JP2002209081A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JP2002209081A
JP2002209081A JP2001082050A JP2001082050A JP2002209081A JP 2002209081 A JP2002209081 A JP 2002209081A JP 2001082050 A JP2001082050 A JP 2001082050A JP 2001082050 A JP2001082050 A JP 2001082050A JP 2002209081 A JP2002209081 A JP 2002209081A
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Osamu Kimoto
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Murata Machinery Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の長さ方向のサイズがITU勧告の規定
外の場合でもファクシミリ通信できるようにした通信端
末装置を提供すること。 【解決手段】 通常のファクシミリ通信手順で、定型サ
イズの原稿をファクシミリ通信する際に、ITUのT.
30の勧告で長さ方向の寸法はA3サイズについては規
定されていない。A3サイズの原稿を送信する際に、ス
テップS8の処理で送信する原稿サイズはA3サイズで
あることを確認して、ステップS10でファクシミリ通
信手順の信号DCSにA3サイズの幅をセットし、次の
ステップで原稿の長さ方向をA3サイズにセットする。
このように、ファクシミリ通信手順のDCS信号を用い
ることにより、規格外の原稿についてもファクシミリ通
信を可能としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、定型サイズの原稿
を送信する際に、長さ方向のサイズがITUの勧告で規
定された規格外であっても、ファクシミリ通信できるよ
うに構成した通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ通信において、通常のファ
クシミリ通信手順で送受信される定型サイズの原稿は、
国際電信電話連合(International Te
lecommunication Union、ITU
と略記する)の有線系標準化(T)の勧告(ITU−T
の勧告)T.30により規定されている。
【0003】前記T.30の勧告では、ファクシミリ通
信に使用できる定型サイズの原稿は、ISO規格と北米
規格に規定されている。ISO規格では、A4、B4、
A3サイズが規定されている。また、北米規格ではレタ
−サイズとリ−ガルサイズが規定されている。
【0004】図13は、前記ISO規格で規定されてい
る定型サイズの原稿を示す説明図である。(a)はA4
サイズ、(b)はB4サイズ、(c)はA3サイズを示
している。A4サイズは、幅方向の寸法がA、垂直方向
(長さ)方向の寸法がBである。また、B4サイズは、
幅方向の寸法がC、垂直方向の寸法がDである。さら
に、A3サイズは、幅方向の寸法がA4サイズの垂直方
向の寸法B、垂直方向の寸法がA4サイズの幅方向の寸
法Aの2倍の2Aである。
【0005】図14は、原稿の向きを横長とした例を示
す説明図である。(a)はA5R、(b)はB5Rの用
紙を示している。A5Rサイズは、幅方向の寸法がA4
サイズの寸法と同じA、垂直方向の寸法がA4サイズの
寸法の半分の(1/2)Bである。B5Rサイズは、幅
方向の寸法がB4サイズの寸法と同じC、垂直方向の寸
法がB4サイズの寸法の半分の(1/2)Dである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】通常のファクシミリ通
信手順で、定型サイズの原稿をファクシミリ通信する際
に、前記T.30の勧告で垂直方向(長さ方向)の寸法
が規定されているのは、ISO規格ではA4サイズとB
4サイズのみであり、A3サイズについては規定されて
いない。このため、A3サイズの原稿は、定型サイズで
あるにも拘らず、ITUで規定された通常のファクシミ
