JPH07287244A - 異方性導電膜供給装置 - Google Patents
異方性導電膜供給装置Info
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- JPH07287244A JPH07287244A JP8056294A JP8056294A JPH07287244A JP H07287244 A JPH07287244 A JP H07287244A JP 8056294 A JP8056294 A JP 8056294A JP 8056294 A JP8056294 A JP 8056294A JP H07287244 A JPH07287244 A JP H07287244A
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- JP
- Japan
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- conductive film
- anisotropic conductive
- acf
- ballast
- roller
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 異方性導電膜のようなテープ状のものを順次
作業位置に供給する場合に、テープ接触面に対し圧着作
業位置まで非接触で送出できるようにする。 【構成】 供給リール6から引き出された異方性導電膜
(ACF)7は、該ACF7に所定の張力を与えるため
に該ACF7の引張られ具合に応じて上下動するバラス
トローラ16を通され、該バラストローラ16により引
張られ方向が反転したACF7を反転させるためバラス
トローラ16の略真上に設けられた反転ローラ17を通
された後、再びバラストローラ16に通され、パネルセ
ットテーブル2上に載置された液晶パネル3の上方を通
され巻取りリール9に巻回される。
作業位置に供給する場合に、テープ接触面に対し圧着作
業位置まで非接触で送出できるようにする。 【構成】 供給リール6から引き出された異方性導電膜
(ACF)7は、該ACF7に所定の張力を与えるため
に該ACF7の引張られ具合に応じて上下動するバラス
トローラ16を通され、該バラストローラ16により引
張られ方向が反転したACF7を反転させるためバラス
トローラ16の略真上に設けられた反転ローラ17を通
された後、再びバラストローラ16に通され、パネルセ
ットテーブル2上に載置された液晶パネル3の上方を通
され巻取りリール9に巻回される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、液晶パネルとキャリア
テープ部品とを導電的に接続するための異方性導電膜を
巻回する供給リールと、該供給リールからテーブル上に
載置された液晶パネル上方に引き出された異方性導電膜
を巻取る巻取りリールと、該両リール間に掛け渡され前
記パネル上方に引き出される異方性導電膜に所定の張力
を与えるために該異方性導電膜の引張られ具合に応じて
上下動するバラスト体と、該バラスト体により引張られ
方向が反転した異方性導電膜を反転させるバラスト体の
上方に設けられる反転体とを備えた異方性導電膜供給装
置に関する。
テープ部品とを導電的に接続するための異方性導電膜を
巻回する供給リールと、該供給リールからテーブル上に
載置された液晶パネル上方に引き出された異方性導電膜
を巻取る巻取りリールと、該両リール間に掛け渡され前
記パネル上方に引き出される異方性導電膜に所定の張力
を与えるために該異方性導電膜の引張られ具合に応じて
上下動するバラスト体と、該バラスト体により引張られ
方向が反転した異方性導電膜を反転させるバラスト体の
上方に設けられる反転体とを備えた異方性導電膜供給装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の従来技術を図5に基づいて説明
する。51は液晶パネルとTAB(Tape Auto
mated Bonding)等をテープ状の異方性導
電膜であるACF(Anisotropic Cond
uctive Film)で電位的に接続するACF貼
付機である。
する。51は液晶パネルとTAB(Tape Auto
mated Bonding)等をテープ状の異方性導
電膜であるACF(Anisotropic Cond
