JPH0591351A - 車載フアクシミリ装置 - Google Patents

車載フアクシミリ装置

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JPH0591351A
JPH0591351A JP25160591A JP25160591A JPH0591351A JP H0591351 A JPH0591351 A JP H0591351A JP 25160591 A JP25160591 A JP 25160591A JP 25160591 A JP25160591 A JP 25160591A JP H0591351 A JPH0591351 A JP H0591351A
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JP
Japan
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dial lock
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memory
wireless device
line
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Application number
JP25160591A
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English (en)
Inventor
Takahito Nishii
孝仁 西井
Masakazu Matsui
正和 松井
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ダイヤルロック時に受信したファクシミリ内容
の秘密保持が可能な車載通信装置を提供する。 【構成】ハンドセットからのダイヤルロック要求信号に
より無線機はダイヤルロックすなわち発信機能を停止
し、ハンドセットからのダイヤルロック解除要求信号に
より上記ダイヤルロックを解除する。更に、ステップ1
02、104により、ダイヤルロック時に受信したファ
クシミリ情報を記録紙に記録せずに内蔵メモリに格納す
ることを指令し、ステップ108、110により、ファ
クシミリ情報をメモリに格納した後にダイヤルロック解
除の有無を調べ、ダイヤルロック解除の場合に内蔵メモ
リからのファクシミリ情報の送出を許可し、ダイヤルロ
ック未解除の場合に内蔵メモリからのファクシミリ情報
の送出を禁止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車電話に接続する車
載ファクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の自動車電話では、特定者だけが発
信できるように、ハンドセットから無線機への指令によ
りダイヤルロックと呼ばれる指令を送り、それにより第
三者がダイヤルしても無線機がダイヤル信号を発信しな
いようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自動車
電話に接続されるファクシミリにおいては、ダイヤルロ
ックを行っても着信があって受信を開始すると、ファク
シミリが記録受信モ−ドの場合には記録紙にプリントさ
れる。また、ファクシミリがメモリ受信モ−ドの場合に
はメモリに受信内容が記憶され、その後のスイッチ操作
によりダイヤルロック中にもかかわらずメモリに記録さ
れた受信内容が記録紙にプリントすることができる。
【0004】したがって、無線機のダイヤルロックを行
っても、受信したファクシミリ内容の秘密保持はできな
い欠点があった。そこで本発明は上記問題点に鑑みてな
されたものであり、ダイヤルロックにより受信内容の秘
密保持が可能なダイヤルロック機能付の車載ファクシミ
リ装置を提供することをその目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の車載ファクシミ
リ装置は、図4のブロック図に示すように、ダイヤルロ
ック要求信号及びダイヤルロック解除要求信号を送出可
能な通話端末と、前記ダイヤルロック要求信号の入力に
よりダイヤルロックを行い前記ダイヤルロック解除要求
信号の入力により前記ダイヤルロックの解除を行う無線
機と、前記通話端末および前記無線機の間に接続され、
要求に応じて前記音声通信端末及び画像通信を行なうフ
