JPH04327466A - ロール状シートのテープ剥離方法及びその剥離装置 - Google Patents
ロール状シートのテープ剥離方法及びその剥離装置Info
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- JPH04327466A JPH04327466A JP12662791A JP12662791A JPH04327466A JP H04327466 A JPH04327466 A JP H04327466A JP 12662791 A JP12662791 A JP 12662791A JP 12662791 A JP12662791 A JP 12662791A JP H04327466 A JPH04327466 A JP H04327466A
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Landscapes
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Manufacturing Of Magnetic Record Carriers (AREA)
- Replacement Of Web Rolls (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば写真フィルム
やビデオテープ等の生産工程で適用されるロール状シー
トのテープ剥離方法及びその剥離装置に関するものであ
る。
やビデオテープ等の生産工程で適用されるロール状シー
トのテープ剥離方法及びその剥離装置に関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】例えば、写真フィルムの生産工程では、
ベースに乳剤を塗布してフィルムを作成し、この広幅の
長いフィルムを１３５ミリサイズ等所定サイズに切断し
、この切断されたフィルムをロール状に巻付け、そのフ
ィルムの巻端部をテープで尾端部を貼着して巻止めし、
マガジン等の収納容器に収納して次工程へ送る場合があ
る。
ベースに乳剤を塗布してフィルムを作成し、この広幅の
長いフィルムを１３５ミリサイズ等所定サイズに切断し
、この切断されたフィルムをロール状に巻付け、そのフ
ィルムの巻端部をテープで尾端部を貼着して巻止めし、
マガジン等の収納容器に収納して次工程へ送る場合があ
る。
【０００３】このフィルムに例えばパーフォレーション
等を形成する工程へ搬送する場合には、暗室で収納され
たロール状のフィルムを取出し、テープを剥離してフィ
ルムの巻端部を接合部へ送り、先に送られたフィルムの
端部に接続し、これでフィルムを連続して搬送し自動生
産を行なうようにして効率化を図っている。
等を形成する工程へ搬送する場合には、暗室で収納され
たロール状のフィルムを取出し、テープを剥離してフィ
ルムの巻端部を接合部へ送り、先に送られたフィルムの
端部に接続し、これでフィルムを連続して搬送し自動生
産を行なうようにして効率化を図っている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
写真フィルムの生産工程で、ロール状に巻付けられたフ
ィルムの尾端部を巻止めするテープを人手で剥離し、こ
のフィルムの尾端部を接合部へ送っており、テープを剥
離して次工程の接合部へ送る作業に手数を要するため、
テープを剥離する部分の自動化が重要な課題となってい
る。
写真フィルムの生産工程で、ロール状に巻付けられたフ
ィルムの尾端部を巻止めするテープを人手で剥離し、こ
のフィルムの尾端部を接合部へ送っており、テープを剥
離して次工程の接合部へ送る作業に手数を要するため、
テープを剥離する部分の自動化が重要な課題となってい
る。
【０００５】この発明はかかる課題を解決するもので、
ロール状に巻付けたシートの尾端部を貼着して巻止めす
るテープを自動的に剥離することができるロール状シー
トのテープ剥離方法及びその剥離装置を提供することを
目的としている。
ロール状に巻付けたシートの尾端部を貼着して巻止めす
るテープを自動的に剥離することができるロール状シー
トのテープ剥離方法及びその剥離装置を提供することを
目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
