JPH04255157A - 車載用ファクシミリ - Google Patents

車載用ファクシミリ

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JPH04255157A
JPH04255157A JP3016634A JP1663491A JPH04255157A JP H04255157 A JPH04255157 A JP H04255157A JP 3016634 A JP3016634 A JP 3016634A JP 1663491 A JP1663491 A JP 1663491A JP H04255157 A JPH04255157 A JP H04255157A
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JP
Japan
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power supply
vehicle
signal
line
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Application number
JP3016634A
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English (en)
Inventor
Akira Goto
彰 後藤
Masakazu Matsui
正和 松井
Riyougo Tadokoro
了吾 田所
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は車載用ファクシミリに関
するものであり、例えば、運転者がイグニッションキー
をオフしても、他のファクシミリからの着信を受け付け
ることができる車載用ファクシミリに用いられるもので
ある。
【0002】
【従来の技術】自動車電話の無線機に接続して使用され
る車載用ファクシミリでは、運転者が車両から離れるた
めにイグニッションキーをオフにすると、それと共に無
線機への電源(車載バッテリ)の供給も遮断されてしま
うので、他者からの情報電波が着信した場合、それを受
信することができないという問題がある。
【0003】そこで、従来、留守番機能を有する自動車
電話に車載用ファクシミリを接続して、イグニッション
キーがオフされた後もタイマーにより設定された所定時
間だけ無線機に電源を供給するようにして、運転者がイ
グニッションキーをオフした後も他者からの着信を受け
付られるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが上述した従来
のものでは、イグニッションキーがオフされた状態で自
動車電話に加えて車載用ファクシミリにも電源が供給さ
れるので、イグニッションキーオフ後の消費電力が増加
してしまう。さらに、他者からの情報電波を受信する際
には、ファクシミリの印字装置やその駆動回路をも作動
させるので、さらに消費電力が増加してしまい、バッテ
リ上がりが起こってしまうという問題がある。
【0005】そこで本発明は上記問題点に鑑みてなされ
たものであり、イグニッションキーがオフされた後も情
報電波の受信が可能な車載用ファクシミリにおいて、バ
ッテリ上がりを防止することができる車載用ファクシミ
リを提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】そのため、請求項1記載
の発明においては、無線機を介して、画像情報を有する
情報電波を送受信する車載用ファクシミリにおいて、車
載用電源と、イグニッションキーのオン・オフ状態を検
出するキー状態検出手段と、前記情報電波の着信を検出
する着信検出手段と、前記情報電波を受信する受信手段
と、前記キー状態検出手段が前記イグニッションキーの
オフ状態を検出し、さらに前記着信検出手段が前記情報
電波の着信を非検出した場合には、前記車載用電源から
前記受信手段への電源供給を停止させ、かつ、前記キー
状態検出手段が前記イグニッションキーのオフ状態を検
出し、さらに前記着信検出手段が前記情報電波の着信を
検出した場合には、前記車載用電源から前記受信手段へ
の電源供給を開始させる電源制御手段とを備えることを
特徴とする車載用ファクシミリを採用するものである。
【0007】また請求項2記載の発明においては、無線
機を介して、画像情報を有する情報電波を送受信する車
載用ファクシミリにおいて、イグニッションキーのオン
・オフ状態を検出するキー状態検出手段と、前記情報電
波の着信を検出する着信検出手段と、前記情報電波が有
する前記画像情報を記憶する記憶手段と、前記情報電波
が有する前記画像情報を印字する印字手段と、前記無線
