JPH07162644A - ファクシミリ装置のモデム制御方式 - Google Patents
ファクシミリ装置のモデム制御方式Info
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- JPH07162644A JPH07162644A JP5306960A JP30696093A JPH07162644A JP H07162644 A JPH07162644 A JP H07162644A JP 5306960 A JP5306960 A JP 5306960A JP 30696093 A JP30696093 A JP 30696093A JP H07162644 A JPH07162644 A JP H07162644A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は、ファクシミリ装置のモデム制御方
式に関し、送信されたV21信号および高速キャリアの
少なくとも一方の信号に基づいてAGC値およびアイ品
質モニタ情報を含むモデム情報をレベル測定部により測
定し、この受信レベルに基づいて適切な送信レベルを設
定することで、最初のTCF信号の送信時点から適切な
送信レベルや通信速度を設定できるファクシミリ装置の
モデム制御方式を提供することを目的としている。 【構成】 着端末(RX)が、発端末(TX)から送信
されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方
の信号に基づいて自動利得制御電圧情報(AGC値)お
よびアイ品質モニタ情報(EQM値)を含むモデム情報
をレベル測定部により測定する。次に、着端末(RX)
が、レベル測定部により測定されたモデム情報をMCF
信号に付加して発端末(TX)に送信するように構成す
る。
式に関し、送信されたV21信号および高速キャリアの
少なくとも一方の信号に基づいてAGC値およびアイ品
質モニタ情報を含むモデム情報をレベル測定部により測
定し、この受信レベルに基づいて適切な送信レベルを設
定することで、最初のTCF信号の送信時点から適切な
送信レベルや通信速度を設定できるファクシミリ装置の
モデム制御方式を提供することを目的としている。 【構成】 着端末(RX)が、発端末(TX)から送信
されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方
の信号に基づいて自動利得制御電圧情報(AGC値)お
よびアイ品質モニタ情報(EQM値)を含むモデム情報
をレベル測定部により測定する。次に、着端末(RX)
が、レベル測定部により測定されたモデム情報をMCF
信号に付加して発端末(TX)に送信するように構成す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ装置の送
信レベルおよび通信速度の自動調節方法に関し、特に、
送信レベルや通信速度の決定するファクシミリ装置の送
信レベルおよび通信速度の自動調節方法に関する。
信レベルおよび通信速度の自動調節方法に関し、特に、
送信レベルや通信速度の決定するファクシミリ装置の送
信レベルおよび通信速度の自動調節方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファクシミリ装置の送信レベルお
よび通信速度の自動調節方法については、特開平2−9
264号公報記載の「ファクシミリ方式」が報告されて
いる。このものは、TCF信号を受信する期間中のAG
C値や誤りビット情報を送信側ファクシミリ装置に通知
することにより、送信側で送信レベルや通信速度を決定
するものである。
よび通信速度の自動調節方法については、特開平2−9
264号公報記載の「ファクシミリ方式」が報告されて
いる。このものは、TCF信号を受信する期間中のAG
C値や誤りビット情報を送信側ファクシミリ装置に通知
することにより、送信側で送信レベルや通信速度を決定
するものである。
【0003】また従来、G3ファクシミリ装置において
は、送信レベルは固定値に設定され、また、通信速度は
TCF信号を2回送出した後に、再度FTT信号を受信
した場合には、通信速度を1段下げて決定していた。
は、送信レベルは固定値に設定され、また、通信速度は
TCF信号を2回送出した後に、再度FTT信号を受信
した場合には、通信速度を1段下げて決定していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
「ファクシミリ方式」において、マルチページ送信中に
受信レベルの変化があった場合には、この受信レベルの
変化を送信側ファクシミリ装置に通知する手段がないた
め、受信レベルの変化に起因して通信エラーが起こりや
すく、また、最初のTCF信号の送信は宛先に関わらず
デェフォルト値を用いて送信レベルや通信速度を決定し
ていたため、最初のトレーニングが失敗しやすいといっ
た問題があった。
「ファクシミリ方式」において、マルチページ送信中に
受信レベルの変化があった場合には、この受信レベルの
変化を送信側ファクシミリ装置に通知する手段がないた
め、受信レベルの変化に起因して通信エラーが起こりや
すく、また、最初のTCF信号の送信は宛先に関わらず
デェフォルト値を用いて送信レベルや通信速度を決定し
ていたため、最初のトレーニングが失敗しやすいといっ
た問題があった。
【0005】そこで本発明は、通信回線を介してCCI
TT勧告T30の伝送制御手順に基づいて第1のファク
シミリ装置から第2のファクシミリ装置に通信情報を通
信するファクシミリ装置のモデム制御方式において、送
信されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一
方の信号に基づいて自動利得制御電圧情報(AGC値)
およびアイ品質モニタ情報(EQM値)を含むモデム情
報をレベル測定部により測定し、マルチページ送信中に
も適切な送信レベルを設定でき、また、過去に通信した
際のAGC値やEQM値を送信側で把握でき、V21の
受信レベルに基づいて適切な送信レベルを設定すること
で、最初のTCF信号の送信時点から適切な送信レベル
や通信速度を設定できるファクシミリ装置のモデム制御
方式を提供することを課題としている。
TT勧告T30の伝送制御手順に基づいて第1のファク
シミリ装置から第2のファクシミリ装置に通信情報を通
信するファクシミリ装置のモデム制御方式において、送
信されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一
方の信号に基づいて自動利得制御電圧情報(AGC値)
およびアイ品質モニタ情報(EQM値)を含むモデム情
報をレベル測定部により測定し、マルチページ送信中に
も適切な送信レベルを設定でき、また、過去に通信した
際のAGC値やEQM値を送信側で把握でき、V21の
受信レベルに基づいて適切な送信レベルを設定すること
で、最初のTCF信号の送信時点から適切な送信レベル
や通信速度を設定できるファクシミリ装置のモデム制御
方式を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
上記課題を解決するため、通信回線を介してCCITT
勧告T30の伝送制御手順に基づいて第1のファクシミ
リ装置から第2のファクシミリ装置に通信情報を通信す
るファクシミリ装置のモデム制御方式において、第2の
ファクシミリ装置が、第1のファクシミリ装置から送信
されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方
の信号に基づいて自動利得制御電圧情報(AGC値)お
よびアイ品質モニタ情報(EQM値)を含むモデム情報
を測定するレベル測定部を有し、該レベル測定部により
測定された該モデム情報をMCF信号に付加して第1の
ファクシミリ装置に送信することを特徴とする。
上記課題を解決するため、通信回線を介してCCITT
勧告T30の伝送制御手順に基づいて第1のファクシミ
リ装置から第2のファクシミリ装置に通信情報を通信す
るファクシミリ装置のモデム制御方式において、第2の
ファクシミリ装置が、第1のファクシミリ装置から送信
されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方
の信号に基づいて自動利得制御電圧情報(AGC値)お
よびアイ品質モニタ情報(EQM値)を含むモデム情報
を測定するレベル測定部を有し、該レベル測定部により
測定された該モデム情報をMCF信号に付加して第1の
ファクシミリ装置に送信することを特徴とする。
【0007】請求項2記載の発明は、上記課題を解決す
るため、通信回線を介してCCITT勧告T30の伝送
制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第2の
ファクシミリ装置に通信情報を通信するファクシミリ装
置のモデム制御方式において、第1のファクシミリ装置
が、該通信情報をアナログ信号に変調するとともに、ア
ナログ信号を通信情報に復調するモデム部を有し、第2
のファクシミリ装置から送信されたMCF信号を受信
し、該MCF信号に基づいてAGC値およびEQM値を
含むモデム情報を取得し、該モデム情報に基づいて送信
レベルおよび通信速度を該モデム部に設定することを特
徴とする。
るため、通信回線を介してCCITT勧告T30の伝送
制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第2の
ファクシミリ装置に通信情報を通信するファクシミリ装
置のモデム制御方式において、第1のファクシミリ装置
が、該通信情報をアナログ信号に変調するとともに、ア
ナログ信号を通信情報に復調するモデム部を有し、第2
のファクシミリ装置から送信されたMCF信号を受信
し、該MCF信号に基づいてAGC値およびEQM値を
含むモデム情報を取得し、該モデム情報に基づいて送信
レベルおよび通信速度を該モデム部に設定することを特
徴とする。
【0008】請求項3記載の発明は、上記課題を解決す
るため、ISDN回線と接続し、CCITT勧告Q93
1の呼設定手順に基づいて発呼した後に、CCITT勧
告T30の伝送制御手順に基づいて第1のファクシミリ
装置から第2のファクシミリ装置に通信情報を通信する
ファクシミリ装置のモデム制御方式において、第2のフ
ァクシミリ装置が、第1のファクシミリ装置から送信さ
れたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方の
信号に基づいてAGC値およびEQM値を含むモデム情
報を測定するレベル測定部を有し、第1のファクシミリ
装置から送信されたSETUP信号に基づいて発番号を
取得し、該発番号に基づいて該レベル測定部により測定
された該モデム情報を記憶し、第2のファクシミリ装置
に、該発番号からの着呼があった場合には、該発番号に
基づいて記憶された該モデム情報を読み出し、NSF信
号に該モデム情報を付加して第1のファクシミリ装置に
送信することを特徴とする。
るため、ISDN回線と接続し、CCITT勧告Q93
1の呼設定手順に基づいて発呼した後に、CCITT勧
告T30の伝送制御手順に基づいて第1のファクシミリ
装置から第2のファクシミリ装置に通信情報を通信する
ファクシミリ装置のモデム制御方式において、第2のフ
ァクシミリ装置が、第1のファクシミリ装置から送信さ
れたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方の
信号に基づいてAGC値およびEQM値を含むモデム情
報を測定するレベル測定部を有し、第1のファクシミリ
装置から送信されたSETUP信号に基づいて発番号を
取得し、該発番号に基づいて該レベル測定部により測定
された該モデム情報を記憶し、第2のファクシミリ装置
に、該発番号からの着呼があった場合には、該発番号に
基づいて記憶された該モデム情報を読み出し、NSF信
号に該モデム情報を付加して第1のファクシミリ装置に
送信することを特徴とする。
【0009】請求項4記載の発明は、上記課題を解決す
るため、通信回線を介してCCITT勧告T30の伝送
制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第2の
ファクシミリ装置に通信情報を通信するファクシミリ装
置のモデム制御方式において、第2のファクシミリ装置
が、第1のファクシミリ装置から送信されたV21信号
および高速キャリアの少なくとも一方の信号に基づいて
AGC値およびEQM値を含むモデム情報を測定するレ
ベル測定部を有し、第1のファクシミリ装置からCCI
TT勧告T30に基づいて送信された発番号を受信し、
該発番号に基づいて該レベル測定部により測定された該
モデム情報を記憶し、第2のファクシミリ装置が、該発
番号に発呼する場合には、該伝送制御手順に基づいて第
1のファクシミリ装置に発呼し、記憶された該モデム情
報をMCF信号に付加して送信し、第1のファクシミリ
装置が、該通信情報をアナログ信号に変調するととも
に、アナログ信号を通信情報に復調するモデム部と、を
有し、第2のファクシミリ装置から該MCF信号を受信
し、該MCF信号に基づいてAGC値およびEQM値を
含むモデム情報を取得し、該モデム情報に基づいて送信
レベルおよび通信速度を該モデム部に設定することを特
徴とする。
るため、通信回線を介してCCITT勧告T30の伝送
制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第2の
ファクシミリ装置に通信情報を通信するファクシミリ装
置のモデム制御方式において、第2のファクシミリ装置
が、第1のファクシミリ装置から送信されたV21信号
および高速キャリアの少なくとも一方の信号に基づいて
AGC値およびEQM値を含むモデム情報を測定するレ
ベル測定部を有し、第1のファクシミリ装置からCCI
TT勧告T30に基づいて送信された発番号を受信し、
該発番号に基づいて該レベル測定部により測定された該
モデム情報を記憶し、第2のファクシミリ装置が、該発
番号に発呼する場合には、該伝送制御手順に基づいて第
1のファクシミリ装置に発呼し、記憶された該モデム情
報をMCF信号に付加して送信し、第1のファクシミリ
装置が、該通信情報をアナログ信号に変調するととも
に、アナログ信号を通信情報に復調するモデム部と、を
有し、第2のファクシミリ装置から該MCF信号を受信
し、該MCF信号に基づいてAGC値およびEQM値を
含むモデム情報を取得し、該モデム情報に基づいて送信
レベルおよび通信速度を該モデム部に設定することを特
徴とする。
【0010】請求項5記載の発明は、上記課題を解決す
るため、通信回線を介してCCITT勧告T30の伝送
制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第2の
ファクシミリ装置に通信情報を通信するファクシミリ装
置のモデム制御方式において、第1のファクシミリ装置
が、第2のファクシミリ装置から送信されたV21信号
および高速キャリアの少なくとも一方の信号に基づいて
信号レベルを測定するレベル測定部と、通信情報をアナ
ログ信号に変調するとともに、アナログ信号を通信情報
に復調するモデム部と、を有し、該レベル測定部により
測定された該信号レベルに基づいて該モデム部に送信レ
ベルを設定することを特徴とする。
るため、通信回線を介してCCITT勧告T30の伝送
制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第2の
ファクシミリ装置に通信情報を通信するファクシミリ装
置のモデム制御方式において、第1のファクシミリ装置
が、第2のファクシミリ装置から送信されたV21信号
および高速キャリアの少なくとも一方の信号に基づいて
信号レベルを測定するレベル測定部と、通信情報をアナ
ログ信号に変調するとともに、アナログ信号を通信情報
に復調するモデム部と、を有し、該レベル測定部により
測定された該信号レベルに基づいて該モデム部に送信レ
ベルを設定することを特徴とする。
【0011】請求項6記載の発明は、上記課題を解決す
るため、通信回線を介してCCITT勧告T30の伝送
制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第2の
ファクシミリ装置に通信情報をポーリング受信するファ
クシミリ装置のモデム制御方式において、第2のファク
シミリ装置が、第1のファクシミリ装置から送信された
V21信号および高速キャリアの少なくとも一方の信号
に基づいて信号レベルを測定するレベル測定部を有し、
該レベル測定部により測定された該信号レベルをNSC
信号に付加して第1のファクシミリ装置に送信し、該第
1のファクシミリ装置が、通信情報をアナログ信号に変
調するとともに、アナログ信号を通信情報に復調するモ
デム部と、を有し、第2のファクシミリ装置からNSC
信号を受信し、該NSC信号に付加された該信号レベル
を取得し、該信号レベルを該モデム部に設定することを
特徴とする。
るため、通信回線を介してCCITT勧告T30の伝送
制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第2の
ファクシミリ装置に通信情報をポーリング受信するファ
クシミリ装置のモデム制御方式において、第2のファク
シミリ装置が、第1のファクシミリ装置から送信された
V21信号および高速キャリアの少なくとも一方の信号
に基づいて信号レベルを測定するレベル測定部を有し、
該レベル測定部により測定された該信号レベルをNSC
信号に付加して第1のファクシミリ装置に送信し、該第
1のファクシミリ装置が、通信情報をアナログ信号に変
調するとともに、アナログ信号を通信情報に復調するモ
デム部と、を有し、第2のファクシミリ装置からNSC
信号を受信し、該NSC信号に付加された該信号レベル
を取得し、該信号レベルを該モデム部に設定することを
特徴とする。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明では、着端末(RX)が、
発端末(TX)から送信されたV21信号および高速キ
ャリアの少なくとも一方の信号に基づいて自動利得制御
電圧情報(AGC値)およびアイ品質モニタ情報(EQ
M値)を含むモデム情報をレベル測定部により測定す
る。次に、着端末(RX)が、レベル測定部により測定
されたモデム情報をMCF信号に付加して発端末(T
X)に送信する。
発端末(TX)から送信されたV21信号および高速キ
ャリアの少なくとも一方の信号に基づいて自動利得制御
電圧情報(AGC値)およびアイ品質モニタ情報(EQ
M値)を含むモデム情報をレベル測定部により測定す
る。次に、着端末(RX)が、レベル測定部により測定
されたモデム情報をMCF信号に付加して発端末(T
X)に送信する。
【0013】請求項2記載の発明では、発端末(TX)
が、着端末(RX)から送信されたMCF信号を受信
し、このMCF信号に基づいてAGC値およびEQM値
を含むモデム情報を取得し、このモデム情報に基づいて
送信レベルおよび通信速度をモデム部に設定する。請求
項3記載の発明では、着端末(RX)が、発端末(T
X)から送信されたV21信号および高速キャリアの少
なくとも一方の信号に基づいてAGC値およびEQM値
を含むモデム情報をレベル測定部により測定する。次
に、発端末(TX)から送信されたSETUP信号に基
づいて発番号を取得し、この発番号に基づいてレベル測
定部により測定されたモデム情報をメモリ部に記憶す
る。着端末(RX)に、再度、同様の発番号からの着呼
があった場合には、この発番号に基づいてメモリ部に記
憶されたモデム情報を読み出し、NSF信号にこのモデ
ム情報を付加して発端末(TX)に送信する。
が、着端末(RX)から送信されたMCF信号を受信
し、このMCF信号に基づいてAGC値およびEQM値
を含むモデム情報を取得し、このモデム情報に基づいて
送信レベルおよび通信速度をモデム部に設定する。請求
項3記載の発明では、着端末(RX)が、発端末(T
X)から送信されたV21信号および高速キャリアの少
なくとも一方の信号に基づいてAGC値およびEQM値
を含むモデム情報をレベル測定部により測定する。次
に、発端末(TX)から送信されたSETUP信号に基
づいて発番号を取得し、この発番号に基づいてレベル測
定部により測定されたモデム情報をメモリ部に記憶す
る。着端末(RX)に、再度、同様の発番号からの着呼
があった場合には、この発番号に基づいてメモリ部に記
憶されたモデム情報を読み出し、NSF信号にこのモデ
ム情報を付加して発端末(TX)に送信する。
【0014】請求項4記載の発明では、着端末(RX)
が、発端末(TX)から送信されたV21信号および高
速キャリアの少なくとも一方の信号に基づいてAGC値
およびEQM値を含むモデム情報をレベル測定部により
測定する。次に、発端末(TX)からCCITT勧告T
30に基づいて送信された発番号を受信し、レベル測定
部により測定されたモデム情報をこの発番号に基づいて
メモリ部に記憶する。次に、この発番号に発呼する場合
には、伝送制御手順に基づいてこの発番号に発呼し、メ
モリ部に記憶されたモデム情報をMCF信号に付加して
送信する。一方、このMCF信号を受信した端末は、こ
のMCF信号に基づいてAGC値およびEQM値を含む
モデム情報を取得し、モデム情報に基づいて送信レベル
および通信速度をモデム部に設定する。
が、発端末(TX)から送信されたV21信号および高
速キャリアの少なくとも一方の信号に基づいてAGC値
およびEQM値を含むモデム情報をレベル測定部により
測定する。次に、発端末(TX)からCCITT勧告T
30に基づいて送信された発番号を受信し、レベル測定
部により測定されたモデム情報をこの発番号に基づいて
メモリ部に記憶する。次に、この発番号に発呼する場合
には、伝送制御手順に基づいてこの発番号に発呼し、メ
モリ部に記憶されたモデム情報をMCF信号に付加して
送信する。一方、このMCF信号を受信した端末は、こ
のMCF信号に基づいてAGC値およびEQM値を含む
モデム情報を取得し、モデム情報に基づいて送信レベル
および通信速度をモデム部に設定する。
【0015】請求項5記載の発明では、発端末(TX)
が、着端末(RX)から送信されたV21信号および高
速キャリアの少なくとも一方の信号に基づいて信号レベ
ルをレベル測定部により測定する。次に、レベル測定部
により測定された信号レベルに基づいてモデム部に送信
レベルを設定する。請求項6記載の発明では、ポーリン
グ受信端末(RX)が、ポーリング送信端末(TX)か
ら送信されたV21信号および高速キャリアの少なくと
も一方の信号に基づいて信号レベルをレベル測定部によ
り測定する。次に、レベル測定部により測定された信号
レベルをNSC信号に付加してポーリング送信端末(T
X)に送信する。一方、ポーリング送信端末(TX)
が、ポーリング受信端末(RX)からNSC信号を受信
し、NSC信号に付加された信号レベルを取得し、この
信号レベルをモデム部に設定する。
が、着端末(RX)から送信されたV21信号および高
速キャリアの少なくとも一方の信号に基づいて信号レベ
ルをレベル測定部により測定する。次に、レベル測定部
により測定された信号レベルに基づいてモデム部に送信
レベルを設定する。請求項6記載の発明では、ポーリン
グ受信端末(RX)が、ポーリング送信端末(TX)か
ら送信されたV21信号および高速キャリアの少なくと
も一方の信号に基づいて信号レベルをレベル測定部によ
り測定する。次に、レベル測定部により測定された信号
レベルをNSC信号に付加してポーリング送信端末(T
X)に送信する。一方、ポーリング送信端末(TX)
が、ポーリング受信端末(RX)からNSC信号を受信
し、NSC信号に付加された信号レベルを取得し、この
信号レベルをモデム部に設定する。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。 (実施例1)図1は、本発明(請求項1)の一実施例と
して基本インタフェースに接続するISDNファクシミ
リ端末装置のシステム構成図である。
する。 (実施例1)図1は、本発明(請求項1)の一実施例と
して基本インタフェースに接続するISDNファクシミ
リ端末装置のシステム構成図である。
【0017】図1において、システム制御部1は、この
ISDNファクシミリ端末装置全体を制御する。メモリ
部2は、このシステム制御部1が制御する制御処理プロ
グラムやその制御処理に必要な種々のデータ、および、
このISDNファクシミリ端末装置に固有の各種情報、
例えば発番号・着番号やAGC値・EQM値等のモデム
情報を記憶する。
ISDNファクシミリ端末装置全体を制御する。メモリ
部2は、このシステム制御部1が制御する制御処理プロ
グラムやその制御処理に必要な種々のデータ、および、
このISDNファクシミリ端末装置に固有の各種情報、
例えば発番号・着番号やAGC値・EQM値等のモデム
情報を記憶する。
【0018】操作表示部3は、このISDNファクシミ
リ端末装置を操作し、加入者番号等を入力する種々の操
作キーから構成される。スキャナ部4は、原稿画像を所
定の解像度で読み取り画像データに変換する。プロッタ
部5は、受信データを記録紙に印字出力する。画像メモ
リ部6は、画像情報を蓄積する。なお、画像メモリ部6
には、符号化圧縮された状態で画像情報が蓄積される。
符号化復号化部7は、画像データを符号化圧縮するとと
もに、符号化圧縮された画像情報を元の画像データに復
号化する。
リ端末装置を操作し、加入者番号等を入力する種々の操
作キーから構成される。スキャナ部4は、原稿画像を所
定の解像度で読み取り画像データに変換する。プロッタ
部5は、受信データを記録紙に印字出力する。画像メモ
リ部6は、画像情報を蓄積する。なお、画像メモリ部6
には、符号化圧縮された状態で画像情報が蓄積される。
符号化復号化部7は、画像データを符号化圧縮するとと
もに、符号化圧縮された画像情報を元の画像データに復
号化する。
【0019】LAPD制御部8は、ISDNの基本イン
タフェース機能としてDチャネルを用いてCCITT勧
告Q931の呼設定手順に基づいて発呼等の回線制御処
理を行う。ISDN I/F部9は、このISDNファ
クシミリ端末装置をISDNの網終端装置(NT)に接
続する。CODEC部10は、ISDNのBチャネルを
用いてV21信号および高速キャリア信号等のアナログ
信号を伝送するためにA/D変換処理を行う。
タフェース機能としてDチャネルを用いてCCITT勧
告Q931の呼設定手順に基づいて発呼等の回線制御処
理を行う。ISDN I/F部9は、このISDNファ
クシミリ端末装置をISDNの網終端装置(NT)に接
続する。CODEC部10は、ISDNのBチャネルを
用いてV21信号および高速キャリア信号等のアナログ
信号を伝送するためにA/D変換処理を行う。
【0020】モデム部11は、通信情報をアナログ信号
に変調するとともに、アナログ信号を通信情報に復調す
る。また、モデム部11は、送出レベルや通信速度の設
定が可能であり、G3ファクシミリ通信のモデム機能で
あり、伝送制御手順信号を遣り取りするための低速モデ
ム機能(V21モデム)および画像情報の遣り取りをす
るための高速モデム(V29モデム、V27terモデ
ム、V33モデム、V17モデム)を備えている。
に変調するとともに、アナログ信号を通信情報に復調す
る。また、モデム部11は、送出レベルや通信速度の設
定が可能であり、G3ファクシミリ通信のモデム機能で
あり、伝送制御手順信号を遣り取りするための低速モデ
ム機能(V21モデム)および画像情報の遣り取りをす
るための高速モデム(V29モデム、V27terモデ
ム、V33モデム、V17モデム)を備えている。
【0021】網制御部12は、このファクシミリ装置を
PSTN回線(公衆電話回線網)に接続し、自動的に発
着信を行う。レベル測定部13は、CCITT勧告V.