uctive Film)で電位的に接続するACF貼
付機である。
【0003】テープ供給装置58の供給リール56に巻
回されたACF57はその先端が引き出されてローラ6
5、バラストローラ66、反転ローラ67、ローラ68
を介してパネルセットテーブル52に載置された液晶パ
ネル53の上方を通され、ローラ70、71、72にガ
イドされて駆動ローラ73、ローラ74を介して巻取り
リール59に巻回されている。
回されたACF57はその先端が引き出されてローラ6
5、バラストローラ66、反転ローラ67、ローラ68
を介してパネルセットテーブル52に載置された液晶パ
ネル53の上方を通され、ローラ70、71、72にガ
イドされて駆動ローラ73、ローラ74を介して巻取り
リール59に巻回されている。
【0004】そして、テーブル52上に載置された液晶
パネル53にACF57を貼付するため、供給リール5
6が回動されることにより該リール56とバラストロー
ラ66間のACF57の緊張が緩み、重りであるバラス
トローラ66が点線で示した状態から下降し始め、実線
で示した位置まで下降されると図示しない検出装置によ
り所定位置まで下降したことが検出され、供給リール5
6の回動が停止される。続いて、駆動ローラ73が回動
されて前記供給リール56から解けたACF57を引張
りにかかり、反転ローラ67により反転されたACF5
7が前記バラストローラ66を持ち上げながらパネル5
3上方に駆動ローラ73の駆動量に合わせて所定ピッチ
送出され、巻取りリール59の回動によりACF57は
該巻取りリール59に巻取られる。
パネル53にACF57を貼付するため、供給リール5
6が回動されることにより該リール56とバラストロー
ラ66間のACF57の緊張が緩み、重りであるバラス
トローラ66が点線で示した状態から下降し始め、実線
で示した位置まで下降されると図示しない検出装置によ
り所定位置まで下降したことが検出され、供給リール5
6の回動が停止される。続いて、駆動ローラ73が回動
されて前記供給リール56から解けたACF57を引張
りにかかり、反転ローラ67により反転されたACF5
7が前記バラストローラ66を持ち上げながらパネル5
3上方に駆動ローラ73の駆動量に合わせて所定ピッチ
送出され、巻取りリール59の回動によりACF57は
該巻取りリール59に巻取られる。
【0005】こうして、所定ピッチ送出されテープ切断
装置78による切断位置に位置されたACF57は、該
切断装置78のカッター80により後述する圧着作業に
より液晶パネル53の電極上に圧着されるために予め貼
付される長さ毎にハーフカット(ACF57部分のみ切
断)され、隣合ったACF57同士は該ACF57をパ
ネル53上まで搬送する搬送用テープの役目をする保護
テープ62を介してつながった状態となる。また、圧着
装置85による圧着作業位置に位置されたACF57は
加圧シリンダ86の駆動により下降されてくる加圧ヒー
タ88で加圧されてパネル53に圧着される。圧着終了
後加圧ヒータ88が上昇されると、ACF57から剥が
れた保護テープ62のみが巻取りリール59に巻取られ
る。
装置78による切断位置に位置されたACF57は、該
切断装置78のカッター80により後述する圧着作業に
より液晶パネル53の電極上に圧着されるために予め貼
付される長さ毎にハーフカット(ACF57部分のみ切
断)され、隣合ったACF57同士は該ACF57をパ
ネル53上まで搬送する搬送用テープの役目をする保護
テープ62を介してつながった状態となる。また、圧着
装置85による圧着作業位置に位置されたACF57は
加圧シリンダ86の駆動により下降されてくる加圧ヒー
タ88で加圧されてパネル53に圧着される。圧着終了
後加圧ヒータ88が上昇されると、ACF57から剥が
れた保護テープ62のみが巻取りリール59に巻取られ
る。
【0006】しかし、この場合供給リール56と巻取り
リール59間に掛け渡されACF57に所定の張力を与
えるために該ACF57の引張られ具合に応じて上下動
するバラストローラ66を設ける必要性があり、該バラ
ストローラ66によりACF57の引張られ方向が反転
するため図5に示すように反転ローラ67で更に反転さ
せている。このため、パネル53へのACF57の接触
面が反転ローラ67に接触することとなり、ローラ67
に塵埃等の異物が付着していた場合に接触面に異物が接
触するおそれがあり、品質上好ましくなかった。
