JP2739135B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2739135B2
JP2739135B2 JP1018471A JP1847189A JP2739135B2 JP 2739135 B2 JP2739135 B2 JP 2739135B2 JP 1018471 A JP1018471 A JP 1018471A JP 1847189 A JP1847189 A JP 1847189A JP 2739135 B2 JP2739135 B2 JP 2739135B2
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【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明はファクシミリ装置に関し、特に、1通信回線
を電話装置と共用するファクシミリ装置に関する。
(従来の技術) この種のファクシミリ装置には、受信の場合に、相手
方の発呼にファクシミリが自動応答して受信を行なう
「自動受信」モードと、相手方の発呼にオペレータが応
答してまず電話装置をオフフックにして電話応答をして
必要に応じてオペレータがファクシミリの通信スイッチ
(スタートキー)を操作しファクシミリがこれに応答し
て受信を行なう「手動受信」モードがあるものが多い。
この「手動受信」モードでは、ファクシミリ装置は単に
通信スイッチの操作に応答して起動して、そこで受信を
行なう。
この種のファクシミリ装置には、「自動受信」モード
と「手動受信」モードの一方を指定するための「自動/
手動受信」スイッチが備わっており、例えばこの「自動
/手動受信」スイッチが閉であると、相手方からの発呼
に応答してファクシミリ装置は自動的に受信動作を行な
い、開であるときには、通信スイッチが閉になるのに応
答して受信動作を行なう。
(発明が解決しようとする課題) ところで、「自動/手動受信」スイッチが「自動受
信」に設定してあっても、ファクシミリ装置が前述のよ
うに自動的に受信動作を行なう前に、電話装置がオフフ
ックになる(受話器が上げられる)と、電話通話を優先
させるように、ファクシミリ装置は自動的に「手動受
信」に切換わる。
電話装置をオフフックにしたところ、相手先がファク
シミリ装置であった場合は、電話を取った者がファクシ
ミリ装置の通信スイッチを操作するとファクシミリ装置
が受信動作を行なう。また、電話装置をオフフックにし
て電話通話をして通話に続いてファクシミリ受信を行な
うときには通信スイッチを操作する。これらにより、電
話装置をとった(オフフック)の後にもファクシミリ受
信をすることができる。しかし、通信スイッチを操作し
ないで電話を終える(オンフックにする)と、そこで通
信回線が断となるので、ファクシミリ装置は受信動作を
しない。
このように、ファクシミリ装置が受信動作に入るまで
に電話装置がオフフックになって、その後通信スイッチ
が操作されないで電話装置がオンフックになると、通信
回線接続が断となってファクシミリ装置は受信動作をし
ない。
オペレータは、ファクシミリ装置が受信動作に入るま
でに電話装置をオフフックしたときには、ファクシミリ
受信をするために通信スイッチを操作しなければなら
ず、この操作を失念し易く、ファクシミリ装置に受信さ
せなければならない場面で、通信回線を切ってしまう、
という問題がある。
本発明は、ファクシミリ装置の受信動作の前に電話装
置がオフフックになった場合でも、通信スイッチの操作
がなくても、自動受信することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、電話機(1,2)の、通信回線を介して相手
方と会話するための送,受話信号ライン(17S,17R)
を、電話機(1,2)のハンドセット(2)との接続か
ら、ファクシミリ装置の通信コントローラ(30)との接
続に切換えるための回線接続切換え手段(14,15)、を
備えるファクシミリ装置(60)において、 前記電話機(1,2)の受話信号ライン(17R)に前記通