リ通信手順ではファクシミリ通信することができないと
いう問題があった。
【0007】また、ITUで規定された通常のファクシ
ミリ通信手順で定型サイズの原稿をファクシミリ通信す
る際に、垂直方向のサイズを指定すると、原稿の向きは
縦長に設定される。このため、前記図14(a)、
(b)に示したようなA5Rサイズ、およびB5Rサイ
ズの用紙については、幅方向の寸法が、それぞれA4サ
イズ、およびB4サイズと同じであるにも拘らず、垂直
方向(長さ方向)のサイズが規定外となり、ファクシミ
リ通信ができないという問題があった。
【0008】本発明は、かかる現状に鑑みてなされたも
のであり、原稿の長さ方向のサイズがITUの勧告で規
定された規格外の場合でも、ファクシミリ通信できるよ
うに構成した通信端末装置の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的は、請求項1に
係る発明において通信端末装置を、受信側の通信端末装
置に定型サイズの原稿をファクシミリ送信する通信部
と、前記通信部を制御する制御部とを備え、国際電信電
話連合(ITU)の勧告で規定されている規格外の原稿
を送信する際に、前記規格外の原稿サイズの情報を、フ
ァクシミリ通信手順の信号で前記通信部から送信する構
成とすることにより達成される。
【0010】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
記載の通信端末装置において、前記規格外の原稿サイズ
の情報は、定型サイズの原稿の幅方向のサイズと、当該
定型サイズの原稿を縦長方向で送信するときの長さ方向
のサイズ、または、横長方向で送信するときに長さ方向
のサイズが縦長方向で送信するときの長さの1/2とな
る情報であることを特徴としている。
【0011】また、請求項3に係る発明は通信端末装置
を、送信側の通信端末装置からファクシミリ送信される
定型サイズの原稿を受信する通信部と、前記受信した原
稿を所定の用紙にプリントする記録部と、前記通信部お
よび記録部を制御する制御部とを備え、送信側の通信端
末装置から送信されるファクシミリ通信手順の信号を受
信して、定型サイズの原稿を縦長方向で受信するときの
長さ方向のサイズ、または、横長方向で受信するときに
長さ方向のサイズが縦長方向で受信するときの長さの1
/2となる情報であることを検出し、所定の用紙を選択
してプリントすることを特徴としている。
【0012】請求項1に係る発明によれば、国際電信電
話連合(ITU)の勧告で規定されている規格外の原稿
を送信する際に、前記規格外の原稿サイズの情報を、フ
ァクシミリ通信手順の信号で前記通信部から送信する構
成としている。このため、原稿の長さ方向のサイズがI
TUで規定された規定外の場合でも、定型サイズの原稿
を支障なくファクシミリ送信することができる。
【0013】請求項2に係る発明によれば、前記規格外
の原稿サイズの情報は、定型サイズの原稿の幅方向のサ
イズと、当該定型サイズの原稿を縦長方向で送信すると
きの長さ方向のサイズ、または、横長方向で送信すると
きに長さ方向のサイズが縦長方向で送信するときの長さ
の1/2となる情報としている。このため、定型サイズ
の原稿を送信する際に、原稿の長さ方向サイズの情報を
正確に受信側の通信端末装置に通信することができる。
【0014】請求項3に係る発明によれば、受信側の通
信端末装置では、送信側の通信端末装置から送信される
ファクシミリ通信手順の信号を受信して、定型サイズの
原稿を縦長方向で受信するときの長さ方向のサイズ、ま
たは、横長方向で受信するときに長さ方向のサイズが縦
長方向で受信するときの長さの1/2となる情報である
ことを検出している。このため、受信した原稿をプリン
トする用紙を迅速に選択でき、また、ペ−ジ合成等の処
理時間を短縮することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図11は本発明の通信端末
装置の制御装置を示す概略のブロック図である。次にこ
のブロック図について説明する。図11において、通信
端末装置の制御装置1は、各種信号やデ−タを処理する
ための制御部2を有している。この制御部2は、例えば
CPU(中央演算処理装置)により構成されている。
