JPH07143313A - ファクシミリ装置 - Google Patents

ファクシミリ装置

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JPH07143313A
JPH07143313A JP5288338A JP28833893A JPH07143313A JP H07143313 A JPH07143313 A JP H07143313A JP 5288338 A JP5288338 A JP 5288338A JP 28833893 A JP28833893 A JP 28833893A JP H07143313 A JPH07143313 A JP H07143313A
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JP
Japan
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signal
noise level
modem
line
detecting
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JP5288338A
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English (en)
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Shigetaka Tanaka
重隆 田中
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 回線状況に応じて最適の通信速度を選択して
通信時間を短縮し、通信コストを低減する。 【構成】 被呼側のファクシミリ装置は直流ループ形成
後の無信号時に回線のノイズレベル、CNG信号レベル
等に応じてモデム8の種別を決定して発呼側に通知す
る。発呼側は直流ループ形成後の無信号時に回線のノイ
ズレベル、被呼側のモデム8の種別等に応じてモデムレ
ートを決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通信速度を決定するフ
ァクシミリ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、被呼側ファクシミリ装置から発
呼側ファクシミリ装置に通知される被呼側機能識別信号
の中のデータ信号速度データは、その被呼側が備えてい
るモデムの中で最も早いモデムの種類データであり、具
体的にはV.27terまたはV.29である。これに
対して発呼側ファクシミリ装置から被呼側ファクシミリ
装置に通知される機能設定信号の中のデータ信号速度
は、被呼側識別信号により通知されたモデムの種類と自
機が備えているモデムの種類に共通しているものの中で
速度が最も早いモデムレートであり、具体的にはV.2
7terの場合には2400bpsまたは4800bp
s、V.29の場合には7200bpsまたは9600
bpsである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記通信プ
ロトコルにより速度が最も早いモデムの種別およびレー
トを選択して通信を行うことは、通信時間が短くなるの
で望ましいが、実際の公衆回線では回線状況が常に一定
であったり、外乱信号がないことは稀であり、したがっ
て、回線状況が悪い場合に最高速度で通信を行おうとし
てもフォールバック時間が長くなり、かえって通信時間
が長くなって通信コストが高くなるという問題点があ
る。
【0004】本発明は上記従来の問題点に鑑み、回線状
況に応じて最適の通信速度を選択して通信時間を短縮
し、通信コストを低減することができるファクシミリ装
置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の手段は上記目的を
達成するために、直流ループ形成後の無信号時に回線の
ノイズレベルを検出する検出手段と、前記検出手段によ
り検出されたノイズレベルに応じたモデムの種類を発呼
側に通知する通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0006】第2の手段は、直流ループ形成後の無信号
時に回線のノイズレベルを検出する第1の検出手段と、
発呼側から受信したコーリングトーンの信号レベルを検
出する第2の検出手段と、前記第1の検出手段により検
出されたノイズレベルと第2の検出手段により検出され
たコーリングトーンの信号レベルに応じたモデムの種類
