JP2852325B2 - 電話移動機の通信状態表示装置 - Google Patents
電話移動機の通信状態表示装置Info
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- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は大容量方式の電話移動機の送受信状態監視に
関するもので、特に、ファクシミリ通信等のデータ送受
信に合った送受信状態の監視を行なう電話移動機の通信
状態表示装置に関するものである。
関するもので、特に、ファクシミリ通信等のデータ送受
信に合った送受信状態の監視を行なう電話移動機の通信
状態表示装置に関するものである。
[従来の技術] 大容量方式の電話移動機に接続されるファクシミリ装
置の本体操作パネル部には、通信状態表示ランプが配設
されていて、電波状態の悪いときに点灯するものが商品
化されている。
置の本体操作パネル部には、通信状態表示ランプが配設
されていて、電波状態の悪いときに点灯するものが商品
化されている。
[発明が解決しようとする課題] しかし、例えば、通信状態表示ランプが電波状態の悪
いことを表示していても、自動車電話が通常の状態で使
用できたり、また、ファクシミリ装置を使用しても画像
品質の低下が確認できない程度に良好に受信できる場合
があり、電波状態が悪いということは必ずしも、自動車
電話やファクシミリ装置の使用を否定することにはなら
なかった。
いことを表示していても、自動車電話が通常の状態で使
用できたり、また、ファクシミリ装置を使用しても画像
品質の低下が確認できない程度に良好に受信できる場合
があり、電波状態が悪いということは必ずしも、自動車
電話やファクシミリ装置の使用を否定することにはなら
なかった。
逆に、このような通信状態表示ランプが電波状態の悪
いことを表示していても、自動車電話やファクシミリ装
置の使用を否定することにならないから、通信状態表示
ランプの設置意義が失われつつある。特に、本願発明者
等の実験によれば、ファクシミリ装置においては、通信
状表示ランプの通常の点灯では、画像品質に変化がない
ことが確認された。また、自動車が電波障害物のないエ
リアを走行していても、中継局間の移行時に画像品質の
低下があることも確認された。
いことを表示していても、自動車電話やファクシミリ装
置の使用を否定することにならないから、通信状態表示
ランプの設置意義が失われつつある。特に、本願発明者
等の実験によれば、ファクシミリ装置においては、通信
状表示ランプの通常の点灯では、画像品質に変化がない
ことが確認された。また、自動車が電波障害物のないエ
リアを走行していても、中継局間の移行時に画像品質の
低下があることも確認された。
そこで、本発明は上記事態に対応すべくなされたもの
で、ファクシミリ通信等のデータ送受信に合った通信状
態の監視及び制御を行なう電話移動機の通信状態表示装
置の提供を課題とするものである。
で、ファクシミリ通信等のデータ送受信に合った通信状
態の監視及び制御を行なう電話移動機の通信状態表示装
置の提供を課題とするものである。
[課題を解決するための手段] 本発明にかかる電話移動機の回線制御装置は、電話移
動機からの下りシリアル信号により電波受信状態の受信
レベルを監視し、所定の時間毎にその受信レベルを記憶
する信号監視記憶手段と、前記信号監視記憶手段が得た
相前後する複数の受信レベルの差が、ファクシミリ通信
等のデータ送受信の使用限界に設定した所定の閾値以上
であるか判定する演算手段と、前記演算手段の判定結果
が所定の閾値以上のとき、データの送受信機能を停止さ
せる機能中止制御手段及びその前記演算手段の判定結果
を表示する表示手段とを具備するものである。
動機からの下りシリアル信号により電波受信状態の受信
レベルを監視し、所定の時間毎にその受信レベルを記憶
する信号監視記憶手段と、前記信号監視記憶手段が得た
相前後する複数の受信レベルの差が、ファクシミリ通信
等のデータ送受信の使用限界に設定した所定の閾値以上
であるか判定する演算手段と、前記演算手段の判定結果
が所定の閾値以上のとき、データの送受信機能を停止さ
せる機能中止制御手段及びその前記演算手段の判定結果
を表示する表示手段とを具備するものである。
[作用] 本発明においては、信号監視記憶手段で電話移動機か
らの下りシリアル信号により電波受信状態の受信レベル
を監視し、所定の時間毎にその受信レベルを記憶する。
そして、演算手段で前記信号監視記憶手段が得た相前後
する複数の受信レベルの差が、ファクシミリ通信等のデ
ータ送受信の使用限界に設定した所定の閾値以上である
か判定し、その演算結果が所定の閾値以上のとき、機能
中止制御手段によってデータの送受信機能を停止させる
と共に、その演算手段の判定結果を表示手段に表示する
ものである。
らの下りシリアル信号により電波受信状態の受信レベル
を監視し、所定の時間毎にその受信レベルを記憶する。
そして、演算手段で前記信号監視記憶手段が得た相前後
する複数の受信レベルの差が、ファクシミリ通信等のデ
ータ送受信の使用限界に設定した所定の閾値以上である
か判定し、その演算結果が所定の閾値以上のとき、機能
中止制御手段によってデータの送受信機能を停止させる
と共に、その演算手段の判定結果を表示手段に表示する
ものである。
したがって、演算手段では信号監視記憶手段が得た相
前後する受信レベルの差を比較し、受信レベル差が所定
の閾値以上のときには、通信データに誤り発生確率が高
くなるから、データの送受信機能を一時停止させること
によって誤りの発生確率の高いデータ送受信を早急に停
止したり、或いはデータ送受信に入るのを阻止し、それ
と共にその状態を表示手段で表示してユーザに知らせ
る。
前後する受信レベルの差を比較し、受信レベル差が所定
の閾値以上のときには、通信データに誤り発生確率が高
くなるから、データの送受信機能を一時停止させること
によって誤りの発生確率の高いデータ送受信を早急に停
止したり、或いはデータ送受信に入るのを阻止し、それ
と共にその状態を表示手段で表示してユーザに知らせ
る。
[実施例] ここで、本発明の実施例について説明する。
第1図は本発明の一実施例の電話移動機の通信状態表
示装置の全体構成図で、また、第2図は本発明の一実施
例の電話移動機の通信状態表示装置の表示パネルの要部
平面図である。
示装置の全体構成図で、また、第2図は本発明の一実施
例の電話移動機の通信状態表示装置の表示パネルの要部
