JP2001320590A - カラーファクシミリ装置 - Google Patents

カラーファクシミリ装置

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JP2001320590A
JP2001320590A JP2000137345A JP2000137345A JP2001320590A JP 2001320590 A JP2001320590 A JP 2001320590A JP 2000137345 A JP2000137345 A JP 2000137345A JP 2000137345 A JP2000137345 A JP 2000137345A JP 2001320590 A JP2001320590 A JP 2001320590A
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Tomohiro Kurihara
智裕 栗原
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明はカラー画情報を高品質でかつ有効に活
用できる状態で送信するカラーファクシミリ装置を提供
する。 【解決手段】送信側のカラーファクシミリ装置が、送信
相手先に発呼すると、受信側が、CED信号、NSF信
号を送出するが、このとき、NSF信号にカラー画情報
を画情報とファイルのいずれの形式で受信可能であるか
の情報及び識別マシンコードを付加して送信する。送信
側のカラーファクシミリ装置は、受信した識別マシンコ
ードが一致していると、受信側が画情報で受信可能であ
ると判断し、識別マシンコードが一致しないと、ファイ
ルでのカラー画情報の受信が可能であると判断する。送
信側のカラーファクシミリ装置は、当該判断結果に応じ
て、カラー画情報を画情報とファイルのいずれで送信す
るかの送信モード情報を付加したNSS信号及びDCS
信号を順次送出し、トレーニングチェックを行った後、
カラー画情報を上記送信モード情報で通知した送信モー
ドで送信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カラーファクシミ
リ装置に関し、詳細には、カラー画情報を高品質でかつ
有効に活用できる状態で送信するカラーファクシミリ装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】ファクシミリ装置は、その普及に伴っ
て、機能が向上し、カラー画情報を取り扱うカラーファ
クシミリ装置が出現している。
【0003】ところが、カラー画情報を送信する場合、
送信先のファクシミリ装置がカラー画情報を記録出力す
ることができないと、カラー画情報を送信しても、通信
時間が長くかかり、通信費用が高くつくだけで、カラー
画情報を有効に利用することができない。
【0004】そこで、従来、カラー許可判定部が不一致
と判定したとき、または、カラーパスワードが送られて
こなかったときは、受信画情報をカラーから白黒に変換
することにより白黒で出力するカラーファクシミリ装置
(特開平6−125号公報参照)及び送信側でカラー情
報と識別させる識別信号とともにモノクロ画情報を送信
し、受信側でそのモノクロ画情報を受信した後、カラー
画情報を必要とするときポーリング受信でカラー画情報
を受信するカラーファクシミリシステム(特開平11−
055号公報参照)が提案されている。
【0005】
【発明が解しようとする課題】しかしながら、このよう
な従来のファクシミリ装置にあっては、高品質のカラー
画情報を効率的にかつ利用性の良好な状態で送・受信す
る上でなお改良の必要があった。
【0006】すなわち、特開平6−125号公報記載の
カラーファクシミリ装置は、受信側のカラーファクシミ
リ装置が受信画情報がカラーか白黒かを判定して白黒で
の出力を行うことを目的としており、送信側のカラーフ
ァクシミリ装置は、受信側のファクシミリ装置がカラー
ファクシミリ装置であるか否かにかかわらず、カラー画
情報を送信することとなり、画情報の送信効率が悪いと
いう問題があった。
【0007】また、特開平11−055号公報記載のカ
