JP2000270132A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2000270132A
JP2000270132A JP11073709A JP7370999A JP2000270132A JP 2000270132 A JP2000270132 A JP 2000270132A JP 11073709 A JP11073709 A JP 11073709A JP 7370999 A JP7370999 A JP 7370999A JP 2000270132 A JP2000270132 A JP 2000270132A
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Osamu Kimoto
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Murata Machinery Ltd
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 原稿の読み取り中に画像データの受信が入っ
ても、読み取り処理が中断せず、画像データも受信する
ことができる通信端末装置を提供する。 【解決手段】 主制御部1は、原稿の読み取り処理を優
先的に実行するスキャナ優先設定モードが設定されてい
る場合に(ステップS10でYES)スキャナ2による
原稿の読み取り中に着信があったとき(ステップS1で
YES)、プリンタ受信モードが設定されていても(ス
テップS2でNO)、受信した画像データを画像メモリ
8に格納して(ステップS32)スキャナ2による原稿
の読み取り処理が終了するまではプリンタ3を動作させ
ないように制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メモリ受信機能を
備えたファクシミリ装置などの通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】メモリ受信機能を備えた従来例のファク
シミリ装置においては、受信した符号化形式の画像デー
タを一旦画像メモリに格納した後、符号化及び復号化回
路(CODEC)により画像メモリから画像データを読
み出しながら復号化して、復号化したイメージ形式(又
はビットマップ形式)の画像データをプリンタに出力し
て記録するように構成されている。
【0003】この従来例のファクシミリ装置において、
プリンタ受信モードを設定したとき、受信した符号化形
式の画像データを画像メモリに格納せずに、符号化及び
復号化回路(CODEC)により復号化してプリンタに
出力して記録する。また、メモリ受信モードを設定した
とき、上述のように、受信した符号化形式の画像データ
を画像メモリに格納して、符号化及び復号化回路(CO
DEC)により復号化してプリンタに出力して記録す
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来例のファクシミリ装置の制御部の処理能力が比較的
低い場合、メモリコピー用原稿やメモリポーリング送信
用原稿などの原稿の読み取り中に、画像データの受信が
入ると、スキャナを用いて原稿をライン毎に読み取る処
理が、受信プリント処理のために中断され、スキャナに
おいて原稿を副走査方向に走行させる原稿走行用モータ
が停止し、この状態で、原稿走行用モータに励磁電流が
長時間流れ、原稿走行用モータに励磁電流を供給する電
源装置の負荷が増大するという問題点があった。この問
題点を解決するために、電源容量の大きな電源装置を備
える必要があり、省エネルギーすることができない。
【0005】また、メモリ受信モードが設定されている
ときに、画像メモリのメモリ残量が少ないときでもメモ
リ受信となるために、画像メモリへ画像データが溢れる
場合が生じて受信できなくなるという問題点があった。
【0006】本発明の目的は以上の問題点を解決し、原
稿の読み取り中に画像データの受信が入っても、読み取
り処理が中断せず、画像データも受信することができる
通信端末装置を提供することにある。
【0007】また、本発明のもう1つの目的は、従来例
のファクシミリ装置などの通信端末装置に比較して消費
電力を低減させることができる通信端末装置を提供する
ことにある。
【0008】さらに、本発明の別の目的は、メモリ受信
モードが設定されているときに、画像メモリへ画像デー
タが溢れることを事前に防止することができる通信端末