ァクシミリ通信部の一方を前記無線機に接続する回線制
御部とを備えた車載ファクシミリ装置において前記ダイ
ヤルロック時に受信したファクシミリ情報を内蔵メモリ
に格納することを指令するメモリ格納指令手段と、前記
ファクシミリ情報をメモリに格納した後に前記ダイヤル
ロック解除の有無を調べ、ダイヤルロック解除の場合に
前記内蔵メモリからの前記ファクシミリ情報の送出を許
可し、ダイヤルロック未解除の場合に前記内蔵メモリか
らの前記ファクシミリ情報の送出を禁止するメモリ内容
送出制御手段とを備えることを特徴としている。
【0006】
【作用】回線制御部は通話要求時に通話端末を無線機に
接続し、ファクシミリ通信要求時に通信部を無線機に接
続する。通話端末からのダイヤルロック要求信号により
無線機はダイヤルロックすなわち発信機能を停止し、通
話端末からのダイヤルロック解除要求信号により上記ダ
イヤルロックを解除する。
【0007】更に、メモリ格納指令手段は、ダイヤルロ
ック時に受信したファクシミリ情報を記録紙等に送出せ
ずに内蔵メモリに格納することを指令し、メモリ内容送
出制御手段は、前記ファクシミリ情報をメモリに格納し
た後にダイヤルロック解除の有無を調べ、ダイヤルロッ
ク解除の場合に内蔵メモリからのファクシミリ情報の送
出を許可し、ダイヤルロック未解除の場合に内蔵メモリ
からのファクシミリ情報の送出を禁止する。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図1は本発明の車載ファクシミリ装置の一実施
例を示すブロック図である。ファクシミリ11はハンド
セット3及び無線機2に接続されていて、送信、受信等
の機能を設定する操作部7と、無線機2とファクシミリ
デ−タを授受する通信部9と、通信部9にて復号された
画像デ−タを印刷すると共に送信すべき原稿を読み取る
読取り記録部8と、ファクシミリ11及びハンドセット
3の使用状態に基づいて回線を切り換える回線制御部5
と、上記各機能ブロックを制御するシステム制御部6と
を有している。
【0009】無線機2が受信した信号は受信回線2aR
によりファクシミリ11内の切り換えスイッチ5fに送
られ、切り換えスイッチ5fは、この受信回線2aRと
ファクシミリの通信部9への受信回線9aRとを接続す
るか(すなわち、ファクシミリ使用状態)、又は受信回
線2aRとハンドセット3の受信回線3aRとを接続す
るか(すなわち、自動車電話使用状態)を切り換え制御
している。また、ファクシミリ11内の切り換えスイッ
チ5eは、ファクシミリ11から無線機2への送信回線
2aTと通信部9の送信回線9aTとを接続するか(す
なわち、ファクシミリ使用状態)、又は無線機2の送信
回線2aTとハンドセット3の送話回線3aTとを接続
するか(すなわち、自動車電話使用状態)を切り換え制
御している。これにより、自動車電話使用時には無線機
2とハンドセット3とが通話可能となり、一方、ファク
シミリ使用時には無線機2とファクシミリ11の通信部
9とが送受信可能となる。
【0010】回線制御部5は、CPUを有し、シリアル
デ−タ線5dによりハンドセット3及び無線機2と双方
向通信可能に接続されており、制御信号線6aによりシ
ステム制御部6と双方向通信可能に接続されている。回
線制御部5は、このシリアルデ−タ線5dにより無線機
2及びハンドセット3からのシリアルデ−タを監視し
て、無線機2及びハンドセット3からの通信状態に関す
る諸メッセ−ジ(シリアルデ−タ)を読み取ってそれを
制御信号線5aを通じてシステム制御部6に伝送した
り、または無線機2又はハンドセット3にシリアルデ−
タを送出してファクシミリ通信を支援する。更に、回線
制御部5は、制御線5bTを介してスイッチ5eを開閉
制御し、制御線5bRを介してスイッチ5fを開閉制御
している。
【0011】システム制御部6は、CPUを有し、操作
部7と制御信号線6aで、読取り記録部8と制御信号線
6bで、通信部9と制御信号線6cおよび6dで双方向
通信通信可能に接続され、ファクシミリ11内各部の協
調作動を図っている。操作部7は、ファクシミリ11の
操作信号を入力するとともにその状態を表示する操作表
示部であって、システム制御部6に操作信号デ−タを送
るとともに、システム制御部6からファクシミリ11の
状態表示デ−タを受け取る。
【0012】次に、通信部9の内部構成について図2に
より説明する。通信部9は、CPU91、モデム92、
符号復号器93、メモリ94、デ−タ制御部95を有
