JPH04325247A - フィルム剥離方法およびその装置 - Google Patents
フィルム剥離方法およびその装置Info
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- JPH04325247A JPH04325247A JP3095663A JP9566391A JPH04325247A JP H04325247 A JPH04325247 A JP H04325247A JP 3095663 A JP3095663 A JP 3095663A JP 9566391 A JP9566391 A JP 9566391A JP H04325247 A JPH04325247 A JP H04325247A
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- adhesive
- film
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Landscapes
- Liquid Crystal (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】〔発明の目的〕
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、シート体の粘着剤を保
護するフィルムを剥離するフィルム剥離装置等に関する
。
護するフィルムを剥離するフィルム剥離装置等に関する
。
【0003】
【従来の技術】従来、液晶表示基板との貼り合わせを行
なうシート体としての偏光板の場合、偏光板の一面には
接着剤としての粘着剤がほどこされ、この粘着剤には粘
着保護用のセパレートフィルムが貼着されている。そし
て、偏光板を液晶表示基板に取り付ける場合、偏光板か
らセパレートフィルムを剥離して用いている。
なうシート体としての偏光板の場合、偏光板の一面には
接着剤としての粘着剤がほどこされ、この粘着剤には粘
着保護用のセパレートフィルムが貼着されている。そし
て、偏光板を液晶表示基板に取り付ける場合、偏光板か
らセパレートフィルムを剥離して用いている。
【0004】偏光板から、セパレートフィルムを剥離す
る場合、たとえばステージで偏光板のセパレートフィル
ムの貼着されていない面を吸着保持し、セパレートフィ
ルムの一端に人手によって、粘着テープを貼着し、粘着
テープを引っ張ることにより、セパレートフィルムを偏
光板から剥離させている。
る場合、たとえばステージで偏光板のセパレートフィル
ムの貼着されていない面を吸着保持し、セパレートフィ
ルムの一端に人手によって、粘着テープを貼着し、粘着
テープを引っ張ることにより、セパレートフィルムを偏
光板から剥離させている。
【0005】ところが、人手によりセパレートフィルム
を偏光板から剥離させる場合、剥離速度が一定とならず
、偏光板の粘着剤が取り付けられている面に縞模様がで
きて表示むらを生じたり、人が介在することにより粘着
剤にごみが着きやすく、液晶基板に張り合わせたときに
気泡を生じ品位不良が生ずる。
を偏光板から剥離させる場合、剥離速度が一定とならず
、偏光板の粘着剤が取り付けられている面に縞模様がで
きて表示むらを生じたり、人が介在することにより粘着
剤にごみが着きやすく、液晶基板に張り合わせたときに
気泡を生じ品位不良が生ずる。
【0006】また、偏光板からフィルムを剥離する装置
としては、たとえば図8に示す構成が知られている。
としては、たとえば図8に示す構成が知られている。
【0007】図8に示すように、吸着ステージ1上に偏
光板Pが吸着保持されるようになっている。また、この
吸着ステージ1の一端側には、偏光板Pに貼着されたセ
パレートフィルムを粘着する粘着テープTを送り出しあ
るいは巻き取る送出スプール2および巻取スプール3が
、それぞれ送出モータ4あるいは巻取モータ5にて回転
自在に回転されるようになっている。
光板Pが吸着保持されるようになっている。また、この
吸着ステージ1の一端側には、偏光板Pに貼着されたセ
パレートフィルムを粘着する粘着テープTを送り出しあ
るいは巻き取る送出スプール2および巻取スプール3が
、それぞれ送出モータ4あるいは巻取モータ5にて回転
