JPH0429997A - ヒトgp130蛋白質 - Google Patents

ヒトgp130蛋白質

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JPH0429997A
JPH0429997A JP2140069A JP14006990A JPH0429997A JP H0429997 A JPH0429997 A JP H0429997A JP 2140069 A JP2140069 A JP 2140069A JP 14006990 A JP14006990 A JP 14006990A JP H0429997 A JPH0429997 A JP H0429997A
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    • C12N15/11DNA or RNA fragments; Modified forms thereof; Non-coding nucleic acids having a biological activity
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、I L−6のシグナル伝達に関与する蛋白質
であるヒトgl)130蛋白質、該蛋白質をコードする
DNA、さらには該蛋白質を遺伝子工学的に生産するた
めの手段および方法に関するものである。
〔従来の技術〕
IL−6は、免疫、造血、炎症という生体防御系におい
て重要な役割を果たしていることをコードする、生体の
増殖分化に広く関与する蛋白質である(岸本、Bloo
d、 74. p l 、 1989年参照)。さらに
IL−6の異常産生が種々の自己免疫疾患の病因因子で
ある可能性が報告されている(岸本、平野、Ann、R
ev、Immunol、、  6. p485+ 19
88年参照)。
本発明者はヒトIL−6と特異的に結合する細胞膜上の
ヒト I L−6レセプタ−の遺伝子を単離し、−次構
造を決定した(特願昭63−194885号明細書参照
)。次にマウスI L−6と特異的に結合する細胞膜上
のマウスI L−6レセプタ−の遺伝子を単離し、−次
構造を決定した(特願平1292230明細書参照)。
またヒトIL−6レセプタ−遺伝子を出発材料として、
治療薬、診断薬として期待される、可溶性I L−6レ
セプタ−(IL6レセプタ−の細胞外部分)を作製した
(特願平1−9774号明細書参照)。
〔発明が解決しようとする課題〕
生体内で生理活性を強く発揮するIL−6の作用を人為
的に調節することは、各種疾患の新しい治療のメカニズ
ムとして期待されている。IL6の作用を増強あるいは
阻害する治療薬を開発するためには、I L−6のシグ
ナル伝達の経路に関する知見が重要である。
本発明者は、I L−6のシグナル伝達の機作を種々研
究した結果、II、−6及びI 1.、−6レセプタ−
のほかに、第三の因子としてIL−6のシグナル伝達に
関与する蛋白質が存在することを見出し、これがおよそ
130kbの見かけ分子量を有することからヒトgp1
30と命名した。II、−6のシグナル伝達をさらに解
析するためには、あるいは可溶性gp130 (gp1
30蛋白質の細胞外部分)をIL6の阻害剤として開発
するためには、大量の可溶性gp13o精製品を得る必
要があるが、gp130の生体内での生産量は極めて微
量である。gp130を遺伝子工学を用いて大量に生産
するにはgp130をコードするDNA配列が必須であ
る。
従って、本発明はヒトgp130 、及びそれをコード
するDNA、並びに該DNAを用いるgp130の製造
方法を提供しようとするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明者は、IL−6のシグナル伝達について鋭意研究
