JP2596146Y2 - 印刷用原板 - Google Patents

印刷用原板

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JP2596146Y2
JP2596146Y2 JP1993000476U JP47693U JP2596146Y2 JP 2596146 Y2 JP2596146 Y2 JP 2596146Y2 JP 1993000476 U JP1993000476 U JP 1993000476U JP 47693 U JP47693 U JP 47693U JP 2596146 Y2 JP2596146 Y2 JP 2596146Y2
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  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は孔版印刷用原板に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、赤外線照射またはサーマルヘッド
によって穿孔できる感熱性孔版原紙が知られている。そ
の代表的なものに、熱可塑性フィルムと多孔性薄葉紙を
接着剤を用いて貼合わせたものがある。このような感熱
性孔版原紙を用いた孔版印刷用原板が、実願平4−65
05号の願書に添付した明細書及び図面に開示されてい
る。
【0003】この提案の中では、サーマルヘッドを用い
た製版装置によって、感熱性孔版原紙の熱可塑性フィル
ム面(印面)を加熱溶融する事により穿孔画像を形成す
ることを製版と称している。また、この提案に開示され
る孔版印刷用原板は、感熱性孔版原紙と不織布の間に、
抜き取り可能なセパレータを配置している。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】このセパレータは、製
版装置によって製版するときに、不織布に含浸されてい
るインクが、サーマルヘッドに付着することを防止する
ことには効果があるものの、孔版印刷用原板の構成が複
雑になったり、製版装置による製版(穿孔)時にセパレ
ータと感熱性孔版原紙がスリップして穿孔孔がズレた
り、抜き取ったセパレータがユーザーの手等を汚す危険
性が高いといった取扱い上の不都合があった。
【0005】また、セパレータを配置しない場合、サー
マルヘッドにより製版する際、穿孔部よりインクが少量
滲み出すため、サーマルヘッドにインクが付着したり、
印面にインクが付着したりして汚染する問題があった。
【0006】本考案は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、構成が簡略化でき、製版時の穿
孔孔のズレを防止し、抜き取ったセパレータでユーザー
の手等が汚される危険性がなく、インクがサーマルヘッ
ドや印面に付着することも防止できる孔版印刷用原紙を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本考案の請求項1記載の印刷用原板は、製版処理を施
すことにより、インクを透過可能な部分と非透過な部分
とを形成することが可能な印材シートと、開口部を持
ち、その開口部中にインクを含浸した含浸体を保持する
枠体と、前記含浸体方向にその先端が向いた多数個の針
状突起と多数個の穴が設けられた多孔多針板と、通常
は、前記多孔多針板と前記含浸体とを分離しており、一
定以上の圧力が加えられると前記多孔多針板の針状突起
により穴が開けられる分離シートとを備え、前記印材シ
ート、前記多孔多針板、前記分離シート、前記枠体の順
に順次積層されている。
【0008】また、請求項2記載の印刷用原板は、前記
印材シートが、熱可塑性フィルムと多孔性支持体とが接
着されている感熱性孔版原紙により構成されている。
【0009】また、請求項3記載の印刷用原板は、前記
印材シートは、サーマルヘッド等の加熱手段により製版
処理され、前記一定以上の圧力は、その加熱手段による
製版処理時に原板に対して加えられる圧力よりも大きな
圧力に設定されている。
【0010】
【作用】上記の構成を有する本考案の請求項1記載の印
刷用原板においては、多孔多針板の針は、サーマルヘッ
ド等の押し当て圧力等の、製版時の圧力では分離シート
に穴を開けるには至らない。このため、製版装置によっ
て製版するときに、不織布に含浸されているインクが、
その製版によって形成されたインクを透過可能な部分
ら滲み出て、サーマルヘッドや印面に付着し、汚染する
ことが防止される。
【0011】そして、製版後に、この印刷用原板をスタ
ンプ部材に装着し、スタンプ部材が印刷用紙に圧着され
ると、多孔多針板の針が分離シートに穴を開ける。分離
シートに開いた穴から、不織布に含浸されたインクが滲
み出て、多孔多針板の孔を通って印材シートに達する。
印材シートに達したインクは、インクを透過可能な部分
から滲み出て印刷が行われる。
【0012】また、請求項2記載の印刷用原板において
は、印材シートが熱可塑性フィルムと多孔性支持体とが
接着されている感熱性孔版原紙なので、サーマルヘッド