を発呼側に通知する通知手段とを備えたことを特徴とす
る。
【0007】第3の手段は、直流ループ形成後の無信号
時に回線のノイズレベルを検出する第1の検出手段と、
発呼側から受信したトレーニングチェック信号の信号レ
ベルを検出する第2の検出手段と、モデムのトレーニン
グ結果と、前記第1及び第2の検出手段によりそれぞれ
検出された回線のノイズレベル及びトレーニングチェッ
ク信号の信号レベルに応じた応答信号を発呼側に通知す
る通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0008】第4の手段は、直流ループ形成後の無信号
時に回線のノイズレベルを検出する第1の検出手段と、
発呼側からの画信号の信号レベルとエラー数を検出する
第2の検出手段と、前記第2の検出手段により検出され
たエラー数と、前記第1及び第2の検出手段の検出手段
によりそれぞれ検出されたノイズレベル及び画信号レベ
ルに応じたポストメッセージ応答信号を発呼側に通知す
る通知手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】第5の手段は、直流ループ形成後の無信号
時に回線のノイズレベルを検出する検出手段と、前記検
出手段により検出されたノイズレベルと被呼側から通知
されたモデムの種類に応じてモデム速度を決定する決定
手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】第6の手段は、直流ループ形成後の無信号
時に回線のノイズレベルを検出する第1の検出手段と、
被呼側からの機能識別信号のレベルを検出する第2の検
出手段と、前記第1及び第2の検出手段の検出手段によ
りそれぞれ検出されたノイズレベル及び信号レベルと、
被呼側から通知されたモデムの種類に応じてモデム速度
を決定する決定手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
【作用】第1の手段では、被呼側が直流ループ形成後の
無信号時の回線のノイズレベルに応じたモデムの種類を
発呼側に通知する。これによって発呼側が回線のノイズ
レベルに適した送信開始速度を決定することが可能とな
り、フォールバック時間を短縮することができる。
【0012】第2の手段では、被呼側が直流ループ形成
後の無信号時の回線のノイズレベルとコーリングトーン
の信号レベルに応じたモデムの種類を発呼側に通知す
る。これによって発呼側が回線のS/N比に適した送信
開始速度を決定することが可能となり、フォールバック
時間を短縮することができる。
【0013】第3の手段では、被呼側がモデムのトレー
ニング結果と回線のノイズレベル及びトレーニングチェ
ック信号の信号レベルに応じた応答信号を発呼側に通知
する。これによって発呼側がモデムのトレーニング結果
と回線のS/N比に適した送信開始速度を決定すること
が可能となり、フォールバック時間を短縮することがで
きる。
【0014】第4の手段では、被呼側が受信した画信号
のエラー数と回線のノイズレベル及び画信号レベルに応
じたポストメッセージ応答信号を発呼側に通知する。こ
れによって発呼側が複数ページの画信号を送信する場合
に最適な送信速度を決定することが可能となり、エラー
による再送時間を短縮することができる。
【0015】第5の手段では、発呼側が回線のノイズレ
ベルと被呼側から通知されたモデムの種類に応じてモデ
ム速度を決定する。これによって発呼側が回線のノイズ
レベルに適した送信開始速度を決定することが可能とな
り、フォールバック時間を短縮することができる。
【0016】第6の手段では、発呼側が回線のノイズレ
ベル及び信号レベルと被呼側から通知されたモデムの種
類に応じてモデム速度を決定する。これによって発呼側
が回線のS/N比に適した送信開始速度を決定すること
が可能とんり、フォールバック時間を短縮することがで
きる。
【0017】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例につい
て説明する。図1は本発明に係るファクシミリ装置の一
実施例を示すブロック図、図2は図1のファクシミリ装
置の通信シーケンスを示す説明図、図3は図1のファク
シミリ装置に予め設定されているノイズレベルとモデム
の種別の関係を示す説明図である。
【0018】図1において、CPU1はこのファクシミ
リ装置全体の制御を行い、特に後述するようにモデムの
種別およびレートを決定する。CPU1のプログラムや
図3に示すような回線ノイズに対するモデムの種別デー
タ等はROM2に予め記憶され、また、RAM3はCP
