JP2003051517A - テープ部材貼着装置 - Google Patents

テープ部材貼着装置

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JP2003051517A
JP2003051517A JP2001235634A JP2001235634A JP2003051517A JP 2003051517 A JP2003051517 A JP 2003051517A JP 2001235634 A JP2001235634 A JP 2001235634A JP 2001235634 A JP2001235634 A JP 2001235634A JP 2003051517 A JP2003051517 A JP 2003051517A
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Naoki Masuko
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 テープ部材を離型紙から良好に剥離するこ
と。 【構成】 ACF剥離装置12に対し離型紙3を挟んで
対向する位置に、離型紙に対して進退自在に押し出し部
材22を配置し、この押し出し部材22をエアシリンダ
23にて進退動させる。そして、不要なACF2がAC
F剥離装置12による剥離位置に位置付けられたとき
に、この不要なACF2をACF剥離装置12に向けて
押し出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上にテープ部
材を貼着するテープ部材貼着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】液晶デイスプレイパネル(LCD)やプ
ラズマディスプレイパネル(PDP)に代表されるフラ
ットパネルディスプレイ等の製造工程では、ガラス基板
に対してフィルム状部材にて形成された電子部品を貼着
するために、その両面に粘着性を有する異方性導電フィ
ルム(Anisotropic Conductive Film、以下「AC
F」という)等のテープ部材が用いられている。
【0003】このACFは、ガラス基板、或いは電子部
品に予め貼着されるのであるが、このACFの貼着工程
では、ACF貼着装置が用いられる。
【0004】図8に示すACF貼着装置1においては、
ACF2は離型紙3に貼付された状態で供給リール4に
巻回されており、ACF2は矢印A方向に沿って移動自
在のチャック機構(送り装置)5にて引き出され、基板
ステージ6にて貼着位置に位置付けられたガラス基板7
上に位置決めされる。なお、ACF2は、この送り途中
において、切断装置8にて所定の寸法に切断される。こ
こで、切断装置8は、離型紙3を切断することなくAC
F2のみを切断するように作動量が調整されている。
【0005】ACF2がガラス基板7上に位置付けられ
ると、圧着ツール9が下降して、離型紙3を介してAC
F2をガラス基板7上に熱圧着する。このときガラス基
板7は、下方からバックアップツール10により支持さ
れる。
【0006】圧着ツール9が上昇した後、不図示の離型
紙剥離機構にて、ガラス基板7上に貼着されたACF2
から離型紙3が剥離される。
【0007】この後、切断装置8にて所定寸法に切断さ
れた次に貼着されるACF2がチャック機構5により引
き出され、同時に、ACF2から剥離された離型紙3は
巻取りリール11に巻き取られる。一方、基板ステージ
6は、ガラス基板7における次にACF2が貼着される
部位が貼着位置となるようにガラス基板7を移動させ
る。
【0008】また、このようなACF貼着装置1におい
ては、今回の貼着対象となるACF2をガラス基板7に
圧着する際に、ACF2の位置決め位置が矢印A方向に
位置ずれを生じた場合であっても、次に貼着予定のAC
F2が圧着ツール9の下方に侵入して今回貼着対象のA
CF2と一緒に圧着される不具合を防止するために、今
回貼着対象のACF2と次に貼着予定のACF2との間
に間隙を形成する作業を行なっている。
【0009】すなわち、ACF貼着装置1は、ACF剥
離装置12を有しており、このACF剥離装置12にて
間隔を形成するためのACF2(以下これを「不要なA
CF」と称す)を離型紙3から剥離し除去する。
【0010】図9は、ACF剥離装置12を示す正面図
である。
【0011】ACF剥離装置12は、エアシリンダ等の
昇降装置13にて上下動するベース部材14に、粘着テ
ープ15を供給するための供給リール16、粘着テープ
15を支持する剥離ヘッド17、粘着テープ15を巻き
取る巻取りリール18を備えてなり、供給リール16か
ら供給された粘着テープ15は、ガイドローラ19を介
して剥離ヘッド17に掛け回され、さらにガイドローラ
20を介して巻取りリール18へと送られるように構成
