JPH04150263A - 着信制御機能付きファクシミリ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 狡夏立互 本発明は、着信制御機能付ファクシミリに関する。

盗ｍ屯 本発明に係る従来技術を記載した公知文献としては、例
えば、実開昭６２−１４８５４号公報がある。この公報
は、受信先登録機能を有するファクシミリに関するもの
で、ファクシミリ本体に集積回路と中央演算処理装置等
を用いたコンピューターによるメモリー機能を設けて任
意数の受信先を登録し、該登録済の受信先からの送信に
限り自動受信システムが作動し、登録先外からの受信は
手動受信システムによって受信可能となる受信先登録機
能を具備したものである。

しかしながら、例えば、外出先から無人のオフィスにフ
ァクシミリを送信する場合などを考えれば、手動による
受信許可だけでは不十分であることは明らかである。

また、従来のファクシミリでは着信はすべてそのまま紙
面に印字される。着信を一旦記憶装置に保持し、内容を
確認した後に印字するものもあるが、一般的にこれは高
価である。結局通常の使用においては着信はすべて印字
されることになる。

近い将来、ファクシミリが家庭にも普及していくことは
間違いないと考えられる。それに伴ってファクシミリを
用いての宣伝、広告、勧誘なども増加すると思われる。

着信の印字を制御する方法がなければ、見たくもない宣
伝が大量に送信され、高価な用紙が無駄使いされること
になる。

亘−１舵 本発明は、上述のごとき実情に鑑みてなされたもので、
従来のファクシミリと互換性を保ちつつ、着信の印字を
制御し、高価な用紙が無駄使いされないように受信に制
限を設けた着信制御機能付ファクシミリを提供すること
を目的としてなされたものである。

１−一一皮 本発明は、上記目的を達成するために、（１）電話回線
につながる回線制御部と、着信を復号し印字する復号部
及び印字部と、画像を読みとり暗号化する読取部及び暗
号部と、発信元を登録する発信元登録部と、これらを制
御する制御部と、任意数の発信元を登録するためのメモ
リとから成り、登録済みの発信元からの送信は受信し、
登録済みの発信元以外からの送信については処理待ちと
なり、一定時間のうちに適当な処理が指示されない場合
には受信を中止するようにしたこと、更には、（２）手
動による受信許可機構部を有し、登録済みの発信元以外
の送信については発信元の電話番号などの既知情報を表
示し、手動による受信許可が出れば受信を行なうように
したこと、更には、（３）前記（１）又は（２）におい
て、暗証番号保持部を有し、各ファクシミリ個別の暗証
番号を保持し、登録済みの発信元以外からの送信につい
ては回線の接続後に行なわれる一連の暗証番号の入力を
持ち、あらかじめ保持した暗証番号と一致した場合にの
み受信を行なうようにしたこと、更には、（４）前記（
３）において、適切な暗証番号に続いて、あらかじめ定
められた発信元登録の変更要求を受信した場合には保持
する発信元情報を指示にしたがって変更するようにした
こと、更には、（５）前記（１）、（２）、（３）又は
（４）において、鍵画像保持部を有し、各ファクシミリ
個別の鍵画像を保持し、登録済みの発信元以外からの送
信については送信内容の一部を受信し、あらかじめ保持
した鍵画像と一致した場合にのみ受信を行なうようにし
たことを特徴としたものである。以下、本発明の実施例
に基づいて説明する。

第１図は、本発明による着信制御機能付ファクシミリの
一実施例を説明するための構成図で、図中、１は回線制
御部、２は制御部、３は復号部、４は印字部、５は暗号
部、６は読取部、７は発信元登録部、８は受信許可機構
部、９は暗証番号保持部、１０は鍵画像保持部、１１．
１２はメモリである。まず、請求項１記載の発明の構成
は、電話回線につながる回線制御部１と、着信を復号し
印字する復号部３及び印字部４と、画像を読み取り暗号
化する読取部６及び暗号部５と、発信元を登録する発信
元登録部７と、これらを制御する制御部２からなる。発
信元登録部７は、任意数の発信元を登録するためのメモ
リ１１を備えており、発信元登録機能によって発信元が
登録されているものとする。回線制御部１を介して受信
が行なわれると、制御部２はまず発信元の電話番号を入
手する。これが発信元登録部７に保持した発信元に含ま
れれば復号部３を用いてその送信内容を受信する。登録
済みの発信元からの送信はこれを受信し、登録済みの発
信元以外からの送信については処理待ちとなり、一定時
間のうちに適当な処理が指示されない場合には受信を中
止するようになっている。