ラーファクシミリシステムは、送信画情報が元々はカラ
ー画情報であるが、白黒画情報として送信するととも
に、カラー情報を示す識別信号を送信して、受信側がカ
ラーファクシミリ装置でカラー画情報を必要とするとき
には、再度、ポーリング受信でカラー画情報を受信可能
としているため、カラー画情報を受信するには、元々不
必要な白黒画情報を受信する必要があるとともに、あら
ためてポーリング受信を行ってカラー画情報を受信する
必要があり、画情報の送信効率が悪く、ファクシミリ装
置の利用性が悪いという問題があった。
【0008】そこで、請求項1記載の発明は、相手ファ
クシミリ装置との間で所定のファクシミリ制御信号を交
換して、カラー画情報を送信するに際して、相手ファク
シミリ装置から送信されてくるファクシミリ制御信号に
含まれている当該相手先のファクシミリ情報を取得し、
当該相手先のファクシミリ情報が自己のファクシミリ情
報と同系列のファクシミリ情報であると、カラー画情報
をそのまま画情報形式で送信することにより、送信相手
先がカラー画情報を受け取って処理可能な場合には、カ
ラー画情報をそのまま画情報形式で送信し、効率的にか
つ高品質のカラー画像を送信することのできるカラーフ
ァクシミリ装置を提供することを目的としている。
【0009】請求項2記載の発明は、相手先のファクシ
ミリ情報が自己のファクシミリ情報とは異なる系列のフ
ァクシミリ情報であると、カラー画情報をファイル形式
で送信することにより、送信先のファクシミリ装置が送
信元のファクシミリ装置と機械特性が異なると、電送特
性や信号処理が異なることから、それぞれの装置にイン
ターフェースが必要となるとともに、たとえ、カラー画
情報を画情報形式で送信して受信側で受信しても、送信
側と同品質のカラー画像を再現できるとは限らないが、
このような場合にファイル形式でカラー画情報を送信す
ることで、受信側で当該ファイル形式のカラー画情報を
情報処理装置、例えば、パーソナルコンピュータ等で加
工処理等を行ってカラープリンタ等で記録出力して、高
品質なカラー画像を出力できるようにし、カラー画情報
の利用性を向上させるカラーファクシミリ装置を提供す
ることを目的としている。
【0010】請求項3記載の発明は、相手先のファクシ
ミリ情報が自己のファクシミリ情報と同系列のファクシ
ミリ情報であると、カラー画情報を画情報形式で送信す
るかファイル形式で送信するかを選択する選択手段の選
択結果に応じた形式で送信することにより、効率的にか
つ高品質のカラー画像を送信するとともに、利用性のよ
り一層良好なカラーファクシミリ装置を提供することを
目的としている。
【0011】請求項4記載の発明は、カラー画情報を画
情報形式とファイル形式のいずれの形式で送信したかの
送信モード情報を出力手段で出力することにより、カラ
ー画情報を画情報形式とファイル形式のいずれの形式で
送信したかを確認できるようにし、必要に応じて再送信
等を行って、より一層高品質のカラー画像を送信すると
ともに、利用性のより一層良好なカラーファクシミリ装
置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のカ
ラーファクシミリ装置は、相手ファクシミリ装置との間
で所定のファクシミリ制御信号を交換して、カラー画情
報を、送受信するファクシミリ装置において、前記カラ
ー画情報の送信時、前記相手ファクシミリ装置から送信
されてくる前記ファクシミリ制御信号に含まれている当
該相手先のファクシミリ情報を取得し、当該取得した相
手先のファクシミリ情報を自己のファクシミリ情報と比
較して、当該相手先のファクシミリ情報が自己のファク
シミリ情報と同系列のファクシミリ情報であると、前記
カラー画情報をそのまま画情報形式で送信することによ
り、上記目的を達成している。
【0013】上記構成によれば、相手ファクシミリ装置
との間で所定のファクシミリ制御信号を交換して、カラ
ー画情報を送信するに際して、相手ファクシミリ装置か
ら送信されてくるファクシミリ制御信号に含まれている
当該相手先のファクシミリ情報を取得し、当該相手先の
ファクシミリ情報が自己のファクシミリ情報と同系列の
ファクシミリ情報であると、カラー画情報をそのまま画