される。剥離ヘッド17は、剥離する不要のACF2の
長さに対応する幅で形成されている。また、ACF2を
挟んで剥離ヘッド17と対向する位置には、離型紙3を
吸着保持する保持ブロック21が配置される。
【0012】そして、不要なACF2が、ACF剥離装
置12による剥離位置に位置付けられるとエアシリンダ
13の作動によりベース部材14が上昇し、図9に2点
鎖線で示すごとくに、剥離ヘッド17により粘着テープ
15を不要なACF2に押し付け、その後、ベース部材
14を下降させることで、離型紙3からACF2を剥離
する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ACF
2は切断装置8にて切断されてはいるものの、切断され
たACF2同士は切断後も近接して位置していることか
ら、十分に分離されていないことがあり、このような場
合には、上記したACF剥離装置12によりACF2の
剥離を試みたとしても、粘着テープ15の粘着力ではA
CF2を離型紙3から剥離することができずに取り残し
てしまうことがあった。また、不要なACF2を取り残
してしまった場合には、この取り残した不要なACF2
は貼着対象のACF2に近接していることから、後の圧
着ツール9によるガラス基板7への熱圧着時に、貼着対
象のACF2とともにガラス基板7に圧着されてしまう
不具合を生じるおそれを有する。
【0014】本発明は、テープ部材を離型紙から良好に
剥離することが可能なテープ部材貼着装置を提供するこ
とを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、テープ部材が貼り付けられた離型紙を送り出す送り
装置と、前記送り装置にて搬送される前記離型紙に貼り
付けられた前記テープ部材を前記離型紙を残して切断す
る切断装置と、前記切断装置にて切断された前記テープ
部材が貼着される基板を前記テープ部材の貼着位置へ位
置付ける基板ステージと、前記貼着位置に位置付けられ
た前記基板に対して切断された前記テープ部材を圧着す
る圧着ツールと、前記切断装置にて切断された前記テー
プ部材のうち、不要なテープ部材を前記離型紙から剥離
するテープ剥離装置と、を有するテープ部材貼着装置に
おいて、前記テープ剥離装置に対し前記離型紙を挟んで
対向して配置され、前記離型紙に対して進退自在に設け
られ、前記不要なテープ部材を前記テープ剥離装置に向
けて押し出す押し出し部材と、前記押し出し部材を進退
動させる駆動部と、を有することを特徴とする。
【0016】請求項2記載の本発明は、請求項1におい
てさらに、前記押し出し部材における前記離型紙との接
触面には、前記離型紙を吸着する吸着孔を設けたことを
特徴とする。
【0017】請求項3記載の本発明は、請求項1または
2においてさらに、前記テープ剥離装置は、粘着性を有
するテープを前記テープ部材に押し付けるローラ部材を
有することを特徴とする。
【0018】請求項4記載の本発明は、請求項3におい
てさらに、前記ローラ部材は、前記押し出し部材におけ
る前記離型紙との接触面に沿って移動自在に設けられた
ことを特徴とする。
【0019】請求項5記載の本発明は、テープ部材が貼
り付けられた離型紙を送り出す送り装置と、前記送り装
置にて搬送される前記離型紙に貼り付けられた前記テー
プ部材を前記離型紙を残して切断する切断装置と、前記
切断装置にて切断された前記テープ部材が貼着される基
板を前記テープ部材の貼着位置へ位置付ける基板ステー
ジと、前記貼着位置に位置付けられた前記基板に対して
切断された前記テープ部材を圧着する圧着ツールと、前
記切断装置にて切断された前記テープ部材のうち、不要
なテープ部材を前記離型紙から剥離するテープ剥離装置
と、を有するテープ部材貼着装置において、前記テープ
剥離装置に対し前記離型紙を挟んで対向して配置され、
前記テープ剥離装置の対向位置にて前記テープ部材を前
記テープ剥離装置側に凸となるように屈曲させるガイド
手段を設けたことを特徴とする。
【0020】請求項6記載の本発明は、請求項5におい
てさらに、前記ガイド手段は、円弧状のガイド面を有す
ることを特徴とする。
【0021】
【作用】請求項1記載の本発明によれば、テープ剥離装
置による剥離位置に位置付けられた不要なテープ部材
は、駆動部にて進退動される押し出し部材にてテープ剥
離装置に向けて押し出される。
【0022】請求項2記載の本発明によれば、押し出し
部材にてテープ剥離装置に向けて押し出される不要なテ
ープ部材は、押し出し部材に設けられた吸着孔にて離型
紙を介して吸着される。
【0023】請求項3記載の本発明によれば、押し出し
部材にてテープ剥離装置に向けて押し出された不要なテ
ープ部材は、テープ剥離装置の粘着性を有するテープを
ローラ部材にて押し付けられる。
【0024】請求項4記載の本発明によれば、ローラ部
材は、押し出し部材にてテープ剥離装置に向けて押し出