機にて受信した前記情報電波が有する前記画像情報の出
力先を選択する選択手段と、前記キー状態検出手段が前
記イグニッションキーのオフ状態を検出し、さらに前記
着信検出手段が前記情報電波の着信を検出した場合には
、前記選択手段を制御して、前記画像情報を前記記憶手
段に記憶させると共に、前記印字手段に前記画像情報の
印字を禁止させる制御手段とを備えることを特徴とする
車載用ファクシミリを採用するものである。
【0008】
【作用】上記構成により、請求項1記載の発明において
は、電源制御手段は、キー状態検出手段がイグニッショ
ンキーのオフ状態を検出し、さらに着信検出手段が情報
電波の着信を非検出した場合には、車載用電源から受信
手段への電源供給を停止させ、かつ、キー状態検出手段
がイグニッションキーのオフ状態を検出し、さらに着信
検出手段が情報電波の着信を検出した場合には、車載用
電源から受信手段への電源供給を開始させている。
【0009】故に、イグニッションキーがオフされ、着
信検出手段が情報電波の着信を検出していない場合には
、電源制御手段によって受信手段には電源が供給されず
、また、イグニッションキーがオフされ、着信検出手段
が情報電波の着信を検出した場合には、電源制御手段に
よって受信手段に電源が供給されることになる。また請
求項2記載の発明においては、制御手段は、キー状態検
出手段がイグニッションキーのオフ状態を検出し、さら
に着信検出手段が情報電波の着信を検出した場合には、
選択手段を制御して、画像情報を記憶手段に記憶させる
と共に、印字手段に画像情報の印字を禁止させている。
【0010】故に、イグニッションキーがオフされ、着
信検出手段が情報電波の着信を検出した場合には、制御
手段によって、受信した情報電波が有する画像情報は記
憶手段にて記憶されると共に、印字手段では画像情報が
印字されないことになる。
【0011】
【実施例】以下、本発明を図に示す実施例に基づいて説
明する。図1は本発明の一実施例を表すブロック構成図
である。図1において、ファクシミリ11には、電源供
給を行う、請求項1記載の車載用電源に相当する車載バ
ッテリ1と、画像データを有する情報電波を送受信する
自動車電話の無線機2と、自動車電話のハンドセット端
末3と、イグニッションキースイッチ10とがそれぞれ
接続されている。
【0012】また、ファクシミリ11の内部は、車載バ
ッテリ1から後述する各機能ブロックへの電源供給を制
御すると共にバッテリ電圧を監視する、請求項1記載の
電源制御手段に相当する電源制御部4と、送信、留守番
等の種々の機能を設定する操作部7と、無線機2で受信
した情報電波を復調し、復調されたデータをメモリに記
憶すると共に、データを復号する、請求項1記載の受信
手段に相当する通信部9と、通信部9にて復号されたデ
ータを印刷すると共にラインセンサ等により送信しよう
とする原稿を読み取る、請求項2記載の印字手段に相当
する読取り記録部8と、ファクシミリ11の使用状態お
よび自動車電話の使用状態を切換えて制御する回線制御
部5と、上記各機能ブロックを制御する、請求項2記載
の制御手段に相当するシステム制御部6とを有している
【0013】次に、上述した車載バッテリ1、無線機2
、ハンドセット端末3、イグニッションキースイッチ1
0、およびファクシミリ11内の各機能ブロックの接続
関係について説明する。車載バッテリ1は電源供給ライ
ン1aにより各機能ブロックへ電源供給を行っている。 このうち、電源制御部4および回路制御部5に対しては
常時電源供給を行い、操作部7、読取記録部8、システ
ム制御部6、通信部9、無線機2、およびハンドセット
端末3に対しては、スイッチ1b、1c、1d、1e、
1fの作動により選択的に電源供給を行っている。
【0014】ここで、上述したスイッチ1b、1c、1
d、1e、1fは、リレー制御回線4b、4c、4d、
4e、4fを介して電源制御部4より出力されるオン信
号、オフ信号によって、閉成、開成される。電源制御部
4は、上記各スイッチに接続されると共に、イグニッシ
ョンキースイッチ10、回線制御部5、システム制御部
6、および操作部7に接続されている。このうち、電源
制御部4とイグニッションキースイッチ10とはキース
イッチ監視回線4aで、電源制御部4と回線制御部5と
は信号回線4hで、電源制御部4とシステム制御6とは
信号回線4gで、電源制御部4と操作部7とは信号回線
4iで、それぞれ接続されている。
【0015】回線制御部5は、電源制御部4、システム
制御部6、無線機2、およびハンドセット端末3に接続
されている。このうち、回線制御部5とシステム制御部
6とは信号回線5aで、回線制御部5と無線機2および
ハンドセット端末3とは電話通信回線5dで、それぞれ
接続されている。この回線制御部5は、上述したように
