JP2001298603A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JP2001298603A
JP2001298603A JP2000111134A JP2000111134A JP2001298603A JP 2001298603 A JP2001298603 A JP 2001298603A JP 2000111134 A JP2000111134 A JP 2000111134A JP 2000111134 A JP2000111134 A JP 2000111134A JP 2001298603 A JP2001298603 A JP 2001298603A
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Toshio Ko
敏雄 高
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 減衰の多い網経路及び少い網経路での画情報
フェーズのエラーを減少させるのに好適なファクシミリ
装置を提供する。 【解決手段】 ITU−T規格T.30に準拠したG3
プロトコル機能を有するファクシミリ装置において、着
側にあっては、発側からのNSS信号で送信レベル調整
機能有りが示されている場合、発側からのTCF信号に
おける受信レベルの測定結果に基づき、増減指示情報を
CFR信号又はFTT信号に付加して発側に送信する。
一方、発側にあっては、その増減指示情報に従って送信
レベルを増減する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、送信レベルや通信
速度を自動的に調節可能なG3ファクシミリ装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ITU−T規格T.30に準拠したG3
ファクシミリ通信において、V.21半二重モデムによ
る伝送制御が正常に行われているにも拘わらず、着信レ
ベルが基準値よりも低い(あるいは高い)ために、V.
17等の画情報フェーズにおける高速モデム通信でエラ
ーが多発するという問題がある。
【0003】この対策として、特開平7−162644
号公報に記載された方法では、受信側でモデムトレーニ
ング信号(以下、TCF信号と記す)受信期間中の自動
利得制御電圧情報(AGC値)やアイ品質モニタ情報
(EQM値)を含むモデム情報を測定し、その情報を
T.30手順のメッセージ確認信号(以下、MCF信号
と記す)に付加して送信側に通知し、通知を受けた送信
側で送信レベルを調整することにより、マルチページ送
信中に適切な送信レベルを設定しようとしている。
【0004】なお、特開平5−183717号公報に記
載された装置では、受信側がTCF信号に基づいて適合
通信速度を検出し、その情報を受信準備確認信号(以
下、CFR信号と記す)に付加して送信側に通知するこ
とにより、画像通信における手順決定時間の短縮を図っ
ている。この場合、TCF信号受信時にエラービット数
が多ければ、受信側からトレーニング失敗信号(FTT
信号)を返し、送信側で通信速度を下げる動作を適合通
信速度に到るまで繰り返すことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記特
開平7−162644号公報に開示された技術では、T
CF信号に基づいて測定したモデム情報をMCF信号に
付加して送信側に通知するので、送信側から正常に画情
報が送信された場合しか情報を得られないという問題が
ある。
【0006】なお、送信レベルの減衰が多い網経路(海
外通信等)と少ない網経路(国内通信、内線通信、等)
が混在する場合、減衰が少ない網経路で受信レベルが高
すぎることにより、V.17等の画情報フェーズにおけ
る高速モデム通信でエラーが多発するので、これについ
ても何らかの対策を講じることが望まれる。
【0007】本発明の目的は、このような問題点を改善
し、減衰の多い網経路及び少い網経路での画情報フェー
ズのエラーを減少させるのに好適なファクシミリ装置を
提供することにある。
【0008】
【問題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
ITU−T規格T.30に準拠したG3プロトコル機能
を有するファクシミリ装置であって、発側からのNSS
信号で送信レベル調整機能有りが示されている場合は、
発側からのTCF信号の受信レベルを測定し、該受信レ
ベルの測定結果に基づいて発側送信レベルの増減を指示
する増減指示情報を作成し、該増減指示情報をCFR信
号又はFTT信号に付加して発側に送信する通信制御手
段を備えたことを特徴とする。
【0009】発側からのTCF信号の受信レベル測定結
果に基づいて送信レベルの増減を発側に指示する際、C
FR信号又はFTT信号を利用することによって、発側
から正常に画情報が送信された場合に限らず、送信レベ
ルの増減を発側に指示することができる。