21信号や高速キャリアの自動利得制御電圧情報(AG
C値)およびアイ品質モニタ(EQM値)を含むモデム
情報を測定する。なお、アイ品質モニタ(EQM値)
は、受信された高速キャリアをベクトル平面上に展開し
た場合に、受信点とそれに最も近い理想点のとの差(エ
ラー・ベクトル)の2乗平均に等しくなる。
PSTN回線(公衆電話回線網)に接続し、自動的に発
着信を行う。レベル測定部13は、CCITT勧告V.
21信号や高速キャリアの自動利得制御電圧情報(AG
C値)およびアイ品質モニタ(EQM値)を含むモデム
情報を測定する。なお、アイ品質モニタ(EQM値)
は、受信された高速キャリアをベクトル平面上に展開し
た場合に、受信点とそれに最も近い理想点のとの差(エ
ラー・ベクトル)の2乗平均に等しくなる。
【0022】また、システム制御部1、メモリ部2、操
作表示部3、スキャナ部4、プロッタ部5、画像メモリ
部6、符号化復号化部7、LAPD制御部8、ISDN
インタフェース回路9は、CODEC部10、モデム部
11、網制御部12、レベル測定部13はシステムバス
14に接続され、このシステムバス14を介して各要素
間で種々の情報が遣り取りされる。
作表示部3、スキャナ部4、プロッタ部5、画像メモリ
部6、符号化復号化部7、LAPD制御部8、ISDN
インタフェース回路9は、CODEC部10、モデム部
11、網制御部12、レベル測定部13はシステムバス
14に接続され、このシステムバス14を介して各要素
間で種々の情報が遣り取りされる。
【0023】図2は、G3ファクシミリ通信の伝送制御
手順を示す図である。図2において、G3ファクシミリ
装置間の伝送制御手順に基づいて原稿の画像情報を2ペ
ージ送信する例である。まず、発端末(TX)が発呼す
ると、着端末(RX)は、着信応答した後に、自端末が
非音声端末であることを表示するための被呼局識別信号
CED、自端末に装備されている非標準的な端末機能を
表示するための非標準機能識別信号NSF、および、自
端末に装備されている標準的な端末機能を表示するため
のデジタル識別信号DISを順次送出する。
手順を示す図である。図2において、G3ファクシミリ
装置間の伝送制御手順に基づいて原稿の画像情報を2ペ
ージ送信する例である。まず、発端末(TX)が発呼す
ると、着端末(RX)は、着信応答した後に、自端末が
非音声端末であることを表示するための被呼局識別信号
CED、自端末に装備されている非標準的な端末機能を
表示するための非標準機能識別信号NSF、および、自
端末に装備されている標準的な端末機能を表示するため
のデジタル識別信号DISを順次送出する。
【0024】次に、発端末(TX)は、受信した非標準
機能識別信号NSF、およびデジタル識別信号DISで
示された端末機能のうち、そのときに使用する端末機能
を選択し、その内容を現す情報を付加した非標準機能識
別信号NSSを送出し、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング信号TCFを送出する。次に、着
端末(RX)は、非標準機能識別信号NSSを受信する
と、その内容に応じた端末機能を設定し、指定されたモ
デム速度でモデムトレーニング信号TCFを受信し、そ
の結果が良好な場合には、受信準備確認信号CFRを応
答する。
機能識別信号NSF、およびデジタル識別信号DISで
示された端末機能のうち、そのときに使用する端末機能
を選択し、その内容を現す情報を付加した非標準機能識
別信号NSSを送出し、そのときに指定したモデム速度
でモデムトレーニング信号TCFを送出する。次に、着
端末(RX)は、非標準機能識別信号NSSを受信する
と、その内容に応じた端末機能を設定し、指定されたモ
デム速度でモデムトレーニング信号TCFを受信し、そ
の結果が良好な場合には、受信準備確認信号CFRを応
答する。
【0025】次に、発端末(TX)は、受信準備確認信
号CFRを受信すると、第1ページ目の画像情報PIX
1を送出し、マルチページ信号MPSをメッセージ後信
号として、送出する。次に、着端末(RX)は、マルチ
ページ信号MPSを受信すると、その直前に受信完了し
た画像情報PIX1の受信結果が良好な場合には、メッ
セージ確認信号MCFを応答して、次のページの受信準
備を行う。
号CFRを受信すると、第1ページ目の画像情報PIX
1を送出し、マルチページ信号MPSをメッセージ後信
号として、送出する。次に、着端末(RX)は、マルチ
ページ信号MPSを受信すると、その直前に受信完了し
た画像情報PIX1の受信結果が良好な場合には、メッ
セージ確認信号MCFを応答して、次のページの受信準
備を行う。
【0026】次に、発端末(TX)は、メッセージ確認
信号MCFを受信すると、次のページを送出し、メッセ
ージ後信号として手順終了信号EOPを送出する。これ
により、着端末(RX)よりメッセージ確認信号MCF
が応答されると、切断命令信号DCNを送出して、発端
末(TX)は回線を復旧する。また、着端末(RX)は
切断命令DCNを受信すると、回線を復旧する。
信号MCFを受信すると、次のページを送出し、メッセ
ージ後信号として手順終了信号EOPを送出する。これ
により、着端末(RX)よりメッセージ確認信号MCF
が応答されると、切断命令信号DCNを送出して、発端
末(TX)は回線を復旧する。また、着端末(RX)は
切断命令DCNを受信すると、回線を復旧する。
【0027】図3(a)〜(b)は、MCF信号および
NSC信号の構成を示す図である。図3(a)に示すよ
うに、FCFはMCF信号を示し、FIFでAGC値と
EQM値を付加する。図3(b)に示すように、FCF
はNSC信号を示し、FIFでV21受信レベルを付加
する。
NSC信号の構成を示す図である。図3(a)に示すよ
うに、FCFはMCF信号を示し、FIFでAGC値と
EQM値を付加する。図3(b)に示すように、FCF
はNSC信号を示し、FIFでV21受信レベルを付加
する。
【0028】次に、図2および図3(a)に基づいて実
施例1(請求項1)の動作を説明する。図2に示すよう
に、着端末(RX)が、AGC値やEQM値などのモデ
ム情報をMCF信号に付加して発端末(TX)に通知す
る。ここでAGC値はモデム部11の自動利得制御電圧
情報を示し、AGC値に基づいて受信レベルがわかる。
また、EQM値はモデム部11のアイ品質モニタ情報を
示し、EQM値に基づいて受信データの品質がわかる。
施例1(請求項1)の動作を説明する。図2に示すよう
に、着端末(RX)が、AGC値やEQM値などのモデ
ム情報をMCF信号に付加して発端末(TX)に通知す
る。ここでAGC値はモデム部11の自動利得制御電圧
情報を示し、AGC値に基づいて受信レベルがわかる。
また、EQM値はモデム部11のアイ品質モニタ情報を
示し、EQM値に基づいて受信データの品質がわかる。
【0029】以下、請求項1記載の発明の作用効果を説
明する。着端末(RX)が、発端末(TX)から送信さ
れたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方の
信号に基づいて自動利得制御電圧情報(AGC値)およ
びアイ品質モニタ情報(EQM値)を含むモデム情報を
レベル測定部により測定する。次に、着端末(RX)
が、レベル測定部により測定されたモデム情報をMCF
信号に付加して発端末(TX)に送信するので、発端末
(TX)ではマルチページ送信時にも適切な送信レベル
を設定することができる。
明する。着端末(RX)が、発端末(TX)から送信さ
れたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方の
信号に基づいて自動利得制御電圧情報(AGC値)およ
びアイ品質モニタ情報(EQM値)を含むモデム情報を
レベル測定部により測定する。次に、着端末(RX)
が、レベル測定部により測定されたモデム情報をMCF
信号に付加して発端末(TX)に送信するので、発端末