し、CPU91は、制御信号線6cによりシステム制御
部6と、制御信号線9bによりモデム92と、制御信号
線9cにより符号復号器93とデ−タの授受を行い、更
に、送信回線9aRにより無線機2からファクシミリデ
−タを受取り、受信回線9aTを通じて無線機2へファ
クシミリデ−タを出力する。なお、受信回線9aMは、
通話時において、無線機2からの受信回線信号を通信部
9に送り込むものである。
【0013】モデム92は無線機2で受信し、受信回線
9aRを介して入力された受信信号(アナログ信号)に
対して復調を行い、復調された符号化デ−タ信号は信号
回線9dを介して符号復号器93へ出力されて復号され
る。また、モデム92は符号復号器93で符号化された
符号化デ−タを変調して送信回線9aTを介して無線機
2に出力する。ここで、CPU91は復調された所定の
ファクシミリ情報をモデム92を通じて取り込むととも
に、必要なファクシミリ情報をモデム92により変調し
て相手側ファクシミリに送信する。
【0014】符号復号器93は、モデム92から入力さ
れた符号化デ−タを画像デ−タへ復号化すると共に、デ
−タ制御部95からデ−タ線9fを通じて入力した画像
デ−タを符号化デ−タへ符号化する。なお、この符号復
号器93の復号化および符号化動作は、制御信号線9c
を通じてCPU91により制御される。デ−タ制御部9
5は、制御信号線6dを通じてシステム制御部6より出
力される制御信号に基づき、符号復号器93が復号化し
た画像デ−タを通信回線8aを介して読取り記録部8へ
出力したり、読取り記録部8から出力される画像デ−タ
を符号復号器93に出力したりする。なお、符号復号器
93からCPU91へ出力する信号は、符号復号器93
の復号化もしくは符号化状況をCPU91に報知する信
号(例えば、何行目の符号化が終了したことを報知する
信号)である。更にデ−タ制御部95は、システム制御
部6に制御されて、メモリ94の符号化デ−タをデ−タ
線9eを通じて符号復号器93に送って復号して読取り
記録部に出力したり、また符号復号器93からの符号化
デ−タをデ−タ線9eを通じてメモリ94に記憶する。
ここで、メモリ94に記憶されるデ−タは符号化デ−タ
であり、読取り記録部8の入出力デ−タは画像デ−タで
ある。したがって、例えば、無線機2で受信され、モデ
ム92により変復調された符号化デ−タは、読取り記録
部8へ出力する場合には符号復号器93で画像デ−タへ
復号され、メモリ94へストレ−ジする場合には符号復
号器93で復号されずに符号化デ−タのまま記憶され
る。したがって、読取り記録部8で読み取られた送信用
原稿に対応する画像デ−タをメモリ94に一時記憶する
場合、デ−タ制御部95はシステム制御部6の制御信号
に基づいて読取り記録部8からの画像デ−タを符号復号
器93で符号化し、この符号化デ−タをメモリ94に出
力する。
【0015】次に、上記装置の作動について説明する。
通常時には、切り換えスイッチ5fは受信回線2aRと
ハンドセット3の受信回線3aRとを接続し、切り換え
スイッチ5eは送信回線2aTとハンドセット3の送話
回線3aTとを接続している(すなわち、自動車電話使
用状態)。そして、回線制御部5がシリアルデ−タ線5
dを通じて無線機2及びハンドセット3を監視してい
る。これにより、無線機2とハンドセット3との通話が
可能となっている。その通話状態は、シリアルデ−タ線
5dを通じて無線機2からハンドセット3へ送られる下
りシリアルデ−タ及びハンドセット3から無線機2へ送
られる上りシリアルデ−タによりコントロ−ルされる。
【0016】以下、ファクシミリ11の送信動作につい
て説明する。ファクシミリ11の送信時には、ハンドセ
ット3の操作により相手側の電話回線との接続を確保し
た後、切り換えスイッチ5e、5fを切り換え、無線機
2とファクシミリ11の通信部9とを送受信可能とす
る。ここで、操作者が原稿をセットして操作部7により
送信を指示すると、読取り記録部8の図示されないライ
ンセンサ等により送信用原稿の画像デ−タが光電変換さ
れる。この光電変換された画像デ−タは信号回線8aを
介して通信部9へ出力され、システム制御部6の制御に
より符号復号器93で符号化される。この符号化デ−タ
は、モデム92、送信回線9aT、2aTを介して無線
機2により送信先のファクシミリへ送信される。
【0017】次に、ファクシミリ11の受信動作につい
て説明する。基地局から無線機2を通じてト−ン信号が