【0010】請求項2に係る発明は、ITU−T規格
T.30に準拠したG3プロトコル機能を有するファク
シミリ装置であって、着側に対して、送信レベル調整機
能有りを示すNSS信号を送信し、着側からのCFR信
号又はFTT信号を解析し、送信レベルの増減を指示す
る増減指示情報が付加されている場合は、該増減指示情
報に従って送信レベルを増減する通信制御手段を備えた
ことを特徴とする。
【0011】請求項3に係る発明は、ITU−T規格
T.30に準拠したG3プロトコル機能を有するファク
シミリであって、発側からのNSS信号で送信レベル調
整機能有りが示されている場合は、発側からのTCF信
号の受信レベルを測定し、該受信レベルが予め決められ
た値より小さい場合には、発側送信レベルの増幅を指示
する増幅指示情報を作成し、該増幅指示情報をCFR信
号又はFTT信号に付加して発側に送信する通信制御手
段を備えたことを特徴とする。
【0012】着側でCFR信号又はFTT信号を利用
し、発側に対して送信レベルの増幅を指示することによ
って、減衰の多い網経路でのファクシミリ通信で適宜、
送信レベルを増幅し、画情報フェーズのエラーを減少さ
せることができる。
【0013】請求項4に係る発明は、ITU−T規格
T.30に準拠したG3プロトコル機能を有するファク
シミリ装置であって、着側に対して、送信レベル調整機
能有りを示すNSS信号を送信し、着側からのCFR信
号又はFTT信号を解析し、送信レベルの増幅を指示す
る増幅指示情報が付加されている場合は、該増幅指示情
報に従って送信レベルを増幅する通信制御手段を備えた
ことを特徴とする。
【0014】請求項5に係る発明は、ITU−T規格
T.30に準拠したG3プロトコル機能を有するファク
シミリであって、発側からのNSS信号で送信レベル調
整機能有りが示されている場合は、発側からのTCF信
号の受信レベルを測定し、該受信レベルが予め決められ
た値より大きい場合には、発側送信レベルの低減を指示
する低減指示情報を作成し、該低減指示情報をCFR信
号又はFTT信号に付加して発側に送信する通信制御手
段を備えたことを特徴とする。
【0015】着側でCFR信号又はFTT信号を利用
し、発側に対して送信レベルの低減を指示することによ
って、減衰の少ない網経路でのファクシミリ通信で適
宜、送信レベルを低減し、画情報フェーズのエラーを減
少させることができる。
【0016】請求項6に係る発明は、ITU−T規格
T.30に準拠したG3プロトコル機能を有するファク
シミリ装置であって、着側に対して、送信レベル調整機
能有りを示すNSS信号を送信し、着側からのCFR信
号又はFTT信号を解析し、送信レベルの低減を指示す
る低減指示情報が付加されている場合は、該低減指示情
報に従って送信レベルを低減する通信制御手段を備えた
ことを特徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の一形態を図
面を用いて説明する。図1に、本発明の実施の一形態に
おけるITU−T規格T.30に準拠するファクシミリ
装置のシステム構成を示す。
【0018】図1において、システム制御部1は、この
ファクシミリ装置全体を制御する。メモリ部2は、不揮
発性メモリからなり、このシステム制御部1が制御する
制御処理プログラムやその制御処理に必要な種々のデー
タ、及び、このファクシミリ装置に固有の各種情報、例
えば発番号・着番号やAGC値・EQM値等のモデム情
報を記憶する。
【0019】操作表示部3は、このファクシミリ装置を
操作し、加入者番号等を入力するための種々の操作キ
ー、LED、LCD等から構成される。
【0020】スキャナ部4は、原稿画像を所定の解像度
で読み取り画像データに変換する。プロッタ部5は、受
信データ(画情報)やレポート等を記録紙に印字出力す
る。画像メモリ部6は、画像情報を蓄積する。なお、画
像メモリ部6には、符号化圧縮された状態で画像情報が
蓄積される。符号化復号化部7は、画像データを符号化
圧縮するとともに、符号化圧縮された画像情報を元の画
像データに復号化する。
【0021】LAPD制御部8は、ISDNの基本イン
タフェース機能としてDチャネルを用いてCCITT勧
告Q931の呼設定手順に基づいて発呼等の回線制御処
理を行う。ISDNインタフェース部(ISDN I/
F部)9は、このファクシミリ装置をISDNの網終端
装置(NT)に接続する。CODEC部10は、ISD
NのBチャネルを用いてV.21信号及び高速キャリア
信号等のアナログ信号を伝送するためにA/D変換処理
を行う。
【0022】モデム部11は、通信情報をアナログ信号
に変調するとともに、アナログ信号を通信情報に復調す
る。また、モデム部11は、受信データをチェックし、
送信レベルや通信速度の設定が可能であり、G3ファク
シミリ通信のモデム機能を実現するものであって、伝送
制御手順信号を授受するための低速モデム(V.21モ
デム)及び画像情報を授受するための高速モデム(V.