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る請求項1記
載の通信端末装置は、原稿の読み取り処理を優先的に実
行するモードが設定されている場合にスキャナによる原
稿の読み取り中に着信があったとき、受信した画像デー
タを画像データに格納せずにプリンタに出力して記録す
るプリンタ受信モードが設定されていても、受信した画
像データを画像メモリに格納してプリンタを動作させな
いように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0010】また、本発明に係る請求項2記載の通信端
末装置は、スキャナによる原稿の読み取り処理の実行中
において着信があったとき、原稿の1つのページの終了
時に、原稿の読み取り処理を中断してスキャナを動作さ
せず、画像データを受信してプリンタに出力して記録す
るように制御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0011】さらに、本発明に係る請求項3記載の通信
端末装置は、受信した画像データを画像メモリに格納す
るメモリ受信モードが設定されている場合に、画像メモ
リのメモリ残量が所定のしきい値未満であり、メモリ受
信モードから、受信した画像データを画像データに格納
せずにプリンタに出力して記録するプリンタ受信モード
へのモード変更可能モードが設定されているとき、画像
データを受信してプリンタに出力して記録するように制
御する制御手段を備えたことを特徴とする。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明に係
る実施形態について説明する。
【0013】<実施形態>図1は、本発明に係る実施形
態である、メモリ受信機能を有するファクシミリ装置2
0の構成を示すブロック図である。この実施形態のファ
クシミリ装置20は、画像メモリ8を備えるファクシミ
リ装置であり、以下の2つの処理を備える。 (1)プリンタ受信処理:受信した符号化形式の画像デ
ータを画像メモリ8に格納せずに、符号化及び復号化回
路(CODEC)9により復号化してプリンタ3に出力
して記録する処理である。 (2)メモリ受信処理:受信した符号化形式の画像デー
タを画像メモリ8内の符号化形式画像メモリ8bに格納
した後、符号化及び復号化回路(CODEC)9により
復号化してプリンタ3に出力して記録する処理である。
【0014】また、本実施形態のファクシミリ装置20
は、以下の動作設定モードを有する。 (1)プリンタ受信モード:優先的にプリンタ受信処理
を実行するモードである。 (2)メモリ受信モード:優先的にメモリ受信処理を実
行するモードである。 (3)強制プリントモード:画像メモリ8のメモリ残量
にかかわらず、強制的にプリンタ受信処理を実行するモ
ードである。 (4)スキャナ優先設定モード:スキャナ2が動作中に
着信があってもその動作を優先的に継続させるモードで
ある。 (5)メモリ受信モードからプリンタ受信モードへのモ
ード変更可能モード:メモリ受信モードが設定されてい
るときに、画像メモリ8のメモリ残量が所定のしきい値
レベル未満であるときプリンタ受信モードへのモード変
更が可能であるモードである。
【0015】ここで、プリンタ受信モードとメモリ受信
モードとは、相反するモードであり、プリンタ受信モー
ドが設定されているときはメモリ受信モードが解除され
る一方、メモリ受信モードが設定されているときはプリ
ンタ受信モードが解除される。
【0016】本実施形態の主制御部1は、原稿の読み取
り処理を優先的に実行するスキャナ優先設定モードが設
定されている場合に(ステップS10でYES)スキャ
ナ2による原稿の読み取り中に着信があったとき(ステ
ップS1でYES)、プリンタ受信モードが設定されて
いても(ステップS2でNO)、受信した画像データを
画像メモリ8に格納して(ステップS32)スキャナ2
による原稿の読み取り処理が終了するまではプリンタ3
を動作させないように制御することを特徴としている。
また、主制御部1は、スキャナ2による原稿の読み取り
処理の実行中において(ステップS7でYES)着信が
あったとき(ステップS1でYES)、原稿の1つのペ
ージの終了時に(ステップS42でYES)、原稿の読
み取り処理を中断してスキャナ2を動作させず(ステッ
プS43)、画像データを受信してプリンタ3に出力し
て記録する(ステップS45のプリンタ受信処理)よう
に制御することを特徴としている。さらに、主制御部1
は、メモリ受信モードが設定されている場合に(ステッ