を行った結果、IL−6のシグナル伝達に関与する細胞
膜上の蛋白質を発見した。さらに、細胞膜上のI L−
6レセプタ−が、IL−6と結合することによりこの膜
蛋白質と結合すること、および、この膜蛋白質がIL−
6のシグナル伝達を担っており、IL−6レセプタ−の
細胞内領域はIL−6のシグナル伝達には関与しないこ
とを証明した。
本発明者はさらに、ヒトgp130をコードするDNA
をクローニングすることに成功し、そしてその塩基配列
を決定した。
本発明は上記の成果を基礎とするものであって、IL−
6のシグナル伝達に関与するgp130  ;ヒトgp
130をコードするDNA配列;組換微生物または培養
細胞中で前記DNA配列を発現し得る複製可能な発現ベ
クター;前記発現ベクターにより形質転換された微生物
または培養細胞;及び前記微生物または培養細胞におい
てgp130をコードするDNA配列を発現させること
をコードするヒトgp130の生産方法、を提供するも
のであり、以下詳細に説明する。
〔具体的な説明] 1、  gp130蛋白質 本発明のIL−6のシグナル伝達に関与する細胞膜由来
の蛋白質、すなわちヒト gp130は、IL6がIL
−6レセプタ−と結合して最終的に種々の細胞に増殖分
化等の生物活性を発揮させる際に重要な働きを担ってお
り、天然状態においては細胞膜に局在している蛋白質で
ある。ここで、I L−6とは生体内で作られたI L
−6、遺伝子工学的に作られたI L−6、およびその
誘導体等を例示することができる。またI L−6レセ
プタ−とは、生体内で、あるいは遺伝子工学的に作られ
た細胞膜上に存在、あるいは細胞膜から離脱した可溶性
のI I、−6レセプタ−、およびその誘導体等を例示
することができる。
上記蛋白質は次の性質: (1)IL−6(インタ−ロイキン−6)とI L−6
レセプタ−(インタ−ロイキン−6レセプタ−)との複
合体と結合し; (2)IL−6単独又はIL−6レセプタ−単独とは結
合せず;そして (3)SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動におい
て130kDaの見かけの分子量を示す;を有する、I
L−6のシグナル伝達に関与する蛋白質であって、その
天然の形態においては第5図中1位のMetから918
位のGinまでのアミノ酸配列を有する。本発明では前
記アミノ酸配列を有する蛋白質の他、前記アミノ酸配列
中の、IL−6とI L−6レセプタ−の複合体への特
異的な結合に寄与する部分を含有する蛋白質またはポリ
ペプチドであれば良い。すなわち前記アミノ酸配列中の
1個または複数個のアミノ酸残基が他のアミノ酸残基に
より置換されているかまたは欠失もしくは付加されてい
るアミノ酸配列を有し、がっIL6とI L−6レセプ
タ−の複合体と特異的に結合する能力を保持している蛋
白質またはポリペプチドはすべて本発明のgp130の
範囲に含まれる。
例えば、このような蛋白質として、前記アミノ酸配列中
のI L−6とI L−6レセプタ−の複合体との結合
に寄与するアミノ酸配列および/またはアミノ酸残基部
分以外のアミノ酸配列および/またはアミノ酸残基が置
換、欠損、挿入等により変化したもの、さらには前記ア
ミノ酸配列のN末端側および/またはC末端側にアミノ
酸配列および/またはアミノ酸残基が追加された蛋白質
、あるいは例えばヒト成長ホルモン等の他の蛋白質等が
融合したものであっても良い。
式(I)で示されるアミノ酸配列は918アミノ酸残基
からなり、N末端側から第2番目に位置すルロイシンか
ら第22番目に位置するグリシンにかけてと、第620
番目に位置するアラニンがら第641番目に位置するフ