、電話通信回線5dにより無線機2およびハンドセット
端末3と接続しているわけだが、この電話通信回線5d
を介した回線制御部5、無線機2、およびハンドセット
端末3の相互通信により、自動車電話の作動およびファ
クシミリの作動の両立を滞りなく行わせている。
【0016】また回線制御部5は、リレー制御回線5b
を介してスイッチ5cにオン信号、オフ信号を出力する
ことにより、スイッチ5cの切換え制御、すなわち、ス
イッチ5cにハイレベル信号(オン信号)を出力してス
イッチ5cを端子5c1 に接続するか、あるいはスイ
ッチ5cにローレベル(オフ信号)を出力してスイッチ
5cを端子5c2 に接続するかを切換えている。そし
て、この切換え制御により、回線制御部5は、無線機2
の送受信信号回線2aと通信部9の送受信信号回線9a
とを接続するか(すなわち、ファクシミリ使用状態)、
無線機2の送受信信号回線2aとハンドセット端末3の
電話回線3aとを接続するか(すなわち、自動車電話使
用状態)を制御している。
【0017】システム制御6は、電源制御部4、回線制
御部5、操作部7、読取記録部8、通信部9に接続され
ている。このうち、システム制御6と操作部7とは信号
回線6aで、システム制御6と読取記録部8とは信号回
線6bで、システム制御6と通信部9とは信号回線6c
および6dで、それぞれ接続されている。なお、信号回
線6aを介してシステム制御6から操作部7へ出力され
る信号は、操作部7に設けられた図示されない表示部の
表示内容を制御する表示制御信号である。
【0018】通信部9は、通信回線8aにより読取り記
録部8に接続されている。次に、上述した通信部9の内
部構成について説明する。図2は通信部9の内部構成の
概要を表すブロック図である。図2において、通信部9
は以下に述べる回路により構成されている。信号回線6
cによりシステム制御部6に接続された中央処理装置(
以下、CPUという)91は、予め定められたプログラ
ムにより各種制御を行う。
【0019】モデム92は無線機2で受信し、送受信信
号回線9aを介して入力された受信信号に対して変復調
を行う。そして、モデム92で変復調された信号(符号
化データ)は信号回線9dを介して符号復号器93へ出
力される。なお、このモデム92は、読取り記録部8で
読み取られた送信用原稿に対応する送信信号に対しても
変復調を行っている。
【0020】上述したモデム92は、CPU91により
その作動が制御されている。すなわち、送信元のファク
シミリより送信される形式上の内容(例えば、印字の濃
度、スーパーファインモードの有無)に関する受信信号
が着信した場合、モデム92で変復調された信号をCP
U91へ出力するよう、CPU91は信号回線9bを介
して制御信号をモデム92へ出力する。
【0021】そして、この受信信号に対する返答内容(
例えば、指定の印字濃度を確保できない、スーパーファ
インモードあり)を送信元のファクシミリへ送信する場
合には、CPU91より出力される送信信号をモデム9
2で変復調した後、無線機2にて送信元のファクシミリ
へ送信する。このようなファクシミリ同士のやりとりは
CPU91により行われるので、CPU91はモデム9
2により変復調された信号の出力先を制御している。
【0022】符号復号器93は、入力した符号化データ
を画像データへ復号化すると共に、画像データを符号化
データへ符号化する。なお、この復号化、および符号化
を行う作動は、信号回線9cを介して出力されるCPU
91の制御信号により設定される。請求項2記載の選択
手段に相当するデータ制御部95は、信号回線6dを介
してシステム制御部6より出力された制御信号(後述す
るステップ302の処理において、信号回線6dを介し
て出力される受信切換信号)に応じて、符号復号器93
により復号化された画像データ(信号回線9fを介して
入力したデータ)を、通信回線8aを介して読取り記録
部8へ出力するか、あるいは通信回線9eを介してメモ
リ94に出力する。なお、符号復号器93からCPU9
1への出力信号は、符号復号器93の復号化もしくは符
号化状況をCPU91に報知する信号(例えば、何行目
の復号化が終了したことを報知する信号)である。
【0023】メモリ94は、上記受信信号に対応した符
号化データ、もしくは上記送信信号に対応した符号化デ
ータを記憶している。なお、このメモリ94は、請求項
2記載の記憶手段に相当している。ここで、メモリ94
に記憶されるデータは符号化データであり、読取り記録
部8の入出力データは画像データである。したがって、
例えば、無線機2で受信した受信信号のデータ(モデム
92により変復調されたデータ)は符号化データである
ので、システム制御部6がデータ制御部95にその符号
化データを読取り記録部8へ出力させようとする場合に
は、CPU91は符号復号器93に画像データへの復号
化を行わせる。一方、システム制御部6がデータ制御部
95にその符号化データをメモリ94へ出力させようと
する場合には、CPU91は符号復号器93に符号化デ
ータをそのまま出力させるようにする。また、例えば、
読取り記録部8で読み取られた送信用原稿に対応する送
信信号を、一旦メモリ94に記憶させようとする場合、
データ制御部95は、システム制御部6の制御信号によ
り、読取り記録部8より出力された送信信号のデータ(
画像データ)を符号復号器93へ入力させて符号化を行
わせ、その後、この符号復号器93により符号化された
符号化データをメモリ94へ出力して、メモリ94に送
信信号に対応したデータを記憶させている。
【0024】次に、上述した電源制御部4の内部構成の
バッテリ電圧を監視する回路の概要について説明する。 図3は電源制御部4の内部構成のバッテリ電圧を監視す
る回路の概要を表すブロック図である。図3において、
電源供給ライン1aを介して電源制御部4へ入力した車
載バッテリ1のバッテリ電圧は、抵抗42と抵抗43と
で分圧されてCPU41へ入力される。そして、CPU
41によりバッテリ電圧が監視(バッテリ電圧が所定電
圧以下であるか否かの監視)される。このCPU41に
よるバッテリ電圧の監視は、イグニッションキースイッ
チがオフされて、操作部7の留守番スイッチ71が閉成
された場合のみ行われるものである。
【0025】このCPU41は、上述した車載バッテリ
1のバッテリ電圧を監視する以外にも、システム制御部
に設けられたCPU61、回線制御部5に設けられたC
PU51、および通信部9に設けられたCPU91と相
互に信号を送受信して、ファクシミリの種々の作動を行
っている。次に、上記構成における作動について説明す
る。
【0026】まず、送信における作動について簡単に説
明する。操作者が操作部7により送信を指示すると、読
取り記録部8の図示されないラインセンサ等により送信
用原稿の画像データが光電変換される。この光電変化さ
れた画像データは信号回線8aを介して通信部9へ送信
され、システム制御部6の制御により、通信部9の符号
復号器93に送信、符号化される。そして、この符号化
された画像データは、モデム92、送受信信号回線9a
、2aを介して無線機2により送信先のファクシミリへ
送信される。
【0027】なお、電話回線5dを介したハンドセット
3、無線機2、および回線制御部5の作動により、送信
先のファクシミリの電話回線が塞がっていると判定され
た場合には、読取り記録部8より送信される画像データ
は、符号復号器93にて符号化され、メモリ94に一旦
記憶される。その後、送信先のファクシミリの電話回線
が開いたと判定こされた場合には、メモリ94より記憶
された画像データがそのまま出力されて、無線機2によ
り送信先のファクシミリへ送信される。
【0028】次に、イグニイッションキーがオンされた
状態の受信における作動について簡単に説明する。電話
回線5dを介したハンドセット3、無線機2、および回
線制御部5の作動により、回線制御部5が他のファクシ
ミリからの情報電波の着信を検出すると、無線機2によ
り受信した情報電波が有する画像データは、送受信信号
回線2a、9aを介してモデム92へ出力、変復調され
る。そして、操作部7で予め設定されている受信方式(
すなわち、読取り記録部8による印字出力、もしくはメ
モリ94への記憶)に応じて、符号復号器93で復号化
されて読取り記録部8へ出力されるか、もしくは処理を
何も行わないでメモリ94へ出力される。
【0029】読取り記録部8へ出力された画像データは
、読取り記録部8の、図示されない印字装置により印字
出力される。一方、メモリ94に記憶された画像データ
は、操作者が操作部7により印字出力を指示すると、符
号復号器93にて記憶された画像データを復号化し、そ
の後、読取り記録部8により印字出力される。次に、本
発明の特徴である、運転者がイグニッションキーをオフ
して、留守番機能を働かせている場合の作動について説
明する。
【0030】まず、電源制御部4に設けられたCPU4
1の作動について、図4のフローチャートを用いて説明
する。図4において、キー状態検出手段に相当するステ
ップ100にて、イグニッションキースイッチ10がオ
フされたという信号をキースイッチ監視回線4aを介し
て入力すると、ステップ101では、操作部7の留守番
スイッチ71がオン(閉成)されているか否かを判定す
る。そして、留守番スイッチ71がオン(閉成)されて
いる場合にはステップ103へ進み、そうでない場合に
はステップ102へ進んで、スイッチ1b、1c、1d
、1e、1fにオフ信号を出力して開成とし、さらに電
源制御部4、回線制御部5もオフにする。