リール59間に掛け渡されACF57に所定の張力を与
えるために該ACF57の引張られ具合に応じて上下動
するバラストローラ66を設ける必要性があり、該バラ
ストローラ66によりACF57の引張られ方向が反転
するため図5に示すように反転ローラ67で更に反転さ
せている。このため、パネル53へのACF57の接触
面が反転ローラ67に接触することとなり、ローラ67
に塵埃等の異物が付着していた場合に接触面に異物が接
触するおそれがあり、品質上好ましくなかった。
【0007】また、本願の技術動向を詳細に説明したも
のとして、日経BP社が発行した「フラットパネル・デ
ィスプレイ 1991」がある。例えばP.181乃至
P.188までに駆動LSIの実装技術が詳述されてい
る。
のとして、日経BP社が発行した「フラットパネル・デ
ィスプレイ 1991」がある。例えばP.181乃至
P.188までに駆動LSIの実装技術が詳述されてい
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は異方
性導電膜のようなテープ状のものを順次作業位置に供給
する場合に、テープ接触面に対し圧着作業位置まで非接
触で送出できるようにすることを目的とする。
性導電膜のようなテープ状のものを順次作業位置に供給
する場合に、テープ接触面に対し圧着作業位置まで非接
触で送出できるようにすることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は液晶パ
ネルとキャリアテープ部品とを導電的に接続するための
異方性導電膜を巻回する供給リールと、該供給リールか
らテーブル上に載置された液晶パネル上方に引き出され
た異方性導電膜を巻取る巻取りリールと、該両リール間
に掛け渡され前記パネル上方に引き出される異方性導電
膜に所定の張力を与えるために該異方性導電膜の引張ら
れ具合に応じて上下動するバラスト体と、該バラスト体
により引張られ方向が反転した異方性導電膜を反転させ
るバラスト体の上方に設けられる反転体とを備えた異方
性導電膜供給装置に於いて、前記供給リールから引き出
された異方性導電膜を前記バラスト体を介して前記反転
体を通した後再びバラスト体に通したものである。
ネルとキャリアテープ部品とを導電的に接続するための
異方性導電膜を巻回する供給リールと、該供給リールか
らテーブル上に載置された液晶パネル上方に引き出され
た異方性導電膜を巻取る巻取りリールと、該両リール間
に掛け渡され前記パネル上方に引き出される異方性導電
膜に所定の張力を与えるために該異方性導電膜の引張ら
れ具合に応じて上下動するバラスト体と、該バラスト体
により引張られ方向が反転した異方性導電膜を反転させ
るバラスト体の上方に設けられる反転体とを備えた異方
性導電膜供給装置に於いて、前記供給リールから引き出
された異方性導電膜を前記バラスト体を介して前記反転
体を通した後再びバラスト体に通したものである。
【0010】また、本発明は液晶パネルとキャリアテー
プ部品とを導電的に接続するための異方性導電膜を巻回
する供給リールと、該供給リールからテーブル上に載置
された液晶パネル上方に引き出された異方性導電膜を巻
取る巻取りリールと、該両リール間に掛け渡され前記パ
ネル上方に引き出される異方性導電膜に所定の張力を与
えるために該異方性導電膜の引張られ具合に応じて上下
動するバラスト体と、該バラスト体により引張られ方向
が反転した異方性導電膜を反転させるバラスト体の上方
に設けられる反転体とを備えた異方性導電膜供給装置に
於いて、前記反転体を前記バラスト体の略真上に配置さ
せ、前記供給リールから引き出された異方性導電膜を該
バラスト体を介して該反転体を通した後再びバラスト体
に通したものである。
プ部品とを導電的に接続するための異方性導電膜を巻回
する供給リールと、該供給リールからテーブル上に載置
された液晶パネル上方に引き出された異方性導電膜を巻
取る巻取りリールと、該両リール間に掛け渡され前記パ
ネル上方に引き出される異方性導電膜に所定の張力を与
えるために該異方性導電膜の引張られ具合に応じて上下
動するバラスト体と、該バラスト体により引張られ方向
が反転した異方性導電膜を反転させるバラスト体の上方
に設けられる反転体とを備えた異方性導電膜供給装置に
於いて、前記反転体を前記バラスト体の略真上に配置さ
せ、前記供給リールから引き出された異方性導電膜を該