【0016】制御部2には、回線制御部(NCU)4、
モデム5、画像メモリ6、RAM7、ROM8、表示部
9、操作部10、読取部11、記録部12、符号化・復
号部13が接続されている。
【0017】回線制御部4は外部回線3と接続され、相
手先のダイヤル番号に対応したダイヤルパルスの送出、
及び着信を検出する。モデム5は相手先のファクシミリ
装置等の通信端末装置との間で送受信されるデ−タを変
調・復調し、回線制御部4と接続する。このように、回
線制御部4とモデム5は、相手先の通信端末装置との間
で送受信されるファクシミリ通信の通信部を構成する。
画像メモリ6は、読み取り原稿の画デ−タ、受信した画
デ−タを格納する。RAMに7は予約送信またはメモリ
受信における管理デ−タが格納される。ROM8には通
信端末装置の各種動作に必要なデ−タやプログラムが格
納される。
【0018】陰極線管(CRT)や液晶表示器(LC
D)を用いた表示部9には、通信端末装置の動作に必要
な各種メッセ−ジが表示される。キ−ボ−ドやマウス等
からなる操作部10は通信端末装置の各種動作、停止を
指示する。読取部11は原稿の画像を読み取る。
【0019】記録部12は原稿の画デ−タを所定の記録
紙にプリントする。記録紙は、縦長または横長に原稿の
画デ−タをプリントできるように、サイズの異なる複数
のカセットに収納されている。画デ−タのプリントは、
記録紙の両面に行なう場合と記録紙の片面に行なう場合
がある。符号化・復号部13は、読み取り画像の画デ−
タを所定の符号化方式で符号化し、また、受信した画デ
−タを復号化する。なお、制御装置1に時計部を設けて
現在時刻をカウントし、時計部の出力を用いて受信時刻
を通信管理記録に保存することもできる。
【0020】本発明においては、ファクシミリ装置のよ
うな通信端末装置間でファクシミリ通信をする際に、I
TUのT.30の勧告で規定された規格外の原稿を送信
するときには、ファクシミリ通信手順の信号を用いて、
送信する原稿の幅方向のサイズ、および垂直方向(長さ
方向)のサイズに関する情報を送信する。受信側では、
当該通信手順で受信した情報を検出することにより、送
信される原稿のサイズがわかるので、当該原稿サイズに
適合した用紙を迅速に選択できるようにしている。
【0021】図12は、ファクシミリ装置のような通信
端末装置間でファクシミリ通信をする際の、ファクシミ
リ通信手順の一例をシ−ケンスで示す説明図である。以
下の説明では、「発呼側のファクシミリ装置」、「被呼
側のファクシミリ装置」を略称して、単に「発呼側」、
「被呼側」と表現している。
【0022】(a)で発呼側から被呼側にダイヤル後呼
出音(CNG)を送信する。(b)で、被呼側が着信信
号に応答して回線の直流回路を閉じた後、CNGに応答
し、被呼側から発呼側に被呼端末識別信号(CED)を
送信する。次に(c)で被呼側から発呼側に、非標準機
能識別信号(NSF)とファクシミリ装置の能力に関す
るデジタル識別信号(DIS)を送信する。ここで、非
標準機能識別信号(NSF)は、ITUのT.30で規
定された通常のファクシミリ通信手順の範囲外の、非標
準ファクシミリ通信手順を用いるために送信される。
【0023】(d)で発呼側から被呼側に対して、デジ
タル命令信号(DCS)を送信し、(e)でトレ−ニン
グチェック(TCF)を送信する。次に(f)で被呼側
から発呼側に受信準備確認信号(CFR)を送信し、
(g)で発呼側から被呼側に対して、原稿の画デ−タを
送信する。原稿の画デ−タの送信が終了すると、(h)
で発呼側から被呼側に対して手順終了信号(EOP)を
送信する。次に(i)で被呼側から発呼側にメッセ−ジ
確認信号(MCF)を送信し、最後に(j)で発呼側か
らは切断命令信号(DCN)を被呼側に送信して通信を
終了する。
【0024】図1、図2は、送信側の通信端末装置にお
ける第1の実施の形態に係る、原稿サイズに関する情報
送信の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次に、こ
のフロ−チャ−トについて説明する。
【0025】(1)ステップS1で送信側の処理プログ
ラムをスタ−トし、ステップS2で相手方にダイヤルす
る。次にステップS3の処理で相手方に着信したかどう
