JP3129186B2 - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP3129186B2
JP3129186B2 JP08079862A JP7986296A JP3129186B2 JP 3129186 B2 JP3129186 B2 JP 3129186B2 JP 08079862 A JP08079862 A JP 08079862A JP 7986296 A JP7986296 A JP 7986296A JP 3129186 B2 JP3129186 B2 JP 3129186B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】 本発明は、リモートメンテ
ナンスモード備えたファクシミリ装置に関し、特に、発
呼側装置の電話番号に応じてリモートメンテナンスモー
ドを実行するファクシミリ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 近年のファクシミリ装置は多機能化が
進み、その結果、装置の設定項目は非常に多く、しか
も、複雑になっている。これらの設定項目が間違った値
にセットされていると、ファクシミリ装置は所望の動作
をなし得ない。また、ファクシミリ装置は電話回線に接
続されて使用されるが、その使用状況、即ち、回線の接
続状態、電源、周囲温度、湿度などは、各ユーザー毎に
それぞれ異なっている。このため設定項目は正しくセッ
トされているにも拘らず、ファクシミリ装置が正常に動
作しないということがある。この場合には、使用状況
(装置の設置状態)に合わせてファクシミリ装置の設定
を変更しなければならない。更に、ファクシミリ装置の
一部が故障し、そのために正常に動作しないということ
がある。
【0003】このようにファクシミリ装置が正常動作を
しない場合の原因には、設定ミスや故障などがあり、そ
の全てについてユーザー自らが対処することは困難であ
る。よって、かかる場合には、専門のサービスマンによ
るメンテナンスが必要となる。
【0004】サービスマンによるメンテナンスを受ける
ためには、正常な動作をしないファクシミリ装置をサー
ビスセンターに送ってサービスマンにメンテナンスをし
てもらうか、あるいは、サービスマンに直接出向いても
らってメンテナンスしてもらわなければならない。しか
し、ファクシミリ装置を送る場合には、装置の輸送に費
用と日数とがかかり、装置が返送されるまでの期間はそ
のファクシミリ装置を使用できないという問題点があっ
た。
【0005】一方、サービスマンに直接出向いてもらう
場合には、サービスマンの出張費が高額なので、簡単な
設定変更だけでもメンテナンス費用が高額になってしま
うという問題点があった。また、部品の故障の場合に
は、1回目の出張に故障部品を持ち合わせていなけれ
ば、故障部品を取り寄せて再度出張しなければならず、
メンテナンス費用が更に高額になってしまうという問題
点があった。
【0006】このためサービスマンは、ユーザーからメ
ンテナンスの依頼を受けた場合には、電話で事情を詳し
く聞き、予め対応を決めてから客先に出向くようにして
いる。しかし、ファクシミリ装置の専門的な知識を持た
ないユーザーに問い合わせることのできる内容には限度
がある。よって、複雑な設定状況を問い合わせたり、テ
スト通信を依頼することはできなかった。
【0007】そこで、特公平4−59825号公報に記
載されるように、サービスセンターに設置されたファク
シミリ装置を使って、ユーザーのファクシミリ装置の使
用状況を調査するリモートメンテナンス方法が発明され
た。この方法は、ユーザー側のファクシミリ装置に通信
結果を複数通信分記憶できる記憶手段を持たせ、複数の
通信結果を記憶させておく。ユーザーからサービスセン
ターにメンテナンスの依頼があると、サービスセンター
側のファクシミリ装置からユーザー側装置を呼出し、所
定の操作をして、この通信結果をサービスセンター側装
置に送信させる。サービスマンは、この送信させたデー
タを基にユーザー側装置の状況を判断して、その後、適
切なメンテナンスを行うというものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】 かかる特公平4−5