信コントローラ(30)を接続するための受話接続手段
(16);および、 前記電話機(1,2)の着信信号に応答して前記受信接
続手段(16)により前記受話信号ライン(17R)に前記
通信コントローラ(30)を接続し、該通信コントローラ
(30)よりの回線要求に応答して前記回線接続切換え手
段(14,15)を、前記送,受話信号ライン(17S,17R)へ
の前記通信コントローラ(30)の接続、に切換える、回
線接続制御手段(13);を備え、 前記通信コントローラ(30)は、前記受信接続手段
(16)を介した前記受話信号ライン(17R)の、相手方
がファクシミリであることを表わす信号(CNG)に応答
して、前記回線要求を前記回線接続制御手段(13)に与
えるファクシミリ通信制御手段(13)を含む; ことを特徴とする。なお、カッコ内の信号は、図面に示
し後述する実施例の対応要素に付したものである。
すなわち本発明の特徴は、ファクシミリ装置(60)の
回線制御装置(NCU:10)に、電話機(1,2)の受話信号
ライン(17R)に通信コントローラ(30)を接続するた
めの受信接続手段(16)を付加した点、回線制御装置
(10)の回線接続制御手段(13)を、着信信号があった
ときに受信接続手段(16)により電話機(1,2)の受話
信号ライン(17R)に通信コントローラ(30)を接続
し、通信コントローラ(30)よりの回線要求に応答して
回線接続切換え手段(14,15)を、送,受話信号ライン
(17S,17R)へのハンドセット(2)の接続から、送,
受話信号ライン(17S,17R)への通信コントローラ(3
0)の接続に切換えるものとした点、および、通信コン
トローラ(30)のファクシミリ通信制御手段(33)を、
受信接続手段(16)を介した受話信号ライン(17R)
の、相手方がファクシミリであることを表わす信号(CN
G)に応答して、回線接続制御手段(13)に回線要求を
発するものとした点、にある。
(作用) 通信回線から電話機(1,2)に発呼が到来すると電話
機(1,2)が着信信号を発生し、これに応答して回線接
続制御手段(13)が、受信接続手段(16)により電話機
(1,2)の受話信号ライン(17R)に通信コントローラ
(30)を接続する。これにより通信コントローラ(30)
は、受信信号ライン(17R)の信号を検出することがで
きる。しかして、ファクシミリ通信制御手段(33)が、
受話信号ライン(17R)の、通信相手方がファクシミリ
であることを表わす信号(CNG)に応答して、回線接続
制御手段(13)に回線要求を発し、回転接続制御手段
(13))が、この回線要求に応答して回線接続切換え手
段(14,15)を、送,受話信号ライン(17S,17R)へのハ
ンドセット(2)の接続から、送,受話信号ライン(17
S,17R)への通信コントローラ(30)の接続に切換え
る。これにより、通信回線とファクシミリ装置とが接続
となり、ファクシミリ装置が受信動作を行なう。
このように、着信信号があるたびに受信接続手段(1
6)で受話信号ライン(17R)にファクシミリの通信コン
トローラ(30)を接続して、ファクシミリにおいて受話
信号ライン(17R)に、通信相手方がファクシミリであ
ることを表わす信号(CNG)が到来するのを待つ、到来
するとこれに応答して送,受話信号ライン(17S,17R)
に通信コントローラ(30)を自動接続するので、仮にフ
ァクシミリ装置が受信動作に入るまでに電話器(1,2)
がオフフックになっても、相手方がファクシミリである
ことを表わす信号(CNG)を送って来た時点に自動的に
回線接続がファクシミリに切換わり、ファクシミリが自
動受信を行なう。前述のようにファクシミリの通信コン
トローラ(30)が回線要求を発呼したときには、回線接
続制御手段(13)が回線接続切換え手段(14,15)を通
信コントローラ(30)への接続(ファクシミリ接続)に
切換えるので、その後ハンドセット(2)がオンフック
になっても、ファクシミリ接続が継続する。
仮に相手方が電話であった場合には、電話器(1,2)
の受話信号ライン(17R)には、ファクシミリであるこ