29モデム、V.27モデム、V.33モデム、V.1
7モデム)を備えている。網制御部12は、ファクシミ
リ装置をPSTN(公衆電話回線網)に接続し、自動的
に発着信を行う。また、網制御部12には、PSTNと
の物理的なインタフェースを持ち、電話機側とファクシ
ミリ装置側との回線接続を切り換えるための図示しない
切換スイッチを備える。
【0023】レベル測定部13は、PSTN、ISDN
を介してファクシミリ通信する際の受信レベルを測定す
るものである。レベル測定部13は、CCITT勧告
V.21信号や高速キャリアの自動利得制御電圧情報
(AGC値)及びアイ品質モニタ(EQM値)を含むモ
デム情報を測定する。
【0024】また、システム制御部1、メモリ部2、操
作表示部3、スキャナ部4、プロッタ部5、画像メモリ
部6、符号化復号化部7、LAPD制御部8、ISDN
インタフェース部9、CODEC部10、モデム部1
1、網制御部12、レベル測定部13はシステムバス1
4に接続され、このシステムバス14を介して各要素間
で種々の情報が授受される。
【0025】図2に、G3ファクシミリ通信の伝送制御
手順を示す。
【0026】まず、送信機(発端末)が発呼すると、受
信機(着端末)は、着信応答した後に、自端末が非音声
端末であることを表示するための被呼局識別信号(以
下、CED信号と記す)、自端末に装備されている非標
準的な端末機能を表示するための非標準機能識別信号
(以下、NSF信号と記す)、及び、自端末に装備され
ている標準的な端末機能を表示するためのデジタル識別
信号(以下、DIS信号と記す)を順次送出する。
【0027】次に、発端末は、受信したNSF信号、及
びDIS信号で示された端末機能のうち、そのときに使
用する端末機能を選択し、その内容を示す情報(送信モ
ード及びレベル調整機能を有することを示す情報を含
む)を付加した非標準機能識別信号(以下、NSS信号
と記す)を送出し、そのときに指定したモデム速度でモ
デムトレーニング信号(TCF信号)を送出する。
【0028】次に、着端末は、NSS信号を受信する
と、その内容に応じた端末機能を設定し、指定されたモ
デム速度でTCF信号を受信し、その結果が良好な場合
には、受信準備確認信号(CFR信号)を応答する。な
お、エラーが多発する等、その結果が不良な場合には、
トレーニング失敗信号(以下、FTT信号と記す)を応
答する。
【0029】次に、発端末は、CFR信号を受信する
と、第1ページ目の画像情報(PIX信号)を送出し、
図示しないマルチページ信号(MPS信号)をメッセー
ジ後信号として、送出する。なお、FTT信号を受信す
ると、前回よりも遅い通信速度でTCF信号を再送信す
る。
【0030】次に、着端末は、前記マルチページ信号を
受信すると、その直前に受信完了した画像情報の受信結
果が良好な場合には、メッセージ確認信号(MCF信
号)を応答して、次のページの受信準備を行う。
【0031】次に、発端末は、MCF信号を受信する
と、次のページを送出し、メッセージ後信号として手順
終了信号(EOP信号)を送出する。
【0032】これにより、着端末よりMCF信号が応答
されると、切断命令信号(DCN信号)を送出して、発
端末は回線を復旧する。また、着端末はDCN信号を受
信すると、回線を復旧する。
【0033】図3に、本実施形態におけるCFR信号及
びFTT信号の構成を示す。
【0034】図3において、FLGはフラグシーケンス
[7E]であり、AFはアドレスフィールド[FF]で
あり、FCFはファクシミリコントロールフィールド
[84/44]である。このFCFによって、CFR信
号[84h]又はFTT信号[44h]であることを示
す。また、「Det−1」は、増減指示データのうち、
測定した受信レベル(0〜50=>1〜−50dBm)
であり、「Req−1」は、増減指示データのうち、期
待する受信レベル(0〜50=>1〜−50dBm)で
あり、FCSはフレームチェックシーケンスである。前
記「Det−1」、「Req−1」が増減指示データで
あり、送信機では増減指示データを基に、例えば次式
(1)によって送信レベルを決定する。 (TCF送信レベル)+(Req−1)−(Det−1)=PIX送信レベル[ dpm]………(1)
【0035】次に、図4を参照しながら本実施形態にお
ける受信機の増減指示情報付加動作を説明する。
【0036】前述のように、送信機は発呼後、まず受信
機からのCED信号、NSF信号、DIS信号を受信す
る。これらの信号が示す情報に基づき、送信機は、送信
する画情報のモード(線密度、原稿幅、I/Oスピー
ド、符号化モード、ECM等)を決定し、また、送信レ
ベル調整機能有りビットをセットしてNSS信号をフレ
ーミングし、受信機に送信する。さらに、送信機は、N
SS信号生成時に指定したモデム速度でTCF信号を送
信する。
【0037】受信機は、TCF信号を受信をする際、モ
デム部11でTCF信号を復調し、データチェック
(‘0’の連続時間などのチェック)をするとともに、
前述のように受信レベルを測定する(ステップs10
1)。
【0038】次いで、受信機は、データチェックの結果
に基づき(ステップs102)、CFR信号又はFTT
信号の作成を開始する(ステップs103又はステップ
s106)。ここで、受信機は、前述の受信レベル測定
結果に基づき、その受信レベルが、予め決められた増幅
要求スレッシュ値と低減要求スレッシュ値で示される許
容範囲を超えた場合は、送信レベル増減指示情報(「R
eq−1」、「Det−1」)をCFR信号又はFTT
信号に付加して送信機に送信する。
【0039】すなわち、受信レベルが、予め決められた
低減要求スレッシュ値よりも小さい場合(ステップs1
04のNO)、及び、受信レベルが、予め決められた低
減要求スレッシュ値よりも大きく、かつ予め決められた
増幅要求スレッシュ値よりも大きい場合(ステップs1
04のYES、ステップs107のNO)には、測定し
た受信レベル(Det−1)と、期待する受信レベル
(Req−1)とを、CFR信号又はFTT信号に付加
して送信機に送信する(ステップs105)。なお、受
信レベルが、予め決められた増幅要求スレッシュ値と低
減要求スレッシュ値で示される許容範囲内にある場合
は、前述の「Req−1」、「Det−1」を付加せ
ず、CFR信号又はFTT信号をそのまま送信機に送信
する(ステップs108)。
【0040】ここで、前述の増幅要求スレッシュ値、低
減要求スレッシュ値、及び、期待する受信レベルは、固
定値としても良いし、操作表示部3のキー操作等で任意
に設定可能とし、設定内容をメモリ部2に格納して変更
の度にその設定内容を更新することにしてもよい。
【0041】一方、送信機は、受け取ったCFR信号又
はFTT信号を解析し、その信号に付加されている、受
信機で検出された受信レベル、及び期待する受信レベル
と、自機の送信レベルとを基にして、前述の式(1)か
ら画像データ送信時の送信レベルを決定し、図2に示す
通信手順を進める。
【0042】なお、本実施形態では、モデム部11、網
制御部12、レベル測定部13、等が通信制御手段を構
成する。
【0043】
【発明の効果】請求項1、2に係る発明によれば、IT
U−T規格T.30に準拠したG3プロトコル機能を有
するファクシミリ装置において、着側にあっては、発側
からのNSS信号で送信レベル調整機能有りが示されて
いる場合、発側からのTCF信号における受信レベルの
測定結果に基づき、増減指示情報をCFR信号又はFT
T信号に付加して発側に送信し、発側にあっては、その
増減指示情報に従って送信レベルを増減するので、網経
路での減衰に応じて適宜、送信レベルを設定し、画情報
フェーズのエラーを減少させることができる。
【0044】請求項3、4に係る発明によれば、ITU
−T規格T.30に準拠したG3プロトコル機能を有す
るファクシミリ装置において、着側にあっては、発側か
らのNSS信号で送信レベル調整機能有りが示されてい
る場合、発側からのTCF信号における受信レベルが予
め決められた値より小さければ、発側送信レベルの増幅
を指示する増幅指示情報をCFR信号又はFTT信号に
付加して発側に送信し、発側にあっては、その増幅指示
情報に従って送信レベルを増幅するので、減衰の多い網
経路でのファクシミリ通信で画情報フェーズのエラーを
減少させることができる。
【0045】請求項5、6に係る発明によれば、ITU
−T規格T.30に準拠したG3プロトコル機能を有す
るファクシミリ装置において、着側にあっては、発側か
らのNSS信号で送信レベル調整機能有りが示されてい
る場合、発側からのTCF信号における受信レベルが予
め決められた値より大きければ、発側送信レベルの低減
を指示する低減指示情報をCFR信号又はFTT信号に
付加して発側に送信し、発側にあっては、その低減指示
情報に従って送信レベルを低減するので、減衰の少ない
網経路でのファクシミリ通信で画情報フェーズのエラー
を減少させることができる。例えば、構内回線等の減衰
の少ない網と「0発信」で海外通信を行うような通信形
態が混在するような環境において、内線でのファクシミ
リ通信での画情報フェーズのエラーを減らすことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態におけるITU−T規格
T.30に準拠したファクシミリ装置のシステム構成図
である。
【図2】本発明の実施の一形態におけるファクシミリ装
置の通信手順を示すシーケンス図である。
【図3】本発明の実施の一形態におけるCFR信号及び
FTT信号の構成を示す図である。
【図4】本発明に実施の一形態におけるファクシミリ装