された不要なテープ部材に粘着性を有するテープを押し
付けた状態で、押し出し部材における離型紙との接触面
に沿って移動される。
【0025】請求項5記載の本発明によれば、テープ剥
離装置による剥離位置に位置付けられたテープ部材は、
ガイド手段によってテープ剥離装置側に凸状に屈曲され
る。
【0026】請求項6記載の本発明によれば、テープ剥
離装置による剥離位置に位置付けられたテープ部材は、
ガイド手段によってテープ剥離装置側に凸の円弧状に屈
曲される。
【0027】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を用い
て説明する。
【0028】図1は、本発明に係るACF貼着装置の構
成を示す正面図、図2は、ACF剥離装置を示す正面
図、図3は、不要なACFの剥離動作説明図である。な
お、図1乃至図3において、図8および図9と同一部品
には同一符号を付し、その説明を省略する。
【0029】本実施の形態において、切断装置8および
ACF剥離装置12に対向して配置された保持ブロック
21には、ACF剥離装置12に対して進退自在に支持
された押し出し部材22と、この押し出し部材22を進
退動させる駆動部としてのエアシリンダ23とが組み込
まれている。そして、図3に示すように、押し出し部材
22における離型紙3との接触面22aには、離型紙3
を吸着保持する吸着孔22bが設けられており、この吸
着孔22bは、不図示の真空源に選択的に接続可能とさ
れている。また、押し出し部材22の幅寸法Lは、剥離
する不要なACF2の寸法、すなわち、一の貼着対象の
ACF2と次の貼着対象のACF2との間に形成する間
隙の寸法とほぼ同じ長さに形成する。なお、ACF剥離
装置12の剥離ヘッド17の幅寸法も同様に形成され
る。
【0030】なお、図3中、符号21aで示してあるの
は、保持ブロック21に設けられた吸着孔であり、保持
ブロック21はこの吸着孔21aに真空圧を作用させる
ことにて離型紙3を吸着保持する。
【0031】次に作動について説明する。
【0032】いま、切断装置8が一の貼着対象のACF
2を所定寸法に切断した後、チャック機構5が一の貼着
対象のACF2と次の貼着対象のACF2との間に形成
する必要な間隙に相当する長さ分離型紙3を引き出し、
次の切断予定位置を切断装置8による切断位置に位置付
け、さらに、切断装置8がその切断予定位置にてACF
2を切断し、一の貼着対象のACF2と次の貼着対象の
ACF2との間に間隙を形成するために剥離されるAC
F(不要なACF)2の形成が完了したものとして説明
する。
【0033】まず、チャック機構5が離型紙3を挟持
し、矢印A方向に所定距離移動して不要なACF2をA
CF剥離装置12による剥離位置に位置付ける。具体的
には例えば、切断装置8とACF剥離装置12との相対
距離L1、剥離ヘッド17の幅寸法Lとから、切断装置
8が不要なACF2の後端部2a(図3)の切断を完了
した位置から矢印A方向に距離X=(L1−L/2)を
求めることができるので、チャック機構5を距離X移動
させることで、不要なACF2をACF剥離装置12に
よる剥離位置に位置付ける。
【0034】不要なACF2がACF剥離装置12によ
る剥離位置に位置付けられると、保持ブロック21の吸
着孔21a、押し出し部材22の吸着孔22bに真空圧
が供給されて離型紙3が吸着保持される。
【0035】次いで、エアシリンダ23が作動して押し
出し部材22が下降される。このとき、離型紙3は、保
持ブロック21による吸着力と押し出し部材22による
押し出し力とで若干引伸ばされながらACF剥離装置1
2側に凸となるように屈曲されて、不要なACF2がA
CF剥離装置12に向けて押し出された状態となる(図
3)。
【0036】エアシリンダ13の作動によりベース部材
14が上昇され、これにより、粘着テープ15における
剥離ヘッド17上で支持された部位が、押し出し部材2
2にて押し出された不要なACF2に押付けられる(図
4)。そして、ベース部材14が下降することで、粘着
テープ15が粘着された不要なACF2は離型紙3から
引き剥がされる。不要なACF2を剥離したACF剥離
装置12は、巻取りリール18により粘着テープ15を
所定量巻き取り、不要なACF2が粘着されていない部
位を剥離ヘッド17上に位置させる。
【0037】一方、チャック機構5は、不要なACF2
が剥離された後、今回貼着対象となるACF2をガラス
基板7に対する貼着位置に位置付けるために移動する。
【0038】なお、ACF貼着装置12によるガラス基
板7に対するACF2の貼着動作については、例えば、
特開平7−101618号公報に記載されている技術を
用いることで行なうことができるので、その説明は省略
する。
【0039】本実施の形態によれば、下記の作用効果
を有する。
【0040】ACF剥離装置12により不要なACF