プS2でYES)、画像メモリ8のメモリ残量が所定の
しきい値レベル未満であり(ステップS4でNO)、メ
モリ受信モードからプリンタ受信モードへのモード変更
可能モードが設定されているとき(ステップS5でYE
S)、画像データを受信してプリンタ3に出力して記録
する(ステップS22のプリンタ受信処理)ように制御
することを特徴としている。
【0017】図1において、ファクシミリ装置20は、
従来のG3方式等のファクシミリ通信機能を備えるとと
もに、メモリ受信機能を備えている。主制御部1は具体
的にはCPUで構成されており、バス13を介して以下
のハードウェア各部と接続されていてそれらを制御する
ほか、後述する種々のソフトウェアの機能を実行する。
スキャナ2は、電荷結合デバイス(以下、CCDとい
う。)2aと画像読取処理回路2bとを備えて構成さ
れ、CCD2aを用いて原稿を読み取り、画像読取処理
回路2bにより信号処理することにより白黒2値のドッ
トイメージ形式の画像データに変換して出力する。プリ
ンタ3は、ラインヘッド3aと画像記録処理回路3bと
を備えて構成された、例えば感熱方式等のプリンタ装置
であり、相手方のファクシミリ装置からファクシミリ通
信により受信した後符号化及び復号化回路9により復号
化されたイメージ形式の画像データをハードコピーとし
てプリントアウトして記録する。
【0018】符号化及び復号化回路(CODEC)9
は、スキャナ2から出力されて画像メモリ8内のイメー
ジ形式画像メモリ8aに格納されるイメージ形式の画像
メモリを、ファクシミリ通信の規格で定められているM
H,MR,MMR等の符号化方式に従って、例えばEC
Mなどの通信処理用画像メモリ8cを用いて、符号化形
式の画像データに変換して画像メモリ8内の符号化形式
画像メモリ8bに出力して格納する。一方、符号化及び
復号化回路9は、プリンタ優先設定モードが設定されて
いるとき、ファックスモデム10により受信された符号
化形式の画像データを上記符号化方式とは逆の復号化方
式に従って、通信処理用画像メモリ8cを用いて、イメ
ージ形式の画像データに変換してプリンタ3に出力す
る。また、符号化及び復号化回路9は、プリンタ優先設
定モードが解除されているとき、ファックスモデム10
により受信されて画像メモリ8内の符号化形式画像メモ
リ8bに格納された符号化形式の画像データを上記符号
化方式に従って、通信処理用画像メモリ8cを用いて、
イメージ形式の画像データに変換してイメージ形式画像
メモリ8aを介してプリンタ3に出力する。
【0019】表示部4は、液晶表示装置(LCD)又は
CRTディスプレイ等の表示装置であり、当該ファクシ
ミリ装置20の動作状態を表示したり、送信すべき原稿
のイメージデータ、及び受信したイメージデータの表示
を行う。操作部5は、当該ファクシミリ装置20を操作
するために必要な文字キー、ダイヤル用テンキー、短縮
ダイヤルキー、ワンタッチダイヤルキー、及び各種のフ
ァンクションキー等を備える。本実施形態においては、
操作部5は、上述の各動作設定モードを設定又は解除す
るための専用キーを備える。なお、上述の表示部4をタ
ッチパネル方式とすることにより、この操作部5の各種
キーの内の一部又は全部を代用するように構成してもよ
い。
【0020】ROM6は、当該ファクシミリ装置20の
動作に必要であって主制御部1によって実行される種々
のソフトウェアのプログラムを予め格納し、ここで、当
該プログラムは、少なくとも図3の着信処理のプログラ
ムを含む。処理メモリ7は、例えばSRAM又はフラッ
シュメモリ等で構成され、主制御部1のワーキングエリ
アとして使用されてプログラムの実行時に発生する一時
的なデータを記憶する。なお、処理メモリ7としてフラ
ッシュメモリを使用した場合には、停電、装置の移動等
のために電源が遮断された場合にもそのデータの内容が
失われない。画像メモリ8はDRAM等で構成され、
(1)スキャナ2で読み取った又はプリンタ3で記録す
るイメージ形式の画像データを記憶するイメージ形式画
像メモリ8aと、(2)受信又は送信される符号化形式
の画像データを記憶する符号化形式画像メモリ8bと、
(3)符号化及び復号化回路9で信号処理中の画像デー
タを一時的に記憶する通信処理用画像メモリ8cとを備
える。本実施形態において、画像メモリ8は、例えば
1.2メガバイトのメモリ容量を有し、ここで、メモリ
受信処理を行うか、もしくはプリンタ受信処理を行うか
の判断基準であるしきい値レベル(例えば、0.2メガ