ェニルアラニンにかけての部分に疎水性アミノ酸残基が
位置している。この2つの疎水性領域は、前者がシグナ
ルペプチド領域、後者が膜貫通領域であると考えられる
2、DNA配列 本発明のヒトgp130蛋白質をコードするDNAは、
例えば第5図中、1位のMetから918位のGlnま
でのアミノ酸配列をコードするものであり、これを代表
するcDNAの場合、第5図中の273位のAから30
26位のGまでの塩基配列を有する。本発明のDNA配
列は、上記のDNA配列の他、このDNA配列中の1個
または複数個のヌクレオシドが他のヌクレオシドにより
置換されているかまたは欠失もしくは付加されているD
NA配列を有し、かつI L−6とIL−6レセプタ−
の複合体と特異的に結合する能力を有する蛋白質をコー
ドしているDNA配列をも含有する。例えば、前記1に
おいて記載した種々のアミノ酸配列を有する蛋白質をコ
ードするDNA配列があげられる。
3、  gp13o蛋白質の製造方法 本発明のIL−6のシグナル伝達に関与する細胞膜由来
の蛋白質は、第一の方法として、この蛋白質を産生ずる
動物細胞から製造することができる。この様な細胞とし
ては、I L−6レセプタ−を産生ずる細胞、例えばヒ
トミエローマ細胞U266、マウス白血病細胞株M1、
ヒl−B細胞株C14等が挙げられる。さらに、本発明
のI L−6のシグナル伝達に関与する蛋白質は、I 
L−6レセプタ−を産生しない細胞によっても生産され
ており、このような細胞としてマウスB細胞株M12、
ヒトT細胞株Jurkat、マウスT細胞株CTLL 
2等を挙げることができる。従って本発明のI L−6
のシグナル伝達に関与する蛋白質は、これら種々の細胞
から得ることができる。
本発明の蛋白質は、前記のごとく、■L−6の存在下で
I L−6レセプタ−と結合し、I L−6の非存在下
ではI L−6レセプタ−と結合しないから、この性質
を利用して単離することができる。
例えば、II、−6レセプタ−及び本発明の蛋白質の両
者を産生ずる細胞から本発明の蛋白質を単離するには、
まず該生産細胞を培養し、この細胞を、人為的に加えた
IL−6と、生理的条件下で両者間の反応のために十分
な時間、例えばRPM11640のごとき常用の培地中
で約37°Cにて約30分間インキュベートする。次に
細胞を常法に従って、例えば1%ジギトニンを含有する
トリエタノールアミン緩衝液で処理することにより溶解
し、I L−6とI L−6レセプタ−と本発明の蛋白
質とが結合した複合体を含有する細胞溶解物を得る。あ
るいは、細胞を常法に従って溶解した後にIL〜6を添
加し、前記のごとくインキュベートして、前記の複合体
を含有する細胞溶解物を得る。他方、抗I L−6レセ
ブタ一抗体、例えばMT18抗体(本明細書の参考例1
に従って製造される1なお、特願昭194885号明細
書を参照のこと)を固体キャリア、例えばセファロース
4Bと、ブロムシアン活性化法により固定化する。次に
、この固定化抗I L−6レセプタ一抗体と前記の細胞
溶解物とを接触せしめることにより、I L−6レセプ
タ−と抗−IL−6レセプタ一抗体との特異的反応を介
して、本発明の蛋白質を含有する複合体を前記面体キャ
リアーに固定する。次に、この固体キャリアーを洗浄し
て非特異的に結合又は付着している夾雑物を除去した後
、常用の手段、例えば尿素、グアニジン等により複合体
を固体キャリアーから溶出し、本発明の目的蛋白質をI
L−6レセプタ一含有蛋白質複合体から遊離せしめる。
こうして得られた溶液から本発明の目的蛋白質を単離・
精製するには、蛋白質の単離・精製されている常法、例
えば硫酸アンモニウムによる沈澱、カラムクロマトグラ
フィー、例えば逆相クロマトグラフィー、イオン交換ク
ロマトグラフィー、電気泳動等を用いればよい。これら