9825号公報記載のリモートメンテナンスでは、例
え、ユーザー側装置から通信結果を呼び出すための操作
が秘密にされているとしても、所定の操作をすることに
より、どの発呼側装置からでも通信結果を呼び出すこと
ができる。よって、ユーザーの秘密が犯される危険性を
備えており、ユーザーにとっては好ましくないという問
題点があった。
【0009】また、モデル名やプログラムのバージョ
ン、装置の設定値など、通信結果だけでは知り得ない情
報もあり、これらの情報がメンテナンスのために必要な
場合には、従来のように、サービスマンが直接客先に出
向くなどしなければならないという問題点があった。更
に、単にユーザー側装置の設定を変更するだけで良い場
合にも、サービスマンが客先に出向くか、あるいは、設
定変更をユーザー自身にさせるために設定変更の方法を
ユーザーに教えなければならないという問題点があっ
た。
【0010】本発明は上述した問題点を解決するために
なされたものであり、発呼側装置の電話番号に応じてメ
ンテナンスモードを実行する秘密性の優れたファクシミ
リ装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】 この目的を達成するた
めに、請求項1記載のファクシミリ装置は、呼出信号が
発せられる直前又は一の呼出信号と次の呼出信号との間
に交換機側から送られる発呼側装置の電話番号を受信す
る発呼側電話番号受信手段を備え、更に、所定の電話番
号を記憶する記憶手段と、前記発呼側電話番号受信手段
により受信された発呼側装置の電話番号が前記記憶手段
に記憶された電話番号と一致するか否かを回線を閉結す
る前に判断する判断手段と、前記判断手段により電話番
号の一致が判断された場合に、複数のメンテナンス処理
を実行可能なメンテナンスモードへ移行する移行手段と
を備えており、その移行手段により移行されたメンテナ
ンスモードにおいて、前記発呼側装置から送信されるP
B信号を受信すると、その受信したPB信号に応じたメ
ンテナンス処理を前記複数のメンテナンス処理の中から
選択して実行すると共に、そのメンテナンス処理の1つ
として、前記発呼側装置から送信されたテストチャート
を一旦受信し、その受信時の結果情報とその受信したテ
ストチャートとを前記発呼側装置に送信するテスト受信
処理を備えており、そのテスト受信処理において受信し
たテストチャートは印刷されないように構成されてい
る。
【0012】この請求項1記載のファクシミリ装置によ
れば、発呼側電話番号受信手段により、回線が閉結され
る前に発呼側装置の電話番号が受信される。受信された
発呼側装置の電話番号は、回線閉結前に判断手段によっ
て、記憶手段に記憶される電話番号と一致するか否かが
判断され、電話番号の一致が判断された場合には、移行
手段によりメンテナンスモードに移行される。メンテナ
ンスモードでは、発呼側装置から送信されるPB信号に
応じたメンテナンス処理が複数のメンテナンス処理の中
から選択して実行される。このメンテナンス処理の1つ
として、テスト受信処理がある。テスト受信処理では、
発呼側装置から送信されたテストチャートを一旦受信
し、これを印刷することなく、受信時の結果情報とその
受信したテストチャートとを発呼側装置へ送信する。
【0013】請求項2記載のファクシミリ装置は、請求
項1記載のファクシミリ装置において、前記メンテナン
スモードは、前記発呼側装置から所定のPB信号を受信
した場合に終了すると共に、その所定のPB信号を受信
するまでの間に前記発呼側装置から送信されるPB信号
を複数組受信した場合には、その受信したPB信号に応
じたメンテナンス処理を順次実行するものである。
【0014】請求項3記載のファクシミリ装置は、請求
項1又は2記載のファクシミリ装置において、前記メン
テナンスモードは、自身のファクシミリ装置のモデル名
またはプログラムのバージョンを前記発呼側装置へ送信
するメンテナンス処理を備えている。
【0015】
【発明の実施の形態】 以下、本発明の好ましい実施例
について、添付図面を参照して説明する。図1に、ファ
クシミリ装置1の外観斜視図を示す。ファクシミリ装置
1の本体2の側部には、受話器3が取り付けられてい