情報形式で送信するので、送信相手先がカラー画情報を
受け取って処理可能な場合には、カラー画情報をそのま
ま画情報形式で送信することができ、効率的にかつ高品
質のカラー画像を送信することができる。
【0014】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記カラーファクシミリ装置は、前記カラー画情
報をファイル形式で送信するファイル送信機能を備え、
前記相手先のファクシミリ情報が自己のファクシミリ情
報とは異なる系列のファクシミリ情報であると、前記カ
ラー画情報を前記ファイル形式で送信するものであって
もよい。
【0015】上記構成によれば、相手先のファクシミリ
情報が自己のファクシミリ情報とは異なる系列のファク
シミリ情報であると、カラー画情報をファイル形式で送
信するので、送信先のファクシミリ装置が送信元のファ
クシミリ装置と機械特性が異なると、電送特性や信号処
理が異なることから、それぞれの装置にインターフェー
スが必要となるとともに、たとえ、カラー画情報を画情
報形式で送信して受信側で受信しても、送信側と同品質
のカラー画像を再現できるとは限らないが、このような
場合にファイル形式でカラー画情報を送信することで、
受信側で当該ファイル形式のカラー画情報を情報処理装
置、例えば、パーソナルコンピュータ等で加工処理等を
行ってカラープリンタ等で記録出力して、高品質なカラ
ー画像を出力することができ、カラー画情報の利用性を
向上させることができる。
【0016】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記カラーファクシミリ装置は、前記カラー画情報
をファイル形式で送信するファイル送信機能を備えると
ともに、前記カラー画情報を画情報形式で送信するかフ
ァイル形式で送信するかを選択する選択手段を備え、前
記相手先のファクシミリ情報が自己のファクシミリ情報
と同系列のファクシミリ情報であると、前記選択手段の
選択結果に応じた形式で前記カラー画情報を送信するも
のであってもよい。
【0017】上記構成によれば、相手先のファクシミリ
情報が自己のファクシミリ情報と同系列のファクシミリ
情報であると、カラー画情報を画情報形式で送信するか
ファイル形式で送信するかを選択する選択手段の選択結
果に応じた形式で送信するので、効率的にかつ高品質の
カラー画像を送信することができるとともに、利用性を
より一層向上させることができる。
【0018】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記カラーファクシミリ装置は、所定の情報を出力
する出力手段を備え、前記カラー画情報を前記画情報形
式と前記ファイル形式のいずれの形式で送信したかの送
信モード情報を前記出力手段で出力するものであっても
よい。
【0019】上記構成によれば、カラー画情報を画情報
形式とファイル形式のいずれの形式で送信したかの送信
モード情報を出力手段で出力するので、カラー画情報を
画情報形式とファイル形式のいずれの形式で送信したか
を確認することができ、必要に応じて再送信等を行っ
て、より一層高品質のカラー画像を送信することができ
るとともに、利用性をより一層向上させることができ
る。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に述
べる実施の形態は、本発明の好適な実施の形態であるか
ら、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本
発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定す
る旨の記載がない限り、これらの態様に限られるもので
はない。
【0021】図1〜図3は、本発明のカラーファクシミ
リ装置の一実施の形態を示す図であり、図1は、本発明
のカラーファクシミリ装置の一実施の形態を適用したカ
ラーファクシミリ装置1の要部回路ブロック図である。
【0022】図1において、カラーファクシミリ装置1
は、CPU(Central Processing Unit )2、ROM
(Read Only Memory)3、RAM(Random Access Memo