次に、請求項２記載の発明の構成は、手動で受信許可を
与えるための受信許可機構部８が備えられている。

発信元の電話番号が発信元登録部７に保持した発信元に
含まれていない時には、受信許可機構部８を通じて受信
許可が出るのを待つ。許可が呂れば受信するが、一定時
間経過後も許可が出ない場合には送信内容を受信するこ
となく回線を切る。

このような構成により、登録済みの発信元以外の送信に
ついては発信元の電話番号などの既知情報を表示し、手
動による受信許可が出れば受信を行なうようになってい
る。

また、請求項３記載の発明の構成は、あらかじめ与えら
れた暗証番号を保持する暗証番号保持部９を備えている
。

回線接続後にテンキーなどを用いて入力された暗証番号
を受信し、暗証番号保持部９に保持した暗証番号とこれ
を比較する。これらが一致すれば受信し、一致しなけれ
ば回線を切る。

このような構成により、各ファクシミリ個別の暗証番号
を保持し、登録済みの発信元以外からの送信については
回線の接続後に行なわれる一連の暗証番号の入力を持ち
、これがあらかじめ保持した暗証番号と一致した場合に
のみ受信を行なうようになっている。

請求項４記載の発明の構成は、前記発信元登録機能を遠
隔操作する手段を与えるものである。これを示したのが
第４図（フローの説明は後述する）である。すなわち、
請求項３記載の構成で示した手順による暗証番号の一致
を確認した後、あらかじめ定めた機能コードを受信する
と発信元登録機能に移るのである。すなわち、適切な暗
証番号に続いて、あらかじめ定められた発信元登録の変
更要求を受信した場合にはその保持する発信元情報を指
示にしたがって変更するようになっている。

請求項５記載の発明の構成は、あらかじめ与えられた鍵
画像を保持する鍵画像保持部１０を備えている。

送信画像の一部を受信し、これが鍵画像保持部１０に保
持された鍵画像と一致すれば受信し、しなければ回線を
切る。鍵画像の例を第３図（ａ）。

（ｂ）に示す。図（ａ）は送信文書の左上端に設けられ
た鍵画像で、図（ｂ）は図（ａ）Ａの拡大図である。こ
れは例えばバーコードのような数種の太さを持った縦線
から構成される。このような各種の縦線の順列により一
意性を持つ鍵とするのである。このような構成により、
各ファクシミリ個別の鍵画像を保持し、登録済みの発信
元以外からの送信については送信内容の一部を受信し、
これがあらかじめ保持した鍵画像と一致した場合にのみ
受信を行なうようになっている。

第２図は、本発明による着信制御機能付ファクシミリの
動作を説明するためのフローチャートである。以下、各
ステップに従って順に説明する。

廷皿土：まず、着信時の発信元の電話番号がＮとする。

旦並主：登録された発信元の電話番号Ｎと一致するかど
うか判断する。一致すれば受信処理（ｓｔｅｐｌｏ）を
行って終了する。

扛並主：前記５ｔｅｐ　２において、電話番号Ｎが一致
しなければ、手動による受信許可が出るかどうか判断す
る。受信許可が出れば受゛信処理（ｓｔｅｐｌＯ）を行
って終了する。

１臘■」４−ｊ−：前記５ｔｅｐ　３において、受信許
可カ出なければ、暗証番号の受信を判断して比較する。

暗証番号と一致すれば、受信処理（ｓｔｅｐｌｏ）を行
って終了する。一致しなければ受信を中止する。

廷並旦：前記５ｔｅｐ４において、暗証番号の受信がな
く、一定時間経過しても受信がなければ５ｔｅｐ　３に
戻る。

払亜１＝前記５ｔｅｐ　６において、一定時間経過後に
受信があれば、鍵画像を受信するがどうが判断する。

■並立：前記５ｔｅｐ７において、鍵画像の受信があれ
ば、鍵画像が一致しているかどうが判断し、一致してい
れば、受信処理（ｓｔｅｐｌ、ｏ）を行って終了する。

一致していなければ受信を中止する。

払並主：前記５ｔｅｐ　７において、鍵画像の受信がな
ければ受信を中止する。

払並皿：前記５ｔｅｐ　２において、登録された発信元
の電話番号Ｎが、着信時の発信元の電話番号Ｎと一致す
る場合、また、５ｔｅｐ　３において手動による受信許
可が出た場合、また、５ｔｅｐ　５において、暗証番号
が一致した場合、さらに５ｔｅｐ８において鍵画像が一
致した場合には受信処理を行って終了する。

