JPH0514667A - フアクシミリ通信制御装置 - Google Patents

フアクシミリ通信制御装置

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JPH0514667A
JPH0514667A JP3164771A JP16477191A JPH0514667A JP H0514667 A JPH0514667 A JP H0514667A JP 3164771 A JP3164771 A JP 3164771A JP 16477191 A JP16477191 A JP 16477191A JP H0514667 A JPH0514667 A JP H0514667A
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JP
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transmission
voltage
communication control
voltage value
battery
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JP3164771A
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Tetsuya Kagawa
哲也 香川
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Ricoh Co Ltd
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Ricoh Co Ltd
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  • Communication Control (AREA)
  • Maintenance And Management Of Digital Transmission (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 送信側で受信側の電源電圧値と規定の電圧値
を比較して送信の可否を判定することにより、正常に通
信できないことによる無駄な時間と通話料を削減し、操
作性および信頼性を向上するファクシミリ通信制御装置
を提供することを目的としている。 【構成】 残量算出手段22は、受信側から通知された
電圧値によりバッテリ19の残量を算出する。電圧値を
そのまま残量とする場合、送信可否判定手段23は、該
電圧値を規定の電圧値、例えば図1(b)に示す公称電
圧値と比較して、送信の可否を判定する。この送信可否
判定手段23により該電圧値が公称電圧値より高いと判
定された場合に、前記通信制御部13は送信を継続し、
低いと判定された場合には送信を中止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電池を電源とするファク
シミリ通信制御装置に関し、特に受信側の電池容量を推
定して送信の可否を判断するファクシミリ通信制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、通信端末(例えばファクシミリ装
置)の間で、ある特定のプロトコルによるデータの交信
により、標準化されていない独自の処理を実行できるフ
ァクシミリ通信制御装置が多用されている。従来のこの
種のファクシミリ通信制御装置としては、例えば特開昭
63−232547号公報等に記載されたものがあり、
相手先に特別な処理を行なわせることにより、装置の多
機能化が図られている。
【0003】また一方で、近年、ファクシミリ装置にあ
っては、電池駆動によるものが提案されており、電池駆
動による機動性の向上が図られている。電池を電源とし
た場合、例えばコンピュータシステムにおいては、電池
の容量切れによるシステムの誤動作やCPUの暴走を防
ぐため、電池の電圧がある程度低下したところでシステ
ムを停止させて保護を行なうのが普通である。これは電
池を電源とした場合のファクシミリ装置においても重要
な点である。
【0004】ファクシミリ装置では、主な機能として原
稿の送信と受信が上げられるが、送信においては、原稿
を搬送するモータ、あるいは原稿の読取手段として装備
されるスキャナの原稿照明、等に電力が多く必要であ
る。また、受信においては、記録紙を搬送するモータ、
あるいは記録紙への印字手段であるサーマルヘッド、等
に電力が多く使われる。
【0005】ここで、ファクシミリ装置では通常、送信
するときには原稿をファクシミリ装置の原稿トレイまで
運ぶため、このときにファクシミリ装置の状態(例えば
電池不足)が判断できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これに対して受信で
は、通常は回線に接続されているとき着呼があると、自
動受信が始まるため、送信側にとって受信側のファクシ
ミリ装置の状態すなわち電池容量が不明であり、容量不
足の場合には送信の途中で切れてしまうという欠点があ
った。
【0007】特に、サーマルヘッドでの電力の消費量
は、送信時の原稿照明と比べると非常に多いため、上記
欠点が懸念されているにもかかわらず、従来のファクシ
ミリ通信制御装置にあっては、受信側の電池容量を確認
する手段がなかった。そこで、請求項1記載の発明は、
送信側で受信側の電源電圧値と規定の電圧値を比較して
送信の可否を判定することにより、正常に通信できない
ことによる無駄な時間と通話料を削減し、操作性および
信頼性を向上するファクシミリ通信制御装置を提供する
ことを目的としている。
【0008】また、請求項2記載の発明は、送信ドット
数と印字可能ドット数を比較して送信の可否を判定する
ことにより、送信原稿のページ単位に送信の可否を判定
できるファクシミリ通信制御装置を提供することを目的
としている。また、請求項3記載の発明は、電池容量の
低下により送信を中止する旨を画像通知するファクシミ
リ通信制御装置を提供することを目的としている。
【0009】また、請求項4記載の発明は、電池容量の
低下により送信を中止する場合に会話予約することによ
り、送信中止の理由を受信側に会話通知できるファクシ
ミリ通信制御装置を提供することを目的としている。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記目的を達成するために、電源電池により駆動される
ファクシミリ通信制御装置であって、電源電池の電圧を
任意のタイミングで測定する電圧測定手段と、測定した
電圧値をプロトコルで送信側に通知する通知手段と、電
圧値を通知された送信側にて該電圧値に基づいて受信側
での電源電池の残量を算出する残量算出手段と、算出さ
れた残量を規定の値と比較して送信の可否を判定する送
信可否判定手段と、この通信可否の判定結果に応じて送
信を継続または中止する通信制御部と、を備えたことを
特徴とする。
【0011】また、請求項2記載の発明は、上記目的を
達成するために、電源電池により駆動されるファクシミ
リ通信制御装置であって、電源電池の電圧を任意のタイ
ミングで測定する電圧測定手段と、測定した電圧値をプ
ロトコルで送信側に通知する通知手段と、電圧値を通知
された送信側にて該電圧値に基づいて受信側での印字可
能な黒ドット数を算出する印字可能ドット数算出手段
と、送信側のスキャナによって読み込まれた送信原稿の
画情報の黒ドット数を計数する送信ドット数計数手段
と、この送信ドット数を前記印字可能ドット数と比較し
て送信の可否を判定する送信可否判定手段と、この通信
可否の判定結果に応じて送信を継続または中止する通信
制御部と、を備えたことを特徴とする。
【0012】また、請求項3記載の発明は、上記目的を
達成するために、送信を中止する前に送信側から受信側
に向けて画像により電池容量の低下を通知することを特
徴とする。また、請求項4記載の発明は、上記目的を達
成するために、送信を中止する前に送信側から受信側に
向けてプロトコルで会話予約を通知することを特徴とす
るものである。
【0013】
【作用】上記構成を有する請求項1記載の発明において
は、電圧測定手段により電源電池の電圧を任意のタイミ
ングで測定し、測定した電圧値を通知手段によりプロト
コルで送信側に通知する。電圧値を通知された送信側で
は、残量算出手段により該電圧値に基づいて受信側での
電源電池の残量を算出し、算出された残量を送信可否判
定手段により規定の値と比較して送信の可否を判定し、
この通信可否の判定結果に応じて通信制御部により送信
を継続または中止する。
【0014】また、上記構成を有する請求項2記載の発
明においては、電圧測定手段により電源電池の電圧を任
意のタイミングで測定し、測定した電圧値を通知手段に
よりプロトコルで送信側に通知する。電圧値を通知され
た送信側では、印字可能ドット数算出手段により該電圧
値に基づいて受信側での印字可能な黒ドット数を算出
し、また送信ドット数計数手段により送信側のスキャナ
によって読み込まれた送信原稿の画情報の黒ドット数を
計数する。次いで、この送信ドット数を送信可否判定手
段により前記印字可能ドット数と比較して送信の可否を
判定し、この通信可否の判定結果に応じて通信制御部に
より送信を継続または中止する。
【0015】また、上記構成を有する請求項3記載の発
明においては、送信を中止する前に送信側から受信側に
向けて画像により電池容量の低下を通知する。また、上
記構成を有する請求項4記載の発明においては、送信を
中止する前に送信側から受信側に向けてプロトコルで会
話予約を通知する。
【0016】
【実施例】以下、本発明を実施例に基づいて説明する。
図1は請求項1〜4いずれかに記載の発明の一実施例に
係るファクシミリ通信制御装置を示す構成図であり、同
図(a)はそのシステム構成図、同図(b)はその電源
電池の放電特性図である。
【0017】まず、構成を説明する。図1(a)におい
て、スキャナ11は、例えば送信原稿を読み込む読取手
段であり、スキャナ11により読み込まれた送信原稿の
画像データは、符号化復号化部12によって符号化およ
び圧縮されて送信される。なお、受信原稿の画像データ
は、符号化復号化部12により復号化および伸長され
る。通信制御部13は、通信プロトコルを実行する。モ
デム14は、通信データを変調および復調する。網制御
部15は、回線に接続され回線からの信号の検出および
回線上に信号の送出を行なう。操作表示部16は、各種
操作キーおよび表示機器を有し、利用者とのコミュニケ
ーションが図られる。
【0018】FCU(Facsimile Control Unit)として
のシステム制御部17は、所定のファクシミリの動作を
制御すると共に、本実施例特有の通信制御を行なう。プ
ロッタ18は、スキャナ11により読み込まれた送信原
稿または受信原稿等の画像データに基づいて原稿画像を
印字出力する。電源電池(バッテリ)19の電圧は、電
源回路20を介して安定化され、また変圧されて、シス
テム制御部17、大電力が必要なプロッタ18のサーマ
ルヘッド等の各部位に供給される。
【0019】図1(b)はニッカドバッテリの放電特性
図であり、このニッカドバッテリは繰り返し充放電でき
ることからバッテリ19として使用されることが多い。
通常、1個のニッカドバッテリの公称電圧は、図示のよ
うに1.2Vである。充電完了直後は、公称電圧よりも
電圧値が若干高い。使用していると、図示のVA、VB
Cのような曲線をたどり、公称電圧を過ぎる辺りから
急激に降下していく。なお、図中、VTHは、例えばシス
テム制御部17に用いられている素子等の動作を保証す
るしきい値電圧である。
【0020】ここで、バッテリ19の電圧は、電源回路
20を介さずに、電圧測定手段としてのA/D変換回路
21により、任意のタイミングでデジタル化されて測定
される。このように、本実施例では、システムで必要な
電圧のしきい値VTHよりも上か下かだけの判断だけでな
く、電源電圧を直接A/D変換し、その電圧値を送信側
に通知するものである。
【0021】前記A/D変換回路21により測定された
バッテリ19の電圧値は、前記通信制御部13を通知手
段として、所定のプロトコルで送信側に通知される。こ
のプロトコルのフレームを図2(a)に示す。通常、受
信側では、CCITT(国際電信電話諮問委員会)で決
められている標準のフレームと、同じメーカー同士で通
信を行なうときに使える自社モードフレームとを受信開
始時に送出している。標準フレームとしては、例えば自
機の機能を通知するデジタル識別信号DIS(Digital
Identification Signal)や、自機の電話番号を通知す
る被呼端末識別信号CSI(Called Subscriber Identi
fication)等がある。また、同じメーカー同士で通信を
行なうときに使える自社モードフレームとしては、非標
準機能識別信号NSF(Non-Standard Facilities)が
あり、本実施例ではNSF(A)で自機の機能を通知
し、NSF(B)で前記バッテリ19の電圧値を通知す
るものとする。なお、NSF(A)は同期をとるシンク
ロナイゼーション用フラグに続いて送出され、各フレー
ムはそれぞれ図示のような所定のフラグにより連結され
ている。
【0022】送信側では、図2(a)に示す非標準機能
識別信号NSF(B)を解読することにより、以下のよ
うに動作する。図1(a)において、残量算出手段22
は、受信側から通知された電圧値をそのまま残量とする
場合と、該電圧値に基づいて受信側伝印字可能な黒ドッ
ト数を残量として算出する(印字可能ドット数算出手
段)場合との2通りがある。電圧値をそのまま残量とす
る場合、送信可否判定手段23は、該電圧値を規定の電
圧値、例えば図1(b)に示す公称電圧値と比較して、
送信の可否を判定する。この送信可否判定手段23によ
り該電圧値が公称電圧値より高いと判定された場合に、
前記通信制御部13は送信を継続し、低いと判定された
場合には送信を中止する。
【0023】このように、本実施例においては、受信側
のバッテリ19の電位を送信側で検出することができ、
送信側で送信の可否を判定できるので、オペレータの操
作性が向上し、また途中で受信印字できないことによる
エラーが発生し難いので、信頼性が向上する。また、残
量算出手段22により受信側での印字可能ドット数を算
出した場合、前記送信可否判定手段22は、まず送信ド
ット数計数手段として、送信側のスキャナによって読み
込まれた送信原稿の画情報の黒ドット数を計数し、続い
て、送信ドット数と前記印字可能ドット数とを比較して
送信の可否を判定する。送信可否の判定は、前記印字可
能ドット数が送信ドット数よりも多い場合は送信可と判
定し、少ない場合は送信不可と判定する。
【0024】このように、本実施例においては、受信側
のバッテリ19の電位に応じて送信原稿を最大限可能な
ページ数まで送信できるので、信頼性が向上する。図2
(b)は送信中止の通信フローを示すもので、受信側
(Rx)から送信側(Tx)に向けて、被呼端末識別信
号CED(Called StationIdentification)が送出され
た後、図2(a)で示したフレームが送出される。送信
側で、前記送信可否判定により送信の中止が決定される
と、送信側から受信側に向けて切断命令信号DCN(Di
sconnect)が送出され、回線が切断される。
【0025】また、本実施例においては、送信を中止し
た場合に、図2(c)に示すようなメッセージをプロッ
タ18または走査表示部16により出力し、送信側のオ
ペレータに送信中止を報知する。このように、送信の中
断を送信側に印字することで、オペレータが事後に確認
することとができ、操作性が向上する。このとき、本実
施例においては、送信を中止する前に送信側から受信側
に向けて、図3(a)に示すようなメッセージを通知
し、画像により電池容量の低下を通知する。
【0026】このように、本実施例においては、送信途
中での電位の低下により送信を中断したとき、受信側に
対してバッテリ19の電圧低下を画像により通知するこ
とができ、操作性および信頼性が向上する。さらに、本
実施例においては、上記のような画像によるメッセージ
を通知できない程度に受信側の電源電圧が低下している
場合、または送信可否判定により送信中止が決定された
時点で、送信を中止する前に送信側から受信側に向けて
プロトコルで会話予約を通知する。会話予約の通信フロ
ーは図3(b)に示され、例えば送信原稿の画像データ
PIXを送出した後に、送信中止を決定した場合は、手
順中断EOM信号(Procedure Interrupt-End of Messa
ge)を送出する。この手順中断EOM信号は、メッセー
ジ終了信号EOM(End ofMessage)と同様な命令であ
るが、扱者の介在を要求する信号であり、会話予約の信
号となる。送信側は、受信側からメッセージ確認信号M
CF(Message Confirmation)の応答を待って、切断命
令信号DCNを送出し、送信を中止する。
【0027】このように、本実施例においては、送信途
中で電位の低下により送信を中断するとき、受信側に対
して会話予約するので、バッテリ19の容量低下を会話
で通知でき、バッテリ19を即座に交換するよう要請で
きるので、送信の続行または中断時間の最小化を実現で
き、操作性および信頼性を向上できる。なお、以上の制
御では、プロトコルのビットアサインによるものを実施
例として上げたが、図4に示すように、トーン信号(Ba
ttery Tone)により受信側の電源電池の電圧値または残
量を通知しても構わない。なお、図中、NSSは非標準
機能設定信号(Non-Standard Facilities Set-up)、T
CFはトレーニングチェック(Training Check)、CF
Rは受信準備確認信号(Confirmation to Receive)で
ある。
【0028】次に、作用を説明する。まず、図5にした
がって受信側の通信制御フローを説明する。受信が始ま
ると(ステップS1)、バッテリ19の電圧値をA/D
変換回路21により測定する(ステップS2)。測定電
圧が前記公称電圧以上であれば(ステップS3)、被呼
端末識別信号CEDを送信側に応答し(ステップS
4)、受信を開始する。
【0029】受信は、被呼端末識別信号CED送出後、
図2(a)に示したように、非標準機能識別信号NS
F、被呼端末識別信号CSI、およびデジタル識別信号
DISを送出し(ステップS5)、切断命令信号DCN
または非標準機能設定信号NSSいずれかの受信を待機
し(ステップS6、S7)、非標準機能設定信号NSS
を受信したらトレーニングチェックTCFにより受信シ
ーケンスをチェックする(ステップS8)。
【0030】チェック後、画情報の受信を行ないながら
プロッタ18により画像の印字を行なう(ステップS
9)。なお、印字中もA/D変換回路21によるバッテ
リ19の電圧チェックが行なわれている(ステップS1
0)。その後、受信データが終了したら(ステップS1
1)、受信品質の評価を行ない(ステップS12)、O
Kならばメッセージ確認信号MCF(ステップS1
3)、NGならばリトレーニング否定信号RTN(ステ
ップS14)をそれぞれ送信する。そして、次ページが
あれば(ステップS15)、ステップS9からの処理を
繰り返す。
【0031】一方、ステップS10の判断で、画像受信
の最中でバッテリ19の容量がなくなったら、手順中断
否定信号PIN(Procedure Interrupt Positive)を送
信し(ステップS16)、電圧異常になったことを表示
またはアラーム等によりオペレータに通知する(ステッ
プS17)。なお、ステップS3の判断でメインフロー
から抜けた場合も、電圧異常を表示する。
【0032】次に、図6にしたがって送信側の通信制御
フローを説明する。送信が始まると(ステップP1)、
受信側からの非標準機能識別信号NSF、被呼端末識別
信号CSI、およびデジタル識別信号DISを受信して
(ステップP2)、図2(a)に示した非標準機能識別
信号NSF(B)からバッテリ19がOKならば(ステ
ップP3)、非標準機能設定信号NSSを送信し(ステ
ップP4)、送信を開始する。
【0033】送信は、トレーニングチェックTCFによ
り送信シーケンスをチェックした後(ステップP5)、
原稿を送信する(ステップP6)。このとき、送信可否
判定手段23により送信原稿の黒ドット数が計数される
(ステップP7)。なお、1通信での黒ドット数は、ペ
ージをまたがっていても計数し続け、1ページの送信が
終る度に(ステップP8)、図1(b)の放電特性から
受信側のバッテリ19の容量がどの程度減少したのかを
算出して(ステップP9)、余裕があれば(ステップP
10)、次ページの送信を行なう(ステップP11)。
【0034】一方、ステップP10の判断でバッテリ1
9に余裕がなければ、バッテリ19が少ないことを、図
3(a)のような画像メッセージにより通知し(ステッ
プP12)、プロトコル上でも会話予約を通知する(ス
テップP13)。なお、ステップP3の判断で、通信開
始直後にバッテリ19の電圧値が低いときには、図2
(c)に示すような送信不可能メッセージを送信側のオ
ペレータに報知する(ステップP14)。
【0035】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明に係るファクシミリ通信制御装置によれば、電圧値を
通知された送信側では、該電圧値に基づいて受信側での
電源電池の残量を算出し、算出された残量を送信可否判
定手段により規定の値と比較して送信の可否を判定し、
この通信可否の判定結果に応じて通信制御部により送信
を継続または中止するので、オペレータの操作性が向上
し、また途中で受信印字できないことによるエラーが発
生し難いので、信頼性が向上する。
【0036】また、請求項2記載の発明に係るファクシ
ミリ通信制御装置によれば、電圧値を通知された送信側
では、該電圧値に基づいて算出した印字可能ドット数
と、送信ドット数とを比較して送信の可否を判定し、こ
の通信可否の判定結果に応じて通信制御部により送信を
継続または中止するので、受信側のバッテリ19の電位
に応じて送信原稿を最大限可能なページ数まで送信で
き、信頼性が向上する。
【0037】また、請求項3記載の発明に係るファクシ
ミリ通信制御装置によれば、送信を中止する前に送信側
から受信側に向けて画像により電池容量の低下を通知す
るので、操作性および信頼性が向上する。また、請求項
4記載の発明に係るファクシミリ通信制御装置によれ
ば、送信を中止する前に送信側から受信側に向けてプロ
トコルで会話予約を通知するので、電源電池の容量低下
を会話で通知でき、電源電池を即座に交換するよう要請
できるので、送信の続行または中断時間の最小化を実現
でき、操作性および信頼性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1〜4いずれかに記載の発明の一実施例
に係るファクシミリ通信制御装置を示す構成図であり、
同図(a)はそのシステム構成図、同図(b)はその電