の単離・精製過程における活性画分の選択は、I L−
6の存在下でのIL−6レセプタ−への結合、I L−
6非存在下でのI L−6レセプタ−への非結合性、分
子量が130kDaであること等を指標として行うこと
ができる。
出発材料として、本発明の蛋白質を産生ずるがI L−
6レセプタ−を産生じない細胞を使用する場合には、可
溶性IL−6レセプタ−及びIL6の存在下でインキュ
ベートした後細胞を溶解して、IL−6/IL−6レセ
プタ−/目的蛋白質から成る複合体を含有する細胞溶解
物を調製する。
あるいは前記の本発明の蛋白質を産生ずる細胞を溶解し
た後にI L−6及びI L−6レセプタ−とのインキ
ュベーションを行い、最終的にI L−6/II、−6
レセプタ−/目的蛋白質から成る複合体を含有する細胞
溶解物を得ることができる。この細胞溶解物からの目的
蛋白質の単離・精製は前記のようにして行うことができ
る。
本発明のI L−6のシグナル伝達に関与する蛋白質の
製造のための第二の方法は遺伝子組換による方法である
。この方法において、IL−6のシグナル伝達に関与す
る細胞膜上の蛍白質のアミノ酸配列をコードするDNA
は種々の方法で得ることができる。例えば、該蛋白質を
発現している細胞、例えば、ヒトミエローマ細胞から常
法に従ってcDNAライブラリーを作成し、これを種々
の方法、例えば、該蛋白質を精製して決定した部分アミ
ノ酸配列に基づく方法や、cDNAを発現させ該蛋白質
の性質、例えば、IL−6の結合したIL−6レセプタ
−との特異的結合等により検出する方法等により選択す
ることができる。こうしてクローン化されたDNAを常
法に従って発現せしめることにより、本発明の蛋白質を
製造することができる。
4、  gp130蛋白質をコードするDNA上記の方
法に使用するDNAは、例えば、ヒト胎盤から、公知な
方法で抽出した種々のメツセンジャーRNAより、本発
明により提供される式(II)DNA配列をもとに作製
したプローブ等を用いて目的とするメツセンジャーRN
Aを抽出し、これをもとに作製しても良いし、また例え
ば一部あるいは全部を本発明をもとに化学的に合成して
も良い。
5、 発現ベクター 本発明で提供されるヒトgp130をコードするDNA
配列を発現、すなわち生産し得る複製可能な発現ベクタ
ーは、前記2で説明されたようなりNA配列を発現させ
得るDNA配列と読取り可能に結合しているgp130
をコードするDNA配列および宿主中でベクターDNA
を複製するだめの複製オリジン等を有し、選定した宿主
を形質転換できるものであれば制限なく適宜選定して使
用できる。例えば宿主として大腸菌等の細胞株を用いる
場合は、pBR322、pBR327等のプラスミドが
例示できる。また例えば、宿主として哺乳動物等の培養
細胞を用いる場合には、SV40ウィルス由来のDNA
複製オリジンを有するベクターが例示できる。
DNA配列を発現させるためのDNA配列の中でも、プ
ロモーター系は重要であり、しかも選定した宿主との関
係において適宜選定する必要がある。宿主として大腸菌
を使用する場合のプロモーター系としては、乳糖プロモ
ーター系、トリプトファンプロモーター系、さらにはこ
れらのハイブリッドプロモーター系が例示できる。宿主
として哺乳動物由来の培養細胞を使用する場合のプロモ
ーター系としては、SV40プロモーター系、アデノウ
ィルスプロモーター系、サイトメガロウィルス系が例示
できる。
6、 宿主 本発明では、特別の制限なしに通常の遺伝子工学的に蛋
白質を生産するために用いられる微生物または培養細胞
が使用できる。微生物としては、K−12,W−311
0等の大腸菌類、枯草菌類、酵母等を例示できる。培養
細胞としては、CO8細胞(猿の腎臓繊維芽細胞)1.