バラスト体を介して該反転体を通した後再びバラスト体
に通したものである。
【0011】
【作用】以上の構成から、供給リールから引き出された
異方性導電膜は、該異方性導電膜に所定の張力を与える
ために該異方性導電膜の引張られ具合に応じて上下動す
るバラスト体を通され、該バラスト体により引張られ方
向が反転した異方性導電膜を反転させるためバラスト体
の略真上に設けられた反転体を通された後、再びバラス
ト体に通され、テーブル上に載置された液晶パネルの上
方を通され巻取りリールに巻回される。
異方性導電膜は、該異方性導電膜に所定の張力を与える
ために該異方性導電膜の引張られ具合に応じて上下動す
るバラスト体を通され、該バラスト体により引張られ方
向が反転した異方性導電膜を反転させるためバラスト体
の略真上に設けられた反転体を通された後、再びバラス
ト体に通され、テーブル上に載置された液晶パネルの上
方を通され巻取りリールに巻回される。
【0012】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき詳述す
る。図1において、1は液晶パネルとTAB(Tape
Automated Bonding)等をテープ状
の異方性導電膜であるACF(Anisotropic
Conductive Film)で電位的に接続す
るACF貼付機である。
る。図1において、1は液晶パネルとTAB(Tape
Automated Bonding)等をテープ状
の異方性導電膜であるACF(Anisotropic
Conductive Film)で電位的に接続す
るACF貼付機である。
【0013】2は作業者により液晶パネル3(図2参
照)が位置決めされた状態で載置されるXY移動可能な
パネルセットテーブルで、図示しない吸着装置によりパ
ネル3を吸着載置する。また、パネル3を供給装置によ
り該テーブル2上に供給するようにすれば自動化がはか
れる。更に、テーブル2をXY移動及びパネル3の平面
に対してθ回転可能とすれば、図2に示すような四角い
パネル3の4辺にACF7を貼付する場合などその平行
方向の貼付が済んだ後テーブル2を90度回転させるこ
とにより対応可能となり、パネル3をテーブル2にその
方向を変えて載置させ直す必要がなくなる。
照)が位置決めされた状態で載置されるXY移動可能な
パネルセットテーブルで、図示しない吸着装置によりパ
ネル3を吸着載置する。また、パネル3を供給装置によ
り該テーブル2上に供給するようにすれば自動化がはか
れる。更に、テーブル2をXY移動及びパネル3の平面
に対してθ回転可能とすれば、図2に示すような四角い
パネル3の4辺にACF7を貼付する場合などその平行
方向の貼付が済んだ後テーブル2を90度回転させるこ
とにより対応可能となり、パネル3をテーブル2にその
方向を変えて載置させ直す必要がなくなる。
【0014】6は前記テーブル2上に載置されたパネル
3にACF7(図2参照)を供給するテープ供給装置8
の供給リールで、該リール6に巻回されたACF7が巻
取りリール9の巻取り動作によりパネル3上に順次供給
される。以下、該供給装置8を図1に基づいて説明す
る。尚、通常ACFにはパネル3(別工程でのTAB
等)への接触面に塵埃等の異物の付着を防止するため、
予め接触面に保護テープが貼付されており、該保護テー
プが片面だけに貼付されている2層式(保護テープとA
CFの2層)と両面に貼付されている3層式(ACFを
保護テープで挟んだ3層)とがある。本実施例では2層
式のACFを使用した例を開示する。
3にACF7(図2参照)を供給するテープ供給装置8
の供給リールで、該リール6に巻回されたACF7が巻
取りリール9の巻取り動作によりパネル3上に順次供給
される。以下、該供給装置8を図1に基づいて説明す
る。尚、通常ACFにはパネル3(別工程でのTAB
等)への接触面に塵埃等の異物の付着を防止するため、
予め接触面に保護テープが貼付されており、該保護テー
プが片面だけに貼付されている2層式(保護テープとA
CFの2層)と両面に貼付されている3層式(ACFを
保護テープで挟んだ3層)とがある。本実施例では2層
式のACFを使用した例を開示する。
【0015】図1に示すように供給リール6に巻回され
たACF7はその先端が引き出されて該ACF7をガイ
ドするローラ15、ACF7に適度な張力を与えるため
の重りとしての上下動可能なバラストローラ16、該バ
ラストローラ16の略真上に設けられバラストローラ1