、請求項１の発明のロール状シートのテープ剥離方法は
、接着剤を有する部分と接着剤を有しない部分からなる
テープを用い、このテープの接着剤を有しない部分が巻
端部側になるようにして接着剤を有する部分でロール状
に巻付けたシートの尾端部を貼着して巻止めし、このロ
ール状に巻付けたシートを巻付がほぐれる方向へ回転し
てテープの接着剤を有しない部分を検出してクランプし
、このテープを引きシートの尾端部を貼着したまま剥離
することを特徴としている。
、請求項１の発明のロール状シートのテープ剥離方法は
、接着剤を有する部分と接着剤を有しない部分からなる
テープを用い、このテープの接着剤を有しない部分が巻
端部側になるようにして接着剤を有する部分でロール状
に巻付けたシートの尾端部を貼着して巻止めし、このロ
ール状に巻付けたシートを巻付がほぐれる方向へ回転し
てテープの接着剤を有しない部分を検出してクランプし
、このテープを引きシートの尾端部を貼着したまま剥離
することを特徴としている。
【０００７】また、請求項２の発明のロール状シートの
テープ剥離装置は、テープの接着剤を有しない部分が巻
端部側になるようにしてテープの接着剤を有する部分で
ロール状に巻付けたシートの尾端部を貼着して巻止めさ
れたシートを巻付がほぐれる方向へ回転する巻付シート
回転手段と、テープの接着剤を有しない部分を検出する
テープ検出手段と、この検出されたテープの接着剤を有
しない部分をクランプしてテープを引きシートの尾端部
を貼着したまま剥離するテープ剥離手段とを備えること
を特徴としている。
テープ剥離装置は、テープの接着剤を有しない部分が巻
端部側になるようにしてテープの接着剤を有する部分で
ロール状に巻付けたシートの尾端部を貼着して巻止めさ
れたシートを巻付がほぐれる方向へ回転する巻付シート
回転手段と、テープの接着剤を有しない部分を検出する
テープ検出手段と、この検出されたテープの接着剤を有
しない部分をクランプしてテープを引きシートの尾端部
を貼着したまま剥離するテープ剥離手段とを備えること
を特徴としている。
【０００８】
【作用】請求項１記載及び請求項２記載の発明では、接
着剤を有する部分と接着剤を有しない部分からなるテー
プを用い、このテープの接着剤を有しない部分がシート
の巻端部側になるようにして接着剤を有する部分でロー
ル状に巻付けたシートの尾端部を貼着して巻止めしてい
る。そして、このロール状に巻付けたシートを巻付がほ
ぐれる方向へ回転してテープの接着剤を有しない部分を
検出してクランプし、このテープを引きシートの尾端部
を貼着したまま剥離する。
着剤を有する部分と接着剤を有しない部分からなるテー
プを用い、このテープの接着剤を有しない部分がシート
の巻端部側になるようにして接着剤を有する部分でロー
ル状に巻付けたシートの尾端部を貼着して巻止めしてい
る。そして、このロール状に巻付けたシートを巻付がほ
ぐれる方向へ回転してテープの接着剤を有しない部分を
検出してクランプし、このテープを引きシートの尾端部
を貼着したまま剥離する。
【０００９】
【実施例】以下、この発明のロール状シートのテープ剥
離方法及びその剥離装置の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図１はロール状シートのテープ剥離装
置の平面図、図２はロール状シートのテープ剥離装置の
側面図、図３はテープを剥離する機構の拡大図、図４は
吸着ローラの取付状態を示す斜視図、図５は吸着ローラ
の分解斜視図、図６はテープの平面図、図７はテープで
ロール状に巻付けたシートの尾端部を固定した状態を示
す側面図である。
離方法及びその剥離装置の実施例を添付図面に基づいて
詳細に説明する。図１はロール状シートのテープ剥離装
置の平面図、図２はロール状シートのテープ剥離装置の
側面図、図３はテープを剥離する機構の拡大図、図４は
吸着ローラの取付状態を示す斜視図、図５は吸着ローラ
の分解斜視図、図６はテープの平面図、図７はテープで
ロール状に巻付けたシートの尾端部を固定した状態を示
す側面図である。
【００１０】ロール状シートのテープ剥離装置にはパン
ケーキ保持ユニット１がレール２上を移動可能に設けら
れ、このパンケーキ保持ユニット１はモータ３の駆動で