ry)44、カラースキャナ5、操作パネル6、カラープ
リンタ7、モデム8及びNCU(Network Control Uni
t)9等を備えており、上記各部はシステムバス10に
より接続されている。
【0023】ROM3は、カラーファクシミリ装置1の
基本処理プログラム及びカラー画情報送受信制御処理プ
ログラム等の各種プログラムを格納しているとともに、
これらの各種プログラムを実行するのに必要な各種デー
タやシステムデータ等を格納している。
【0024】RAM4は、モード記録レポートの格納や
CPU2のワークメモリ及びページメモリとして利用さ
れるとともに、カラーファクシミリ装置1の制御、特
に、後述するカラー画情報送受信制御処理に必要な各種
データを記憶される。また、RAM4には、操作パネル
に設けられたワンタッチキーや短縮ダイヤル等の自動発
呼ダイヤルに対応させて、操作パネルから入力された送
信先の電話番号等の自動ダイヤル送信先情報が登録され
る。
【0025】CPU2は、ROM3内のプログラムに基
づいて、RAM4をワークメモリとして利用して、カラ
ーファクシミリ装置1の各部を制御し、カラーファクシ
ミリ装置1としての基本処理を実行するとともに、後述
するカラー画情報送受信制御処理を実行する。
【0026】カラースキャナ5は、例えば、CCD(Ch
arge Coupled Device )を利用したカラーイメージスキ
ャナ等が利用されており、一般にADF(自動原稿送り
装置)を備えている。ADFは、セットされた複数枚の
原稿を1枚ずつカラースキャナ5の原稿読取位置に送給
し、カラースキャナ5は、ADFから搬送されてきた原
稿を走査して、原稿のカラー画像を所定の解像度でかつ
カラーで読み取る。
【0027】操作パネル(選択手段)6は、テンキー、
スタートキー、ファンクションキー、ワンタッチダイヤ
ルキー及び短縮ダイヤルキー等のカラーファクシミリ装
置1の操作に必要な各種操作キーを備えるとともに、デ
ィスプレイ(例えば、液晶ディスプレイ)を備え、操作
キーからは、送信操作等の各種命令が入力され、ディス
プレイには、操作キーから入力された命令内容やカラー
ファクシミリ装置1からオペレータに通知する各種情報
が表示される。特に、操作パネル6は、送信先がカラー
画情報を画情報形式とファイル形式のいずれでも受信可
能な場合、すなわち、後述するように、送信相手先のマ
シンコードと自己のマシンコードが同系列の場合に、画
情報形式とファイル形式のいずれの形式でカラー画情報
を送信するかを選択する選択キー(選択手段)が設けら
れており、カラーファクシミリ装置1のオペレータが当
該選択キーで適宜送信形式を選択する。この選択キーに
よる送信形式の選択結果は、CPU2によりRAM4に
保存され、CPU2は、送信時に、相手先がカラー画情
報を画情報形式とファイル形式のいずれでも受信可能な
場合には、この選択結果に応じた形式でカラー画情報を
送信する。
【0028】カラープリンタ(出力手段)7は、例え
ば、カラーインクジェットヘッドを用いたカラーインク
ジェット記録装置あるいは電子写真式カラー記録装置等
が使用されており、受信した画像データやカラースキャ
ナ5で読み取った画像データに基づいてカラー画像を記
録紙に記録出力するとともに、画像データが白黒画像デ
ータであるときには、白黒画像を記録紙に記録出力す
る。カラープリンタ7は、特に、カラー画情報送受信制
御処理において、カラー画情報を画情報形式とファイル
形式のいずれの形式で送信したかの送信モード情報を含
む送信レポートを記録紙に記録出力する。
【0029】モデム8には、NCU9が接続されてお
り、NCU9には、所定の回線L、例えば、PSTN
(Public Swiched Telephone Network:一般公衆電話
網)あるいはISDN(Integrated Services Digital
Network:サービス総合デジタル網)等が接続されてい
る。
【0030】NCU9は、回線Lからの発呼に対して自
動着呼し、また、回線Lへの自動発呼処理を行う。ま
た、NCU9は、CPU2の制御下で動作して、相手フ
ァクシミリ装置との間でG3及びG4のファクシミリ制