平面図である。
図において、本実施例は電話装置としてのハンドセッ
ト2を接続したファクシミリ装置60であり、しかも、本
実施例の自動車電話移動機1を介して、商用電話回線網
の1通信回線と電話通信及びファクシミリ通信を行なう
ものである。回線制御装置(以下、端に、『NCU』と記
す)10は、通常、自動車電話移動機1とハンドセット2
が接続状態にあり、スイッチ38の操作によって自動車電
話移動機1と通信コントローラ30及びプリンタ&スキャ
ナ50を備えるファクシミリ装置60との接続が行なわれる
ようになっている。
ト2を接続したファクシミリ装置60であり、しかも、本
実施例の自動車電話移動機1を介して、商用電話回線網
の1通信回線と電話通信及びファクシミリ通信を行なう
ものである。回線制御装置(以下、端に、『NCU』と記
す)10は、通常、自動車電話移動機1とハンドセット2
が接続状態にあり、スイッチ38の操作によって自動車電
話移動機1と通信コントローラ30及びプリンタ&スキャ
ナ50を備えるファクシミリ装置60との接続が行なわれる
ようになっている。
本実施例の電話移動機としての自動車電話移動機1は
公知の無線送受信機で構成されるものである。ハンドセ
ット2はこの実施例の装置を電話機として使用する場合
の送受話器等を含むもので、自動車用電話機で公知のも
のである。
公知の無線送受信機で構成されるものである。ハンドセ
ット2はこの実施例の装置を電話機として使用する場合
の送受話器等を含むもので、自動車用電話機で公知のも
のである。
更に詳述すると、ファクシミリ装置60の全体の構成
は、電源回路41が車載バッテリ3から電力の供給を受け
ている他は、大要で従来の事務用のファクシミリ装置と
同様な構成であるが、本発明の実施例のために通信コン
トローラ30のマイクロコンピュータからなる通信制御回
路(CPU)33に、後述する信号監視記憶手段の動作を行
なうプログラムが格納されている。
は、電源回路41が車載バッテリ3から電力の供給を受け
ている他は、大要で従来の事務用のファクシミリ装置と
同様な構成であるが、本発明の実施例のために通信コン
トローラ30のマイクロコンピュータからなる通信制御回
路(CPU)33に、後述する信号監視記憶手段の動作を行
なうプログラムが格納されている。
ファクシミリ装置60は、NCU10、通信コントローラ30
及びプリンタ&スキャナ50で構成されている。
及びプリンタ&スキャナ50で構成されている。
NCU10は、一般事務用のファクシミリ装置のそれと同
様にオーディオ信号ライン17S(送信)と同様にオーデ
ィオ信号ライン17R(受信)及びその切替リレー14,15及
びAMP11、PAD12、リレードライバ(RD)21、電源&CPU
監視装置20、及び自動車電話制御のためのシリアル信号
ライン18S(送信)とシリアル信号ライン18R(受信)を
備え、自動車電話移動機1からのシリアル信号ライン18
Rの下りシリアル信号により電波受信状態の受信レベル
を識別し、所定の時間毎にその受信レベルを記憶する信
号監視記憶手段としても機能する回線接続制御回路13を
具備し、前記回線接続制御回路13は前記切替リレー14,1
5のリーレー切替制御用の信号を出力している。前記回
線接続制御回路13はマイクロコンピュータからなり、後
述する自動車用電話移動機からの下りシリアル信号によ
り電波受信状態の受信レベルを監視し、所定の時間毎に
その受信レベルを記憶する。信号監視記憶手段を構成す
るプログラムが組込まれている。
様にオーディオ信号ライン17S(送信)と同様にオーデ
ィオ信号ライン17R(受信)及びその切替リレー14,15及
びAMP11、PAD12、リレードライバ(RD)21、電源&CPU
監視装置20、及び自動車電話制御のためのシリアル信号
ライン18S(送信)とシリアル信号ライン18R(受信)を
備え、自動車電話移動機1からのシリアル信号ライン18
Rの下りシリアル信号により電波受信状態の受信レベル
を識別し、所定の時間毎にその受信レベルを記憶する信
号監視記憶手段としても機能する回線接続制御回路13を
具備し、前記回線接続制御回路13は前記切替リレー14,1
5のリーレー切替制御用の信号を出力している。前記回
線接続制御回路13はマイクロコンピュータからなり、後
述する自動車用電話移動機からの下りシリアル信号によ
り電波受信状態の受信レベルを監視し、所定の時間毎に
その受信レベルを記憶する。信号監視記憶手段を構成す
るプログラムが組込まれている。
また、本実施例のファクシミリ装置60の通信コントロ
ーラ30は、次のように構成されている。
ーラ30は、次のように構成されている。
モデル31は公知の音声周波数域の搬送波を用いてディ
ジタル信号を変調及び復調する変復調器である。通信制
御回路33は、通信コントローラ30内の制御を中心に行な
うマイクロコンピュータ等からなるファクシミリ装置60
をプログラム制御する回路であり、後述する相前後する
受信レベルの差が所定の閾値以上であるか判定する演算
手段と、演算手段の判定結果が所定の閾値以上のとき、
データ送受信機能を停止させる機能停止制御手段を構成
するプログラムが組込まれている。
ジタル信号を変調及び復調する変復調器である。通信制
御回路33は、通信コントローラ30内の制御を中心に行な
うマイクロコンピュータ等からなるファクシミリ装置60
をプログラム制御する回路であり、後述する相前後する
受信レベルの差が所定の閾値以上であるか判定する演算
手段と、演算手段の判定結果が所定の閾値以上のとき、
データ送受信機能を停止させる機能停止制御手段を構成
するプログラムが組込まれている。
ROM34は拡張メモリとして附加したもので、前記通信
制御回路33を制御するプログラムが記憶されているメモ
リである。RAM35は通信制御回路33の信号を受けたり、
モデル31からの画像データを直接記憶する読み書き自在
のメモリである。符号/復号化回路36はモデム31からの
画像データを直接記憶したり、RAM35に一時記憶された
画像データを転送記憶し、所定の用紙長のラインデータ
としてラインメモリ37に出力する記憶及び制御機能を有
するものである。ラインメモリ37は前記符号/復号化回
路36に記憶されたデータを記憶し、その記憶データを1
行毎に8ビットのパラレルデータで出力するものであ
る。
制御回路33を制御するプログラムが記憶されているメモ
リである。RAM35は通信制御回路33の信号を受けたり、
モデル31からの画像データを直接記憶する読み書き自在