テープ剥離位置Ａからシート繰出位置Ｂへ移動する。パ
ンケーキ保持ユニット１にはチャック４が設けられ、こ
のチャック４の爪４ａをパンケーキ５のコア６の中に挿
着してチャッキングし、これによりパンケーキ５を保持
する。
ケーキ保持ユニット１がレール２上を移動可能に設けら
れ、このパンケーキ保持ユニット１はモータ３の駆動で
テープ剥離位置Ａからシート繰出位置Ｂへ移動する。パ
ンケーキ保持ユニット１にはチャック４が設けられ、こ
のチャック４の爪４ａをパンケーキ５のコア６の中に挿
着してチャッキングし、これによりパンケーキ５を保持
する。
【００１１】このパンケーキ５はロール状に巻付けたシ
ートであり、そのシートＦの尾端部Ｆａをテープ７によ
り貼着して巻止めしている。このテープ７は接着剤を有
する部分７ａと接着剤を有しない部分７ｂからなってお
り、このテープ７の接着剤を有しない部分７ｂが巻端部
側になるようにして接着剤を有する部分７ａでロール状
に巻付けたシートＦの尾端部Ｆａを貼着して巻止めして
いる。
ートであり、そのシートＦの尾端部Ｆａをテープ７によ
り貼着して巻止めしている。このテープ７は接着剤を有
する部分７ａと接着剤を有しない部分７ｂからなってお
り、このテープ７の接着剤を有しない部分７ｂが巻端部
側になるようにして接着剤を有する部分７ａでロール状
に巻付けたシートＦの尾端部Ｆａを貼着して巻止めして
いる。
【００１２】このパンケーキ保持ユニット１で保持され
たパンケーキ５はモータ８の駆動で、ロール状に巻付け
たシートＦを巻付がほぐれる方向へ回転し、これらで巻
付シート回転手段Ｘを構成している。
たパンケーキ５はモータ８の駆動で、ロール状に巻付け
たシートＦを巻付がほぐれる方向へ回転し、これらで巻
付シート回転手段Ｘを構成している。
【００１３】このロール状シートのテープ剥離装置のシ
ート繰出位置Ｂにはチャック９が設けられ、パンケーキ
保持ユニット１で移動されたパンケーキ５のコア６の中
にチャック９の爪９ａを挿着してチャッキングしてパン
ケーキ５を持ち変え、このパンケーキ５をモータ１０の
駆動で回転して、シートＦを接合部１１へ繰出すように
なっている。
ート繰出位置Ｂにはチャック９が設けられ、パンケーキ
保持ユニット１で移動されたパンケーキ５のコア６の中
にチャック９の爪９ａを挿着してチャッキングしてパン
ケーキ５を持ち変え、このパンケーキ５をモータ１０の
駆動で回転して、シートＦを接合部１１へ繰出すように
なっている。
【００１４】ロール状シートのテープ剥離装置の基板１
２にはアーム１３がモータ１４により旋回可能に設けら
れ、このアーム１３はテープ剥離位置Ａとシート繰出位
置Ｂとの間を移動し、基板１２にはアーム旋回確認スイ
ッチＳ１，Ｓ２が設けられ、それぞれアーム１３のテー
プ剥離位置Ａとシート繰出位置Ｂとを確認できるように
なっている。
２にはアーム１３がモータ１４により旋回可能に設けら
れ、このアーム１３はテープ剥離位置Ａとシート繰出位
置Ｂとの間を移動し、基板１２にはアーム旋回確認スイ
ッチＳ１，Ｓ２が設けられ、それぞれアーム１３のテー
プ剥離位置Ａとシート繰出位置Ｂとを確認できるように
なっている。
【００１５】アーム１３の先端部には吸着機構１５及び
クランプ機構１６が備えられ、これらが検出されたテー
プ７の接着剤を有しない部分７ｂをクランプしてテープ
７を引きシートＦの尾端部Ｆａを貼着したまま剥離する
テープ剥離手段Ｙを構成している。
クランプ機構１６が備えられ、これらが検出されたテー
プ７の接着剤を有しない部分７ｂをクランプしてテープ
７を引きシートＦの尾端部Ｆａを貼着したまま剥離する
テープ剥離手段Ｙを構成している。
【００１６】吸着機構１５を構成する吸着ローラ１７は
、その固定部１８をアーム１３に固定し、この固定部１
８には回転筒部１９が挿着されている。この固定部１８
にはプレート２０をワッシャ２１を介してボルト２２を
螺着して固定し、これで回転筒部１９が固定部１８に回
動可能になっている。また、回転筒部１９には周方向に
所定の間隔で吸着孔１９ａが放射状に形成されており、
固定部１８には所定角度の切欠窓部１８ａが回転筒部１
９の吸着孔１９ａに対向して設けられ、この切欠窓部１
８ａに形成された吸着孔１８ｂは吸着ホース５０を介し
て真空ポンプ５１に連通している。この吸着ホース５０