第４図は、発信元登録機能を説明するためのフローチャ
ートである。

まず、暗証番号を受信したかどうかを判断しく５ｔｅｐ
　１　）　、受信しなければ通常の受信処理（ｓｔｅｐ
　４　）を行い、受信すれば、次に暗証番号が一致して
いるかどうかを判断する（ｓｔｅｐ　２　）。

致していなければ、通常の受信処理（ｓｔｅｐ　４　）
を行ない、一致していれば機能コードを受信したかどう
かを判断（ｓｔｅｐ　３　）　Ｌ／、受信しなければ通
常の受信処理（ｓｔｅｐ　４　）を行い、受信すれば発
信元登録機能（ｓｔｅｐ　５　）に移る。

左−一見 以上の説明から明らかなように、本発明によると、以下
のような効果がある。

（１）従来のファクシミリと互換性を保ちつつ、着信の
制御が実現できる。また、請求項２によればもっとも簡
単に上記機能が実現できる。

（２）請求項３〜５によれば受信側が操作者不在でも登
録されていない機械から送信できる。

（３）請求項４によれば遠隔地からでも容易に発信元の
変更が可能になる。

（４）請求項５によればファクシミリの原稿用紙に鍵を
印刷しておくことにより、何ら意識することなく以上の
機能が利用できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は、本発明による着信制御機能付ファクシミリの
一実施例を説明するための構成図、第２図は、本発明に
よる着信制御機能付ファクシミリの動作を説明するため
のフローチャート、第３図は、鍵画像の例を示す図、第
４図は、発信元登録機能を説明するためのフローチャー
トである。 １・・・回線制御部、２・・・制御部、３・・・復号部
、４・・・印字部、５・・・暗号部、６・・・読取部、
７・・・発信元登録部、８・・・受信許可機構、９・・
・暗証番号保持部、１０・・・鍵画像保持部、１１．１
２・・・メモリ。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、電話回線につながる回線制御部と、着信を復号し印
   字する復号部及び印字部と、画像を読みとり暗号化する
   読取部及び暗号部と、発信元を登録する発信元登録部と
   、これらを制御する制御部と、任意数の発信元を登録す
   るためのメモリとから成り、登録済みの発信元からの送
   信は受信し、登録済みの発信元以外からの送信について
   は処理待ちとなり、一定時間のうちに適当な処理が指示
   されない場合には受信を中止するようにしたことを特徴
   とする着信制御機能付ファクシミリ。 ２、手動による受信許可機構部を有し、登録済みの発信
   元以外の送信については発信元の電話番号などの既知情
   報を表示し、手動による受信許可が出れば受信を行なう
   ようにしたことを特徴とする請求項１記載の着信制御機
   能付ファクシミリ。 ３、暗証番号保持部を有し、各ファクシミリ個別の暗証
   番号を保持し、登録済みの発信元以外からの送信につい
   ては回線の接続後に行なわれる一連の暗証番号の入力を
   持ち、あらかじめ保持した暗証番号と一致した場合にの
   み受信を行なうようにしたことを特徴とする請求項１又
   は２記載の着信制御機能付ファクシミリ。 ４、適切な暗証番号に続いて、あらかじめ定められた発
   信元登録の変更要求を受信した場合には保持する発信元
   情報を指示にしたがって変更するようにしたことを特徴
   とする請求項３記載の着信制御機能付ファクシミリ。 ５、鍵画像保持部を有し、各ファクシミリ個別の鍵画像
   を保持し、登録済みの発信元以外からの送信については
   送信内容の一部を受信し、あらかじめ保持した鍵画像と
   一致した場合にのみ受信を行なうようにしたことを特徴
   とする請求項１、２、３又は４記載の着信制御機能付フ
   ァクシミリ。