6により引張られ方向が反転されたACF7を更に反転
させて引張られ方向を元に戻す反転ローラ17、ローラ
18、19を介してテーブル2に載置された液晶パネル
3の上方を通って、ローラ20、21、22にガイドさ
れて駆動ローラ23、ローラ24を介して巻取りリール
9に巻回されている。これにより、供給リール6が図示
しない回動装置により回動されることにより該リール6
とバラストローラ16間のACF7の緊張が緩み、重り
であるバラストローラ16が図1及び図3に示す点線で
示した状態から下降し始める。そして、実線で示した位
置まで下降されると図示しない検出装置により所定位置
まで下降したことが検出され、前記供給リール6の回動
が停止される。続いて、駆動ローラ23が図示しない回
動装置により回動されて前記供給リール6から解けたA
CF7を引張りにかかり、反転ローラ17により反転さ
れたACF7が前記バラストローラ16を持ち上げなが
らパネル3上方に駆動ローラ23の駆動量に合わせて所
定ピッチ送出される。そして、該駆動ローラ23と駆動
源が同じである巻取りリール9の回動によりACF7は
該巻取りリール9に巻取られる。尚、巻取りリール9は
その巻径が駆動ローラ23より大きくなるのでACF7
が所定の緊張状態となった時点で回転がスリップするよ
うな機構となっており、駆動ローラ23と共にその回動
が停止される。また、回動する巻取りリール9と駆動ロ
ーラ23とは別駆動でも良い。
たACF7はその先端が引き出されて該ACF7をガイ
ドするローラ15、ACF7に適度な張力を与えるため
の重りとしての上下動可能なバラストローラ16、該バ
ラストローラ16の略真上に設けられバラストローラ1
6により引張られ方向が反転されたACF7を更に反転
させて引張られ方向を元に戻す反転ローラ17、ローラ
18、19を介してテーブル2に載置された液晶パネル
3の上方を通って、ローラ20、21、22にガイドさ
れて駆動ローラ23、ローラ24を介して巻取りリール
9に巻回されている。これにより、供給リール6が図示
しない回動装置により回動されることにより該リール6
とバラストローラ16間のACF7の緊張が緩み、重り
であるバラストローラ16が図1及び図3に示す点線で
示した状態から下降し始める。そして、実線で示した位
置まで下降されると図示しない検出装置により所定位置
まで下降したことが検出され、前記供給リール6の回動
が停止される。続いて、駆動ローラ23が図示しない回
動装置により回動されて前記供給リール6から解けたA
CF7を引張りにかかり、反転ローラ17により反転さ
れたACF7が前記バラストローラ16を持ち上げなが
らパネル3上方に駆動ローラ23の駆動量に合わせて所
定ピッチ送出される。そして、該駆動ローラ23と駆動
源が同じである巻取りリール9の回動によりACF7は
該巻取りリール9に巻取られる。尚、巻取りリール9は
その巻径が駆動ローラ23より大きくなるのでACF7
が所定の緊張状態となった時点で回転がスリップするよ
うな機構となっており、駆動ローラ23と共にその回動
が停止される。また、回動する巻取りリール9と駆動ロ
ーラ23とは別駆動でも良い。
【0016】尚、反転ローラ17の設置位置はバラスト
ローラ16の略真上に限られず、バラストローラ16の
上下動を邪魔しない位置であれば図5に示した従来装置
のように斜め上でも良く、バラストローラ16と反転ロ
ーラ17間のACF7の経路を前後二重にできれば良
い。尚、バラストローラ16の真上に反転ローラ17を
配置した場合には、装置にしめるスペースが最小となり
装置の小型化がはかれると共に装置スペースの有効利用
がはかれる。
ローラ16の略真上に限られず、バラストローラ16の
上下動を邪魔しない位置であれば図5に示した従来装置
のように斜め上でも良く、バラストローラ16と反転ロ
ーラ17間のACF7の経路を前後二重にできれば良
い。尚、バラストローラ16の真上に反転ローラ17を
配置した場合には、装置にしめるスペースが最小となり
装置の小型化がはかれると共に装置スペースの有効利用
がはかれる。
【0017】また、3層式のACFを使用した場合に
は、パネル3との接触面にも貼付されている保護テープ
をはぎ取るための巻取りリールを少なくとも供給リール
6とローラ15の間の近傍位置に設けておき、作業者が
パネル3との接触面側の保護テープをACF7から幾分
剥し、該巻取りリールに巻き付けておき、ACF7の送