には圧力センサ５２が設けられている。また、アーム１
３にはシート検知センサ２３が吸着ローラ１５に近接す
る位置に設けられており、これでテープ７の接着剤を有
しない部分７ｂを検出するテープ検出手段Ｚを構成して
いる。このシート検知センサ２３は例えば反射式光セン
サで構成される。
、その固定部１８をアーム１３に固定し、この固定部１
８には回転筒部１９が挿着されている。この固定部１８
にはプレート２０をワッシャ２１を介してボルト２２を
螺着して固定し、これで回転筒部１９が固定部１８に回
動可能になっている。また、回転筒部１９には周方向に
所定の間隔で吸着孔１９ａが放射状に形成されており、
固定部１８には所定角度の切欠窓部１８ａが回転筒部１
９の吸着孔１９ａに対向して設けられ、この切欠窓部１
８ａに形成された吸着孔１８ｂは吸着ホース５０を介し
て真空ポンプ５１に連通している。この吸着ホース５０
には圧力センサ５２が設けられている。また、アーム１
３にはシート検知センサ２３が吸着ローラ１５に近接す
る位置に設けられており、これでテープ７の接着剤を有
しない部分７ｂを検出するテープ検出手段Ｚを構成して
いる。このシート検知センサ２３は例えば反射式光セン
サで構成される。
【００１７】クランプ機構１６を構成するシリンダ２４
はアーム１３に取付けられ、このシリンダ２４のロッド
２５はクランパー２６に回動ピン２７を介して連結され
ている。このクランパー２６は支持ピン２８を支点とし
て回動可能に設けられ、シリンダ２４の駆動でクランパ
ー２６を作動することで、その爪部２６ａで吸着ローラ
１７に吸着されたテープ７の接着剤を有しない部分７ｂ
を押圧して保持し、アーム１３の旋回でテープ７を引き
シートＦの尾端部Ｆａを貼着したまま剥離するようにな
っている。
はアーム１３に取付けられ、このシリンダ２４のロッド
２５はクランパー２６に回動ピン２７を介して連結され
ている。このクランパー２６は支持ピン２８を支点とし
て回動可能に設けられ、シリンダ２４の駆動でクランパ
ー２６を作動することで、その爪部２６ａで吸着ローラ
１７に吸着されたテープ７の接着剤を有しない部分７ｂ
を押圧して保持し、アーム１３の旋回でテープ７を引き
シートＦの尾端部Ｆａを貼着したまま剥離するようにな
っている。
【００１８】このアーム１３はテープ７を保持したまま
接合部側へモータ１４の駆動で旋回し、アーム旋回確認
スイッチＳ２で確認されると旋回を停止するようになっ
ており、このアーム１３の旋回時にはニップローラ２９
が接合部側へ移動してアーム１３の旋回を許容している
。アーム１３の旋回が停止されると、シートＦは駆動ロ
ーラ３０上に位置し、接合部側に位置するニップローラ
２９が駆動ローラ３０上へ移動してシートＦをクランプ
し、モータ３１で駆動ローラ３０を回転してシートＦを
接合部１１へ搬送する。
接合部側へモータ１４の駆動で旋回し、アーム旋回確認
スイッチＳ２で確認されると旋回を停止するようになっ
ており、このアーム１３の旋回時にはニップローラ２９
が接合部側へ移動してアーム１３の旋回を許容している
。アーム１３の旋回が停止されると、シートＦは駆動ロ
ーラ３０上に位置し、接合部側に位置するニップローラ
２９が駆動ローラ３０上へ移動してシートＦをクランプ
し、モータ３１で駆動ローラ３０を回転してシートＦを
接合部１１へ搬送する。
【００１９】このロール状シートのテープ剥離装置の作
動は制御装置４０によって行なわれ、テープ剥離位置Ａ
でパンケーキ保持ユニット１のチャック４により、パン
ケーキ５のコア６をチャッキングし、パンケーキ１を保
持する。そして、基板１２に旋回可能に設けられたアー
ム１３がモータ１４により旋回し、パンケーキ５の方向
へ移動し、吸着ローラ１７の回転筒部１９がパンケーキ
５に接触すると同時にシート検知センサ２３がパンケー
キ５の側面を検出し、これでモータ１４が停止する。
動は制御装置４０によって行なわれ、テープ剥離位置Ａ
でパンケーキ保持ユニット１のチャック４により、パン
ケーキ５のコア６をチャッキングし、パンケーキ１を保
持する。そして、基板１２に旋回可能に設けられたアー
ム１３がモータ１４により旋回し、パンケーキ５の方向
へ移動し、吸着ローラ１７の回転筒部１９がパンケーキ
５に接触すると同時にシート検知センサ２３がパンケー