る。受話器3は非通話時には本体2に設けられた図示し
ないフック上に置かれ、通話時にはフックから取り上げ
られる。前者をオンフック状態、後者をオフフック状態
と称する。本体2の上面の前部には複数のボタンを備え
た操作パネル4が設けられ、その操作パネル4の左後部
には液晶表示器(LCD)5が設けられている。ファク
シミリ装置1は、この操作パネル4上に設けられたボタ
ンが押下されることにより操作され、その操作された状
態や操作手順などはLCD5に表示される。
【0016】操作パネル4及びLCD5の後部には原稿
挿入口6が設けられている。ファクシミリ送信される原
稿はこの原稿挿入口6に原稿面を下向きにして挿入さ
れ、読み取りが行われた後に、本体2の前面であって操
作パネル4の下方に設けられた原稿排出口7から排出さ
れる。原稿挿入口6の後部には記録紙ホルダ装着部9が
設けられ、この記録紙ホルダ装着部9には、複数枚の記
録紙を積層収納可能な記録紙ホルダ10が着脱可能に取
り付けられている。記録紙ホルダ10から供給され印字
に使用された記録紙は、原稿排出口7の下方に設けられ
た記録紙排出口8から排出される。
【0017】図2は、本ファクシミリ装置1の電気的構
成を示したブロック図である。ファクシミリ装置1に
は、CPU11、記憶手段としてのROM12及びEE
PROM13、RAM14、画像メモリ15、音声LS
I17、ネットワーク・コントロール・ユニット(以
下、「NCU」と称する)19、モデム20、バッファ
21、スキャナ22、符号化部23、復号化部24、プ
リンタ25、操作パネル4、アンプ27が備えられ、こ
れらはバスライン30を介して接続されている。
【0018】ファクシミリ装置1のCPU11は、回線
制御を行うNCU19を介して送受信される各種信号に
従って、バスライン30により接続された装置各部を制
御してファクシミリ動作、即ち、データ通信を実行する
ものである。ROM12は、このファクシミリ装置1で
実行される制御プログラム12aを格納した書換不能な
メモリである。図4に示されるフローチャートのプログ
ラムはROM12内に格納されている。また、ROM1
2には、製造元修理係のFAX番号12bと販売元修理
係のFAX番号12cの2つのサービスセンターのFA
X番号が記憶されている。これらのサービスセンターか
ら本ファクシミリ装置1が発呼されると、本ファクシミ
リ装置1は、いかなるモードにセットされていても、回
線閉結後にリモートメンテナンスモードに移行し、発呼
側装置の指示に基づいてリモートメンテナンスが行われ
る。
【0019】EEPROM13は書換可能な不揮発性の
メモリであり、このファクシミリ装置1の各設定値を記
憶する設定項目エリア13aと、3つの地方サービス店
番号エリア13b,13c,13dとを備えている。フ
ァクシミリ装置1は、設定項目エリア13aに記憶され
る設定値に基づいて各種の動作を行うようにされてい
る。この設定項目エリア13aの設定値は、通常は、操
作者(ユーザー)が操作パネル4を操作することにより
変更されるが、リモートメンテナンスモードにおいて
は、サービスセンターの発呼側装置から送られるコマン
ドに基づいて変更される。
【0020】地方サービス店番号エリア13b〜13d
には、このファクシミリ装置1のリモートメンテナンス
を行うサービス店の電話番号(FAX番号)を3つまで
記憶することができる。地方サービス店番号エリア13
b〜13dに記憶された電話番号の装置から本ファクシ
ミリ装置1が発呼される(呼び出される)と、本ファク
シミリ装置1は回線閉結後にリモートメンテナンスモー
ドに移行する。地方サービス店番号エリア13b〜13
dに記憶される電話番号は、ファクシミリ装置1の販売
地域に応じて、工場出荷時、販売店納入時、あるいは、
客先にて設定される。このようにEEPROM13内に
地方サービス店番号エリア13b〜13dを設けること
により、製造元、若しくは、販売元以外の地方サービス
店でもリモートメンテナンスを行えるようにすることが
できる。
【0021】RAM14は、ファクシミリ装置1の各動
作の実行時に、各種のデータを一時的に記憶するための
メモリであり、画像メモリ15は、通信履歴、画像デー
