JP2936118B2 - 電話移動機の回線制御装置 - Google Patents

電話移動機の回線制御装置

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JP2936118B2 JP4417790A JP4417790A JP2936118B2 JP 2936118 B2 JP2936118 B2 JP 2936118B2 JP 4417790 A JP4417790 A JP 4417790A JP 4417790 A JP4417790 A JP 4417790A JP 2936118 B2 JP2936118 B2 JP 2936118B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は大容量方式の電話移動機の秘話通信サービス
に関するもので、特に、ファクシミリ通信等のデータ送
受信を行なう際に、秘話通信の制御を行なう電話移動機
の回線制御装置に関するものである。
[従来の技術] 大容量方式の電話移動機のサービスに秘話通信サービ
スがある。この秘話通信サービスは移動電話の無線回線
をラジオ受信機等によって傍受されても会話内容が第三
者に解読できないようにするサービスである。
[発明が解決しようとする課題] しかし、例えば、ファクシミリ装置を秘話通信サービ
スの状態で使用すると、信号が歪んでファクシミリ通信
がまったく不能となる。
そこで、本発明は上記問題を解消すべくなされたもの
で、秘話通信サービスをマニュアル解除することなく、
会話とデータ送受信とによって秘話通信サービスの自動
選択が可能な電話移動機の回線制御装置の提供を課題と
するものである。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる電話移動機の回線制御装置は、ハンド
セットとデータ送受信装置のどちらか一方を電話移動機
に接続する回線切替手段と、前記電話移動機が秘話通信
状態であるか否かを判断する秘話通信判別手段と、前記
データ送受信装置からの回線要求信号に応答して前記デ
ータ送受信装置が前記電話移動機に接続されるように前
記回線切替手段を動作させ、かつ、前記電話移動機の秘
話通信状態にあるとき、前記電話移動機の秘話通信を解
除し、前記データ送受信装置からの回線要求信号がなく
なったとき、前記電話移動機を秘話通信状態に戻して、
前記ハンドセットが前記電話移動機に接続されるように
前記回線切替手段を動作させる回線接続制御手段とを具
備するものである。
[作用] 本発明においては、秘話通信判別手段で電話移動機の
状態を監視し、秘話通信状態であるか否かを判断する。
そして、前記秘話通信判別手段の出力を受けて回線接続
制御手段は、データ送受信装置からの回線要求信号に応
答して前記回線切替手段を動作させ、電話移動機をデー
タ送受信装置へ接続すると共に、そのとき秘話通信状態
にあった場合には、それを解除する。また、前記データ
送受信装置からの回線要求信号がなくなったとき、前記
回線切替手段によって電話移動機をハンドセットへの接
続とすると共に秘話通信状態に復帰させる。
[実施例] ここで、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例の電話移動機の回線制御装
置の全体構成図である。
図において、本実施例は電話装置としてのハンドセッ
ト2を接続したファクシミリ装置60であり、しかも、本
実施例の自動車電話移動機1を介して、商用電話回線網
の1通信回線と電話通信及びファクシミリ通信を行なう
ものである。回線制御装置(以下、単に、『NCU』と記
す)10は、通常、自動車電話移動機1とハンドセット2
が接続状態にあり、スイッチ38の操作によって自動車電
話移動機1と通信コントローラ30及びプリンタ&スキャ
ナ50を備えるファクシミリ装置との接続が行なわれるよ
うになっている。
本実施例の電話移動機としての自動車電話移動機1は
公知の無線送受信機で構成されるもので、内部に秘話通