御信号を交換し、G3及びG4のファクシミリ通信手順
を実行する。
【0031】モデム8は、CPU2の制御下で動作し
て、送信信号の変調及び受信信号の復調を行う。
【0032】次に、本実施の形態の作用を説明する。カ
ラーファクシミリ装置1は、高品質のカラー画情報を利
用性が良好で、かつ、効率的に送受信する。
【0033】すなわち、カラーファクシミリ装置1は、
送信時、図2に示すように、受信側である送信相手先に
発呼して、受信側が応呼すると、送信側から受信側にC
NG信号を送出し、受信側がファクシミリ装置の場合に
は、受信側は、ファクシミリ装置であることを示すCE
D信号(被呼端末識別信号)、NSF信号(非標準機能
識別信号)、DIS信号(デジタル識別信号)を送出す
る。
【0034】そして、受信側のファクシミリ装置は、N
SF信号にカラー画情報を画情報形式で受信可能である
旨、または、ファイル形式で受信可能である旨の画情報
形式情報及び識別マシンコードを付加して送信する。
【0035】送信側であるカラーファクシミリ装置1
は、受信したDIS信号及びNSF信号のフレームを解
読して、識別マシンコードが一致していると、受信側が
カラー画情報を画情報形式で受信可能であると判断し、
識別マシンコードが一致しないときには、ファイル形式
でのカラー画情報の受信が可能であると判断する。
【0036】送信側のカラーファクシミリ装置1は、上
記判断結果、すなわち、選択した送信モード情報をRA
M4に格納した後、上記判断結果に応じて、カラー画情
報を画情報形式で送信するか、ファイル形式で送信する
かの送信モード情報をNSS信号(非標準機能設定信
号)に付加し、当該送信モード情報を付加したNSS信
号及びDCS信号(ディジタル命令信号)を順次送出し
てフェーズBの通信手順を実行した後、フェーズCの手
順に移行して、さらに、TCF信号(トレーニングチェ
ック)を行う。
【0037】受信側は、TCF信号を受信すると、トレ
ーニングチェックを行い、トレーニングチェックを正常
に完了すると、CFR信号(受信準備確認信号)を送出
する。
【0038】送信側のカラーファクシミリ装置1は、C
FR信号を受信すると、受信準備が完了したとして、デ
ータを上記送信モード情報で通知した送信モード、すな
わち、カラー画情報モードまたはファイルモードで送信
を開始し、データの送信を完了すると、EOP信号(手
順終了信号)を送出する。
【0039】受信側は、EOP信号を受信すると、MC
F信号(メッセージ確認信号)を送出し、送信側のファ
クシミリ装置1は、MCF信号を受信すると、DCN信
号(切断命令信号)を送出した後、回線を切断して、送
信処理を終了する。
【0040】そして、送信側のカラーファクシミリ装置
1は、操作パネル6の所定のキー操作で送信モードの出
力命令が入力されると、CPU2は、RAM4から上記
送信モード情報を読み出し、その他の送信情報とともに
送信レポートとして編集して、カラープリンタ7に転送
する。
【0041】カラープリンタ7は、転送されてきた送信
レポートを、図3に示すように、記録紙に記録出力す
る。この送信レポートは、図3に示すように、上記送信
モード(送信時のモード)として、例えば、「ファイル
形式」が記録されるとともに、その他の送信情報とし
て、例えば、ファイルNo.、送信日時、送信相手先、
送信枚数及び送信結果等が記録される。
【0042】また、カラーファクシミリ装置1は、送信
時、相手先がカラー画情報を画情報形式とファイル形式
のいずれでも受信可能な場合には、操作パネル6の選択
キーで選択されて、RAM4に予め記憶されている送信
形式の選択情報に応じた形式でカラー画情報を送信す
る。
【0043】このように、本実施の形態のカラーファク
シミリ装置1は、相手ファクシミリ装置との間で所定の
ファクシミリ制御信号を交換して、カラー画情報を送信
するに際して、相手ファクシミリ装置から送信されてく
るファクシミリ制御信号(NSF信号)に含まれている
当該相手先のファクシミリ情報である識別マシンコード
を取得し、当該相手先の識別マシンコードが自己の識別
マシンコードと同系列の識別マシンコードであると、カ
ラー画情報をそのまま画情報形式で送信する。
【0044】したがって、送信相手先がカラー画情報を
受け取って処理可能な場合には、カラー画情報をそのま
ま画情報形式で送信することができ、効率的にかつ高品
質のカラー画像を送信することができる。
【0045】また、本実施の形態のカラーファクシミリ
装置1は、相手先の識別マシンコードが自己の識別マシ
ンコードとは異なる系列の識別マシンコードであると、
カラー画情報をファイル形式で送信する。
【0046】したがって、送信先のファクシミリ装置が
送信元のファクシミリ装置であるカラーファクシミリ装
置1と機械特性が異なると、電送特性や信号処理が異な
ることから、それぞれの装置にインターフェースが必要
となるとともに、たとえ、カラー画情報を画情報形式で
送信して受信側で受信しても、送信側と同品質のカラー
画像を再現できるとは限らないが、このような場合にフ
ァイル形式でカラー画情報を送信することで、受信側で
当該ファイル形式のカラー画情報を情報処理装置、例え
ば、パーソナルコンピュータ等で加工処理等を行ってカ
ラープリンタ等で記録出力して、高品質なカラー画像を
出力することができ、カラー画情報の利用性を向上させ
ることができる。
【0047】さらに、本実施の形態のカラーファクシミ
リ装置1は、相手先の識別マシンコードが自己の識別マ
シンコードと同系列の識別マシンコードであると、カラ
ー画情報を画情報形式で送信するかファイル形式で送信
するかを操作パネル6のキー操作で選択された選択結果
に応じた形式で送信する。
【0048】したがって、効率的にかつ高品質のカラー
画像を送信することができるとともに、利用性をより一
層向上させることができる。
【0049】また、本実施の形態のカラーファクシミリ
装置1は、カラー画情報を画情報形式とファイル形式の
いずれの形式で送信したかの送信モード情報を送信レポ
ートとしてカラープリンタ7で記録紙に記録出力してい
る。
【0050】したがって、カラー画情報を画情報形式と
ファイル形式のいずれの形式で送信したかを確認するこ
とができ、必要に応じて再送信等を行って、より一層高
品質のカラー画像を送信することができるとともに、利
用性をより一層向上させることができる。
【0051】以上、本発明者によってなされた発明を好
適な実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は
上記のものに限定されるものではなく、その要旨を逸脱
しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもな
い。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明のカラーファクシミ
リ装置によれば、相手ファクシミリ装置との間で所定の
ファクシミリ制御信号を交換して、カラー画情報を送信
するに際して、相手ファクシミリ装置から送信されてく
るファクシミリ制御信号に含まれている当該相手先のフ
ァクシミリ情報を取得し、当該相手先のファクシミリ情
報が自己のファクシミリ情報と同系列のファクシミリ情
報であると、カラー画情報をそのまま画情報形式で送信
するので、送信相手先がカラー画情報を受け取って処理
可能な場合には、カラー画情報をそのまま画情報形式で
送信することができ、効率的にかつ高品質のカラー画像
を送信することができる。
【0053】請求項2記載の発明のカラーファクシミリ
装置によれば、相手先のファクシミリ情報が自己のファ
クシミリ情報とは異なる系列のファクシミリ情報である
と、カラー画情報をファイル形式で送信するので、送信
先のファクシミリ装置が送信元のファクシミリ装置と機
械特性が異なると、電送特性や信号処理が異なることか
ら、それぞれの装置にインターフェースが必要となると
ともに、たとえ、カラー画情報を画情報形式で送信して
受信側で受信しても、送信側と同品質のカラー画像を再
現できるとは限らないが、このような場合にファイル形
式でカラー画情報を送信することで、受信側で当該ファ
イル形式のカラー画情報を情報処理装置、例えば、パー
ソナルコンピュータ等で加工処理等を行ってカラープリ
ンタ等で記録出力して、高品質なカラー画像を出力する
ことができ、カラー画情報の利用性を向上させることが