タ及び印刷のためのビットイメージを記憶するメモリで
あり、安価な大容量メモリであるダイナミックRAM
(DRAM)により構成される。リモートメンテナンス
モードにおいて、発呼側装置から通信履歴の出力指示が
なされると、画像メモリ15に記憶された通信履歴が発
呼側装置へ送信される。
【0022】音声LSI17は、NCU19によって受
信されたアナログ音声信号をデジタル音声信号に変換す
ると共に、このファクシミリ装置1の内部で生成された
デジタル音声信号をアナログ音声信号に変換してNCU
19に出力するものである。モデム20は、画情報を変
調・復調して伝送すると共に伝送制御用の各種手順信号
を送受信するものであり、バッファ21は、相手側ファ
クシミリ装置との間で送受信される符号化された画情報
を含むデータを一時的に格納するものである。
【0023】スキャナ22は原稿挿入口6に挿入された
原稿から画像を読み取るためのものであり、符号化部2
3はスキャナ22により読み取られた画像の符号化を行
うものである。復号化部24は、バッファ21又は画像
メモリ15に記憶された受信画像データを読み出して、
これを復号化するものであり、復号化されたデータは、
プリンタ25により記録用紙に印刷される。操作パネル
4は、操作者(ユーザー)がこのファクシミリ装置1の
設定等を行う場合に各種の操作をするためのものであ
る。アンプ27にはスピーカ28が接続され、呼出音な
どをこのスピーカ28から出力するためのものである。
【0024】このように構成されたファクシミリ装置1
は、NCU19を介して、電話回線31に接続されてい
る。この電話回線31は、本ファクシミリ装置1の交換
機29に接続され、この交換機29は電話回線32を介
して、発呼側の交換機に接続され、更に電話回線を介し
て発呼側装置に接続されている。
【0025】次に、図3を参照して、リモートメンテナ
ンスモードにおいて発呼側装置から送られるメンテナン
スコマンドとその内容について説明する。メンテナンス
コマンドには10種類あり、これらのコマンドはPB信
号によって、サービスセンター等に設置される発呼側装
置から送信される。ユーザー側のファクシミリ装置1
(被呼側)は、発呼側装置からこれらのコマンドが送ら
れると、そのコマンドで指示された情報あるいはコマン
ドの実行、その結果情報などを発呼側装置に向けて送信
する。
【0026】PB信号の「00」はモデル名通知コマン
ド40であり、「01」はプログラムのバージョン通知
コマンド41である。この2つのコマンドの実行によ
り、発呼側装置は、メンテナンスの対象となるファクシ
ミリ装置1のモデル名とその装置に搭載されるプログラ
ムを認識することができる。PB信号の「09」はFA
X通信履歴通知コマンド42であり、このコマンドによ
り発呼側装置は、ユーザー側ファクシミリ装置1の最近
の通信状況を把握することができる。
【0027】PB信号の「10」はFAX設定状態通知
コマンド43であり、このコマンドにより発呼側装置
は、ユーザー側ファクシミリ装置1がどのように設定さ
れているのかを認識することができる。PB信号の「1
1」はFAX設定変更コマンド44である。FAX設定
状態通知コマンド43を実行した結果、その設定値に不
備があることが判明した場合には、このFAX設定変更
コマンド44を使って、その不備のある設定値を発呼側
装置から変更する。なお、FAX設定変更コマンド44
が実行されると、被呼側のユーザー側ファクシミリ装置
1は、リモートメンテナンスモードの中の設定値変更モ
ードに移行される。設定値変更モードでは、発呼側装置
からPB信号により、設定を変更される項目のアドレス
と値が送られ、その送られたデータに基づいてファクシ
ミリ装置1の設定値が変更される。設定値変更モードは
PB信号の「99」の実行により終了され、終了後はリ
モートメンテナンスモードに再移行される。
【0028】PB信号の「19」はFAX自己診断通知
コマンド45であり、このコマンド45が実行される
と、ユーザー側ファクシミリ装置1は装置各部のセルフ
テストを実行し、その結果を発呼側装置に送信する。こ
のコマンド45により発呼側装置は、ユーザー側ファク
シミリ装置1の装置各部の異常の有無を認識することが