(TX)ではマルチページ送信時にも適切な送信レベル
を設定することができる。
【0030】(実施例2)次に、図1および図4に基づ
いて実施例2(請求項2)の動作を説明する。図1は、
本発明(請求項2)の一実施例として基本インタフェー
スに接続するISDNファクシミリ端末装置のシステム
構成図である。ここでは、実施例1において基本的構成
要件を説明したので、その説明を省略する。
いて実施例2(請求項2)の動作を説明する。図1は、
本発明(請求項2)の一実施例として基本インタフェー
スに接続するISDNファクシミリ端末装置のシステム
構成図である。ここでは、実施例1において基本的構成
要件を説明したので、その説明を省略する。
【0031】図4は、キャリア送信側でMCF信号を受
信したときのフローチャートを示す。まず、MCF信号
を受信すると、MCF信号にモデム情報が付加されてい
るか否かを判断する(処理S11)。モデム情報が付加
されてない場合には、V21受信レベルがあるか否かを
判断する(処理S12)。
信したときのフローチャートを示す。まず、MCF信号
を受信すると、MCF信号にモデム情報が付加されてい
るか否かを判断する(処理S11)。モデム情報が付加
されてない場合には、V21受信レベルがあるか否かを
判断する(処理S12)。
【0032】処理S11で、MCF信号にモデム情報が
付加されている場合には、TCF信号を送信するか否か
を判断する(処理S13)。TCF信号を送信しない場
合には、MCF信号に付加されたモデム情報に基づいて
送信レベルをモデム部11に設定し(処理S14)、処
理S12へ遷移する。TCF信号を送信する場合には、
MCF信号に付加されたモデム情報に基づいて送信レベ
ルおよび通信速度をモデム部11に設定し(処理S1
5)、処理S12へ遷移する。
付加されている場合には、TCF信号を送信するか否か
を判断する(処理S13)。TCF信号を送信しない場
合には、MCF信号に付加されたモデム情報に基づいて
送信レベルをモデム部11に設定し(処理S14)、処
理S12へ遷移する。TCF信号を送信する場合には、
MCF信号に付加されたモデム情報に基づいて送信レベ
ルおよび通信速度をモデム部11に設定し(処理S1
5)、処理S12へ遷移する。
【0033】処理S12で、V21受信レベルが付加さ
れていない場合には、通常の送信フローへ遷移する(処
理S16)。V21受信レベルが付加されている場合に
は、V21受信レベルに基づいて送信レベルをモデム部
11に設定し(処理S17)、処理S16へ遷移する。
以下、請求項2記載の発明の作用効果を説明する。
れていない場合には、通常の送信フローへ遷移する(処
理S16)。V21受信レベルが付加されている場合に
は、V21受信レベルに基づいて送信レベルをモデム部
11に設定し(処理S17)、処理S16へ遷移する。
以下、請求項2記載の発明の作用効果を説明する。
【0034】発端末(TX)が、着端末(RX)から送
信されたMCF信号を受信し、このMCF信号に基づい
てAGC値およびEQM値を含むモデム情報を取得し、
このモデム情報に基づいて送信レベルおよび通信速度を
モデム部に設定するので、マルチページ送信時にも適切
な送信レベルを設定することができる。 (実施例3)次に、図1、図5および図6に基づいて実
施例3(請求項3)の動作を説明する。
信されたMCF信号を受信し、このMCF信号に基づい
てAGC値およびEQM値を含むモデム情報を取得し、
このモデム情報に基づいて送信レベルおよび通信速度を
モデム部に設定するので、マルチページ送信時にも適切
な送信レベルを設定することができる。 (実施例3)次に、図1、図5および図6に基づいて実
施例3(請求項3)の動作を説明する。
【0035】図1は、本発明(請求項3)の一実施例と
して基本インタフェースに接続するISDNファクシミ
リ端末装置のシステム構成図である。ここでは、実施例
1において基本的構成要件を説明したので、その説明を
省略する。図5は、ISDN回線を介して発端末が相手
ファクシミリ装置に発呼した時の伝送制御手順を示す図
である。
して基本インタフェースに接続するISDNファクシミ
リ端末装置のシステム構成図である。ここでは、実施例
1において基本的構成要件を説明したので、その説明を
省略する。図5は、ISDN回線を介して発端末が相手
ファクシミリ装置に発呼した時の伝送制御手順を示す図
である。
【0036】図5に示すように、発端末(TX)は、D
チャネルを用いて着端末(RX)に呼設定を開始するた
めに発番号を付加して呼設定要求SETUPを送出す
る。次に、着端末(RX)は、SETUPを受信して発
端末(TX)の発番号をメモリ部2に記憶し、呼設定処
理中の旨を示すCALL_PROCを送出する。次い
で、応答した旨を示すCONNを送出する。発端末(T
X)は、CALL_PROCおよびCONNを受信した
後に、確認した旨を示すCONN_ACKを送出する。
チャネルを用いて着端末(RX)に呼設定を開始するた
めに発番号を付加して呼設定要求SETUPを送出す
る。次に、着端末(RX)は、SETUPを受信して発
端末(TX)の発番号をメモリ部2に記憶し、呼設定処
理中の旨を示すCALL_PROCを送出する。次い
で、応答した旨を示すCONNを送出する。発端末(T
X)は、CALL_PROCおよびCONNを受信した
後に、確認した旨を示すCONN_ACKを送出する。
【0037】次に、図6に、着呼時のキャリア受信側の
フローチャートを示す。まず、着呼時には、SETUP
の発番号に基づいて1度通信したことのある相手か否か
を判断する(処理S21)。1度も通信したことのない
相手の場合には、通常通りの通信手順に基づいて通信す
る(処理S22)。1度でも通信したことがある相手の
場合には、メモリ部2に記憶されたモデム情報をNSF
信号に付加して相手側に送信する(処理S23)。な
お、モデム情報の取り込みは各々の通信の最後にキャリ
アを受信している着端末で行うものとする。
フローチャートを示す。まず、着呼時には、SETUP
の発番号に基づいて1度通信したことのある相手か否か
を判断する(処理S21)。1度も通信したことのない
相手の場合には、通常通りの通信手順に基づいて通信す
る(処理S22)。1度でも通信したことがある相手の
場合には、メモリ部2に記憶されたモデム情報をNSF
信号に付加して相手側に送信する(処理S23)。な
お、モデム情報の取り込みは各々の通信の最後にキャリ
アを受信している着端末で行うものとする。
【0038】以下、請求項3記載の発明の作用効果を説
明する。着端末(RX)が、発端末(TX)から送信さ
れたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方の
信号に基づいてAGC値およびEQM値を含むモデム情
報をレベル測定部により測定する。次に、発端末(T
X)から送信されたSETUP信号に基づいて発番号を
取得し、この発番号に基づいてレベル測定部により測定
されたモデム情報をメモリ部に記憶する。
明する。着端末(RX)が、発端末(TX)から送信さ
れたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方の
信号に基づいてAGC値およびEQM値を含むモデム情
報をレベル測定部により測定する。次に、発端末(T
X)から送信されたSETUP信号に基づいて発番号を
取得し、この発番号に基づいてレベル測定部により測定
されたモデム情報をメモリ部に記憶する。
【0039】着端末(RX)に、再度、同様の発番号か
らの着呼があった場合には、この発番号に基づいてメモ
リ部に記憶されたモデム情報を読み出し、NSF信号に
このモデム情報を付加して発端末(TX)に送信するの
で、発端末(TX)では適切な送信レベルや通信速度を
設定することができる。 (実施例4)次に、図1および図7に基づいて実施例4
(請求項4)の動作を説明する。
らの着呼があった場合には、この発番号に基づいてメモ