【0031】これにより、無線機2、ハンドセット端末
3、電源制御部4、回線制御部5、システム制御部6、
操作部7、読取り記録部8、および通信部9への電源供
給が遮断されることになる。ステップ101の判定によ
り、留守番スイッチ71がオン(閉成)されていると判
定されてステップ103へ進むと、ステップ103では
、回線制御部5へ留守番状態であることを指示すべく、
信号回線4hにより留守番指示信号を出力する。
【0032】続いてステップ104では、ハンドセット
端末3、システム制御部6、操作部7、読取り記録部8
、および通信部9への電源供給を遮断すべく、信号回線
4b、4c、4d、4fを介してオフ信号を出力して、
スイッチ1b、1c、1d、1fを開成とする。ステッ
プ105では、CPU41内に設けられた、図示されな
いタイマーを始動させる。
【0033】ステップ106では、抵抗42と抵抗43
とで分圧された車載バッテリ1のバッテリ電圧が所定電
圧値以下であるか否かを判定し、バッテリ電圧が所定電
圧値以下である場合には、ステップ102へ進んで、無
線機2、ハンドセット端末3、およびファクシミリ11
への電源供給を遮断する。また、バッテリ電圧が所定電
圧値を超える場合には、ステップ107へ進む。
【0034】ステップ107では、ステップ105で始
動させたタイマーが所定時間に達したか否かを判定し、
タイマーが所定時間に達している場合には、ステップ1
02へ進んで、無線機2、ハンドセット端末3、および
ファクシミリ11への電源供給を遮断し、所定時間に達
していない場合には、ステップ108へ進む。ステップ
108では、信号回線4hを介して回線制御部5より着
信有りの指示信号を入力したか否かを判定しており、着
信有りの指示信号を入力した場合にはステップ109へ
進み、指示信号がない場合にはステップ106へ戻って
、上述した判定処理を再度行う。
【0035】ステップ109では、システム制御部6お
よび通信部9に車載バッテリ1からの電源供給を再開さ
せるべく、信号回線4dを介してスイッチ1dへオン信
号を出力し、スイッチ1dを閉成させる。ステップ11
0では、信号回線5aを介してシステム制御部6より出
力された受信終了指示信号を入力したか否かを判定して
おり、受信終了指示信号を入力した場合にはステップ1
11へ進み、入力していない場合にはステップ110の
判定処理を繰り返し行う。なお、この受信終了指示信号
については後述する。
【0036】ステップ111では、システム制御部6お
よび通信部9への電源供給を再度遮断させるべく、信号
回線4dを介してスイッチ1dへオフ信号を出力し、ス
イッチ1dを開成させる。そして、上記処理終了後、ス
テップ106へ戻る。次に、回線制御部5に設けられた
CPU51の作動について、図5のフローチャートを用
いて説明する。
【0037】図5において、ステップ200にて、信号
回線4hを介して電源制御部4から出力(ステップ10
3による処理)された留守番指示信号を入力すると、着
信検出手段に相当するステップ201では、無線機2が
他のファクシミリより送信された情報電波を受信(着信
状態)したか否かを電話通信回線5dを介して検出する
。そして、着信状態を検出した場合にはステップ202
へ進み、そうでない場合にはステップ201の判定処理
を繰り返し行う。
【0038】ステップ202では、電源制御部4へ着信
有りの指示信号を出力する。これにより、ステップ10
8の判定処理がY(着信有りの指示信号を入力した)と
なり、ステップ108からステップ109へと処理が進
むことになる。続いてステップ203では、システム制
御部6へ受信方式をメモリ受信とするよう、信号回線5
aを介して受信指示信号を出力する。
【0039】ステップ204では、信号回線5aを介し
てシステム制御6より回線切換えを行う回線切換え指示
信号を入力したか否かを判定しており、回線切換え指示
信号を入力した場合にはステップ205へ進み、指示信
号がない場合にはステップ204の判定処理を繰り返し
行う。なお、この回線切換え指示信号については後述す
る。
【0040】ステップ205では、電話通信回線5dを
介して無線機2へオフフック処理(受信可能状態)を行
うように指示信号を出力すると共に、リレー制御回線5
bを介してオン信号を出力して、スイッチ5cを端子5
c1 に接続させる。これにより、無線機2の送受信信
号回線2aおよびハンドセット端末3の電話回線3aの
接続状態(すなわち、自動車電話使用状態)から、無線
機2の送受信信号回線2aおよび通信部9の送受信信号
回線9aの接続状態(すなわち、ファクシミリ使用状態
)へ切換えている。
【0041】ステップ206では、信号回線5aを介し
てシステム制御部6より受信終了指示信号を入力したか