信を行なうための回路を有する。ハンドセット2はこの
実施例の装置を電話機として使用する場合の送受話器及
び秘話通信を選択するための押ボタンスイッチ等を含む
もので、自動車用電話機で公知のものである。通常、自
動車電話移動機1とハンドセット2が接続状態にあり、
スイッチ操作によって自動車電話移動機1とファクシミ
リ装置60との接続が行なわれるようになっている。
更に詳述すると、ファクシミリ装置60の全体の構成
は、電源回路41が車載バッテリ3から電力の供給を受け
ている他は、大要で従来の事務用のファクシミリ装置と
同様な構成であるが、本発明の実施例のために通信コン
トローラ30のマイクロコンピュータからなる通信制御回
路(CPU)13に、後述する回線接続要求動作を行なうプ
ログラムが格納されている。
ファクシミリ装置60は、回線制御装置10、通信コント
ローラ30及びプリンタ&スキャナ50で構成されている。
NCU10は、一般事務用のファクシミリ装置のそれと同
様にオーディオ信号ライン17S(送信)と同様にオーデ
ィオ信号ライン17R(受信)及びその切替リレー14,15及
びAMP11、PAD12、リレードライバ(RD)21、電源&CPU
監視装置20、及び自動車電話制御のためのシリアル信号
ライン18S(送信)とシリアル信号ライン18R(受信)を
備え、自動車電話移動機1との間のシリアル信号を監視
し、秘話通信状態であるか否かを判断する秘話通信判別
手段としても機能する回線接続制御回路13を具備し、前
記回線接続制御回路13は前記切替リレー14,15のリレー
切替制御用の信号を出力している。前記回線接続制御回
路13はマイクロコンピュータからなり、後述する回線接
続制御手段を構成するプログラムが組込まれている。
また、本実施例のファクシミリ装置60の通信コントロ
ーラ30は、次のように構成されている。
モデム31は公知の音声周波数域の搬送波を用いてディ
ジタル信号を変調及び復調する変復調器である。通信制
御回路33は、マイクロコンピュータ等からなるファクシ
ミリ装置60をプログラム制御する回路である。
ROM34は拡張メモリとして附加したもので、前記電子
制御回路33を制御するプログラムが記憶されているメモ
リである。RAM35は電子制御回路33の信号を受けたり、
モデム31からの画像データを直接記憶する読み書き自在
のメモリである。符号/復号化回路36はモデム31からの
画像データを直接記憶したり、RAM35に一時記憶された
画像データを転送記憶し、所定の用紙長のラインデータ
としてラインメモリ37に出力する記憶及び制御機能を有
するものである。ラインメモリ37は前記符号/復号化回
路36に記憶されたデータを記憶し、その記憶データを1
行毎に8ビットのパラレルデータで出力するものであ
る。
また、車輌用バッテリ3から電力の供給を受け、電源
回路41は各種の定電圧に変換する。原稿の送信時に操作
する通信スイッチ38及び通信制御回路33の信号、原稿セ
ンサ52及び電話着呼信号によって電源制御回路42は、前
記電源回路41から各構成部に各種の定電圧を供給するよ
う制御する。
そして、前記通信制御回路33には通信スイッチ38及び
手動受信または自動受信の切替えを行なう手動/自動受
信スイッチ40の信号が入力されており、自動車電話移動
機1が受信した信号を、自動車用ハンドセット2を介す
ことなく受信できる機能にセットするのに使用され、例
えば、乗員が不在な場合等にファクシミリ通信を自動受
信状態とするのに使用される。
また、本実施例のファクシミリ装置60のプリンタ&ス
キャナ50は、次のように構成されている。
センサインタフェースゲートアレイ71はサーマルヘッ
ド55の印字制御用で、パラレルデータを感熱紙に印字す
るサーマルヘッド55にシリアルデータを出力するもので
ある。サーマルヘッドコントローラ58は前記サーマルヘ
ッド55に電力を供給し、印字を制御するものである。ペ
ーパフィードモータ54は感熱紙に1行単位の送りをかけ
るパルスモータで、モータドライバ57を介して駆動され