CHO細胞(チャイニーズハムスターの卵母細胞)、ミ
エローマ細胞等が例示できる。
前記5で説明したベクターにより形質転換された前記4
で説明された様な宿主を培養し、ベクターDNA中のヒ
トgp130をコードするDNA配列を発現させること
でヒトgp130を生産することができる。これはヒト
gp130をコードするDNA配列と結合した該DNA
配列を発現させ得るDNA配列中のプロモーター系の活
性化により実現される。
上記の種々の方法により製造される本発明の蛋白質又は
該蛋白質を産生ずる細胞を免疫原として用いて、該蛋白
質に対するポリクローナル抗体、又はモノクローナル抗
体を常法に従って調製することができる。これらの調製
法に用いる細胞源又は動物としてヒト、マウス、ウサギ
、ヒツジ、ヤギなど種々の生物種を例示することができ
る。
〔発明の効果〕
本発明により提供されるIL−6のシグナル伝達に関与
する細胞膜由来の蛋白質は、IL−6のシグナル伝達機
作を解明するため、及びI L−6作用を調節する治療
薬等の有用物質を開発するのに有用な試薬として使用す
ることができる。例えばI L−6と結合したI L−
6レセプタ−と特異的に結合してシグナルを伝達する性
質等を検出の指標として用いることにより、I L−6
の作用を調節する物質をスクリーニングすることができ
る。
スクリーニングの対象となる物質としては、天然物質、
合成化合物、遺伝子工学的に生産されたI L、−6あ
るいはI L−6レセプタ−、及びその誘導体、さらに
はI L−6、I L−6レセプタ−該蛋白質の抗体等
を例示することができる。
また本発明により提供される蛋白質に、IL6に結合し
た細胞表層から離脱した可溶性IL6レセプタ−を結合
させることにより、IL−6作用を増強させるだけでな
く、IL−6レセプタ−を細胞表層に有しない細胞にも
I L−6を作用させることができよう。一方、該蛋白
質と、IL6と結合したI L−6レセプタ−との結合
を、IL−6、IL−6レセプタ−あるいは該蛋白質に
対する抗体等で阻害すれば、I L−6の生物活性を阻
害することができよう。従って本発明の蛋白質は、医薬
の活性成分としても期待される。
本発明で提供されるヒトgpt3oをコードするDNA
配列、さらには該蛋白質を遺伝子工学的に生産するため
の手段および方法により、自然状態では極めて微量にし
か生産されない該蛋白質を大量に生産することが可能で
ある。
以下本発明をさらに詳細に説明するために実施例を示す
が、本発明はこれら実施例に限定されるものではない。
なお、実施例においては本発明の蛋白質を便宜上r g
p130.と称する場合がある。
ヒトミエローマ細胞U266(I L −6レセプタ−
及びg+)130蛋白質の両者を産生ずる細胞)(2x
lo7個)を1 mCiの353−メチオニンで内部標
識した後、2等分し、一方をI L−6存在下(llr
g/ml)、そして他方をrL−6非存在下で0.5 
dのRPM11640中で37°Cで30分間インキュ
ベートした。その後U266細胞をl mllの1%ジ
ギトニン(和光純薬)含有10mM )リエタノールア
ミン緩衝液(pH7,4)、0.15M NaCl2 
、1mM pAPMSF(和光純薬)で可溶化した。一
方、ブロムシアンで活性化したセファロース4Bに、抗
I L−6レセプタ一抗体MT18抗体(参考例1)を
常法どおり結合させた。これと前述の可溶化した細胞の
上清を混合し、樹脂上のMT18抗体に可溶化したIL
−6レセプタ−を結合させた。
非特異的結合物を前述の1%ジギトニン溶液で洗い流し
た。その後、還元条件又は非還元条件にて、ドデシル硫
酸ナトリウム中ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SD
S/PAGE) 、及びオートラジオグラフィーを行っ
た。結果を第1図に示す。第1図中、80kDaのバン
ドはU266細胞由来ノ3SSメチオニン標識されたI
L−6レセプタ−を示し、そして130kDaのバンド
は本発明のgp130蛋白質を示す。この結果は、IL
−6と結合したII、−6レセプタ−が37°Cでは3
0分以内に単量体の分子量130kDaのヒト蛋白質軸
p130)と結合することを示している。
I L−6レセプタ−を細胞表面に発現しないマウスB
細胞株M12に、プラスミドpZipNeosV(X)
 I(Cepkoら、Ce11.37. p1053.