U1のワーク用として用いられている。
【0019】また、送信原稿はスキャナ4により読み取
られ、受信原稿はプロッタ5により記録紙に記憶され
る。制御パネル6にはファクシミリ送信及び受信に必要
な各種の操作キーが設けられている。データ圧縮・再生
部7はスキャナ4により読み取られた画像データを圧縮
し、また、受信画像データを伸長してプロッタ4に出力
する。
【0020】モデム8は例えばCCITT勧告の 2400bit/s/V.27ter(フォールバック
モード) 4800bit/s/V.27ter 9600bit/s/V.29 7200bit/s/V.29 のデータ信号速度で変調、復調を行い、また、入力エネ
ルギレベルや回線ノイズレベルを検出可能なエネルギ検
出器を備えている。NCU(網制御ユニット)9は回線
に対する閉結、発信、開放等を制御する。
【0021】次に、図2及び図3を参照して動作を説明
する。図2において発呼側Txから回線に対して発信さ
れ、回線から被呼側Rxが呼び出され、被呼側Rxが回
線を閉結すると被呼側Rxと回線の間で直流ループが形
成される。直流ループが形成されると、被呼側Rxでは
モデム8が無信号時の回線のノイズレベルを検出し、C
PU1がこのノイズレベルをRAM3に取り込む。
【0022】次いで、発呼側Txから被呼側Rxに対し
てコーリングトーンが送出されると、被呼側Rxから発
呼側Txに対してCED(被呼端末識別)信号が送出さ
れ、次いで被呼側Rxでは回線のノイズレベルを再度検
出して取り込み、発呼側Txに通知すべきモデム8の種
類を例えば図3に示すように、ノイズレベルが−25d
Bm以上の場合にはV.27terに、また、ノイズレ
ベルが−25dBm未満の場合にはV.29に決定す
る。
【0023】次いで被呼側Rxから発呼側Txに対して
CSI(被呼端末識別)信号が送出された後、DIS
(ディジタル識別)信号が送出されてモデム8の種類が
通知され、次いで発呼側Txから被呼側Rxに対してT
SI(送信端末識別)信号が送出され、次いでDCS
(ディジタル命令)信号が送出されてモデム8の種類が
決定され、画像データの通信が行われる。
【0024】したがって、上記実施例によれば、被呼側
のファクシミリRxが回線のノイズレベルを検出してノ
イズレベルに適したモデム8の種類を発呼側Txに通知
するので、発呼側Txが回線のノイズレベルに適した送
信開始速度を決定することができ、これによってフォー
ルバック時間を短縮することが可能となり、通信時間を
短縮して通信コストを低減することができる。
【0025】図4及び図5は第2の実施例を示してい
る。この実施例では、被呼側Rxにおいて直流ループが
形成され、次いで発呼側Txから被呼側Rxに対してコ
ーリング(CNG)トーンが送出されると被呼側Rxの
モデム8がこのCNGトーンのレベルSを検出し、CP
U1はこのCNGレベルSをRAM3に取り込む。
【0026】次いで被呼側Rxでは発呼側Txに対して
CED信号を送出した後、回線のノイズレベルNを検出
して取り込み、発呼側Txに通知すべきモデム8の種類
を例えば図5に示すように、ノイズレベルNが−25d
Bm以上の場合にはCNGレベルが−20dBm以上の
ときにはV.29に、CNGレベルSが−20dB未満
のときにはV.27terに決定する。また、ノイズレ
ベルNが−25dBm未満の場合にはCNGレベルSに
かかわらずV.29に決定する。
【0027】次いで第1の実施例と同様に、被呼側Rx
から発呼側Txに対してCSI信号が送出された後、D
IS信号が送出されてモデム8の種類が通知され、次い
で発呼側Txから被呼側Rxに対してTSI信号が送出
され、次いでDCS信号が送出されてモデム8の種類が
決定され、画像データの通信が行われる。
【0028】したがって、この第2の実施例によれば、
被呼側Rxが回線のノイズレベルと発呼側TxからのC
NGトーンのレベルに基づいてモデム8の種類を決定し
て発呼側Txに通知するので、発呼側Txが回線のS/
N比に適した送信開始速度を決定することができ、これ
によってフォールバック時間を短縮することが可能とな
り、通信時間を短縮して通信コストを低減することがで
きる。
【0029】図6及び図7はそれぞれ第3の実施例の通
信シーケンス及び被呼側Rxの動作を示している。この
第3の実施例では、先ず、第1の実施例と同様に被呼側
Rxでは直流ループが形成されると回線のノイズレベル
Nを取り込み(図7のステップS1、S2)、発呼側T
xに通知すべきモデム8の種類を例えば図3に示すよう
に、ノイズレベルNが−25dBm以上の場合にはV.