とを示す信号(CNG)が表われないので通信コントロー
ラ(30)のファクシミリ通信制御手段(33)は回線要求
を発しないので、回線接続制御手段(13)は回線接続切
換え手段(14,15)をハンドセット(2)の接続にして
いるので、電話通話は何ら妨害されない。
したがって本発明によれば、ファクシミリ装置の受信
動作の前にハンドセット(2)がオフフックになった場
合でも相手方がファクシミリであると、あるいはファク
シミリに切換わるとファクシミリ受信を自動的に行なう
ので、オペレータが電話中に通信スイッチの操作を忘れ
て、相手方がファクシミリであるので、あるいはファク
シミリに切換わったので、ハンドセット(2)をオンフ
ックにしてしまうことによる、ファクシミリ通信の阻害
が未然に防止される。
本発明の他の目的および特徴は、図面を参照した以下
の実施例の説明より明らかになろう。
(実施例) 第1図に本発明の一実施例を示す。この実施例は、自
動車電話移動機1とそれに接続されたハンドセット2で
なる電話機に接続したファクシミリ装置であり、自動車
電話移動機1を介して、商用電話回線網の通信回線と電
話通信およびファクシミリ通信を行なうものである。
ファクシミリ装置60は、回線接続装置(NCU)10,通信
コントローラ30およびプリンタ&スキャナ50で構成され
ている。このファクシミリ装置60の主電源が車上バッテ
リ3であるので、電源回路41は、車上バッテリの直流電
圧を、ファクシミリ動作用の各種定電圧に変換する。
NCU10は、一般事務用のファクシミリのそれと同様
に、電話機のハンドセット2が接続される送,受話信号
ラインであるオーディオ信号ライン17S(送話信号ライ
ン),17R(受話信号ライン)に介挿した接続切換リレー
14,15,AMP11,PAD12,リレードライバ21,電源&CPU監視装
置20、および、リレー切換え制御用のCPU13を備えるの
に加えて、車上通信制御のためのシリアル信号ライン18
S(送信),18R(受信)を備え、かつ本発明の実施のた
めに、受信リレー16が付加されCPU13に、第2a図および
第2b図に示し後述する回線接続制御動作を行なうプログ
ラムが組込まれている。
ファクシミリ60の構成は、電源回路41が車上バッテリ
電力用のものである他は、大要で従来の事務用ファクシ
ミリと同様な構成であるが、本発明の実施例のために、
通信コントローラ30のCPU33に、第3図に示し後述する
回線接続要求動作を行なうプログラムが付加されてい
る。
電源が投入されると、NCU10のCPU13は、第2a図に示す
回線接続制御を行ない、通信コントローラ30のCPU33は
第3図に示す回線接続要求動作を行なう。
すなわち、CPU13は、それ自身に電源が投入される
(ステップ1:以下カッコ内ではステップという語を省
略)と、内部メモリを初期化しかつ出力ポートに、待機
(通信なし,指令待ち)時に出力すべき信号レベルを出
力する(2)。これにより、リレー14〜16のいずれも非
通電で、それらは第1図に示す切換え状態(常態)にな
っている。CPU13は次に内部タイマ割込を許可して
(3)、自動車電話移動機1を介して商用電話回線から
の発呼(着信)ならびに、通信コントローラ30からの回
線要求を待つ(4,10:詳細には、4−5−6−7−8−
9−10−4とめぐっている)。これを以下、CPU13の待
機状態と称す。
なお、内部タイマ割込は、所定短時間の時限を行なう
内部タイマ(プログラムタイマ)のタイムオーバ(所定
時限終了)に応答して実行されるものであり、その内容
を第2b図に示す。CPU13の待機状態では、タイマレジス
タTMRの内容が0、かつフラグレジスタTSFの内容が0で
ある(7,8)ので、内部タイマのタイムオーバで「タイ
マ割込」(TMI)に進んでも、CPU13は、即座に(ステッ
プ31を経て)メインルーチン(第2a図の、タイマ割込に
進む直前の実行ステップ)に戻る。
通信コントローラ30のCPU33は、それ自身に電源が投
入される(ステップ41)と、内部メモリを初期化しかつ
出力ポートに、待機(通信なし,指令待ち)時に出力す
る信号レベルを出力して(42)、通信スイッチ38が閉に