キ５の側面を検出し、これでモータ１４が停止する。
【００２０】次に、真空ポンプ５１を駆動して、さらに
モータ８によってパンケーキ５がロール状に巻付けたシ
ートを巻付がほぐれる方向へ回転し、これにより吸着ロ
ーラ１７の回転筒部１９がパンケーキ５の回転によって
回転し、吸着ローラ１７がテープ７の接着剤を有しない
部分７ｂを吸着すると、圧力センサ５２が働き、これで
モータ８が停止する。
モータ８によってパンケーキ５がロール状に巻付けたシ
ートを巻付がほぐれる方向へ回転し、これにより吸着ロ
ーラ１７の回転筒部１９がパンケーキ５の回転によって
回転し、吸着ローラ１７がテープ７の接着剤を有しない
部分７ｂを吸着すると、圧力センサ５２が働き、これで
モータ８が停止する。
【００２１】そして、クランプ機構１６のシリンダ２４
を作動させ、クランパー２６によってテープ７の接着剤
を有しない部分７ｂをクランプし、モータ１４を駆動し
てアーム１３はテープ７を保持したまま接合部側へ旋回
し、アーム１３がアーム旋回確認スイッチＳ２によって
検出されると、旋回を停止する。
を作動させ、クランパー２６によってテープ７の接着剤
を有しない部分７ｂをクランプし、モータ１４を駆動し
てアーム１３はテープ７を保持したまま接合部側へ旋回
し、アーム１３がアーム旋回確認スイッチＳ２によって
検出されると、旋回を停止する。
【００２２】このとき、シートＦは駆動ローラ３０上に
位置し、ついでニップローラ２９を駆動ローラ３０の上
方位置へ移動し、シートＦをクランプする。このクラン
プが完了すると、シリンダ２４の駆動を停止してクラン
パー２６が解除され、アーム１３はモータ１４によって
旋回して定位置へ復帰する。アーム旋回確認スイッチＳ
１により定位置であることを確認し、モータ１４の駆動
を停止する。
位置し、ついでニップローラ２９を駆動ローラ３０の上
方位置へ移動し、シートＦをクランプする。このクラン
プが完了すると、シリンダ２４の駆動を停止してクラン
パー２６が解除され、アーム１３はモータ１４によって
旋回して定位置へ復帰する。アーム旋回確認スイッチＳ
１により定位置であることを確認し、モータ１４の駆動
を停止する。
【００２３】この状態で、モータ３を駆動すると、パン
ケーキ保持ユニット１はレール２上を移動してシート繰
出位置Ｂへ移動する。そして、チャック９がパンケーキ
５のコア６をチャッキングして保持し、パンケーキ保持
ユニット１のチャック４の保持を解除してパンケーキ５
を持ち変え、モータ１０の駆動によりシートＦを繰り出
し、接合部１１へ送る。
ケーキ保持ユニット１はレール２上を移動してシート繰
出位置Ｂへ移動する。そして、チャック９がパンケーキ
５のコア６をチャッキングして保持し、パンケーキ保持
ユニット１のチャック４の保持を解除してパンケーキ５
を持ち変え、モータ１０の駆動によりシートＦを繰り出
し、接合部１１へ送る。
【００２４】そして、パンケーキ保持ユニット１は、元
の位置に戻り、次のパンケーキの供給を待ち、前記した
作動を繰返して順次シートを接合部へ自動的に送るため
、シートの接合が人手を要しないで連続して自動的に行
なうことができる。
の位置に戻り、次のパンケーキの供給を待ち、前記した
作動を繰返して順次シートを接合部へ自動的に送るため
、シートの接合が人手を要しないで連続して自動的に行
なうことができる。
【００２５】図８はロール状シートのテープ剥離装置の
他の実施例を示す要部の斜視図である。この実施例は、
パンケーキ５に非接触でテープ７を引きシートＦの尾端
部Ｆａを貼着したまま剥離するものであり、アーム１３
には支持プレート５０を介して超音波センサ５１、光セ
ンサ５２及びエアーノズル５３が設けられ、これらでテ
ープ検出手段Ｚを構成しており、テープ剥離手段Ｙは前
記と同様に構成されている。
他の実施例を示す要部の斜視図である。この実施例は、
パンケーキ５に非接触でテープ７を引きシートＦの尾端
部Ｆａを貼着したまま剥離するものであり、アーム１３
には支持プレート５０を介して超音波センサ５１、光セ
ンサ５２及びエアーノズル５３が設けられ、これらでテ
ープ検出手段Ｚを構成しており、テープ剥離手段Ｙは前
記と同様に構成されている。
【００２６】従って、超音波センサ５１でパンケーキ５
を検出し、パンケーキ５が検出されると、アーム１３の