27terに、また、ノイズレベルNが−25dBm未
満の場合にはV.29に決定する。
【0030】次いで、被呼側Rxから発呼側Txに対し
てCED信号、CSI信号が送出された後、DIS信号
が送出されてモデム8の種類が通知され(ステップS
3)、次いで発呼側Txから被呼側Rxに対してTSI
信号、DCS信号が送出され(ステップS4)、次い
で、被呼側Rxのモデム8のトレーニングを確認するた
めにこの伝送速度で使用可能か否かをチェックするたた
めのTCF(トレーニングチェック)信号が送出される
(ステップS5)。
【0031】被呼側RxではこのTCF信号のレベルS
を測定し(ステップS6)、次いでモデム8のトレーニ
ングに成功したか否かを判定する(ステップS7、S
8)。トレーニングに成功した場合にTCF信号のS/
N比を判定してS/N≧S1 のときにはCFR(受信準
備確認)信号を(ステップS9→S10)、S/N≧S
1 でない場合には再トレーニングを要求するためのFT
T(トレーニング失敗)信号を発呼側Txに送信する
(ステップS9→S12)。また、モデム8のトレーニ
ングに失敗した場合にはS/N≧S2 のときにはCFR
信号を(ステップS11→S10)、S/N≧S2 でな
い場合にはFTT信号を送信する(ステップS11→S
12)。
【0032】したがって、この第3の実施例では、被呼
側Rxがモデム8のトレーニング結果とTCF信号のS
/N比に応じてCFR信号またはFTT信号を送信する
ので、発呼側Txがモデム8のトレーニング結果と回線
のS/N比に適した送信開始速度を決定することがで
き、これによってフォールバック時間を短縮することが
可能となり、通信時間を短縮して通信コストを低減する
ことができる。
【0033】図8及び図9は第4の実施例を示してい
る。この第4の実施例では、モデム8のトレーニングに
成功して被呼側RxがCFR信号を送信し、これに対し
て発呼側Txがファクシミリ画情報であるPIX信号を
送信すると、被呼側RxがPIX信号のレベルSと実際
に受信した画情報のエラーライン数を測定する。次い
で、被呼側Rxでは発呼側TxからのMPS(マルチペ
ージ信号){またはEOM(メッセージ終了)信号}を
受信した後、無信号時の回線ノイズレベルNを取り込
む。
【0034】そして、MPS信号を受信した場合には例
えば図9に示すように、PIX信号のエラーライン数が
6未満の場合にはS/N比にかかわらずMCF(メッセ
ージ確認)信号を送信し、PIX信号のエラーライン数
が6以上の場合にはS/N比が15dB以上のときには
MCF信号を、15dB未満の場合にはRTD(リトレ
ーニング肯定)信号を送出する。
【0035】したがって、この第4の実施例では、被呼
側RxがMPS信号を受信するとPIX信号のエラーラ
イン数とS/N比に応じてMCF信号またはRTD信号
を送信するので、発呼側Txが複数ページの画信号を送
信する場合に最適な送信速度を決定することができ、こ
れによってエラーによる再送時間を短縮することが可能
となり、通信時間を短縮して通信コストを低減すること
ができる。
【0036】図10及び図11は第5の実施例を示し、
この第5の実施例では発呼側Txで回線状況に対応して
いる。すなわち、発呼側Txでは直流ループが形成され
ると回線のノイズレベルNを検出し、RAM3に取り込
む。次いで、被呼側Rxから発呼側Txに対してCED
信号、CSI信号が送信された後、DIS信号が送信さ
れて被呼側モデム8の種別が送信されると、発呼側Tx
ではノイズレベルNを再度取り込み、モデムレートを例
えば図11に示すように、ノイズレベルNが−30dB
m以上の場合には、被呼側モデム8がV.29のときに
は7200bpsに、被呼側モデム8がV.27ter
のときには2400bpsに決定し、また、ノイズレベ
ルNが−30dBm未満の場合には、被呼側モデム8が
V.29のときには9600bpsに、被呼側モデム8
がV.27terのときには4800bpsに決定す
る。
【0037】したがって、この第5の実施例では、発呼
側Txが回線のノイズレベルと被呼側から通知されたモ
デムの種類に応じてモデム速度を決定するので、フォー
ルバック時間を短縮することが可能となり、これによっ
て通信時間を短縮して通信コストを低減することができ
る。
【0038】図12及び図13は第6の実施例を示し、