のメモリである。符号/復号化回路36はモデム31からの
画像データを直接記憶したり、RAM35に一時記憶された
画像データを転送記憶し、所定の用紙長のラインデータ
としてラインメモリ37に出力する記憶及び制御機能を有
するものである。ラインメモリ37は前記符号/復号化回
路36に記憶されたデータを記憶し、その記憶データを1
行毎に8ビットのパラレルデータで出力するものであ
る。
表示回路39は、第2図の表示部の要部正面図に示すよ
うに、前記通信スイッチ38が『スタート』,『ストッ
プ』,『コピー』なる文言で表示し、本発明の実施例の
使用可能表示39a、使用不可表示39bは『使用可能』,
『使用不可』として表示し、更に、『通信中』,『紙補
給』,『エラー』の表示を具備している。
うに、前記通信スイッチ38が『スタート』,『ストッ
プ』,『コピー』なる文言で表示し、本発明の実施例の
使用可能表示39a、使用不可表示39bは『使用可能』,
『使用不可』として表示し、更に、『通信中』,『紙補
給』,『エラー』の表示を具備している。
また、車輌用バッテリ3から電力の供給を受ける電源
回路41は、各種の定電圧電源に変換する。原稿の送信時
に操作する通信スイッチ38及び通信制御回路33の信号、
原稿センサ52及び電話着呼信号によって電源制御回路42
は、前記電源回路41から各構成部に各種の定電圧を供給
するよう制御する。
回路41は、各種の定電圧電源に変換する。原稿の送信時
に操作する通信スイッチ38及び通信制御回路33の信号、
原稿センサ52及び電話着呼信号によって電源制御回路42
は、前記電源回路41から各構成部に各種の定電圧を供給
するよう制御する。
そして、前記通信制御回路33には通信スイッチ38及び
手動受信または自動受信の切替えを行なう手動/自動受
信スイッチ40の信号が入力されており、自動車電話移動
機1が受信した信号を、自動車用ハンドセット2を介す
ことなく受信できる機能にセットするのに使用され、例
えば、乗員が不在な場合等にファクシミリ通信を自動受
信状態とするのに使用される。
手動受信または自動受信の切替えを行なう手動/自動受
信スイッチ40の信号が入力されており、自動車電話移動
機1が受信した信号を、自動車用ハンドセット2を介す
ことなく受信できる機能にセットするのに使用され、例
えば、乗員が不在な場合等にファクシミリ通信を自動受
信状態とするのに使用される。
また、本実施例のファクシミリ装置60のプリンタ&ス
キャナ50は、次のように構成されている。
キャナ50は、次のように構成されている。
センサインタフェースゲートアレイ71はサーマルヘッ
ド55の印字制御用で、パラレルデータを感熱紙に印字す
るサーマルヘッド55にシリアルデータを出力するもので
ある。サーマルヘッドコントローラ58は前記サーマルヘ
ッド55に電力を供給し、印字を制御するものである。ペ
ーパフィードモータ54は感熱紙に1行単位の送りをかけ
るパルスモータで、モータドライバ57を介して駆動され
る。原稿を読取るイメージセンサ56は、2値化回路59を
介してセンサインタフェースゲートアレイ71に入力され
ている。
ド55の印字制御用で、パラレルデータを感熱紙に印字す
るサーマルヘッド55にシリアルデータを出力するもので
ある。サーマルヘッドコントローラ58は前記サーマルヘ
ッド55に電力を供給し、印字を制御するものである。ペ
ーパフィードモータ54は感熱紙に1行単位の送りをかけ
るパルスモータで、モータドライバ57を介して駆動され
る。原稿を読取るイメージセンサ56は、2値化回路59を
介してセンサインタフェースゲートアレイ71に入力され
ている。
なお、プリンタ&スキャナ50の各構成部は、印字読取
制御回路51によって制御されるが、それらの制御方法は
公知であり、かつ本発明の要旨に直接関係がないことで
あるから、ここでは、その詳細な説明を省略する。
制御回路51によって制御されるが、それらの制御方法は
公知であり、かつ本発明の要旨に直接関係がないことで
あるから、ここでは、その詳細な説明を省略する。
本実施例のNCU10の回線接続制御回路13とファクシミ
リ装置60の通信コントローラ30及びプリンタ&スキャナ
50は、上記各構成部との関係において、次のように公知
の信号の送受を行なう。
リ装置60の通信コントローラ30及びプリンタ&スキャナ
50は、上記各構成部との関係において、次のように公知
の信号の送受を行なう。
電源が投入されるとNCU10の回線接続制御回路13は回
線接続制御を行ない、通信コントローラ30の通信制御回
路33は回線接続要求動作を行なう。
線接続制御を行ない、通信コントローラ30の通信制御回
路33は回線接続要求動作を行なう。
即ち、回線接続制御回路13は、それ自身に電源が投入
されると内部メモリを初期化し、かつ、出力ポートに待
機(通信なし、指令待ち)時に信号を出力する。これに
より、切替リレー14,15にいずれも非導通で、それらは
第1図に示すハンドセット2側に接続状態になってい
る。前記回線接続制御回路13は自動車電話移動機1を介
して商用電話回線からの回線要求信号を持つ、所謂、回
線接続制御回路13の待機状態となる。
されると内部メモリを初期化し、かつ、出力ポートに待
機(通信なし、指令待ち)時に信号を出力する。これに
より、切替リレー14,15にいずれも非導通で、それらは
第1図に示すハンドセット2側に接続状態になってい
る。前記回線接続制御回路13は自動車電話移動機1を介
して商用電話回線からの回線要求信号を持つ、所謂、回
線接続制御回路13の待機状態となる。
このとき、前記回線接続制御回路13は自動車電話移動
機1からのシリアル信号ライン18Rにより、常に、自動
車電話移動機1が中継局から電波受信状態の受信レベル
データの符号及びその受信レベルを受けている。
機1からのシリアル信号ライン18Rにより、常に、自動
車電話移動機1が中継局から電波受信状態の受信レベル
データの符号及びその受信レベルを受けている。
因に、下りシリアル信号に含まれる受信レベルデータ
の識別は、 となり、“1100"が受信レベルデータを意味し、“X3 X2
X1 X0"がその受信レベルを意味する。そして、“X3 X2
X1 X0"は、 の領域の16に分割を行なっている。
の識別は、 となり、“1100"が受信レベルデータを意味し、“X3 X2
X1 X0"がその受信レベルを意味する。そして、“X3 X2
X1 X0"は、 の領域の16に分割を行なっている。
次に、本発明の実施例の電話移動機の通信状態表示装
