JPH04226779A - 孔版印刷装置 - Google Patents

孔版印刷装置

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JPH04226779A
JPH04226779A JP41719190A JP41719190A JPH04226779A JP H04226779 A JPH04226779 A JP H04226779A JP 41719190 A JP41719190 A JP 41719190A JP 41719190 A JP41719190 A JP 41719190A JP H04226779 A JPH04226779 A JP H04226779A
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JP
Japan
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base paper
ink ribbon
paper
stencil
heat
Prior art date
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Pending
Application number
JP41719190A
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English (en)
Inventor
Teruo Imamaki
照雄 今牧
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、赤外線照射やサーマル
ヘッドにより穿孔される感熱性孔版原紙を用いた孔版印
刷装置に係り、特に、比較的少量の印刷に利用される孔
版印刷装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線照射またはサーマルヘッド
によって穿孔できる感熱性孔版原紙が知られており、中
でも熱可塑性フィルムと多孔性薄葉紙とを接着剤を用い
て貼合わせた感熱性孔版原紙が代表的である。このよう
な感熱性孔版原紙を使用した孔版印刷装置としては、図
5に示すような単胴式孔版印刷装置が知られている。こ
の単胴式孔版印刷装置は、円筒状の版胴100の外周面
に、所定のパターンで穿孔された感熱性孔版原紙102
をその多孔性支持体が内側に向くように巻回し、版胴1
00の外周面にプレスローラ104を対向配置して構成
されている。そして、この孔版印刷装置では、インクを
版胴100の内部から外周面側に向かって供給しながら
版胴100とプレスローラ104とで印刷用紙106を
加圧し、版胴100を回転駆動させることにより印刷を
行うことができる。
【0003】また、他の孔版印刷装置としては、図6に
示すような押圧式孔版印刷装置が知られている。この押
圧式孔版印刷装置は、受け台118の一端側に押圧部材
116を回動自在に支持し、この押圧部材116の下面
に、孔版印刷用原版114を保持部材120で着脱自在
に取り付けたものである。そして、孔版印刷用原版11
4は、外側の熱可塑性フィルムと内側の多孔性支持体と
を互いに接着した感熱性孔版原紙108と、この感熱性
フィルム108の多孔性支持体側に枠体110を介して
インク不透過性のカバーシート112を積層し、枠体1
10内側空間にインク122を保持したものである。こ
のような孔版印刷装置は、受け台118の上面に載置し
た印刷用紙124に、所定のパターンで穿孔された感熱
性孔版原紙108を押し付けて印刷するようになってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような単胴式孔版印刷装置では装置全体が大型化し、ま
た、大量印刷用であるため比較的少量の印刷ではランニ
ングコストが割高になるという問題があった。また、押
圧式孔版印刷装置では小型化が可能ではあるが、使用者
がインクを塗布しなければならないため、インクを塗布
するときに手などを汚してしまう場合が多く、しかもイ
ンクの厚みが一定とならないために印刷むらが生じてし
まうという問題があった。
【0005】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたもので、小型化が可能で比較的少量の印刷に
適していることは勿論のこと、インク汚れや印刷むらの
発生を防止することができる孔版印刷装置を提供するこ
とを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の孔版印刷装置は
、熱可塑性フィルムと多孔性支持体とを積層して構成さ
れ、前記熱可塑性フィルム面が画像情報に応じて選択的
に加熱穿孔されて穿孔画像が形成される感熱性孔版原紙
と、穿孔画像が形成された前記感熱性孔版原紙の多孔性
支持体側に対向するように配置されたインクリボンと、
このインクリボンを介して前記感熱性孔版原紙の反対側
に配置され、インクリボン及び感熱性孔版原紙を被印刷
物に対して押圧する押圧部材とを具備したものである。
【0007】
【作用】上記構成の孔版印刷装置にあっては、感熱性孔
版原紙の熱可塑性フィルム面を赤外線照射やサーマルヘ
ッドなどにより選択的に加熱溶融することにより、所望
のパターンで画像が穿孔される。このようにして製版さ
れた感熱性孔版原紙は、その熱可塑性フィルムが被印刷
物に対向するように配置され、多孔性支持体側にはイン