この第6の実施例においても発呼側Txで回線状況に対
応している。すなわち、発呼側Txでは直流ループが形
成されると回線のノイズレベルNを検出し、RAM3に
取り込む。次いで、被呼側Rxから発呼側Txに対して
CED信号、CSI信号が送信された後、DIS信号が
送信されて被呼側モデム8の種別が送信されると、発呼
側TxではDIS信号のレベルSを測定し、モデムレー
トを例えば図13に示すように、S/N比が15dB以
上の場合には、被呼側モデム8がV.29のときには9
600bpsに、被呼側モデム8がV.27terのと
きには4800bpsに決定し、また、S/N比が15
dB未満の場合には、被呼側モデム8がV.29のとき
には7200bpsに、被呼側モデム8がV.27te
rのときには2400bpsに決定する。
【0039】したがって、この第6の実施例では、発呼
側Txが回線のS/N比に適した送信開始速度を決定す
るので、フォールバック時間を短縮することが可能とな
り、これによって通信時間を短縮して通信コストを低減
することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、被呼側が直流ループ形成後の無信号時の回線のノイ
ズレベルに応じたモデムの種類を発呼側に通知するの
で、発呼側が回線のノイズレベルに適した送信開始速度
を決定することができる。これにより、フォールバック
時間を短縮することができるので、通信時間を短縮して
通信コストを低減することが可能となる。
【0041】請求項2記載の発明は、被呼側が直流ルー
プ形成後の無信号時の回線のノイズレベルとコーリング
トーンの信号レベルに応じたモデムの種類を発呼側に通
知するので、発呼側が回線のS/N比に適した送信開始
速度を決定することができる。これにより、フォールバ
ック時間を短縮することができるので、通信時間を短縮
して通信コストを低減することが可能となる。
【0042】請求項3記載の発明は、被呼側がモデムの
トレーニング結果と回線のノイズレベル及びトレーニン
グチェック信号の信号レベルに応じた応答信号を発呼側
に通知するので、発呼側がモデムのトレーニング結果と
回線のS/N比に適した送信開始速度を決定することが
できる。これにより、フォールバック時間を短縮するこ
とができるので、通信時間を短縮して通信コストを低減
することが可能となる。
【0043】請求項4記載の発明は、被呼側が受信した
画信号のエラー数と回線のノイズレベル及び画信号レベ
ルに応じたポストメッセージ応答信号を発呼側に通知す
るので、発呼側が複数ページの画信号を送信する場合に
最適な送信速度を決定することができる。これにより、
エラーによる再送時間を短縮することができるので、通
信時間を短縮して通信コストを低減することが可能とな
る。
【0044】請求項5記載の発明は、発呼側が回線のノ
イズレベルと被呼側から通知されたモデムの種類に応じ
てモデム速度を決定するので、発呼側が回線のノイズレ
ベルに適した送信開始速度を決定することができる。こ
れにより、フォールバック時間を短縮することができる
ので、通信時間を短縮して通信コストを低減することが
可能となる。
【0045】請求項6記載の発明は、発呼側が回線のノ
イズレベル及び信号レベルと被呼側から通知されたモデ
ムの種類に応じてモデム速度を決定するので、発呼側が
回線のS/N比に適した送信開始速度を決定することが
できる。これにより、フォールバック時間を短縮するこ
とができるので、通信時間を短縮して通信コストを低減
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るファクシミリ装置の一実施例を示
すブロック図である。
【図2】図1のファクシミリ装置の通信シーケンスを示
す説明図である。
【図3】図1のファクシミリ装置に予め設定されている
ノイズレベルとモデムの種別の関係を示す説明図であ
る。
【図4】第2の実施例の通信シーケンスを示す説明図で
ある。
【図5】第2の実施例におけるS/N比に対するモデム
の種別の関係を示す説明図である。
【図6】第3の実施例の通信シーケンスを示す説明図で
ある。
【図7】第3の実施例の被呼側の動作を説明するための
フローチャートである。
【図8】第4の実施例の通信シーケンスを示す説明図で
ある。
【図9】第4の実施例におけるS/N比およびエラーラ