送られてきてハンドセット3との間が通話可能状態にな
り、その後、ファクシミリ信号を示すト−ン信号が基地
局から無線機2を通じて回線制御部5へ送られてくる
と、回線制御部5は切り換えスイッチ5e、5fをファ
クシミリ11の通信部9側に切り換え、無線機2とファ
クシミリ11の通信部9とを送受信可能とする。
【0018】この後、ファクシミリ11の通信部9は無
線機2を通じて基地局から画像デ−タを受取る。すなわ
ち、受信信号回線2aR、9aRを通じて送られてきた
画像デ−タは、モデム92に送られて復調され、その
後、操作部7で予め設定されている受信方式(すなわ
ち、読取り記録部8による印字出力、もしくはメモリ9
4への記憶)に応じて、符号復号器93で復号された
後、デ−タ制御部95を通じて読取り記録部8へ出力さ
れるか、もしくは復号されずにデ−タ制御部95を通じ
てメモリ94へ出力される。読取り記録部8へ出力され
た画像デ−タは、読取り記録部8内の印字装置(図示せ
ず)により印字出力される。一方、メモリ94に記憶さ
れた符号化デ−タは、操作者が操作部7から印字出力を
指令することにより復号後、印字出力される。
【0019】次に、通話中におけるファクシミリ通信の
割り込みについて以下に説明する。ハンドセット3が無
線機2を通じて基地局と通話状態にある時、基地局から
ファクシミリ信号を示すト−ン信号が送られて来ると、
ハンドセット3からこのト−ン信号を聞いた通話者がフ
ァクシミリ信号の受信を判断した場合、操作部7のスイ
ッチ(図示せず)を操作してファクシミリ受信を指令
し、これにより回線制御部5は回線2aT,2aRをフ
ァクシミリ11の通信部9側に切り換え、無線機2とフ
ァクシミリ11の通信部9とを送受信可能とする。この
後は、上記ファクシミリの受信の場合と同じ動作により
画像デ−タを印字出力するか又は記憶する。そして、フ
ァクシミリ通信終了後、基地局からの信号に基づいて回
線制御部5は回線2aT、R2aをハンドセット3側に
切り換え、通話状態に復帰する。
【0020】以下、本実施例の要部であるダイヤルロッ
ク処理について説明する。ハンドセット3からシリアル
デ−タ線5dを通じて無線機2へダイヤルロック要求信
号を出力すると、無線機2は発信機能を停止し、発呼不
能とする。このダイヤルロックは、ハンドセット3から
シリアルデ−タ線5dを通じて無線機2へダイヤルロッ
ク解除要求信号を出力することにより解除され、正常な
発信が可能となる。
【0021】以下、本実施例のダイヤルロック処理につ
いて図3のフロ−チャ−トを参照して説明する。このダ
イヤルロック処理サブル−チンはシステム制御部6のC
PUにより実施されるものである。なお、図3のフロ−
チャ−トは説明の簡単化と明瞭化のために単独ル−チン
として記載されているが、実際にはメインル−チンを含
む各種ル−チンを実行しており、その内の一つのサブル
−チンとして所定間隔で実行されるものである。
【0022】まず、ステップ100において、ファクシ
ミリ情報の受信状態に入ったかどうかを調べる。ここで
は、切り換えスイッチ5e、5fへの制御信号を調べ
て、送受信回線2aR、2aTがファクシミリ11側に
切り換えられたかどうか、すなわち、無線機2と通信部
9が接続されたかどうかを判定し、それによりファクシ
ミリ情報の受信状態に入ったかどうかを調べている。
【0023】ステップ100において、ファクシミリ受
信状態に入っていなければステップ110に進み、ファ
クシミリ受信状態に入ったらステップ102に進む。ス
テップ102では、ハンドセット3からシリアルデ−タ
線5dを通じて無線機2へダイヤルロックON信号(本
発明でいうダイヤルロック要求信号、シリアルデ−タで
10001111)が出力されたかどうかを調べ、出力
されていなければステップ104に進んで記録受信モ−
ド(もしくはメモリ受信モード)を指令し、出力されて
いればステップ106に進んでメモリ受信モ−ドを指令
する。
【0024】これにより、ダイヤルロック時に受信した
ファクシミリ情報はメモリ94に格納され、非ダイヤル
ロック時に受信したファクシミリ情報は読み取り記録部
8で記録紙に記録されるか、もしくはメモリ94に格納
される。次に、ファクシミリ受信が終了したかどうかを
調べ(108)、終了していなければステップ102に
リタ−ンし、終了したらステップ110に進む。なおこ
こでは、切り換えスイッチ5e、5fへの制御信号を調
べて、送受信回線2aR、2aTがハンドセット3側に