移動を停止する。そして、パンケーキ５が回転してテー
プ７の接着剤を有しない部分７ｂがエアーノズル５３の
エアーで吹上げられ、これを光センサ５２で検出される
と、パンケーキ５の回転を停止する。このとき、前記し
た吸着ローラ１７でテープ７の接着剤を有しない部分７
ｂを吸着して、この状態でアーム１３を旋回してテープ
７を引きシートＦの尾端部Ｆａを貼着したまま剥離する
。
を検出し、パンケーキ５が検出されると、アーム１３の
移動を停止する。そして、パンケーキ５が回転してテー
プ７の接着剤を有しない部分７ｂがエアーノズル５３の
エアーで吹上げられ、これを光センサ５２で検出される
と、パンケーキ５の回転を停止する。このとき、前記し
た吸着ローラ１７でテープ７の接着剤を有しない部分７
ｂを吸着して、この状態でアーム１３を旋回してテープ
７を引きシートＦの尾端部Ｆａを貼着したまま剥離する
。
【００２７】このパンケーキ５は、例えばベースに乳剤
を塗布してフィルムを作成し、この広幅の長いフィルム
を１３５ミリサイズ等所定サイズに切断し、この切断さ
れたフィルムをロール状に巻付け、そのフィルムの尾端
部をテープで貼着して巻止めしたものについて適用した
が、同様にしてビデオテープのパンケーキ等へも適用可
能である。
を塗布してフィルムを作成し、この広幅の長いフィルム
を１３５ミリサイズ等所定サイズに切断し、この切断さ
れたフィルムをロール状に巻付け、そのフィルムの尾端
部をテープで貼着して巻止めしたものについて適用した
が、同様にしてビデオテープのパンケーキ等へも適用可
能である。
【００２８】
【発明の効果】前記したように、請求項１記載及び請求
項２記載の発明は、接着剤を有する部分と接着剤を有し
ない部分からなるテープを用い、このテープの接着剤を
有しない部分がシートの巻端部側になるようにして接着
剤を有する部分でロール状に巻付けたシートの尾端部を
貼着して巻止めし、このロール状に巻付けたシートを巻
付がほぐれる方向へ回転してテープの接着剤を有しない
部分を検出してクランプし、このテープを引きシートの
尾端部を貼着したまま剥離するから、ロール状に巻付け
たシートの尾端部を貼着して巻止めするテープを自動的
に剥離することができ、テープを剥離して次工程の接合
部へ送る手作業が不要となり、テープを剥離する部分の
自動化が可能となる。
項２記載の発明は、接着剤を有する部分と接着剤を有し
ない部分からなるテープを用い、このテープの接着剤を
有しない部分がシートの巻端部側になるようにして接着
剤を有する部分でロール状に巻付けたシートの尾端部を
貼着して巻止めし、このロール状に巻付けたシートを巻
付がほぐれる方向へ回転してテープの接着剤を有しない
部分を検出してクランプし、このテープを引きシートの
尾端部を貼着したまま剥離するから、ロール状に巻付け
たシートの尾端部を貼着して巻止めするテープを自動的
に剥離することができ、テープを剥離して次工程の接合
部へ送る手作業が不要となり、テープを剥離する部分の
自動化が可能となる。
【図１】ロール状シートのテープ剥離装置の平面図であ
る。
る。
【図２】ロール状シートのテープ剥離装置の側面図であ
る。
る。
【図３】テープを剥離する機構の拡大図である。
【図４】吸着ローラの取付状態を示す斜視図である。
【図５】吸着ローラの分解斜視図である。
【図６】テープの平面図である。
【図７】テープでロール状に巻付けたシートの尾端部を
固定した状態を示す側面図である。
固定した状態を示す側面図である。
【図８】ロール状シートのテープ剥離装置の他の実施例
を示す要部の斜視図である。
を示す要部の斜視図である。
５ パンケーキ
７ テープ
７ａ 接着剤を有する部分
７ｂ 接着剤を有しない部分
Ｆ シート
Ｆａ シートの尾端部
Ｘ 巻付シート回転手段
Ｙ テープ剥離手段
Ｚ テープ検出手段
Claims (2)
- 【請求項１】 接着剤を有する部分と接着剤を有しな
い部分からなるテープを用い、このテープの接着剤を有
しない部分が巻端部側になるようにして接着剤を有する
部分でロール状に巻付けたシートの尾端部を貼着して巻
止めし、このロール状に巻付けたシートを巻付がほぐれ
る方向へ回転してテープの接着剤を有しない部分を検出
してクランプし、このテープを引きシートの尾端部を貼
