JP2955398B2 - 離型紙剥離装置及び離型紙剥離方法 - Google Patents

離型紙剥離装置及び離型紙剥離方法

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JP2955398B2
JP2955398B2 JP3153455A JP15345591A JP2955398B2 JP 2955398 B2 JP2955398 B2 JP 2955398B2 JP 3153455 A JP3153455 A JP 3153455A JP 15345591 A JP15345591 A JP 15345591A JP 2955398 B2 JP2955398 B2 JP 2955398B2
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英樹 片野
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    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/321Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by conductive adhesives

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
  • Connections Effected By Soldering, Adhesion, Or Permanent Deformation (AREA)
  • Wire Bonding (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、液晶基板の端子部に
実装されるTAB部品に仮圧着された異方性導電膜の離
型紙を剥離する離型紙剥離装置及び離型紙剥離方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】液晶テレビの実装技術は大きく分けて、
IC実装技術とパネル実装技術の2つの柱から成り立っ
ている。IC実装とはTAB(Tape Autometed Bondin
g)技術を用いてフィルムキャリアテ−プに液晶を駆動
するドライバICを実装し、TAB部品を作成すること
をいう。パネル実装とは上記ドライバICからの出力信
号を液晶パネルに入力するために上記TAB部品の端子
と液晶パネルの縁部に配列された端子とを接続すること
をいう。
【0003】上記TAB部品と液晶パネルとの接続は一
般に異方性導電膜(ACF)を用いている。異方性導電
膜材料は微細な導電粒子を均一に分散させたフィルム状
の接着剤である。これを対向配置された液晶パネルの電
極端子とキャリアテ−プの端子の間に挟んでこれらをボ
ンディングする。
【0004】上記キャリアテ−プには端子の有無により
18〜35μmほどの段差があるので、上記異方性導電
膜のうち上記キャリアテ−プとパネルの端子とに押し潰
された部分は複数の導電粒子が互いに密着して電気的に
接合される。それ以外の部分は複数の導電粒子が互いに
接触するということがないので電気的に絶縁状態とな
る。このことによって対向する上記キャリアテ−プの端
子とドライバICの端子だけが電気的に接合されるので
ある。
【0005】上記異方性導電膜は塵埃等の付着を防止す
るために接着面(両面)に離型紙が張り付けられてい
る。すなわち上記離型紙を剥離して上記対向する端子間
に位置決めした後にボンディングを行わなければならな
い。
【0006】一般には図5、図6に示すように上記異方
性導電膜1の下側面の離型紙のみを剥離して、異方性導
電膜1の下側面をTAB部品2の端子3…に仮圧着す
る。そしてこの異方性導電膜1の上側面の離型紙4を剥
がした後に、上記異方性導電膜の端子3と液晶パネルの
端子対向位置決めしてこれらを圧着する。このような
場合、一つのTAB部品2ごとに上記離型紙4を剥離し
なければならないが、従来は作業者が一つずつピンセッ
ト等で剥離していた。
【0007】しかし、近年液晶テレビの高画素化がすす
み、それに対応してドライバICの出力ピン数(パッド
数)は200を越えている。パッドピッチは最小110
μmほどにもなっている。すなわち最近のドライバIC
は多ピン、細密ピッチ化している。このため、上記のよ
うな細密ピッチかつ多数の端子を接続する作業もますま
す精密化し、異方性導電膜の取扱いにもよりシビアな条
件が課せられている。
【0008】作業者が手作業で行えば塵埃などが付着す
る恐れがある。また、上記離型紙4を剥離する時、人手
によるとTAB部品2に無理な力がかかり端子3…を破
損させてしまうことも考えられる。これらはすべて、製
品の接続不良の原因となるため排除しなければならな
い。また、人手で行うことは時間がかかるために作業効
率も悪いということもある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】従来は、TAB部品に
仮圧着された異方性導電膜の離型紙の剥離は人手で行っ
ていたために、作業効率が悪いばかりか異方性導電膜に
塵埃等が付着し製品が接続不良を起こす恐れがあった。
この発明は、上記離型紙の剥離を自動で行えるようにし
た異方性導電膜の離型紙剥離装置を提供することを目的
とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1に、互
いに並行して形成された複数の端子に仮圧着された異方
性導電膜に貼着された離型紙を剥離する離型紙剥離装置
において、上記異方性導電膜に沿って移動可能に設けら
れると共に上記離型紙に粘着される粘着テ−プを押圧し
て上記離型紙に粘着させる押圧ロ−ラと、上記押圧ロ−
ラの移動方向の後ろ側から上記離型紙に粘着された粘着
テ−プを上記異方性導電膜と離間する方向に剥離する剥
離手段とを有することを特徴とする離型紙剥離装置であ
る。第2に、互いに並行して形成された複数の端子に仮
圧着された異方性導電膜に貼着された離型紙を剥離する
離型紙剥離装置において、上記異方性導電膜に貼着され
た離型紙に粘着される粘着テープを所定長さ供給する工
程と、供給された粘着テープを上記異方性導電膜に沿っ
て移動する押圧ローラにより上記離型紙に粘着する工程
と、上記押圧ローラの移動により粘着された上記粘着テ
ープを上記押圧ローラの移動方向の後ろ側から上記異方
性導電膜と離間する方向に剥離する剥離工程とを有する
ことを特徴とする離型紙剥離方法である。
【0011】
【作用】このような構成によれば、粘着テ−プを異方性
導電膜の離型紙に粘着させ、この粘着テ−プを上記異方
性導電膜から離間させることによって離型紙を異方性導
電膜から剥離することができる。
【0012】
【実施例】以下、この発明の一実施例を図1〜図3を参
照して説明する。
【0013】図1中10は保持体である。この保持体1
0は図示しない実装装置等に取り付けられている。上記
保持体10の下端部にはTAB部品2が載置される載置
テ−ブル11が配置されている。この載置テ−ブル11
は、載置面11aを上記保持体10の前面と直角にして
水平に配置されていると共に、上記載置面11aには図
示しない真空吸着機構が設けられている。この真空吸着
機構により、上記載置面11a上に異方性導電膜1が仮
圧着されたTAB部品2(図5を引用して示す)の下面
を吸着保持することができる。
【0014】また、同図中12は粘着テ−プである。こ
の粘着テ−プ12は片面(下面)のみが粘着面12aと
なっている。この粘着テ−プ12は上記離型紙4に粘着
可能であると共に、その粘着力は少なくとも上記異方性
導電膜1と離型紙4の接合力よりも大きくなっている。
【0015】上記保持体10の幅方向一端部の上部に
は、上記粘着テ−プ12を送り出す第1のリ−ル13が
回転自在に設けられている。この第1のリ−ル13には
所定量の粘着テ−プ12が巻装されている。
【0016】この第1のリ−ル13から送り出された粘
着テ−プ12は、後述する粘着テ−プ案内機構17によ
り粘着面12aが上記TAB部品2に設けられた異方性
導電膜1の離型紙4に対向するように走行させられた
後、上記保持体10の幅方向他端部の上部に設けられた
出力軸15に固定された第2のリ−ル14によって順次
巻き取られる。上記粘着テ−プ案内機構17は、上下方
向に移動する第1の移動体18と水平方向に移動する第
2の移動体19より構成されている。
【0017】上記第1の移動体18は矩形板状に形成さ
れ、上記保持体10に高さ方向に沿って平行に離間して
設けられた一対の第1、第2のガイドレ−ル20、21
にスライド自在に取り付けられている。この第1の移動
体18は図示しない駆動手段によって上記第1、第2の
ガイドレ−ル20、21に沿って上下方向にスライド位
置決めされるようになっている。
【0018】上記第2の移動体19は、上記第1の移動
体18の長手方向に沿って平行に離間して設けられた一
対の第3、第4のガイドレ−ル22、23にスライド自
在に取り付けられている。上記第2の移動体19は図示
しない駆動手段に連結され上記第3、第4のガイドレ−
ル22、23に沿って上記第1の移動体18の長手方向
の一端部18aから他端部18bの間で往復駆動される
ようになっている。上記第2の移動体19は上記第1の
移動体18よりも小さい矩形板状に形成され、その高さ
方向の下端は上記第1の移動体18の高さ方向の下端と
同じ高さに配置されている。
【0019】上記第1の移動体18の一端部18aの上
端には第1のアイドラ−25が回転自在に設けられてい
る。この第1のアイドラ−25は下端の高さが上記第1
のリ−ル13の下端の高さより常に低くなるように配置
されている。
【0020】また、上記第2の移動体19の上端部の上
記第1のアイドラ−25側の部位には第2のアイドラ−
26が回転自在に設けられている。この第2のアイドラ
−26は上端の高さが上記第1のアイドラ−25の下端
の高さと略同じになるように配置されている。
【0021】さらに、上記第2の移動体19には押圧ロ
−ラ28が回転自在に設けられている。この押圧ロ−ラ
28の下端部は上記第1、第2の移動体18、19の下
端から下方へ突出している。
【0022】また、上記第1の移動体18の他端部18
bの下端には第3のアイドラ−29が回転自在に設けら
れている。この第3のアイドラ−29の下端部は上記第
1の移動体18の下端から突出していると共に、この第
3のアイドラ−29の下端および上記押圧ロ−ラ28の
下端は同じ高さに配置されている。
【0023】上記第1のリ−ル13から延出された粘着
テ−プ12は上記第1のアイドラ−25の下方に通され
たのち、第2のアイドラ−26の上方に通される。上記
第2のアイドラ−26の外周面の上端から延出された粘
着テ−プ12は約90度下方に向きを変換されて上記押
圧ロ−ラ28の下方に通される。この押圧ロ−ラ28の
外周面の下端から延出された粘着テ−プ12は上記第3
のアイドラ−29の下方に通される。そして、上記第3
のアイドラ−29の外周面の下端から延出された粘着テ
−プ12は上記第2のリ−ル14に巻き取られるように
なっている。このとき上記第1、第2のアイドラ−2
5、26の間の粘着テ−プ12は略水平となり、第1の
水平部30を形成する。また、上記押圧ロ−ラ28の外
周面の下端と第3のアイドラ−29の外周面の下端は同
じ高さであるから、上記押圧ロ−ラ28と第3のアイド
ラ−29の間において上記粘着テ−プ12は水平とな
り、第2の水平部31を形成する。
【0024】そして、上記第2の移動体19が上記第1
の移動体18の一端側18aに位置決めされている場合
において(図1に示す状態)、上記粘着テ−プ12の第
2の水平部31はその粘着面12aを下方に向けて上記
載置テ−ブル11の載置面11aに載置されたTAB部
品2の異方性導電膜1の上側面に設けられた離型紙4と
平行に離間した状態で対向するようになっている。次
に、この装置を用いてTAB部品2に仮圧着された異方
性導電膜1の離型紙4を剥離する動作を説明する。
【0025】まず、第2のリ−ル14が上記出力軸15
によって所定量だけ回転駆動される。このことによって
新しい粘着テ−プ12が上記押圧ロ−ラ28と第3のア
イドラ−29の間の第2の水平部31に供給される。
【0026】次に図示しないTAB部品供給手段により
上記載置テ−ブル11の載置面11aにTAB部品2が
供給される。上記TAB部品2は離型紙4の上面が上記
粘着テ−プ12の水平部31に対向するように載置さ
れ、図示しない真空吸着機構により吸着位置決めされ
る。このとき、図1に示すように、上記第1の移動体1
8は上記保持体10の上端側に位置すると共に、第2の
移動体19は上記第1の移動体18の一端側18aに位
置している。
【0027】上記TAB部品2が上記テ−ブル11の載
置面11aに位置決め載置されたならば、上記第1の移
動体18は図示しない駆動手段によって上記第1、第2
ののガイドレ−ル20、21に沿って下降駆動される。
上記粘着テ−プ12の第2の水平部31が上記異方性導
電膜1の離型紙4に接触したならば第1の移動体18は
停止する。
【0028】そして、この状態で上記第1のリ−ル13
および第2のリ−ル14はロックされ、粘着テ−プ12
が第1のリ−ル13から繰り出されないよう固定され
る。ついで、上記第2の移動体19は上記第3、第4の
ガイドレ−ル22、23に沿って上記第1の移動体18
の他端側18bに向かって駆動される。
【0029】すると、図2に示すように上記押圧ロ−ラ
28は上記粘着テ−プ12を上記離型紙4に粘着する方
向に加圧しつつ、上記第3のアイドラ−29の方向へ回
転移動する。上記押圧ロ−ラ28の移動に伴って上記粘
着テ−プ12の第2の水平部31の長さは短くなると共
に、押圧ロ−ラ28の移動方向の後ろ側の粘着テ−プ1
2は第2のアイドラ−26によって上方へ持ち上げられ
て上記第1の水平部30を形成する。
【0030】上記粘着テ−プ12と離型紙4の接合力は
異方性導電膜1と離型紙4の接合力よりも大きいから、
上記離型紙4は上記異方性導電膜1から粘着テ−プ12
に転写され、この粘着テ−プ12と共に上記異方性導電
膜1から剥離方向に離間させられる。このことによって
上記離型紙4は異方性導電膜1から剥離する。
【0031】上記粘着テ−プ12によって剥離された離
型紙4は粘着テ−プ12と共に、上記第2のアイドラ−
26によって剥離方向に持ち上げられ、上記第1の水平
部30を形成する。
【0032】上記第2の移動体19が上記第1の移動体
18の他端部18bに到達し、上記異方性導電膜1から
離型紙4が完全に剥離されたならば、上記第1の移動体
18は第1、第2のガイドレ−ル20、21に沿って上
方に駆動される。そして、上記押圧ロ−ラ28とTAB
部品2が離間したならば、上記第1、第2のリ−ル1
3、14のロック状態が解除され、上記第2のリ−ル1
4は再び図示しない回転駆動手段により回転駆動され
る。
【0033】このことによって、上記粘着テ−プ12は
図3に示すように上記第2のリ−ル14の方向に送り駆
動され、上記粘着テ−プ12に転写された離型紙4はそ
の粘着テ−プ12ごと上記第2のリ−ル14に巻き取ら
れる。そして、離型紙4が剥離されたTAB部品2は、
上記載置テ−ブル11の載置面11aから取り出され、
図示しないパネル実装工程に移送される。
【0034】以上のように、離型紙の剥離動作の一工程
が終了すると、上記第2の移動体19は再び上記第1の
移動体18の一端側にスライド駆動され、図1に示すよ
うな状態に復帰する。
【0035】ついで、上記押圧ロ−ラ28と第2のアイ
ドラ−26の間の第2の水平部31は再び新しい粘着テ
−プ12が供給されると共に、離型紙4が剥離されてい
ないTAB部品2が再び上記載置テ−ブル11に図示し
ない供給手段により供給される。そして、このTAB部
品2の離型紙4の剥離動作が上述した動作と同様に行わ
れる。
【0036】このような構成によれば、人手によらず自
動的に異方性導電膜1から離型紙4を剥離することがで
きる。このことによって異方性導電膜1に塵埃等が付着
するのが防止されるので製品の接続不良が減少すると共
に、剥離作業を連続的に行うことができるから生産効率
が向上する。
【0037】また、上記押圧ロ−ラ28により粘着テ−
プ12を離型紙4側に加圧しつつ移動させ、その移動方
向の後方から上記離型紙4を順次異方性導電膜1から離
間させている。このため、粘着テ−プ12によりTAB
部品2を不必要に上方に引っ張ることがないので、TA
B部品2を破損させることが少ない。
【0038】また、上記第1の水平部30と第2の水平
部31の長さの和は常に一定で、かつ上記第2のアイド
ラ−26と押圧ロ−ラ28の間の粘着テ−プ12の長さ
も常に一定であるから、上記第1のアイドラ−25と第
3のアイドラ−29間の粘着テ−プ12の全長は変化し
ない。
【0039】すなわち、上記粘着テ−プ12は押圧ロ−
ラ28の移動にともない伸び縮みすることがないので、
上記粘着テ−プ12が不要に引っ張られたり、たるんだ
りするということがない。このことによって粘着テ−プ
12が切れたり、ばたついたりするということがないか
ら、この装置をスム−ズに運転し離型紙4を確実に剥離
することができる。なお、この発明は上記一実施例に限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
種々変形可能である。
【0040】例えば、上記一実施例では、第2のアイド
ラ−26を設けたが、図4に示すように、上記第2の移
動体19には押圧ロ−ラ28のみを設けると共に、第3
のアイドラ−29は第1の移動体18の上端部に設ける
ようにしても良い。
【0041】この装置を用いて異方性導電膜1の離型紙
4を剥離する場合には、まず上記第1の移動体18を下
降駆動して押圧ロ−ラ28の外周面の下端と上記離型紙
4の上面の高さが同じになるようにする。
【0042】そして、上記第1のリ−ル13、第2のリ
−ル14をロックして上記第1のリ−ル13から粘着テ
−プ12が繰り出されないようにする。ついで、上記第
2の移動体19を上記第1の移動体18の他端部18b
の方向へ駆動する。
【0043】すると上記押圧ロ−ラ28は上記粘着テ−
プ12を離型紙4に粘着させながら異方性導電膜1に沿
って回転移動する。この押圧ロ−ラ28の回転移動にと
もない上記押圧ロ−ラ28の移動方向の後方の粘着テ−
プ12は第1のアイドラ−25によって上記異方性導電
膜1から離間する方向に持ち上げられる。このことによ
って上記離型紙4を異方性導電膜1から剥離することが
できる。
【0044】
【発明の効果】上述のようにこの発明の離型紙剥離装置
及び方法は、互いに並行して形成された複数の端子に仮
圧着された異方性導電膜に貼着された離型紙を剥離する
離型紙剥離装置において、押圧ローラを上記異方性導電
膜に沿って移動させ粘着テ−プを押圧して上記離型紙に
粘着さると共に、上記押圧ロ−ラの移動方向の後ろ側か
ら上記離型紙に粘着された粘着テ−プを上記異方性導電
膜と離間する方向に駆動することで上記離型紙を剥離す
るようにした。
【0045】このような構成によれば、離型紙を剥離す
る際に塵埃の付着が有効に防止できると共に、端子を破
損するということもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例を示す概略構成図。
【図2】同じく離型紙を剥離している動作を示す概略構
成図。
【図3】同じく離型紙を剥離した後の動作を示す概略構
成図。
【図4】この発明の他の実施例の概略構成図。
【図5】異方性導電膜が仮圧着されたTAB部品の斜視
図。
【図6】図4におけるTAB部品のVI−VI線に沿う断面
図である。
【符号の説明】
1…異方性導電膜、2…TAB部品、4…離型紙、12
…粘着テ−プ、13…第1のリ−ル、14…第2のリ−
ル、18…第1の移動体、19…第2の移動体、25…
第1のアイドラ−、26…第2のアイドラ−、28…押
圧ロ−ラ、29…第3のアイドラ−。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに並行して形成された複数の端子に
    仮圧着された異方性導電膜に貼着された離型紙を剥離す
    る離型紙剥離装置において、上記異方性導電膜に沿って
    移動可能に設けられると共に上記離型紙に粘着される
    着テ−プを押圧して上記離型紙に粘着させる押圧ロ−ラ
    と、上記押圧ロ−ラの移動方向の後ろ側から上記離型紙
    に粘着された粘着テ−プを上記異方性導電膜と離間する
    方向に剥離する剥離手段とを有することを特徴とする離
    型紙剥離装置。
  2. 【請求項2】 互いに並行して形成された複数の端子に
    仮圧着された異方性導電膜に貼着された離型紙を剥離す
    る離型紙剥離装置において、上記異方性導電膜に貼着さ
    れた離型紙に粘着される粘着テープを所定長さ供給する
    工程と、供給された粘着テープを上記異方性導電膜に沿
    って移動する押圧ローラにより上記離型紙に粘着する工
    程と、上記押圧ローラの移動により粘着された上記粘着
    テープを上記押圧ローラの移動方向の後ろ側から上記異
    方性導電膜と離間する方向に剥離する剥離工程とを有す
    ることを特徴とする離型紙剥離方法。
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JPH053225A (ja) 1993-01-08

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