なるか、あるいはオーディオ受信ライン17Rが通話中に
なるかを待つ(43,55:詳細には、43−53−55−59−43と
めぐっている)。これを以下、CPU33の待機状態と称
す。
次に、各種通信態様におけるCPU13および33の制御動
作を、第2a図,第2b図および第3図を参照して説明す
る。
(1)ファクシミリ送信: オペレータが、プリンタ&スキャナ50の原稿載置部に
原稿をセットして通信スイッチ38を押下すると、電源が
原稿センサ42で検出され、かつ通信スイッチ38が押下さ
れている間閉ととなる。CPU33は、この通信スイッチ38
の閉に応答して、前述の待機状態空、第3図のステップ
43−44を経て、NCU10のCPU13に「回線要求」を報知する
(45)。
CPU13はこれに応答して、前述の待機状態から、第2a
図のステップ10を経て、フラグレジスタTSFに2を書込
み(17)、移動機1を介して通信回線にオフフック信号
を送出し(18)、リレー14,15に通電して(19)、CPU33
からの回線要求信号が消滅(回線要求なしレベルへ転
換:ファクシミリ通信が終了)するのを待つ(20)。こ
れにより、リレー14,15の接片がハンドセット2接続側
からファクシミリ接続側(11,12)に切換わり、通信回
線にファクシミリ60が接続されたことになる。
CPU33は、そこで1枚の原稿のファクシミリ送信を行
なう(45)。これが終了するとCPU33は、原稿センサ52
の検出信号をチェックして(47)、それがまだ原稿を検
出している(次の原稿が有る)と、次の原稿のファクシ
ミリ送信を行なう。CPU33はこのようにして、スキャナ
の原稿置台上に原稿が無くなるまで、ファクシミリ送信
を繰り返す(46−47−46)。原稿が無くなると、CPU33
は、通信回線に終了信号を送出して(48)、CPU13への
回線要求信号を解除(回線要求なしレベルへの転換)し
て(52)、前述の待機状態に戻る。
CPU13は、回線要求信号の解除に応答して(20)、リ
レー14,15の通電を停止し(21)、通信回線にオンフッ
ク信号を送出して(22)、前述の待機状態に戻る(これ
により、フラグレジスタTSFの内容は0に戻る)。
(2)ファクシミリ自動受信: 「自動/手動受信スイッチ」40が閉(自動指定)のと
き、通信回線より移動機1を介して発呼(着信)がある
(着信信号オン)と、CPU13は、待機状態からステップ
4を経て、通信コントローラ30のCPU33に、発呼があっ
たことを示す信号PCS=1を与える(11)。ここで、こ
の発呼に対してオペレータはハンドセットをオフフック
(電話器取り上げ)しないものとすると、通話中(相手
方と自局共にオフフック)にならないので、次にCPU13
は、ステップ11−6−7−8−9−10−4−11とめぐ
る。
CPU33CPU13からのPCS=1に応答して、ステップ53お
よび54を経て、CPU13に回線要求信号を出力する(4
9)。
CPU13はこの回線要求信号に応答して、ステップ10を
経て、フラグレジスタTSFに2を書込み(17)、移動機
1を介して通信回線にオフフック信号を送出し(18)、
リレー14,15に通電して(19)、CPU33からの回線要求信
号が消滅(回線要求なしレベルへ転換:ファクシミリ通
信が終了)するのを待つ(20)。これにより、リレー1
4,15の接片がハンドセット2に接続側からファクシミリ
接続側(11,12)に切換わり、通信回線にファクシミリ6
0が接続されたことになる。
CPU33は、そこで受信を行なう(50)。そして通信回
線より送信終了信号を受信すると(51)、CPU13への回
線要求信号を解除(回要要求なしレベルへの転換)して
(52)、前述の待機状態に戻る。
CPU13は、回線要求信号の解除に応答して(20)、リ
レー14,15の通電を停止し(21)、通信回線にオンフッ
ク信号を送出して(22)、前述の待機状態に戻る(これ
により、フラグレジスタTSFの内容は0に戻る)。
(3)ファクシミリ手動受信: 「自動/手動受信スイッチ」40が開(手動指定)のと
き、通信回線より移動機1を介して発呼(着信)がある