置の通信状態における回線接続制御回路13及び通信制御
回路33の制御動作を説明する。
置の通信状態における回線接続制御回路13及び通信制御
回路33の制御動作を説明する。
通信制御回路33の基本的動作は、第3図の本発明一実
施例の電話移動機の通信状態表示装置のNCU10の回線接
続制御回路13のフローチャートのようになる。
施例の電話移動機の通信状態表示装置のNCU10の回線接
続制御回路13のフローチャートのようになる。
ステップS1で初期化し、ステップS2でハンドセット2
からの信号をNCU10の回線接続制御回路13に取込み、シ
リアル信号ライン18Sから上りシリアル信号として送出
すべく信号処理を行なう。また、ステップS3で自動車電
話移動機1からのシリアル信号ライン18Rの下りシリア
ル信号を回線接続制御回路13に取込む。ステップS4で取
込んだシリアル信号ライン18Rの下りシリアル信号に、
受信レベルデータの符号が存在する識別し、存在してい
たときには、ステップS5でその受信レベルデータの受信
レベルを、前記回線接続制御回路13が内蔵するメモリに
格納する。
からの信号をNCU10の回線接続制御回路13に取込み、シ
リアル信号ライン18Sから上りシリアル信号として送出
すべく信号処理を行なう。また、ステップS3で自動車電
話移動機1からのシリアル信号ライン18Rの下りシリア
ル信号を回線接続制御回路13に取込む。ステップS4で取
込んだシリアル信号ライン18Rの下りシリアル信号に、
受信レベルデータの符号が存在する識別し、存在してい
たときには、ステップS5でその受信レベルデータの受信
レベルを、前記回線接続制御回路13が内蔵するメモリに
格納する。
ステップS6でステップS2においてハンドセット2から
取込んだ信号を処理して、シリアル信号ライン18Sから
上りシリアル信号として送出する。ステップS7で自動車
電話移動機1から回線接続制御回路13に取込んだシリア
ル信号ライン18Rの下りシリアル信号に従って、ハンド
セット2またはファクシミリ装置60側の通信コントロー
ラ30の通信制御回路33に信号を出力する。
取込んだ信号を処理して、シリアル信号ライン18Sから
上りシリアル信号として送出する。ステップS7で自動車
電話移動機1から回線接続制御回路13に取込んだシリア
ル信号ライン18Rの下りシリアル信号に従って、ハンド
セット2またはファクシミリ装置60側の通信コントロー
ラ30の通信制御回路33に信号を出力する。
ステップS8で通信コントローラ30の通信制御回路33に
受信レベルを送出する送信タイミングであるかを判断
し、送信タイミングのとき、ステップS9でメモリに格納
していた受信レベルを呼出し、ステップS10でそれを通
信コントローラ30の通信制御回路33に送出する。ステッ
プS8で受信レベルを送出する送信タイミングでないと
き、ステップS9及びステップS10の処理を回避する。
受信レベルを送出する送信タイミングであるかを判断
し、送信タイミングのとき、ステップS9でメモリに格納
していた受信レベルを呼出し、ステップS10でそれを通
信コントローラ30の通信制御回路33に送出する。ステッ
プS8で受信レベルを送出する送信タイミングでないと
き、ステップS9及びステップS10の処理を回避する。
ステップS11で切替りリレー14,15がファクシミリ装置
60側に接続されていないか判断し、自動車電話移動機1
とファクシミリ装置60とが接続状態にないとき、ステッ
プS12でファクシミリ装置60側から回線要求新郷がある
かないかを判断し、回線要求信号がないとき、ステップ
S2からステップS12のルーチンを繰返し実行する。ま
た、また、ステップS12でファクシミリ装置60から回線
要求信号があったとき、ステップS13で切替リレー14,15
のリレー切替制御用の信号により自動車電話移動機1と
ファクシミリ装置60とを接続状態とする。
60側に接続されていないか判断し、自動車電話移動機1
とファクシミリ装置60とが接続状態にないとき、ステッ
プS12でファクシミリ装置60側から回線要求新郷がある
かないかを判断し、回線要求信号がないとき、ステップ
S2からステップS12のルーチンを繰返し実行する。ま
た、また、ステップS12でファクシミリ装置60から回線
要求信号があったとき、ステップS13で切替リレー14,15
のリレー切替制御用の信号により自動車電話移動機1と
ファクシミリ装置60とを接続状態とする。
そして、次回の処理でステップS11で切替リレー14,15
がファクシミリ装置60側に接続されていることが判断さ
れると、ステップS14でファクシミリ装置60側から回線
要求信号が継続しているか判断し、継続しているとき、
ステップS2からステップS11、ステップS14のルーチンを
繰返し実行する。
がファクシミリ装置60側に接続されていることが判断さ
れると、ステップS14でファクシミリ装置60側から回線
要求信号が継続しているか判断し、継続しているとき、
ステップS2からステップS11、ステップS14のルーチンを
繰返し実行する。
ステップS2からステップS11、ステップS14のルーチン
を繰返し実行しているとき、ステップS14でファクシミ
リ装置60から回線要求信号がなくなったことが判断され
ると、ステップS15で切替リレー14,15のリレー切替制御
用の信号により自動車電話移動機1とハンドセット2と
を接続状態に復帰させ、ステップS2からのルーチンの処
理に戻る。
を繰返し実行しているとき、ステップS14でファクシミ
リ装置60から回線要求信号がなくなったことが判断され
ると、ステップS15で切替リレー14,15のリレー切替制御
用の信号により自動車電話移動機1とハンドセット2と
を接続状態に復帰させ、ステップS2からのルーチンの処
理に戻る。
なお、このルーチンでステップS2及びステップS3、ス
テップS6及びステップS7の処理は、公知であるのでその
詳細な説明を省略する。
テップS6及びステップS7の処理は、公知であるのでその
詳細な説明を省略する。
次に、通信制御回路33の基本的動作は、第4図及び第
5図の本発明の一実施例の電話移動機の通信状態表示装
置の通信制御回路33のフローチャートのようになる。
5図の本発明の一実施例の電話移動機の通信状態表示装
置の通信制御回路33のフローチャートのようになる。
まず、ステップS21で初期化し、ステップS22で回線接
続制御回路13から送出された受信レベルを取込み、ステ
ップS23で前回取込んだ受信レベルと、今回取込んだ受