着したまま剥離することを特徴とするロール状シートの
テープ剥離方法。 - 【請求項２】 テープの接着剤を有しない部分が巻端
部側になるようにしてテープの接着剤を有する部分でロ
ール状に巻付けたシートの尾端部を貼着して巻止めされ
たシートを巻付がほぐれる方向へ回転する巻付シート回
転手段と、テープの接着剤を有しない部分を検出するテ
ープ検出手段と、この検出されたテープの接着剤を有し
ない部分をクランプしてテープを引きシートの尾端部を
貼着したまま剥離するテープ剥離手段とを備えることを
特徴とするロール状シートのテープ剥離装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12662791A JP2860350B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | ロール状シートのテープ剥離方法及びその剥離装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12662791A JP2860350B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | ロール状シートのテープ剥離方法及びその剥離装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04327466A true JPH04327466A (ja) | 1992-11-17 |
| JP2860350B2 JP2860350B2 (ja) | 1999-02-24 |
Family
ID=14939877
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12662791A Expired - Fee Related JP2860350B2 (ja) | 1991-04-30 | 1991-04-30 | ロール状シートのテープ剥離方法及びその剥離装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2860350B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| WO2016002531A1 (ja) * | 2014-06-30 | 2016-01-07 | 株式会社瑞光 | シート繰出システム及びこれを用いたシート繰出方法 |
| CN110139819A (zh) * | 2017-03-22 | 2019-08-16 | 菲利普莫里斯生产公司 | 从筒管移除粘性标签的方法以及从筒管中的卷曲片材的端部部分分离粘性标签的设备 |
| WO2023233521A1 (ja) * | 2022-05-31 | 2023-12-07 | 株式会社Fuji | テープ剥離装置およびテープ装填装置 |
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-
1991
- 1991-04-30 JP JP12662791A patent/JP2860350B2/ja not_active Expired - Fee Related
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| JP2020511378A (ja) * | 2017-03-22 | 2020-04-16 | フィリップ・モーリス・プロダクツ・ソシエテ・アノニム | ボビンおよび装置から接着ラベルを除去する方法およびボビンのコイル状シートの端部から接着ラベルを取り外すための装置 |
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| WO2023233521A1 (ja) * | 2022-05-31 | 2023-12-07 | 株式会社Fuji | テープ剥離装置およびテープ装填装置 |
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2860350B2 (ja) | 1999-02-24 |
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