バイト)が設定される。このしきい値レベルは、操作部
5により設定変更可能となっている。なお、処理メモリ
7及び画像メモリ8をハードディスクメモリで構成して
もよい。
【0021】ファックスモデム10は、公衆電話回線L
に接続され、通常のファクシミリ通信用のファックスモ
デムの機能を有するモデムであり、FSK信号として受
信される発信電話番号情報のデータを復調して主制御部
1に出力する。NCU(ネットワーク制御回路:Networ
k Control Unit)11はアナログの公衆電話回線Lの直
流ループなどの閉結及び開放の動作を行いかつ自動ダイ
ヤル機能を有するハードウェア回路であり、必要に応じ
てファックスモデム10を公衆電話回線Lに接続する。
ここで、NCU11は、発信電話番号通知サービスにお
けるID受信端末起動信号、通常の電話呼出信号の検出
を行うとともに、必要に応じて発信電話番号通知サービ
スにおける1次応答信号及び2次応答信号を発信するこ
とができる。なお、NCU11を所定のターミナルアダ
プタ及びDSU(加入者線終端装置:Digital Service
Unit)を介して、ベースバンド伝送方式のデジタル回線
(例えば、ISDN回線)に接続するようにしてもよ
い。
【0022】以上のように構成された本実施形態のファ
クシミリ装置20は、通常のG3方式等のファクシミリ
通信機能に加えて、メモリ受信機能を有している。ファ
クシミリ通信機能において、スキャナ2により読み取ら
れたドットイメージ形式の画像データはファクシミリ通
信の規格で定められているMH,MR,MMR等の符号
化方式に従って、符号化及び復号化回路9により符号化
形式の画像データに符号化された後、ファックスモデム
10から相手先のファクシミリ装置に送信される一方、
逆に相手先のファクシミリ装置から受信した符号化デー
タも符号化及び復号化回路9によりイメージ形式の画像
データに復号化されてライン毎にプリンタ3に出力さ
れ、プリンタ3からハードコピーとして出力される。な
お、画像メモリ8はイメージ形式の画像データ又は符号
化形式の画像データを必要に応じて記憶し、また逆に記
憶している当該画像データを必要に応じて出力する。
【0023】図2乃至図4は、図1のファクシミリ装置
の主制御部1によって実行される着信処理を示すフロー
チャートである。
【0024】図2において、まず、ステップS1におい
て呼出し音を検出したか否かが判断され、YESとなる
までステップS1の処理を繰り返し、YESとなったと
きステップS2においてメモリ受信モードか否かが判断
される。ステップS2でYESのときはステップS3に
進む一方、NOのときはプリンタ受信モードと判断して
ステップS6に進む。次いで、ステップS3において強
制プリントモードか否かが判断され、YESのときはス
テップS6に進む一方、NOのときはステップS4に進
む。さらに、ステップS4においてメモリ残量は所定の
しきい値レベル以上か否かが判断され、YESのときは
図3のステップS31に進む一方、NOのときはステッ
プS5に進む。次いで、ステップS5においてメモリ受
信モードからプリンタ受信モードへのモード変更可能モ
ードか否かが判断され、YESのときはステップS6に
進む一方、NOのときはステップS1に戻る。
【0025】次いで、ステップS6においてプリンタ3
は動作中か否かが判断され、YESのときはステップS
8に進む一方、NOのときはステップS7に進む。ステ
ップS7においてスキャナ2は動作中か否かが判断さ
れ、YESのときはステップS10に進む一方、NOの
ときはステップS21に進む。ステップS21では、回
線を閉結してファクシミリ通信を行い、ステップS22
においてプリンタ受信処理を実行した後、ステップS2
3で回線を開放して当該着信処理を終了する。
【0026】ステップS8において強制プリントモード
か否かが判断され、YESのときはステップS1に戻る
一方、NOのときはステップS9に進む。次いで、ステ
ップS9においてメモリ残量はしきい値レベル以上か否
かが判断され、YESのときは図3のステップS31に
進む一方、NOのときはステップS1に戻る。また、ス
テップS10においてスキャナ優先設定モードか否かが
判断され、YESのときは図4のステップS41に進む
一方、NOのときはステップS11に進む。次いで、ス
テップS11においてメモリ残量は所定のしきい値以上
であるか否かが判断され、YESのときは図3のステッ
プS31に進む一方、NOのときはステップS1に戻
る。
【0027】図3のステップS31においては、回線を