自在に回転されるようになっている。
【0008】さらに、送出スプール2および巻取スプー
ル3との間の高さ位置中間には、円筒状のアーム6が水
平方向に移動自在に設けられ、このアーム6の先端には
、アーム6から放射方向に突出した板状の突部7が形成
され、突部7の先端には粘着テープTのガイドローラ8
が取り付けられている。
ル3との間の高さ位置中間には、円筒状のアーム6が水
平方向に移動自在に設けられ、このアーム6の先端には
、アーム6から放射方向に突出した板状の突部7が形成
され、突部7の先端には粘着テープTのガイドローラ8
が取り付けられている。
【0009】また、アーム6の基端には、アーム6を揺
動するアクチュエータ9が取り付けられている。さらに
、アーム6には、支持体10が取り付けられ、この支持
体10には、上下スライダ11が取り付けられ、断面L
字状のブラケット12には、送りスライダ13が取り付
けられ、上下および水平方向に移動可能になっている。
動するアクチュエータ9が取り付けられている。さらに
、アーム6には、支持体10が取り付けられ、この支持
体10には、上下スライダ11が取り付けられ、断面L
字状のブラケット12には、送りスライダ13が取り付
けられ、上下および水平方向に移動可能になっている。
【0010】そして、アーム6を吸着ステージ1より送
出スプール2および巻取スプール3側に位置させ、巻取
スプール3にブレーキをかけ回転させない状態で、アー
ム6をX+方向に移動させ、新たな粘着テープTを送出
スプール2から引き出す。このとき、粘着テープTの粘
着面は、ガイドローラ8の反対側に位置している。ガイ
ドローラ8を偏光板P上に粘着テープTを介して当接さ
せ、粘着テープTを偏光板Pの上面のセパレートフィル
ムに粘着させる。
出スプール2および巻取スプール3側に位置させ、巻取
スプール3にブレーキをかけ回転させない状態で、アー
ム6をX+方向に移動させ、新たな粘着テープTを送出
スプール2から引き出す。このとき、粘着テープTの粘
着面は、ガイドローラ8の反対側に位置している。ガイ
ドローラ8を偏光板P上に粘着テープTを介して当接さ
せ、粘着テープTを偏光板Pの上面のセパレートフィル
ムに粘着させる。
【0011】アーム6が吸着ステージ1上の偏光板Pよ
りX+方向に移動すると、アクチュエータ9によりアー
ム6を回動させ、偏光板P上よりややガイドローラ8を
浮上させる。そして、送出スプール2にブレーキをかけ
回転させない状態で、アーム6をX−方向に移動させ、
巻取モータ5を駆動させて、巻取スプール3を回転させ
て粘着テープTを巻き取り、アーム6と同一速度で送り
スライダ13をX−方向に移動させ、粘着テープTに張
り付いたセパレートフィルムを剥離する。
りX+方向に移動すると、アクチュエータ9によりアー
ム6を回動させ、偏光板P上よりややガイドローラ8を
浮上させる。そして、送出スプール2にブレーキをかけ
回転させない状態で、アーム6をX−方向に移動させ、
巻取モータ5を駆動させて、巻取スプール3を回転させ
て粘着テープTを巻き取り、アーム6と同一速度で送り
スライダ13をX−方向に移動させ、粘着テープTに張
り付いたセパレートフィルムを剥離する。
【0012】そうして、セパレートフィルムの剥離が終
了すると、アクチュエータ9および上下スライダ11は
初期の位置まで戻り、剥離作業は終了する。
了すると、アクチュエータ9および上下スライダ11は
初期の位置まで戻り、剥離作業は終了する。
【0013】ところが、粘着テープTが偏光板Pの一部
にしか着いていないため、偏光板Pの切り口に着いてい
るごみが、偏光板Pの粘着面に着き、気泡の不良が生じ
やすく、また、粘着テープTは1度使用すると回収が困
難なため、再使用ができず、ランニングコストも高くな
る。
にしか着いていないため、偏光板Pの切り口に着いてい
るごみが、偏光板Pの粘着面に着き、気泡の不良が生じ
やすく、また、粘着テープTは1度使用すると回収が困
難なため、再使用ができず、ランニングコストも高くな
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】上述のように、人手に
よりセパレートフィルムを偏光板から剥離させる場合、
剥離速度が一定とならず、偏光板の粘着剤が取り付けら