2を離型紙3から剥離するときに、不要なACF2を、
この不要なACF2の寸法とほぼ同じ幅寸法Lの押し出
し部材22により離型紙3側からACF剥離装置12に
向けて押し出すようにしているので、不要なACF2と
その前後に位置する貼着対象のACF2との間の切断装
置8による切断部を拡開させることができる。このた
め、切断装置8による切断にもかかわらず、その切断部
が十分に分離されていないような場合であっても、切断
部が拡開させることにより不要なACF2とその前後に
位置する貼着対象のACF2とが分離され、その結果、
ACF剥離装置12によりACF2を離型紙3から容易
に引き剥がすことが可能となる。
【0041】次に、第2の実施の形態について、図4、
図5を用いて説明する。なお、図4、図5において、図
2、図3と同一部品には同一符号を付してその説明は省
略する。
【0042】第2の実施の形態におけるACF貼着装置
1では、ACF剥離装置24が、第1の実施の形態にお
いてブロック状を成していた剥離ヘッド17を回転自在
に支持されたローラ状のローラ部材25としている。そ
して、このローラ部材25は、その保持部26がベース
部材14の上端部に不図示のガイド手段にてスライド自
在に支持されており、支持部26にはベース部材14に
固定されたエアシリンダ27の作動ロッドが連結され
る。
【0043】これにより、ローラ部材25はエアシリン
ダ27の作動によって、押し出し部材22のACF2と
の接触面22aに沿って往復動できるようになってい
る。
【0044】次に、第2に実施の形態による不要なAC
F2の剥離動作について説明する。
【0045】不要なACF2がACF剥離装置24によ
る剥離位置に位置付けられると、押し出し部材22が下
降して、不要なACF2をACF剥離装置24に向けて
押し出す。次に、ベース部材14が上昇しローラ部材2
5にて粘着テープ15を不要なACF2に押付ける。こ
のとき、ローラ部材25は、不要なACF2の右側端部
に対応して位置するようにエアシリンダ27の作動によ
り右端位置(図4中実線位置)に位置している。
【0046】ここで、エアシリンダ27の作動により、
ローラ部材25が不要なACF2の左端位置(図4中2
点鎖線)まで移動する。このローラ部材25の移動過程
で不要なACF2は離型紙3から剥離される(図5)。
【0047】この後、ベース部材14が下降し、押し出
し部材22は上昇する。
【0048】このような実施の形態においては、第1の
実施の形態の作用効果の他に、次の作用効果を有す
る。
【0049】エアシリンダ27の作動量を変更するこ
とによりローラ部材25の移動量を容易に調整すること
ができることから、不要なACF2の寸法が変更された
場合にも、部品交換を行なう必要なく、容易かつ迅速に
対応することができる。
【0050】次に、図6、図7を用いて第3の実施の形
態について説明する。
【0051】第3の実施の形態におけるACF貼着装置
1では、ACF剥離装置30が、離型紙3の搬送をガイ
ドするガイドローラ(ガイド手段)31に対応して配置
される。すなわち、ACF剥離装置30は、ガイドロー
ラ31の外周面に対し、ガイドローラ31における離型
紙3(ACF2)が掛け回された位置対応し、ガイドロ
ーラ31の回転中心を向くように配置される。そして、
剥離ヘッド32における粘着テープ15の支持面32a
は、ガイドローラ31の外周面の曲率とほぼ同じ曲率で
凹型に湾曲した形状に形成されている。
【0052】また、切断装置8は、ガイドローラ31よ
りも離型紙3の搬送方向上流側の所定の位置に配置され
る。
【0053】第3の実施の形態によれば、ACF剥離装
置30による剥離位置に位置付けられた不要なACF2
は、ガイドローラ31の外周面に沿って湾曲されられる
ことから、この湾曲によって、前後に位置する貼着対象
のACF2との間の切断装置8による切断部を拡開させ
ることができる。このため、切断装置8による切断にも
かかわらず、その切断部が十分に分離されていないよう
な場合であっても、切断部が拡開させることにより不要
なACF2とその前後に位置する貼着対象のACF2と
が分離され、その結果、ACF剥離装置12によりAC
F2を離型紙3から容易に引き剥がすことが可能とな
る。
【0054】なお、上記の第1および第2の実施の形態
において、押し出し部材22にて不要なACF2を押し
出した後、ベース部材14を上昇させて、粘着テープ1
5を不要なACF2に当接させる例で説明したが、ベー
ス部材14を上昇させることなく押し出し部材22の押
し出しのみによって不要なACF2を粘着テープ15に
当接させるようにし、その後ベース部材14を下降さ
せ、不要なACF2を離型紙3から剥離するようにして
もよい。
【0055】またテープ部材としてACFを例にあげて
説明したが、本発明の適用にあたってはこれに限定され
るわけではなく、例えば基板に部品を単に固定する目的