できる。PB信号の「90」、「91」はテスト通信コ
マンド46,47である。ユーザー側ファクシミリ装置
1は2つのテストチャートを備えており、これらのコマ
ンド46,47が実行されると、実行されたコマンドの
テストチャートを発呼側装置に送信する。これらのコマ
ンド46,47により発呼側装置は、ユーザー側ファク
シミリ装置1の送信状態を認識することができる。PB
信号の「92」はテスト受信コマンド48である。この
コマンド48が実行されると、ユーザー側ファクシミリ
装置1は、発呼側装置から送信されたテストチャートを
一旦受信し、その受信時の結果情報及びその受信したテ
ストチャートを発呼側装置に送信する。前述したテスト
通信コマンド46,47の結果を加えて、このテスト受
信コマンド48の結果を判断すれば、発呼側装置はユー
ザー側ファクシミリ装置1の受信状態を認識することが
できる。なお、このテスト受信コマンド48で受信され
たデータは、単に画像メモリ15に蓄積されるに留ま
り、印刷されないようにされている。よって、リモート
メンテナンス時にユーザー側ファクシミリ装置1の用紙
を消費してしまうことがない。
【0029】PB信号の「99」はリモートメンテナン
スの終了コマンド49であり、このコマンド49が実行
されると、ユーザー側ファクシミリ装置1はリモートメ
ンテナンスモードを終了し、電話回線を開放して、通常
のFAX待機状態とされる。
【0030】ここで、アメリカやイギリスで実用化され
ている発呼者側電話番号受信サービス(Caller ID)に
ついて簡単に説明する。このサービスは、被呼側装置が
当該サービスに加入している場合に、交換機から発呼側
装置の電話番号を被呼側装置に送信するサービスであ
る。発呼側装置の電話番号が送信されるタイミングは、
イギリスでは、最初の呼出信号の直前の無音区間であ
り、アメリカでは、最初の呼出信号と次の呼出信号の間
の無音区間である。この発呼側装置の電話番号は、受話
器をオンフック状態にしたまま、即ち、電話回線を開放
したまま受信できる。よって、このサービスを利用すれ
ば、発呼側装置に電話料金の課金がされない状態で、被
呼側装置は発呼側装置の電話番号を認識することができ
る。本実施例のファクシミリ装置1は、リモートメンテ
ナンスモードを実行するにあたって、この発呼者側電話
番号受信サービス(Caller ID)を利用している。
【0031】次に、上記のように構成されたファクシミ
リ装置1のリモートメンテナンス処理の動作を図4のフ
ローチャートに基づいて説明する。この処理は、メンテ
ナンス施行者であるサービスマンがユーザー側のファク
シミリ装置1に発呼する(呼び出す)ことにより開始さ
れる。ユーザーがファクシミリ装置1に不具合を発見す
ると、ユーザーはその回復(メンテナンス)のためにサ
ービスセンターに電話等で問い合わせを行うので、サー
ビスマンはその問い合わせを受けて、ユーザー側のファ
クシミリ装置1に発呼し(呼出し)、リモートメンテナ
ンスを開始する。
【0032】ファクシミリ装置1は、呼出信号が着信さ
れるまで待機し(S1:No)、呼出信号が着信される
と(S1:Yes)、電話回線を開放したままの状態
で、交換機29から発呼側装置の電話番号(Caller I
D)が送られてきたか否かを判断する(S3)。発呼側
装置の電話番号が送られてきたならば(S3:Ye
s)、その電話番号が、ROM12又はEEPROM1
3に記憶されている電話番号のいずれか1つと一致する
か否か調べられる(S5)。前述したように、ROM1
2には、製造元修理係のFAX番号12bと販売元修理
係のFAX番号12cの2つの電話番号が予め記憶さ
れ、EEPROM13には、地方サービス店番号エリア
13b〜13dに最大3つの電話番号が記憶されてい
る。よって、交換機29から送られてきた発呼側装置の
電話番号が、ROM12又はEEPROM13に記憶さ
れる最大5つの電話番号のいずれか1つと一致した場合
には(S5:Yes)、ユーザーの操作を介すことなく
電話回線を閉結して(S7)、リモートメンテナンスモ
ードに移行する(S9)。このようにリモートメンテナ
ンスモードへ移行するために、ユーザーの操作を一切必
要としないので、操作に不慣れなユーザーが所有するフ