リ部に記憶されたモデム情報を読み出し、NSF信号に
このモデム情報を付加して発端末(TX)に送信するの
で、発端末(TX)では適切な送信レベルや通信速度を
設定することができる。 (実施例4)次に、図1および図7に基づいて実施例4
(請求項4)の動作を説明する。
【0040】図1は、本発明(請求項4)の一実施例と
して基本インタフェースに接続するISDNファクシミ
リ端末装置のシステム構成図である。ここでは、実施例
1において基本的構成要件を説明したので、その説明を
省略する。図7は、キャリア送信時の発呼時のフローチ
ャートを示す。まず、発呼時に、着番号に基づいて1度
通信したことのある相手か否かを判断する(処理S3
1)。1度も通信したことがない相手の場合には、通常
通りの通信手順に基づいて通信する(処理S32)。
して基本インタフェースに接続するISDNファクシミ
リ端末装置のシステム構成図である。ここでは、実施例
1において基本的構成要件を説明したので、その説明を
省略する。図7は、キャリア送信時の発呼時のフローチ
ャートを示す。まず、発呼時に、着番号に基づいて1度
通信したことのある相手か否かを判断する(処理S3
1)。1度も通信したことがない相手の場合には、通常
通りの通信手順に基づいて通信する(処理S32)。
【0041】一度でも通信したことがある相手の場合に
は、メモリ部2に記憶されたモデム情報に基づいて送信
レベルおよび通信速度を設定し(処理S33)、処理3
2へ遷移する。なお、モデム情報はキャリア受信側がM
CF信号に付加し、キャリア送信側はそれを取り込むも
のとする。以下、請求項4記載の発明の作用効果を説明
する。
は、メモリ部2に記憶されたモデム情報に基づいて送信
レベルおよび通信速度を設定し(処理S33)、処理3
2へ遷移する。なお、モデム情報はキャリア受信側がM
CF信号に付加し、キャリア送信側はそれを取り込むも
のとする。以下、請求項4記載の発明の作用効果を説明
する。
【0042】着端末(RX)が、発端末(TX)から送
信されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一
方の信号に基づいてAGC値およびEQM値を含むモデ
ム情報をレベル測定部により測定する。次に、発端末
(TX)からCCITT勧告T30に基づいて送信され
た発番号を受信し、レベル測定部により測定されたモデ
ム情報をこの発番号に基づいてメモリ部に記憶する。
信されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一
方の信号に基づいてAGC値およびEQM値を含むモデ
ム情報をレベル測定部により測定する。次に、発端末
(TX)からCCITT勧告T30に基づいて送信され
た発番号を受信し、レベル測定部により測定されたモデ
ム情報をこの発番号に基づいてメモリ部に記憶する。
【0043】次に、この発番号に発呼する場合には、伝
送制御手順に基づいてこの発番号に発呼し、メモリ部に
記憶されたモデム情報をMCF信号に付加して送信す
る。一方、このMCF信号を受信した端末は、このMC
F信号に基づいてAGC値およびEQM値を含むモデム
情報を取得し、モデム情報に基づいて送信レベルおよび
通信速度をモデム部に設定するので、適切な送信レベル
や通信速度を設定することができる。
送制御手順に基づいてこの発番号に発呼し、メモリ部に
記憶されたモデム情報をMCF信号に付加して送信す
る。一方、このMCF信号を受信した端末は、このMC
F信号に基づいてAGC値およびEQM値を含むモデム
情報を取得し、モデム情報に基づいて送信レベルおよび
通信速度をモデム部に設定するので、適切な送信レベル
や通信速度を設定することができる。
【0044】(実施例5)次に、図1、図2に基づいて
実施例5(請求項5)の動作を説明する。図1は、本発
明(請求項5)の一実施例として基本インタフェースに
接続するISDNファクシミリ端末装置のシステム構成
図である。ここでは、実施例1において基本的構成要件
を説明したので、その説明を省略する。
実施例5(請求項5)の動作を説明する。図1は、本発
明(請求項5)の一実施例として基本インタフェースに
接続するISDNファクシミリ端末装置のシステム構成
図である。ここでは、実施例1において基本的構成要件
を説明したので、その説明を省略する。
【0045】発端末(TX)が、着端末(RX)から送
信されたNSF信号およびDIS信号等のV21信号お
よび高速キャリアの少なくとも一方の信号に基づいて信
号レベルをレベル測定部により測定する。この信号レベ
ルに基づいてモデム部11に送信レベルを設定する。以
下、請求項5記載の発明の作用効果を説明する。
信されたNSF信号およびDIS信号等のV21信号お
よび高速キャリアの少なくとも一方の信号に基づいて信
号レベルをレベル測定部により測定する。この信号レベ
ルに基づいてモデム部11に送信レベルを設定する。以
下、請求項5記載の発明の作用効果を説明する。
【0046】発端末(TX)が、着端末(RX)から送
信されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一
方の信号に基づいて信号レベルをレベル測定部により測
定する。次に、レベル測定部により測定された信号レベ
ルに基づいてモデム部に送信レベルを設定するので、発
端末(TX)と着端末(RX)とで受信レベルの相関が
あり、適切な送信レベルを設定することができる。
信されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一
方の信号に基づいて信号レベルをレベル測定部により測
定する。次に、レベル測定部により測定された信号レベ
ルに基づいてモデム部に送信レベルを設定するので、発
端末(TX)と着端末(RX)とで受信レベルの相関が
あり、適切な送信レベルを設定することができる。
【0047】(実施例6)次に、図1および図8に基づ
いて実施例6(請求項6)の動作を説明する。図1は、
本発明(請求項6)の一実施例として基本インタフェー
スに接続するISDNファクシミリ端末装置のシステム
構成図である。ここでは、実施例1において基本的構成
要件を説明したので、その説明を省略する。
いて実施例6(請求項6)の動作を説明する。図1は、
本発明(請求項6)の一実施例として基本インタフェー
スに接続するISDNファクシミリ端末装置のシステム
構成図である。ここでは、実施例1において基本的構成
要件を説明したので、その説明を省略する。
【0048】図8は、G3ファクシミリ通信の伝送制御
手順を示す図である。図8は、ポーリング受信時の伝送
制御手順を示したものである。まず、ポーリング受信端
末(RX)が発呼すると、ポーリング送信端末(TX)
は、着信応答した後に、自端末が非音声端末であること
を表示するための被呼局識別信号CED、自端末に装備
されている非標準的な端末機能を表示するための非標準
機能識別信号NSF、および、自端末に装備されている
標準的な端末機能を表示するためのデジタル識別信号D
ISを順次送出する。
手順を示す図である。図8は、ポーリング受信時の伝送
制御手順を示したものである。まず、ポーリング受信端
末(RX)が発呼すると、ポーリング送信端末(TX)
は、着信応答した後に、自端末が非音声端末であること
を表示するための被呼局識別信号CED、自端末に装備
されている非標準的な端末機能を表示するための非標準
機能識別信号NSF、および、自端末に装備されている
標準的な端末機能を表示するためのデジタル識別信号D
ISを順次送出する。
【0049】次に、ポーリング受信端末(RX)は、標
準機能識別信号NSC、および、自端末に装備されてい
る標準的な端末機能を表示するためのデジタル識別信号
DTCを順次送出する。次に、ポーリング送信端末(T
X)は、受信した非標準機能識別信号NSC、およびデ
ジタル識別信号DTCで示された端末機能のうち、その
ときに使用する端末機能を選択し、その内容を現す情報
を付加した非標準機能識別信号NSSを送出し、そのと
きに指定したモデム速度でモデムトレーニング信号TC
Fを送出する。
準機能識別信号NSC、および、自端末に装備されてい
る標準的な端末機能を表示するためのデジタル識別信号
DTCを順次送出する。次に、ポーリング送信端末(T
X)は、受信した非標準機能識別信号NSC、およびデ
ジタル識別信号DTCで示された端末機能のうち、その
ときに使用する端末機能を選択し、その内容を現す情報
を付加した非標準機能識別信号NSSを送出し、そのと
きに指定したモデム速度でモデムトレーニング信号TC
Fを送出する。
【0050】次に、ポーリング受信端末(RX)は、非
標準機能識別信号NSSを受信すると、その内容に応じ
た端末機能を設定し、指定されたモデム速度でモデムト
レーニング信号TCFを受信し、その結果が良好な場合
には、受信準備確認信号CFRを応答する。次に、ポー
リング送信端末(TX)は、受信準備確認信号CFRを
受信すると、第1ページ目の画像情報PIXを送出す
る。次に、メッセージ後信号として手順終了信号EOP
を送出する。
標準機能識別信号NSSを受信すると、その内容に応じ
た端末機能を設定し、指定されたモデム速度でモデムト
レーニング信号TCFを受信し、その結果が良好な場合
には、受信準備確認信号CFRを応答する。次に、ポー
リング送信端末(TX)は、受信準備確認信号CFRを
受信すると、第1ページ目の画像情報PIXを送出す
る。次に、メッセージ後信号として手順終了信号EOP
を送出する。
【0051】これにより、ポーリング受信端末(RX)
よりメッセージ確認信号MCFが応答されると、切断命
令信号DCNを送出して、ポーリング送信端末(TX)
は回線を復旧する。また、ポーリング受信端末(RX)
は切断命令DCNを受信すると、回線を復旧する。ポー
リング受信端末(RX)は、NSF信号、DIS信号等
のV21信号を測定し、NSC信号に信号レベルを付加
してポーリング送信端末(TX)に通知する。ポーリン
グ送信端末(TX)は、このNSC信号に基づいてポー
リング送信側がモデム部11に送信レベルを設定する。
なお、NSCのフォーマットは図4(b)に示す。
よりメッセージ確認信号MCFが応答されると、切断命
令信号DCNを送出して、ポーリング送信端末(TX)
は回線を復旧する。また、ポーリング受信端末(RX)
は切断命令DCNを受信すると、回線を復旧する。ポー
リング受信端末(RX)は、NSF信号、DIS信号等
のV21信号を測定し、NSC信号に信号レベルを付加
してポーリング送信端末(TX)に通知する。ポーリン
グ送信端末(TX)は、このNSC信号に基づいてポー
リング送信側がモデム部11に送信レベルを設定する。
なお、NSCのフォーマットは図4(b)に示す。
【0052】以下、請求項6記載の発明の作用効果を説
明する。ポーリング受信端末(RX)が、ポーリング送
信端末(TX)から送信されたV21信号および高速キ
ャリアの少なくとも一方の信号に基づいて信号レベルを
レベル測定部により測定する。次に、レベル測定部によ
り測定された信号レベルをNSC信号に付加してポーリ
ング送信端末(TX)に送信する。
明する。ポーリング受信端末(RX)が、ポーリング送
信端末(TX)から送信されたV21信号および高速キ
ャリアの少なくとも一方の信号に基づいて信号レベルを
レベル測定部により測定する。次に、レベル測定部によ
り測定された信号レベルをNSC信号に付加してポーリ
ング送信端末(TX)に送信する。
【0053】一方、ポーリング送信端末(TX)が、ポ
ーリング受信端末(RX)からNSC信号を受信し、N
SC信号に付加された信号レベルを取得し、この信号レ
ベルをモデム部に設定する。従って、ポーリング受信時
に信号レベルを測定し、この信号レベルをポーリング送
信側に通知することができるので、キャリア送信側では
適切な送信レベルを設定することができる。
ーリング受信端末(RX)からNSC信号を受信し、N
SC信号に付加された信号レベルを取得し、この信号レ
ベルをモデム部に設定する。従って、ポーリング受信時
に信号レベルを測定し、この信号レベルをポーリング送
信側に通知することができるので、キャリア送信側では
適切な送信レベルを設定することができる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、通信回線を介してCC
ITT勧告T30の伝送制御手順に基づいて第1のファ
クシミリ装置から第2のファクシミリ装置に通信情報を
通信するファクシミリ装置のモデム制御方式において、
送信されたV21信号および高速キャリアの少なくとも
一方の信号に基づいて自動利得制御電圧情報(AGC
値)およびアイ品質モニタ情報(EQM値)を含むモデ
ム情報をレベル測定部により測定し、マルチページ送信
中にも適切な送信レベルを設定でき、また、過去に通信
した際のAGC値やEQM値を送信側で把握でき、V2
1の受信レベルに基づいて適切な送信レベルを設定する
ことで、最初のTCF信号の送信時点から適切な送信レ
ベルや通信速度を設定できるファクシミリ装置のモデム
制御方式を提供することができる。
ITT勧告T30の伝送制御手順に基づいて第1のファ
クシミリ装置から第2のファクシミリ装置に通信情報を
通信するファクシミリ装置のモデム制御方式において、
送信されたV21信号および高速キャリアの少なくとも
一方の信号に基づいて自動利得制御電圧情報(AGC
値)およびアイ品質モニタ情報(EQM値)を含むモデ
ム情報をレベル測定部により測定し、マルチページ送信
中にも適切な送信レベルを設定でき、また、過去に通信
した際のAGC値やEQM値を送信側で把握でき、V2
1の受信レベルに基づいて適切な送信レベルを設定する
ことで、最初のTCF信号の送信時点から適切な送信レ
ベルや通信速度を設定できるファクシミリ装置のモデム
制御方式を提供することができる。
【図1】本発明(請求項1)の一実施例として基本イン
タフェースに接続するISDNファクシミリ端末装置の
システム構成図である。
タフェースに接続するISDNファクシミリ端末装置の
システム構成図である。
【図2】本発明に係わるG3ファクシミリ通信の伝送制
御手順を示す図である。
御手順を示す図である。
【図3】本発明に係わるMCF信号およびNSC信号の
構成を示す図である。
構成を示す図である。
【図4】本発明に係わるキャリア送信側でMCF信号を
受信したときのフローチャートを示す図である。
受信したときのフローチャートを示す図である。
【図5】本発明に係わるISDN回線を介して発端末が
相手ファクシミリ装置に発呼した時の伝送制御手順を示
す図である。
相手ファクシミリ装置に発呼した時の伝送制御手順を示
す図である。
【図6】本発明に係わる着呼時のキャリア受信側のフロ
ーチャートを示す図である。
ーチャートを示す図である。
【図7】本発明に係わるキャリア送信時の発呼時のフロ
ーチャートを示す。
ーチャートを示す。
【図8】図8は、G3ファクシミリ通信の伝送制御手順
を示す図である。
を示す図である。
【符号の説明】 1 システム制御部 2 メモリ部 3 操作表示部 4 スキャナ部 5 プロッタ部 6 画像メモリ部 7 符号化復号化部 8 LAPD制御部 9 ISDN I/F部 10 CODEC部 11 モデム部 12 網制御部 13 レベル測定部 14 システムバス
Claims (6)
- 【請求項1】通信回線を介してCCITT勧告T30の
伝送制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第
2のファクシミリ装置に通信情報を通信するファクシミ
リ装置のモデム制御方式において、第2のファクシミリ
装置が、第1のファクシミリ装置から送信されたV21
信号および高速キャリアの少なくとも一方の信号に基づ
いて自動利得制御電圧情報(AGC値)およびアイ品質
モニタ情報(EQM値)を含むモデム情報を測定するレ