る。原稿を読取るイメージセンサ56は、2値化回路59を
介してセンサインタフェースゲートアレイ71に入力され
ている。
なお、プリンタ&スキャナ50の各構成部は、印字読取
制御回路51によって制御されるが、それらの制御方法は
公知であり、かつ本発明の要旨に直接関係がないことで
あるから、ここでは、その詳細な説明を省略する。
本実施例のファクシミリ装置60の通信コントローラ30
及びプリンタ&スキャナ50は、上記各構成部との関係に
おいて、次のように信号を送受する。
また、電源が投入されるとNCU10の回線接続制御回路1
3は回線接続制御を行ない、回線コントローラ30の通信
制御回路33は回線接続要求動作を行なう。
即ち、回線接続制御回路13は、それ自身に電源が投入
されると内部メモリを初期化し、かつ、出力ポートに待
機(通信なし、指令待ち)時に信号を出力する。これに
より、切替リレー14,15のいずれも非導通で、それらは
第1図に示すハンドセット2側に接続状態になってい
る。前記回線接続制御回路13は自動車電話移動機1を介
して商用電話回線からの回線要求信号を待つ、所謂、回
線接続制御回路13の待機状態となる。
前記回線接続制御回路13は自動車電話移動機1のハン
ドセット2との間のシリアル信号を監視し、自動車電話
移動機1が秘話通信状態に設定されているか否かを判断
している。
そして、通信コントローラ30の通信制御回路33は、そ
れ自身に電源が接続されると、内部メモリを初期化し、
かつ、出力ポートに、待機(通信なし,指令待ち)信号
レベルを出力して、通信スイッチ38が閉になるか、或い
はオーディオ受信ライン17Rが通話中になるかを待ち、
所謂、通信制御回路33の待機状態とする。
次に、各種通信状態における回線接続制御回路13及び
通信制御回路33の制御動作を説明する。
通信制御回路33の基本的動作は、第2図の本発明の一
実施例の電話移動機の回線制御装置の通信制御回路33の
フローチャートのようになる。
ステップS1で初期化し、ステップS2で通信スイッチ38
のオンが判断されるまで待機し、ステップS2で通信スイ
ッチ38のオンが判断されると、ステップS3で原稿載置台
に原稿が有るか判断して、原稿がないときには、受信モ
ードが選択されているとして、ステップS4でNCU10に回
線要求信号を出力し、ステップS5及びステップS6でファ
クシミリ受信ルーチンを実行し、オーディオ信号ライン
17Rで終了信号を判断し、オーディオ信号ライン17Rで終
了信号が判断されるまで、ステップS5及びステップS6の
ルーチンの処理を継続する。なお、前記ファクシミリ受
信ルーチンは、公知の受信動作であるので、その説明を
割愛する。ステップS6のオーディオ信号ランイン17Rで
終了信号を判断したとき、ステップS7でNCU10への回線
要求信号を解除し、ステップS2で待機状態となる。
一方、ステップS2で通信スイッチ38のオンが判断さ
れ、ステップS3で原稿載置台に原稿が有ると判断したと
き、送信モードが選択されているとして、ステップS8で
NCU10に回線要求信号を出力し、ステップS9及びステッ
プS10でファクシミリ送信ルーチンを実行し、原稿載置
台に原稿が無くなるまで、ステップS9及びステップS10
のルーチンの処理を継続する。ステップS10で原稿載置
台に原稿が無くなったことを判断すると、ステップS11
でオーディオ信号ライン17Sで終了信号を送出し、ステ
ップS7でNCU10への回線要求信号を解除し、ステップS2
で待機状態となる。なお、前記ファクシミリ送信ルーチ
ンは、公知の送信動作であるので、その説明を割愛す
る。
前記フローチャートを受信モードと送信モードに別け
て説明すると、次のようになる。
ファクシミリ送信の場合、まず、オペレータがプリン
タ&スキャナ50の原稿載置部に原稿をセットして通信ス
イッチ38を押下げると、原稿が原稿センサ52で検出さ
れ、かつ、通信スイッチ38が押下げられている間閉とな
る。通信制御回路33はこの通信スイッチ38の閉に応答し