出に伴って巻取りリールを回動させて、該保護テープを
巻取るようにすれば良い。
は、パネル3との接触面にも貼付されている保護テープ
をはぎ取るための巻取りリールを少なくとも供給リール
6とローラ15の間の近傍位置に設けておき、作業者が
パネル3との接触面側の保護テープをACF7から幾分
剥し、該巻取りリールに巻き付けておき、ACF7の送
出に伴って巻取りリールを回動させて、該保護テープを
巻取るようにすれば良い。
【0018】28は前述したように保護テープ12が貼
付されて2層となった状態のACF7をパネル3に貼付
する長さ毎にハーフカット(ACF7部分を切断)する
テープ切断装置で、マイクロメータ29によりシリンダ
31の駆動により押し出される移動量が調整されたカッ
ター30を該シリンダ31によりACF7に向けて押し
出すことにより、該ACF7部分が切断される。従っ
て、貼付する長さ毎に前後位置に切れ目が入れられたA
CF7同士は保護テープ12が搬送用テープの役目を
し、これを介してつながった状態となる。
付されて2層となった状態のACF7をパネル3に貼付
する長さ毎にハーフカット(ACF7部分を切断)する
テープ切断装置で、マイクロメータ29によりシリンダ
31の駆動により押し出される移動量が調整されたカッ
ター30を該シリンダ31によりACF7に向けて押し
出すことにより、該ACF7部分が切断される。従っ
て、貼付する長さ毎に前後位置に切れ目が入れられたA
CF7同士は保護テープ12が搬送用テープの役目を
し、これを介してつながった状態となる。
【0019】35はテーブル2上に載置された液晶パネ
ル3の上方に待機された圧着装置で、加圧シリンダ36
の駆動により上下スライド軸受37を介して上下動され
る加圧ヒータ38が下降され、ヒータ38が所望加熱状
態で、所望加圧力で、所望加圧時間で保護テープ12を
介してACF7を上から押し付けることによりパネル3
にACF7が圧着される。そして、圧着終了後ヒータ3
8が上昇することにより図2に示すようにACF7はパ
ネル3に貼付され、保護テープ12のみ図1に示すよう
に上昇される。
ル3の上方に待機された圧着装置で、加圧シリンダ36
の駆動により上下スライド軸受37を介して上下動され
る加圧ヒータ38が下降され、ヒータ38が所望加熱状
態で、所望加圧力で、所望加圧時間で保護テープ12を
介してACF7を上から押し付けることによりパネル3
にACF7が圧着される。そして、圧着終了後ヒータ3
8が上昇することにより図2に示すようにACF7はパ
ネル3に貼付され、保護テープ12のみ図1に示すよう
に上昇される。
【0020】以下、動作について説明する。先ず、作業
者は供給リール6に巻回されたACF7をその先端を引
き出して該ACF7をローラ15、バラストローラ1
6、反転ローラ17、ローラ18、19を介してテーブ
ル2に載置された液晶パネル3の上方を通して、ローラ
20、21、22にガイドさせて駆動ローラ23、ロー
ラ24を介して巻取りリール9に巻回させる。
者は供給リール6に巻回されたACF7をその先端を引
き出して該ACF7をローラ15、バラストローラ1
6、反転ローラ17、ローラ18、19を介してテーブ
ル2に載置された液晶パネル3の上方を通して、ローラ
20、21、22にガイドさせて駆動ローラ23、ロー
ラ24を介して巻取りリール9に巻回させる。
【0021】次に、液晶パネル3をテーブル2上に載置
させる。そして、供給リール6が回動装置により回動さ
れることにより該リール6とバラストローラ16間のA
CF7の緊張が緩み、重りであるバラストローラ16が
図1及び図3に示す点線で示した状態から下降し始め、
実線で示した位置まで下降されると検出装置により所定
位置まで下降したことが検出されると、供給リール6の
回動が停止される。続いて、駆動ローラ23が回動装置
により回動されて前記供給リール6から解けたACF7
を引張りにかかり、反転ローラ17により反転されたA
CF7が前記バラストローラ16を持ち上げながらパネ
ル3上方に駆動ローラ23の駆動量に合わせて所定ピッ
チ送出し、巻取りリール9の回動によりACF7は該巻
取りリール9に巻取られる。
させる。そして、供給リール6が回動装置により回動さ
れることにより該リール6とバラストローラ16間のA
CF7の緊張が緩み、重りであるバラストローラ16が
図1及び図3に示す点線で示した状態から下降し始め、