かを判定する。この判定結果がYES(以下、Yと略記
する)であれば、ステップS4の処理に移行し、相手方
からファクシミリ装置の能力に関するデジタル識別信号
(DIS)を受信したかどうかを判定する。
【0026】(2)前記ステップS3の判定結果がNO
(以下、Nと略記する)であれば、ステップS5の処理
でタイムアウトかどうかを判定する。この判定結果がY
であれば、ステップS6の処理で相手方にリダイヤルす
る。ステップS5の判定結果がNであれば、ステップS
3の処理に戻る。
【0027】(3)前記ステップS4の処理で、DIS
を受信していないと判定した場合には、ステップS4の
待期状態となる。ステップS4の判定結果がYであれ
ば、次にステップS7の処理に移行し、相手方の原稿の
最大受信幅はA3サイズ可能かどうかを判定する。この
判定結果がYであれば、次にステップS8の処理に移行
し、送信する原稿サイズはA3かどうかを判定する。こ
の際の原稿の向きは、後述のように縦長に設定される。
【0028】(4)前記ステップS7の判定結果がNで
あれば、相手方はA3サイズの原稿の受信能力がないの
で、ステップS9の処理で原稿を縮小して送信する。ま
た、ステップS8の判定結果がNであれば、送信する原
稿サイズはA3ではないので、ステップS11の処理で
通常送信を行なう。
【0029】(5)ステップS8の判定結果がYであれ
ば、ステップS10の処理に移行して、受信側に対して
送信されるデジタル命令信号(DCS)に、送信する原
稿幅はA3サイズ(2432ドット/ライン)をセット
する。次に、ステップS12の処理で、送信する原稿の
垂直方向(長さ方向)のサイズをA3サイズにセットす
る。このように、ステップS10の処理においては、送
信する原稿サイズの情報をファクシミリ通信手順の特定
の信号であるDCSでセットしているので、ITUのフ
ァクシミリ通信手順では規格外である、A3サイズの原
稿を縦長の向きにして送信することができる。
【0030】(6)次に、ステップS13の処理で、受
信側に対してデジタル命令信号(DCS)を送信し、続
いてステップS14の処理で、受信側に対するトレ−ニ
ングチェック(TCF)を送信する。次にステップS1
5の処理で、受信側から送信された受信準備確認信号
(CFR)が受信されているかどうかを判定する。この
判定結果がNであれば、ステップS13の処理に戻る。
【0031】(7)ステップS15の判定結果がYであ
れば、次にステップS16の処理に移行して原稿の画デ
−タを送信する。続いて、ステップS17の処理で、受
信側に対して手順終了信号(EOP)を送信する。次に
ステップS18の処理で、受信側から送信されたメッセ
−ジ確認信号(MCF)を受信し、ステップS19の処
理で受信側に切断命令信号(DCN)を送信して通信を
終了し、ステップS20の処理で送信側の処理プログラ
ムを終了する。
【0032】図3、図4は、受信側の通信端末装置にお
いて、第1の実施の形態に係る原稿サイズに関する情報
受信の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次に、こ
のフロ−チャ−トについて説明する。
【0033】(1)ステップS21で受信側の処理プロ
グラムをスタ−トし、ステップS22で呼出し音の有無
を判定する。この判定結果がNであれば、ステップS2
2の待期状態となる。ステップS22の判定結果がYで
あれば、ステップS23の処理に移行して、原稿の受信
能力幅はA3サイズとしてファクシミリ装置の能力に関
するデジタル識別信号(DIS)を送信側に送信する。
【0034】(2)次に、ステップS24の処理で、送
信側から送信される原稿幅はA3サイズであることが示
されているデジタル命令信号(DCS)を受信し、続い
て、ステップS25の処理でトレ−ニングチェック(T
CF)を受信する。このように受信側では、ステップS
24の処理でファクシミリ通信手順の特定の信号である
DCSを受信することにより原稿のサイズがA3サイズ
であることがわかるので、当該原稿を受信する際の用紙
選択の準備を迅速に行なえる。
【0035】(3)次にステップS26の処理で、原稿
受信の準備完了かどうかを判定する。この判定結果がY
であれば、ステップS27の処理に移行して送信側との
互換性の有無を判定する。前記ステップS26の判定結
果がNであれば、ステップS28の処理でトレ−ニング
失敗信号(TFF)を送信し、ステップS24のデジタ
ル命令信号(DCS)受信以下の処理に戻る。また、ス
テップS27の判定結果がNであれば、ステップS29
の処理で送信側に切断命令信号(DCN)を送信し、ス
テップS30の処理で回線断として通信を終了する。
【0036】(4)送信側との互換性が有り、ステップ
S27の判定結果がYであれば、次にステップS31の
処理で原稿の画デ−タを受信し、ステップS32の処理
でポストメッセ−ジを受信する。続いてステップS33
の処理で受信した画デ−タの画質は良好かどうかを判定
する。
【0037】(5)ステップS33の判定結果がYであ
れば、ステップS34の処理でメッセ−ジ確認信号(M
CF)を送信し、ステップS36の処理で回線断とし、
ステップS37で受信側の処理プログラムを終了する。
また、ステップS33の判定結果がNであれば、ステッ
プS35の処理でトレ−ニング否定信号(RTN)を送
信し、ステップS24のデジタル命令信号(DCS)受
信以下の処理に戻る。
【0038】図5は、受信側の通信端末装置における、
第1の実施の形態に係るプリント処理の処理手順を示す
フロ−チャ−トである。次に、このフロ−チャ−トにつ
いて説明する。
【0039】(1)ステップS41でプリント処理のプ
ログラムを開始し、ステップS42の処理で今回受信し
た原稿の幅はA3サイズかどうかを判定する。この判定
結果がYであれば、次にステップS43の処理で原稿の
長さはA3サイズかどうかを判定する。この判定結果が
Yであれば、次にステップS44の処理でA3用紙にプ
リントする。
【0040】(2)前記ステップS42の処理で判定結
果がNであれば、ステップS45の処理で原稿の幅はB
4サイズかどうかを判定する。この判定結果がYであれ
ば、ステップS46の処理に移行して原稿の長さはB4
サイズかどうかを判定する。ステップS46の判定結果
がYであれば、ステップS47の処理で、B4用紙にプ
リントする。ステップS45の判定結果がNであれば、
ステップS48の処理でA4サイズの用紙にプリントす
る。
【0041】(3)前記ステップS46の判定結果がN
で原稿の長さがB4サイズでないと判定されれば、ステ
ップS49の処理に移行する。ステップS49の処理で
は、縮小率設定は自動かどうかを判定する。
【0042】(4)前記ステップS43の判定結果がN
となり、今回受信した原稿の幅はA3サイズであるが、
長さはA3サイズではない場合には、ステップS49の
処理に移行して縮小率設定は自動かどうかを判定する。
この判定結果がYであれば、ステップS50の処理で縮
小率を計算し、ステップS51で所定の用紙にプリント
する。ステップS49の判定結果がNであれば、ステッ
プS52の処理で、固定率で用紙にプリントする。
【0043】このように、本発明の第1の実施の形態に
おいては、ITUのT.30勧告では規定されていない
A3サイズの原稿を縦長方向で送信する際には、ファク
シミリ通信手順の信号に原稿サイズの情報を設定して送
信している。このため、受信側においては、A3サイズ
対応の用紙を準備して迅速にプリントすることができ
る。
【0044】図6、図7は、送信側の通信端末装置にお
ける第2の実施の形態に係る、原稿サイズに関する情報
送信の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次に、こ
のフロ−チャ−トについて説明する。
【0045】(1)ステップS61で送信側の処理プロ
グラムをスタ−トし、ステップS62で相手方にダイヤ
ルする。次にステップS63の処理で相手方に着信した
かどうかを判定する。この判定結果がYであれば、ステ
ップS64の処理に移行し、相手方からファクシミリ装
置の能力に関するデジタル識別信号(DIS)を受信す
る。
【0046】(2)前記ステップS63の判定結果がN
であれば、ステップS65の処理でタイムアウトかどう
かを判定する。この判定結果がYであれば、ステップS
66の処理で相手方にリダイヤルする。ステップS5の
判定結果がNであれば、ステップS63の処理に戻る。
【0047】(3)ステップS67の処理では、送信す
る原稿の向きは縦長か、横長かをデジタル命令信号(D
CS)にセットする。ここで、図13、図14で説明し
たように、定型サイズの原稿を送信する際に、原稿の幅
方向のサイズがAのときには、原稿の向きを縦長に設定
すればA4サイズの原稿であることがDCSに記述され
る。また、原稿の向きを横長に設定すれば、長さ方向の
サイズがA4用紙の1/2であるA5Rの原稿であるこ
とがDCSに記述されることになる。このように、第2
の実施形態においても、ファクシミリ通信手順の特定の
信号であるDCSで原稿サイズをセットしている。次
に、ステップS68の処理でDCSを送信し、続いてス
テップS69の処理でトレ−ニングチェック(TCF)
を送信する。次に、ステップS70の処理で受信準備確
認信号(CFR)が受信されているかどうかを判定す
る。
【0048】(4)ステップS70の判定結果がNであ
れば、ステップS68のDCN受信の処理に戻る。ステ
ップS70の判定結果がYであれば、ステップS71の
処理で原稿の画デ−タを送信する。続いて、ステップS
72の処理で次の原稿有かどうかを判定する。この判定
結果がYであれば、ステップS73の処理に移行して原
稿の向きは前の原稿と同じかどうかを判定する。前記ス
テップS72の判定結果がNで次の原稿がない場合に
は、ステップS74の処理で受信側に対して手順終了信
号(EOP)を送信する。
【0049】(5)前記ステップS73の処理におい
て、原稿の向きは前の原稿と同じではないため判定結果
がNであれば、ステップS75の処理でメッセ−ジ終了
信号(EOM)を送信する。ステップS73の判定結果
がYであれば、次にステップS76の処理に移行して、
今回送信する原稿の他の情報(例えば原稿のサイズ)
は、前回送信した原稿と同種か異種かを判定する。異種
と判定すると、ステップS77の処理でメッセ−ジ終了
信号(EOM)を送信する。また、同種と判定すると、
ステップS78の処理でマルチペ−ジ信号(MPS)を
送信し、ステップS71の処理に戻り画デ−タを送信す
る。前記ステップS75の処理とステップS77の処理
の後には、ステップS64の処理に戻りデジタル識別信
号(DIS)を受信する。
【0050】図8、図9は、受信側の通信端末装置にお
いて、第2の実施の形態に係る原稿サイズに関する情報
受信の処理手順を示すフロ−チャ−トである。次に、こ
のフロ−チャ−トについて説明する。
【0051】(1)ステップS81で受信側の処理プロ
グラムをスタ−トし、ステップS82で呼出し音(CN
G)の有無を判定する。この判定結果がNであれば、ス
テップS82の待期状態となる。ステップS82の判定
結果がYであれば、ステップS83の処理に移行して、
ファクシミリ装置の能力に関するデジタル識別信号(D
IS)を送信側に送信する。
【0052】(2)次に、ステップS84の処理で、送
信側から送信される原稿の向きは縦長か、または横長か
が記述されているデジタル命令信号(DCS)を受信
し、続いて、ステップS85の処理でトレ−ニングチェ
ック(TCF)を受信する。このように受信側では、ス
テップS84の処理でファクシミリ通信手順の特定の信
号であるDCSを受信することにより原稿の向きが縦長
か、または横長かがわかる。このため、定型サイズの原
稿を受信する際に、図13、図14で説明したように原
稿の幅方向のサイズがAのときには、原稿の向きが縦長
であればA4サイズの原稿であり、原稿の向きが横長で
あれば、長さ方向のサイズがA4用紙の1/2であるA
5Rの原稿であることが受信側では判断できるので、当
該原稿を受信する際の用紙選択の準備を迅速に行なえ
る。
【0053】(3)次にステップS86の処理で、原稿
受信の準備完了かどうかを判定する。この判定結果がY
であれば、ステップS87の処理に移行して送信側との
互換性の有無を判定する。前記ステップS86の判定結
果がNであれば、ステップS88の処理でトレ−ニング
失敗信号(FTT)を送信し、前記ステップS84のデ
ジタル命令信号(DCS)受信以下の処理に戻る。ま
た、ステップS87の判定結果がNであれば、ステップ
S89の処理で送信側に切断命令信号(DCN)を送信
し、ステップS90の処理で回線断として通信を終了す
る。
【0054】(4)送信側との互換性が有り、ステップ