等により文字や図形の形状に応じて感熱穿孔版原紙を穿
孔し、その穿孔箇所から含浸 体に含浸されたインクを滲
み出させるように構成することができる。
【0013】この場合においても、サーマルヘッド等に
よる感熱性孔版原紙の穿孔時の押圧力では、多孔多針板
の針は分離シートに穴を開けるには至らず、これによっ
て、不織布に含浸されているインクが、穿孔部分から滲
み出て、サーマルヘッドや印面に付着し、汚染すること
が防止される。
【0014】また、請求項3記載の印刷用原板において
は、印材シートは、サーマルヘッド等の加熱手段により
製版処理され、前記一定以上の圧力は、その加熱手段に
よる製版処理時に原板に対して加えられる圧力よりも大
きな圧力に設定されている。従って、製版時に加えられ
る圧力で分離シートに穴が開くことはなく、含浸体に含
浸されたインクが、製版によって形成されたインクを透
過可能な部分から滲み出て、サーマルヘッドや印面に付
着し、汚染することが確実に防止される。
【0015】
【実施例】以下、本考案を具体化した一実施例を図面を
参照して説明する。
【0016】図1に本実施例の印刷用原板10の断面図
を、図2に同分解斜視図を示す。印刷用原板10は、大
きく分けて、本発明の印材シートを構成する感熱性孔版
原紙12(熱可塑性フィルム22、多孔性支持体26、
多孔多針板60を含む)と、インクが含浸された不織布
16と、感熱性孔版原紙12及び多孔多針板60と、不
織布16とを分離する分離シート62と、不織布16を
取り囲むように配置された枠体18と、インク不透過性
の基材であるサポートシート20とから構成されてい
る。
【0017】感熱性孔版原紙12は、図3に示すよう
に、熱可塑性フィルム22、接着剤層24a、多孔性支
持体26、接着剤層24b、多孔多針板60が順次積層
され一体となっている。
【0018】本実施例では熱可塑性フィルム22は、厚
さ2μmのポリエチレンテレフタレートフィルム(PE
Tフィルム)であるが、他には例えばポリプロピレン、
塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体等のフィルムが挙
げられる。PETフィルムの厚さとしては1μm〜4μ
mが好ましい。1μm未満のPETフィルムは製造コス
トが高く、また強度も弱く実用的ではない。一方、一般
のサーマルヘッドでは50mJ/mm2程度のエネルギ
ーしか印加できないために、4μm以上のものを用いて
も穿孔できない。
【0019】多孔性支持体26には、例えばマニラ麻、
こうぞ、みつまた等の天然繊維、PET、ポリビニルア
ルコール、ポリアクリロニトリル等の合成繊維、レーヨ
ン等の半合成繊維を主原料とした多孔性薄葉紙が用いら
れる。
【0020】多孔多針板60には、例えばPET、ポリ
イミド、アクリル等のフィルムが使用される。厚さに関
しては、数μmから数百μmまでのものが使用可能であ
るが、本実施例では、100μmのPETフィルムを用
いた。また、大きさは、不織布16の上面と形状、面積
がほぼ同じである。
【0021】ここで、多孔多針板60を図4乃至図6を
用いて説明する。
【0022】多孔多針板60を上面から見た斜視図が図
4である。多孔多針板60は、一枚のフィルムをパンチ
加工して三角の穴64を複数個開けて、穴64が開けら
れた部分が垂直に下を向くように加工される。多孔多針
板60を矢印A方向から見たものが図5であり、矢印B
方向から見たものが図6である。穴64を開けられて、
垂直に下を向いた部分が針68となる。そして、穴64
は、針68が分離シート62に穴を開けた後に、不織布
16に含浸されているインクが通過するため役目をす
る。この多孔多針板60は、図2に示すように不織布1
6の上面と多孔多針板60の位置が合うように、熱可塑
性フィルム22に接着されている多孔性支持体26に接
着される。感熱性孔版原紙12を他の部品と共に組み立
てて、孔版印刷用原板10とした物の、前記の接着部分
を拡大した断面図が図3である。
【0023】分離シート62には、例えば塩化ビニー
ル、ポリエチレン、ポリプロピレン、ナイロン、ポリエ
ステル等のフィルムが使用される。厚さに関しては、素
材の強度と多孔多針板60の開穴力との相関によって決
定される。製版装置内の圧力では穴が開かず、スタンプ
部材34による印刷時には穴が開くように、数μmから
数百μmまでのものが使用可能であるが、本実施例で
は、約10μmのポリプロピレンフィルムを用いた。分
離シート62と多孔多針板60の厚さや材質、また、多
孔多針板60の穴64の形状や大きさ等は、両者の相関
によって変化する。図2に示すように、上記の構成の感
熱性孔版原紙12は、分離シート62と4辺を接着剤層
28により接着されている。また、分離シート62も、
枠体18と4辺を接着剤層28により接着されている。
【0024】枠体18には、図2に示すように中央部に
不織布16の大きさに応じた開口部17が設けられてい
る。また、枠体18の上面には分離シート62を接着す
るための接着剤層28が4辺に形成されている。
【0025】本実施例では不織布16に含浸されている