イン数に対するポストメッセージ応答信号の関係を示す
説明図である。
【図10】第5の実施例の通信シーケンスを示す説明図
である。
【図11】第5の実施例におけるノイズレベルおよび被
呼側モデム種別に対するモデムレートの関係を示す説明
図である。
【図12】第6の実施例の通信シーケンスを示す説明図
である。
【図13】第7の実施例におけるS/N比および被呼側
モデム種別に対するモデムレートの関係を示す説明図で
ある。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 8 モデム Tx 発呼側ファクシミリ装置 Rx 被呼側ファクシミリ装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流ループ形成後の無信号時に回線のノ
    イズレベルを検出する検出手段と、 前記検出手段により検出されたノイズレベルに応じたモ
    デムの種類を発呼側に通知する通知手段と、 を備えたファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】 直流ループ形成後の無信号時に回線のノ
    イズレベルを検出する第1の検出手段と、 発呼側から受信したコーリングトーンの信号レベルを検
    出する第2の検出手段と、 前記第1の検出手段により検出されたノイズレベルと第
    2の検出手段により検出されたコーリングトーンの信号
    レベルに応じたモデムの種類を発呼側に通知する通知手
    段と、 を備えたファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】 直流ループ形成後の無信号時に回線のノ
    イズレベルを検出する第1の検出手段と、 発呼側から受信したトレーニングチェック信号の信号レ
    ベルを検出する第2の検出手段と、 モデムのトレーニング結果と、前記第1及び第2の検出
    手段によりそれぞれ検出された回線のノイズレベル及び
    トレーニングチェック信号の信号レベルに応じた応答信
    号を発呼側に通知する通知手段と、 を備えたファクシミリ装置。
  4. 【請求項4】 直流ループ形成後の無信号時に回線のノ
    イズレベルを検出する第1の検出手段と、 発呼側からの画信号の信号レベルとエラー数を検出する
    第2の検出手段と、 前記第2の検出手段により検出されたエラー数と、前記
    第1及び第2の検出手段の検出手段によりそれぞれ検出
    されたノイズレベル及び画信号レベルに応じたポストメ
    ッセージ応答信号を発呼側に通知する通知手段と、 を備えたファクシミリ装置。
  5. 【請求項5】 直流ループ形成後の無信号時に回線のノ
    イズレベルを検出する検出手段と、 前記検出手段により検出されたノイズレベルと被呼側か
    ら通知されたモデムの種類に応じてモデム速度を決定す
    る決定手段と、 を備えたファクシミリ装置。
  6. 【請求項6】 直流ループ形成後の無信号時に回線のノ
    イズレベルを検出する第1の検出手段と、 被呼側からの機能識別信号のレベルを検出する第2の検
    出手段と、 前記第1及び第2の検出手段の検出手段によりそれぞれ
    検出されたノイズレベル及び信号レベルと、被呼側から
    通知されたモデムの種類に応じてモデム速度を決定する
    決定手段と、 を備えたファクシミリ装置。
JP5288338A 1993-11-17 1993-11-17 ファクシミリ装置 Pending JPH07143313A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0748104A2 (en) * 1995-06-07 1996-12-11 Canon Kabushiki Kaisha Communication apparatus

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0748104A2 (en) * 1995-06-07 1996-12-11 Canon Kabushiki Kaisha Communication apparatus

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