S87の判定結果がYであれば、次にステップS91の
処理で原稿の画デ−タを受信する。また、ステップS9
2の処理でポストメッセ−ジを受信する。続いてステッ
プS93の処理で受信した画デ−タの画質は良好かどう
かを判定する。
【0055】(5)ステップS93の判定結果がYであ
れば、ステップS94の処理でメッセ−ジ確認信号(M
CF)を送信し、ステップS35の処理で回線断とす
る。また、ステップS93の判定結果がNであれば、ス
テップS96の処理でトレ−ニング否定信号(RTN)
を送信し、ステップS84のデジタル命令信号(DC
S)受信以下の処理に戻る。
【0056】図10は、受信側の通信端末装置におけ
る、第2の実施の形態に係るプリント処理の処理手順を
示すフロ−チャ−トである。次に、このフロ−チャ−ト
について説明する。
【0057】(1)ステップS101でプリント処理の
プログラムを開始し、ステップS102の処理で今回受
信した原稿の向きは縦長か、横長かを判定する。縦長と
判定されたときには、ステップS103の処理で通常の
プリント処理を行なう。横長と判定されたときには、ス
テップS104の処理で、横置きカセットの有無を判定
する。
【0058】(2)横置きカセットがあるときには、ス
テップS104の判定結果がYとなり、ステップS10
5の処理に移行して、原稿の幅は横置きカセットの用紙
の幅と同サイズかどうかを判定する。この判定結果がY
であれば、ステップS106の処理で、用紙にプリント
する。
【0059】(3)前記ステップS104の処理で、横
置きカセットがないと判定されたときと、ステップS1
05の処理で、原稿の幅は横置きカセットの用紙の幅と
同サイズではないと判定されたときには、ステップS1
07の処理で、次ペ−ジの原稿の有無を判定する。次ペ
−ジの原稿がないときには、ステップS108の処理
で、今回受信した原稿の幅で用紙を選択してプリントす
る。
【0060】(4)ステップS107の判定結果がYで
あれば、次に次ペ−ジの原稿の向きは縦長か、または横
長かを判定する。縦長と判定されたときには、ステップ
S110の処理で次ペ−ジの原稿に対しては通常のプリ
ント処理を行なう。また、今回受信した原稿について
は、前記ステップS109からステップS108に移行
する経路でステップS108の処理を行い、今回受信し
た原稿の幅で用紙を選択してプリントする。このよう
に、今回受信した原稿の向きが横長で、次ペ−ジの原稿
の向きが縦長のときには、それぞれの原稿は別々の用紙
にプリントされる。
【0061】(5)ステップS109の判定において、
次ペ−ジの原稿の向きが横長のときには、次にステップ
S111の処理に移行して、今回受信した原稿と、次ペ
−ジの原稿はペ−ジ合成が可能かどうかを判定する。こ
の判定結果がYであれば、ステップS113の処理で、
二つの原稿を合成してプリントする。このように、受信
する原稿のサイズが予めDCSで通信されているので、
ペ−ジ合成の処理時間を短縮することができる。ステッ
プS111の判定結果がNであれば、ステップS112
の処理で二つの原稿を別々の用紙にプリントする。
【0062】このように、本発明の第2の実施の形態に
おいては、A4サイズ、またはB4サイズの原稿の向き
を横長にして送信するときのように、ITUのT.30
勧告で規定されている規格外の長さ方向のサイズである
原稿については、ファクシミリ通信手順の信号に原稿の
サイズ情報を設定して送信している。このため、受信側
においては、当該原稿のサイズに対応した用紙を準備し
て迅速にプリントすることができる。
【0063】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、国際電信電話連合(ITU)の勧告で規定
されている規格外の原稿を送信する際に、前記規格外の
原稿サイズの情報を、ファクシミリ通信手順の信号で前
記通信部から送信する構成としている。このため、原稿
の長さ方向のサイズがITUで規定された規定外の場合
でも、定型サイズの原稿を支障なくファクシミリ送信す
ることができる。
【0064】請求項2に係る発明によれば、前記規格外
の原稿サイズの情報は、定型サイズの原稿の幅方向のサ
イズと、当該定型サイズの原稿を縦長方向で送信すると
きの長さ方向のサイズ、または、横長方向で送信すると