ァクシミリ装置のメンテナンスを行う場合でも容易にリ
モートメンテナンスモードに入ることができる。例え
ば、ユーザーのファクシミリ装置が手動受信モードに設
定されている場合であっても、すみやかにリモートメン
テナンスモードに移行することができる。
【0033】リモートメンテナンスモードに移行される
と、ユーザー側ファクシミリ装置1(被呼側装置)は、
発呼側装置から送られるメンテナンスコマンドの待機状
態に入る(S11:No)。リモートメンテナンスモー
ドにおけるユーザー側ファクシミリ装置1の処理は、発
呼側装置から送信されるコマンドに基づいて行われるか
らである。発呼側装置から送られたメンテナンスコマン
ドを受信すると(S11:Yes)、そのコマンドがメ
ンテナンスの終了コマンド49か否か判断し(S1
3)、終了コマンド49でなければ(S13:No)、
受信したメンテナンスコマンド40〜48に応じた各メ
ンテナンス処理を実行する(S19)。メンテナンスコ
マンド40〜48に基づく各処理の説明は、既に図3を
用いて説明したので、ここでの説明は省略する。
【0034】メンテナンスコマンドの待機状態で(S1
1)、メンテナンス終了コマンド49を受信した場合に
は(S13:Yes)、ユーザー側ファクシミリ装置1
はユーザーの操作を介すことなく電話回線を開放し(S
15)、リモートメンテナンスモードを終了する(S1
7)。このようにリモートメンテナンスの開始から終了
まで、ユーザーの操作を一切必要としないので、ユーザ
ーを煩わすことなく、ファクシミリ装置のリモートメン
テナンスを行うことができる。
【0035】なお、呼出信号の着信後(S1:Ye
s)、交換機29から発呼側装置の電話番号(Caller I
D)が送られない場合(S3:No)や、交換機29か
ら発呼側装置の電話番号(Caller ID)が送られたもの
の、その電話番号がROM12又はEEPROM13に
記憶されている電話番号のいずれとも一致しない場合に
は(S3:Yes,S5:No)、リモートメンテナン
スモードに移行せず、通常の受信モードに移行し(S2
1)、受信処理等を行って処理を終了する(S17)。
【0036】このリモートメンテナンスにおいて、サー
ビスマンはユーザー側ファクシミリ装置1の状況を詳細
に把握し、その修理のために客先に出向くか、あるい
は、その製品自体をサービスセンターに輸送してもらう
か等を決定し、それ以降の対処を行う。また、設定値の
変更のみで済むメンテナンスについては、リモートメン
テナンスモードでの設定値の変更後、テスト通信コマン
ド46,47や、テスト受信コマンド48を実行して、
ユーザー側ファクシミリ装置1の動作確認を終えた後に
リモートメンテナンスモードを終了する。
【0037】以上詳述したように、本実施例のファクシ
ミリ装置によれば、発呼側装置の電話番号に応じて自動
的にリモートメンテナンスモードに移行するので、ユー
ザーの操作を一切必要とせず、リモートメンテナンスモ
ードへ容易に移行することができる。また、リモートメ
ンテナンスモードでは、通信履歴などのプライベートな
データが発呼側装置へ引き出されたり、被呼側装置の設
定が発呼側装置のコマンドにより変更されるが、特定の
電話番号の発呼側装置から呼び出された場合に限りリモ
ートメンテナンスモードに移行するので、秘密を犯され
たり、不用意に設定変更されてしまうという危険性がな
い。更に、本実施例のリモートメンテナンスモードによ
れば、ユーザーに問い合わせをしなくても、装置の解析
ができ、詳細な情報を得ることができる。設定変更のみ
で対処できるものは、このリモートメンテナンスモード
中に解決でき、動作確認まですることができる。
【0038】発呼者側電話番号受信サービス(Caller I
D)では、発呼者側の電話番号の送信は、最初の呼出音
の直前、又は、最初の呼出音と次の呼出音との間のいず
れかに行われる。よって、本実施例のように該サービス
を利用すれば、ユーザー側ファクシミリ装置の呼出音を
0回又は1回鳴らすだけでリモートメンテナンスモード
に移行することができる。従って、夜でもユーザーに迷
惑をかけずにリモートメンテナンスを実行することがで
きる。また、海外のユーザーに対しては、時差を気にせ