クリボンが配置されている。この状態で、押圧部材を介
してインクリボンおよび感熱性孔版原紙を被印刷物に押
し付けることにより、インクリボンのインクが熱可塑性
フィルムの穿孔部分から滲み出して印刷物に画像が転写
される。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を参照しなが
ら説明する。図1は実施例の孔版印刷装置の斜視図、図
2は側断面図である。図1において感熱性孔版原紙(以
下、原紙と略称する)1はロール状に巻回されている。 孔版元巻ロール3から孔版巻き取りロール5へと搬送さ
れるようになっている。孔版元巻ロール3から引き出さ
れた原紙1は、サーマルヘッド7とプラテン9の間を通
過し、次に、元巻側ガイドローラ15、押圧部材17及
び巻き取り側サイドローラ19を経由して孔版巻き取り
ロール5に巻き取られる。
【0009】原紙1は、図3に示すように、熱可塑性フ
ィルム21と多孔性支持体25とを接着剤層23で接着
して積層した構成となっている。この実施例では、熱可
塑性フィルム21は厚さ2μのポリエチレンテレフタレ
ートフィルム(以下、PETフィルムと略称する)であ
るが、その他、たとえばポリプロピレン、塩化ビニリデ
ンー塩化ビニル共重合体等のフィルムを使用してもよい
。PETフィルムの厚みは1μ〜4μであることが望ま
しい。1μ未満では製造コストが高く、強度も低く実用
的でない。また、4μを上回ると定格が1mJ/dot
程度のサーマルヘッドでは厚すぎて穿孔できないからで
ある。一方、この実施例の多孔性支持体25は、例えば
マニラ麻、こうぞ、みつまた等の天然繊維、PET、ポ
リビニルアルコール、ポリアクリロニトリル等の合成繊
維、レーヨン等の半合成繊維を主原料とした多孔性薄葉
紙が用いられる。そして、このように構成された原紙1
は、図1において熱可塑性フィルム21面が外側を向く
ようにして巻回されている。
【0010】次に、サーマルヘッド7は、図2に示すよ
うに、原紙1を介してプラテン9に押圧されるように配
置されている。サーマルヘッド7は、プラテン9の回転
に同期した画像情報に応じて原紙1の熱可塑性フィルム
21側の面を選択的に加熱溶融することにより、原紙1
に穿孔画像を形成して製版するものである。一方、プラ
テン9は、図2中の矢印A方向に向かって図示しない駆
動機構により回転駆動され、プラテン9と原紙1との摩
擦力によって原紙1を孔版元巻ロール3から引き出す。 プラテン9から搬出された原紙1は、孔版巻き取りロー
ル5の図2中の矢印B方向に付勢された巻取りトルクに
より巻き取られる。この巻取りトルクは、図示しないす
べり機構により孔版巻取りロール5に与えられている。
【0011】すべり機構の原理の概略を以下に説明する
。すべり機構は、回転駆動部と、この回転駆動部による
回転を摩擦トルクによって孔版巻取りロール5に伝達す
るクラッチとから構成されるている。このすべり機構で
は、クラッチのすべりがないときは、孔版巻取りロール
5の周速度がプラテン9の周速度より常に大きくなるよ
うにそれぞれの回転数が設定されている。また、原紙1
とプラテン9との摩擦力で生じるトルクよりも、孔版巻
取りロール5の接線力で生じるトルクの方が小さくなる
ように、クラッチの摩擦トルクが設定されている。この
ため、孔版巻取りロール5の周速度がプラテン9の周速
度よりも大きい分だけクラッチが滑り、孔版巻取りロー
ル5にクラッチの摩擦トルク、つまり巻取りトルクが与
えられることになる。
【0012】次に、図2中符号27はインクリボンであ
る。インクリボン27は、両端がロール状に巻回されて
おり、リボン元巻ロール29からリボン巻取りロール3
1へと搬送されるようになっている。リボン元巻ロール
29から引き出されたインクリボン27は、元巻側リボ
ンガイドローラ33、押圧部材17、巻取り側リボンガ
イドローラ35を経由してリボン巻取りロール31によ
って巻取られる。
【0013】インクリボン27は、図4に示すように、
ベースフィルム37と多孔性支持体41とを接着剤層3
9で接着して構成されている。この実施例において、ベ
ースフィルム37は厚さ6μのPETフィルムであり、
多孔性支持体41はナイロン繊維を主原料とした多孔性
薄葉紙である。多孔性支持体41には、孔版印刷用のイ
ンクが滲み込まされており、図2においてインクリボン
27は多孔性支持体41側が外側になるように巻回され
ている。なお、インクは紙への浸透の良さ及び非揮発性
を考慮して油性インクであることが望ましい。
【0014】インクリボン27は、押圧部材17の下面
の元巻側縁部で原紙1と密着させられ、巻取り側縁部で
互いに分離させられる。原紙1と密着させられたインク
リボン27は、インクリボン27と原紙1の摩擦力、及
びインクリボン27の多孔性支持体41に含浸されたイ
ンクと原紙1の粘着力により、原紙1と共に搬送される
。リボン巻取りロール31には、孔版巻取りロール5と
同じく図2中の矢印C方向の巻取りトルクが与えられて
いるため、インクリボン27は、押圧部材17の巻取り
側において原紙1と分離させられ、リボン巻取りロール
31に巻取られる。リボン巻取りロール31に与えられ
る巻取りトルクも、前述したのと同様な滑り機構により
発生させられる。図1に示すように、インクリボン27
の幅は原紙1の幅よりも狭く、また、穿孔領域(図中一
点鎖線で示す)よりも広く設定されている。一方、押圧
部材17は、樹脂成型により形成されたホルダ45に発