インクが油性であるため、枠体18の材質としては油性
インクに侵されない塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ポリアセタール、PETなどが用いられる。
不織布16には油性インクが飽和状態で含浸されてお
り、不織布16に圧力が加わると含浸されたインクが滲
み出る。材質は、ポリエチレン、ポリプロピレン、PE
T等が使用できるが、本実施例ではポリアセタールの合
成繊維を用いた不織布を用いた。
【0026】不織布16の厚さは、枠体18の厚さの3
倍以下に設定するのが好ましい。この範囲であれば、製
版時にサーマルヘッド50の押圧力により不織布16が
圧縮されて枠体18と同じ厚さになる。また、厚さによ
って多孔多針板60の針68の、分離シート62にかけ
る圧力が制御されるので、製版時に、多孔多針板60に
よって分離シート62に穴が開かないように制御する事
も出来る。
【0027】厚さが小さすぎる(例えば枠体18の厚み
の半分だ)と、製版時に感熱性孔版原紙12が枠体18
の内部に入りこみ、サーマルヘッド50と接触しなくな
るために穿孔ができなかったり、穿孔できても印刷時に
多孔多針板60によって、分離シート62に穴が開けら
れない。また、逆に厚さが大きすぎると、サーマルヘッ
ド50の押圧力で不織布16が圧縮されても、枠体18
の厚さ以下にならず、孔版印刷用原板10を枠体18を
用いて搬送することができなくなり、不織布16の厚さ
のバラツキにより孔版印刷用原板10の搬送送りピッチ
にムラが生じたり、斜行して搬送される。さらに、製版
装置内の圧力によって、多孔多針板60の針68によっ
て分離シート62に穴が開けられてしまう。これらによ
って、サーマルヘッド50や印面が汚染されるなどの問
題が生ずる。
【0028】サポートシート20は、上面(図2中斜線
部)に接着剤層28が形成されており、枠体18および
不織布16が接着される。このサポートシート20はゴ
ム状弾性を持ち、インク不透過性である。サポートシー
ト20を枠体18及び不織布16と接着する際には、サ
ポートシート20に数kgf程度の弱い張力をかけて、そ
の寸法を10%程度引き延ばしつつ行うことにより、枠
体18の内部に保持された油性インクには、大気圧より
やや高い圧がかけられる。
【0029】次に作用を説明する。
【0030】まず孔版印刷用原板10は、製版装置によ
り製版される。製版装置としては、感熱性孔版原紙12
の熱可塑性フィルム22面を印字情報に応じて鏡像印字
となるようサーマルヘッド50により選択的に加熱し、
熱可塑性フィルム22の所定の部分を加熱溶融すること
により穿孔する装置が用いられる。
【0031】そして、製版時には、サーマルヘッド50
は所定の押圧力により孔版印刷用原板10に当接され
る。この時、サーマルヘッド50によって、感熱性孔版
原紙12の熱可塑性フィルム22面を加熱溶融する事に
より製版する。このときの、製版装置の圧力程度では、
多孔多針板60によって分離シート62には穴が開かな
い。
【0032】製版後、孔版印刷用原板10は、図7に示
すようにスタンプ部材34に装着される。スタンプ部材
34は、取手部36とクッション層38、粘着剤層40
とから構成されている。孔版印刷用原板10は、孔版印
刷用原板10のサポートシート20面側をスタンプ部材
34の粘着剤層40に粘着することにより装着される。
そして1回目の押印時に、押圧時の圧力によって多孔多
針板60の針68によって、分離シート62に穴が開け
られる。分離シート62に穴64が開けられると、その
穴64から、不織布16に含浸されているインクが滲み
出て、多孔多針板60の穴64を通って多孔性支持体2
6にインクが達する。そして、2回目以降の押印時に
は、不織布16が圧縮され、含浸されていたインクが印
面の穿孔部より滲み出て印刷用紙42にインクを転写
し、印刷用紙42に画像が形成される。
【0033】以上、説明したことから明かなように、本
実施例によれば、構成が簡略化でき、製版時の穿孔孔の
ズレを防止し、抜き取ったセパレータでユーザーの手等
が汚される危険性のなく、インクがサーマルヘッド50
や印面に付着することも防止できる孔版印刷用原紙10
を提供することができる。
【0034】尚、本考案は上述した実施例に限定される
ものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲の変更は可能
である。
【0035】例えば、多孔多針板を多孔性支持体に接着
せずに、分離シートと同様に枠体に支持させても良い。
この場合、多孔性支持体に位置決めして接着する工程が
省ける。
【0036】また、印面を上とすると、熱可塑性フィル
ムと多孔性支持体を接着した感熱性孔版原紙の下に、イ
ンクを含浸させない不織布を配置し、その不織布の下に
多孔多針板を配置し、その多孔多針板の下に分離シート
と同様の材質でつくられた容器中に、インクを保持した
インク溜めを納める。こうすることで、従来の感熱性孔
版原紙を使用でき、多孔多針板を不織布と同じ大きさに
加工し、多孔性支持体に接着するための位置決めを行わ