できる。
【0054】請求項3記載の発明のカラーファクシミリ
装置によれば、相手先のファクシミリ情報が自己のファ
クシミリ情報と同系列のファクシミリ情報であると、カ
ラー画情報を画情報形式で送信するかファイル形式で送
信するかを選択する選択手段の選択結果に応じた形式で
送信するので、効率的にかつ高品質のカラー画像を送信
することができるとともに、利用性をより一層向上させ
ることができる。
【0055】請求項4記載の発明のカラーファクシミリ
装置によれば、カラー画情報を画情報形式とファイル形
式のいずれの形式で送信したかの送信モード情報を出力
手段で出力するので、カラー画情報を画情報形式とファ
イル形式のいずれの形式で送信したかを確認することが
でき、必要に応じて再送信等を行って、より一層高品質
のカラー画像を送信することができるとともに、利用性
をより一層向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカラーファクシミリ装置の一実施の形
態を適用したカラーファクシミリ装置の要部回路ブロッ
ク図。
【図2】図1のカラーファクシミリ装置による通信時の
プロトコルシーケンス図。
【図3】図1のカラーファクシミリ装置により記録出力
される送信レポートの一例を示す図。
【符号の説明】
1 カラーファクシミリ装置 2 CPU 3 ROM 4 RAM 5 カラースキャナ 6 操作パネル 7 カラープリンタ 8 モデム 9 NCU 10 システムバス

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】相手ファクシミリ装置との間で所定のファ
    クシミリ制御信号を交換して、カラー画情報を、送受信
    するファクシミリ装置において、前記カラー画情報の送
    信時、前記相手ファクシミリ装置から送信されてくる前
    記ファクシミリ制御信号に含まれている当該相手先のフ
    ァクシミリ情報を取得し、当該取得した相手先のファク
    シミリ情報を自己のファクシミリ情報と比較して、当該
    相手先のファクシミリ情報が自己のファクシミリ情報と
    同系列のファクシミリ情報であると、前記カラー画情報
    をそのまま画情報形式で送信することを特徴とするカラ
    ーファクシミリ装置。
  2. 【請求項2】前記カラーファクシミリ装置は、前記カラ
    ー画情報をファイル形式で送信するファイル送信機能を
    備え、前記相手先のファクシミリ情報が自己のファクシ
    ミリ情報とは異なる系列のファクシミリ情報であると、
    前記カラー画情報を前記ファイル形式で送信することを
    特徴とする請求項1記載のカラーファクシミリ装置。
  3. 【請求項3】前記カラーファクシミリ装置は、前記カラ
    ー画情報をファイル形式で送信するファイル送信機能を
    備えるとともに、前記カラー画情報を画情報形式で送信
    するかファイル形式で送信するかを選択する選択手段を
    備え、前記相手先のファクシミリ情報が自己のファクシ
    ミリ情報と同系列のファクシミリ情報であると、前記選
    択手段の選択結果に応じた形式で前記カラー画情報を送
    信することを特徴とする請求項1記載のカラーファクシ
    ミリ装置。
  4. 【請求項4】前記カラーファクシミリ装置は、所定の情
    報を出力する出力手段を備え、前記カラー画情報を前記
    画情報形式と前記ファイル形式のいずれの形式で送信し
    たかの送信モード情報を前記出力手段で出力することを
    特徴とする請求項2または請求項3のいずれかに記載の
    カラーファクシミリ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7733508B2 (en) 2005-12-07 2010-06-08 Murata Kikai Kabushiki Kaisha Communication terminal device and communication method

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