信レベルとを比較し、前回取込んだ受信レベルから今回
取込んだ受信レベルを減算し、その差を計算する。ステ
ップS24でその相前後する受信レベルの差が、ファクシ
ミリ装置60としての使用限界に設定した所定の閾値以上
であるか判断する。そして、受信レベル差がファクシミ
リ装置60の使用限界の閾値未満のとき、ステップS25で
ファクシミリ装置60が好ましい条件で使用できるとして
使用可能表示39aをオンとし、受信レベル差がファクシ
ミリ装置60の使用限界の閾値以上のとき、ステップS26
でファクシミリ装置60の使用を禁止する信号、即ち、フ
ァクシミリ装置60を使用中に通信スイッチ28をオンした
信号と同様の信号を出力し、ファクシミリ装置60の送受
信機能を停止させる。また、ステップS27でファクシミ
リ装置60の使用が好まいくないとして、使用不可表示39
bをオンとする。そして、ステップS28で通信スイッチ38
のオンを判断して、通信スイッチ38のオンが判断される
までステップS22からステップS28のルーチンの処理を継
続し、ファクシミリ装置60の使用が可能であるか否かを
表示すると共に、ファクシミリ装置60の使用が好ましく
ない場合には、早急にファクシミリ装置60の使用を停止
させ、無駄な送受信を行なわせない。また、このとき、
通信スイッチ38のオン信号が到来しても、それをキャン
セルすることになる。
続制御回路13から送出された受信レベルを取込み、ステ
ップS23で前回取込んだ受信レベルと、今回取込んだ受
信レベルとを比較し、前回取込んだ受信レベルから今回
取込んだ受信レベルを減算し、その差を計算する。ステ
ップS24でその相前後する受信レベルの差が、ファクシ
ミリ装置60としての使用限界に設定した所定の閾値以上
であるか判断する。そして、受信レベル差がファクシミ
リ装置60の使用限界の閾値未満のとき、ステップS25で
ファクシミリ装置60が好ましい条件で使用できるとして
使用可能表示39aをオンとし、受信レベル差がファクシ
ミリ装置60の使用限界の閾値以上のとき、ステップS26
でファクシミリ装置60の使用を禁止する信号、即ち、フ
ァクシミリ装置60を使用中に通信スイッチ28をオンした
信号と同様の信号を出力し、ファクシミリ装置60の送受
信機能を停止させる。また、ステップS27でファクシミ
リ装置60の使用が好まいくないとして、使用不可表示39
bをオンとする。そして、ステップS28で通信スイッチ38
のオンを判断して、通信スイッチ38のオンが判断される
までステップS22からステップS28のルーチンの処理を継
続し、ファクシミリ装置60の使用が可能であるか否かを
表示すると共に、ファクシミリ装置60の使用が好ましく
ない場合には、早急にファクシミリ装置60の使用を停止
させ、無駄な送受信を行なわせない。また、このとき、
通信スイッチ38のオン信号が到来しても、それをキャン
セルすることになる。
ステップS28で通信スイッチ38のオンが判断される
と、ステップS29で原稿載置台に原稿が有るか判断し
て、原稿がないときには、受信モーダが選択されている
として、ステップS30でNCU10に回線要求信号を出力し、
ステップS31及びステップS32でファクシミリ受信ルーチ
ンを実行し、オーディオ信号ライン17Rで終了信号を判
断し、オーディオ信号ライン17Rで終了信号が判断され
るまで、ステップS31及びステップS32のルーチンの処理
を継続する。なお、前記ファクシミリ受信ルーチンは、
公知の受信動作であるので、その説明を割愛する。
と、ステップS29で原稿載置台に原稿が有るか判断し
て、原稿がないときには、受信モーダが選択されている
として、ステップS30でNCU10に回線要求信号を出力し、
ステップS31及びステップS32でファクシミリ受信ルーチ
ンを実行し、オーディオ信号ライン17Rで終了信号を判
断し、オーディオ信号ライン17Rで終了信号が判断され
るまで、ステップS31及びステップS32のルーチンの処理
を継続する。なお、前記ファクシミリ受信ルーチンは、
公知の受信動作であるので、その説明を割愛する。
ステップS32でオーディオ信号ライン17Rで終了信号を
判断したとき、ステップS37でNCU10の回線接続制御回路
13への回線要求信号を解除し、ステップS22からのルー
チンの処理を繰返す。
判断したとき、ステップS37でNCU10の回線接続制御回路
13への回線要求信号を解除し、ステップS22からのルー
チンの処理を繰返す。
一方、ステップS28で通信スイッチ38のオンが判断さ
れ、ステップS29で原稿載置台に原稿が有ると判断した
とき、送信モードが選択されているとして、ステップS3
2でNCU10に回線要求信号を出力し、ステップS34及びス
テップS35でファクシミリ送信ルーチンを実行し、原稿
載置台に無くなるまで、ステップS34及びステップS35の
ルーチンの処理を継続する。ステップS35で原稿載置台
に原稿が無くなったことを判断すると、ステップS36で
オーディオ信号ライン17Sで終了信号を送出し、ステッ
プS37でNCU10への回線要求信号を解除し、ステップS22
からのルーチンの処理を繰返す。なお、前記ファクシミ
リ受信ルーチンは、公知の送信動作であるので、その説
明を割愛する。
れ、ステップS29で原稿載置台に原稿が有ると判断した
とき、送信モードが選択されているとして、ステップS3
2でNCU10に回線要求信号を出力し、ステップS34及びス
テップS35でファクシミリ送信ルーチンを実行し、原稿
載置台に無くなるまで、ステップS34及びステップS35の
ルーチンの処理を継続する。ステップS35で原稿載置台
に原稿が無くなったことを判断すると、ステップS36で
オーディオ信号ライン17Sで終了信号を送出し、ステッ
プS37でNCU10への回線要求信号を解除し、ステップS22
からのルーチンの処理を繰返す。なお、前記ファクシミ
リ受信ルーチンは、公知の送信動作であるので、その説
明を割愛する。
このように、本発明の実施例の電話移動機の通信状態
表示装置は、自動者電話移動機1からの下りシリアル信
号により電波受信状態の受信レベルを監視し、所定の時
間毎にその受信レベルを記憶する回線接続制御回路13が
行なうステップS5及びステップS6のルーチンの処理によ
る信号監視記憶手段と、相前後する複数の受信レベルの
差が、ファクシミリ装置60の使用限界に設定した所定の
閾値以下であるか判定する通信コントローラ30の通信制
御回路33が行なうステップS22からステップS26のルーチ