れている面に縞模様ができて表示むらを生じたり、人が
介在することにより粘着剤にごみが着きやすく、液晶基
板に張り合わせたときに気泡を生じ、品位不良が生ずる
問題を有している。
よりセパレートフィルムを偏光板から剥離させる場合、
剥離速度が一定とならず、偏光板の粘着剤が取り付けら
れている面に縞模様ができて表示むらを生じたり、人が
介在することにより粘着剤にごみが着きやすく、液晶基
板に張り合わせたときに気泡を生じ、品位不良が生ずる
問題を有している。
【0015】また、図8の装置を用いると、粘着テープ
Tが偏光板Pの一部にしか着いていないため、偏光板P
の切り口に着いているごみが、粘着面に着き、気泡によ
る品位不良が生じやすく、また、粘着テープTは1度使
用すると回収が困難なため、再使用ができず、ランニン
グコストも高くなる問題を有している。
Tが偏光板Pの一部にしか着いていないため、偏光板P
の切り口に着いているごみが、粘着面に着き、気泡によ
る品位不良が生じやすく、また、粘着テープTは1度使
用すると回収が困難なため、再使用ができず、ランニン
グコストも高くなる問題を有している。
【0016】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、品位不良が生じにくく、かつ、ランニングコストを
低減させたフィルム剥離装置を提供することを目的とす
る。
で、品位不良が生じにくく、かつ、ランニングコストを
低減させたフィルム剥離装置を提供することを目的とす
る。
【0017】〔発明の構成〕
【0018】
【課題を解決するための手段】本発明は、一面に粘着剤
を有しこの粘着剤を保護するフィルムが貼着されたシー
ト体の前記フィルムを剥離するフィルム剥離装置におい
て、前記フィルムが貼着された面と反対側の面を吸着保
持するステージと、前記フィルムを接着して巻き取りな
がら剥離する粘着ローラと、この粘着ローラに巻き取ら
れたフィルムを強制的に剥離する排出ローラとを具備し
たものである。
を有しこの粘着剤を保護するフィルムが貼着されたシー
ト体の前記フィルムを剥離するフィルム剥離装置におい
て、前記フィルムが貼着された面と反対側の面を吸着保
持するステージと、前記フィルムを接着して巻き取りな
がら剥離する粘着ローラと、この粘着ローラに巻き取ら
れたフィルムを強制的に剥離する排出ローラとを具備し
たものである。
【0019】
【作用】本発明は、フィルムが貼着された面と反対側の
面をステージで吸着保持し、粘着ローラでフィルムを接
着して巻き取りながら剥離し、この粘着ローラに巻き取
られたフィルムを排出ローラで強制的に剥離することに
より、フィルムを剥離する粘着ローラは、剥離動作を複
数回行なうことができ、また、粘着ローラの幅は任意に
設定できシート体の幅より広くすることにより、切り口
のごみも粘着ローラに付着でき、さらに、人手も介すこ
とがないので、品位不良が生じにくく、かつ、ランニン
グコストを低減する。
面をステージで吸着保持し、粘着ローラでフィルムを接
着して巻き取りながら剥離し、この粘着ローラに巻き取
られたフィルムを排出ローラで強制的に剥離することに
より、フィルムを剥離する粘着ローラは、剥離動作を複
数回行なうことができ、また、粘着ローラの幅は任意に
設定できシート体の幅より広くすることにより、切り口
のごみも粘着ローラに付着でき、さらに、人手も介すこ
とがないので、品位不良が生じにくく、かつ、ランニン
グコストを低減する。
【0020】
【実施例】以下、本発明のフィルム剥離装置の一実施例
を図面を参照して説明する。
を図面を参照して説明する。
【0021】図1において、21は吸着ステージで、こ
の吸着ステージ21の上面は、略平面状で、シート体と
しての偏光板Pが吸着載置される。
の吸着ステージ21の上面は、略平面状で、シート体と
しての偏光板Pが吸着載置される。
【0022】この偏光板Pは、図2に示すように、染料
もしくはよう素等をポリビニルアルコール(PVA)、
ポリエチレンテレフタレート(PET)等に含ませ延伸
した偏光板本体PBの背面に傷および変質を保護する保
護フィルムPFが設けられ、偏光板本体PBの表面には
、粘着剤が塗布された粘着層PAが形成され、粘着層P
A表面には粘着層PA保護用のセパレートフィルムSF
が貼着されている。