1984年参照)のB a m 11部位にヒトI L
−6レセプタ−cDNAを挿入して作製したプラスミド
をエレクトロポレーション法にて導入し、抗生物質G 
41B (シグマ社)に対する耐性により形質転換細胞
をスクリーニングした。この様にして確立されたヒトI
L=6レセプタ−を細胞表面上に発現するマウスB細胞
M12由来クロ■ 一ンをM121L6Rと名づけた。
次に10″個のM12IL6R細胞をPBSで洗浄し、
0、1 rrdlの50mM Tris(pH7,4)
、 0.15M NaC1に懸濁した。次に、0.1 
mflの上記緩衝液中で1 mCiのNa125Iと2
個のIodobeads (Pierce社)とを室温
で5分反応させ、これを前記細胞懸濁液と混合し、30
分間室温でインキュベートした。この様にして標識され
た細胞にIL−6を1μg/m1加え又は加えることな
く37°Cで30分間反応させた後に実施例1に示す方
法で可溶化し、MT18による免疫沈降を行い、その後
、SDS/PAGE、オートラジオグラフィーを行った
。この結果を第2図に示す。この図中、80kDaのバ
ンドはM12細胞に導入されたIL−6レセプタ−cD
NAに基<IL−6レセプタ−を示し、130kDaの
バンドはM12細胞により本来的に産生されるgp13
0蛋白質を示す。この結果、ヒト■L−6と結合したM
12IL6R上のヒトI’ L −6レセプタ−が、3
7°Cで30分以内にM121L6R由来のマウス蛋白
質(gp130)に結合することを示している。
2X107個のM12細胞(IL−6レセプタ−非産生
細胞)を実施例2に示す方法で標識した。この様に標識
された5X106の細胞を、II、−6存在下(1μg
 / rrdl )又は非存在下で、可溶性IL6レセ
プタ−を含有するか又は含有しないCO37細胞の培養
上清1 mlに添加し、37°Cで30分間反応させた
。その後、実施例1に示す方法で細胞をジギトニンで可
溶化し、MT18抗体により免疫沈降し、SDS/PA
GE及びオートラジオグラフィーを行った。
この結果を第3図に示す。図中、130kDaのバンド
はM12細胞により産生されたgp130蛋白質を示す
なお、この例においては可溶性IL−,6シー。ターは
標識されていないためオートラジオグラフィーに表われ
ていない。この結果は、I L−6と可溶性IL−6レ
セプタ−の結合物が細胞膜上の蛋白質軸p130)と結
合し、可溶性I L−6レセプタ−単独ではgp130
に結合しないことを示している。
実1副1エ IL−6での口  IL−6しM1細胞を
1×105個/ ml、 0.2 rrdl/ウェルで
、種々の濃度のIL−6、および可溶性I L−6レセ
プタ−を含むCO37細胞の培養上清あるいは対照とし
てのCO37細胞の培養上清を25%加えた条件で培養
した。培養開始後60時間〜70時間の間に3H標識チ
ミジンを加え、細胞内に取り込まれた放射能活性を測定
することによりMl細胞の増殖を調べた。第4図は、I
L−6のもつM1細胞に対する増殖阻害効果を、可溶性
IL−6レセプタ−が増強させることを示す。すなわち
I>6と結合した可溶性I L−6レセプタ−がM1細
胞のgp130と結合することにより、I L−6作用
を増強させる。
実ILL  ヒト 130 cDNAの −一連の遺伝
子組み換え操作方法(m−RNAの抽出、DNAの制限
酵素による切断等)は、マニアナイスらの方法(Mol
ecular Cloning、 Co1d Spri
ngHarbor Laboratory 1982年
参照)、バーウィンらの方法(DNA Cloning
、 a Practical Approachvol
、1+ p49. IRL、 0xford、 198
5年参照)を参照に行った。また、ラムダgtll c
DNA ライブラリーの抗体によるスクリーニングも定
法に従った。
まず、ヒトミxローマ細胞U266 (Cell、 5
8巻p573.1989年参照)からメツセンジャー(