ベル測定部を有し、該レベル測定部により測定された該
モデム情報をMCF信号に付加して第1のファクシミリ
装置に送信することを特徴とするファクシミリ装置のモ
デム制御方式。 - 【請求項2】通信回線を介してCCITT勧告T30の
伝送制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第
2のファクシミリ装置に通信情報を通信するファクシミ
リ装置のモデム制御方式において、第1のファクシミリ
装置が、該通信情報をアナログ信号に変調するととも
に、アナログ信号を通信情報に復調するモデム部を有
し、第2のファクシミリ装置から送信されたMCF信号
を受信し、該MCF信号に基づいてAGC値およびEQ
M値を含むモデム情報を取得し、該モデム情報に基づい
て送信レベルおよび通信速度を該モデム部に設定するこ
とを特徴とするファクシミリ装置のモデム制御方式。 - 【請求項3】ISDN回線と接続し、CCITT勧告Q
931の呼設定手順に基づいて発呼した後に、CCIT
T勧告T30の伝送制御手順に基づいて第1のファクシ
ミリ装置から第2のファクシミリ装置に通信情報を通信
するファクシミリ装置のモデム制御方式において、第2
のファクシミリ装置が、第1のファクシミリ装置から送
信されたV21信号および高速キャリアの少なくとも一
方の信号に基づいてAGC値およびEQM値を含むモデ
ム情報を測定するレベル測定部を有し、第1のファクシ
ミリ装置から送信されたSETUP信号に基づいて発番
号を取得し、該発番号に基づいて該レベル測定部により
測定された該モデム情報を記憶し、第2のファクシミリ
装置に、該発番号からの着呼があった場合には、該発番
号に基づいて記憶された該モデム情報を読み出し、NS
F信号に該モデム情報を付加して第1のファクシミリ装
置に送信することを特徴とするファクシミリ装置のモデ
ム制御方式。 - 【請求項4】通信回線を介してCCITT勧告T30の
伝送制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第
2のファクシミリ装置に通信情報を通信するファクシミ
リ装置のモデム制御方式において、第2のファクシミリ
装置が、第1のファクシミリ装置から送信されたV21
信号および高速キャリアの少なくとも一方の信号に基づ
いてAGC値およびEQM値を含むモデム情報を測定す
るレベル測定部を有し、第1のファクシミリ装置からC
CITT勧告T30に基づいて送信された発番号を受信
し、該発番号に基づいて該レベル測定部により測定され
た該モデム情報を記憶し、第2のファクシミリ装置が、
該発番号に発呼する場合には、該伝送制御手順に基づい
て第1のファクシミリ装置に発呼し、記憶された該モデ
ム情報をMCF信号に付加して送信し、第1のファクシ
ミリ装置が、該通信情報をアナログ信号に変調するとと
もに、アナログ信号を通信情報に復調するモデム部と、
を有し、第2のファクシミリ装置から該MCF信号を受
信し、該MCF信号に基づいてAGC値およびEQM値
を含むモデム情報を取得し、該モデム情報に基づいて送
信レベルおよび通信速度を該モデム部に設定することを
特徴とするファクシミリ装置のモデム制御方式。 - 【請求項5】通信回線を介してCCITT勧告T30の
伝送制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第
2のファクシミリ装置に通信情報を通信するファクシミ
リ装置のモデム制御方式において、第1のファクシミリ
装置が、第2のファクシミリ装置から送信されたV21
信号および高速キャリアの少なくとも一方の信号に基づ
いて信号レベルを測定するレベル測定部と、通信情報を
アナログ信号に変調するとともに、アナログ信号を通信
情報に復調するモデム部と、を有し、該レベル測定部に
より測定された該信号レベルに基づいて該モデム部に送
信レベルを設定することを特徴とするファクシミリ装置
のモデム制御方式。 - 【請求項6】通信回線を介してCCITT勧告T30の
伝送制御手順に基づいて第1のファクシミリ装置から第
2のファクシミリ装置に通信情報をポーリング受信する
ファクシミリ装置のモデム制御方式において、第2のフ
ァクシミリ装置が、第1のファクシミリ装置から送信さ
れたV21信号および高速キャリアの少なくとも一方の
信号に基づいて信号レベルを測定するレベル測定部を有
し、該レベル測定部により測定された該信号レベルをN
SC信号に付加して第1のファクシミリ装置に送信し、
該第1のファクシミリ装置が、通信情報をアナログ信号
に変調するとともに、アナログ信号を通信情報に復調す
るモデム部と、を有し、第2のファクシミリ装置からN
SC信号を受信し、該NSC信号に付加された該信号レ
ベルを取得し、該信号レベルを該モデム部に設定するこ
とを特徴とするファクシミリ装置のモデム制御方式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5306960A JPH07162644A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | ファクシミリ装置のモデム制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5306960A JPH07162644A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | ファクシミリ装置のモデム制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07162644A true JPH07162644A (ja) | 1995-06-23 |
Family
ID=17963349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5306960A Pending JPH07162644A (ja) | 1993-12-08 | 1993-12-08 | ファクシミリ装置のモデム制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07162644A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20040013860A (ko) * | 2002-08-08 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 팩시밀리 겸용 프린터 및 그의 자동이득제어방법 |
US7400426B2 (en) * | 2002-06-21 | 2008-07-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Communicating apparatus and program |
-
1993
- 1993-12-08 JP JP5306960A patent/JPH07162644A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7400426B2 (en) * | 2002-06-21 | 2008-07-15 | Canon Kabushiki Kaisha | Communicating apparatus and program |
US7903276B2 (en) | 2002-06-21 | 2011-03-08 | Canon Kabushiki Kaisha | Communicating apparatus and program |
KR20040013860A (ko) * | 2002-08-08 | 2004-02-14 | 삼성전자주식회사 | 팩시밀리 겸용 프린터 및 그의 자동이득제어방법 |
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