閉結してファクシミリ通信を行い、ステップS32にお
いて受信データを受信して画像メモリ8に格納した後、
回線を開放する。そして、ステップS34でスキャナ2
は動作中であるか否かが判断され、NOとなるまで待機
し、NOとなったときに、ステップS35で画像メモリ
8に格納された画像メモリをプリンタ3に出力して記録
する。
【0028】図4のステップS41においてスキャナ2
の原稿走行用モータ(図示せず。)を動作させてスキャ
ナ2の原稿読取処理が実行され、次いで、ステップS4
2では原稿読取処理において1つのページの終了である
か否かが判断され、NOであるときはステップS41に
戻って原稿読取処理を継続して実行する一方、YESの
ときはステップS43に進む。ステップS43では、ス
キャナ2の動作を停止させて原稿読取処理を中断させた
後、ステップS44において回線を閉結してファクシミ
リ通信を行い、ステップS45においてプリンタ受信処
理を実行することにより、画像データを受信してプリン
タ3に出力して記録する。そして、全ページの画像デー
タの受信が終了する(ステップS46でYES)までス
テップS45のプリンタ受信処理を繰り返す。ステップ
S46でYESであれば、回線を開放した後、スキャン
2の原稿読取処理を再開し、当該着信処理を終了する。
【0029】以上説明したように、本実施形態によれ
ば、原稿の読み取り処理を優先的に実行するスキャナ優
先設定モードが設定されている場合に(ステップS10
でYES)スキャナ2による原稿の読み取り中に着信が
あったとき(ステップS1でYES)、プリンタ受信モ
ードが設定されていても(ステップS2でNO)、受信
した画像データを画像メモリ8に格納して(ステップS
32)スキャナ2による原稿の読み取り処理が終了する
まではプリンタ3を動作させないように制御する。従っ
て、原稿の読み取り処理が中断せずに、画像データも受
信することができる。これにより、ファクシミリ装置を
効率的に使用することができ、操作者の操作性を向上さ
せることができる。
【0030】また、本実施形態によれば、スキャナ2に
よる原稿の読み取り処理の実行中において(ステップS
7でYES)着信があったとき(ステップS1でYE
S)、原稿の1つのページの終了時に(ステップS42
でYES)、原稿の読み取り処理を中断してスキャナ2
を動作させず(ステップS43)、画像データを受信し
てプリンタ3に出力して記録する(ステップS45のプ
リンタ受信処理)ように制御する。従って、原稿の読み
取り処理中の原稿の1つのページの途中で中断せず、1
つのページの読み取り処理が終了したときにスキャナ2
の原稿走行用モータをオフするので、当該モータを励磁
しておく必要がない。これにより、従来例に比較して消
費電力を大幅に低減することができ、省エネルギーする
ことができる。
【0031】さらに、本実施形態によれば、メモリ受信
モードが設定されている場合に(ステップS2でYE
S)、画像メモリ8のメモリ残量が所定のしきい値レベ
ル未満であり(ステップS4でNO)、メモリ受信モー
ドからプリンタ受信モードへのモード変更可能モードが
設定されているとき(ステップS5でYES)、画像デ
ータを受信してプリンタ3に出力して記録する(ステッ
プS22のプリンタ受信処理)ように制御する。従っ
て、画像メモリ8のメモリ残量が比較的少ないときに、
メモリ受信モードが設定していても、上記モード変更可
能モードが設定されていれば、画像メモリ8を使用せず
に、プリンタ受信処理を実行することができる。これに
より、画像メモリ8へのデータが溢れることを事前に防
止することができ、着信した画像データを確実に受信し
て記録することができる。
【0032】<変形例>以上の実施形態においては、フ
ァクシミリ装置20の例について述べているが、本発明
はこれに限らず、公衆電話網又は公衆デジタル回線網な
どの公衆網に接続された、例えば電話機、データ通信装
置などを含む通信端末装置に適用することができる。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように本発明に係る請求項
1記載の通信端末装置によれば、原稿の読み取り処理を
優先的に実行するモードが設定されている場合にスキャ
ナによる原稿の読み取り中に着信があったとき、受信し
た画像データを画像データに格納せずにプリンタに出力
して記録するプリンタ受信モードが設定されていても、
受信した画像データを画像メモリに格納してプリンタを
動作させないように制御する制御手段を備える。従っ
て、原稿の読み取り処理が中断せずに、画像データも受
信することができる。これにより、ファクシミリ装置を
効率的に使用することができ、操作者の操作性を向上さ
せることができる。
【0034】また、本発明に係る請求項2記載の通信端
末装置によれば、スキャナによる原稿の読み取り処理の
実行中において着信があったとき、原稿の1つのページ
の終了時に、原稿の読み取り処理を中断してスキャナを
動作させず、画像データを受信してプリンタに出力して
記録するように制御する制御手段を備える。従って、原
稿の読み取り処理中の原稿の1つのページの途中で中断
せず、1つのページの読み取り処理が終了したときにス
キャナの原稿走行用モータをオフするので、当該モータ
を励磁しておく必要がない。これにより、従来例に比較
して消費電力を大幅に低減することができ、省エネルギ
ーすることができる。
【0035】さらに、本発明に係る請求項3記載の通信
端末装置によれば、受信した画像データを画像メモリに
格納するメモリ受信モードが設定されている場合に、画
像メモリのメモリ残量が所定のしきい値未満であり、メ
モリ受信モードから、受信した画像データを画像データ
に格納せずにプリンタに出力して記録するプリンタ受信
モードへのモード変更可能モードが設定されていると
き、画像データを受信してプリンタに出力して記録する
ように制御する制御手段を備える。従って、画像メモリ
のメモリ残量が比較的少ないときに、メモリ受信モード
が設定していても、上記モード変更可能モードが設定さ
れていれば、画像メモリを使用せずに、プリンタ受信処
理を実行することができる。これにより、画像メモリへ
のデータが溢れることを事前に防止することができ、着
信した画像データを確実に受信して記録することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る実施形態である、メモリ受信機
能を有するファクシミリ装置20の構成を示すブロック
図である。
【図2】 図1のファクシミリ装置の主制御部1によっ
て実行される着信処理の第1の部分を示すフローチャー
トである。
【図3】 図1のファクシミリ装置の主制御部1によっ
て実行される着信処理の第2の部分を示すフローチャー
トである。
【図4】 図1のファクシミリ装置の主制御部1によっ
て実行される着信処理の第3の部分を示すフローチャー
トである。
【符号の説明】
1…主制御部、 2…スキャナ、 2a…電荷結合デバイス(CCD)、 2b…画像読取処理回路、 3…プリンタ、 3a…ラインヘッド、 3b…画像記録処理回路、 5…操作部、 6…ROM、 7…処理メモリ、 8…画像メモリ、 8a…イメージ形式画像メモリ、 8b…符号化形式画像メモリ、 8c…通信処理用画像メモリ、 9…符号化及び復号化回路、 10…ファックスモデム、 11…NCU、 13…バス、 20…ファクシミリ装置、 L…公衆電話回線。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の読み取り処理を優先的に実行する
    モードが設定されている場合にスキャナによる原稿の読
    み取り中に着信があったとき、受信した画像データを画
    像データに格納せずにプリンタに出力して記録するプリ
    ンタ受信モードが設定されていても、受信した画像デー
    タを画像メモリに格納してプリンタを動作させないよう
    に制御する制御手段を備えたことを特徴とする通信端末
    装置。
  2. 【請求項2】 スキャナによる原稿の読み取り処理の実
    行中において着信があったとき、原稿の1つのページの
    終了時に、原稿の読み取り処理を中断してスキャナを動
    作させず、画像データを受信してプリンタに出力して記
    録するように制御する制御手段を備えたことを特徴とす
    る通信端末装置。
  3. 【請求項3】 受信した画像データを画像メモリに格納
    するメモリ受信モードが設定されている場合に、画像メ
    モリのメモリ残量が所定のしきい値未満であり、メモリ
    受信モードから、受信した画像データを画像データに格
    納せずにプリンタに出力して記録するプリンタ受信モー
    ドへのモード変更可能モードが設定されているとき、画
    像データを受信してプリンタに出力して記録するように
    制御する制御手段を備えたことを特徴とする通信端末装
    置。
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