ずに済む。
【0037】
【考案の効果】以上、説明したことから明らかなよう
に、本考案の請求項1記載の印刷用原板によれば、製版
処理を施すことにより、インクを透過可能な部分と非透
過な部分とを形成することが可能な印材シートと、開口
部を持ち、その開口部中にインクを含浸した含浸体を保
持する枠体と、前記含浸体方向にその先端が向いた多数
個の針状突起と多数個の穴が設けられた多孔多針板と、
通常は、前記多孔多針板と前記含浸体とを分離してお
り、一定以上の圧力が加えられると前記多孔多針板の針
状突起により穴が開けられる分離シートとを備え、前記
印材シート、前記多孔多針板、前記分離シート、前記枠
体の順に順次積層されているので、多孔多針板の針は、
サーマルヘッド等の押し当て圧力等の、製版時の圧力で
は分離シートに穴を開けるには至らず、このため、製版
装置によって製版するときに、不織布に含浸されている
インクが、その製版によって形成されたインクを透過可
能な部分から滲み出て、サーマルヘッドや印面に付着
し、汚染することが防止される。
【0038】また、従来のようなセパレータを設ける必
要がないので、製版時のズレを防止することができると
共に、抜き取ったセパレータでユーザーの手などが汚れ
る危険性がない。
【0039】また、請求項2記載の印刷用原板によれ
ば、前記印材シートが、熱可塑性フィルムと多孔性支持
体とが接着されている感熱性孔版原紙により構成されて
いるので、サーマルヘッド等により文字や図形の形状に
応じて感熱穿孔版原紙を穿孔し、その穿孔箇所から含浸
体に含浸されたインクを滲み出させるように構成するこ
とができる。この場合においても、サーマルヘッド等に
よる感熱性孔版原紙の穿孔時の押圧力では、多孔多針板
の針は分離シートに穴を開けるには至らず、これ によっ
て、不織布に含浸されているインクが、穿孔部分から滲
み出て、サーマルヘッドや印面に付着し、汚染すること
が防止される。
【0040】また、請求項3記載の印刷用原板によれ
ば、前記印材シートは、サーマルヘッド等の加熱手段に
より製版処理され、前記一定以上の圧力は、その加熱手
段による製版処理時に原板に対して加えられる圧力より
も大きな圧力に設定されているので、製版時に加えられ
る圧力で分離シートに穴が開くことはなく、含浸体に含
浸されたインクが、製版によって形成されたインクを透
過可能な部分から滲み出て、サーマルヘッドや印面に付
着し、汚染することが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】孔版印刷用原板の断面図である。
【図2】孔版印刷用原板の分解斜視図である。
【図3】孔版印刷用原板の感熱性孔版原紙部分を拡大し
た断面図である。
【図4】多孔多針分離板を上面から見た斜視図である。
【図5】多孔多針分離板の側面図である。
【図6】多孔多針分離板の側面図である。
【図7】孔版印刷用原板をスタンプ部材に実装した状態
の説明図である。
【符号の説明】
10 孔版印刷用原板 12 感熱性孔版原紙 16 不織布 17 開口部 18 枠体 20 サポートシート 22 熱可塑性フィルム 26 多孔性支持体 60 多孔多針分離板 62 分離シート 64 穴 68 針
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B41N 1/24 B41C 1/055

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製版処理を施すことにより、インクを透
    過可能な部分と非透過な部分とを形成することが可能な
    印材シートと、 開口部を持ち、その開口部中にインクを含浸した含浸体
    を保持する枠体と、 前記含浸体方向にその先端が向いた多数個の針状突起と
    多数個の穴が設けられた多孔多針板と、 通常は、前記多孔多針板と前記含浸体とを分離してお
    り、一定以上の圧力が加えられると前記多孔多針板の針
    状突起により穴が開けられる分離シートと、 を備え、前記印材シート、前記多孔多針板、前記分離シ
    ート、前記枠体の順に順次積層されることを特徴とする
    印刷用原板。
  2. 【請求項2】 前記印材シートは、熱可塑性フィルムと
    多孔性支持体とが接着されている感熱性孔版原紙である
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷用原板。
  3. 【請求項3】 前記印材シートは、サーマルヘッド等の
    加熱手段により製版処理され、前記一定以上の圧力は、
    その加熱手段による製版処理時に原板に対して加えられ
    る圧力よりも大きな圧力であることを特徴とする請求項
    1もしくは2に記載の印刷用原板。
JP1993000476U 1993-01-12 1993-01-12 印刷用原板 Expired - Lifetime JP2596146Y2 (ja)

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