m)RNAを抽出し、ラムダgtll (クローンチッ
ク社)を用いてcDNAライブラリーを作製した。次に
、gp130に対するマウス由来モノクローナル抗体A
l’164とAM277(特願平2−15090号明細
書参照)を用いて約50万個のクローンをスクリーニン
グした結果、最終的に2個のクローン(λA、λB)を
得た。λAとλBのインサートcDNAを解析した結果
、第5図に示すようにいずれのインサートcDNΔも、
ヒトgp130コード領域を完全に含まないことが判明
した。
そこで、λAのBcoR1断片と、λBのEcoRI断
片をcDNA本来の方向に連結させた形でベクターpB
luescript SK (Stratagene社
)のEcoR1部位に挿入し、ヒトgp130コード領
域を完全に含むインサートDNAを持つプラスミド、p
GP130を作製しく24) た。第2図にpGP130の構造を示す。第3図に、p
GP130のインサートDNAの配列1.すなわちλA
とλBのインサートcDNA配列から決定されたヒトg
p130 cDNAの配列、および推定されるアミノ酸
配列を示す。
なお、このプラスミドpGP130を含有する大腸菌旦
−並旦HBIOI / pGP130は工業技術院微生
物工業技術研究所に、微工研条寄第2912号(FER
M BP−2912)としてブタベスト条約に基き国際
寄託されている。
実施拠炙  ヒト  130 mRNAの各 細胞での
全各種細胞でのヒトgp130の発現を調べるためにノ
ーザンプロット解析を行った。細胞の培養、細胞からの
mRNAの抽出、電気泳動、プロッティング、プローブ
の標識、ハイブリダイゼーション、フィルターの洗浄、
オートラジオグラフィー等はすべて定法どおり行った。
ヒトミエローマ細胞株U266、ヒトB細胞株CESS
、ヒトバーキットリンフオーマJijoye、ヒトT細
胞株Jurkat、 N K細胞株YTからmRNAを
抽出した。
次に各mRNΔ 1μgをホルムアミド法で変性させ、
0.8%アガロースゲル電気泳動にかけ、ナイロンフィ
ルター膜にノーザンブロッティングした。続いて実施例
1に記載の方法で得られたλAのインサートcDNAを
抽出し、これをプローブとして用い、42°C124時
間のハイブリダイゼーションを行った。
洗浄後、オートラジオグラフィーを行った。
その結果、第4図に示すように、gp130 mRNA
の発現は、U266 、 YTでは強く、CESSでは
中程度、Jijoye、 Jurkatでは弱いことが
わかった。これは、各種細胞のI L−6の反応性と相
関する。
ヒトI L、−6レセプタ−に対するマウスモノクロー
ナル抗体を作製する目的で、免疫原として、ヒトI L
−6レセプタ−を膜面に発現しているマウスT細胞株を
以下の方法で作製した。すなわち、特願平1−9774
号明細書に記載されているpBsF2R。
236及びpsV2neoをマウスT細胞株CTLL−
2(ATCCTIB214)に常法で導入し、G−41
8を用いる通常の方法でスクリーニングをし、最終的に
I L−6しセプターを細胞あたり約30,000個発
現している株を樹立し、これをCTBC2と名づけだ。
免疫は以下の様に行った。RPM11640を用いる通
常の方法で培養後、PBSバッファーで4回洗浄したC
TBC3を、C57B L 6マウス1匹あたり1×1
07細胞個、1週間に1回で計6回、腹腔内に免疫した
前記免疫されたマウスからの肺細胞を、親株としてのミ
エローマ細胞針P3U1と、ポリエチレングリコールを
用いる通常の方法に従って融合せしめた。
スクリーニングは以下の様に行った。I L−6レセプ
タ−陰性のヒトT細胞株JURKAT(ATCC,CR
L8163)に、pBRF2R,236とPSV2ne
oを常法で導入し、スクリーニングの結果、I L−6
レセプタ−を細胞あたり約100,000個発現してい
る株を樹立し、これをNJBC8と名づけだ。NP40
で可溶化したNJBC8を認識し、NP40で可溶化し
たJURKATを認識しない抗体を産生しているハイブ