ずにリモートメンテナンスを実行することができる。
【0039】リモートメンテナンスモードはサービスセ
ンター側の装置(発呼側装置)の呼出しにより起動され
るので、電話料金はサービスセンター側の負担となり、
ユーザーに負担がかからない。また、リモートメンテナ
ンスの対象となる製品は、本実施例で説明したプログラ
ムの搭載されたファクシミリ装置に限られるので、他社
製品を排除して自社製品のみのメンテナンスを行うこと
ができる。更に、電話回線の閉結前に、リモートメンテ
ナンスモードへ移行するか否かが判断されるので、サー
ビスセンター側が負担する電話料金もその分低額にな
る。
【0040】請求項1記載のファクシミリ装置の発呼側
電話番号受信手段としては、図4のフローチャートに記
載されるS3の処理が該当し、判断手段としてはS5の
処理が該当し、移行手段としてはS9の処理が該当す
る。
【0041】以上、実施例に基づき本発明を説明した
が、本発明は上記実施例に何ら限定されるものではな
く、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変形
が可能であることは容易に推察できるものである。
【0042】例えば、上記実施例では、発呼側装置の電
話番号の認識とリモートメンテナンスモードへ移行する
か否かの判断を電話回線の閉結前に行ったが、これらの
両方あるいは一方を電話回線の閉結後に行うようにして
も良い。また、上記実施例では、交換機から発呼側装置
の電話番号が送信される発呼者側電話番号受信サービス
(Caller ID)を利用した場合について説明したが、発
呼側装置の電話番号が送信されるものであれば、他のサ
ービスを利用することも当然に可能である。例えば、発
呼側装置自体から自身の電話番号を送信するものでは、
この電話番号を利用してリモートメンテナンスモードへ
移行するか否かを判断すれば良い。
【0043】更に、上記実施例で説明した発呼側装置の
電話番号に基づいてリモートメンテナンスモードへ移行
するプログラムに加えて、回線閉結後に発呼側装置から
所定の操作がなされた場合にリモートメンテナンスモー
ドへ移行するプログラムを1つのファクシミリ装置に共
に備えるようにしても良い。
【0044】
【発明の効果】 請求項1記載のファクシミリ装置によ
れば、特定の電話番号の発呼側装置から発呼されること
により、メンテナンスモードに移行されるので、操作者
(ユーザー)を煩わせることなく、メンテナンスモード
に容易に移行することができるという効果がある。ま
た、メンテナンスモードへの移行は、回線閉結前に判断
されるので、その判断中は電話料金が課金されないとい
う効果がある。更に、メンテナンスモードは複数のメン
テナンス処理を実行可能に構成されており、その複数の
メンテナンス処理の中から所望のメンテナンス処理を、
発呼側装置からPB信号によって選択して実行させるこ
とができるので、ファクシミリ装置の状況に応じたメン
テナンス処理を実行することができるという効果があ
る。メンテナンスモードは、メンテナンス処理の1つと
して、発呼側装置から送信されたテストチャートを一旦
受信し、その受信時の結果情報とその受信したテストチ
ャートとを発呼側装置に送信するテスト受信処理を備え
ており、そのテスト受信処理において受信したテストチ
ャートは印刷されないように構成されているので、ファ
クシミリ装置の用紙を消費することなくテスト受信処理
を行うことができるという効果がある。
【0045】請求項2記載のファクシミリ装置によれ
ば、請求項1記載のファクシミリ装置の奏する効果に加
え、更に、メンテナンスモードは、発呼側装置から所定
のPB信号を受信した場合に終了すると共に、その所定
のPB信号を受信するまでの間に発呼側装置から送信さ
れるPB信号を複数組受信した場合には、その受信した
PB信号に応じたメンテナンス処理を順次実行する。よ
って、メンテナンスモードを1回立ち上げることによ
り、複数のメンテナンス処理を実行することができるの
で、電話回線の閉結回数を少なく抑えて課金される電話
料金を少なくすることができるという効果がある。
【0046】請求項3記載のファクシミリ装置によれ
ば、請求項1又は2に記載のファクシミリ装置の奏する