実線で示した位置まで下降されると検出装置により所定
位置まで下降したことが検出されると、供給リール6の
回動が停止される。続いて、駆動ローラ23が回動装置
により回動されて前記供給リール6から解けたACF7
を引張りにかかり、反転ローラ17により反転されたA
CF7が前記バラストローラ16を持ち上げながらパネ
ル3上方に駆動ローラ23の駆動量に合わせて所定ピッ
チ送出し、巻取りリール9の回動によりACF7は該巻
取りリール9に巻取られる。
【0022】こうして、所定ピッチ送出されテープ切断
装置28による切断位置に位置されたACF7は、該切
断装置28のカッター30によりハーフカットされ、隣
合ったACF7同士は保護テープ12を介してつながっ
た状態となる。また、圧着装置35による圧着作業位置
に位置されたACF7は加圧シリンダ36の駆動により
下降されてくる加圧ヒータ38で加圧されてパネル3に
圧着される。このとき、予めテーブル2のXY移動によ
りACF7下方にパネル3の第1の貼付位置が位置され
ている。圧着終了後加圧ヒータ38が上昇すると、AC
F7が剥がれた保護テープ12のみが巻取りリール9に
より巻取られる。
装置28による切断位置に位置されたACF7は、該切
断装置28のカッター30によりハーフカットされ、隣
合ったACF7同士は保護テープ12を介してつながっ
た状態となる。また、圧着装置35による圧着作業位置
に位置されたACF7は加圧シリンダ36の駆動により
下降されてくる加圧ヒータ38で加圧されてパネル3に
圧着される。このとき、予めテーブル2のXY移動によ
りACF7下方にパネル3の第1の貼付位置が位置され
ている。圧着終了後加圧ヒータ38が上昇すると、AC
F7が剥がれた保護テープ12のみが巻取りリール9に
より巻取られる。
【0023】以下、同様にして図2に示すように液晶パ
ネル3にACF7が貼付される。図2の40は別工程で
該ACF7上に圧着されるTABである。
ネル3にACF7が貼付される。図2の40は別工程で
該ACF7上に圧着されるTABである。
【0024】
【発明の効果】以上、本発明によれば従来技術のように
例えばACFのような接着面を表出した状態で送出され
るテープに対し圧着作業位置まで非接触でACFを送出
することができるようになり、接着面に塵埃等の異物が
付着することを防止でき、品質的に安定がはかれる。ま
た、反転体をバラスト体の略真上に設置したため、その
分従来装置に比して装置の小型化がはかれる。
例えばACFのような接着面を表出した状態で送出され
るテープに対し圧着作業位置まで非接触でACFを送出
することができるようになり、接着面に塵埃等の異物が
付着することを防止でき、品質的に安定がはかれる。ま
た、反転体をバラスト体の略真上に設置したため、その
分従来装置に比して装置の小型化がはかれる。
【図1】本発明を適用したACF貼付機を示す正面図で
ある。
ある。
【図2】ACFが貼付された液晶パネルを示す平面図で
ある。
ある。
【図3】バラストローラと反転ローラ間に掛け渡された
ACFを示す斜視図である。
ACFを示す斜視図である。
【図4】図3のA−A断面図である。
【図5】従来のACF貼付機を示す図である。
1 ACF貼付機 2 パネルセットテーブル 3 液晶パネル 6 供給リール 7 ACF 8 テープ供給装置 9 巻取りリール 16 バラストローラ(バラスト体) 17 反転ローラ(反転体) 23 駆動ローラ
Claims (2)
- 【請求項1】 液晶パネルとキャリアテープ部品とを導
電的に接続するための異方性導電膜を巻回する供給リー
ルと、該供給リールからテーブル上に載置された液晶パ
ネル上方に引き出された異方性導電膜を巻取る巻取りリ
ールと、該両リール間に掛け渡され前記パネル上方に引
き出される異方性導電膜に所定の張力を与えるために該
異方性導電膜の引張られ具合に応じて上下動するバラス
ト体と、該バラスト体により引張られ方向が反転した異
方性導電膜を反転させるバラスト体の上方に設けられる
反転体とを備えた異方性導電膜供給装置に於いて、前記
供給リールから引き出された異方性導電膜を前記バラス
ト体を介して前記反転体を通した後再びバラスト体に通
したことを特徴とする異方性導電膜供給装置。 - 【請求項2】 液晶パネルとキャリアテープ部品とを導
電的に接続するための異方性導電膜を巻回する供給リー
ルと、該供給リールからテーブル上に載置された液晶パ