きに長さ方向のサイズが縦長方向で送信するときの長さ
の1/2となる情報としている。このため、定型サイズ
の原稿を送信する際に、原稿の長さ方向サイズの情報を
正確に受信側の通信端末装置に通信することができる。
【0065】請求項3に係る発明によれば、受信側の通
信端末装置では、送信側の通信端末装置から送信される
ファクシミリ通信手順の信号を受信して、定型サイズの
原稿を縦長方向で受信するときの長さ方向のサイズ、ま
たは、横長方向で受信するときに長さ方向のサイズが縦
長方向で受信するときの長さの1/2となる情報である
ことを検出している。このため、受信した原稿をプリン
トする用紙を迅速に選択でき、また、ペ−ジ合成等の処
理時間を短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る通信端末装置の送信
側における処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図2】本発明の送信側における処理手順を示すフロ−
チャ−トである。
【図3】本発明の受信側における処理手順を示すフロ−
チャ−トである。
【図4】本発明の受信側における処理手順を示すフロ−
チャ−トである。
【図5】本発明のプリント処理の処理手順を示すフロ−
チャ−トである。
【図6】本発明の別の実施の形態に係る送信側における
処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図7】本発明の別の実施の形態に係る送信側における
処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図8】本発明の別の実施の形態に係る受信側における
処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図9】本発明の別の実施の形態に係る受信側における
処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図10】本発明の別の実施の形態に係るプリント処理
の処理手順を示すフロ−チャ−トである。
【図11】通信端末装置の制御装置のブロック図であ
る。
【図12】通信手順の例を示す説明図である。
【図13】用紙サイズを示す説明図である。
【図14】用紙サイズを示す説明図である。
【符号の説明】
1 制御装置 2 中央演算処理装置(CPU) 7 RAM 9 表示部 10 操作部 11 読取部 12 記録部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信側の通信端末装置に定型サイズの原
    稿をファクシミリ送信する通信部と、前記通信部を制御
    する制御部とを備え、国際電信電話連合(ITU)の勧
    告で規定されている規格外の原稿を送信する際に、前記
    規格外の原稿サイズの情報を、ファクシミリ通信手順の
    信号で前記通信部から送信することを特徴とする通信端
    末装置。
  2. 【請求項2】 前記規格外の原稿サイズの情報は、定型
    サイズの原稿の幅方向のサイズと、当該定型サイズの原
    稿を縦長方向で送信するときの長さ方向のサイズ、また
    は、横長方向で送信するときに長さ方向のサイズが縦長
    方向で送信するときの長さの1/2となる情報であるこ
    とを特徴とする、請求項1に記載の通信端末装置。
  3. 【請求項3】 送信側の通信端末装置からファクシミリ
    送信される定型サイズの原稿を受信する通信部と、前記
    受信した原稿を所定の用紙にプリントする記録部と、前
    記通信部および記録部を制御する制御部とを備え、送信
    側の通信端末装置から送信されるファクシミリ通信手順
    の信号を受信して、定型サイズの原稿を縦長方向で受信
    するときの長さ方向のサイズ、または、横長方向で受信
    するときに長さ方向のサイズが縦長方向で受信するとき
    の長さの1/2となる情報であることを検出し、所定の
    用紙を選択してプリントすることを特徴とする通信端末
    装置。
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