ンの処理による演算手段と、前記演算手段の判定結果が
所定の閾値以上のとき、データ送受信機能を停止させる
ステップS26の処理による機能中止制御手段と、前記演
算手段の判定結果を表示する使用可能表示39a、使用不
可表示39bからなる表示手段とを具備するものである。
表示装置は、自動者電話移動機1からの下りシリアル信
号により電波受信状態の受信レベルを監視し、所定の時
間毎にその受信レベルを記憶する回線接続制御回路13が
行なうステップS5及びステップS6のルーチンの処理によ
る信号監視記憶手段と、相前後する複数の受信レベルの
差が、ファクシミリ装置60の使用限界に設定した所定の
閾値以下であるか判定する通信コントローラ30の通信制
御回路33が行なうステップS22からステップS26のルーチ
ンの処理による演算手段と、前記演算手段の判定結果が
所定の閾値以上のとき、データ送受信機能を停止させる
ステップS26の処理による機能中止制御手段と、前記演
算手段の判定結果を表示する使用可能表示39a、使用不
可表示39bからなる表示手段とを具備するものである。
したがって、信号監視記憶手段は、常に、自動車電話
移動機1からの下りシリアル信号により電波受信状態の
受信レベルを監視し、所定の時間毎にその受信レベルを
記憶することによって、不定期に発生する電波状態を判
断する受信レベルをメモリに格納しておき、所定のタイ
ミングで通信コントローラ30の通信制御回路33に送信す
る。そして、所定のタイミングで回線接続制御回路13か
ら受信した電波状態を判断する受信レベルは、通信制御
回路33の演算手段によって、相前後する2個の受信レベ
ルの差を演算し、その演算した受信レベル差がファクシ
ミリ装置60の使用限界に設定した所定の閾値以上である
か判定し、前記受信レベル差がファクシミリ装置60の使
用限界に設定した所定の閾値以上のとき、ファクシミリ
装置60を使用しても画像品質が補償できないとして、フ
ァクシミリ装置60としての書画電伝送機能を停止させる
機能中止制御手段と、その書画伝送機能の停止が、受信
レベル差がファクシミリ装置60の使用限界に設定した所
定の閾値以上になったためであることを、表示手段であ
る使用不可表示39bを点灯することによって明示してい
る。
移動機1からの下りシリアル信号により電波受信状態の
受信レベルを監視し、所定の時間毎にその受信レベルを
記憶することによって、不定期に発生する電波状態を判
断する受信レベルをメモリに格納しておき、所定のタイ
ミングで通信コントローラ30の通信制御回路33に送信す
る。そして、所定のタイミングで回線接続制御回路13か
ら受信した電波状態を判断する受信レベルは、通信制御
回路33の演算手段によって、相前後する2個の受信レベ
ルの差を演算し、その演算した受信レベル差がファクシ
ミリ装置60の使用限界に設定した所定の閾値以上である
か判定し、前記受信レベル差がファクシミリ装置60の使
用限界に設定した所定の閾値以上のとき、ファクシミリ
装置60を使用しても画像品質が補償できないとして、フ
ァクシミリ装置60としての書画電伝送機能を停止させる
機能中止制御手段と、その書画伝送機能の停止が、受信
レベル差がファクシミリ装置60の使用限界に設定した所
定の閾値以上になったためであることを、表示手段であ
る使用不可表示39bを点灯することによって明示してい
る。
これによって、中継局の変更が必要となるエリアを走
行中に、ファクシミリ装置60の使用が必要になったとし
ても、中継局の切替のタイミングが使用不可表示39bに
よって確認できる。譬え、このときファクシミリ送信に
よって画像伝送中であったとしても、その途中に、ファ
クシミリ装置60の動作を停止させ、同時に使用不可表示
39bを点灯させることによって、無駄な電力消費及び無
駄な感熱紙等の使用を防止することができる。また、こ
のときの、使用不可表示39bの点灯は、受信側の画像品
質が良くない電波状態が発生したことをユーザに知ら
せ、ファクシミリ機能の停止がそれに基づくものである
ことを知らせ、ユーザにファクシミリ装置の故障でない
ことを知らせる。故に、ユーザは原稿の送信中であれば
再送を早急に行なうことができるし、受信中であれば再
送要求を早急に行なうことができ、情報伝達速度を早く
することができる。
行中に、ファクシミリ装置60の使用が必要になったとし
ても、中継局の切替のタイミングが使用不可表示39bに
よって確認できる。譬え、このときファクシミリ送信に
よって画像伝送中であったとしても、その途中に、ファ
クシミリ装置60の動作を停止させ、同時に使用不可表示
39bを点灯させることによって、無駄な電力消費及び無
駄な感熱紙等の使用を防止することができる。また、こ
のときの、使用不可表示39bの点灯は、受信側の画像品
質が良くない電波状態が発生したことをユーザに知ら
せ、ファクシミリ機能の停止がそれに基づくものである
ことを知らせ、ユーザにファクシミリ装置の故障でない
ことを知らせる。故に、ユーザは原稿の送信中であれば
再送を早急に行なうことができるし、受信中であれば再
送要求を早急に行なうことができ、情報伝達速度を早く
することができる。
また、特に、本願発明者等の実験によれば、受信レベ
ルが連続低下していても、ファクシミリ信号としては正
常に送受信でき、受信レベルが高くても、それが急変す
る場合には画像品質が急変することが確認されており、
本実施例のように、ファクシミリ通信機能停止中及び通
信状態表示ランプの点灯時には、書画伝送を停止させる
から、通信状態の信頼性を高めることができる。
ルが連続低下していても、ファクシミリ信号としては正
常に送受信でき、受信レベルが高くても、それが急変す
る場合には画像品質が急変することが確認されており、
本実施例のように、ファクシミリ通信機能停止中及び通
信状態表示ランプの点灯時には、書画伝送を停止させる
から、通信状態の信頼性を高めることができる。
ところで、上記実施例の電話移動機からの下りシリア
ル信号により電波受信状態の受信レベルを監視し、所定
の時間毎にその受信レベルを記憶する信号監視記憶手段
としては、自動車電話移動機1からの下りシリアル信号
により電波受信状態の受信レベルを監視し、所定の時間
毎にその受信レベルを記憶する回線接続制御回路13が行
なうステップS5及びステップS6のルーチンの処理による
手段としている。しかし、本発明を実施する場合には、
自動車電話移動機1は自動車用に限定されるものではな