リドーマが1クローン単離され、これをMT18と名づ
けだ。また、このハイブリドーマによって生産されるモ
ノクローナル抗体をMT18抗体と称する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、353−メチオニンにより内部標識したU2
66細胞をI L−6により処理した後(レーン2及び
4)又はI L−6により処理することなく (レーン
1及び3)溶解し、セファロースB4に固定化された抗
I L−6レセプタ一抗体MT18により免疫沈降せし
め、そして非還元条件下(レーン1及び2)、又は還元
条件下(レーン3及び4)でSDS/PAGEを行った
場合のオートラジオグラフィーのパターンを示す。 第2図は、 +′■により表面標識したM12IL6R
細胞をI L−6により処理した後(レーン2)又はI
 L−6により処理することなく (レーン1)溶解し
、第1図の場合と同様に処理して得られたオートラジオ
グラフィーのパターンを示す。 第3図は、IL−6の存在下(レーン2及び4)又はI
 L−6の非存在下(レーン1及び3)で、且つ可溶性
II、−6レセプタ−を含有する(レーン3及び4)か
又は含有しない(レーン1及び2)cos 7 M!l
胞培養上清の存在下で、M 12111胞をインキュベ
ートした後溶解し、第1図の場合と同様に処理して得た
オートラジオグラフィーのパターンを示す。 第4図は、種々の濃度のI L−6存在下、可溶性IL
−6レセプタ−存在下あるいは非存在下でのMl細胞の
3H標識のチミジンの取り込みを示す。 第5図は、λAとλBの制限酵素地図および対応するヒ
トgp130蛋白質の模式図を示す。EはEcoRIサ
イトを示す。また、SSはシグナル配列、ECは細胞外
領域、TMは膜貫通領域、Cは細胞内領域を示す。 DNA、すなわちヒトgp130をコードするDNA配
列について、その塩基配列を解析した結果、及びこのD
NA配列が発現された場合に生産される蛋白質、すなわ
ちヒトgp130の推定されるアミノ酸配列を示す。下
線部分はN末端側の疎水性アミノ酸領域を示し、二重下
線部分はC末端側の疎水性アミノ酸領域を示す。 第8図は、ヒトgp130 cDNAをプローブとした
ときの各種細胞のノーザンプロットの結果を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも次の性質を有する、ヒトgp130蛋白
    質: (1)IL−6(インタ−ロイキン−6)とIL−6レ
    セプタ−(インタ−ロイキン−6レセプタ−)との複合
    体に対して親和性を有する; (2)SDS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動におい
    て130kDaのみかけの分子量を示す;(3)IL−
    6のシグナル伝達に関与する。 2、第7図中、1位のMetから918位のGlnまで
    のアミノ酸配列を有する請求項第1項に記載のヒトgp
    130蛋白質。 3、請求項第1項に記載のヒトgp130蛋白質をコー
    ドするDNA。 4、第7図中、1位のMetから918位のGlnまで
    のアミノ酸配列を有するヒトgp130蛋白質をコード
    する請求項第3項に記載のDNA。 5、第7図中、273位のAから3026位のGまでの
    塩基配列を有する請求項第4項に記載のDNA。 6、請求項第3項に記載のDNAを含み、宿主細胞中で
    当該DNAを発現させることができる発現ベクター。 7、請求項第6項に記載の発現ベクターにより形質転換
    された宿主細胞を培養する操作を含む、ヒトgp130
    蛋白質の製造方法。 8、請求項第3項記載のDNAを用いて製造された、実
    質的にヒト由来の他の蛋白質を含まないヒトgp130
    蛋白質。
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