と、CPU13が、待機状態からステップ4を経て、通信コ
ントローラ30のCPU33に、発呼があったことを示す信号P
CS=1を与え(11)、これに応答してCPU33は、ステッ
プ53−54−55−59−43−53とめぐる。
オペレータがハンドセット2の受話器を上げる(オフ
フックにする)と通信回線の着信信号がオフ、通話中信
号がオン(通話中)になり、CPU13は、ステップ6を経
てフラグレジスタTSFの内容(この時点では0)をチェ
ックして(12)、タイマレジスタTMPをクリアし(1
3)、フラグレジスタTSFに1を書込み(14)、リレー16
に通電して(15)、CPU33が回線要求信号を送ってくる
のを待ち、待っている間、ステップ10−4−5−6−12
−16−10とめぐっている。
リレー16が通電されたことにより、オーディオ信号受
信ライン17Rに通信コントローラ30が接続される。オペ
レータは通話中である。
CPU33は、リレー16が通電されたことにより、また通
話中であることにより、ステップ43−53−55−56−59−
43とめぐる。
オペレータが通信スイッチ38を閉にすると、CPU33
は、ステップ43,44を経て、CPU13に回線要求信号を与え
る(49)。
以下は、前記(2)の自動受信の場合と同様に、ファ
クシミリ受信が行なわれる。
(4)ファクシミリ自動受信設定時に、発呼(着信)に
応答して、ハンドセット2の受話器が取り上げられた場
合: 発呼(着信)に応答して、CPU13は、待機状態からス
テップ4を経て、通信コントローラ30のCPU33に、発呼
があったことを示す信号PCS=1を与える(11)。この
発呼に対してオペレータがハンドセット2をオフフック
(電話器取り上げ)しない間は、CPU13は、ステップ4
−116−7−8−9−10−4とめぐるが、オペレータが
ハンドセット2をオフフックにすると、ステップ4−5
−6−7−8−9−10−4とめぐり、PCS=0を与え
る。
オペレータがハンドセット2の受話器を上げる(オフ
フックにする)と通信回線の着信信号がオフ、通話中信
号がオン(通話中)になり、CPU13は、ステップ6を経
てフラグレジスタTSFの内容(この時点では0)をチェ
ックして(12)、タイマレジスタTMRをクリアし(1
3)、フラグレジスタTSFに1を書込み(14)、リレー16
に通電して(15)、CPU33が回線要求信号を送ってくる
のを待ち、待っている間、ステップ10−4−5−6−12
−16−10とめぐっている。
リレー16が通電されたことにより、オーディオ信号受
信ライン17Rに通信コントローラ30が接続される。オペ
レータは通話中である。
CPU33は、リレー16が通電されたことにより、また通
話中であることにより、ステップ43−53−55−56−59−
43とめぐる。
オペレータが通信スイッチ38を閉にすると、CPU33
は、ステップ43,44を経て、CPU13に回線要求信号を与え
る(49)。
以後は、前記(2)の自動受信の場合と同様に、ファ
クシミリ受信が行なわれる。
ところで、オペレータがハンドセット2をオフフック
(通話中)にしている。通信コントローラ30のCPU33
は、ファクシミリ接続(リレー14,15オン:ステップ1
9)に切換わってから相手方とのプロトコル交換段階
で、相手が接続不能機(例えば相手が電話)の場合に
は、CPU13への回線要求信号を解除するので、CPU13は、
リレー14,15の通電を遮断する(21:これにより電話接続
に戻る)。
ここでCPU13は、通話中(相手方およびハンドセット
2共にオフフック)であるかをチェックして、通話中で
あるとステップ4−5−6−12−13−14−15−10−4を
めぐる。
ハンドセット2がオンフックに戻ると、前述の待機状
態に戻る。
以上のように、「自動受信」が設定されている時に、
発呼(着信)に応答して、オペレータがハンドセット2
の受話器を取り上げた場合でも、相手方(発呼側)がフ
ァクシミリであると、ファクシミリ自動受信が行なわ
れ、相手方がファクシミリでないと、ハンドセット接続
に戻される。
(5)ファクシミリ手動受信設定時に、ハンドセット2
の通話中に相手方がファクシミリに切換わった場合: 「自動/手動受信スイッチ」40が開(手動指定)のと
き、通信回線より移動機1を介して発呼(着信)がある
と、CPU13が、待機状態からステップ4を経て、通信コ
ントローラ30のCPU33に、発呼があったことを示す信号P
CS=1を与え(11)、これに応答してCPU33は、ステッ
プ53−54−55−59−43−53とめぐる。
オペレータがハンドセット2の受話器を上げる(オフ
フックにする)と通信回線が通話中になり、CPU13は、
ステップ6を経てフラグレジスタTSFの内容(この時点
では0)をチェックして(12)、タイマレジスタTMRを
クリアし(13)、フラグレジスタTSFに1を書込み(1
4)、リレー16に通電して(15)、CPU33が回線要求信号
を送ってくるのを待ち、待っている間、ステップ10−4
−5−6−12−16−1−4とめぐっている。
リレー16が通電されたことにより、オーディオ信号受
信ライン17Rに通信コントローラ30が接続される。オペ
レータは通話中である。
CPU33は、リレー16が通電されたことにより、また通
話中であることにより、ステップ43−53−54−55−56−
59−43とめぐる。
相手方がファクシミリであると、又は相手方が通話か
らファクシミリ通信に切換わると、通信回線のオーディ
オ受信信号ライン17Rに、ファクシミリであることを示
す信号(CNG)が到来し、リレー16が通電中であるの
で、これがAMP11を介して通信コントローラ30に至り、C
PU33がステップ56でこれを検知し、CNG検出回数レジス
タFCNの内容(この時点では0)を1インクレメントす
る(57)。そしてレジスタFCNの内容FCN(この時点では
1)が2以上であるかをチェックして(58)、2未満で
あるとステップ43−53−55−56を経て、再度CNGを検知
するとまたレジスタFCNの内容をインクレメントし(5
7)、その内容FCNが2以上であるかをチェックする(5
8)。CNGを検知しないとレジスタFCNをクリアする(5
9)。このようにして2回連続してCNGを検知すると(レ
ジスタFCNの内容が2以上になると)、CPU33は、ステッ
プ49以下の受信制御を実行し、CPU13はステップ10〜20
の接続切換えを実行する。このようにして、相手方がフ
ァクシミリ識別信号CNGを送信して来ると、通信スイッ
チが閉にならなくても、自動的にファクシミリ受信が実
現する。CNGを2回連続して検知することを、ファクシ
ミリ受信接続の条件としているのは、回線ノイズ等に誤
応答しないようにするためである。
なお、発呼(着信)がありしかもハンドセット2がオ
フフックになる(通話中になる)と、CPU13は、ステッ
プ6および12を経て、タイマレジスタTMRをクリアし(1
3)、フラグレジスタTSFに1を書込み(14)、リレー16
を通電して(15)、通信コントローラ30による、ファク
シミリ識別信号CNGの検知を可能とするので、上述のよ
うに、相手方がファクシミリであると、又はファクシミ
リに切換わると、こちらのファクシミリ装置60が自動的
に受信を行なうが、相手方がファクシミリでない場合も
あり得る。ステップ6〜15は、上述のCNG検知に加え
て、CNG検知をしない場合の後処理を行なうものであ
る。すなわち、フラグレジスタTSFに1が書込まれる(1
4)ので、内部タイマのタイムオーバに応答してタイマ
割込(TMI:第2b図)に進むとCPU13は、タイマレジスタT
MRの内容を1インクレメントして(33)、その内容が所
定時間対応のTmになっているかをチェックして(34)、
なっていないとメインルーチンに戻り、Tmになると、す
なわちハンドセット2がオフフック(通話中)になって
リレー16を通電(ファクシミリへの受信信号ライン17R
の接続)してから、Tm対応の所定時間が経過すると、フ
ラグレジスタTSFに2を書込む(2)。
相手方がファクシミリでないと、CPU33が回線要求信
号を発生しないので、CPU13がステップ17以下には進ま
ず、ステップ10から4に戻るので、タイマ割込(TMI)
での上述の処理により、フラグレジスタTSFの内容が2
になると、メインルーチンにおいてCPU13は、ステップ1
2を経て、フラグレジスタTSFの内容が2であるかをチェ
ックして(16)、2であるので、リレー16の通電を遮断
し(9)、それ以降は、ハンドセット2がオンフック
(通話終了)になるまではステップ10−4−5−6−12
−16−9−10−4とめぐり、ハンドセット2がオンフッ
クになると、待機状態(6−7−8−9−10−4−6)
となる。
したがって、発呼(着信)を受けてリレー16を通電
(回線からの受信信号を通信コントローラ30を与える接
続)にしても、それからTm対応の所定時間内に相手方か
らファクシミリ識別信号CNGが無いときには、その後相
手方からファクシミリ識別信号CNGが到来しても、通信
コントローラ30が通信回線の信号をモニタできないの
で、ファクシミリ自動受信はしない。Tmはこの実施例で
は30秒に設定している。電話がかかり受話器をとり上げ
ると、送信局(発呼)側は、ファクシミリの送信プロト
コルとして応答があるまで35秒間応答を待つ。受信局側
は応答時間35秒のうち30秒間CNGを待つことでCNG検出に
は十分である。この点からTm=30秒に設定している。こ
の効果として、相手が自動送信局の場合、受話器を上げ
てしまっても、ファクシミリを受けるための操作が必要
でなくなる。
〔発明の効果〕
以上の通り本発明のファクシミリ装置によれば、ファ
クシミリ装置の受信動作の前にハンドセット(2)がオ
フフックになった場合でも相手方がファクシミリである
と、あるいはファクシミリに切換わるとファクシミリ受
信を自動的に行なうので、オペレータが電話中に通信ス
イッチの操作を忘れて、相手方がファクシミリであるの
で、あるいはファクシミリに切換わったので、ハンドセ
ット(2)をオンフックにしてしまうことによる、ファ
クシミリ通信の阻害が未然に防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の一実施例の構成を示すブロック図で
ある。 第2a図および第2b図は、第1図に示すCPU13の制御動作
を示すフローチャートである。 第3図は、第1図に示すCPU33の制御動作を示すフロー
チャートである。 1:自動車電話移動機、2:ハンドセット(1,2:電話機) 3:バッテリ、10:NCU 13:CPU(回線接続制御手段) 14,15:リレー(回線接続切換え手段) 16:リレー(受信接続手段) 17S:オーディオ送信ライン(送話信号ライン) 17R:オーディオ受信ライン(受話信号ライン) 30:通信コントローラ(ファクシミリの通信コントロー
ラ) 33:CPU(ファクシミリ通信制御手段) 50:プリンタ&スキャナ 60:ファクシミリ(ファクシミリ装置)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電話機の、通信回線を介して相手方と会話
    をするための送,受話信号ラインを、電話機のハンドセ
    ットとの接続から、ファクシミリ装置の通信コントロー
    ラとの接続に切換えるための回線接続切換え手段、を備
    えるファクシミリ装置において、 前記電話機の受話信号ラインに前記通信コントローラを
    接続するための受信接続手段;および、 前記電話機の着信信号に応答して前記受信接続手段によ
    り前記受話信号ラインに前記通信コントローラを接続
    し、該通信コントローラよりの回線要求に応答して前記
    回線接続切換え手段を、前記送,受話信号ラインへの前
    記通信コントローラの接続、に切換える、回線接続制御
    手段;を備え、 前記通信コントローラは、前記受信接続手段を介した前
    記受話信号ラインの、相手方がファクシミリであること
    を表わす信号に応答して、前記回線要求を前記回線接続
    制御手段に与えるファクシミリ通信制御手段を含む; ことを特徴とするファクシミリ装置。
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