く、携帯電話等の電話移動機に使用できる。また、電話
移動機と接続される通信装置はファクシミリ装置に限定
されるものではなく、パソコン通信等のようなデータ送
受信を行なう通信装置一般にも使用できる。
ル信号により電波受信状態の受信レベルを監視し、所定
の時間毎にその受信レベルを記憶する信号監視記憶手段
としては、自動車電話移動機1からの下りシリアル信号
により電波受信状態の受信レベルを監視し、所定の時間
毎にその受信レベルを記憶する回線接続制御回路13が行
なうステップS5及びステップS6のルーチンの処理による
手段としている。しかし、本発明を実施する場合には、
自動車電話移動機1は自動車用に限定されるものではな
く、携帯電話等の電話移動機に使用できる。また、電話
移動機と接続される通信装置はファクシミリ装置に限定
されるものではなく、パソコン通信等のようなデータ送
受信を行なう通信装置一般にも使用できる。
また、上記実施例の相前後する複数の受信レベルの差
が、使用限界に設定した所定の閾値以上であるか判定す
る演算手段は、相前後する複数の受信レベルの差がファ
クシミリ装置60の使用限界に設定した所定の閾値以下で
あるか判定する通信コトローラ30の通信制御回路33が行
なうステップS22からステップS26のルーチンの処理によ
る手段としている。しかし、本発明を実施する場合に
は、受信レベル差の閾値は、使用するデータ通信装置の
種類に応じた所定の閾値とすることができる。また、こ
の際、比較する受信レベルは、2つの受信レベルとした
が、更に複数の受信レベルを判断し、これからの通信状
態を推定する要件を附加することもできる。
が、使用限界に設定した所定の閾値以上であるか判定す
る演算手段は、相前後する複数の受信レベルの差がファ
クシミリ装置60の使用限界に設定した所定の閾値以下で
あるか判定する通信コトローラ30の通信制御回路33が行
なうステップS22からステップS26のルーチンの処理によ
る手段としている。しかし、本発明を実施する場合に
は、受信レベル差の閾値は、使用するデータ通信装置の
種類に応じた所定の閾値とすることができる。また、こ
の際、比較する受信レベルは、2つの受信レベルとした
が、更に複数の受信レベルを判断し、これからの通信状
態を推定する要件を附加することもできる。
そして、上記実施例の演算手段の判定結果を表示が閾
値以上のとき、データ送受信機能を停止させる機能通中
止制御手段は、演算手段の判定結果がファクシミリ装置
60の使用限界に設定した所定の閾値以上のとき、ファク
シミリ装置60としての書画伝送機能を停止させる手段で
あるが、本発明を実施する場合には、上記実施例のファ
クシミリ通信機能の停止に限定されるものではなく、デ
ータ伝送の際に受信レベル差が影響するものであるか
ら、データ送受信機能を停止させればよい。
値以上のとき、データ送受信機能を停止させる機能通中
止制御手段は、演算手段の判定結果がファクシミリ装置
60の使用限界に設定した所定の閾値以上のとき、ファク
シミリ装置60としての書画伝送機能を停止させる手段で
あるが、本発明を実施する場合には、上記実施例のファ
クシミリ通信機能の停止に限定されるものではなく、デ
ータ伝送の際に受信レベル差が影響するものであるか
ら、データ送受信機能を停止させればよい。
更に、上記実施例の演算手段の判定結果を表示する表
示手段は、使用可能表示39a、使用不可表示39bからなる
ものである。しかし、本発明を実施する場合には、使用
可能表示39aまたは使用不可表示39bの一方のみとするこ
とができる。また、可視的表示手段と共に可聴的表示手
段を並設することもできる。または可聴的表示手段とす
ることもできる。
示手段は、使用可能表示39a、使用不可表示39bからなる
ものである。しかし、本発明を実施する場合には、使用
可能表示39aまたは使用不可表示39bの一方のみとするこ
とができる。また、可視的表示手段と共に可聴的表示手
段を並設することもできる。または可聴的表示手段とす
ることもできる。
更にまた、上記実施例の信号監視記憶手段と演算手段
及び機能中止制御手段は、NCU10側の回線接続制御回路1
3が行なう信号監視記憶手段と、ファクシミリ装置60を
構成する通信コントローラ30の通信制御回路33による演
算手段とを機能中止制御手段とを用いているが、本発明
を実施する場合には、電話移動機からの下りシリアル信
号により受信レベルデータを監視し、所定の時間毎にそ
の受信レベルを記憶し、その相前後する受信レベルの差
が、使用限界に設定した所定の閾値以上であるか判定
し、データ送受信の機能を停止する手段として、一つの
マイクロコンピュータ等の回路で構成することもでき
る。また、格納する間隔は電話移動機の種類、使用され
る環境によって任意に設定することができる。
及び機能中止制御手段は、NCU10側の回線接続制御回路1
3が行なう信号監視記憶手段と、ファクシミリ装置60を
構成する通信コントローラ30の通信制御回路33による演
算手段とを機能中止制御手段とを用いているが、本発明
を実施する場合には、電話移動機からの下りシリアル信
号により受信レベルデータを監視し、所定の時間毎にそ
の受信レベルを記憶し、その相前後する受信レベルの差
が、使用限界に設定した所定の閾値以上であるか判定
し、データ送受信の機能を停止する手段として、一つの
マイクロコンピュータ等の回路で構成することもでき
る。また、格納する間隔は電話移動機の種類、使用され
る環境によって任意に設定することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明の電話移動機の通信状態表示装
置は、信号監視記憶手段によって、電話移動機からの下
りシリアル信号により電波受信状態の受信レベルを監視
し、所定の時間毎にその受信レベルを記憶し、その相前
後する受信レベル差を、演算手段で使用限界に設定した
所定の閾値以上であるか判定し、その演算結果が所定の
閾値以上のとき、機能中止制御手段によってデータの送
受信機能を停止させると共に、その演算手段の判定結果
を表示手段に表示するものである。
置は、信号監視記憶手段によって、電話移動機からの下
りシリアル信号により電波受信状態の受信レベルを監視
し、所定の時間毎にその受信レベルを記憶し、その相前
後する受信レベル差を、演算手段で使用限界に設定した
所定の閾値以上であるか判定し、その演算結果が所定の
閾値以上のとき、機能中止制御手段によってデータの送
受信機能を停止させると共に、その演算手段の判定結果