で使用される粘着性部材であっても良い。
【0056】
【発明の効果】本発明によれば、テープ部材を離型紙か
ら良好に剥離することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るACF貼着装置の構成を示す正面
図である。
【図2】ACF剥離装置の構成を示す正面図である。
【図3】不要なACFの剥離動作説明図である。
【図4】第2の実施の形態に係るACF貼着装置におけ
るACF剥離装置の構成を示す正面図である。
【図5】第2の実施の形態における不要なACFの剥離
動作説明図である。
【図6】第3の実施の形態に係るACF貼着装置を示す
正面図である。
【図7】図6のACF剥離装置の拡大正面図である。
【図8】従来のACF貼着装置の構成を示す正面図であ
る。
【図9】図8のACF剥離装置の拡大正面図である。
【符号の説明】
1 ACF貼着装置 2 ACF(テープ部材) 3 離型紙 5 チャック機構(送り装置) 6 基板ステージ 7 ガラス基板 8 切断装置 9 圧着ツール 12 ACF剥離装置 15 粘着テープ 17 剥離ヘッド 22 押し出し部材 23 エアシリンダ(駆動部) 24 ACF剥離装置 25 ローラ部材 30 ACF剥離装置 31 ガイドローラ(ガイド手段)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H05K 3/32 H05K 3/32 B Fターム(参考) 2H088 FA16 FA30 HA01 HA05 HA06 MA20 4J004 AB01 BA02 DB02 EA06 FA04 FA05 GA03 5E319 AA03 AC04 BB16 CC61 5F044 NN13 NN19 PP11 5G435 AA17 EE33 EE42 KK05 KK10

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テープ部材が貼り付けられた離型紙を送
    り出す送り装置と、 前記送り装置にて搬送される前記離型紙に貼り付けられ
    た前記テープ部材を前記離型紙を残して切断する切断装
    置と、 前記切断装置にて切断された前記テープ部材が貼着され
    る基板を前記テープ部材の貼着位置へ位置付ける基板ス
    テージと、 前記貼着位置に位置付けられた前記基板に対して切断さ
    れた前記テープ部材を圧着する圧着ツールと、 前記切断装置にて切断された前記テープ部材のうち、不
    要なテープ部材を前記離型紙から剥離するテープ剥離装
    置と、を有するテープ部材貼着装置において、 前記テープ剥離装置に対し前記離型紙を挟んで対向して
    配置され、前記離型紙に対して進退自在に設けられ、前
    記不要なテープ部材を前記テープ剥離装置に向けて押し
    出す押し出し部材と、 前記押し出し部材を進退動させる駆動部と、を有するこ
    とを特徴とするテープ部材貼着装置。
  2. 【請求項2】 前記押し出し部材における前記離型紙と
    の接触面には、前記離型紙を吸着する吸着孔を設けたこ
    とを特徴とする請求項1記載のテープ部材貼着装置。
  3. 【請求項3】 前記テープ剥離装置は、粘着性を有する
    テープを前記テープ部材に押し付けるローラ部材を有す
    ることを特徴とする請求項1または2記載のテープ部材
    貼着装置。
  4. 【請求項4】 前記ローラ部材は、前記押し出し部材に
    おける前記離型紙との接触面に沿って移動自在に設けら
    れたことを特徴とする請求項3記載のテープ部材貼着装
    置。
  5. 【請求項5】 テープ部材が貼り付けられた離型紙を送
    り出す送り装置と、 前記送り装置にて搬送される前記離型紙に貼り付けられ
    た前記テープ部材を前記離型紙を残して切断する切断装
    置と、 前記切断装置にて切断された前記テープ部材が貼着され
    る基板を前記テープ部材の貼着位置へ位置付ける基板ス
    テージと、 前記貼着位置に位置付けられた前記基板に対して切断さ
    れた前記テープ部材を圧着する圧着ツールと、 前記切断装置にて切断された前記テープ部材のうち、不
    要なテープ部材を前記離型紙から剥離するテープ剥離装
    置と、を有するテープ部材貼着装置において、 前記テープ剥離装置に対し前記離型紙を挟んで対向して
    配置され、前記テープ剥離装置の対向位置にて前記テー
    プ部材を前記テープ剥離装置側に凸となるように屈曲さ
    せるガイド手段を設けたことを特徴とするテープ部材貼
    着装置。
  6. 【請求項6】 前記ガイド手段は、円弧状のガイド面を
    有することを特徴とする請求項5記載のテープ部材貼着
    装置。
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