泡性樹脂からなる弾性体43を接着して構成され、弾性
体43の幅はインクリボン27の幅よりも狭く、穿孔領
域よりは大きく設定されている。このため、弾性体43
の下面は、インクリボン27のベースフィルム37と常
に摺接することになる。
【0015】次に、本発明の孔版印刷装置の作動につい
て図2を参照しながら説明する。孔版元巻ロール3の原
紙1は、プラテン9の矢印A方向の回転によりサーマル
ヘッド7に対向する位置まで搬送される。サーマルヘッ
ド7は、プラテン9の回転と同期した画像情報に応じて
原紙1の熱可塑性フィルム21面を加熱溶融することに
より、所定パターンの穿孔画像を形成する。穿孔画像を
形成された原紙1は、元巻側ガイドローラ15を経由し
て押圧部材17の下面まで搬送され、インクリボン27
と密着させられる。このように、原紙1の穿孔画像領域
が押圧部材17の弾性体43の下面側に配置された状態
で、手動により孔版印刷装置の原紙1を印刷用紙47に
対して押圧することにより、インクリボン27に含浸さ
れたインクが原紙1の穿孔部分から滲み出し、印刷用紙
47にインクを転写する。この場合において、インクリ
ボン27の幅が原紙1の幅より狭いので、原紙1の縁部
からインクが印刷用紙47側に漏れることはない。また
、インクリボン27の幅より弾性体43の幅の方が狭い
ので、インクが弾性体43に付着してインクリボン27
の搬送を妨げることもない。
【0016】以上詳述した孔版印刷での印刷回数は、イ
ンクリボン27に含浸されたインクが無くなるまで可能
であり、20枚程度の少量印刷に適している。また、イ
ンク厚みは、インクリボン27の多孔性支持体41の厚
みにより決定されるので、均一でむらの無い印刷を行う
ことができる。そして、印刷が終了した後、原紙1はイ
ンクリボン27と共に搬送され、弾性体43の巻取り側
でインクリボン27と分離され、原紙1は巻取り側ガイ
ドローラ19を経由して孔版巻取りロール5に巻取られ
、インクリボン27は巻取り側リボンガイドローラ35
を経由してリボン巻取りロール31に巻取られる。
【0017】なお、本発明は上記のような実施例に限定
されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲に
おいて種々の態様で実施することが可能である。
【0018】
【発明の効果】以上説明したように、本発明においては
、小型化が可能で比較的少量の印刷に適した孔版印刷装
置が可能であるとともに、使用者がインクを塗布する必
要がないので使用者の手や衣服が汚れる心配がなく、さ
らに、インクの厚みがインクリボンの多孔性支持体の厚
みにより決定されるので、経験の無い者でも印刷むらの
ない良好な印刷を行うことができるという優れた効果が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である孔版印刷装置の全体を示
す斜視図である。
【図2】孔版印刷装置の側断面図である。
【図3】感熱性孔版原紙の断面図である。
【図4】インクリボンの断面図である。
【図5】従来の単胴式孔版印刷装置の概略を示す側面図
である。
【図6】従来の押圧式孔版印刷装置の側断面図である。
【符号の説明】
1  感熱性孔版原紙 17  押圧部材 21  熱可塑性フィルム 23  接着剤層 25  多孔性支持体 27  インクリボン 47  印刷用紙(被印刷物)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  熱可塑性フィルムと多孔性支持体とを
    積層して構成され、前記熱可塑性フィルム面が画像情報
    に応じて選択的に加熱穿孔されて穿孔画像が形成される
    感熱性孔版原紙と、穿孔画像が形成された前記感熱性孔
    版原紙の多孔性支持体側に対向するように配置されたイ
    ンクリボンと、このインクリボンを介して前記感熱性孔
    版原紙の反対側に配置され、インクリボン及び感熱性孔
    版原紙を被印刷物に対して押圧する押圧部材とを具備し
    たことを特徴とする孔版印刷装置。
JP41719190A 1990-12-29 1990-12-29 孔版印刷装置 Pending JPH04226779A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41719190A JPH04226779A (ja) 1990-12-29 1990-12-29 孔版印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP41719190A JPH04226779A (ja) 1990-12-29 1990-12-29 孔版印刷装置

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JPH04226779A true JPH04226779A (ja) 1992-08-17

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ID=18525318

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP41719190A Pending JPH04226779A (ja) 1990-12-29 1990-12-29 孔版印刷装置

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