものである。
【0046】次に、テープ印字装置1により印字像59
が加熱穿孔された感熱性孔版原紙50を使用したスタン
プ印判70の作成方法について図7を参照して説明す
る。
【0047】先ず、(a)に示すように、印面枠71の
上に、多孔質体にインクを含浸させたインク含浸体72
を載せ、さらに印字像59が加熱穿孔された感熱性孔版
原紙50を、破線部内の印面部73がインク含浸体72
の上面に接するように載せる。
【0048】次に、(b)に示すように、感熱性孔版原
紙50を印面枠71に沿って折り曲げる。
【0049】さらに、(c)に示すように、感熱性孔版
原紙50のガイド孔部56を印面枠71の底面部74へ
折り曲げる。このとき、印面枠71の底面部74におけ
る数カ所に突起(図示せず)を設けておけば前記感熱性
孔版原紙50のガイド孔55を前記突起にはめ込むよう
に構成すれば、感熱性孔版原紙50の位置決めが容易に
なるとともに、感熱性孔版原紙50がずれることなく印
面枠71に固定することができる。
【0050】このようにして作成されたスタンプ印判7
0は、取っ手を取り付けることにより、連続捺印可能な
スタンプとして使用することができるものである。
【0051】尚、本発明は以上詳述した実施の形態に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲にお
いて、種々の変更を加えることができる。
【0052】例えば、前記実施の形態においては、感熱
性孔版原紙50にガイド孔55を設けたが、搬送ローラ
14上に設けた搬送用突起ガイド15の先端を硬く且つ
尖ったものとすれば、その搬送用突起ガイド15が感熱
性孔版原紙50に突き刺さることにより係合するため、
前記感熱性孔版原紙50にガイド孔55を設けなくと
も、感熱性孔版原紙50を正確に搬送することが可能で
ある。
【0053】また、前記実施の形態においては、スタン
プ印判に使用する感熱性孔版原紙にガイド孔55を設け
たが、感熱性孔版原紙と同様に薄い材料から成るラベル
用印字テープにガイド孔を設けても同様の効果が得られ
ることは明かである。
【0054】
【発明の効果】以上説明したことから明かなように、本
発明の請求項1に記載のテープ印字装置は、印字テープ
に文字や記号等を印字する印字手段と、前記印字テープ
を搬送する搬送手段とを備えたものを対象として、特に
前記搬送手段に前記印字テープを搬送するための搬送用
突起ガイドを設けているので、前記印字テープを正確に
搬送することができる。
【0055】また、請求項2に記載のテープ印字装置
は、前記印字テープに、その印字テープの搬送に際して
前記搬送用突起ガイドに係合するガイド孔が設けられて
いるので、前記印字テープを正確に搬送することができ
る。
【0056】また、請求項3に記載のテープ印字装置
は、前記搬送手段が、一軸線の周りに回転可能な搬送ロ
ーラによって構成され、その搬送ローラは、その軸方向
の少なくとも一側の周面上に前記印字テープのガイド孔
に係合する搬送用突起ガイドを備えているので、前記印
字テープを正確且つ連続的に搬送することができる。
【0057】また、請求項4に記載のテープ印字装置
は、前記ガイド孔を有する印字テープとは別に、前記ガ
イド孔を持たず、且つ、前記搬送ローラの周面のみに係
合して搬送される他の印字テープを備え、前記ガイド孔
を有する印字テープと、前記ガイド孔を有しない他の印
字テープとを前記搬送ローラによって択一的に搬送でき
るよう構成されている。したがって、前記ガイド孔を有
する印字テープは前記搬送用突起ガイドにより係合さ
れ、一方、前記ガイド孔を持たない他の印字テープは前
記搬送ローラの周面のみに係合されて、前記印字テープ
を正確且つ連続的に搬送することができる。
【0058】また、請求項5に記載のテープカセット
は、印字テープに文字や記号等を印字する印字手段と、
前記印字テープを搬送する搬送手段とを備え、且つ、前
記搬送手段に前記印字テープを搬送するための搬送用突
起ガイドを設けたテープ印字装置に使用するものを対象
として、特に前記印字テープの搬送に際して前記搬送用
突起ガイドに係合するガイド孔を設けた印字テープを収
納しているので、前記印字テープを正確に搬送すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の印字機構とテープカセッ
トの説明図である。
【図2】搬送ローラによる感熱性孔版原紙の搬送状態の
説明図である。
【図3】印字機構とテープカセットの説明図である。
【図4】搬送ローラによるラベル用印字テープの搬送状
態の説明図である。
【図5】テープ印字装置の平面図である。
【図6】制御系のブロック図である。
【図7】スタンプ印判の作成方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 テープ印字装置 14 搬送ローラ 15 搬送用突起ガイド 50 感熱性孔版原紙 51 テープカセット 55 ガイド孔 60 ラベル用印字テープ 61 テープカセット

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印字テープに文字や記号等を印字する印
    字手段と、前記印字テープを搬送する搬送手段とを備え
    たテープ印字装置において、 前記搬送手段に前記印字テープを搬送するための搬送用
    突起ガイドを設けたことを特徴とするテープ印字装置。
  2. 【請求項2】 前記印字テープは、その印字テープの搬
    送に際して前記搬送用突起ガイドに係合するガイド孔を
    設けたことを特徴とする請求項1に記載のテープ印字装
    置。
  3. 【請求項3】 前記搬送手段は、一軸線の周りに回転可
    能な搬送ローラによって構成され、その搬送ローラは、
    その軸方向の少なくとも一側の周面上に前記印字テープ
    のガイド孔に係合する搬送用突起ガイドを備えたことを
    特徴とする請求項2に記載のテープ印字装置。
  4. 【請求項4】 前記ガイド孔を有する印字テープとは別
    に、前記ガイド孔を持たず、且つ、前記搬送ローラの周
    面のみに係合して搬送される他の印字テープを備え、 前記ガイド孔を有する印字テープと、前記ガイド孔を有
    しない他の印字テープとを前記搬送ローラによって択一
    的に搬送できるよう構成したことを特徴とする請求項3
    に記載のテープ印字装置。
  5. 【請求項5】 印字テープに文字や記号等を印字する印
    字手段と、前記印字テープを搬送する搬送手段とを備
    え、且つ、前記搬送手段に前記印字テープを搬送するた
    めの搬送用突起ガイドを設けたテープ印字装置に使用す
    るテープカセットであって、 前記印字テープの搬送に際して前記搬送用突起ガイドに
    係合するガイド孔を設けた印字テープを収納することを
    特徴とするテープカセット。
JP26883595A 1995-10-17 1995-10-17 テープ印字装置及びテープカセット Pending JPH09109484A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2004011267A1 (ja) * 2002-07-29 2004-02-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha テープ印字装置用のラベルテープカートリッジ

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WO2004011267A1 (ja) * 2002-07-29 2004-02-05 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha テープ印字装置用のラベルテープカートリッジ

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