て、前述の待機状態から、NCU10の回線接続制御回路13
に回線要求信号を出力する。
回線接続制御回路13はこれに応答して、前述の待機状
態から、自動車電話移動機1にオフフック信号を送出
し、切替リレー14,15に通電して切替を行ない、通信制
御回路33からの回線要求信号が消滅(ファクシミリ通信
が終了)するのを待つ。これにより、切替リレー14,15
の接片がハンドセット2の接続側からファクシミリ装置
60の接続側に切替わり、自動車電話移動機1にファクシ
ミリ装置60が接続されたことになる。
そこで、通信制御回路33は一枚の原稿のファクシミリ
送信を行なう。これが終了すると通信制御回路33は原稿
センサ52の検出信号をチェックして、次の原稿の存在を
検出していると、続いて、次の原稿のファクシミリ送信
を行なう。通信制御回路33はこのようにして、スキャナ
の原稿置台上に原稿がなくなるまで、ファクシミリ送信
を繰返す。スキャナの原稿置台上に原稿がなくなると、
通信制御回路33は自動車電話移動機1に終了信号を送出
して、回線接続制御回路13への回線要求信号を解除して
前述の待機状態に戻る。
ファクシミリ受信の場合、まず、自動手動受信スイッ
チ40が手動指定のとき、自動車電話移動機1を介して着
呼があると、回線接続制御回路13が待機状態から通信コ
ントローラ30の通信制御回路33に着呼があったことを入
力する。そして、オペレータがハンドセット2の受話器
を上げ、オフフックとする。それによって、自動車電話
移動機1の着信がオフ、通話中信号がオンになり、回線
接続制御回路13は待機状態、即ち、通信制御回路33が回
線要求信号を送ってくるのを待つ状態となる。
オペレータが通信スイッチ38を閉にすると、通信制御
回路33は回線接続制御回路13に回線要求信号を出力す
る。
回線接続制御回路13はこの回線要求信号に応答して、
自動車電話移動機1にオフフック信号を送出し、切替リ
レー14,15に通電して、通信制御回路33からの回線要求
信号が消滅するのを待つ。これにより、切替リレー14,1
5の接続がハンドセット2の接続側からAMP11、PAD12側
に切替わり、自動車電話移動機1にファクシミリ装置60
が接続されたことになる。前記通信制御回路33はそこで
受信を行なう。そして、自動車電話移動機1より送信終
了信号を受信すると、回線接続制御回路13への回線要求
信号を解除して、前述の待機状態に戻る。
回線接続制御回路13は回線要求信号の解除に対して、
切替リレー14,15の通電を停止し、自動車電話移動機に
オフフック信号を送出し、前述の待機状態に戻る。
次に、回線接続制御回路13の動作を説明する。
第3図は本発明の一実施例の電話移動機の回線制御装
置の回線接続制御回路13のフローチャートである。
まず、ステップS21で初期化を行ない、ステップS22で
自動車通信制御のためのシリアル信号ライン18Sとシリ
アル信号ライン18Rをみて、現在秘話通話中であるか否
かを判断する。現在秘話通話中のとき、ステップS23で
秘話通話中を記録するメモリであるFLGに“1"をセット
し、現在秘話通話中でないとき、ステップS24で秘話通
話中を記録するメモリのFLGに“0"をセットする。そし
て、ステップ25でファクシミリ通信を行なうための回線
要求信号が到来するまで、その状態を維持する。
ステップS25で回線要求信号の到来が判断されると、
ステップS26で秘話通話中を記録するメモリのFLGに“1"
が記憶されているか判断し、FLGに“1"が記憶されてい
るときには、シリアル信号ライン18S及びシリアル信号
ライン18Rに秘話回線解除を送出してから、ステップS28
で切替リレー14,15をファクシミリ通信側に切替え、ス
テップS29で回線要求信号の終了を判断し、回線要求信
号が終了するまでこの状態を維持する。ステップS29で
回線要求信号の終了が判断されると、ステップS30で切
替リレー14,15をハンドセット2側に切替え、ステップS
31で秘話通話中を記録するメモリのFLGに“1"が記憶さ