切り換えられたかどうか、すなわち、無線機2とハンド
セット3とが接続されたかどうかを判定し、それにより
ファクシミリ情報の受信が終了したかどうかを調べてい
る。
【0025】ステップ110では、ハンドセット3から
シリアルデ−タ線5dを通じて無線機2へダイヤルロッ
クOFF信号(本発明でいうダイヤルロック解除要求信
号、シリアルデ−タで10001110)が出力された
かどうかを調べ、出力されていなければステップ100
にリタ−ンしてダイヤルロック解除を待ち、発信されて
いれば操作部7からメモリ内容記録が指令されているか
どうかを調べる(112)。
【0026】そして、メモリ内容記録が指令されていれ
ばステップ114に進んでメモリ内容すなわち受信した
ファクシミリ情報を記録紙に記録することを指令し、メ
モリ内容記録が指令されていなければステップ100に
リタ−ンする。このようにすれば、ダイヤルロック時に
受信したファクシミリ情報を強制的にメモリ94に格納
し、ファクシミリ受信終了後にダイヤルロックが解除さ
れて始めて、記録紙への記録が可能となっているので、
ダイヤルロック中に受信したファクシミリ内容の秘密保
持を図ることができる。
【0027】なおこの実施例において、ステップ100
はファクシミリ受信が開始されたかどうかを見るステッ
プであって回線切り換え以外の信号に基づいて実施する
こともできる。同様に、ステップ108はファクシミリ
受信が終了したかどうかを見るステップであって回線切
り換え以外の信号に基づいて実施することもできる。な
お上記フロ−チャ−トにおいて、ステップ104は本発
明でいうメモリ格納指令手段を構成し、ステップ114
はメモリ内容送出制御手段を構成している。
【0028】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の車載ファ
クシミリ装置は、ダイヤルロック時のファクシミリ受信
内容を強制的に内蔵メモリに格納するメモリ格納指令手
段と、ファクシミリ受信終了後にダイヤルロック解除の
有無を調べてダイヤルロック解除時に内蔵メモリの内容
の送出を許可するメモリ内容送出制御手段を有している
ので、ダイヤルロック状態に受信した内蔵メモリの記録
内容は、ダイヤルロック解除暗号を知る者がダイヤルロ
ックを解除しない限り送出されることは無く、その結果
としてダイヤルロック時に受信したファクシミリ内容の
秘密保持を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を表すブロック図、
【図2】上記一実施例の通信部の内部構成を表すブロッ
ク図、
【図3】上記一実施例のダイヤルロック処理サブル−チ
ンを示すフロ−チャ−ト、
【図4】本発明の構成を示すブロック図、
【符号の説明】
2 無線機 3 ハンドセット(通話端末) 5 回線制御部(メモリ格納指令手段、
メモリ内容送出制御手段) 10 システム制御部 11 ファクシミリ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ダイヤルロック要求信号及びダイヤルロッ
    ク解除要求信号を送出可能な通話端末と、前記ダイヤル
    ロック要求信号の入力によりダイヤルロックを行い前記
    ダイヤルロック解除要求信号の入力により前記ダイヤル
    ロックの解除を行う無線機と、前記通話端末および前記
    無線機の間に接続され、要求に応じて前記通話端末及び
    画像通信を行うファクシミリ通信部の一方を前記無線機
    に接続する回線制御部とを備えたメモリ受信が可能な車
    載ファクシミリ装置において、 前記ダイヤルロック時に受信したファクシミリ情報を内
    蔵メモリに格納することを指令するメモリ格納指令手段
    と、 前記ファクシミリ情報を前記内蔵メモリに格納した後に
    前記ダイヤルロック解除の有無を調べ、ダイヤルロック
    解除の場合には前記内蔵メモリからの前記ファクシミリ
    情報の送出を許可し、ダイヤルロック未解除の場合には
    前記内蔵メモリからの前記ファクシミリ情報の送出を禁
    止するメモリ内容送出制御手段とを備えることを特徴と
    する車載ファクシミリ装置。
JP25160591A 1991-09-30 1991-09-30 車載フアクシミリ装置 Pending JPH0591351A (ja)

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