源電池の放電特性図である。
【図2】実施例の動作を説明するための図であり、同図
(a)は電圧値の通知フレーム、同図(b)は送信を中
止する通信フロー、同図(c)は送信を中止した際の送
信側利用者に向けたメッセージの一例を示す。
【図3】送信中止の動作を説明するための図であり、同
図(a)は画像通知メッセージの一例、同図(b)は会
話予約の通信フローの一例を示す。
【図4】トーン信号による電源電圧を通知する通信フロ
ーを示す図である。
【図5】本実施例における受信側の処理を示すフローチ
ャートである。
【図6】本実施例における送信側の処理を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
13 通信制御部(通知手段) 19 電源電池(バッテリ) 21 A/D変換回路(電圧測定手段) 22 残量算出手段 23 送信可否判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04L 29/14 H04M 11/00 302 7117−5K H04N 1/00 C 4226−5C 1/32 Z 2109−5C // H01M 10/48 P 8939−4K

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電源電池により駆動されるファクシミリ通
    信制御装置であって、 電源電池の電圧を任意のタイミングで測定する電圧測定
    手段と、 測定した電圧値をプロトコルで送信側に通知する通知手
    段と、 電圧値を通知された送信側にて該電圧値に基づいて受信
    側での電源電池の残量を算出する残量算出手段と、 算出された残量を規定の値と比較して送信の可否を判定
    する送信可否判定手段と、 この通信可否の判定結果に応じて送信を継続または中止
    する通信制御部と、を備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ通信制御装置。
  2. 【請求項2】電源電池により駆動されるファクシミリ通
    信制御装置であって、 電源電池の電圧を任意のタイミングで測定する電圧測定
    手段と、 測定した電圧値をプロトコルで送信側に通知する通知手
    段と、 電圧値を通知された送信側にて該電圧値に基づいて受信
    側での印字可能な黒ドット数を算出する印字可能ドット
    数算出手段と、 送信側のスキャナによって読み込まれた送信原稿の画情
    報の黒ドット数を計数する送信ドット数計数手段と、 この送信ドット数を前記印字可能ドット数と比較して送
    信の可否を判定する送信可否判定手段と、 この通信可否の判定結果に応じて送信を継続または中止
    する通信制御部と、を備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ通信制御装置。
  3. 【請求項3】送信を中止する前に送信側から受信側に向
    けて画像により電池容量の低下を通知することを特徴と
    する請求項1または2記載のファクシミリ通信制御装
    置。
  4. 【請求項4】送信を中止する前に送信側から受信側に向
    けてプロトコルで会話予約を通知することを特徴とする
    請求項1〜3いずれかに記載のファクシミリ通信制御装
    置。
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JP3164771A Pending JPH0514667A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 フアクシミリ通信制御装置

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JP (1) JPH0514667A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014235609A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 株式会社堀場製作所 運行管理システム、運行記録装置、及び管理プログラム

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JP2014235609A (ja) * 2013-06-03 2014-12-15 株式会社堀場製作所 運行管理システム、運行記録装置、及び管理プログラム

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