れているか判断し、FLGに“1"が記憶されているときに
は、シリアル信号ライン18S及びシリアル信号ライン18R
に秘話回線要求を送出してから、再度、通話状態とす
る。
秘話通信中にファクシミリ送受信に切替える場合、即
ち、秘話通信中にファクシミリ装置60を使用し、再度、
秘話通信に復帰する場合には、次のようになる。
通常状態で、自動車電話移動機1とハンドセット2は
接続状態にある。回線接続制御回路13はシリアル信号ラ
イン18Sとシリアル信号ライン18Rをみて、現在秘話通話
中であるか否かを判断し、その状態をメモリに格納して
おく。そして、通話中に、通信制御回路33から回線要求
信号が出力されたとき、前記秘話通話中を記録するメモ
リの内容をみて、秘話通話中であれば、その秘話通信状
態を解除し、切替リレー14,15をファクシミリ通信側に
切替え、所定のファクシミリ通信を行なう。
ファクシミリ通信を終了すると、前記切替リレー14,1
5をハンドセット2側に切替えると共に、秘話通話中を
記録するメモリの内容によって、シリアル信号ライン18
S及びシリアル信号ライン18Rに秘話回線要求を送出して
から、再度、通話状態とする。
しかし、秘話通話中でない通常の通話状態であれば、
その状態で所定のファクシミリ通信を行なえばよいか
ら、秘話通信機能の設定は回避している。
このように、本発明の実施例の電話移動機の回線制御
装置は、自動車電話移動機1をハンドセット2等のハン
ドセットへの接続とファクシミリ装置60の通信コントロ
ーラ30への接続に、相互に切替可能な切替リレー14,15
からなる回線切替手段と、自動車電話移動機1のシリア
ル信号18R,18Sを監視し、秘話通信状態であるか否かを
判断するステップS22からステップS24でなる秘話通信判
別手段と、通信コントローラ30からの回線要求信号に対
して前記回線切替手段を自動車電話移動機1を通信コン
トローラ30への接続とすると共に秘話通信状態にあった
とき、それを解除し、前記通信コントローラ30からの回
線要求信号がなくなったとき、前記自動車電話移動機1
をハンドセット2等のハンドセットへの接続とすると共
に秘話通信状態に復帰させるステップS25からステップS
32でなる回線接続制御手段とを具備するものである。
したがって、秘話通話中にファクシミリ通信を行なう
場合に、秘話通信中または秘話通信でなく通常の通話中
であるか否かに関係なく、通信スイッチ38を操作すれ
ば、ファクシミリ通信を行なう間、秘話状態を解除して
ファクシミリ送受信を行ない、ファクシミリ信号に秘話
通信のための変調をかけることなく、送受信を行なうこ
とができる。また、秘話通信中にファクシミリ送受信を
行なう場合に秘話通信解除をマニュアルで行なわなくと
も、原稿を正確に送受信でき、しかも、ファクシミリ送
受信の終了後、直ちに、秘話通信に入ることができ、秘
話通信中にファクシミリ送受信を行なう場合でも秘話通
信解除または復帰のマニュアル操作が不要となり、人為
的なミスによってファクシミリ送受信のミスや秘話通信
を不用意に解除することがない。
ところで、上記実施例の自動車電話移動機をハンドセ
ットへの接続とファクシミリ装置の通信コントローラへ
の接続に、相互に切替可能な回線切替手段は、切替リレ
ーで構成しているが、本発明を実施する場合には、半導
体スイッチング回路とすることができる。また、上記実
施例のファクシミリ装置の通信コントローラは、本発明
を実施する場合には、ファクシミリ装置に限定されるも
のでなく、ファクシミリ装置のようなデータ送受信一般
に使用できるから、ファクシミリ装置を含むデータ送受
信装置の通信コントローラとすることができる。
更に、上記実施例の通信コントローラからの回線要求
信号に対して前記回線切替手段を自動車電話移動機を通
信コントローラへの接続とすると共に秘話通信状態にあ
ったとき、それを解除し、前記通信コントローラからの
回線要求信号がなくなったとき、前記自動車電話移動機
をハンドセットへの接続とすると共に秘話通信状態に復
帰させる回線接続制御手段は、秘話通信判別手段の機能
を有するマイクロコンピュータからなる回線接続制御回
路で兼用しているが、本発明を実施する場合には、両者
を独立回路として構成することもできる。
なお、上記実施例の電話移動機は、自動車電話移動機
1の事例で説明したが、本発明を実施する場合には、携
帯電話機等の移動可能な電話機一般に使用できる。
[発明の効果] 以上のように、本発明の電話移動機の回線制御装置
は、ハンドセットとデータ送受信装置のどちらか一方を
電話移動機に接続する回線切替手段と、前記電話移動機
が秘話通信状態であるか否かを判断する秘話通信判別手
段と、前記データ送受信装置からの回線要求信号に応答
して前記データ送受信装置が前記電話移動機に接続され
るように前記回線切替手段を動作させ、かつ、前記電話
移動機の秘話通信状態にあるとき、前記電話移動機の秘
話通信を解除し、前記データ送受信装置からの回線要求
信号がなくなったとき、前記電話移動機を秘話通信状態
に戻して、前記ハンドセットが前記電話移動機に接続さ
れるように前記回線切替手段を動作させる回線接続制御
手段とを具備し、秘話通信判別手段で電話移動機の状態
を監視し、秘話通信状態であるか否かを判断する。そし
て、前記秘話通信判別手段の出力を受けて回線接続制御
手段は、データ送受信装置からの回線要求信号に応答し
て前記回線切替手段を動作させ、電話移動機をデータ送
受信装置へ接続すると共に、そのとき秘話通信状態にあ
った場合には、それを解除する。また、前記データ送受
信装置からの回線要求信号がなくなったとき、前記回線
切替手段によって電話移動機をハンドセットへの接続と
すると共に、それまでの秘話通信状態に復帰させる。
したがって、秘話通話中にファクシミリ通信を行なう
場合に、秘話通信中または秘話通信でなく通常の通話中
であるか否かに関係なく、回線要求信号を受ければ、デ
ータ送受信を行なう時、秘話状態を解除でき、この間、
データ送受信信号に秘話通信のための変調をかけること
なく、送受信を行なうことができる。秘話通信を解除す
るためのマニュアル操作が不要となり、人為的なミスに
よってデータ送受信のミスが発生しない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の自動車電話機の秘話解除復
帰装置の全体構成図、第2図は本発明の一実施例の電話
移動機の回線制御装置の通信制御回路のフローチャー
ト、第3図は本発明の一実施例の電話移動機の回線制御
装置の回線接続制御回路のフローチャートである。 図において、 1:自動車電話移動機 2:ハンドセット 10:回線制御装置(NCU) 13:回線接続制御回路 14,15:切替リレー 18R,18S:シリアル信号 30:通信コントローラ 60:ファクシミリ装置 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H04M 11/00 - 11/10 H04B 7/26 - 7/26 113

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ハンドセットとデータ送受信装置のどちら
    か一方を電話移動機に接続する回線切替手段と、 前記電話移動機が秘話通信状態であるか否かを判断する
    秘話通信判別手段と、 前記データ送受信装置からの回線要求信号に応答して前
    記データ送受信装置が前記電話移動機に接続されるよう
    に前記回線切替手段を動作させ、かつ、前記電話移動機
    の秘話通信状態にあるとき、前記電話移動機の秘話通信
    を解除し、前記データ送受信装置からの回線要求信号が
    なくなったとき、前記電話移動機を秘話通信状態に戻し
    て、前記ハンドセットが前記電話移動機に接続されるよ
    うに前記回線切替手段を動作させる回線接続制御手段と を具備することを特徴とする電話移動機の回線制御装
    置。
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