もしくはよう素等をポリビニルアルコール(PVA)、
ポリエチレンテレフタレート(PET)等に含ませ延伸
した偏光板本体PBの背面に傷および変質を保護する保
護フィルムPFが設けられ、偏光板本体PBの表面には
、粘着剤が塗布された粘着層PAが形成され、粘着層P
A表面には粘着層PA保護用のセパレートフィルムSF
が貼着されている。
【0023】また、吸着ステージ21の一端側には、偏
光板Pよりやや幅広の円筒上の粘着ローラ22が偏光板
Pの長手方向に対して垂直に、ブラケット23に回転自
在に取り付けられている。そして、この粘着ローラ22
はブラケット23に取り付けられたモータ24により回
動されるようになっている。さらに、ブラケット23に
は、粘着ローラ22に対して平行なシャフト25が取り
付けられ、このシャフト25には押えローラ26が回転
自在にかつ粘着ローラ22に当接して従動するように取
り付けられている。そして、粘着ローラ22、ブラケッ
ト23、モータ24、シャフト25、押えローラ26に
て、粘着ローラ駆動ユニット27が構成されている。
光板Pよりやや幅広の円筒上の粘着ローラ22が偏光板
Pの長手方向に対して垂直に、ブラケット23に回転自
在に取り付けられている。そして、この粘着ローラ22
はブラケット23に取り付けられたモータ24により回
動されるようになっている。さらに、ブラケット23に
は、粘着ローラ22に対して平行なシャフト25が取り
付けられ、このシャフト25には押えローラ26が回転
自在にかつ粘着ローラ22に当接して従動するように取
り付けられている。そして、粘着ローラ22、ブラケッ
ト23、モータ24、シャフト25、押えローラ26に
て、粘着ローラ駆動ユニット27が構成されている。
【0024】一方、ブラケット31は、吸着ステージ2
1に取り付けられる偏光板Pの長手方向に対して平行に
設けられ、このブラケット31には吸着ステージ21の
上面と水平に送行スライダ32が取り付けられている。 この送行スライダ32には、移動スライダ33が送行ス
ライダ32に沿って移動自在に取り付けられている。ま
た、移動スライダ33の送行スライダ32の反対面には
、上下方向に移動可能な上下スライダ34が取り付けら
れ、この上下スライダ34の上側には、ブラケット23
が取り付けられている。そして、送行スライダ32、移
動スライダ33、上下スライダ34にて、送行ユニット
35が形成されている。
1に取り付けられる偏光板Pの長手方向に対して平行に
設けられ、このブラケット31には吸着ステージ21の
上面と水平に送行スライダ32が取り付けられている。 この送行スライダ32には、移動スライダ33が送行ス
ライダ32に沿って移動自在に取り付けられている。ま
た、移動スライダ33の送行スライダ32の反対面には
、上下方向に移動可能な上下スライダ34が取り付けら
れ、この上下スライダ34の上側には、ブラケット23
が取り付けられている。そして、送行スライダ32、移
動スライダ33、上下スライダ34にて、送行ユニット
35が形成されている。
【0025】さらに、粘着ローラ駆動ユニット27と反
対側の吸着ステージ21の他端には、2つのブラケット
41,42が設けられ、これらのブラケット41,42
の間には、互いに平行で周面が与圧を加えて当接された
排出ローラ43,44が、それぞれ回転自在に取り付け
られ、排出ローラ43の一端には駆動用のモータ45が
取り付けられ、モータ45により排出ローラ43が回転
されると、周面が当接されているので排出ローラ44が
従動される。そして、排出ローラ43,44および駆動
用のモータ45にて、排出ユニット45が構成されてい
る。
対側の吸着ステージ21の他端には、2つのブラケット
41,42が設けられ、これらのブラケット41,42
の間には、互いに平行で周面が与圧を加えて当接された
排出ローラ43,44が、それぞれ回転自在に取り付け
られ、排出ローラ43の一端には駆動用のモータ45が
取り付けられ、モータ45により排出ローラ43が回転
されると、周面が当接されているので排出ローラ44が
従動される。そして、排出ローラ43,44および駆動
用のモータ45にて、排出ユニット45が構成されてい
る。
【0026】次に、上記動作の実施例の動作を図3ない
し図7を参照して説明する。
し図7を参照して説明する。
【0027】まず、セパレートフィルムの貼着されてい
ない面を吸着保持し、偏光板Pを吸着ローラ21に載置
させる。そして、図3に示すように、送行スライダ32
により粘着ローラ22をX+方向に、偏光板Pの基端上
部にまで移動し、一端停止させ、その後、モータ24に
より、粘着ローラ22を図示θ+方向に回転させながら
、上下スライダ34により、偏光板Pの基端に向けて、
すなわちZ−方向に下降させ、粘着ローラ22を偏光板
PのセパレートフィルムSFに当接してやや押圧する。 なお、このときの押圧力は、粘着ローラ22の回転トル
クより小さくなっている。
ない面を吸着保持し、偏光板Pを吸着ローラ21に載置
させる。そして、図3に示すように、送行スライダ32
により粘着ローラ22をX+方向に、偏光板Pの基端上
部にまで移動し、一端停止させ、その後、モータ24に
より、粘着ローラ22を図示θ+方向に回転させながら
、上下スライダ34により、偏光板Pの基端に向けて、
すなわちZ−方向に下降させ、粘着ローラ22を偏光板
PのセパレートフィルムSFに当接してやや押圧する。 なお、このときの押圧力は、粘着ローラ22の回転トル
クより小さくなっている。
【0028】粘着ローラ22を当接させた後は、粘着ロ
ーラ22をθ+方向に回転させながら、図4に示すよう
に、送行スライダ32により、粘着ローラ22をX+方
向にセパレートフィルムSFの表面に沿って水平に移動
し、セパレートフィルムSFを粘着ローラ22と押えロ
ーラ26との間に挟持させ、粘着ローラ22に巻き付け
る。なお、粘着ローラ22とセパレートフィルムSFと
の粘着力は、セパレートフィルムSFと粘着層PAとの
粘着力より強くなっており、この条件を満たせば、粘着
ローラ22は、丸棒に粘着剤をコーティングしたもの、
あるいは、一般の粘着テープを用いたものなど任意のも
のを用いることができる。また、セパレートフィルムS
Fは、押えローラ22により粘着ローラ22に押圧され
ているので、粘着ローラ22の回転中に、セパレートフ
ィルムSFが巻き戻りによりばらけることはない。
ーラ22をθ+方向に回転させながら、図4に示すよう
に、送行スライダ32により、粘着ローラ22をX+方
向にセパレートフィルムSFの表面に沿って水平に移動
し、セパレートフィルムSFを粘着ローラ22と押えロ
ーラ26との間に挟持させ、粘着ローラ22に巻き付け
る。なお、粘着ローラ22とセパレートフィルムSFと
の粘着力は、セパレートフィルムSFと粘着層PAとの
粘着力より強くなっており、この条件を満たせば、粘着
ローラ22は、丸棒に粘着剤をコーティングしたもの、
あるいは、一般の粘着テープを用いたものなど任意のも
のを用いることができる。また、セパレートフィルムS
Fは、押えローラ22により粘着ローラ22に押圧され
ているので、粘着ローラ22の回転中に、セパレートフ
ィルムSFが巻き戻りによりばらけることはない。
【0029】そして、図5に示すように、セパレートフ
ィルムSFの終端が垂れ下がった状態で、そのまま送行
スライダ32により粘着ローラ22を移動させ、垂れ下
がったセパレートフィルムSFの下方に、排出ローラ4
3,44を位置させ、送行スライダ32を停止させる。 この状態で、粘着ローラ22を反転、すなわちθ−方向
に回転させる。
ィルムSFの終端が垂れ下がった状態で、そのまま送行
スライダ32により粘着ローラ22を移動させ、垂れ下
がったセパレートフィルムSFの下方に、排出ローラ4
3,44を位置させ、送行スライダ32を停止させる。 この状態で、粘着ローラ22を反転、すなわちθ−方向
に回転させる。
【0030】さらに、粘着ローラ22をθ−方向に回転
させ、図6に示すように、排出ロ−ラ43,44間に、
セパレートフィルムSFの終端を挟持し、排出ローラ4
3,44によりセパレートフィルムSFを下方に引っ張
る。なお、排出ローラ43,44の挟持圧力は、粘着ロ
ーラ22がセパレートフィルムSFを粘着する粘着力よ
り強くなっている。
させ、図6に示すように、排出ロ−ラ43,44間に、
セパレートフィルムSFの終端を挟持し、排出ローラ4
3,44によりセパレートフィルムSFを下方に引っ張
る。なお、排出ローラ43,44の挟持圧力は、粘着ロ
ーラ22がセパレートフィルムSFを粘着する粘着力よ