否かを判定しており、受信終了指示信号を入力した場合
にはステップ207へ進み、そうでない場合にはステッ
プ206の判定処理を繰り返し行う。なお、この受信終
了指示信号については後述する。ステップ207では、
電話通信回線5dを介して無線機2へオンフック処理(
受信不能状態)を行うように指示信号を出力して、受信
処理を終了する。
【0042】次に、システム制御部6に設けられたCP
U61の作動について、図6のフローチャートを用いて
説明する。図6において、ステップ300にて、信号回
線5aを介して回線制御部5から出力(ステップ203
による処理)された受信指示信号を入力すると、ステッ
プ301では、回線制御部5へ信号回線5aを介して回
線切換指示信号を出力する。これにより、ステップ20
4の判定処理がY(回線切換え指示信号を入力)となり
、ステップ204からステップ205へと処理が進むこ
とになる。
【0043】ステップ302では、ステップ300にて
入力した受信指示信号に応じて受信方式をメモリ受信に
切換えるべく、信号回線6cおよび信号回線6dを介し
て受信切換信号を通信部9に出力する。ステップ303
では、信号回線6cを介して通信部9より受信終了を示
す終了信号を入力したか否かを判定しており、終了信号
を入力した場合にはステップ304へ進み、そうでない
場合にはステップ303の判定処理を繰り返し行う。な
お、この終了信号については後述する。
【0044】続いてステップ304では、受信が終了し
たことを電源制御部4および回線制御部5に伝えるべく
、受信終了指示信号を信号回線4gおよび信号回線5a
を介して電源制御部4および回線制御部5へ出力する。 これにより、ステップ110およびステップ206の判
定処理がY(受信終了指示信号を入力)となり、ステッ
プ110からステップ111へ、およびステップ206
からステップ207へと処理が進むことになる。
【0045】次に、通信部9に設けられたCPU91の
作動について、図7のフローチャートを用いて説明する
。図7において、ステップ400にて信号回線6cを介
してシステム制御部6から出力(ステップ302による
処理)された受信切換信号を入力すると、ステップ40
1では、上述したように、モデム92の受信作動を制御
(変復調された信号の出力先の制御)する。
【0046】ステップ402では、符号復号器93に対
して、符号・復号制御(符号化を行うか、復号化を行う
か、あるいは処理を何も行わないかの制御)を行う。続
いて、ステップ403では、モデム92を介した他のフ
ァクシミリとの信号のやりとりにより受信が終了したか
否かを判定し、受信が終了した場合にはステップ404
へ進み、そうでない場合にはステップ401へ戻って、
上述した処理を再度行う。
【0047】この受信が終了したか否かの判定は、上述
したように、ファクシミリ同士のやりとりにより行われ
るが、これは、例えば画像データの送受信が送信用原稿
の1行単位で行われているとすると、ファクシミリ同士
の送受信の確認は1行単位で行われるので、送信先のフ
ァクシミリにて最後の行の画像データを出力する送信信
号をCPU91が受信、検出することにより受信が終了
したか否かの判定が行われている。
【0048】ステップ404では、受信が終了したこと
をシステム制御部6に伝えるべく、信号回線6Cを介し
て終了信号をシステム制御部6に出力する。これにより
、ステップ303の判定処理がY(終了信号を入力)と
なり、ステップ303からステップ304へと処理が進
むことになる。以上述べたように、車載バッテリ1によ
る電源供給は、他のファクシミリからの着信を検出する
までは、無線機2、電源制御部4、および回線制御部5
に対してのみ行われて、他の機能ブロックには電源供給
が行われないので、無駄な電力消費を抑えることができ
る。また、受信終了を示す受信終了指示信号を入力する
まで受信状態が維持されるので、たとえ受信中にタイマ
ーが所定時間に到達したとしても、受信が終了するまで
電源供給が行われ、これにより受信エラーの発生を抑え
ることができる。さらに、運転者がイグニッションキー
をオフして、留守番機能を働かせている場合には、受信
方式はメモリ受信に切換えているので、車載用ファクシ
ミリの印字装置やその駆動回路等を作動させる必要がな
く、無駄な電力消費を抑えることができる。
【0049】
【発明の効果】以上述べたように、請求項1記載の発明
においては、イグニッションキーがオフされ、着信検出
手段が情報電波の着信を検出していない場合には、受信
手段には電源が供給されず、また、イグニッションキー
がオフされ、着信検出手段が情報電波の着信を検出した
場合には、受信手段に電源が供給される。
【0050】故に、イグニッションキーがオフされ、着
信検出手段が情報電波の着信を検出していない場合には
、少なくとも受信手段への電源供給を停止することによ
り車載用電源の消費電力を抑えることができ、これによ
りバッテリ上がりを防止しつつ、イグニッションキーが
オフされた後も情報電波を受信することができるという
優れた効果がある。
【0051】また、請求項2記載の発明においては、イ
グニッションキーがオフされ、着信検出手段が情報電波
の着信を検出した場合には、受信した情報電波が有する
画像情報は記憶手段にて記憶されると共に、印字手段で
は画像情報が印字されないので、印字装置やその駆動回
路等を作動させるべく電源を供給する必要がなく、これ
によりバッテリ上がりを防止することができるという優
れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表すブロック構成図である
【図2】上記一実施例における通信部の内部構成の概要
を表すブロック図である。
【図3】上記一実施例における電源制御部の内部構成の
バッテリ電圧を監視する回路の概要を表すブロック図で
ある。
【図4】上記電源制御部に設けられたCPUの作動を示
すフローチャートである。
【図5】上記一実施例における回線制御部に設けられた
CPUの作動を示すフローチャートである。
【図6】上記一実施例におけるシステム制御部に設けら
れたCPUの作動を示すフローチャートである。
【図7】上記通信部に設けられたCPUの作動を示すフ
ローチャートである。
【符号の説明】
1              車載用バッテリ(車両
用電源)4              電源制御部(
電源制御手段)6              システ
ム制御部(制御手段)8              
読取り記録部(印字手段)9            
  通信部(受信手段)94            
メモリ(記憶手段)95            デー
タ制御部(選択手段)ステップ100  キー状態検出
手段 ステップ201  着信検出手段

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】  無線機を介して、画像情報を有する情
    報電波を送受信する車載用ファクシミリにおいて、車載
    用電源と、イグニッションキーのオン・オフ状態を検出
    するキー状態検出手段と、前記情報電波の着信を検出す
    る着信検出手段と、前記情報電波を受信する受信手段と
    、前記キー状態検出手段が前記イグニッションキーのオ
    フ状態を検出し、さらに前記着信検出手段が前記情報電
    波の着信を非検出した場合には、前記車載用電源から前
    記受信手段への電源供給を停止させ、かつ、前記キー状
    態検出手段が前記イグニッションキーのオフ状態を検出
    し、さらに前記着信検出手段が前記情報電波の着信を検
    出した場合には、前記車載用電源から前記受信手段への
    電源供給を開始させる電源制御手段とを備えることを特
    徴とする車載用ファクシミリ。
  2. 【請求項2】  無線機を介して、画像情報を有する情
    報電波を送受信する車載用ファクシミリにおいて、イグ
    ニッションキーのオン・オフ状態を検出するキー状態検
    出手段と、前記情報電波の着信を検出する着信検出手段
    と、前記情報電波が有する前記画像情報を記憶する記憶
    手段と、前記情報電波が有する前記画像情報を印字する
    印字手段と、前記無線機にて受信した前記情報電波が有
    する前記画像情報の出力先を選択する選択手段と、前記
    キー状態検出手段が前記イグニッションキーのオフ状態
    を検出し、さらに前記着信検出手段が前記情報電波の着
    信を検出した場合には、前記選択手段を制御して、前記
    画像情報を前記記憶手段に記憶させると共に、前記印字
    手段に前記画像情報の印字を禁止させる制御手段とを備
    えることを特徴とする車載用ファクシミリ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2324685A (en) * 1997-03-07 1998-10-28 Samsung Electronics Co Ltd Controlling power supply to facsimile circuits
US7814353B2 (en) 2002-08-09 2010-10-12 Aisin Aw Co., Ltd. Power management system for a communication device

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Effective date: 19990309