ネル上方に引き出された異方性導電膜を巻取る巻取りリ
ールと、該両リール間に掛け渡され前記パネル上方に引
き出される異方性導電膜に所定の張力を与えるために該
異方性導電膜の引張られ具合に応じて上下動するバラス
ト体と、該バラスト体により引張られ方向が反転した異
方性導電膜を反転させるバラスト体の上方に設けられる
反転体とを備えた異方性導電膜供給装置に於いて、前記
反転体を前記バラスト体の略真上に配置させ、前記供給
リールから引き出された異方性導電膜を該バラスト体を
介して該反転体を通した後再びバラスト体に通したこと
を特徴とする異方性導電膜供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056294A JPH07287244A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 異方性導電膜供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8056294A JPH07287244A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 異方性導電膜供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07287244A true JPH07287244A (ja) | 1995-10-31 |
Family
ID=13721785
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8056294A Pending JPH07287244A (ja) | 1994-04-19 | 1994-04-19 | 異方性導電膜供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07287244A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10135274A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-05-22 | Sharp Corp | テープ貼付装置 |
KR100741956B1 (ko) * | 2005-08-23 | 2007-07-23 | 주식회사 여의시스템 | 이방성도전 필름 본딩장치 |
JP2008251791A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 粘着シート貼付装置及び貼付方法 |
US7459046B2 (en) | 2002-03-25 | 2008-12-02 | Sony Corporation | Film-shaped adhesive application apparatus |
KR101007683B1 (ko) * | 2008-11-26 | 2011-01-13 | 세메스 주식회사 | 필름 부착 장치 |
-
1994
- 1994-04-19 JP JP8056294A patent/JPH07287244A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH10135274A (ja) * | 1996-10-31 | 1998-05-22 | Sharp Corp | テープ貼付装置 |
US7459046B2 (en) | 2002-03-25 | 2008-12-02 | Sony Corporation | Film-shaped adhesive application apparatus |
KR100741956B1 (ko) * | 2005-08-23 | 2007-07-23 | 주식회사 여의시스템 | 이방성도전 필름 본딩장치 |
JP2008251791A (ja) * | 2007-03-30 | 2008-10-16 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 粘着シート貼付装置及び貼付方法 |
KR101007683B1 (ko) * | 2008-11-26 | 2011-01-13 | 세메스 주식회사 | 필름 부착 장치 |
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