置(受信機)の増減指示情報付加動作を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 システム制御部 2 メモリ部 3 操作表示部 4 スキャナ部 5 プロッタ部 6 画像メモリ部 7 符号化復号化部 8 LAPD制御部 9 ISDNインタフェース部 10 CODEC部 11 モデム部 12 網制御部 13 レベル測定部 14 システムバス

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ITU−T規格T.30に準拠したG3プ
    ロトコル機能を有するファクシミリ装置であって、 発側からのNSS信号で送信レベル調整機能有りが示さ
    れている場合は、発側からのTCF信号の受信レベルを
    測定し、該受信レベルの測定結果に基づいて発側送信レ
    ベルの増減を指示する増減指示情報を作成し、該増減指
    示情報をCFR信号又はFTT信号に付加して発側に送
    信する通信制御手段を備えたことを特徴とするファクシ
    ミリ装置。
  2. 【請求項2】ITU−T規格T.30に準拠したG3プ
    ロトコル機能を有するファクシミリ装置であって、 着側に対して、送信レベル調整機能有りを示すNSS信
    号を送信し、着側からのCFR信号又はFTT信号を解
    析し、送信レベルの増減を指示する増減指示情報が付加
    されている場合は、該増減指示情報に従って送信レベル
    を増減する通信制御手段を備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  3. 【請求項3】ITU−T規格T.30に準拠したG3プ
    ロトコル機能を有するファクシミリであって、 発側からのNSS信号で送信レベル調整機能有りが示さ
    れている場合は、発側からのTCF信号の受信レベルを
    測定し、該受信レベルが予め決められた値より小さい場
    合には、発側送信レベルの増幅を指示する増幅指示情報
    を作成し、該増幅指示情報をCFR信号又はFTT信号
    に付加して発側に送信する通信制御手段を備えたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】ITU−T規格T.30に準拠したG3プ
    ロトコル機能を有するファクシミリ装置であって、 着側に対して、送信レベル調整機能有りを示すNSS信
    号を送信し、着側からのCFR信号又はFTT信号を解
    析し、送信レベルの増幅を指示する増幅指示情報が付加
    されている場合は、該増幅指示情報に従って送信レベル
    を増幅する通信制御手段を備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
  5. 【請求項5】ITU−T規格T.30に準拠したG3プ
    ロトコル機能を有するファクシミリであって、 発側からのNSS信号で送信レベル調整機能有りが示さ
    れている場合は、発側からのTCF信号の受信レベルを
    測定し、該受信レベルが予め決められた値より大きい場
    合には、発側送信レベルの低減を指示する低減指示情報
    を作成し、該低減指示情報をCFR信号又はFTT信号
    に付加して発側に送信する通信制御手段を備えたことを
    特徴とするファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】ITU−T規格T.30に準拠したG3プ
    ロトコル機能を有するファクシミリ装置であって、 着側に対して、送信レベル調整機能有りを示すNSS信
    号を送信し、着側からのCFR信号又はFTT信号を解
    析し、送信レベルの低減を指示する低減指示情報が付加
    されている場合は、該低減指示情報に従って送信レベル
    を低減する通信制御手段を備えたことを特徴とするファ
    クシミリ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7761752B2 (en) 2006-02-17 2010-07-20 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Communication terminal device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7761752B2 (en) 2006-02-17 2010-07-20 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Communication terminal device

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