効果に加え、更に、メンテナンスモードは、自身のファ
クシミリ装置のモデル名またはプログラムのバージョン
を発呼側装置へ送信するメンテナンス処理を備えている
ので、発呼側装置はかかる情報を電話回線を使って得る
ことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例であるファクシミリ装置の
斜視図である。
【図2】 上記ファクシミリ装置の電気的構成を示した
ブロック図である。
【図3】 リモートメンテナンスのコマンドとその内容
とを表した図である。
【図4】 リモートメンテナンス処理を示したフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 ファクシミリ装置 11 CPU 12 ROM(記憶手段) 12b 製造元修理係のFA
X番号 12c 販売元修理係のFA
X番号 13 EEPROM(記憶
手段) 13b,13c,13d 地方サービス店番号
エリア 29 交換機 31,32 電話回線
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−7590(JP,A) 特開 平4−95459(JP,A) 特開 昭59−58963(JP,A) 特開 平2−186862(JP,A) 特開 昭56−85956(JP,A) 特開 平4−96458(JP,A) 特開 平6−326760(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/00 106 H04M 11/00 301 H04N 1/32

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼出信号が発せられる直前又は一の呼出
    信号と次の呼出信号との間に交換機側から送られる発呼
    側装置の電話番号を受信する発呼側電話番号受信手段を
    備えたファクシミリ装置において、 所定の電話番号を記憶する記憶手段と、 前記発呼側電話番号受信手段により受信された発呼側装
    置の電話番号が前記記憶手段に記憶された電話番号と一
    致するか否かを回線を閉結する前に判断する判断手段
    と、 前記判断手段により電話番号の一致が判断された場合
    に、複数のメンテナンス処理を実行可能なメンテナンス
    モードへ移行する移行手段とを備えており、 その移行手段により移行されたメンテナンスモードにお
    いて、前記発呼側装置から送信されるPB信号を受信す
    ると、その受信したPB信号に応じたメンテナンス処理
    を前記複数のメンテナンス処理の中から選択して実行す
    と共に、そのメンテナンス処理の1つとして、前記発
    呼側装置から送信されたテストチャートを一旦受信し、
    その受信時の結果情報とその受信したテストチャートと
    を前記発呼側装置に送信するテスト受信処理を備えてお
    り、そのテスト受信処理において受信したテストチャー
    トは印刷されないように構成されていることを特徴とす
    るファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 前記メンテナンスモードは、前記発呼側
    装置から所定のPB信号を受信した場合に終了すると共
    に、その所定のPB信号を受信するまでの間に前記発呼
    側装置から送信されるPB信号を複数組受信した場合に
    は、その受信したPB信号に応じたメンテナンス処理を
    順次実行するものであることを特徴とする請求項1記載
    のファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 前記メンテナンスモードは、自身のファ
    クシミリ装置のモデル名またはプログラムのバージョン
    を前記発呼側装置へ送信するメンテナンス処理を備えて
    いることを特徴とする請求項1又は2記載のファクシミ
    リ装
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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