を表示手段に表示するものである。
したがって、演算手段では信号監視記憶手段が得た相
前後する受信レベルの差を比較し、受信レベル差が所定
の閾値以上のときには、通信データに誤り発生確率が高
くなるから、データの送受信機能を一時停止させること
によって誤り発生確率の高いデータ送受信を早急に停止
し、データ送受信に入るのを阻止し、それと共にその状
態を表示手段で表示してユーザに知らせることができ
る。
前後する受信レベルの差を比較し、受信レベル差が所定
の閾値以上のときには、通信データに誤り発生確率が高
くなるから、データの送受信機能を一時停止させること
によって誤り発生確率の高いデータ送受信を早急に停止
し、データ送受信に入るのを阻止し、それと共にその状
態を表示手段で表示してユーザに知らせることができ
る。
故に、中継局の変更が必要となる周波数の異なるエリ
アを移動中に、データ送受信が必要になったとしても、
中継局の切替タイミングが表示によって確認でき、譬
え、このときデータ送受信中であったとしても、その途
中に、データ送受信動作を停止させ、同時に表示によっ
て、無駄な電力消費及び無駄な感熱紙等の記録紙の使用
を防止することができる。また、このときの、表示は受
信側の画像品質が良くない電波状態が発生し、データ送
受信停止がそれに基づくものであること、及びユーザに
データ送受信を行なう装置の故障でないことを知らせる
ことができ、ユーザは原稿の送信中であれば再送を早急
に行なうことができるし、受信中であれば再送要求を早
急に行なうことができ、情報伝達速度を早くすることが
できる。
アを移動中に、データ送受信が必要になったとしても、
中継局の切替タイミングが表示によって確認でき、譬
え、このときデータ送受信中であったとしても、その途
中に、データ送受信動作を停止させ、同時に表示によっ
て、無駄な電力消費及び無駄な感熱紙等の記録紙の使用
を防止することができる。また、このときの、表示は受
信側の画像品質が良くない電波状態が発生し、データ送
受信停止がそれに基づくものであること、及びユーザに
データ送受信を行なう装置の故障でないことを知らせる
ことができ、ユーザは原稿の送信中であれば再送を早急
に行なうことができるし、受信中であれば再送要求を早
急に行なうことができ、情報伝達速度を早くすることが
できる。
第1図は本発明の一実施例の電話移動機の通信状態表示
装置の全体構成図、第2図は本発明の一実施例の電話移
動機の通信状態表示装置の表示パネルの要部平面図、第
3図は本発明の一実施例の電話移動機の通信状態表示装
置の回線接続制御回路のフローチャート、第4図及び第
5図は本発明の一実施例の電話移動機械の通信状態表示
装置の通信制御回路のフローチャートである。 図において、 1:自動車電話移動機 2:ハンドセット 10:回線制御装置(NCU) 13:回線接続制御回路 18R:下りシリアル信号 18S:上りシリアル信号 30:通信コントローラ 33:通信制御回路 60:ファクシミリ装置 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。
装置の全体構成図、第2図は本発明の一実施例の電話移
動機の通信状態表示装置の表示パネルの要部平面図、第
3図は本発明の一実施例の電話移動機の通信状態表示装
置の回線接続制御回路のフローチャート、第4図及び第
5図は本発明の一実施例の電話移動機械の通信状態表示
装置の通信制御回路のフローチャートである。 図において、 1:自動車電話移動機 2:ハンドセット 10:回線制御装置(NCU) 13:回線接続制御回路 18R:下りシリアル信号 18S:上りシリアル信号 30:通信コントローラ 33:通信制御回路 60:ファクシミリ装置 である。 なお、図中、同一符号及び同一記号は同一または相当部
分を示すものである。
Claims (1)
- 【請求項1】電話移動機からの下りシリアル信号により
電波受信状態の受信レベルを監視し、所定の時間毎にそ
の受信レベルを記憶する信号監視記憶手段と、 相前後する受信レベルの差が、所定の閾値以上であるか
判定する演算手段と、 前記演算手段の判定結果が所定の閾値以上のとき、デー
タ送受信機能を停止させる機能中止制御手段と、 前記演算手段の判定結果を表示する表示手段とを具備す
ることを特徴とする電話移動機の通信状態表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2085121A JP2852325B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 電話移動機の通信状態表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2085121A JP2852325B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 電話移動機の通信状態表示装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03284031A JPH03284031A (ja) | 1991-12-13 |
JP2852325B2 true JP2852325B2 (ja) | 1999-02-03 |
Family
ID=13849800
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2085121A Expired - Fee Related JP2852325B2 (ja) | 1990-03-30 | 1990-03-30 | 電話移動機の通信状態表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2852325B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001224068A (ja) | 2000-02-09 | 2001-08-17 | Nec Shizuoka Ltd | 通信装置及びその通信方法 |
-
1990
- 1990-03-30 JP JP2085121A patent/JP2852325B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03284031A (ja) | 1991-12-13 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |