JP2008171841A - テープ検査剥離装置、電子部品実装装置およびテープ検査剥離方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを効率よく剥離することができ、かつ大きさの大きな基板からACFテープを剥離する場合であっても、基板が割れないテープ検査剥離装置、電子部品実装装置およびテープ検査剥離方法を提供すること。
【解決手段】本発明のテープ検査剥離装置10は、ACFテープ65が基板60上に適切に貼り付けられているかを判断する検査部11と、検査部11によってACFテープ65が基板60上に適切に貼り付けられていないと判断されたとき、基板60からACFテープ65を剥離する剥離機構20とを備えている。剥離機構20は、基板60上に貼り付けられたACFテープ65に剥離テープ21を接着した後、当該剥離テープ21を移動させることによって、基板60からACFテープ65を剥離する。
【選択図】図1

Description

本発明は、適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを剥離するテープ検査剥離装置、電子部品実装装置およびテープ検査剥離方法に関する。
従来の電子部品実装装置においては、ACFテープ貼付装置によってACFテープを基板に貼り付けた後、検査部によってACFテープが基板上に適切に貼り付けられているかを判断している。
そして、検査部によってACFテープが基板上に適切に貼り付けられていないと判断されたときには、電子部品実装装置の運転を停止し、作業者が電子部品実装装置から基板を取り出して、基板からACFテープを剥がしている。そして、ACFテープの剥がされた基板を再びACFテープ貼付装置に投入した後、電子部品実装装置の運転を開始している。
このような電子部品実装装置においては、適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを剥離するために、長時間必要となり、効率が悪い。また、最近では、基板の大きさが大きくなってきているため、作業者が基板を取り出す際に、基板が割れてしまうこともある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを効率よく剥離することができ、かつ大きさの大きな基板からACFテープを剥離する場合であっても、基板が割れることのないテープ検査剥離装置、電子部品実装装置およびテープ検査剥離方法を提供することができる。
本発明は、ACFテープが基板上に適切に貼り付けられているかを判断する検査部と、
検査部によってACFテープが基板上に適切に貼り付けられていないと判断されたとき、基板上に貼り付けられたACFテープに剥離テープを接着した後、当該剥離テープを移動させることによって、基板からACFテープを剥離する剥離機構と、
を備えたことを特徴とするテープ検査剥離装置である。
このような構成により、適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを効率よく剥離することができ、かつ大きさの大きな基板からACFテープを剥離する場合であっても、基板が割れることを防止することができる。
本発明は、剥離機構が、回転自在な剥離ローラと、当該剥離ローラに巻き付けられた剥離テープとを有し、
剥離テープが基板上のACFテープに接着された後、剥離ローラが水平方向に移動しつつ回転することによって、ACFテープが基板から剥離されることを特徴とするテープ検査剥離装置である。
このような構成により、適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを効率よく剥離することができ、かつ大きさの大きな基板からACFテープを剥離する場合であっても、基板が割れることを防止することができる。
本発明は、剥離機構が、剥離ローラを上下方向に駆動する上下方向駆動機構と、剥離ローラを水平方向に駆動する水平方向駆動機構とを有することを特徴とするテープ検査剥離装置である。
本発明は、剥離機構が、回転自在な一対のロールと、当該一対のロールに無端状に巻き付けられた剥離テープとを有し、
剥離テープが基板上のACFテープに接着された後、剥離テープが一対のロール間で移動することによって、ACFテープが基板から剥離されることを特徴とするテープ検査剥離装置である。
このような構成により、適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを効率よく剥離することができ、かつ大きさの大きな基板からACFテープを剥離する場合であっても、基板が割れることを防止することができる。
本発明は、一対のロールの各々に、一対のロールを上下方向に駆動する上下方向駆動機構が連結されていることを特徴とするテープ検査剥離装置である。
本発明は、剥離機構が、複数の圧着ツールと、当該圧着ツールの下面に設けられた剥離テープとを有し、
圧着ツールが、剥離テープを基板上のACFテープに圧着した後、上昇することによって、ACFテープを基板から剥離することを特徴とするテープ検査剥離装置である。
このような構成により、適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを効率よく剥離することができ、かつ大きさの大きな基板からACFテープを剥離する場合であっても、基板が割れることを防止することができる。
本発明は、検査部と剥離機構との間に、検査部によってACFテープが基板上の適切に貼り付けられていないと判断されたとき、当該基板を検査部から剥離機構へ搬送する搬送機構が設けられていることを特徴とするテープ検査剥離装置である。
本発明は、ACFテープを基板に貼り付けるACFテープ貼付装置と、
ACFテープ貼付装置の下流側に配置された、上述のテープ検査剥離装置と、
を備えたことを特徴とする電子部品実装装置である。
このような構成により、適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを効率よく剥離することができ、かつ大きさの大きな基板からACFテープを剥離する場合であっても、基板が割れることを防止することができる。
本発明は、上述のテープ検査剥離装置を用いたテープ検査剥離方法において、
検査部によって、ACFテープが基板上に適切に貼り付けられているかを判断する検査工程と、
検査部によってACFテープが基板上に適切に貼り付けられていないと判断されたとき、剥離機構によって、基板上に貼り付けられたACFテープに剥離テープを接着した後、当該剥離テープを移動させることによって、基板からACFテープを剥離する剥離工程と、
を備えたことを特徴とするテープ検査剥離方法である。
このような構成により、適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを効率よく剥離することができ、かつ大きさの大きな基板からACFテープを剥離する場合であっても、基板が割れることを防止することができる。
本発明によれば、基板上に適切に貼り付けられていないACFテープを、基板から自動的に剥離することができるので、適切な状態で基板に貼り付けられていないACFテープを効率よく剥離することができ、かつ大きさの大きな基板からACFテープを剥離する場合であっても、基板が割れることを防止することができる。
第1の実施の形態
以下、本発明に係る電子部品実装装置の第1の実施の形態について、図面を参照して説明する。ここで、図1(a)−(c)乃至図3は本発明の第1の実施の形態を示す図である。
図1(a)−(c)に示すように、電子部品実装装置100は、ACFテープ65を基板60に貼り付けるACFテープ貼付装置1と、ACFテープ貼付装置1の下流側に配置され、ACFテープ65が基板60上に適切に貼り付けられているかを判断するとともに、ACFテープ65が基板60上に適切に貼り付けられていないと判断されたとき基板60からACFテープ65を剥離するテープ検査剥離装置10と、テープ検査剥離装置10の下流側に配置され、基板60上に貼り付けられたACFテープ65上に電子部品(図示せず)を圧着する電子部品圧着装置(図示せず)とを備えている。
なお、本願で「下流」とは、ACFテープ貼付装置1によって、基板60にACFテープ65を貼り付ける工程から、電子部品圧着装置によって、基板60に貼り付けられたACFテープ65上に電子部品を圧着する工程までの一連の工程で、下流であることを意味する。
上述したテープ検査剥離装置10は、図1(a)−(c)に示すように、基板60からACFテープ65が剥離していないかなど、ACFテープ65が基板60上に適切に貼り付けられているかを判断する検査部11と、検査部11によってACFテープ65が基板60上に適切に貼り付けられていないと判断されたとき、基板60からACFテープ65を剥離する剥離機構20とを備えている。
このうち、剥離機構20は、図1(a)−(c)および図2(a)(b)に示すように、回転自在な剥離ローラ23と、当該剥離ローラ23に巻き付けられた剥離テープ21とを有している。また、剥離ローラ23には、剥離ローラ23を上下方向に駆動する上下方向駆動機構27と、剥離ローラ23を水平方向に駆動する水平方向駆動機構26とが連結されている。なお、図2(a)は剥離機構20と基板60を図1(b)の矢印S方向から見た側方図を示し、図2(b)は剥離機構20と基板60を図1(b)の矢印F方向から見た正面概略図を示している。ところで、図2(b)では、剥離機構20について、剥離テープ21と剥離ローラ23のみを示している。
また、図1(a)−(c)および図2(a)に示すように、テープ検査剥離装置10は、検査部11、水平方向駆動機構26および上下方向駆動機構27に接続された制御部50を有している。そして、この制御部50は、検査部11によってACFテープ65が基板60から剥離していると判断されたときに、水平方向駆動機構26を制御して、ACFテープ65の基板60から剥離している部分の上方まで剥離ローラ23を水平方向に移動させた後、上下方向駆動機構27を制御して、ACFテープ65の基板60から剥離している部分に剥離テープ21を接着させる(図1(b)および図2(a)(b)参照)。
また、図1(a)に示すように、ACFテープ貼付装置1と検査部11との間には、ACFテープ貼付装置1によってACFテープ65が貼り付けられた基板60を検査部11へ搬送する第一搬送部71が設けられている。また、図1(b)に示すように、検査部11と剥離機構20との間には、検査部11によってACFテープ65が基板60上の適切に貼り付けられていないと判断されたとき、当該基板60を検査部11から剥離機構20へ搬送する第二搬送部(搬送機構)72が設けられている。また、図1(c)に示すように、剥離機構20とACFテープ貼付装置1との間には、剥離機構20によってACFテープ65が剥離された基板60を、剥離機構20からACFテープ貼付装置1へ搬送する第三搬送部73が設けられている。
次に、このような構成からなる本実施の形態の作用について述べる。以下、ACFテープ65が基板60上の適切に貼り付けられていない状態の一例として、基板60からACFテープ65が剥離している場合を用いて説明する。
まず、ACFテープ貼付装置1によって、基板60上にACFテープ65が貼り付けられる(ACFテープ貼付工程81)(図1(a)および図3参照)。
次に、第一搬送部71によって、ACFテープ貼付装置1によってACFテープ65が貼り付けられた基板60が検査部11まで搬送される(第一搬送工程83)(図1(a)および図3参照)。
次に、検査部11によって、基板60からACFテープ65が剥離しているか否か(ACFテープ65が基板60上に適切に貼り付けられているか)が判断される(検査工程85)(図1(a)および図3参照)。ここで、ACFテープ65が基板60から剥離している場合には、検査部11は、ACFテープ65のうち、基板60から剥離している部分の位置情報を制御部50に送信する。
そして、検査部11によって、ACFテープ65が基板60上に適切に貼り付けられていると判断された場合には、当該基板60は、テープ検査剥離装置10の下流側に配置された電子部品圧着装置(図示せず)へ搬送され、基板60上に貼り付けられたACFテープ65上に電子部品(図示せず)が圧着される(電子部品圧着工程96)(図3参照)。他方、検査部11によって、ACFテープ65が基板60から剥離していると判断された場合には、当該基板60は第二搬送部72によって検査部11から剥離機構20へ搬送される(第二搬送工程87)(図1(b)および図3参照)。
次に、検査部11から送信されたACFテープ65の基板60から剥離している部分の位置情報に基づき、制御部50によって水平方向駆動機構26が制御され、剥離ローラ23がACFテープ65の基板60から剥離している部分の上方まで水平方向に移動する(水平位置決定工程89(図1(b)および図3参照)。
次に、制御部50によって上下方向駆動機構27が制御され、剥離ローラ23が下方に移動し、基板60上に貼り付けられたACFテープ65に剥離テープ21が接着される(図2(a)(b)参照)。このように、剥離テープ21が基板60上のACFテープ65に接着された後、剥離ローラ23が水平方向に移動しつつ回転することによって、ACFテープ65が基板60から剥離される(剥離工程91)(図2(b)および図3参照)。
このとき、制御部50は、例えば、図2(b)において、ACFテープ65の左端が基板60から剥離していると検査部11によって検知された場合には、制御部50からの信号に基づいて、図2(b)に示すように、剥離ローラ23が、ACFテープ65の左端上方から下降し、破線矢印方向に回転する。他方、図2(b)において、ACFテープ65の右端が基板60から剥離していると検査部11によって検知された場合には、制御部50からの信号に基づいて、剥離ローラ23が、ACFテープ65の右端上方から下降し、破線矢印方向と逆方向に回転する。
上述のように、制御部50によって、剥離ローラ23がACFテープ65の基板60から剥離している部分の上方まで水平方向に移動した後、剥離ローラ23が下方に移動し、基板60上に貼り付けられたACFテープ65に剥離テープ21が接着されるので、ACFテープ65の基板60から剥離している部分に剥離テープ21を確実に接着することができる。このため、基板60からACFテープ65をより確実に剥離することができる。
上述のように、剥離機構20によってACFテープ65が基板60から剥離された後、第三搬送部73によってACFテープ65が剥離された基板60が剥離機構20からACFテープ貼付装置1へ搬送される(第三搬送工程93)(図1(c)および図3参照)。
その後は、上述した工程が繰り返し行われる。
上述のように、本実施の形態によると、自動的に、基板60上に貼り付けられたACFテープ65に剥離テープ21を接着し、剥離ローラ23を水平方向に移動させつつ回転させることによって、ACFテープ65を基板60から剥離することができる。このため、基板60から剥離しているなど、適切な状態で基板60に貼り付けられていないACFテープ65を効率よく剥離することができる。
また、従来のように、作業者が基板60を取り出す必要がないため、大きさの大きな基板60からACFテープ65を剥離する場合であっても、基板60は割れることがない。
第2の実施の形態
次に図4(a)(b)により本発明の第2の実施の形態について説明する。図4(a)(b)に示す第2の実施の形態は、回転自在な剥離ローラ23と、当該剥離ローラ23に巻き付けられた剥離テープ21とを有する剥離機構20を用いる代わりに、回転自在な一対のロール33と、当該一対のロール33に無端状に巻き付けられた剥離テープ31とを有する剥離機構30を用いたものである。また、一対のロール33には、一対のロール33を上下方向に駆動する上下方向駆動機構37が連結されている。また、上下方向駆動機構37には、当該上下方向駆動機構37を水平方向に駆動する水平方向駆動機構36が連結されている。また、ロール33には、ロール33の回転方向を制御する制御部50が接続されている。その他の構成は、図1(a)−(c)乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。
図4(a)(b)に示す第2の実施の形態において、図1(a)−(c)乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
以下、図4(a)(b)を用いて、回転自在な一対のロール33と、当該一対のロール33に無端状に巻き付けられた剥離テープ31とからなる剥離機構30によって、基板60からACFテープ65を剥離する方法について説明する。
剥離工程91において、まず、上下方向駆動機構37によって、一対のロール33が下方に移動する(図3および図4(a)参照)。このことによって、一対のロール33に無端状に巻き付けられた剥離テープ31が基板60上のACFテープ65に接着される。
次に、一対のロール33が回転することによって、剥離テープ31が一対のロール33間で移動して、ACFテープ65が基板60から剥離される(図4(b)参照)。
このとき、制御部50は、検査部11から送信されたACFテープ65の基板60から剥離している部分の位置情報に基づき、ロール33の回転方向を制御する。例えば、図4(a)(b)において、ACFテープ65の右端が基板60から剥離していると検査部11によって検知された場合には、制御部50からの信号に基づいてロール33が図4(b)の矢印R1方向に回転する。このとき、図4(b)に示すように、水平方向駆動機構36によって上下方向駆動機構37が左側へ移動する。
他方、図4(a)(b)において、ACFテープ65の左端が基板60から剥離していると検査部11によって検知された場合には、制御部50からの信号に基づいてロール33が図4(b)の矢印R1方向と逆方向に回転する。このとき、水平方向駆動機構36によって、上下方向駆動機構37が図4(a)(b)の右側へ移動する。
このように、本実施の形態によると、自動的に、基板60上に貼り付けられたACFテープ65に剥離テープ31を接着し、剥離テープ31を一対のロール33間で移動させることによって、ACFテープ65を基板60から剥離することができる。このため、基板60から剥離しているなど、適切な状態で基板60に貼り付けられていないACFテープ65を効率よく剥離することができる。
また、従来のように、作業者が基板60を取り出す必要がないため、大きさの大きな基板60からACFテープ65を剥離する場合であっても、基板60は割れることがない。
さらに、検査部11から送信されたACFテープ65の基板60から剥離している部分の位置情報に基づき、制御部50がロール33の回転方向を制御するので、基板60からACFテープ65をより確実に剥離することができる。
第3の実施の形態
次に図5(a)(b)により本発明の第3の実施の形態について説明する。図5(a)(b)に示す第3の実施の形態は、回転自在な剥離ローラ23と、当該剥離ローラ23に巻き付けられた剥離テープ21とを有する剥離機構20を用いる代わりに、複数の圧着ツール43と、当該圧着ツール43の下面に設けられた剥離テープ41とを有する剥離機構40を用いたものである。また、各圧着ツール43には、圧着ツール43を上下方向に駆動する上下方向駆動機構47が連結されている。また、上下方向駆動機構47には、上下方向駆動機構47によって駆動される圧着ツール43を選択する制御部50が接続されている。その他の構成は、図1(a)−(c)乃至図3に示す第1の実施の形態と略同一である。
図5(a)(b)に示す第3の実施の形態において、図1(a)−(c)乃至図3に示す第1の実施の形態と同一部分には同一符号を付して詳細な説明は省略する。
以下、図5(a)(b)を用いて、複数の圧着ツール43と、当該圧着ツール43の下面に設けられた剥離テープ41とからなる剥離機構40によって、基板60からACFテープ65を剥離する方法について説明する。
剥離工程91において、まず、上下方向駆動機構47によって、全ての圧着ツール43が下方に移動する(図3および図5(a)参照)。このことによって、圧着ツール43の下面に設けられた剥離テープ41が基板60上のACFテープ65に圧着される。
次に、圧着ツール43が上昇することによって、ACFテープ65が基板60から剥離される(図5(b)参照)。
このとき、制御部50は、検査部11から送信されたACFテープ65の基板60から剥離している部分の位置情報に基づき、上下方向駆動機構47によって上昇させる圧着ツール43を選択する。例えば、図5(a)(b)において、ACFテープ65の左端が基板60から剥離していると検査部11によって検知された場合には、図5(b)に示すように、制御部50は、上下方向駆動機構47によって左端にある圧着ツール43から順に上昇させる。他方、図5(a)(b)において、ACFテープ65の右端が基板60から剥離していると検査部11によって検知された場合には、制御部50は、上下方向駆動機構47によって右端にある圧着ツール43から順に上昇させる。
このように、本実施の形態によると、自動的に、圧着ツール43によって、基板60上に貼り付けられたACFテープ65に剥離テープ41を圧着し、上昇させることによって、ACFテープ65を基板60から剥離することができる。このため、基板60から剥離しているなど、適切な状態で基板60に貼り付けられていないACFテープ65を効率よく剥離することができる。
また、従来のように、作業者が基板60を取り出す必要がないため、大きさの大きな基板60からACFテープ65を剥離する場合であっても、基板60は割れることがない。
さらに、検査部11から送信されたACFテープ65の基板60から剥離している部分の位置情報に基づき、制御部50が上下方向駆動機構47によって上昇させる圧着ツール43を選択するので、基板60からACFテープ65をより確実に剥離することができる。
本発明の第1の実施の形態による電子部品実装装置を示す平面図。 本発明の第1の実施の形態による剥離機構と基板を図1(b)の矢印S方向から見た側方図と、矢印F方向から見た正面概略図。 本発明の第1の実施の形態によるテープ検査剥離方法を示すフロー図。 本発明の第2の実施の形態による剥離機構を示す正面図。 本発明の第3の実施の形態による剥離機構を示す正面図。
符号の説明
1 ACFテープ貼付装置
10 テープ検査剥離装置
11 検査部
20 剥離機構
21 剥離テープ
23 剥離ローラ
26 水平方向駆動機構
27 上下方向駆動機構
30 剥離機構
31 剥離テープ
33 ロール
36 水平方向駆動機構
37 上下方向駆動機構
40 剥離機構
41 剥離テープ
43 圧着ツール
47 上下方向駆動機構
50 制御部
60 基板
65 ACFテープ
71 第一搬送部
72 第二搬送部(搬送機構)
73 第三搬送部
81 ACFテープ貼付工程
83 第一搬送工程
85 検査工程
87 第二搬送工程
89 水平位置決定工程
91 剥離工程
93 第三搬送工程
96 電子部品圧着工程
100 電子部品実装装置

Claims (9)

  1. ACFテープが基板上に適切に貼り付けられているかを判断する検査部と、
    検査部によってACFテープが基板上に適切に貼り付けられていないと判断されたとき、基板上に貼り付けられたACFテープに剥離テープを接着した後、当該剥離テープを移動させることによって、基板からACFテープを剥離する剥離機構と、
    を備えたことを特徴とするテープ検査剥離装置。
  2. 剥離機構は、回転自在な剥離ローラと、当該剥離ローラに巻き付けられた剥離テープとを有し、
    剥離テープが基板上のACFテープに接着された後、剥離ローラが水平方向に移動しつつ回転することによって、ACFテープが基板から剥離されることを特徴とする請求項1記載のテープ検査剥離装置。
  3. 剥離機構は、剥離ローラを上下方向に駆動する上下方向駆動機構と、剥離ローラを水平方向に駆動する水平方向駆動機構とを有することを特徴とする請求項2記載のテープ検査剥離装置。
  4. 剥離機構は、回転自在な一対のロールと、当該一対のロールに無端状に巻き付けられた剥離テープとを有し、
    剥離テープが基板上のACFテープに接着された後、剥離テープが一対のロール間で移動することによって、ACFテープが基板から剥離されることを特徴とする請求項1記載のテープ検査剥離装置。
  5. 一対のロールの各々に、一対のロールを上下方向に駆動する上下方向駆動機構が連結されていることを特徴とする請求項4記載のテープ検査剥離装置。
  6. 剥離機構は、複数の圧着ツールと、当該圧着ツールの下面に設けられた剥離テープとを有し、
    圧着ツールが、剥離テープを基板上のACFテープに圧着した後、上昇することによって、ACFテープを基板から剥離することを特徴とする請求項1記載のテープ検査剥離装置。
  7. 検査部と剥離機構との間に、検査部によってACFテープが基板上の適切に貼り付けられていないと判断されたとき、当該基板を検査部から剥離機構へ搬送する搬送機構が設けられていることを特徴とする請求項1記載のテープ検査剥離装置。
  8. ACFテープを基板に貼り付けるACFテープ貼付装置と、
    ACFテープ貼付装置の下流側に配置された、請求項1記載のテープ検査剥離装置と、
    を備えたことを特徴とする電子部品実装装置。
  9. 請求項1記載のテープ検査剥離装置を用いたテープ検査剥離方法であって、
    検査部によって、ACFテープが基板上に適切に貼り付けられているかを判断する検査工程と、
    検査部によってACFテープが基板上に適切に貼り付けられていないと判断されたとき、剥離機構によって、基板上に貼り付けられたACFテープに剥離テープを接着した後、当該剥離テープを移動させることによって、基板からACFテープを剥離する剥離工程と、
    を備えたことを特徴とするテープ検査剥離方法。
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