り強くなっている。
【0031】そうして、図7に示すように、セパレート
フィルムSFが粘着ローラ22から剥離されると、セパ
レートフィルムSFは、排出ローラ43,44により図
示しない下方のごみ箱等に排出される。その後、上下ス
ライダ34により粘着ローラ22を上方、すなわちZ+
方向に移動させ、さらに、送行スライダ32によりX−
方向に移動させて、粘着ローラ22を初期の位置、すな
わち動作原点に戻す。
フィルムSFが粘着ローラ22から剥離されると、セパ
レートフィルムSFは、排出ローラ43,44により図
示しない下方のごみ箱等に排出される。その後、上下ス
ライダ34により粘着ローラ22を上方、すなわちZ+
方向に移動させ、さらに、送行スライダ32によりX−
方向に移動させて、粘着ローラ22を初期の位置、すな
わち動作原点に戻す。
【0032】その後、偏光板Pには、図示しない液晶表
示基板を粘着させて取り付ける。
示基板を粘着させて取り付ける。
【0033】また、粘着ローラ22は、偏光板Pより幅
広に設定されているので、偏光板Pの切り口に着いてい
るごみも、粘着ローラ22に粘着される。
広に設定されているので、偏光板Pの切り口に着いてい
るごみも、粘着ローラ22に粘着される。
【0034】
【発明の効果】本発明のフィルム剥離装置によれば、フ
ィルムが貼着された面と反対側の面をステージで吸着保
持し、粘着ローラでフィルムを接着して巻き取りながら
剥離し、この粘着ローラに巻き取られたフィルムを排出
ローラで強制的に剥離することにより、フィルムを剥離
する粘着ローラは、剥離動作を複数回行なうことができ
、また、粘着ローラの幅は任意に設定できシート体の幅
より広くすることにより、切り口のごみも粘着ローラに
付着でき、さらに、人手も介すことがないので、品位不
良を生じにくくすることができるとともに、ランニング
コストを低減することができる。
ィルムが貼着された面と反対側の面をステージで吸着保
持し、粘着ローラでフィルムを接着して巻き取りながら
剥離し、この粘着ローラに巻き取られたフィルムを排出
ローラで強制的に剥離することにより、フィルムを剥離
する粘着ローラは、剥離動作を複数回行なうことができ
、また、粘着ローラの幅は任意に設定できシート体の幅
より広くすることにより、切り口のごみも粘着ローラに
付着でき、さらに、人手も介すことがないので、品位不
良を生じにくくすることができるとともに、ランニング
コストを低減することができる。
【図1】本発明のフィルム剥離装置の一実施例を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】同上偏光板を示す断面図である。
【図3】同上フィルム剥離装置の動作の一工程を示す説
明図である。
明図である。
【図4】同上フィルム剥離装置の動作の図3の次の工程
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図5】同上フィルム剥離装置の動作の図4の次の工程
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図6】同上フィルム剥離装置の動作の図5の次の工程
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図7】同上フィルム剥離装置の動作の図6の次の工程
を示す説明図である。
を示す説明図である。
【図8】従来例のフィルム剥離装置を示す斜視図である
。
。
21 吸着ステージ
22 粘着ローラ
43,44 排出ローラ
P シート体としての偏光板
PA 粘着剤が塗布された粘着層SF セ
パレートフィルム
パレートフィルム
Claims (1)
- 【請求項1】 一面に粘着剤を有しこの粘着剤を保護
するフィルムが貼着されたシート体の前記フィルムを剥
離するフィルム剥離装置において、前記フィルムが貼着
された面と反対側の面を吸着保持するステージと、前記
フィルムを接着して巻き取りながら剥離する粘着ローラ
と、この粘着ローラに巻き取られたフィルムを強制的に
剥離する排出ローラとを具備したことを特徴としたフィ
ルム剥離装置。
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